JPH1051460A - マルチメディア通信装置、無線通信システム、及び通信方法 - Google Patents

マルチメディア通信装置、無線通信システム、及び通信方法

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JPH1051460A
JPH1051460A JP20205896A JP20205896A JPH1051460A JP H1051460 A JPH1051460 A JP H1051460A JP 20205896 A JP20205896 A JP 20205896A JP 20205896 A JP20205896 A JP 20205896A JP H1051460 A JPH1051460 A JP H1051460A
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wireless
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JP20205896A
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Michihiro Izumi
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M7/00Arrangements for interconnection between switching centres

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同じ通信手順を使用しない端末同士であって
も異なるメディアの情報、例えばデータと音声の通信を
可能とすること。 【解決手段】 LAN605から音声データパケットを
受信する受信装置605であって、前記受信手段で受信
した音声パケットとデータパケットを分離し、少なくと
も音声データを時間軸に合わせて再構成する処理手段、
前記処理手段により分離、再構成された音声データを第
1のチャネル、分離されたデータを第2のチャネルを介
して伝送する伝送手段(チャンネルコーデック910)
とを有することを特徴とする装置が開示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば有線LANや
デジタル公衆通信回線(たとえばISDN)に接続され
たマルチメディア通信装置、無線通信システム、通信方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア通信ニーズの高ま
りに伴い、コンピュータテレフォニー(Compute
r Telephony)を始めとするアプリケーショ
ンが提案され、データ処理端末がデータと音声を同時に
伝送する方法が実現されてきている。特に、データ処理
端末がLAN(Local Area Networ
k)に接続されることを当り前となり、LAN上でデー
タと音声を同時に伝送する方法も実現されてきている。
【0003】一方で、通信回線の無線化へのニーズも高
まっており、データと音声を同時に無線で伝送する手段
が求められてきている。これを実現する手段としては、
IEEE802.11に示されている無線LAN技術を
利用することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来のシス
テムにおいては、通信する端末同士は同じ通信手順を使
用することが前提になっていた。つまり、パケット内の
メディア種別情報を認識し、メディア種別情報に応じた
処理を行うことのできる端末同士でのみ、データと音声
の同時通信を行えるものであった。
【0005】従って、本通信手順に従って送信された音
声を、単体の電話機で聞くことはできなかった。したが
って特定の端末によってのみかかる音声を聞くことがで
きた。音声通信は公衆回線を介した任意の外部の端末と
通信する必要性が高いにもかかわらず、上述した様な特
定の端末としか通信できないことは実用上大きな問題で
あった。
【0006】本発明はかかる問題に鑑みて同じ通信手順
を使用しない端末同士であってもデータと音声の同時通
信を行える様にするためのマルチメディア通信装置、無
線システム及び通信方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本発明のマルチメディア通信装置は、音声データパケ
ットとデータパケットを受信する受信手段、前記受信手
