JPH10512652A - 自動車用ディスクブレーキのための摩擦パッド、スプリング及び摩耗指示装置から成る組立体 - Google Patents

自動車用ディスクブレーキのための摩擦パッド、スプリング及び摩耗指示装置から成る組立体

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JPH10512652A JP8512973A JP51297396A JPH10512652A JP H10512652 A JPH10512652 A JP H10512652A JP 8512973 A JP8512973 A JP 8512973A JP 51297396 A JP51297396 A JP 51297396A JP H10512652 A JPH10512652 A JP H10512652A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、自動車用ディスクブレーキのための摩擦パッド(A)、スプリング(B)及び摩耗指示装置(C)から成る組立体に関する。摩擦パッド(A)がディスクブレーキのトルク支持部材(16)内に碇留且つ摺動するように収容された支持板(10)を含み、摩擦ライニング(12)が支持板(10)の第1面の表面の一部に固定されて、第1面とは反対側の支持板(10)の第2面に力が加えられた時に回転ディスク(22)に摩擦接触する。貫通開口(24)がスプリング(B)の螺旋状部分(30)を固定するために支持板(10)に形成され、この螺旋状部分が金属ワイヤの少なくとも1つの巻線で形成され、摩擦ライニング(12)の摩耗指示装置(C)の取付部分(46)がスプリング(B)の螺旋状部分(30)を貫通している。本発明によると、スプリング(B)が支持板(10)の両側に位置された端部分(32,34)を含み、スプリング(B)の螺旋状部分(30)が支持板(10)の開口(24)内に収容され、摩耗指示装置(C)の取付部分(46)がスプリング(B)の螺旋状部分(30)と相互作用するねじを形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車用ディスクブレーキのための 摩擦パッド、スプリング及び摩耗指示 装置から成る組立体 本発明の主題は、特に自動車用ディスクブレーキに設置されるようになってい るスプリング及び摩耗指示装置を備えた摩擦パッドである。 このような摩擦パッドは、周知の態様で、ディスクブレーキのトルク支持部材 内に碇留且つ摺動するように収容された支持板を含み、摩擦ライニングが支持板 の第1面の表面の一部に固定されて、第1面とは反対側の支持板の第2面に力が 加えられた時に回転ディスクに摩擦接触する。通常、騒音防止スプリングが摩擦 ライニングの摩耗状態を指示する装置と同様に摩擦パッドと組合わされ、この装 置は信号、一般には光信号によって、摩擦ライニングの通し摩耗が所定の厚さに 至り交換を要することを車両の運転者に警告する。 US−A−4,056,174、FR−A−2,433,676又はFR−A−2 ,567,601のような多数の文献がこの型式の摩擦パッドを開示している。主 請求項の前文に一致する後者の文献によると、貫通開口が騒音防止スプリングの 螺旋状部分を固定するために支持板に形成され、この螺旋状部分が少なくとも1 つ の巻線で形成され、摩擦ライニングの摩耗状態を指示する摩耗指示装置の取付部 分がスプリングの螺旋状部分を貫通している。 しかしながら、このような設計は欠点を呈する。第1に、摩耗指示装置を収容 するために摩擦ライニングには切除部が形成されていなければならない。この結 果として、回転ディスクと摩擦する表面が相応して減少し、このように装備した ディスクブレーキの制動効力も同様に低下する。その上、スプリングは、支持板 に形成されその突出部によって分離された2つのU字形ハウジング内にそれぞれ 収蔵される2つの巻線を含んでいる。摩擦ライニング摩耗指示装置を取付けるた めの手段を与えるために、この突出部は、孔のまわりで閉環状間隙を形成する開 口を含んでいる。 突出部の円周方向端縁は、突出部の両側に位置された2つの巻線の間のリンク を形成するスプリングの部分を案内するためのU字形凹所を含んでいる。摩耗指 示装置の保持部分は巻線の1つを貫通し、突出部の孔に形成した肩部に当接する リングを備えた溝を含んでいる。 従って、この設計は、相当複雑で高価となる形状の支持板を必要としている。 その上、摩耗指示装置の取付部分が突出部の開口内に定置されている時にだけス プリングが支持板に保持されるのであり、これは、摩擦パッドの組立作業中スプ リングを紛失する危険性を 生じさせ、前以てスプリングを取付けておかなくても摩耗指示装置を支持板に取 付けできるという事実により、この危険性が増している。 