JPH10512919A - ポリウレタン尿素類を低温で製造する方法およびそれらから作られた製品 - Google Patents

ポリウレタン尿素類を低温で製造する方法およびそれらから作られた製品

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JPH10512919A JP9519008A JP51900897A JPH10512919A JP H10512919 A JPH10512919 A JP H10512919A JP 9519008 A JP9519008 A JP 9519008A JP 51900897 A JP51900897 A JP 51900897A JP H10512919 A JPH10512919 A JP H10512919A
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イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 低温混合を利用してポリウレタン尿素を製造する方法を開示する。上記ポリウレタン尿素はスパンデックスの製造、そして最終的にいろいろな種類の布の製造で用いるに有用である。この方法は、イソシアネートのプレポリマーなどを約−100℃以下の温度に冷却し、上記イソシアネートプレポリマーから粉末を生じさせ、少なくとも1種の鎖伸長剤および/または連鎖停止剤を添加し、そして上記粉末を少なくともほぼ室温に温めることでポリウレタン尿素を生じさせることを伴う。上記ポリウレタン尿素はスパンデックスの製造、そして最終的にいろいろな種類の布の製造で用いるに有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリウレタン尿素類を低温で製造する方法およびそれらから作られた製品 発明の分野 ポリウレタン尿素類を低温で製造する方法を開示する。上記ポリウレタン尿素 類はスパンデックスの製造、そして最終的にいろいろな種類の布の製造で用いる に有用である。 技術背景 ポリウレタン尿素類は「スパンデックス」(これを本明細書では繊維形成物質 (fiber−forming substance)がセグメント化(seg mented)ポリウレタンを少なくとも85%含む合成の長鎖ポリマーである 製造繊維として定義する)の製造で用いられる。スパンデックスは、逆に、数多 くの商品、特にいろいろな種類の布を製造する目的で用いられ、そのような製品 には水着、洋品、インティメートアパレル(intimate apparel )、上着などが含まれる。ポリウレタン尿素類はまた成形品および押出し加工品 でも用いられる。紡糸、成形および/または押出し加工を行って製品にする前に ポリウレタン類を他の材料とブレンドすることも可能である。 スパンデックスの製造で用いられるポリマー類それら自身の製造は、通常、ポ リマー状ジオールとジイソシアネートからプレポリマーを生じさせた後にその結 果として生じたプレポリマーとジアミンを溶媒、例えばN,N−ジメチルアセト アミド(DMAc)、N−メチルピロリドン(NMP)またはジメチルホルムア ミド(DMF)など中で反応させることで行われる[上述したプレポリマーは時 として「キャップドグリコ ール(capped glycol)」と呼ばれる]。次に、その結果として生 じたポリマーを更に1種以上の鎖伸長剤(chain extenders)、 典型的にはジアミン類と反応させることで鎖を長くすることも可能である。その 後、連鎖停止剤、例えばモノアミンなどを添加して鎖を終結させることも可能で ある。このような連鎖停止剤は鎖伸長剤と一緒に混合可能であるか、或は鎖伸長 剤を添加した後にそれを個別に添加することも可能である。 スパンデックスおよび他の用途で用いるに適したポリウレタン尿素類の製造を 、溶媒を実質的に存在させないで行うことができるようにし、そして上記ポリマ ー類を溶融紡糸するか、或は溶液紡糸するか、或は単離して後で紡糸することが できるようにすることができれば、これは経済的観点から望ましいことである。 ポリウレタン尿素類の製造方法および使用方法は本分野の技術者によく知られ ている。