段で受信した音声パケットとデータパケットを分離し、
少なくとも音声データを時間軸に合わせて再構成する処
理手段、前記処理手段により分離、再構成された音声デ
ータを第1のチャネル、分離されたデータを第2のチャ
ネルを介して伝送する伝送手段とを有することを特徴と
する。
【0008】本発明の通信方法は、音声データパケット
とデータパケットを受信し、前記受信手段で受信した音
声パケットとデータパケットを分離し、少なくとも音声
データを時間軸に合わせて再構成する前記処理手段によ
り分離、再構成された音声データを第1のチャネル、分
離されたデータを第2のチャネルを介して伝送すること
を有することを特徴とする。
【0009】又、本発明の無線通信システムは、第1の
種別のパケットと第2の種別のパケットを伝送する第1
の通信回線に接続された第1の無線通信装置と、複数の
通信チャネルを有する第2の通信回線に接続された第2
の無線通信装置からなる無線通信システムであって、該
無線通信装置間のデータ伝送を行うに際し、該第1の種
別のパケットは該第1の種別の無線チャネルで伝送し、
該第2の種別のパケットは該第2の種別の無線チャネル
で伝送することを特徴とする。
【0010】又、第1の種別のパケットと第2の種別の
パケットを伝送する第1の通信回線に接続された第1の
無線通信装置と、複数の通信チャネルを有する第2の通
信回線に接続された第2の無線通信装置からなる無線通
信システムであって、前記第2の無線通信装置は、前記
第1の無線通信装置から受信した第1の種別のパケット
を第2の通信回線の第1のチャネルで送信する手段と、
第1の無線通信装置から受信した第2の種別のパケット
を第2の通信回線の第2のチャネルで送信する手段を有
することを特徴とする。
【0011】又、第1の種別のパケットと第2の種別の
パケットを伝送する第1の通信回線に接続された第1の
無線通信装置と、複数の通信チャネルを有する第2の通
信回線に接続された第2の無線通信装置からなる無線通
信システムであって、該無線通信装置間のデータ伝送を
行うに際し、該第1の種別のパケットは該第1の種別の
チャネルで伝送し、該第2の種別のパケットは該第2の
種別のチャネルで伝送するとともに、前記第2の無線通
信装置は、第1の無線チャネルで受信したパケットを第
2の通信回線の第1のチャネルで送信する手段と、第2
の無線チャネルで受信したパケットを第2の通信回線の
第2のチャネルで送信する手段を有することを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】
(実施例1)本発明を実施するに際しては、任意のデジ
タル無線方式で実現することが可能であるが、高速のデ
ータ伝送を行うためには、2.4GHz周波数帯による
スペクトル拡散通信を利用することが最適であるため、
本実施例ではスペクトル拡散通信方式を用いたシステム
について記述する。特に、比較的簡単な構成で多くの通
信チャネルを確保することができる周波数ホッピング方
式を利用した例について説明を行う。
【0013】図1は本発明を実施したシステムの構成図
である。同図において、601はデジタル公衆回線(た
とえばISDN)、602はデジタル公衆回線601と
無線ネットワークの間のデータ変換を行うゲートウェ
イ、603は複数チャネルを介して音声とデータの同時
伝送が可能な無線データ端末、604はLAN、605
はLAN上のデータを無線伝送するためのアクセスポイ
ント、606〜608は音声とデータの同時伝送が可能
なデータ端末、609はISDNを経由して接続される
電話機、610はISDNを経由して接続されるデータ
端末、611はISDNを経由して接続されるデータ/
音声通信可能なデータ端末である。
【0014】本システムによれば、上記無線データ端末
603またはデータ端末606〜608は、ISDN経
由で接続される任意の端末とさまざまなメディアの通信
を行うことが可能になるものである。
【0015】尚、図番は前後するが、図10はデータ端
末のLANインターフェース部105〜107の構成図
であり、同図において、301はISAバスなどのデー
タ入出力インターフェース、302はデータバス、30
3はCPU、304はDMAコントローラ、305はメ
モリ、306はFIFOバッファ、307はハンドセッ
トなどの音声入出力インターフェース、308はアナロ
グ音声信号、309はPCMコーデック、310はデジ
タル化されたPCM音声信号、311はLANコントロ
