JPH10513453A - アリールジフルオロメチルエーテル等の合成方法 - Google Patents
アリールジフルオロメチルエーテル等の合成方法Info
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- JPH10513453A JPH10513453A JP52370896A JP52370896A JPH10513453A JP H10513453 A JPH10513453 A JP H10513453A JP 52370896 A JP52370896 A JP 52370896A JP 52370896 A JP52370896 A JP 52370896A JP H10513453 A JPH10513453 A JP H10513453A
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、クロロフルオロカーボンガスを用いずにジフルオロメチルエーテル、チオールおよびアミンを製造する方法に関する。本発明方法により製造される中間体を用いて、PDE IVアイソザイムが関与している喘息および他の疾病の治療に有用であるPDE IV阻害剤として作用するある種の化合物を製造することができる。
Description
【発明の詳細な説明】
アリールジフルオロメチルエーテル等の合成方法
発明の範囲
本発明は、クロロフルオロカーボンガスを用いずにジフルオロメチルエーテル
、チオエーテルおよびアミンを合成する方法に関する。この方法により調製され
る中間体を用いて、PDE IVアイソザイムが関与している喘息および他の疾
病の治療に有用なPDE IV阻害剤として作用するある種の化合物を製造する
ことができる。
発明の背景
クロロフルオロカーボンガスを用いてジフルオロメトキシ芳香族化合物を製造
することができる。しかし、オゾン層破壊が問題となるため、これらの化合物の
増加を防止するという観点から、CFC生成を抑制しつつ、フッ素含有炭化水素
を合成するための別法が必要となっている。本発明は、1のかかる方法を提供す
る。ある種のPDE IV阻害剤の製造という面においてそれを説明する。
背景として、気管支喘息は、可逆的気道狭窄および外部刺激に対する呼吸管の
過剰活性により特徴づけられる複雑な多因子疾患である。
喘息の新規治療剤の同定は、多数のメディエイタが当該疾病の発症にかかわっ
ているという事実によって困難なものとなっている。よって、単一のメディエイ
タの効果を除去することが慢性喘息の全部で3つの構成要素への実質的効果を有
する可能性があるとは思えない。「メディエイタアプローチ」に対する別法は、
当該疾病の病理生理学にかかわっている細胞の活性を調節することである。
1のかかる方法は、cAMP(アデノシン環状3',5'−モノホスフェート)
のレベルを上昇させることによる。環状AMPは、広範なホルモン、神経伝達物
質および薬剤に対する生物学的応答を伝達する第2のメッセンジャーであること
が示されている[Krebs Endocrinology Proceedings of the 4th International
Congress Excerpta Medica,17-29,1973]。適当なアゴニストが特異的細胞表面
受容体に結合する場合、アデニル酸シクラーゼが活性化され、それは速い速度で
Mg2+−ATPをcATPに変換する。
環状AMPは、外来性(アレルギー性)喘息の病理生理学にかかわっている大
部分の細胞の活性を転調させる。そのようなものとして、cAMPの上昇は、以
下の有益な効果を生じるであろう:1)気道平滑筋弛緩、2)肥満細胞メディエ
イタ放出に対する阻害、3)好中球脱顆粒反応に対する阻害、4)好塩基球脱顆
粒反応に対する阻害、および5)単球およびマクロファージ活性化に対する阻害
。それゆえ、アデニル酸シクラーゼを活性化し、あるいはホスホジエステラーゼ
を阻害する化合物は、気道平滑筋および多種多様な炎症細胞の不適切な活性化を
抑制することにおいて有効であるはずである。cAMP不活性化に関する主要な
