JPH10512016A - ヒッププロテクタ付きズボン - Google Patents
ヒッププロテクタ付きズボンInfo
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Abstract
(57)【要約】
ほぼドーム型をした可撓性ヒッププロテクタ(1)が、普通のズボン(21)の大腿骨頸に対面する部位に位置決め・固定され、大腿骨頸に対応する部分をカバーしている。このズボン(21)を着用すると、ヒッププロテクタ(1)は常に正確な位置に位置決めされて大腿骨頸を保護する。従って、ヒッププロテクタ(1)付きのこのズボン(21)はプロテクタ(1)を装着するのに適している。
Description
【発明の詳細な説明】
ヒッププロテクタ付きズボン
発明の分野
本発明は、転倒による大腿骨頸の骨折等の傷害の発生率を減少させるための、
プロテクタ付きのズボンに関する。
従来技術の簡単な説明
老人や身体的衰弱者は普通の歩行時にも転び易く、骨折等を起こすことが多い
。しかし、このような事故を防止するための効果的な対策は未だ見当たらない。
従って、大腿骨頸を外側から保護するヒッププロテクタが、近年開発されてきた
。このヒッププロテクタは、大腿骨頸に対応する箇所をカバーするようにほぼド
ーム型に形成され、老人のみならずスポーツマンにも利用できるようになってい
る。
しかし、この新規に開発されたプロテクタを特定の箇所に簡単に装着する手段
は、未だに開発されていない。このプロテクタはほぼドーム型をなしているので
、このヒッププロテクタを利用して大腿骨頸を保護するためには、大腿骨頸に対
応する箇所を正確にカバーすることが必要である。このプロテクタはベルトによ
って固定されることが推奨されている。例えば、このプロテクタは、ベルトを臀
部に巻き付け、これをバンド等によってガンベルトのようにヒッププロテクタの
一端に連結し、もう一つのベルトを腿の回りに巻き付け、プロテクタの他端を固
定することによって、固定することができる。しかし、こうしたベルトを腿に付
けた状態で歩いたり、ベルトを装着したり外したりすることは容易ではない。
更に、このヒッププロテクタは、取り外し自在にズボンの裏側に装着すること
が推奨されている。例えば、マジックテープをヒッププロテクタとズボンの裏側
の両方に装着する方法や、ヒッププロテクタのみに除去可能な接着剤を付与する
方法等が提案されている。しかし、前者の方法は、手元にあるすべてのズボンに
マジックテープを取りつける必要があり、更に、ズボンは通常はゆとりを以て着
用されるので、大腿骨頸に対応する位置に確実に固定することが難しいと言う問
題がある。一方、後者の方法は、接着剤自体が繰り返しての使用に耐えないと言
う欠点がある。
発明の目的
従って、本発明の目的は、歩行の邪魔にならず、着脱が容易で、大腿骨頸を保
護することができるズボンを提供することにある。
発明の開示
上述の目的を達成するために、本発明によれば、ヒッププロテクタ付きのズボ
ンは、腹部と、臀部と、両脚用の開口の間に位置するまた部を有し、各ヒッププ
ロテクタは、大腿骨頸に対応する箇所をカバーするようにほぼドーム型に形成さ
れており、該各ヒッププロテクタは可撓性を有し、ズボンを着用した際に左右両
側の大腿骨頸に対応する位置に設けられたポケット内に収納されている。
このようにして、本発明のヒッププロテクタは、ズボンを着用した際にボディ
の両側の大腿骨頸に対面するように、ズボンに位置決めされ固定される。従って
、プロテクタ付きのズボンを着用すれば、各ヒッププロテクタは所定箇所に位置
し、大腿骨頸に対面する。詳しくは、ヒッププロテクタを使用する際には、ズボ
ンをはくと、ヒッププロテクタは常に正確な位置を占め、大腿骨頸の見当をつけ