ーラ、312はLANである。
【0016】図2は第1図示の無線データ端末603の
無線インターフェース部の構成図であり、同図におい
て、701はISAバスなどのデータ入出力インターフ
ェース、702はデータバス、703はCPU、704
はDMAコントローラ、705はメモリ、706はハン
ドセットなどの音声入出力インターフェース、707は
アナログ音声信号、708はPCMコーデック、709
はデジタル化されたPCM音声シリアルデータ、710
はデータと音声を多重化するチャネルコーデック、71
1は所定のフレームフォーマットのシリアルデータ、7
12は無線部、713はアンテナである。
【0017】図3は無線アクセスポイント605の構成
図であり、同図において、801はLAN、802はL
ANコントローラ、803はデータバス、804はCP
U、805はDMAコントローラ、806はメモリ、8
07は音声パケットを蓄積し、シリアル変換するFIF
Oバッファ、808はデータと音声を多重化するチャネ
ルコーデック、809はPCM音声シリアルデータ、8
10は無線部、811はアンテナである。
【0018】図4はISDN無線ゲートウェイの構成図
であり、同図において、901はISDNインターフェ
ース、902はB1チャネルシリアルデータ、903は
B2チャネルシリアルデータ、904はISDN受信デ
ータから抽出される64kHzならびに8kHz同期ク
ロック、905はデータバス、906はCPU、907
はDMAコントローラ、908はHDLCコントロー
ラ、909はメモリ、910はチャネルコーデック、9
11は所定のフレームフォーマットのシリアルデータ、
912は無線部、913はアンテナである。
【0019】図5は本実施例で使用する伝送フレームフ
ォーマットであり、(a)はLAN上を流れるパケット
フォーマット、(b)は無線チャネルで伝送されるパケ
ットフォーマットである。
【0020】同図(a)において、プリアンブル100
2はビット同期を捕捉するための繰り返し信号、デリミ
タ1004はフレーム開始位置を識別するための特定パ
ターンのデータ、送信先アドレス1006はパケットを
送信する相手のアドレス、発信先アドレス1008はパ
ケットを送信する端末自身のアドレス、長さ1010は
データ長、メディア種別1012はデータが制御データ
か、再送の必要ない音声データか、再送制御の対象とな
るデータかを示す識別情報、データ1014は音声また
はデータの情報、CRC1016は誤り検出符号であ
る。
【0021】メディア種別はデータが制御データ(0
0)か、再送の必要ない音声データ(01)か、再送制
御の対象となるデータ(10)かを示す識別情報であ
り、本実施例でも必須の情報である。
【0022】(b)のフレームは6250ビット(10
ms)の長さを有し、CNT(システム制御)チャネ
ル、LCCH(論理制御チャネル)チャネル、音声デー
タチャネル2本、データチャネルの合計5本の時分割多
重チャネルと3つの周波数切り替え区間から構成され
る。
【0023】CNTチャネルはタイミング制御を行って
いるゲートウェイ602が送信する、タイミング情報伝
送チャネルであり、キャリアセンス部(CS)、プリア
ンブル部(PR)、受信した端末がフレーム同期を保持
するためのフレーム同期ワード部(SYN)、同一シス
テムに属するCS端末からのデータのみを受信するため
のID部(ID)、ホッピングパターンの制御に使用す
るフレーム番号情報部(BF)、間欠受信中の端末の起
動をかけるための間欠端末起動アドレス部(WA)、ホ
ッピングパターンレジスタ308の更新を行うための次
フレーム周波数番号部(NF)、CRC部(CRC)、
ガードタイム(GT)から構成される。
【0024】LCCHチャネルは端末間で呼制御データ
の送受信を行うチャネルであり、キャリアセンス部(C
S0、CS1、CS2)、プリアンブル部(PR)、ユ
ニークワード部(UW)、送信先アドレス部(DA)、
LCCH制御データ部(LCCH)、CRC部(CR
C)、周波数切り替え部(CF)から構成される。
【0025】音声チャネルは再送制御の必要ない音声な
どのデータを送信するためのチャネルであり、キャリア
センス部(CS)、プリアンブル部(PR)、ユニーク
ワード部(UW)、音声データ部(T/R)、CRC部
(CRC)から構成される。
【0026】データチャネルは再送制御の対象となるデ
ータを送信するためのチャネルであり、キャリアセンス
部(CS0、CS1、CS2)、プリアンブル部(P
