JPH10512083A - 改良形デジタル光コンパクトディスク及びコンパクトディスクプレーヤー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 トラック再生選択情報の記憶及び検索のための他の情報記憶素子あるいは情報記憶領域を組み込んだ改良形デジタル光コンパクトディスクを開示する。他の記憶領域は、ユーザーによる規定情報包含領域のシェーディングあるいは変更が対応するトラックをスキップあるいは再生すべきかどうかを示している規定情報包含領域で構成されている。改良形コンパクトディスクプレーヤーは、情報包含規定領域を読み取り、再生のための特定のトラックを自動的に選択できる。規定領域に含まれた情報は、直ちに可視認識可能で、機械可読で、手動で変更可能であるフォーマットで記憶されている。

Description

【発明の詳細な説明】 改良形デジタル光コンパクトディスク及び コンパクトディスクプレーヤー発明の分野 本発明は、一般に、デジタル光コンパクトディスク情報記憶装置の分野に関し 、特に、本発明は、可視認識可能及び機械可読の両方ができるフォーマットで付 加的情報を記憶する少なくとも１つの他の記憶素子あるいは記憶領域が組み込ま れている改良形コンパクトディスク記憶装置に関するものである。好ましい実施 形態のこの情報は、コンパクトディスクに含まれる特定の情報の選択的な検索及 び／又は識別に関連している。コンパクトディスクにデジタルで記憶される情報 並びに他の記憶素子あるいは記憶領域に含まれる情報の両方を読み取ることがで きる対応するディスクプレーヤーも開示されている。関連技術の説明 従来のデジタル光コンパクトディスクは、一般に、当該技術分野で公知であり 、信頼性があり、便利な情報を記憶及び検索する機構を提供する。従来の光ディ スクでは、通常ディスクの片面に情報がデジタルで記憶されている。ディスクの 表面の複数の穴、すなわちピットは記憶情報を規定し、レーザビームは記憶情報 を表している 出力を供給するようにディスクの表面を走査するために使用される。これらの従 来のシステムは一般に十分な情報記憶機能及び情報検索機能を実行できるのに対 して、記憶情報をアクセスするこれらの装置及びシステムは、選択情報が最初に 一旦識別あるいは選択されると、この情報の選択された部分を繰り返して検索す ることができるシステムによって大いに改良されている。ディスクに含まれる特 定の情報の選択及び／又は検索に関連した情報を保持できることによって、既存 システムの性能は大いに高まり、デジタル光コンパクトディスク製品に対する総 合的な消費者の満足は増す。 従来のコンパクトディスク記憶システム及び検索システムの欠点は、情報がこ れらのシステムにおいて再生するために現在選択されている方法から明らかであ る。音楽のようなオーディオ情報を含む従来のコンパクト光ディスク及び、特に これらの光ディスクでは、音響情報は、ディスクメーカーによって読み出し専用 フォーマットでデジタルで記憶されている。録音を含む光コンパクトディスクで は、各個別選択はトラックと呼ばれる別々のロケーションに記憶され、各トラッ クはトラック番号で指定される。特定のトラックに記憶された録音は、ディスク 上に予め印刷された題材によるかあるいはディスクに添付している資料でのいず れかによりその題名及び演奏家で通常識別されている。これらのシステムでは、 ディスクのユーザーは、コンパクトディスクプレーヤーでデ ィスク内に記憶されている情報を読み出すことだけができ、一般的には、ユーザ ーは、ディスク上に付加的情報を記憶させることはできない。ユーザーが聞きた い所望の情報あるいは録音を含む特定のコンパクトディスクを選択すると、ユー ザーは、ディスク上の選択されたものの全てを聞くかあるいは聞きたい特定のト ラックを識別するコンパクトディスクプレーヤーにプログラミング情報を手で入 力するかのいずれかをしなければならない。 大部分のコンパクトディスクプレーヤーはデジタル光コンパクトディスクから の選択された録音を再生できる。これらのディスクプレーヤーによって、ユーザ ーは、機械が望まなかったものをスキップし、ユーザーが聞きたいこれらのトラ ックあるいは選択されたものだけを再生できるように、トラック選好を機械にプ ログラムできる。トラック選択情報は、一般的にはプレーヤーのメモリに一時的 に記憶し、ディスクプレーヤーは特定のディスクから選択されたトラックを再生 し続ける。１度に１つ以上のディスクからの選択されたものを再生できる従来の コンパクトディスクプレーヤーシステムでは、ユーザーは、プレーヤーのその所 定の位置によってディスクを識別し、次に、ユーザーが聞きたい特定のトラック をその後に識別することによってプレーヤーに挿入される各々のディスク上のい ろいろな選択されたものから通常選択することができる。（例えば、ユーザーは 次のように再生のための所望のトラックを選択できる。ディスク番号 １、トラック２、７、１０；ディスク番号２、トラック３、５、８、等。）これ らの従来のプログラマブルディスクプレーヤーは、ユーザーが聞きたい１枚もし くは複数のディスクの特定のトラックを選択するために、精通しなければならな い比較的複雑なプログラミングステップを必要とする。 これらの従来のシステムに関する問題の一つは、所与のディスクからの特定の 選択されたものだけを聞くことを望む人は選択するためのインタフェースとして ディスクプレーヤーを使用することが必要であり、一旦ディスクプレーヤーが特 定の選択されたものを再生すると、あるいは機械の電源がオフにされた後に、選 択情報が失われるということである。前述のように、これらのシステムに対する 選択プログラミング工程は、特に一度に多数のディスクを再生できるシステムで は、かなり複雑であることがある。