てヒッププロテクタをこれに対応する箇所に配置する面倒がない。
上述のヒッププロテクタは、ほぼドーム型に形成されて、大腿骨頸に対応する
箇所をカバーする。その結果、ヒッププロテクタ付きのこのズボンを着用すれば
、大腿骨頸に対応する箇所とドーム型に形成されたこのヒッププロテクタとの間
に空洞が形成される。従って、このズボンを着用した人が転んでも、転倒の衝撃
によってプロテクタが弾性変形して(空洞が小さくなり)衝撃を吸収するので、
大腿骨頸の骨折等の発生率が減少する。
本発明のプロテクタ付きズボンは、腹部と臀部と両脚用の開口の間に位置する
また部とを有するいわゆる普通のズボンと、それに固定されたヒッププロテクタ
とを具えている。
従って、このヒッププロテクタ付きのズボンを着用する人は、ベルト等で体を
拘束されることなく、ヒッププロテクタを装着した箇所を除いて、普通のズボン
を着用したのと同じ状態の快適性を得ることができる。
一実施例によれば、ズボンは各ポケット手段の領域が3層の布で構成されてい
る。これは、ズボンが仕立てられ、ヒッププロテクタがポケットから脱落しない
ように、カバーシートを有する実際のポケットが設けられる場合である。更に、
これら3層の布は衝撃吸収効果を与え、保護効果を増大させる。
別の実施例によれば、ズボンは、両脚用開口がまた部の下方に設けられるよう
に構成されている。これによって、ズボンは大腿骨頸の前方にポケット手段を含
む充分な領域を有することができる。この実施例では、ズボンは仕立てられても
よく、又はニット等で作ることもできる。
更に別の実施例によれば、ズボンを弾性収縮可能にして使用者に対して全体的
に圧力を加えるようにしている。この例は、特に、ニ
ットのパターンによって又は弾性糸の編み込みによって弾性収縮が得られるハー
フニット(half-knitting)や丸編によって製造される。この場合、ズボンは使用
者に対して圧力を与えるが、ポケット手段の領域での圧力は少ない。これによっ
て、周囲により強力な弾性収縮を有するヒッププロテクタ領域が存在している弛
緩領域内に、ヒッププロテクタを配置することができる。
しかし、このポケット領域においても、大腿骨頸に対応する正しい位置にヒッ
ププロテクタを維持するための弾性収縮は存在している。
図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の正面図である。
図2は、上述の実施例を装着した状態の正面図である。
図3は、上述の実施例のヒッププロテクタが設置される位置を示す正面図であ
る。
図4は、上述の実施例のヒッププロテクタの一例の正面図である。
図5は、図4のA−A’線に沿う断面図である。
図6は、図4のB−B’線に沿う断面図である。
図7は、図4のヒッププロテクタの斜め上から見た斜視図である。
図8は、ヒッププロテクタの偏平方向圧縮強度(A)を測定する典型的なやり
方を示す。
図9は、ヒッププロテクタの横方向圧縮強度(B)を測定する典型的なやり方
を示す。
図10は、ヒッププロテクタの別の例の横断面図である。
図11は、この例の長手方向断面図である。
本発明を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1
図1は本発明のプロテクタ付きズボン21の一実施例の正面図であり、図2は
このプロテクタ付きズボン21の着用状態を示す正面図であり、図3はこのヒッ
ププロテクタ1が装着される位置を示す正面図である。図1において、ヒッププ
ロテクタ1付きのズボン21は、丸編によって作られた円筒状のボディ部分22
と、ヒッププロテクタ1を固定するためのポケット手段23と、該ポケット手段
23内に収納・固定されたヒッププロテクタ1を具え、総重量は150gである