細胞機構は、サイクリックヌクレオチドホスホジエステラーゼ(PDEs)と呼
ばれるアイソザイムの1つまたはそれ以上のファミリーによる3'−ホスホジエ
ステル結合の加水分解である。
独特なサイクリックヌクレオチドホスホジエステラーゼ(PDE)アイソザイ
ムであるPDE IVは、気道平滑筋および炎症細胞におけるcAMP分解に関
与していることが示されている[New Drugs for Asthma,Barnes,ed.IBC Technic
al Services Ltd.,1989中、Torphy,"Phosphodiesterase Isozymes:Potential Ta
rgets for Novel Anti-asthmatic Agents"]。この酵素の阻害は、気道平滑筋弛
緩を引き起こすのみならず、単球および好中球の活性化を阻害するとともに肥満
細胞、好塩基球および好中球の脱顆粒反応を抑制するものであるということが、
研究により示されている。そのうえ、インビボでの場合のように、標的細胞のア
デニル酸シクラーゼ活性が適当なホルモンまたはオートコイド(autocoids)に
より上昇させられた場合、PDE IV阻害剤の有益な効果は著しく高められる
。よって、PDE IV阻害剤は、プロスタグランジンE2およびプロスタサイク
リン(アデニル酸シクラーゼ活性化物質)のレベルが上昇している喘息の肺にお
いて有効であろう。かかる化合物は、気管支喘息の薬物療法についてのユニーク
なアプローチを提供し、現在の市販薬に優る有意な治療上の利点
を有するであろう。
PDE IVアイソザイムを阻害する、本発明方法により製造される中間体を
用いて製造される化合物は、同時係属の米国出願において開示され権利請求され
ている。かかる出願は下記の同時係属出願のセットを包含するが、これらに限ら
ない:USSN 08/313092(PCT出願PCT/93US/0199
0(WO93/19748)から);USSNO8/313095(PCT出願
PCT/US93/02325(WO93/19750)から);USSN 0
8/313093(PCT出願PCT/US93/02516(WO93/19
751)から);USSN 08/313096(PCT出願PCT/US93
/01988(WO93/19747)から);USSN 08/313094
(PCT/US93/01991(WO93/19749)から)、およびUS
SN 08/313097(PCT出願PCT/US93/02230(WO9
3/19720)から)。それらの出願を参照により本明細書に記載されている
ものと見なす。
これらは、ジフルオロメトキシ芳香族化合物等の製造のための本明細書に示し
た新しい方法により得られる中間体を用いて製造されうる最終生成物のいくつか
の例にすぎない。
発明の概要
本発明は、式I:
R−X−CF2H (I)
[式中、Rは未置換または置換フェニル、ピリジル、またはナフチルを意味する
]
で示されるジフルオロメチル芳香族化合物の製造方法であって、ジメチルホルム
アミド、N−メチルモルホリン、ジメチルスルホキシドまたはN−メチルピロリ
ジノンからなる群より選択される溶媒中、ハロアセテート部分と本質的に等しい
モル量の無機塩基の存在下、約100℃ないし150℃の温度にて1ないし10
時間、式II:
RXH (II)
[式中、XはO、SまたはNHを意味する]
で示される化合物を、過剰の式YCF2C(O)O-[式中、YはBr、Clまたは
Iを意味する]のアルカリ金属塩で処理すること;あるいはジメチルホルムアミ
ド、N−メチルモルホリン、ジメチルスルホキシドまたはN−メチルピロリジノ
ンからなる群より選択される溶媒中、ハロアセテート部分と本質的に等しいモル
量の無機塩基の存在下、約50℃ないし100℃の温度にて0.1ないし5時間
、該化合物を、過剰の式YCF2C(O)O-[式中、YはBr、ClまたはIを意
味する]のC1ないしC6アルキルエステルで処理することを特徴とする方法に関
する。
もう1つの態様において、本発明を用いて、インドールの窒素をジフルオロメ
チル化することができ、該方法は、ジメチルホルムアミド、N−メチルモルホリ