R)、ユニークワード部(UW)、送信先アドレス部
(DA)、データ部(DATA)から構成される。
【0027】図6は図3に示したチャネルコーデック8
08の内部構成図であり、同図において、1101はC
PUデータバス、1102はPCM符号化された音声デ
ータ、1103はCPUバスインターフェイス、110
4はPCMインターフェイス、1105は動作モードを
設定するモードレジスタ、1106はホッピングパター
ンレジスタ周辺部、1107はシステムIDレジスタ、
1108は間欠起動端末アドレスレジスタ、1109は
LCCHレジスタ、1110はFIFOバッファ、11
11はタイミング生成部、1112はCNTチャネル組
立/分解部、1113はLCCH(論理制御チャネル)
組立/分解部、1114はデータ組立/分解部、111
5は音声組立/分解部、1116はフレーム同期部、1
117はユニークワード検出部、1118はCRC符号
化/復号化部、1119はビット同期部、1120は無
線制御部、1121は間欠受信制御部、1122はスク
ランブラ/デスクランブラ、1123はADコンバー
タ、1124は受信レベル検出部、1125は割り込み
信号である。
【0028】以下、上記構成のシステムにおいて、LA
N604に接続されたデータ端末606〜608が、I
SDNを介して、電話機609やデータ端末610、6
11と通信を行う場合の手順を図7乃至図9を用いて説
明する。
【0029】まず、データ端末606の使用者は、アプ
リケーションソフト上でデータと音声の通信サービスの
起動を行い、ダイヤル情報を入力する(S1402)。
入力されたダイヤル情報は、データ端末606内のドラ
イバソフトにより、発信要求コマンドに変換され、メデ
ィア種別情報に「制御データ=00」を付加して、図5
(a)のフォーマットでアクセスポイント605に送信
される(S1403)。なお、発信要求コマンドには、
データと音声の通信を行いたいことを示す情報が含まれ
ている。
【0030】データを受信したアクセスポイント605
は、データが発信要求であることを認識すると、発信要
求コマンドを図5(b)の無線フレーム内のLCCHに
格納してゲートウェイ602に送信する。
【0031】ゲートウェイ602においては、発信要求
コマンドを受信したことを認識すると、ISDNの発信
処理を行うために、DチャネルデータをISDNインタ
ーフェース901に書き込む。通信メディアはデータと
音声であるので、B1チャネルとB2チャネルのそれぞ
れについて、メディアに適した高位レイヤ情報要素をセ
ットしたDチャネルデータを送信する。Dチャネルデー
タを入力されたISDNインターフェース901は、D
チャネル情報をISDN601に送信し、相手の応答を
待つ。
【0032】ISDNを介して接続されている端末61
1が応答すると、ゲートウェイ602はDチャネルで応
答コマンドを受信する。応答コマンドを受信すると、C
PU906は応答コマンドをチャネルコーデック内のL
CCHレジスタに書き込み、LCCHチャネルによって
アクセスポイントに送信される。応答コマンドには、音
声チャネルでの通信、データチャネルでの通信のそれぞ
れで使用するホッピングパターン情報も含まれている。
同時に、チャネルコーデックのモードレジスタを制御
し、音声チャネルでの通信をイネーブルにする。
【0033】応答コマンドを受信したアクセスポイント
は、チャネルコーデックのモードレジスタを制御し、音
声チャネルでの通信をイネーブルにする。また、応答コ
マンドに含まれているホッピングパターン情報に従っ
て、ホッピング動作を開始し、この段階でゲートウェイ
とアクセスポイントの間で音声チャネルとデータチャネ
ルのリンクが張られる。さらに、メディア種別を「制御
データ=00」に設定した応答パケットをデータ端末6
06宛に送信する。
【0034】応答パケットを受けたデータ端末606
は、相手との間のリンクが張れたことを認識し、データ
の送信/受信を開始する(S1405)。ハンドセット
から入力される音声はPCMコーデックでデジタル変換
された後、FIFOバッファ306に格納される。格納
されたデータは定期的にDMAC304によってメモリ
305に転送され、CPU303により、アドレス、メ
ディア種別情報「音声=10」を付加された後に、MA
Cフレーム組み立て/分解部311にDMA転送され、
LAN上に送信される(S1411)。
【0035】並行して、データ端末606の使用者はフ
ァイルの転送も行うと想定する。この場合、送信するデ