さらに、選択情報はディスクで保持されない ために、ディスクが機械から取り除かれた後、ユーザーが特定のディスクを聞く ことを望む度にこの工程は繰り返されねばならない。 しかしながら、大部分の例では、ユーザーが特定のコンパクトディスクから再 生することを最初に識別する特定のトラックあるいはトラック選択は、ユーザー が後で選択するものと同一の選択であることが多く、従って、選択情報を保持で きるようにすることが望ましい。このことは、大部分のアルバムのような大部分 のデジタル光 コンパクトディスクが、大部分のリスナーが通常聞くことを楽しまないようなつ なぎの資料を有するかあるいはコンパクトディスクシステムを使用する人が特に 楽しむディスクからの所定のお気に入りの選択されたものであるという事実に帰 因する。 上記でつまびらかにされた問題の１つの提案された解決法は、スミスによって 発明された米国特許第４，８７２，１５１号に開示されている。この参考文献は 、コンパクトディスクのための再生データの順序を記憶する磁気ストリップ形式 の磁気記憶素子を有する従来のデジタル光コンパクトディスクを記載している。 磁気ストリップはディスクに取り付けられ、磁気ストリップに記憶された再生デ ータの順序はディスクで保持することができる。スミスによって提案されている 解決法は、当該技術分野でつまびらかにされた問題のいくつかを取り扱っている けれども、スミスの開示は多数の欠点を有している。 まず第一に、スミス特許で開示された装置は、システムを使用する人が特定の ディスクのための選択情報を識別するためにコンパクトディスクプレーヤーシス テムとインタフェースする必要がある。前述のように、この工程は、特に多数の ディスクが再生のために同時にプログラムすることができるシステムではかなり 複雑である。さらに、選択情報はディスク上に磁気的に記憶されているために、 選択情報が磁気媒体に誤って接触することによるかあるいは磁気媒体を磁界にさ らすことによって誤 って消失されることがあるという重大な危険がある。スミス特許に開示されたシ ステムは、選択情報がディスクの表面を見ることによって容易に確認できないた めに、望ましくないこともある。スミス特許に開示されたシステムを使用する人 は、所与のディスクの再生のためにどのような選択がなされているのかを決定す るためには、ディスクをディスクプレーヤーに挿入し、ディスクプレーヤーの磁 気ヘッドが磁気的に記憶されているトラックの選択情報を読み出すことができる ようになければならない。他の１つの欠点は、スミス特許に開示されたシステム が実行するための既存のディスクプレーヤー回路にかなり複雑な付加物を必要と することであり、最も明白なことは、スミス設計は、ディスクに情報を書き込み 、ディスクから情報を読み出すための磁気ヘッドの制御のためにかなり複雑なソ フトウェアと、磁気読み出しヘッド及び磁気書き込みヘッドとがディスクプレー ヤーに組み込まれるべきであることが必要となる。 したがって、機械可読であり、同時に可視認識可能で、プレーヤーを使用しな いで手で記録可能な不揮発性フォーマットでディスクと協力してコンパクトディ スク選択情報を保持できるコンパクトディスク及びコンパクトディスクプレーヤ ーシステムに対して技術上の要求が残っている。 したがって、本発明の目的は、ユーザーの選択情報がディスク上に不揮発性フ ォーマットで保持されることが できる、従来のデジタル光コンパクトディスク上に他の情報記憶素子あるいは情 報記憶領域を提供することにある。 本発明の他の目的は、デジタル光コンパクトディスク上に記憶された選択情報 によってディスクプレーヤーを自動的に読み出し及び制御するシステムを提供す ることにある。 本発明の他の目的は、人がコンパクトディスクプレーヤーを使用しないで再生 するためにコンパクトディスク上の特定トラックを手動で選択できる簡単な機構 を提供することにある。 本発明の他の目的は、可視認識可能及び機械可読の両方であるトラック選択情 報のための記憶機構を提供することにある。 本発明の他の目的は、使用するのに簡単であり、実施するのに経済的でもある ディスク選択情報を読み出すための設計を提供することにある。 本発明の他の目的は、既存の光ディスクと互換性があり、既存のディスクに容 易に応用できる従来のデジタル光コンパクトディスク上に他の記憶素子あるいは 記憶領域を提供することにある。 本発明の他の目的及び利点は、本発明の下記の要約、この好ましい実施形態の 図面及び詳細な説明から明らかになる。発明の要約 本発明は、ユーザーが所与のコンパクトディスクからの特定の選択されたもの あるいは多数の選択されたものをアクセスすることを望む度に、従来のコンパク トデジタルオーディオディスクのユーザーはディスクプレーヤーをユーザー選択 情報で再プログラムする必要をなくすものである。選択情報は、ディスクプレー ヤーを使わないで不揮発性フォーマットでディスク上に手動で入力される。好ま しい実施形態では、付加的情報は、可視認識可能及び機械可読の両方であるフォ ーマットでコンパクトディスク上に記録される。この情報は、ディスクの光学的 に記録されたデータと同じ面あるいは反対の面に記憶されるが、読み出し専用の 光学的に記憶されたデータを含まない領域に置かれている。 大部分の従来のコンパクトディスクは、情報を含まず、付加的情報記憶領域あ るいは付加的情報記憶素子を設置するのに適しているディスクの中心の開口に隣 接した中心に位置する領域を有している。さらに、現在の全てのＣＤは片面であ り、上部面はユーザー可読の予め印刷されたデータ、グラフィックス等のために 取っておかれる。好ましい実施形態では、ディスク選択記憶素子は、規定領域の 上を通る光遮断器のような装置が、規定領域がシェーディングされるか否かある いはさもなければその周囲と手動で区別されるかどうかを決定できるように、外 観上明るいかあるいは暗いかのいずれかである規定情報 包含領域から成る。