従って、本発明の目的は、支持板を製作するのが簡単で、騒音防止スプリング 及び摩耗指示装置を容易に取付けでき且つ固定状態に確実に保持でき、さらに摩 擦ライニングの通し摩耗の厚さが所定値に達した時に摩耗指示装置が警告信号を 発するようにした上記型式のディスクブレーキ用摩擦パッドを提供することにあ る。 本発明によると、この目的は、スプリングが支持板の両側に位置された端部分 を含み、スプリングの螺旋状部分が支持板の開口内に収容され、摩耗指示装置の 取付部分がスプリングの螺旋状部分と相互作用するねじを形成されていることに よって、達成されている。 騒音防止スプリンがこうして支持板に固定され、摩耗指示装置がねじによって スプリングに固定され定位置にロックされるので、前以てスプリングを取付けて おかないことには、摩耗指示装置を支持板に取付けることは不可能である。 本発明の他の目的、特徴及び利点は、例として添付図面を参照して行う実施例 の下記説明から明白となるであろう。 図1は、騒音防止スプリング及び摩耗指示装置を備えた本発明による摩擦パッ ドの端部の断面図である。 図2は、騒音防止スプリングだけを備えた本発明による摩擦パッドの端部の断 面図である。 図3は、図2に示した取付けの部分斜視図である。 図4は、図2に示した摩擦パッドに装備される摩耗指示装置の部分断面図であ る。 図5は、図4の摩耗指示装置の斜視図である。 図6は、ディスクブレーキのトルク支持部材に収容される本発明による摩擦パ ッドの半部分の図である。 図7は、図6の線X−Xに沿うディスクブレーキの断面図である。 図8は、本発明による摩擦パッドの一端部の部分斜視図である 多数の図において、同一の要素は同一符号で示してある。 図は、全体的に符号Aで示した摩擦パッドと、全体的に符号Cで示した摩耗指 示装置と相互作用するようになっている全体的に符号Bで示したスプリングとか ら成る組立体を示している。 摩擦パッドAは支持板10を含んでおり、摩擦ライニング12の実パッドが例 えば接着又はリベット止めのような適宜の方法でこの支持板に組付けられている 。例えば文献EP−B−0,002,339から公知の態様で、支持板10は、摩 擦ライニングを有せず凸状湾曲面15で終端する延長部から成る円周方向端部を 形成されており、ただ1つの端部14が図3及び6に示 されている。 図6及び7に示されているように、摩擦パッドAは、車両の固定部分と組合わ されるように設計された固定トルク支持部材16を包含するディスクブレーキに 装備されるようになっている。キャリパ18がトルク支持部材16上に摺動可能 に装架され、摩擦ライニングを有しない支持板の面に対して、車両の車輪の1つ と一緒に回転する部分に組合わされるように設計されたブレーキディスク22の 方向に力を加えるためのブレーキモータ20、図示の例では流体圧力により動か されるピストンを含んでいる。 摩擦パッドAの端部14は、トルク支持部材16に形成した相補形状のハウジ ング17内に碇留且つ摺動するように収容されている。端部14の少なくとも一 方は貫通開口24(図1,2及び3)を形成され、好適には各端部14が1つの このような開口24を形成されて、製造時内側摩擦パッド(ブレーキモータ20 側に位置される)と外側摩擦パッドとの間の対称性を確保し、製造コストを低減 させている。 金属ワイヤで作られたスプリングBは、摩擦パッドをトルク支持部材16の方 に円周方向に押圧して、一方において、騒音防止スプリング機能を、また他方に おいて、前記文献EP−B−0,002,399に記載された機能、すなわち各ブ レーキ作用時に摩擦パッドの端部14の凸状湾曲面15をトルク支持部材16に 形成した対向する凹状面17に沿って移動せしめる機能を果たすように、摩擦パ ッドAと組合わされている。 より詳細には、スプリングBは、少なくとも1つの螺旋状巻線で形成され、端 部14の開口24内に僅かな間隙を存して収容されるようになっている中間部分 30を含んでおり、中間部分の巻線又は各巻線は2つの直線状端部分32の形状 で延長され、これら端部分は中間部分30に対して対称であり、中間部分の巻線 又は各巻線に対して接線をなす平面において互いに略平行である。 スプリングBが摩擦パッドAの開口24内に定置されている時、図2及び3に 明瞭に示されているように、端部分32は支持板10の両側に位置され、支持板 の面に直ぐ接近して平行に延びている。従って、スプリングの螺旋状部分30は 支持板10内に正確に位置決めされている。好適には、スプリングの中間部分3 0は、その休止位置(スプリングBが摩擦パッドA上に定置され、摩擦パッドが 摩耗指示装置Cを未だ装着されず、またトルク支持部材内に未だ定置されていな い)では、スプリングを形成するワイヤの径に依存して、巻線の積層体が支持板 10の厚さに略等しい軸線方向厚さを有するような数の連続した巻線を含んでい る。 