ン、ジメチルスルホキシドまたはN−メチルピロリジノンからなる群より選択さ
れる溶媒中、アセテート部分と本質的に等しいモル量の無機塩基の存在下、約5
0℃ないし150℃の温度にて0.1ないし10時間、インドールアニオンを、
過剰の式YCF2C(O)O-[式中、YはBr、ClまたはIを意味する]のアル
カリ金属塩または式YCF2C(O)-[式中、YはBr、ClまたはIを意味する
]のC1ないしC6アルキルエステルで処理することを特徴とする。
発明の説明
大部分の一般的具体例において、本発明を用いて、求核剤として作用しうる芳
香族フェノール等を対応ジフルオロメトキシ、ジフルオロメチルチオールまたは
ジフルオロメチルアミンに変換することができる。また本発明は、環の窒素をジ
フルオロメチル化する場合にも使用できる。異種芳香族二環式インドールおよび
2つの環を含んでなる類似化合物(1の環はアリール環で、他の環は求核剤とし
て作用しうる窒素原子を含んでいる)により、この場合について説明する。この
化学を用いて、ジフルオロメチルアルカノエート類、ジフルオロメチルアルカン
スルホネート類、アルキルジフルオロメチルエーテル類およびアルキルジフルオ
ロメチルチオエーテル類を合成することができる。
付加されるジフルオロメチル基の源は、ハロジフルオロ酢酸のアルカリ金属塩
またはエステルである。これらの塩およびエステルは試薬販売元から容易に入手
でき、あるいは文献方法により製造することができる。好ましい塩はナトリウム
塩である。好ましいエステルはメチルエステルである。アセテート上の「ハロ」
については、そのフッ素と異なるものでなくてはならない。クロロジフルオロア
セテート化合物を用いるのが好ましいのであるが、対応ブロモジフルオロアセテ
ートおよびヨードジフルオロアセテートを同様に用いてもよい。
使用されるアセテート量は、基質(例えば、フェノール)のモル量よりも過剰
のモル量であろう。過剰以下のアセテートを用いた場合でも反応は進行するが、
基質フェノールがすべて反応するという意味においての反応完了には明らかに反
応は至らないであろう。特に、アルキルハロアセテートに適用する場合には、少
なくとも約10%過剰ないし約100%過剰のアセテートを用いるのが好ましい
。これらの範囲は比較の基準としてモル濃度を用いる。好ましい濃度範囲として
は、アルカリ金属塩については10ないし30%過剰が好ましい。アルキルエス
テルについては50ないし100%過剰が好ましい。
本発明において有用な溶媒は非プロトン性極性溶媒である。かかる有用溶媒の
例はジメチルホルムアミド、N−メチルモルホリン、ジメチルスルホキシド、N
−メチルピロリジノン等である。乾燥した溶媒を使用すべきである。反応中は反
応容器中において不活性雰囲気を維持すべきである。
本発明に使用できる無機塩基は水可溶性アルカリ金属水酸化物、例えば水酸化
ナトリウムおよび水酸化カリウムである。Na2CO3またはK2CO3のようなア
ルカリ金属炭酸塩のごとき他の無機塩基であってもよい。塩基濃度はハロジフル
オロアセテートとほぼ同モル濃度であろう。例えば、0.8mmolの基質フェ
ノールが存在し、ハロ酢酸が10ないし30%過剰のアルカリ金属塩である場合
、塩基は10ないし30%過剰で用いられるであろう。ハロ酢酸がアルキルエス
テルであり、100過剰で使用される場合、同様に塩基は基質に対して100%
過剰で存在するであろう。
この反応における新たな因子は、低く、比較的狭い温度範囲であり、その範囲
においてこのジフルオロメチル化を行うことができる。上記反応物および溶媒の
組み合わせを用いてこの反応を行って、ハロ酢酸のアルカリ金属塩形態およびア
ルキルエステル形態の両方について、50ないし150℃の範囲の温度にて数時
間反応を進行させることができる。しかしながら、アルカリ金属塩形態とアルキ
ルエステル形態との間には好ましい温度範囲の明確な相違が存在する。ジフルオ
ロメチルカルベン中間体の源としてアルカリ金属塩を使用する場合には、反応を
100℃ないし150℃の間で行うべきである。しかし、ハロ酢酸のアルキルエ