光遮断器は、規定領域のシェーディングを“読み取り”、規 定領域が外観上明るいかあるいは暗いかのいずれかであるかどうかを示すデジタ ル出力を供給する。各規定領域は、ディスク上の対応するオーディオトラックに 関連し、対応するトラックの規定領域に対する光遮断器からのデジタル出力は、 ディスクプレーヤーが特定のトラックをスキップあるいは再生するか否かを決定 する。 規定情報包含領域は、各領域の中心がディスクの中心から他の領域とほぼ同じ 距離に置かれているように中心の開口の周りに半径方向に置くことが好ましい。 この配置によって、単一の光遮断器は、ディスクプレーヤーがディスクを回転す るとき規定領域の各々を読み取ることができる。同期領域と呼ばれる１つの規定 領域は、ディスク上の情報包含領域の相対位置を（公知のタイミング情報に基づ いて）識別するために使用される同期パルスを供給するために残りの規定領域の 各々よりも大きい。同期領域の後に光遮断器を通る第１の情報包含規定領域の状 態は、プレーヤーがディスク上の第１のトラックをスキップするかどうかを決定 し、その後に光遮断器を通る残りの規定領域の各々の状態は、その対応するその 後のトラックの各々がスキップあるいは再生されるかどうかを決定する。 一旦ディスクが最高速度まで回転すると、光遮断器はディスク上の同期マーカ ーに対応する最大反射領域を探 す。ディスクコントローラはディスク及びラベルの回転速度を記憶しているので 、したがって、ディスクコントローラはディスク上の同期パルスのためのシステ ムクロックサイクルの近似予想持続期間を記憶している。一旦コントローラが光 遮断器からの信号の持続期間に基づいて同期パルスを検出すると、次に、情報包 含規定領域の各々のロケーションは、同期領域の立ち下がりエッジ及びディスク プレーヤーシステムクロックに対して決定される。規定情報包含領域の各々が互 いから一定距離に置かれているために、システムはこの情報を決定することがで きる。従来のコンパクトディスクプレーヤー用の回転速度は一定でないことが公 知であるけれども、ディスクの回転速度で生じる変化は規定情報包含領域のロケ ーションを識別する目的のために一方の回転から次の回転まではとるに足りない 。コンパクトディスクコントローラ回路はディスクの瞬時回転速度も記憶してい る。 情報包含規定領域は、ディスクメーカーによってディスクの中に製造すること ができるかあるいはディスクが製造された後のある時間に付加することができる 。他の記憶素子あるいは記憶領域を既存ディスクに追加できることによって、シ ステムは付加的記憶素子あるいは記憶領域を有するディスクを単に改良すること によって既存のディスクと互換性があるようにできる。本発明の好ましい実施形 態では、他の記憶素子あるいは記憶領域は、ディスクの主要な面に接着剤で取り 付けることができる 接着剤で裏打ちされたプラスティックあるいは紙のラベルの表面から成るか、あ るいはこの表面上に置かれるかのいずれかであり、他の記憶素子は、既存のコン パクトディスクの開口の上あるいはこの開口の周りにスナップフィットする硬い プラスティック表面で構成されても、あるいはこの表面上に置かれてもよく、あ るいはそれの代わりとして規定情報包含領域はメーカーによってディスクに組み 込まれていてもよい。 第１の実施形態では、接着剤で裏打ちされた素子は、録音あるいは他の情報を 含まないディスクの一部におけるディスクに簡単に取り付けられる。接着性ラベ ルは、通常、デジタル符号化データを通常含まない、中心の開口に隣接したコン パクトディスク上の領域あるいはディスクの上側の任意の他の使用可能な表面と マッチしている環状ラベルである。各実施形態では、規定情報包含領域の表面は 、選択情報の手動記録を容易にするような構成、テクスチャーあるいは構造の表 面である。好ましい実施形態では、構成、テクスチャーあるいは構造は、マーカ ーあるいは油性鉛筆のような筆記器具による変更あるいはマーキングを受け入れ るのに適している。他の実施形態では、情報包含規定領域は、どのトラックが再 生されるかあるいはスキップされるかを識別するためにディスクに追加、ディス クから除去あるいはディスク上を移動できるタブを受け入れるように設計されて いる。 ユーザーは、タブを除去するかあるいはコンパクトデ ィスクにタブを加えるかのいずれかあるいはまたスキップされる特定のトラック と関連するラベル上の規定領域に書き込むかあるいはこの規定領域を消去するこ とによって特定のコンパクトディスクをプログラムする。取り決めは、明るくさ れた領域あるいは暗くされた領域が特定のトラックがスキップあるいは再生され るべきかを示すかどうかを指示すべきであることを当業者は理解している。どち らの選択でも等しく十分に機能し、同様な手法ですべてのディスクシステム操作 でき、本発明を組み込む任意のディスクプレーヤーシステムで所望の選択された ものを再生できることは好ましいものであることが理解される。 本発明では、コンパクトディスクプレーヤーには、安価な光遮断器（内輪に見 積もって０．５０ドルの部品）が適度に装備され、したがって、コンパクトディ スクプレーヤーは、ユーザープログラミング情報を検出し、その後に、“スキッ プ”コマンドを発することによって望まれていないトラックを避けるようにディ スクプレーヤーのコントローラ回路に指令する。“スキップ”コマンドは、一般 的には従来のコンパクトディスクプレーヤーの命令セットの既に一部である。 この改良形デジタル光コンパクトディスク及び光コンパクトディスクプレーヤ ーによって、ディスクユーザーは、可視認識可能及び機械可読の両方であるフォ ーマットにより再生するためのコンパクトディスクの特定のト ラックを選択的に識別できる。