H.Mark他編集「Encyclopedia of Polyme r Science and Engineering」、6巻(第3版、Jo hn Wiley & Sons,Inc.、ニューヨーク 1986)の73 3−755頁、および「Kirk−Othmer Encyclopeida of Chemical Technology」、10巻(第4版、John Wiley & Sons,Inc.、ニューヨーク 1993)の624− 638頁を参照のこと。 米国特許第3,480,456号には、ブレンダー、アトリターおよびハンマ ーミルで行う熱可塑性コーティング材料の粉砕をドライアイス(固体状CO2) を用いて−50℃に及ぶ温度で行うことが記述されて いる。特開昭55−30,008号には、鎖成長剤(chain−propag atin agent)を添加する直前か、それと同時か、或はその直後にドラ イアイスを添加しながら熱可塑性ポリウレタン粉末を製造する方法が開示されて いる。 発明の要約 本発明ではポリウレタン尿素組成物の製造方法を記述し、この方法に、 (a)イソシアネートのプレポリマーまたはそれの相当物を、該イソシアネート プレポリマーのTgおよび−100℃の中で低い方の温度にまで冷却し、 (b)上記イソシアネートプレポリマーから粉末を生じさせ、 (c)上記粉末を上記温度に維持しながら少なくとも1種の鎖伸長剤および任意 に1種以上の連鎖停止剤を添加し、そして (d)上記粉末を少なくともほぼ室温にまで温めることでポリウレタン尿素を生 じさせる、 ことを含める。 本発明はまた繊維、フィルム、および成形および/または押出し加工品を製造 する方法も包含し、この方法に上記段階を含める。本発明はまた本方法で作られ た製品も包含する。最後に、本発明は本方法に従って作られた粉末も包含し、こ の粉末は、これを紡糸、押出し加工、成形または他の様式で加工して繊維、フィ ルム、または成形品にする前に貯蔵または輸送可能である。 発明の詳細 本発明に従う方法では、ポリマー状ジオールとイソシアネートの反応生成物か ら出発材料を生じさせることができる。このポリマー状ジオー ルおよびイソシアネートを本明細書では時として反応性前駆体と呼ぶ。次に、反 応生成物であるイソシアネートプレポリマー(また「キャップドグリコール」と しても認識)を約−100℃以下の温度に冷却する。この混合物(これに粉砕を 受けさせることでこれを微粉にする)に鎖伸長剤、例えばジアミン類またはグリ コール類などを添加してもよい。しかしながら、この過程中の如何なる時期に粉 砕を行うことも可能である。イソシアネートプレポリマーの意味の範囲内にそれ の相当物も包含させる。例えば、1つの相当物は、ポリマー状ジオールとジイソ シアネートの混合物(適切なモル比の)であり、これは、イソシアネートのプレ ポリマーをインサイチューで生じさせることを意図した混合物である。 本明細書において、用語「ポリマー状ジオール」は、ポリマー上にヒドロキシ ル基を2つ有する、最も一般的には末端基を2つ有するポリエーテル、ポリエス テルまたはポリカーボネートを意味する。適切なポリエーテルジオール類には、 これらに限定するものでないが、ポリテトラメチレンエーテルグリコールなどお よびそれらのコポリマー類が含まれる。好適なポリエーテルジオールは、分子量 が1000から5000のポリテトラメチレンエーテルジオールである。ポリエ ーテルジオールから作られるポリウレタン尿素類はポリエーテルウレタン尿素類 と呼ばれる。 脂肪族ジアミンは、アミノ基が脂肪族もしくは環状脂肪族炭素原子に直接結合 している化合物を意味する。この脂肪族ジアミンには他の非反応性官能基または 他のヒドロカルビル基(例えば芳香族環)が存在していてもよい。このアミノ基 は第一級および/または第二級アミノ基である。両方のアミノ基が第一級である のが好適である。好適な脂肪族ジア ミン類には、式H2N(CH2nNH2[式中、nは2から12、好適には2から 6の整数である]で表されるジアミン類およびビス(4−アミノシクロヘキシル )メタンが含まれる。