有益的には、端部分32は、略直角に折り返された終端部分34を形成されて おり、図1及び2に明瞭に示されているように、終端部分34は支持板10の厚 さに略等しい長さを有し、端部14の外周面15に直ぐ接近して位置されている 。 摩耗指示装置Cは、例えば熱可塑材で作られた本体42内に埋設された単一又 は好適にはループ状の導電体40で形成されていて、その端部が本体42の端部 から或る距離に位置されている。本体42は、摩耗指示装置を摩擦パッドに固定 するための取付部分46と、操作を容易にする例えば六角ナット形状の操作部分 48とを含んでいる。 本発明によると、摩耗指示装置Cの取付部分46は、スプリングBの中間螺旋 状部分30、より詳細にはこの螺旋状部分30を構成する巻線で形成された一種 のタッピングと相互作用するようになっているねじ44を形成されている。 前述のことから、本発明がどのように使用されるかが容易に理解されよう。摩 擦パッドAが製作された後、すなわち摩擦ライニング12が支持板10の一方の 面に固着された後、又は摩擦パッドAが使用される前、スプリングBが摩擦パッ ドAに組付けられる。これを行うために、端部分32の一方が開口24内に挿入 され、それからスプリングBに力が加えられて中間部分30をこの開口内へ入り 込ませ、スプリングの弾性により得られるこの部分30の一時的な変形が、この 作業を容易にしている。 一度スプリングBが端部14に取付けられると、次 に摩耗指示装置Cがこの組立体に設置できる。これを行うためには、摩擦ライニ ングを有していない支持板の面から取付部分46をスプリングの螺旋状部分30 内へねじ込むために操作部分48を単に操作することで十分である。取付部分4 6のねじの特性は、この部分46が通常の態様でスプリングBの螺旋状部分30 と相互作用するように選択でき、この螺旋状部分の内部は、理解されているよう に、通常のタッピングとして作用する。 特に、取付部分46のねじの長さは、支持板10内での位置を完全に定められ ているスプリングB内へ摩耗指示装置Cがねじ込まれた時に、ワイヤ又はループ 40の端部が支持板10の面から摩擦ライニング12のための最小厚さE(図7 )に一致する距離E(図1)に位置されるようなものであり、この最小厚さでは 、車両の運転者に警告信号を発することが必要である。 このように、本発明によると、スプリングBによって、摩擦パッドAの支持板 への摩耗指示装置Cの特に容易な取付けが実際に得られている。しかしながら、 付加の利点として、本発明は、スプリングB及び摩耗指示装置Cを特に信頼性あ る方法で摩擦パッドAに固定保持することを可能にしている。 本発明によると、休止状態すなわち摩耗指示装置Cの組付け前を考えた場合、 摩耗指示装置Cの取付部分46の径DをスプリングBの螺旋状部分の内径dより も多少大きくするように有益的になすことができる。これらの径は普通のねじ及 びタッピングと同様に通常の方法で測定され、すなわち、取付部分46の径Dは 、図4に示されているように、ねじ44のねじ山の頂により形成される円形螺旋 状線を含む仮想シリンダの径であり、またスプリングBの螺旋状部分30の径d は、図2に示されているように、連続した巻線の間の接触線により形成される円 形螺旋状線を含む仮想シリンダの径である。 こうして、取付部分46が螺旋状部分30内にねじ込まれると、この取付部分 は螺旋状部分の径を拡大させる傾向にある。従って、このねじ込みを行うために は操作部分48に非常に大きいトルクを発揮させる必要があるので、摩耗指示装 置をねじ戻し得るようなディスクブレーキの作動により発生する振動や使用条件 とは無関係に、摩耗指示装置CはスプリングBに固定保持されることとなる。 代わりとして又は追加として、取付部分46のねじのピッチを、スプリングB の螺旋状部分30の巻線により形成されるタッピングのピッチとは異ならせる、 好適には大きくするようにすることも、同様に有益である。 上述したと同様の方法で、取付部分46が螺旋状部分30内へねじ込まれると 、この取付部分は、休止状態で相接している螺旋状部分を構成する巻線を軸線方 向に離間させる傾向にある。従って、このねじ込みを行うためには操作部分48 に非常に大きいトルクを発揮させる必要があるので、摩耗指示装置の自発的なね じ戻しを起こし得るようなディスクブレーキの作動により発生する振動や使用条 件とは無関係に、摩耗指示装置CはスプリングBに固定保持されることとなる。 