トラック選択情報は、不揮発性フォーマットでデ ィスクととともに記憶されており、ディスクユーザーがディスクからの所望の選 択されたものを聞きたいとき、ディスクユーザーは、所望の選択されたものを再 生するためにコンパチブルディスクプレーヤーにディスクを挿入する必要がある だけである。ユーザーは、任意の所与のディスクを任意の適当に装備されたプレ ーヤーに挿入する度に、ディスクプレーヤーを再プログラムする要求はもはやな くなっている。 “選好”スイッチは、選好を有効のものとするかあるいは選好を無効なものと するかを入力するためにプレーヤー内に組み込むこともできる。選好を無効なも のとするにすると、ディスクプレーヤーは他の記憶領域の選択情報を無視する。 本発明の他の特徴及び長所が、この好ましい実施形態に記載され、この好まし い実施形態及び図面から明らかである。 本発明のこれらの特徴及び他の特徴はこの好ましい実施形態の下記の詳細な説 明に後述される。図面の簡単な説明 図１Ａは、他の情報記憶領域あるいは情報記憶素子がコンパクトディスクの表 面に製造される単一リングの情報包含規定領域で構成されている、本発明の第１ の実施形態による新しい、改良形光コンパクトディスクの斜視 図である。 図１Ｂは、他の情報記憶領域あるいは情報記憶素子がコンパクトディスクの表 面に製造される二重リングの情報包含規定領域で構成されている、本発明の第２ の実施形態による新しい、改良形光コンパクトディスクの斜視図である。 図１Ｃは、情報包含規定ロケーションの各々がスキップ／再生情報を識別する 中心にあるマークを付けることができる領域を有している、本発明の他の実施形 態による新しい、改良形コンパクトディスクの平面図である。 図２Ａ及び図２Ｂは、記憶素子が接着剤が裏打ちされたラベルとして具体化さ れる、コンパクトディスクの表面に他の記憶素子を貼り付けることを示している 。 図３は、コンパクトディスクであるがより小さい直径のコンパクトディスクに 貼り付けられるような図２Ａ及び図２Ｂに示されている記憶素子と同様な他の記 憶素子の断面図を示している。 図４は、他の記憶素子がディスクの表面に作られている、図１Ａの実施形態の 断面図を示している。 図５は、規定領域のためのテクスチャーされた表面を示す図２Ａ及び図２Ｂに 示された実施形態の断面図を示している。 図６は、本発明とともに使用するための典型的な光遮断器のための概略図を示 している。 図７Ａ〜図７Ｃは、典型的な実施形態に関する本発明 の動作及び光遮断器からの対応する出力を示している。 図８は、本発明を組み込む改良形コンパクトディスクプレーヤーのブロック図 である。好ましい実施形態の詳細な説明 開口１４を有する改良形コンパクトディスク１２が開口１４を半径方向に取り 囲む情報包含規定領域１６のリングから成る他の記憶素子あるいは記憶領域を有 する本発明の実施形態が一般的にに図１Ａの１０に示されている。規定領域１６ の各々は開口１４の中心からほぼ同じ距離に置かれている。情報包含規定領域１ ６は、一般的には光学的に記憶された情報を含まないデジタル光コンパクトディ スクの領域に置かれている。情報包含規定領域のリングは接着剤裏打ちのあるラ ベルによって貼り付けられてもよいし、あるいはその代わりとしてこの領域はデ ィスクの中心の開口にスナップフィットする硬いプラスティックベースに取り付 けられてもよいし、あるいはさらにこの領域は示されるように製造時にディスク に組み込まれる領域であってもよい。規定領域１６の各々の間の幅及び間隔は、 その動作が下記により詳細に述べられている光遮断器の下を通るように規定領域 を識別するために空間関係が使用できるような好ましい実施形態ではほぼ同じで ある。シェーディングされた領域１７は、規定領域１６を取り囲み、分離し、分 枝する。より大きな同期領域１８は、開口１４から規定領域１６とほぼ同 じ距離の情報ロケーション１６のリング内に置かれている。同期領域１８の間隔 は、同期領域１８が本発明のディスクプレーヤーの光遮断器を通過するときに同 期パルスを供給するものとして容易に認識できるように規定領域１８の間隔のお よそ２倍の長さである。 図１Ｂは、一般的に２０で示されている本発明の他の実施形態を示している。 本実施形態では、開口２４を有するコンパクトディスク２２は、開口２４を囲む ２つのリングの情報包含規定領域２６、２８から成る他の記憶素子を有している 。情報包含規定領域２６の外部リングは情報包含規定領域２８の内部リングを囲 む。外部及び内部の情報同期領域３０及び３１はそのそれぞれのリング内にも置 かれている。前述の実施形態のように、シェーディングされた領域３３は、規定 領域及び同期領域の各々を取り囲み、分離し、分枝する。本発明の好ましい実施 形態は他の記憶素子のためのより大きな記憶容量を可能にすることが分かる。他 の実施形態では、リングの中の１つは他のリングのロケーションを規定するタイ ミング情報だけを含んでもよい。図１Ａに示されるような本発明の実施形態のよ うに本実施形態では、規定情報包含領域２６、２８の外部リング及び内部リング は、従来のコンパクトディスク上に記憶されたオーディオデータを一般的には含 まない開口２４に隣接したディスクの領域に置かれている。図１Ｃは、中心に置 かれた開口３６を有するコンパクトディスク３５が、開口３６を囲むリ ングの情報包含規定領域３８を有している、通常、３４に示されている他の実施 形態を示している。情報包含ロケーション３８の各々は暗くされた境界によって 囲まれる内部のマークを付けることができる領域４０を有している。同期領域４ ２は、前述の実施形態におけるように情報包含部のリングにも置かれている。し かしながら、本実施形態では、同期領域は、同期パルスがローであり、基準点が 下記により詳細に述べられているように光学読み取り器からの立ち上がりエッジ に基づいているようにシェーディングされている。