ータはデータ入出力インターフェース201から入力さ
れる。そのデータはDMAC304によってメモリ30
5に転送され、CPU303によりアドレス、メディア
種別情報「データ=01」を付加された後に、MACフ
レーム組み立て/分解部311にDMA転送され、LA
N上に送信される(S1411)。
【0036】以上のような手順で、音声とデータのパケ
ットは混在した状態でLANに送信されることになる。
次にアクセスポイントの動作について図8を用いて説明
する。
【0037】パケットを受信したアクセスポイントは
(S1502)、受信したパケットをDMAC805に
よりメモリに転送し、メディア種別情報の確認を行う
(S1503)。メディア種別情報がデータを示してい
る場合には、チャネルコーデックのデータレジスタにD
MA転送を行い(S1504)、チャネルコーデックは
データチャネルにおいて無線送信する(S1505)。
【0038】一方、メディア種別情報が音声を示してい
る場合には、FIFOバッファ807にDMA転送を行
う(S1506)。FIFOバッファ807にはチャネ
ルコーデックからタイミングクロックが入力されてお
り、そのクロックに同期してシリアルデータがFIFO
からチャネルコーデックに転送される。入力された音声
データはフレーム内の音声チャネルのタイミングで無線
送信する(S1507)。
【0039】無線データチャネルで送信された再送制御
の対象となるデータは、ゲートウェイ602で受信され
ると(S1603)、チャネルコーデック911がDM
A要求信号を出力し、DMAC907によりメモリ90
9にDMA転送される(S1605)。次に、メモリに
格納されたデータはHDLCコントローラ908にDM
A転送され(S1606)、HDLCコントローラ90
8からは64kHzクロック904に同期してISDN
インターフェース901のB1チャネルに入力される
(S1607)。
【0040】一方音声データは、ゲートウェイ602で
受信されると、チャネルコーデック911により音声デ
ータのみ抽出されてISDNのB2チャネルデータとし
てISDNインターフェース901のB2チャネルに入
力される(S1604)。
【0041】ISDNインターフェース901では、B
1とB2のチャネルのデータが多重化されて、AMI符
号に変換された上で回線に出力される(S1608)。
【0042】回線に出力されたデータはそのまま網を経
由して、相手端末611に送られる。相手端末では、先
の呼設定の段階で、B1、B2それぞれのチャネルで送
られるメディア種別が通知されているので、B1チャネ
ルはデータ受信部、B2チャネルは音声受信部に接続さ
れる。
【0043】以上の動作と並行して、相手端末611か
らデータ端末606に対しても、データと音声を同時に
送信することができる。
【0044】相手端末611から入力されたデータはH
DLCフレームに組み立てられた上でB1チャネルで伝
送され、ゲートウェイ602内ではHDLCコントロー
ラ908に入力される(S1610)。HDLCコント
ローラ908では、HDLCパケットの受信を検出する
とDMA要求を発生し、DMAC907によってメモリ
909に転送される(S1611)。メモリ909に格
納されたデータはチャネルコーデック911にDMA転
送され(S1612)、無線データチャネルで送信され
る(S1614)。
【0045】相手端末611から入力された音声データ
はB2チャネルで伝送され、ゲートウェイ602内では
チャネルコーデック911のシリアルデータ入力部に入
力され(S1613)、無線音声チャネルで送信される
(S1614)。
【0046】アクセスポイント605では、ゲートウェ
イから受信したデータはチャネルコーデック808を介
してメモリ806に格納し(S1510)、メディア種
別情報「データ=01」を付加した上で、LANコント
ローラ802にDMA転送される(S1511)。ゲー
トウェイから受信した音声データは、チャネルコーデッ
ク808のシリアルデータ出力部からFIFOバッファ
807に入力され(S1510)、所定の量のデータが
蓄積されたところでメモリ806にDMA転送される。
メモリに格納されたデータにメディア種別情報「音声=
10」を付加したうえで、LANコントローラ802に
DMA転送される(S1511)。
【0047】データ端末606では、受信したパケット
のメディア種別情報によりデータが音声であるかどうか
を判断し(S1207)、データ入出力インターフェー