本発明で用いるに有用な他のジアミン類には、例えばエチ レンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、1,3−プロパンジアミン、2−メチ ル−1,5−ペンタンジアミン、1,3−シクロヘキサンジアミン、1,2−プ ロパンジアミン、m−キシリレンジアミンおよびN−メチル−ビス(3−アミノ プロピル)アミンなど、およびそれらの混合物が含まれる。 本発明に関連して使用可能なヒドロキシル末端ポリエステル類には、これらに 限定するものでないが、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、テト ラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコールおよび/または2,2−ジメ チル−1,3−プロパンジオールなどと二酸、例えばアジピン酸、こはく酸、ノ ナン二酸および/またはドデカン二酸などとの反応生成物が含まれる。ポリエス テルジオール類から作られたポリウレタン尿素類はポリエステルウレタン尿素類 と呼ばれる。 本発明で用いるポリマー状ジオールとして、また、上述したポリエーテル要素 とポリエステル要素を含むポリエーテルエステル類、およびジオール末端ポリカ ーボネート類、例えばポリ(ペンタン−1,5−カーボネート)ジオールおよび ポリ(ヘキサン−1,6−カーボネート)ジオールなども考えられる。ポリカー ボネートジオールから作られるポリウレタン尿素類はポリカーボネートウレタン 尿素類と呼ばれる。 上記ジイソシアネートは脂肪族もしくは芳香族のジイソシアネート、例えばト ルエンジイソシアネート、ビス(4−イソシアナトフェニル)メタン、イソホロ ンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー ト、およびビス(4−イソシアナトシクロヘキシル)メタンなどであってもよい 。好適なジイソシアネートはビス(4−イソシアナトフェニル)メタンである。 上記プレポリマーを生じさせる反応では、ポリマー状ジオールのモル数より多 いモル数でジイソシアネートを存在させる。好適には、ジイソシアネート:ポリ マー状ジオールのモル比を約1.2から約2.1、より好適には約1.5から約 1.8にする。 望まれるならば、モノアミン、例えばジエチルアミンなどを添加して、最終ポ リウレタン尿素の分子量を調節してもよく、このように、モノアミンを連鎖停止 剤として作用させることも可能である。 本方法の一部を低温で実施する。本明細書において、用語「低温」は、キャッ プドグリコール、即ちプレポリマーのTg(これは典型的に−85℃未満である )および約−100℃の中で低い方の温度以下の温度を意味する。この温度を、 好適には、商業的実施中に工程条件が変動した場合に許容度を与える目的でか或 は結果を最適にする目的で上記最低温度より低い温度に設定してもよい。粉砕に 好適な温度はプレポリマーの分子量に依存する。一般的には、例えば、分子量が 高くなればなるほど温度を低くする方が望ましい。A型プレポリマー(以下を参 照)の場合には約−100℃以下の温度が好適であるが、B型プレポリマーの場 合にそれと同じ粉砕効率を得るに必要な温度は、分子量がより高いことからより 低く、−150℃以下であり得る。 用語「ガラス転移温度」、即ちTgは、DSC(示差走査熱量計)で加熱を約 10℃/分で行った時のトレース上のガラス転移に関連した段階的転移の屈曲点 を意味する。Tgの値は、例えば個々のプレポリマー およびプレポリマーの形態、熱履歴、分子量または重合度(DP)および結晶度 などに伴っていくらか変化し得る。このTg値は平均値であり、個々の測定で統 計学的分散を受ける。 本発明の1つの態様における低温は液体窒素の温度(−195.5℃から−2 10℃)である。このような1つの態様では、ブレンドおよび粉砕で用いる装置 にイソシアネートのプレポリマーを加えて例えば液体窒素などで冷却して低温に してもよい。このような温度にすると、上記プレポリマーは固体状になり、その 時点でそれを粉砕して粉末にすることができる。このような粉砕は、商業的に入 手可能な数多くの装置、例えばブレンダー(主に実験室規模の場合)、ミル(m ills)およびミクロナイザー(micronizers)などで実施可能で ある。最終粒子サイズを10−750μm、好適には100−200μmにする のが適切である。