。脚用の二つの開口25が円筒状ボディ部分22の下端24に設けられ、また部
分26が前記両開口25の間に位置している。
ヒッププロテクタ1を固定するためのポケット手段23は、ヒッププロテクタ
1付きのこのズボン21を着用した際に大腿骨頸に対応する部分をカバーするよ
うに、円筒状ボディ部分22の左右両側に設けられている。このヒッププロテク
タ1は、周縁が縫い合わされた前記ポケット手段23内に収容されている。大腿
骨頸に対応する部位をカバーするようにほぼドーム型をした各ヒッププロテクタ
1は、平面図において楕円形となるように形成され、該楕円の長軸が垂直になり
且つ凹んだ側がボディに接触するようなような状態で収容されている。
前記円筒状ボディ部分22においては、可撓性が上端28に向かって徐々に増
加するように上方部分30が編まれ、可撓性が下端24に向かって徐々に増加す
るように下方部分31が編まれている。また部分26は、円筒状部分22を丸編
で編成し、下端24の中心をカットし、前後の左側脚を縫い合わせ、前後の右側
脚を縫い合わせる各ステップによって形成される。
レッグバンド27とウエストバンド29が、脚部開口25と円筒
状ボディ部分22の上端28とにそれぞれ配置される。このウエストバンド29
は折り返さずにリブ編地32によって編まれ、一方、レッグバンド27はウエス
トバンド29と同様に編まれている。しかし、レッグバンド27の可撓性はウエ
ストバンドのそれよりも小さい。
次にヒッププロテクタ1について詳細に説明する。
図4は、本発明に使用されているほぼドーム型をしたヒッププロテクタ1の一
例の正面図を示し、このヒッププロテクタ1は凸出した側が上を向き、凹んだ側
が下を向いている。図5は、図1のA−A’線に沿う横断面であり、図6は図1
のB−B’線に沿う縦断面図であり、図7は、図4のヒッププロテクタ1を斜め
上から見た斜視図である。図4において、ヒッププロテクタ1は平面図で楕円形
をなし、その下方部分3は上方部分2よりも尖っており、短軸(a)は11.5
cmであり、長軸(b)は16cmである。
ヒッププロテクタ1は、硬質ポリプロピレンのプレート部材で作られた補強芯
8が埋め込まれたポリプロピレン発泡体を具えている。この補強芯8はヒッププ
ロテクタ1とほぼ同じ形をなし、ヒッププロテクタ1の殆ど全体に埋め込まれて
いる。即ち、この補強芯8のサイズはヒッププロテクタ1よりも小さく、補強芯
8がヒッププロテクタ1の表面に出ないようにされている。図5と6において、
補強芯8は2mmの厚さを有している。更に、偏平方向圧縮強度(A)は、変位が
10mmのときに約30kgf 、横方向圧縮強度(B)は10mmのときに約10kgf
であり、衝撃吸収能力は25%である。
このヒッププロテクタ1には、0.5mm径の五つの通気孔4が形成され、前側
から後側に空気が通過するようになっている。更に、ヒッププロテクタ1の凸面
側6に複数の滑り止め領域14が一定の間隔で設けられている。同じような滑り
止め領域14が凹面側7に
も設けられている。
ヒッププロテクタの厚さは0.85cm、ドームの深さは2cmである。ドームの
凹面側7の周縁領域は面取りされて丸いリム9を形成し、ヒッププロテクタ1に
衝撃が加えられて曲がった際に滑りを生じさせ、この曲がりを妨げないようにな
っている。
上述のように、このヒッププロテクタ1はほぼドーム型をなし、丸いリム9が
凹面側7の周縁領域と凸面側6の周縁領域に設けられ、ヒッププロテクタ1が凹
面側7を内側にして大腿骨頸に対応する部位に適用された場合に、空洞12(図
3参照)がボディと凹面側7の中心部分との間に形成されるようになっている。
この状態で着用者が転ぶと、ヒッププロテクタ1は衝撃を受けて圧縮力がドーム