本発明の前述の図示された実 施形態のように、付加的記憶素子は、一般的には光学的に記憶されているデータ を含んでいないディスクの領域に置かれている。図示された実施形態の各々にお ける情報包含規定領域の配置によって、ディスクプレーヤーに置かれた単一の光 遮断器は、図１Ｂに示された実施形態の場合にはディスクあるいは２つの光遮断 器上の規定領域の各々の状態を読み取ることができる。光遮断器は、規定領域の シェーディングを“読み取り”、規定領域が外観上、明るいかあるいは暗いかの いずれかであることを示すデジタル出力を供給する。本発明の好ましい実施形態 では、各規定領域は、ディスク上の対応するオーディオトラックに関連していて 、対応するトラックの規定領域に対する光遮断器からのデジタル出力は、ディス クプレーヤーが特定のトラックをスキップあるいは再生するか否かを決定する。 前述のように、同期領域は、ディ スク上の残りの規定領域の間隔のおよそ２倍であり、ディスク上の残りの規定領 域の位置を識別するために使用される同期パルスを供給するために使用される。 同期領域の後に光遮断器を通る第１の情報包含規定領域の状態は、ディスクの第 １のトラックがスキップあるいは再生されるかどうかを決定し、その後に光遮断 器を通る残りの規定領域の各々の状態は、そのそれぞれのその後の対応するトラ ック選択がスキップあるいは再生されるかどうかを決定する。 本発明の好ましい実施形態では、他の記憶素子あるいは記憶領域は、接着剤に よりディスク表面に接着される、接着剤で裏打ちされたプラスティックあるいは 光沢紙のラベルの表面に置かれるか、あるいは従来のコンパクトディスクの中心 の開口にスナップフィットする硬いプラスティックベースに取り付けることがで きるか、あるいはその代わりとして他の記憶領域が製造時にディスクに組み込ま れるかのいずれかである。図２Ａは、他の記憶素子の実施形態を含む接着剤で裏 打ちされたラベル４２の貼り付けを示している。図２Ａは、ディスク１２の表面 に貼り付ける前のラベル４２を示している。ラベル４２は、従来のデジタル光デ ィスク上に光学的に記憶された読み出し専用のデータを一般的には含まない領域 に貼り付けられている。前述の実施形態のように、情報包含規定領域４３及び同 期領域４４は、シェーディングされた領域４５で 囲まれ、分離され、区別される。図２Ｂはコンパクトディスクに貼り付けられる ようなラベルを示している。図３は、ラベル４２、ラベル接着剤４２’及びディ スク１２を示すディスクの表面に貼り付けられるような小さい直径のラベルの断 面側面図を示している。本発明の１つの実施形態では、１６、２６、２８、４０ 及び４３のような規定情報包含領域の表面は、マーカーあるいは油性鉛筆からの マーキングあるいは他の変更を受け入れるのに適している構成、テクスチャーあ るいは構造の表面である。他の記憶素子の残りの領域は、システムの性能を低下 させ得るひょっこり現れるマークを除去するために容易にマークあるいは変更で きないように滑らかである。前述のように、他の実施形態では、タブを、ディス ク上にトラックのためのスキップ／再生情報を記憶するために規定情報包含領域 に取り付けたり、この領域から取り除くことができる。 図４は、製造時にディスクに組み込まれる規定領域のための可能な表面構造を 示す、図１に図示された実施形態の断面図を示している。図４では、規定情報包 含領域の構造はシェーディングされた領域１７の隣接した滑らかな表面よりもざ らざらしている。情報包含領域１６、１８、２６、２８、４０及び４３は、油性 鉛筆あるいはマーカーからのマーキングをより容易に受け入れることができるよ うなものである。規定情報包含領域４３のざらざらした表面は、容易にマーキン グ等を受け入れない 記憶素子１７のシェーディングされた部位の滑らかな隣接領域と対照をなす。図 ５は、ラベルに対してより大きな直径を有する、ディスク１２、ラベル４２、接 着剤４２’及び規定領域４３を示している図２Ａ及び図２Ｂに図示された装置の 他の実施形態のクローズアップ断面図を示している。前述の図示された実施形態 のように、規定情報包含領域４３のざらざらした構造は図面から明らかである。 ディスクのためのスキップ／再生情報を規定するために移動可能なタブあるいは 取り外し可能なタブを使用する本発明の他の実施形態は、情報包含領域１６がマ ーキングを受け入れるために畝を付けられるかあるいはざらざらにされるべきで あることを必ずしも必要としないことを理解すべきである。このように、情報包 含規定領域の表面から取り外すことができ、取り付けることができるポストイッ ト式の接着剤でタブを取り付けることができる。タブの色あるいは色調は、情報 包含規定領域の典型的な色あるいはシェーディングと対照をなす必要があるだけ である。テクスチャーされた規定領域は、タブだけあるいは油性鉛筆だけを有す る誰でもなおシステムを使用でき、したがってシステム全体の有用性及び互換性 を増すように、タブで使用される接着剤を受け入れやすいシステムが相互に互換 性を有するということも理解すべきである。 図６は、一般的に６０で示されている本発明と併用するための光遮断器の実施 形態を示している。光遮断器は、 反射表面がビームの下にあるとき、ディスク６５の表面上に安定した光のビーム を送るフォトダイオード６３によってディスクを走査し、ディスクで光はフォト トランジスタ６７上に反射される。ディスク６５の表面の明るい領域及び暗い領 域の存在によって、フォトトランジスタ６７は作動し、したがってフォトトラン ジスタ６３の下にあるディスク６５の表面のシェーディングを表すデジタル出力 を供給する。図６に示された光遮断器の実施形態は、光遮断器が本発明による他 の記憶素子を有するディスクを再生できるコンパクトディスクプレーヤーにおい て回転するディスクの表面の上に必ず位置するように、ディスクの表面で反射す るように設計されている。