コア−殻形態を示さないで現実に比較的均質な粉末粒子を得る ことができる。コア−殻形態は、不均質であるか或は均一でない構造を有する粒 子を意味する。 液体窒素の代替として、冷却した不活性ガス、例えばアルゴン、窒素、ヘリウ ムなどを冷チャンバ内で用いることも可能である。このような1つの態様では、 プレポリマーを冷ガス流に対して向流で冷チャンバの中に噴霧してもよい。この ように、本発明は、例えば−110℃以下、または−130℃以下、または−1 50℃以下の温度から、液体窒素の温度に至る温度で適切または好適に実施可能 であるが、液体窒素の温度より低い温度はあまり経済的でない可能性がある。 上記プレポリマーを粉砕して粉末にしている間か或はその時間が経った後、鎖 伸長剤、例えばジアミンまたはグリコールなどばかりでなく連 鎖停止剤、例えばモノアミンなどを添加してもよい。理論で範囲を制限すること を望むものではないが、本出願者は、上記鎖伸長剤および/または連鎖停止剤が 粉末粒子の中に少なくともある程度拡散すると考えている。この粉末粒子が室温 に温められるにつれてそれの成分がインサイチューで反応する。 数多くのポリウレタン尿素製品には添加剤が入っており、このような添加剤は 一般に非反応性で粒子形態もしくはスラリー形態である。このような添加剤には 顔料[例えばTiO2、カーボンブラック、Americhem,Inc.(C uyahoga Falls、オハイオ州)から得られるコバルトブルーPB− 28など]、抗酸化剤[例えばCytec Industries(West Patterson、ニュージャージー州)から商業的に入手可能なCyano x(商標)1790、即ち2,4,6−トリス(2,6−ジメチル−4−t−ブ チル−3−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレートであるヒンダードフェノール 系抗酸化剤など]、および安定剤[例えばMethacrol(商標)2462 B、PICMのポリマーまたはビス−(4−イソシアナトシクロヘキシル)メタ ンおよびN−t−ブチルジエタノールまたは3−t−ブチル−3−アザ−1,5 −ペンタンジオール(この安定剤はWilmington、DEのデュポン社( DuPont Co.)が製造していて商業的に入手可能である)など]が含ま れ得る。 また本反応系で用いてもよい触媒には有機金属化合物、例えばジブチル錫ジラ ウレートなどが含まれる。 他の材料、例えば他のポリマー類[例えばポリ(p−フェニレンジアミンテレ フタレート)(省略形PPD−T)、ポリ(m−フェニレンジ アミンイソフタレート)(省略形MPD−I)、ナイロンおよびいろいろなエラ ストマー類]で出来ている固体状粒子も、上記プレポリマーを樹脂製容器に入れ て約50℃の温度に加熱してその混合物を撹拌することにより、上記プレポリマ ーに添加可能であるか或はその中に分散させてもよい。このような固体状粒子は 、20重量%以上に及ぶ量、好適には約5重量%以下、より好適には約2重量% 以下、好適には少なくとも約0.5%の量で添加可能である。次に、ジアミンで 鎖伸長した後のプレポリマーを、それに含める固体状粒子と一緒に、繊維、フィ ルムまたは他の成形品に加工してもよい。 粒子形態のポリウレタン尿素は、例えば最終製品への加工で遠方の施設に容易 に輸送可能であることなどから有利であり得る。本発明に従う粉末粒子は、特定 の条件下、例えば温度が約50℃以上になりそしてそれに約300psi以上の 圧力がかかると凝固する傾向はあるが、室温では個々別々の粒子として残存し得 る。このように、本発明に従う粉末粒子は、冷蔵を用いないで通常のドラムに入 れて貯蔵および輸送可能である。 本方法を実質的に溶媒の存在なしに実施する。「溶媒」は、出発材料または生 成物であるポリウレタン尿素類のいずれか1つ(または1つ以上)の溶媒として 働き得る如何なる液体も意味し、この液体自身は本方法で起こさせる反応の反応 体ではなくまた生成物でもない。便利さの目的で必要ならば溶媒を少量存在させ ることも可能である。例えば、少量の触媒を溶液として添加することも可能であ る。