形状に加えられ、ドーム形状が偏平となって(その結果、空洞12が小さくなり
)、衝撃を吸収する(衝撃吸収率は25%である)。
ヒッププロテクタ1はポリプロピレン発泡体で構成され、その中に硬質ポリプ
ロピレン製のプレート部材が埋め込まれている。この材料とほぼドーム型の形状
とによって、10mm変位時の偏平方向圧縮強度(A)は30kgf になり、一方、
10mm変位時の横方向圧縮強度(B)は10kgf になる。これによって、ヒップ
プロテクタ1はこのような衝撃に充分に耐え得る。ヒッププロテクタ1と補強芯
8とは、強度,耐熱性,耐水性を有する比較的軽量のポリプロピレン発泡体で構
成されているので、このヒッププロテクタ1は軽く、ズボン21の内側に固定さ
れた状態で損傷や変形を生じることなく、安全に洗濯することができる。その上
、このプロテクタ1付きのズボン21は、その充分な耐熱性の故に沸騰洗濯にも
耐えるように製造可能である。
通気孔4がヒッププロテクタ1に設けられているので、使用者は息苦しさを感
じることなく関連部位に快適にヒッププロテクタ1を
着用することができる。特に、夏季やスポーツをプレーする際等のように使用者
が汗をかいた場合には、これは効果を発揮する。更に、凸面側6に特定の間隔で
複数の滑り止め領域14が設けられ、凹面側7にも同じような滑り止め領域14
が設けられているので、ヒッププロテクタ1は滑ることなしに固定され、使用者
に快適性をもたらす。
上述の圧縮強度の測定方法について述べる。偏平方向圧縮強度(A)と横方向
圧縮強度(B)は、インストロンのユニバーサルテスタ(Instron universal te
ster)の圧縮ジグによって測定される。図8と9に示す各方向への1mm/分のヘ
ッド速度での圧縮によって、それぞれ、偏平方向圧縮強度(A)と横方向圧縮強
度(B)として測定された値が得られる。
更に、衝撃吸収率の測定法について述べる。その装置と条件は次の通りである
。
装置:東洋精機製のグラフィック型衝撃テスタ
落下体:直径13mm
落下高さ:0.4m
重錘の重量:6.5kg
この値は全吸収エネルギ(J)として上述の装置のロードセルに示される。更
に、衝撃吸収率を得るための式は次の通りである。
全吸収エネルギ(J=kgm2s-2)/重錘の重量(kg)×落下高さ(m)=衝撃
吸収率(%)
例1では、上の条件の下で全吸収エネルギは6.37J(ジュール)である。
従って、上の式から、衝撃吸収率は25%となる。
このように、ヒッププロテクタ1は構成されている。
前述したように、本発明のプロテクタ1付きのズボン21は、円筒状ボディ部
分22、プロテクタ1を固定するためのポケット手段
23、及びヒッププロテクタ1を具えているので、このプロテクタ1付きのズボ
ン21は歩行を妨げず、ベルト等の拘束感の無しに快適に装着できる。更に、ヒ
ッププロテクタ1用のポケット手段23が円筒状ボディ部分22の左右両側に設
けられているので、着用時に大腿骨頸に対応する箇所をカバーするように位置決
めすることができる。従って、ヒッププロテクタ1を使用する際には、いつでも
大腿骨頸の位置を特定してヒッププロテクタ1をこれに対面する位置に固定する
のになんらの問題もない。即ち、プロテクタ1付きのズボン21を着用するだけ
で、プロテクタ1は大腿骨頸に対応する部位を確実にカバーし、滑りを生じるこ
となく快適に適合する。その上、円筒状部分22は丸編によって編成され、可撓
性が上方部分30においては上端28に向かって、下方部分31においては下端
24に向かって徐々に増加しているので、ボディに適合するプロテクタ1付きの
ズボン21が裁断を必要とせずに容易に得られる。
レッグバンド27とウエストバンド29は、脚用開口25と円筒状部分22の
上端28のそれぞれに配置されている。ウエストバンド29は折り返さずにリブ