ステル形態を用いる場合には、反応を50℃ないし100℃で行うことができる
。
この反応が進行して完了するまでの時間は、一部には反応を行う温度、そして
用いる反応物に左右される。通常の範囲は約10分ないし10時間である。この
範囲は、基質、反応物および温度のすべての組み合わせの全範囲に及ぶ。これら
の因子を保てば、約5分ないし10時間の時間で反応を行うことができると考え
られる。温度要素と同様に、時間要素は、使用されるハロ酢酸の形態、アルキル
エステルか塩かによって左右されることがわかっている。例えば、塩の形態、す
なわちクロロジフルオロ酢酸ナトリウムおよび水酸化ナトリウムを用いると、約
5時間で4−シアノフェノールは4−ジフルオロメトキシベンゾニトリルに変換
される。しかし、ジフルオロメチルカルベン源がメチルエステル、例えば4−シ
アノフェノールである場合には、約20分で変換が完了する。同様に、4−ニト
ロフェノールを基質として用いる場合には、ナトリウム塩を用いれば反応は約1
時間で完了し、メチルエステルを用いれば30分で完了する。しかしながら、こ
の現象は、3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒドには起こらない。クロロジフ
ルオロ酢酸のナトリウム塩は約1時間(125℃)で反応完了するが、メチルエ
ステルは反応完了に3時間(60〜65℃)を要する。
これらのジフルオロメトキシ中間体の使用に関して、PCT出願PCT/US
93/01991(WO93/19749)における開示は、ベンゼン環上のジ
フルオロメトキシ置換基をその一般的構造中に有している。開示された化合物の
好ましい亜族は式(Ia):
[式中、R1は、1個またはそれ以上のフッ素により置換されていてもよいCH2
−シクロプロピル、CH2−C5 〜6シクロアルキル、C4 〜6シクロアルキル、C7 〜11
ポリシクロアルキル、(3−または4−シクロペンテニル)、フェニル、
テトラヒドロフラン−3−イル、ベンジルまたはC1 〜2アルキル、−(CH2)1 〜 3
C(O)O(CH2)0 〜2CH3、−(CH2)1 〜3O(CH2)0 〜2CH3、および−(C
H2)2 〜4OH;
Xは、特に、YがOでありR2が1個ないし3個のフッ素により置換されてい
てもよいC1 〜4アルキルであるYR2:
X4は
Z、X5およびR3基は参照された文書において十分に定義されている]
で示される化合物である。
これらの好ましい化合物の合成方法もまた当該刊行物に開示されている。それ
ゆえ、例えば、本発明において提供される方法により製造されるジフルオロメト
キシ化合物を用いて以下の化合物を製造することができる。
メチルシス−[4−(3,4−ビスジフルオロメトキシフェニル)−4−シア
ノシクロヘキサン−1−カルボキシレート];
メチルトランス−[4−(3,4−ビスジフルオロメトキシフェニル)−4−
シアノシクロヘキサン−1−カルボキシレート];
シス−[4−(3,4−ビスジフルオロメトキシフェニル)−4−シアノシク
ロヘキサン−1−カルボン酸];
メチルシス−[4−シアノ−4−(3−シクロプロピルメトキシ−4−ジフル
オロメトキシフェニル)シクロヘキサン−1−カルボキシレート];
メチルトランス−[4−シアノ−4−(3−シクロプロピルメトキシ−4−ジ
フルオロメトキシフェニル)シクロヘキサン−1−カルボキシレート];
シス−[4−シアノ−4−(3−シクロプロピルメトキシ−4−ジフルオロメ
トキシフェニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸];
トランス−[4−シアノ−4−(3−シクロプロピルメトキシ−4−ジフルオ
ロメトキシフェニル)シクロヘキサン−1−カルボン酸]等。
参考刊行物においてより十分に説明されているように、これらの化合物は、P
DE IVが関与している喘息および他の疾病の治療に有用である。
以下の実施例は本発明を説明する。これらの実施例は本発明の範囲を何ら限定
するものでなく、限定するように解すべきでない。
特別な具体例