存在させる溶媒の量を本方法の混合物全体の約20重量%未満、好適には約 10重量%未満、より好適には約2重量%未満にすべきであり、更により好適に は全く溶 媒を存在させるべきでない。 ポリウレタン尿素の粉末を製造した後、この粉末を溶融紡糸可能な温度に加熱 する、即ち押出し加工機を用いて溶融紡糸することにより、この粉末をスパンデ ックスに紡糸することができる。また、この粉末を適当な溶媒(例えばDMAc 、DMFおよびNMPなど)に溶解させて溶液紡糸することでも、この粉末から 繊維を製造することができる。必要ならば、この粉末にLiClなどの如き塩を 添加することも可能であり、そして溶解の補助で溶媒を添加することも可能であ る。溶融紡糸および溶液紡糸はよく知られている工程である。例えばH.Mar k他編集「Encyclopedia of Polymer Science and Engineering」、6巻(John Wiley & So ns、ニューヨーク 1986)の802−839頁(これは引用することによ って本明細書に組み入れられる)などを参照のこと。 溶液紡糸で典型的に用いる紡糸速度は150から900m/分である。また、 よく知られている溶融押出し加工または溶液技術で上記粉末をフィルムに加工す ることも可能であり、或は他の製品に成形することも可能である。例えばH.M ark他編集「Encyclopedia of Polymer Scien ce and Engineering」、2巻(1985)の447−448 頁、3巻(1985)の563−565頁、6巻(1986)の571−631 頁、および11巻の273−278頁(John Wiley & Sons、 ニューヨーク)(上記頁は引用することによって本明細書に組み入れられる)な どを参照のこと。このようなさらなる加工の結果として得たフィルムまたはシー トのいくつかの用途には、手袋、靴底、ゴルフボールなどが含まれる。 本発明に従って製造した粒子に入っているポリマー類の多分散性は、好適に、 従来技術に典型的なポリウレタン尿素の多分散性に匹敵する。多分散性を本明細 書で用いる場合、これは、当該ポリマーの数平均分子量(Mn)に対する重量平 均分子量(Mw)の比率、即ちMw/Mnを意味し、これは分子量分布の尺度であ る。ポリマーの分子量分布は重要な変数で数多くの物性および加工特性に寄与す ることはよく知られている。ポリマーの物性および加工パラメーターは、一般に 、分子量分布が狭くなればなるほど、従って多分散性が低くなればなるほど向上 する。H.Mark他編集「Encyclopedia of Polymer Science and Engineering」、3巻(John Wi ley & Sons,Inc.、ニューヨーク 1985)の299−300 頁などを参照のこと。また、本発明の材料のMwはしばしば約150,000か ら約300,000の範囲である。 以下に示す実施例では下記の試験方法を用いた: ASTM D−2731(1973年に承認されて現在では廃止)を弾性特性 の試験で用い、 ASTM D−2653(1973年に承認されて現在では廃止)を引張り特 性の試験で用い、そして ASTM D−2240をショアD硬度で用いた。 TA Instruments(商標)DS 910[TA Instrum ents(New Castle、DE)から商業的に入手可能]を用いた示差 走査熱量測定(DSC)で各サンプルのガラス転移温度を測定した。この装置の 資料に一致させてインジウムを用いて装置の較正を行った。サンプルの分析では それを受け取ったまま5−10mg +/−0.0005用いて分析を行った。このサンプルをアルミニウム製鍋に入 れて密封した後、窒素パージ環境下10℃/分で室温から300℃に加熱した。 TA Instrumentのソフトウエアを用いて計算を行った。 定義 以下に示す実施例では下記の省略形を用いる: NMR=核磁気共鳴 GPC=ゲル浸透クロマトグラフィー Mn=数平均分子量 Mw=重量平均分子量 DMAc=N,N−ジメチルアセトアミド[Aldrich Co.