ス、音声入出力インターフェースにそれぞれ出力する
(S1208、S1209)。
【0048】以上のように、本実施例においては、LA
N上のパケットを無線回線において再送制御の対象とな
るデータと再送制御の対象とならない音声に分離するこ
とにより、LANに接続された端末とISDNを介して
接続された端末が、無線を経由してデータと音声の同時
通信を行うことを可能にするものである。
【0049】(実施例2)実施例1においては、LAN
上のパケットを無線回線においてメディア種別ごとに分
離するものであった。しかし、無線回線上は音声とデー
タを分離しない方法によっても、同様のデータと音声の
同時通信を実現することができる。
【0050】この場合には、無線区間ではLAN上のパ
ケットに無線ヘッダを付けて伝送する。
【0051】LAN上のデータ端末606からISDN
に接続された相手端末611にデータと音声を送信する
場合の手順を説明する。データ端末606から送信した
データがゲートウェイ602に伝送される以降について
説明する。
【0052】無線チャネルを介してデータを受信したゲ
ートウェイでは、受信したデータをメモリに格納した
後、CPU703がメディア種別情報を読みとる。メデ
ィア種別が「データ=01」の場合には、メモリ内のデ
ータをHDLCコントローラに転送し、HDLCコント
ローラからISDNインターフェースのB1チャネルに
転送される。
【0053】一方、受信したデータのメディア種別が
「音声=10」の場合には、メモリ内のデータをFIF
Oバッファに転送し、FIFOバッファからISDNイ
ンターフェースのB2チャネルに転送される。
【0054】ISDNインターフェースと相手端末の間
での通信方法については、実施例1の場合と同じであ
る。
【0055】以上のようにして、ゲートウェイ602内
でメディア種別ごとに分離する方法によっても、LAN
に接続された端末とISDNを介して接続された端末
が、無線を経由してデータと音声の同時通信を行うこと
が可能である。
【0056】(実施例3)実施例1、実施例2において
は、LANに接続された端末とISDNを介して接続さ
れた端末の間の通信について説明した。
【0057】しかし、LANに接続されていない無線デ
ータ端末603とISDNを介して接続された端末の間
の通信についても、実施例1、実施例2との同様の手順
でデータと音声の同時通信を実現することができる。
【0058】この場合は、無線データ端末603が実施
例1および実施例2におけるアクセスポイント605相
当の動作をすることとなる。
【0059】(実施例4)上記実施例においては、デー
タをISDNのB1チャネルでのみ伝送するものであっ
た。しかし、音声を送信していない間は、B1、B2の
両チャネルを使ったバルク伝送を行うことが可能であ
る。
【0060】この場合、ゲートウェイ内に二つのHDL
Cコントローラを持つことが必要となる。無線回線から
受信したデータがメモリ909に格納されると、メモリ
からそれぞれのHDLCコントローラにDMA転送を行
い、B1チャネル、B2チャネルから同時にHDLCフ
レームのデータが送信される。
【0061】ISDNを介して受信する相手端末におい
ては、受信したHDLCフレームをフレーム番号順に並
べた上で、上位アプリケーションに出力する。
【0062】(実施例5)上記実施例においては、音声
チャネルと音声チャネルよりも伝送能力の高いデータチ
ャネルを有するスペクトル拡散通信方式を想定してい
た。しかし、本発明の実施は、任意のチャネル構成を有
するデジタル無線方式に適用することが可能である。
【0063】たとえば、PHS(Personal H
andyphone System)のように、所定の
伝送速度のチャネルが多重化された無線方式を使用する
ことも可能である。この場合には、LANアクセスポイ
ント内でメディア種別情報に応じてメディアを分離し、
それぞれのメディアごとに異なったスロットで無線伝送
するように制御することで同様の効果を得ることが可能
である。
【0064】以上のようにして、本実施例では通信すべ
きメディア種別情報によってメディア種別を識別し、複
数のメディアの同時通信を行う機能とを有するシステム
内の端末が、メディア種別情報を認識することのできな
い通常の電話機やデータ端末との間で通信を行うことを
可能にするものである。
【0065】特に、ISDNを介して、離れたところに
ある任意の端末との間で、データと音声の同時伝送を可