摩擦ライニング12を支持する支持板10の側面に位置された端部分32が静 止保持される一方、他の端部分32が自由に保たれている場合に、摩耗指示装置 CをスプリングB内へねじ込むと、スプリングBの巻線に対するねじ44の擦り がこれら巻線を“拡開”してねじ込み操作を容易にする傾向にある一方、同じ条 件のもとでは、ねじ戻しの際に生じる擦りはこれら巻線を“収縮”する傾向にあ ることに注目されたい。結果として、ねじ戻し操作は、このねじ戻しが任意であ ろうと自発的であろうとも、ねじ込み操作よりも遥かに大きいトルクを加えるこ とを必要としている。 従って、摩擦ライニング12を有する支持板10の面に、摩耗指示装置をねじ 込む時に開口24の軸線を中心とする端部分32の角変位を制限するための制限 停止部を設け、支持板の他側面に位置された他の端部分32を同じ軸線を中心と して回転自由に保つようにすることが可能であり、及び又は、摩耗指示装置をね じ戻す時にこの軸線を中心とする端部分32の角変位を制限するための他の制限 停止部を設け、支持板の他 側面に位置された他の端部分32を回転自由に保つようにしてもよい。 これら2つの制限停止部の各々は、支持板に一体形成され又は支持板の孔内へ 圧入されるペッグによって形成できる。ねじ込み及びねじ戻しのための2つの制 限停止部を支持板に備えることが必要とされる場合、図8に示されているように 、これら停止部は有益的には単に矩形断面の溝50の側壁面によって形成でき、 この溝の深さはスプリングBを構成するワイヤの径に類似し、この溝は摩擦ライ ニングを支持する支持板の面からえぐられ、開口24と凸状湾曲面15との間で 延在する。 後者の場合には、スプリングの中間部分30は、休止状態において、スプリン グを形成するワイヤの径に依存して、これら巻線の積層体が溝50の深さを差し 引いた支持板10の厚さに略等しい軸線方向厚さを有するような数の連続した巻 線を含んでいる。 溝50の幅は、厳密とすることなしに、制動作用中スプリングBがその機能を すべて果たすことができるようにする、すなわち、幾分かの角変位と、図6に示 されているように、スプリングB及び摩耗指示装置Cを備えた摩擦パッドAがデ ィスクブレーキに定置された時に溝50内に収容されている端部分32の幾分か の変形とを許容するように選択されている。 その上、図6からわかるように、スプリングBの端 部分32は、摩擦ライニング12から最も遠い、すなわちトルク支持部材16に 最も近い螺旋状部分と同じ側で螺旋状部分30を延長している。従って、完全装 備の摩擦パッドがトルク支持部材16に設置されると、端部分32の各々には、 スプリングの螺旋状部分30の巻線を締付ける方向に応力が発揮される。結果と して、摩耗指示装置Cはより高い信頼性でもってスプリングB内に固定され、摩 耗指示装置Cの自発的なねじ戻しは、不可能でないまでも非常に困難となる。 従って、ディスクブレーキ用摩擦パッドは実際に製作されており、本発明が直 面した問題に対する回答を与えていることが理解できる。事実、支持板10の製 造は、開口24及びできれば溝50の形成を単に必要とするだけであり、その公 差が非常に大きくてよいので、特別の問題を呈していない。従って、製造は非常 に安価である。 それ自体製造が簡単なスプリングBは、開口24内に固定されるだけであり、 また慎重な操作によるだけで開口から抜き出すことができる。支持板10に対す るスプリングの軸線方向位置は、溝50が設けられていてもいなくても、支持板 10を掴持するその端部分32によって正確に限定されている。 摩耗指示装置Cはそれ自体ねじ込みによる簡単な方法でスプリングB内に固定 され、スプリング内にねじ込まれた時にその警告機能に関してその最適位置を自 動的にとる。その上、前以てスプリングBを支持板内に設置しておかないことに は、摩耗指示装置Cを支持板10に取付けることはできない。最後に、摩耗指示 装置Cをねじ戻すことは、摩耗指示装置を支持板にねじ込むことよりも遥かに困 難であり、摩擦パッドをディスクブレーキ内に定置した時には摩耗指示装置をね じ戻すことが実際上不可能とさえなる。 勿論、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、請求の範囲に関連 する範囲内で当業者には自明の幾多の変更を受け入れることができる。