、Madi son、WI] Hytrel(商標)4056=ASTM D−2240で測定して40Dの硬 度を示すポリエステルエラストマー[デュポン社、Wilmington、DE ] Hytrel(商標)5556=ASTM D−2240で測定して55Dの硬 度を示すポリエステルエラストマー[デュポン社、Wilmington、DE ] Hytrel(商標)7246=ASTM D−2240で測定して72Dの硬 度を示すポリエステルエラストマー[デュポン社、Wilmington、DE ] dpf=フィラメント当たりのデニール gpd=デニール当たりのグラム A型プレポリマー(キャップドグリコール)=数平均分子量が1800 のポリテトラメチレンエーテルグリコールとビス(4−イソシアナトフェニル) メタンをポリマー状グリコール1モル当たり1.7モルのジイソシアネートから 成る比率で反応させた生成物 B型プレポリマー(キャップドグリコール)=数平均分子量が3400のポリエ ステルとビス(4−イソシアナトフェニル)メタンをポリマー状グリコール1モ ル当たり1.8モルのジイソシアネートから成る比率で反応させた生成物[上記 ポリエステルは、モル比が59/41のエチレングリコールとブチレングリコー ルをアジピン酸と反応させた生成物である]。 実施例1 ポリエーテルポリウレタン粉末の製造 1リットルのWaring(商標)ブレンダーに液体窒素を〜0.5リットル 加えて温度を〜5分間平衡にすることにより、このブレンダーを冷却した。この Waring(商標)ブレンダーにA型キャップドグリコールを110グラムの 量で加えて冷却した。次に、このブレンダーを高速に設定して15秒間運転する ことで上記グリコールを粉末形態にした。この粉末に液体窒素を更に〜0.5リ ットル加えた後、この混合物にエチレンジアミンを1.87グラム滴下した。次 に、ジエチルアミンを0.33グラム滴下した後、その混合物全体を高速設定で 更に15秒間ブレンドした。次に、その結果として生じた粉末混合物を室温に温 めた。この材料は重合後も粉末形態を維持しており、その後、この粉末の特徴付 けをNMRおよびGPCで行った。その結果、Mw=300,000の分子量お よび1.7の多分散性を示す材料であることが示された。NMRにより、ポリエ ーテルウレタンに典型的な完全反応系である ことが示された。 実施例2 ポリエステルポリウレタン粉末の製造 4リットルのWaring(商標)ブレンダーに液体窒素を〜2リットル加え て温度を約5分間平衡にすることにより、このブレンダーを冷却した。このブレ ンダーにB型キャップドグリコールを372.9グラム加えて冷却した。次に、 このブレンダーを高速に設定して〜15秒間運転することで上記グリコールを粉 末形態にした。このブレンダーに液体窒素を更に2リットル加えた後、エチレン ジアミンを5.25グラム加えて凍結させた。次に、ジエチルアミンを0.39 グラム滴下した後、その混合物全体を高速設定で更に15秒間ブレンドした。次 に、この粉末を室温に温めた。この材料は重合後も粉末形態を維持しており、そ の後、この粉末の特徴付けをGPCで行った。その結果、Mw=136,000 の分子量および2.0の多分散性を示す材料であることが示された。 実施例3 実施例1で得た粉末の繊維紡糸 樹脂製容器に、実施例1と同様に製造したポリマー粉末を40.049グラム および無水DMAcを93.7グラム入れた。この混合物を室温で45分間撹拌 したが、その間に上記ポリマーが膨潤してゲル状になった。上記樹脂製容器を9 0℃に加熱して1時間撹拌すると、ポリマーが溶解し始めた。均一な混合物が得 られるまで撹拌を更に5時間継続した。この混合物を150m/分で乾式紡糸し て繊維(5フィラメント、15dpf)にした。その結果として得た繊維の特性 は下記の通りであった :平均じん性=1.35gpd、伸び=665%、サイクリング(cyclin g)後の永久歪み=20%。 実施例4 ポリウレタン粉末およびブレンド物の射出成形 ポリエーテルウレタン粉末およびポリエステルウレタン粉末を単独でか或はポ リエステルエラストマーであるHytrel(商標)4065と一緒にいろいろ な比率(10重量%ポリウレタンから50重量%ポリウレタン)でブレンドして 射出成形を行った。上記ポリマーを計り取って、物理的にブレンドした後、14 0℃から240℃の範囲の温度の射出成形機に導入した。