能とするものである。
【0066】
【発明の効果】本出願の請求項1、6発明に依れば音
声、パケットとデータパケットとを分離し、少なくとも
音声パケット内の音声データをその時間軸に合わせて再
構成してから夫々互いに異なるチャネルを介して伝送し
ている。
【0067】したがって、音声パケットを受信する手順
を実行することができない装置、例えば、単に無線で音
声データを受信できるような携帯電話等であっても、か
かる音声パケット内の音声データを受信することができ
る。更には、データパケットも異なるチャネルを介して
伝送しているので、受信端末が音声とデータとを両方と
も受信できる端末である場合には、かかる両データを夫
々受信することができる。
【0068】又本出願の請求項11、12、13の発明
に依れば互いに異なる種別のパケットのデータを夫々に
適切なチャネルを介して無線で伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステムの構成図。
【図2】図6に示した無線データ端末の構成図。
【図3】図6に示した無線アクセスポイントの構成図。
【図4】図6に示したISDNゲートウェイの構成図。
【図5】図6の実施例のパケットのフレーム構成図。
【図6】図6の実施例のシステムで使用されるチャネル
コーデックの構成図。
【図7】本発明を実施した無線データ端末の動作フロー
チャート。
【図8】本発明を実施したアクセスポイントの動作フロ
ーチャート。
【図9】本発明を実施したISDNゲートウェイの動作
フローチャート。
【図10】LANに接続されるデータ端末の構成図。
【符号の説明】
601 ISDN 602 IDSDN無線ゲートウェイ 603 無線データ端末 604 LAN 605 LANアクセスポイント 606 LANに接続されたデータ端末 710、808、911 チャネルコーデック

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声データパケットとデータパケットを
    受信する受信手段、 前記受信手段で受信した音声パケットとデータパケット
    を分離し、少なくとも音声データを時間軸に合わせて再
    構成する処理手段、 前記処理手段により分離、再構成された音声データを第
    1のチャネル、分離されたデータを第2のチャネルを介
    して伝送する伝送手段とを有することを特徴とするマル
    チメディア通信装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のチャネル、第2のチャネルは
    無線チャネルであることを特徴とする請求項1のマルチ
    メディア通信装置。
  3. 【請求項3】 前記受信手段は構内LANを介して前記
    音声パケットと前記データパケットを受信する手段であ
    ることを特徴とする請求項1のマルチメディア通信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第2のチャネルは再送制御を行うチ
    ャネルであることを特徴とする請求項1のマルチメディ
    ア通信装置。
  5. 【請求項5】 前記分離手段は前記音声パケットとデー
    タパケットとの少なくとも一方に付加された識別情報に
    基づいて分離を行う手段であることを特徴とする請求項
    1のマルチメディア通信装置。
  6. 【請求項6】 音声データパケットとデータパケットを
    受信し、 前記受信手段で受信した音声パケットとデータパケット
    を分離し、少なくとも音声データを時間軸に合わせて再
    構成する前記処理手段により分離、再構成された音声デ
    ータを第1のチャネル、分離されたデータを第2のチャ
    ネルを介して伝送することを有することを特徴とする通
    信方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のチャネル、第2のチャネルは
    無線チャネルであることを特徴とする請求項6の通信方
    法。
  8. 【請求項8】 前記受信に際して構内LANを介して前
    記音声パケットと前記データパケットを受信することを
    特徴とする請求項6の通信方法。
  9. 【請求項9】 前記第2のチャネルは再送制御を行うチ
    ャネルであることを特徴とする請求項6の通信方法。
  10. 【請求項10】 前記分離に際しては前記音声パケット