Rが置換フェニルである式Iの化合物を、スキーム1記載の方法と類似の方法
により製造する。
R1はいずれかの芳香族基
a)ClCF2CO2 -Na+,DMF,NaOH
b)ClCF2CO2CH3,DMF,K2CO3
実施例1 4−ジフルオロメトキシベンゾニトリルの製造
4−シアノフェノール(0.50g,4.2mmol,Aldrich)、クロロジフルオ
ロ酢酸ナトリウム(0.77g,5mmol,Alfa Products)、および水酸化ナト
リウム(0.20g,5mmol)を、アルゴン雰囲気下で乾DMF(2mL)中
で混合した。125〜130℃で5時間撹拌後、混合物を室温まで冷却し、酢酸
エチル(50mL)を添加し、有機層をブラインで2回洗浄した。有機抽出物を
乾燥(MgSO4)し、濾過し、蒸発させた。残渣をフラッシュクロマトグラフ
ィー(シリカゲル,25%酢酸エチル/ヘキサン)により精製して白色固体を得
た。固体を昇華(1mmHg,23℃)させて標記化合物を無色結晶として得た
(0.29g,41%)。融点33〜35℃。
実施例2 3−ジフルオロメトキシベンゾニトリルの調製
4−シアノフェノールのかわりに3−シアノフェノール(Aldrich)を用いる
こと、およびフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル,20%エーテル/ヘ
キサン)により精製すること以外は実施例1の手順に従って標記化合物を透明液
体として得た(0.29g,41%)。MS(CI/NH3)m/e 187[M+
NH4]。
実施例3 4−ジフルオロメトキシニトロベンゼンの製造
4−ニトロフェノール(0.10g,0.72mmol,Aldrich)、クロロジフ
ルオロ酢酸ナトリウム(0.11g,0.72mmol,Alfa Products)および水
酸化ナトリウム(0.03g,0.72mmol)を、アルゴン雰囲気下で乾DM
F(1mL)中で混合物した。125℃で1時間撹拌後、混合物を室温ま
で冷却し、水で希釈し、エーテルで2回抽出した。一緒にした有機抽出物をブラ
インで2回洗浄し、乾燥(MgSO4)し、濾過し、蒸発させた。残渣をフラッ
シュクロマトグラフィー(シリカゲル、25%酢酸エチル/ヘキサン)により精
製して標記化合物を白色固体として得た(0.10g,73%)。融点33〜35
℃。
実施例4 3−ジフルオロメトキシニトロベンゼンの製造
4−ニトロフェノールのかわりに3−ニトロフェノールを用いること、および
フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル,16%エーテル/ヘキサン)を用
いること以外は実施例3の手順に従って標記化合物を透明黄色液体(0.41g,
60%)として得た。MS(Cl/NH3)m/e 207[M+NH4]。
実施例5 4−ジフルオロメトキシ−3−ヒドロキシベンズアルデヒドの製造
3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド(0.50g,3.62mmol,Aldrich)
、クロロジフルオロ酢酸ナトリウム(0.55g,3.62mmol,Alfa Product
s)および水酸化ナトリウム(0.145g,3.62mmol)を、アルゴン雰囲
気下で乾DMF(5mL)および水(0.07mL)中で混合した。125℃で
1時間撹拌後、DMFを減圧除去し、残渣を3N HCl水溶液およびエーテル
間に分配した。水層をエーテルで3回抽出した。一緒にした有機抽出物を水、次
いでブラインで洗浄し、乾燥(MgSO4)し、濾過し、蒸発させた。残渣をフ
ラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル,25%酢酸エチル/ヘキサン)によ
り精製して標記化合物を白色固体として得た(0.32g,47%)。融点83〜
85℃。
実施例6
4−ジフルオロメトキシベンゾニトリルの製造
4−シアノフェノール(0.12g,1.0mmol,Aldrich)、クロロジフル
オロ酢酸メチル(0.29g,2.0mmol,Aldrich)および炭酸カリウム(0.