しかしながら、他の種類の光遮断器あるいは光感受性 の装置も本発明と併用するのに適していることを理解すべきである。最も顕著な ことは、表面に反射することなしにギャップを横切る光を通す遮断器は、従来の デジタル光コンパクトディスクの中心部のような光ディスクの透明部を通って光 を通す実施形態に適している。本発明の好ましい実施形態では、光遮断器は、日 本のシャープの電子技術によって製造されたＧＰ２Ｓ０５あるいはＧＰ２Ｓ１５ のような実例が示される。 図７Ａ〜図７Ｃは、図１Ａあるいは図２Ａ及び図２Ｂに示された他の記憶素子 に関する本発明の動作を示している。他の記憶素子７０は、１〜６の連続する番 号をふられた複数の規定情報包含ロケーション７４を含む暗く された領域から成る。同期領域７８は、光遮断器８０の下を通るときに規定情報 包含ロケーション７４の前にある。図７Ｂは、ディスクが光遮断器の下を回転す るときに光遮断器８０が“調べている”ことを示している。反射８５は同期領域 ７８によって発生された出力に対応し、残りの反射８６、８７、８８及び９０は 、トラック１、３、４、及び６のそれぞれに対するマークを付けられていない領 域に対応する。図７Ｃは光遮断器８０からの電子出力を示している。デジタルパ ルス９５は、同期領域７８によって発生された出力に対応し、残りのデジタルパ ルス９６、９７、９８、９９は、マークを付けられていないトラック１、３、４ 、及び６のそれぞれから光遮断器によって発生された出力に対応する。情報包含 規定領域の取り付けあるいは組み込みを使用する開示された他の実施形態の各々 は同様に機能することが当業者に理解される。情報包含領域が明るいというより もむしろ最初にシェーディングされた暗さである場合、最初に明るい領域の使用 によって油性鉛筆等でマークを付けるのがより容易であるのと同じように、本発 明の走査態様も機能することを理解すべきである。逆にシェーディングされたタ ブの使用はどちらの選択でもまた同様に機能する。取り決めは、全てのディスク プレーヤーシステムが同様なフォーマットを使用するように選択されたフォーマ ットとすべきである。 好ましい実施形態では、本発明は、選択されたトラッ クの再生を実行するためにディスクコントローラ全部を使用する。システムは、 システムコントローラ全部を使用するために、他の記憶素子の規定領域に含まれ た情報を読み取る際に使用されるディスク（及びラベル）の回転速度を知り、こ の回転速度を制御できる。下記の理由で、既知の回転の周期はコントローラによ って最初に割り当てられたＮ個のクロックパルスの値である。 １回転＝Ｎ個のクロックパルス Ｎ／３６０＝１回転角度 Ｎ／９０＝４回転角度、等 番号Ｎは、システムクロックサイクルの整数であるように選択されている。例 えば、ラベル読み取りが開始する瞬間に、Ｎは、３６０Ｘ４、すなわちその結果 として回転角度当たり４クロックサイクルである１４４０の値が割り当てられて もよい。したがって、好ましい実施形態では、１６度の弧を有する同期領域は、 持続期間が６４サイクル（４Ｘ１６）である出力を発生する。１６度の同期領域 の後には、このように持続期間が３２クロックサイクル（４Ｘ８）である８度の 境界領域が続き、すなわち、各々が１６クロックサイクルの間に出力を発生する ４度の弧を有する２８の規定されたユーザーがマークを付けることができる情報 包含領域が続くもので、情報包含規定領域の各々は、３２クロックサイクル（８ Ｘ４）の分離を生じる８度幅である２８の境界領域によって分離されている。 したがって、ディスクの回転速度及び同期領域並びに情報包含規定領域の空間 関係は、ディスク上のユーザー選好情報を探すために使用される。一旦１６度の 同期パルスの立ち下がりエッジ（あるいは逆に彩色されたラベルの場合、立ち上 がり）が検出器を通ると、その時、光遮断器は２８の情報包含規定領域の内容を 読み取ることができる。精度を増すために、システムクロックは、各情報包含領 域の中心で光遮断器からの読み取りをトリガーするために使用され、したがって 、検出器の視野の中の背景色によって害され得る情報包含規定領域のエッジを多 分読み取ることに基づくエラーの可能性を取り除くと同時に回転するラベル及び ラベルに伝達されるいかなる衝撃あるいは振動からのジッタあるいはスキューの 効果も除去する。 好ましい実施形態の例では、クロック周期及び回転速度は、ユーザー選好情報 の読み取りの開始と同時に回転当たり１４４０のクロックサイクルがあるように 選択されている。これらの数は、十分な高分解能（回転度当たり４クロックサイ クル）を実現できるので、都合が良く容易に得ることができるように選択される 。中心位置に対する相対角度及び中心位置のクロックサイクルに関する情報包含 規定領域の各々の位置に対する典型的な結果は下記の表Ｉに明かにされている。 したがって、好ましい実施形態は、従来のコンパクトディスクコントローラで 他の記憶素子上の規定情報包含 領域からユーザー選好情報を読み取ることができる簡単な手順を提供する。次に 、結果は、その時にプレーヤーに挿入されるディスクから選択されたトラックだ けを再生し続けるディスクプレーヤーのスキップ／再生メモリあるいはレジスタ に読み取られる。異なる数のユーザーがマークを付けることができる他のラベル が容易に形成される。 他の実施形態では、ディスクプレーヤーは、ディスクの回転速度を最初に規定 しないで“作動中”に関するユーザー選択情報を決定する。本実施形態では、デ ィスク速度は、同期領域を通過するのにかかるクロックサイクル数を規定するた めに使用される。一旦ディスクが、ディスクプレーヤーに挿入された後、最高速 度まで回転されると、遮断器とともにディスクコントローラは、システムクロッ クに関するディスク上の最大反射領域を探し、ディスクのこの部分が光遮断器の 下を通ると、光遮断器は最大数のシステムクロックサイクルの間、論理“１”を 出力することを示すことによってこの領域を識別する。