    とデータパケットとの少なくとも一方に付加された識別
    情報に基づいて分離を行うことを特徴とする請求項6の
    通信方法。
  11. 【請求項11】 第1の種別のパケットと第2の種別の
    パケットを伝送する第1の通信回線に接続された第1の
    無線通信装置と、複数の通信チャネルを有する第2の通
    信回線に接続された第2の無線通信装置からなる無線通
    信システムであって、該無線通信装置間のデータ伝送を
    行うに際し、該第1の種別のパケットは該第1の種別の
    無線チャネルで伝送し、該第2の種別のパケットは該第
    2の種別の無線チャネルで伝送することを特徴とする無
    線通信システム。
  12. 【請求項12】 第1の種別のパケットと第2の種別の
    パケットを伝送する第1の通信回線に接続された第1の
    無線通信装置と、複数の通信チャネルを有する第2の通
    信回線に接続された第2の無線通信装置からなる無線通
    信システムであって、前記第2の無線通信装置は、前記
    第1の無線通信装置から受信した第1の種別のパケット
    を第2の通信回線の第1のチャネルで送信する手段と、
    第1の無線通信装置から受信した第2の種別のパケット
    を第2の通信回線の第2のチャネルで送信する手段を有
    することを特徴とする無線通信システム。
  13. 【請求項13】 第1の種別のパケットと第2の種別の
    パケットを伝送する第1の通信回線に接続された第1の
    無線通信装置と、複数の通信チャネルを有する第2の通
    信回線に接続された第2の無線通信装置からなる無線通
    信システムであって、該無線通信装置間のデータ伝送を
    行うに際し、該第1の種別のパケットは該第1の種別の
    チャネルで伝送し、該第2の種別のパケットは該第2の
    種別のチャネルで伝送するとともに、前記第2の無線通
    信装置は、第1の無線チャネルで受信したパケットを第
    2の通信回線の第1のチャネルで送信する手段と、第2
    の無線チャネルで受信したパケットを第2の通信回線の
    第2のチャネルで送信する手段を有することを特徴とす
    る無線通信システム。
  14. 【請求項14】 請求項11乃至13において、該第1
    の通信回線は構内LAN(Local Area Ne
    twork)であり、該第2の通信回線はデジタル公衆
    回線(ISDN:Integrated Servic
    es Digital Network)であることを
    特徴とする無線通信システム。
  15. 【請求項15】 上記請求項11乃至13において、第
    2の種別のパケットを伝送しない場合には、第1の種別
    のパケットを第2の通信回線の第1のチャネルと第2の
    チャネルに送信する手段を有することを特徴とする無線
    通信システム。
  16. 【請求項16】 請求項11乃至13において、該複数
    の通信チャネルを持つ通信回線はデジタル公衆回線(I
    SDN:Integrated Services D
    igital Network)であることを特徴とす
    る無線通信システム。
  17. 【請求項17】 上記請求項11乃至13において、第
    1の種別のパケットは再送制御の対象となるパケットで
    あり、第2の種別のパケットは再送制御の対象とならな
    いパケットであり、第1の種別の無線チャネルは再送制
    御を行う能力を持つチャネルであり、第2の種別の無線
    チャネルは再送制御を行う能力のないチャネルであるこ
    とを特徴とする無線通信システム。
  18. 【請求項18】 上記請求項11乃至13において、伝
    送される第1の種別のパケットと第2の種別のパケット
    は、データに付加されるメディア種別情報によって識別
    することを特徴とする無線通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7581001B2 (en) 1998-08-26 2009-08-25 Sts Systems Ltd. Communication management system for computer network-based telephones

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