29g,2.1mmol)を、アルゴン雰囲気下で乾DMF(0.5mL)中で混
合した。75〜80℃で0.3時間撹拌後、混合物を室温まで冷却し、酢酸エチ
ル(20mL)を添加し、有機層を10%NaOHで2回洗浄した。有機抽出物
を乾燥(MgSO4)し、濾過し、蒸発させた。残渣をフラッシュクロマトグラ
フィー(シリカゲル,20%エーテル/ヘキサン)により精製して標記化合物を
無色固体として得た(0.09g,53%)。融点34〜35℃。
実施例7
3−ジフルオロメトキシベンゾニトリルの製造
4−シアノフェノールのかわりに3−シアノフェノールを用いること以外は実
施例6の手順に従って標記化合物を透明液体として得た(0.08g,47%)。
MS(Cl/NH3)m/e 187[M+NH4]。
実施例8
4−ジフルオロメトキシニトロベンゼンの製造
4−ニトロフェノール(0.14g,1.0mmol,Aldrich)、クロロジフル
オロ酢酸メチル(0.29g,2.0mmol,Aldrich)および炭酸カリウム(0.
29g,2.1mmol)を、アルゴン雰囲気下で乾DMF(0.5mL)中で混
合した。95〜100℃で0.5時間撹拌後、混合物を室温まで冷却し、酢酸エ
チル(20mL)を添加し、有機層を10% NaOHで3回洗浄した。有機抽
出物を乾燥(MgSO4)し、濾過し、蒸発させた。残渣をフラッシュクロマト
グラフィー(シリカゲル,20%エーテル/ヘキサン)により精製して標記化合
物を白色固体(0.12g,65%)として得た。融点33〜35℃。
実施例9
3−ジフルオロメトキシニトロベンゼンの製造
4−ニトロフェノールのかわりに3−ニトロフェノールを用いること以外は実
施例8の手順に従って標記化合物を透明黄色液体として得た(0.0g,53%)
。MS(Cl/NH3)m/e 207[M+NH4]。
実施例10 4−ジフルオロメトキシ−3−ヒドロキシベンズアルデヒドの製造
3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド(0.50g,3.62mmol,Aldrich)
、クロロジフルオロ酢酸メチル(0.52g,3.62mmol,Aldrich)および
炭酸カリウム(0.50g,3.62mmol)を、アルゴン雰囲気下でDMF(
5.0mL)中で混合した。60〜65℃で3時間撹拌した後、DMFを減圧除
去し、残渣を3N HClおよびエーテル間に分配した。水層をエーテルで3回
抽出した。一緒にした有機抽出物を水、次いでブラインで洗浄し、乾燥(MgS
O4)し、濾過し、蒸発させた。残渣をフラッシュクロマトグラフィー(シリカ
ゲル,25%酢酸エチル/ヘキサン)により精製して標記化合物を白色固体とし
て得た(0.20g,38%)。融点83〜85℃。
実施例11
1−アセチル−6−ブロモ−5−ジフルオロメトキシインドリン
1−アセチル−6−ブロモ−5−ヒドロキシインドリン(2g,7.8mmol)
、2−クロロ−2,2−ジフルオロ酢酸メチル(0.82ml,7.8mmol)お
よび炭酸カリウム(1.08g,7.8mmol)を、アルゴン雰囲気下でN,N−
ジメチルホルムアミド(20mL)中に懸濁し、油浴中65℃に置いた。3時間
後、さらに2−クロロ−2,2−ジフルオロ酢酸メチル(0.3ml,2.8mmo
l)および炭酸カリウム(0.3g,2.2mmol)を添加し、18時間加熱し
た。次いで、溶媒を減圧除去し、残渣を冷3N HClおよびエーテル間に分配
した。水層をエーテルで3回抽出し、一緒にした有機抽出物をブラインで洗浄し
、乾燥(Na2SO4)し、濾過し、蒸発させた。固体をフラッシュクロマトグラ
フィー(2% MeOH/CH2Cl2)により精製して標記化合物を白色
固体として得た。
1H NMR(250MHz)CDCl3(および2〜3滴のd6−DMSO):δ
:8.03(s,1H),6.7(s,1H),6.2(t,1H),3.75(t,2H
),2.80(t,2H),1.87(s,3H)。
実施例12 1−アセチル−2,3−ジヒドロ−5−ジフルオロメチルピロロ−[2,3−f ]インドール
水素化ナトリウム(鉱油中80%分散物)(0.036g,1.2mmol)を