従って、 例えば、スプリングBの螺旋状部分を形成する巻線を休止状態において相接させ ず、また摩耗指示装置Cの取付部分のねじ44のピッチを休止状態におけるこれ ら巻線のピッチよりも小さくするようにすることができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年8月9日 【補正内容】 10 自動車用ディスクブレーキのための摩擦パッド(A)の支持板(10)に固 定するための取付部分(46)を有する本体(42)に埋設された導電体(40) を含む摩耗指示装置(C)であって、摩擦パッド(A)の支持板(10)がディ スクブレーキのトルク支持部材(16)内に碇留且つ摺動するように収容され、 摩擦ライニング(12)が支持板(10)の第1面の表面の一部に固定されて、 第1面とは反対側の支持板(10)の第2面に力が加えられた時に回転ディスク (22)に摩擦接触し、貫通開口(24)がスプリング(B)の螺旋状部分(3 0)を固定するために支持板(10)に形成され、この螺旋状部分が金属ワイヤ の少なくとも1つの巻線で形成され、摩擦ライニング(12)の摩耗指示装置( C)の取付部分(46)がスプリング(B)の螺旋状部分(30)を貫通してい る摩耗指示装置において、摩耗指示装置の取付部分(46)がスプリング(B)の 螺旋状部分(30)と相互作用するねじ(44)を形成されていることを特徴と する摩耗指示装置。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 成されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動車用ディスクブレーキのための摩擦パッド(A)、スプリング(B)及 び摩耗指示装置(C)から成る組立体であって、摩擦パッド(A)がディスクブ レーキのトルク支持部材(16)内に碇留且つ摺動するように収容された支持板 (10)を含み、摩擦ライニング(12)が支持板(10)の第1面の表面の一 部に固定されて、第1面とは反対側の支持板(10)の第2面に力が加えられた 時に回転ディスク(22)に摩擦接触し、貫通開口(24)がスプリング(B) の螺旋状部分(30)を固定するために支持板(10)に形成され、この螺旋状 部分が金属ワイヤの少なくとも1つの巻線で形成され、摩擦ライニング(12) の摩耗指示装置(C)の取付部分(46)がスプリング(B)の螺旋状部分(3 0)を貫通している組立体において、スプリング(B)が支持板(10)の両側 に位置された端部分(32,34)を含み、スプリング(B)の螺旋状部分(3 0)が支持板(10)の開口(24)内に収容され、摩耗指示装置(C)の取付 部分(46)がスプリング(B)の螺旋状部分(30)と相互作用するねじを形 成されていることを特徴とする組立体。 2 請求項1記載の組立体において、摩耗指示装置(C)の取付部分(46)の 径(D)がスプリング(B)の螺旋状部分(30)の径(d)に少なくとも等し い ことを特徴とする組立体。 3 請求項2記載の組立体において、摩耗指示装置(C)の取付部分(46)の ねじ(44)のピッチがスプリング(B)の螺旋状部分(30)の巻線のピッチ とは異なることを特徴とする組立体。 4 請求項3記載の組立体において、摩耗指示装置(C)の取付部分(46)の ねじのピッチがスプリング(B)の螺旋状部分(30)の巻線のピッチよりも小 さいことを特徴とする組立体。 5 請求項3記載の組立体において、スプリング(B)の螺旋状部分(30)の 巻線が休止状態において相接し、摩耗指示装置(C)の取付部分(46)のねじ (44)のピッチがスプリング(B)の螺旋状部分(30)の巻線のピッチよりも 大きいことを特徴とする組立体。 6 請求項4及び5のいずれか1項に記載の組立体において、スプリング(B) の螺旋状部分(30)が、支持板(10)の第1及び第2面に直ぐ接近して平行 に延びる2つの直線状端部分(32)によって延長されていることを特徴とする 組立体。 7 請求項6記載の組立体において、支持板(10)の第1面が、この第1面に 接近して位置されたスプリング(B)の端部分(32)の角変位を制限するため の少なくとも1つの制限停止部を含んでいることを特徴とする組立体。 8 請求項7記載の組立体において、支持板(10) の第1面が、スプリング(B)を形成する金属ワイヤの径に類似する深さ及び矩 形断面を有する溝(50)を含み、この溝の側壁面が、この第1面に接近して位 置されたスプリング(B)の端部分(32)の角変位を制限するための2つの制 限停止部を形成することを特徴とする組立体。 9 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の組立体において、スプリング(B )の端部分(32)が、摩擦ライニング(12)から最も遠く離れた螺旋状部分 と同じ側でスプリング(B)の螺旋状部分(30)を延長していることを特徴と する組立体。 10 摩擦パッド(A)の支持板(10)に固定するための取付部分(46)を有 する本体(42)に埋設された導電体(40)を含む摩耗指示装置(C)におい て、取付部分(46)が請求項1ないし5のいずれか1項に従ってねじ(44) を形成されていることを特徴とする摩耗指示装置。
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