したがって、ディスクコ ントローラは、ディスクの１つの完全な回転に必要なクロックサイクル数を決定 するためにこの領域の第２回目の出現を探す。一旦正確な数のクロックサイクル がディスクの完全な回転に対してわかると、コントローラは、この数を３６０度 で割り、クロックサイクル数／度を決定する。一旦この値が決定されると、その 時、規定情報包含ロケーションの各々の角度 の既知の間隔に基づいた同期パルスに関する規定情報包含ロケーションの各々に 対するクロックパルス数を決定する。次に、システムコントローラは、規定情報 包含領域の中心の各々が光遮断器の下を通るどの時点であるかを決定するための 基準点として同期パルスの立ち下がりエッジを使用する。次に、システムコント ローラは、情報包含領域が明るいかあるいは暗いかのいずれかであるかどうかを 決定するためにこれらの時間に光遮断器からの出力をポール（poll）する。この 情報は、ディスク上のトラックのどれをユーザーが再生するために選択したかを 決定する際に使用される。同様な検出方式は単一あるいは二重の遮断方法論によ って得ることができる。 図１Ｃに図示された本発明の他の実施形態では、システムは規定領域を探索す るために同様な手順を使用する。このようなシステムでは、このシステムは、同 期パルスに対応する光遮断器からの最長低出力を探し、次に、各々のその後の低 出力の持続期間、タイミングによって規定領域を探索する。規定領域は、システ ムが規定領域の各々を探すためにこの情報を使用できるように同期領域に関連す る一定サイズを有する。例えば、規定領域が同期領域のサイズの１／２であるな らば、システムは、次の低出力が同期パルスの持続期間の間、クロックサイクル 数の１／３よりも大きい持続期間を有するかどうかを決定するために検査する。 次の低出力がこの値よりも大きい持続期間を有するならば、システムは、規定領 域が マークを付けられていることを知り、したがって対応するロケーションをスキッ プレジスタにセットする。この１／３値はシステムにおけるタイミングエラーを 考慮するように選択されている。（すなわち、システムは、規定領域を囲む境界 によって作成されたローの持続期間よりも十分大きいが、全規定領域の持続期間 に対応するローの値よりも十分にローであるローの値を探すべきである。）上記 の値は、システムに固有のいかなるエラーに対しても十分使用できるべきである 。同期パルスに続く次のローが１／３の値よりも小さいならば、システムは、規 定領域がマークを付けられてないことを知り、（規定領域の対向する境界に対応 する）次のローの時間を調整しないが、次の規定領域の立ち上がりエッジに対応 する第２のローを調べる。システムは、残りの規定領域の同様な評価を実行し、 したがってスキップレジスタの対応するロケーションに適当な値をロードする。 スキップレジスタは、ディスク上のトラックの各々に関連したメモリロケーショ ンを有し、ディスク上のトラックの各々がスキップされるかあるいは再生される かどうかを規定する情報を含むディスクプレーヤーのメモリである。スキップレ ジスタは一般的には揮発性メモリである。 本発明を組み込む改良形デジタル光ディスクプレーヤーは、一般的に、図８の １１０に示されている。ディスクプレーヤーコントローラ１１２は、規定情報包 含領域スキャナー１１４及びディスクプレーヤースピンドルモ ータ１１６に接続されている。前述のように、コントローラ１１２は、スキャナ ー１１４とともに作動し、ディスク上のどのトラックが選択的に再生されるかを 決定する。次に、ディスクコントローラは、デジタル光ビームコントローラ１２ ２とともに作動し、したがって光学モータ１１８を介してデジタル光学ビーム読 み取り器１１９を正確に位置決めする。したがって、選択されたトラックのみの 信号がオーディオ増幅器１２０に送られる。 他の方式として、スライド可能かあるいは特に移動可能なプラスティックタブ が情報包含領域を規定するために使用できることも分かる。さらに、任意の他の 可視認識可能な、手動で変更可能な機構もまた同様に機能する。接着剤ラベル等 を使用する実施形態では、ラベルは、ディスク上の中心の開口に対応する中心に 置かれた凹んだ領域あるいは隆起を含み得ることも意図されている。一旦ラベル がディスクに接着されると、凹んだ領域は、ディスクの中心にラベルを正確に位 置決めするために使用され、その後に取り除くことができる。このような装置の 場合、ユーザーは、凹んだ領域を指でディスク開口の中に単に位置決めし、それ によってディスクの中心の開口に対して大体、ラベルの同心性を確実にする。ま たその代わりとして、ラベルとラベルをディスクに軸方向に整列するディスク開 口に合う中央錐面を受け入れるためのプラットホームを有する簡単なツールが使 用できる。ディスク上のトラックを選択的に再生するために他の記 憶素子あるいは記憶領域を使用することに加えて、領域に記憶された情報はディ スクの種類の分類に関連する情報も含むことができる。例えば、多重ディスクプ レーヤーでは、ユーザーは、ディスク上のデータを分類するために所定の規定情 報包含領域を使用できる。例えば、“コード”１０１（光で追跡される明るい、 暗い）は特定の種類の音楽を指示できる。次に、ユーザーは特定のユーザー分類 によって装置中のディスクのみを選択できる。次に、装置は、適当な分類を有す るディスク上のこれらのマークを付けられたトラックだけを再生するために選択 する。 本発明は、多数の変更の修正及び詳細な変更を行っている。添付図面に示され 、明細書中に記載された全ての事項は例証となるだけであるとみなすべきである ことを意図している。したがって、本発明は、添付クレームの精神及び範囲によ ってだけ限定されるべきであることを意図している。 