、周囲温度の乾ジメチルホルムアミド(3.0ml)中の1−アセチル−2,3−
ジヒドロピロロ[2,3−f]インドール(0.2g,1.0mmol)の溶液に添
加した。30分後、2−クロロ−2,2−ジフルオロ酢酸メチル(0.12mL,
1.2mmol)を添加し、混合物を60℃で3時間加熱した。混合物を減圧濃
縮し、残渣を2N塩酸およびジクロロメタン間に分配した。有機層を分離し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、蒸発乾固させた。これにより約0.2gの
粗混合物を得た。質量分析により、複合混合物の一部としての標記化合物の存在
が示された。
実測値:M+250(痕跡);計算値:C13H12F2N2Oとして250。
─────────────────────────────────────────────────────
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(51)Int.Cl.6 識別記号 FI
C07C 205/37 C07C 205/37
255/54 255/54
319/14 319/14
C07D 209/08 C07D 209/08
487/04 137 487/04 137
(72)発明者 クリステンセン,ジークフリート・ベンジ
ャミン・ザ・フォース
アメリカ合衆国19103ペンシルベニア州
フィラデルフィア、レイス・ストリート
2216番
(72)発明者 ダブズ,スティーブン
イギリス、シーエム19・5エイディ、エセ
ックス、ハーロウ、ザ・ピナクルズ、コー
ルドハーバー・ロード
(72)発明者 カーピンスキー,ジョゼフ・エム
アメリカ合衆国19464ペンシルベニア州
ポッツタウン、ノース・シャーロット・ス
トリート308番
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.式I: R−X−CF2H (I) [式中、Rは未置換または置換フェニル、ピリジル、またはナフチルを意味する ] で示されるジフルオロメチル芳香族化合物の製造方法であって、ジメチルホルム アミド、N−メチルモルホリン、ジメチルスルホキシドまたはN−メチルピロリ ジノンからなる群より選択される溶媒中、ハロアセテート部分と本質的に等しい モル量の無機塩基の存在下、約100℃ないし150℃の温度にて1ないし10 時間、式II: RXH (II) [式中、XはO、SまたはNHを意味する] で示される化合物を、過剰の式YCF2C(O)O-[式中、YはBr、Clまたは Iを意味する]のアルカリ金属塩で処理することを特徴とする方法。 2.式I: R−X−CF2H (I) [式中、Rは未置換または置換フェニル、ピリジル、またはナフチルを意味する ] で示されるジフルオロメチル芳香族化合物の製造方法であって、ジメチルホルム アミド、N−メチルモルホリン、ジメチルスルホキシドまたはN−メチルピロリ ジノンからなる群より選択される溶媒中、ハロアセテート部分と本質的に等しい モル量の無機塩基の存在下、約50℃ないし100℃の温度にて0.1ないし5 時間、式II: RXH (II) [式中、XはO、SまたはNHを意味する] で示される化合物を、過剰の式YCF2C(O)O-[式中、YはBr、Clまたは Iを意味する]のC1ないしC6アルキルエステルで処理することを特徴とする方 法。 3.インドールの窒素をジフルオロメチル化する方法であって、ジメチルホル ムアミド、N−メチルモルホリン、ジメチルスルホキシドまたはN−メチルピロ リジノンからなる群より選択される溶媒中、アセテート部分と本質的に等しいモ ル量の無機塩基の存在下、約50℃ないし150℃の温度にて0.1ないし10 時間、インドールを、過剰の式YCF2C(O)O-[式中、YはBr、Clまたは Iを意味する]のアルカリ金属塩または式YCF2C(O)-[式中、YはBr、C lまたはIを意味する]のC1ないしC6アルキルエステルで処理することを特徴 とする方法。
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