ポリウレタン粉末単独 の場合の好適な温度は140℃で、ブレンド物の場合の好適な温度は170−2 40℃であり、射出圧力を500−700psiにした。その結果として得た材 料をショアD針入試験で測定した結果、この材料はHytrel(商標)406 5よりもかなり柔らかであった。ショアD硬度はHytrel(商標)の濃度を 低くして行くと単調に低下し、100%Hytrel(商標)4065の場合に 4であった値が、100%ポリエーテルウレタン尿素の場合には16そして10 0%ポリエステルウレタン尿素の場合には40になった。Hytrel(商標) 5556の場合にもショアD硬度はまた100%Hytrel(商標)5556 の場合に54であった値が単調に上述した値、即ちポリエーテルウレタン尿素の 場合の16およびポリエステルウレタン尿素の場合の10に低下した。Hytr el(商標)7246の場合にもショアD硬度は70の値から単調に上述した値 、即ちポリエーテルウレタン尿素の場合の16およびポリエステルウレタン尿素 の場合の10に低下した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ポリウレタン尿素組成物の製造方法であって、 (a)イソシアネートのプレポリマーまたはそれの反応性前駆体を、−100℃ または該イソシアネートプレポリマーのTgの中で低い方の温度またはそれより 低い温度に冷却し、 (b)上記イソシアネートプレポリマーから粉末を生じさせ、 (c)段階(b)の前または後に少なくとも1種の鎖伸長剤を添加して混合し、 そして (d)上記粉末を少なくともほぼ室温にまで温めることでポリウレタン尿素を生 じさせる、 ことを含む方法。 2. この上に示した段階(c)において少なくとも1種の連鎖停止剤を添加 することを更に含む請求の範囲第1項記載の方法。 3. 上記鎖伸長剤が脂肪族ジアミンである請求の範囲第1項記載の方法。 4. 上記鎖伸長剤がグリコールである請求の範囲第1項記載の方法。 5. 該ポリウレタン尿素を射出成形または押出し加工して成形品を製造する 段階を更に含む請求の範囲第1項記載の方法。 6. 該ポリウレタン尿素を繊維に紡糸することを更に含む請求の範囲第1項 記載の方法。 7. 該ポリウレタン尿素からフィルムを製造する段階を更に含む請求の範囲 第1項記載の方法。 8. 上記冷却を行うに先立って該プレポリマーに非反応性安定剤、顔料およ び/または抗酸化剤を添加する段階を更に含む請求の範囲第1 項記載の方法。 9. 上記温度が約−120℃またはそれ以下である請求の範囲第1項記載の 方法。 10. 上記冷却段階に先立って上記プレポリマーを約20%以下の量の固体 状粒子と混合する段階を更に含む請求の範囲第1項記載の方法。 11. 上記固体状粒子をポリ(p−フェニレンジアミンテレフタレート)、 ポリ(m−フェニレンジアミンイソフタレート)、ナイロン、およびポリテトラ フルオロエチレンおよびそれらの組み合わせから選択する請求の範囲第10項記 載の方法。 12. 上記粉末が約10から約750μmの粒子サイズを有する請求の範囲 第1項記載の方法。 13. 上記粉末が約100から約200μmの平均粒子直径を有する請求の 範囲第1項記載の方法。 14. スパンデックスを製造する方法であって、 (a)イソシアネートのプレポリマーまたはそれの反応性前駆体を、−100℃ または該イソシアネートプレポリマーのTgの中で低い方の温度またはそれより 低い温度に冷却して混合し、 (b)上記イソシアネートプレポリマーから粉末を生じさせ、 (c)段階(b)の前または後に少なくとも1種の鎖伸長剤を添加して混合し、 (d)上記粉末を少なくともほぼ室温にまで温めることでポリウレタン尿素を生 じさせ、 (e)任意に上記ポリウレタン尿素を溶媒に溶解させ、そして (f)該ポリウレタン尿素をスパンデックスに紡糸する、 ことを含む方法。 15. 請求の範囲第1項の方法で作られた製品であって、粉末の形態の製品 。 16. 請求の範囲第15項の製品であって、上記粉末が約10から約750 μmの平均直径を有する製品。 17. 請求の範囲第14項の方法で作られた繊維。
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