ここに記載されているこの好ましい実施形態のいろいろな変更及び修正は当業 者に明らかであることを理解すべきである。このような変更及び修正は、本発明 の精神及び範囲から逸脱しないで、その付随する長所を減少させないで行うこと ができる。したがって、このような変更及び修正は添付クレームによってカバー されるべきであることを意図している。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，Ｕ Ｇ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，Ｂ Ｙ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ， ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，Ｌ Ｖ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ， ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 第１及び第２の面及び中心部と、 ディスクの第１の面に置かれた少なくとも１つの可視認識可能で、手動で変更 可能な規定領域とを備えているデジタル光コンパクトディスク。 ２． ディスクの第１の面に置かれた可視認識可能で、手動で変更可能な複数 の規定領域をさらに備えている請求項１に記載のデジタル光コンパクトディスク 。 ３． 前記規定領域が、互いに隣接しており、前記ディスクの中心を囲む、第 １の環状リングの離隔された規定領域を形成している請求項２に記載のデジタル 光コンパクトディスク。 ４． 少なくとも１つの規定領域が、同期領域である請求項３のデジタル光コ ンパクトディスク。 ５． デジタル符号化され、光学的に記憶された複数のデータビットを含む第 １の領域が前記ディスクの第２の面に置かれている請求項４に記載のデジタル光 コンパクトディスク。 ６． 第２の規定領域の群が、ディスクの中心を囲む、第２のリングの環状の 離隔された規定領域を形成し、かつ第２のリングの半径が第１のリングの半径よ りも大きい請求項３に記載のデジタル光コンパクトディスク。 ７． デジタルコンパクトディスクの一部を選択する方法であって、該方法は 、 ａ）前記コンパクトディスクの第１の面上の少なくとも１つの可視認識可能で 、手動で変更可能な規定領域を有するデジタル光コンパクトディスクを提供する ステップと、 ｂ）前記ディスクの第１の面を走査することによって規定領域中のマーキング を表すデジタル出力を発生するステップと、 ｃ）前記デジタル出力に基づいて、ディスクから選択された一部のデータを検 索するステップとを備えることを特徴とするデジタルコンパクトディスクの一部 を選択する方法。 ８． 前記コンパクトディスクが、前記ディスクの第１の面上の可視認識可能 で、手動で変更可能な複数の規定領域を有することを特徴とする請求項７に記載 のデジタルコンパクトディスクの一部を選択する方法。 ９． 前記可視認識可能で、手動で変更可能な複数の規定領域が互いに隣接し ており、前記ディスクの中心を囲む、第１の環状リングの離隔された規定領域を 形成することを特徴とする請求項８に記載のデジタルコンパクトディスクの一部 を選択する方法。 １０． 少なくとも１つの規定領域が、同期領域であることを特徴とする請求 項９に記載のデジタルコンパクトディスクの一部を選択する方法。 １１． デジタルで予め記録され、光学的に記録された複数のデータビットを 含む第１の領域が、前記ディス クの第２の面に置かれていることを特徴とする請求項１０に記載のデジタルコン パクトディスクの一部を選択する方法。 １２． 第２の規定領域群の各々が、互いに隣接して置かれ、かつ前記ディス クの中心を囲む、第２のリングの環状の離隔された規定領域を形成し、さらに前 記第２のリングの半径が前記第１のリングの半径よりも大きいことを特徴とする 請求項９に記載のデジタルコンパクトディスクの一部を選択する方法。 １３． 前記デジタル出力を発生するステップが、電磁発生源で前記規定領域 を走査することを備えることを特徴とする請求項９に記載のデジタルコンパクト ディスクの一部を選択する方法。 １４． 前記電磁発生源がレーザ発生源であることを特徴とする請求項１３に 記載のデジタルコンパクトディスクの一部を選択する方法。 １５． デジタルで予め記録され、光学的に記録された複数のデータビットを 含む第１の領域が、前記ディスクの第１の面に置かれていることを特徴とする請 求項９に記載のデジタルコンパクトディスクの一部を選択する方法。 １６． 走査するステップが、デジタルで予め記録され、光学的に記録された データビットの第１の領域に含まれた情報を走査するために使用されたレーザ発 生源と異なる電磁発生源を使用して行われることを特徴とする 請求項１１に記載のデジタルコンパクトディスクの一部を選択する方法。 １７． さらに、少なくとも１つの規定領域を手動でマークを付ける付加ステ ップを備える請求項８に記載のデジタルコンパクトディスクの一部を選択する方 法。 １８． 前記規定領域を手動でマークを付けるステップが、前記規定領域を油 性鉛筆でマークを付けることである請求項１７に記載のデジタルコンパクトディ スクの一部を選択する方法。 １９． 第１の面及び第２の面とを有するラベルと、 前記第２の面に置かれた接着剤と、 前記第１の面に置かれ、少なくとも１つの可視認識可能であって、手動で変更 可能な規定領域と を備えるデジタルコンパクトディスク用付属装置。 ２０． 前記ラベルの第１の面に置かれた、手動で変更可能な複数の領域をさ らに備える請求項１９に記載のデジタルコンパクトディスク用付属装置。 ２１． 少なくとも１つの可視認識可能で、手動で変更可能な規定領域スキャ ナを備えているデジタルコンパクトディスクプレーヤー。