編地32で編成され、一方、レッグバンド27の方もこのウエストバンド29と
同様に編成されている。しかし、レッグバンド27の可撓性は、ウエストバンド
29の可撓性より小さい。このため、円筒状ボディ22の上端28即ちウエスト
部分と脚用開口25とが緩んだ装着状態とならない適宜な可撓性が得られ、ヒッ
ププロテクタ1の好適な可撓性と快適な着用感をもたらす。
このプロテクタ1付きのズボン21の円筒状ボディ部分22は丸編で編成され
ているが、これに限定されるものではない。円筒状ボディ部分22のウエストバ
ンド29やレッグバンド27をリブ編地32で編成することも必須ではない。別
の実施例として、前後各側
を別々に裁断し、これらを縫い合わせ、ヒッププロテクタ1を固定するためのポ
ケット手段23を取付けるステップによって、円筒状ボディ部分22を製造する
こともできる。または、ヒッププロテクタ1を固定するためのポケット手段23
を取付けることによって、種々の通常のズボンを改変することも可能である。
更に、これらの実施例におけるヒッププロテクタ1のサイズは本発明を限定す
るものではないが、短軸(a)は9〜14cm、長軸(b)は13〜18cm、ドー
ムの厚さは0.5〜1.5cm、通気孔4は0.2〜0.7cm、ドームの深さは1
.5〜4.5cmが好ましい。大腿骨頸13に対応する部位とヒッププロテクタ1
との間の空洞の最適寸法は、短軸(a)に対して11.5cm、長軸に対して16
cm、ドーム厚さに対して0.85cm、通気孔4の直径に対して0.5cm、及びド
ーム深さ(c)に対して2cmである。特に、ヒッププロテクタ1の強度を維持す
るためには、通気孔4の直径は0.7cm以下が好ましい。しかし、この通気孔4
が散らばるように注意する必要がある。
ヒッププロテクタ1と補強芯8の材料として、10mm変位時の偏平方向圧縮強
度が20〜100kgf 、10mm変位時の横方向圧縮強度が5〜30kgf であり、
合成樹脂のような可撓性を有し、且つスチールや木材等以外の材料であればいず
れでもよく、例えば軽量のゴムと不織布で作られる。補強芯8の厚さは、ヒップ
プロテクタ1のドームの厚さに応じたものであることを要し、ドームの厚さの1
/10〜1/3が好ましい。
上の実施例において、ズボン21にヒッププロテクタ1を固定するための滑り
止め領域14の数や位置は本発明の範囲を限定するものではなく、ズボンの材料
その他に応じて適宜に変えてもよい。
図10と11に示すように、硬質ポリプロピレン製のプレート部
材等の補強芯8はプロテクタ1の内側に埋め込まれていなくてもよい。
上の例では、ヒッププロテクタ1はポケット手段23の内側に収容・固定され
ているが、ポケット手段23にヒッププロテクタ1を入れたり出したりするため
の開口を設けて、ヒッププロテクタ1付きで又は無しでズボン21をはけるよう
にしてもよい。
発明の効果
本発明によれば、上述のようにヒッププロテクタがズボンに固定され、ズボン
を装着するとボディの両側の大腿骨頸に対面する。従って、プロテクタ付きズボ
ンを使用者が着用すると、各ヒッププロテクタは大腿骨頸に対面する部位に位置
決めされる。詳しくは、プロテクタ付きズボンを装着すると、ヒッププロテクタ
は常に正確な位置を占め、大腿骨頸の位置を求めてヒッププロテクタをこれに対
応する部位に配置する面倒を要せずに、このヒッププロテクタを使用すればいつ
でも大腿骨頸が保護される。
このヒッププロテクタはほぼドーム型を成しているので、大腿骨頸に対応する
部位をカバーできる。その結果、ヒッププロテクタ付きのズボンを着用すれば、
大腿骨頸に対応する部位とほぼドーム型をしたヒッププロテクタとの間に空洞が
形成される。そこで、このズボンを着用した人が転ぶと、転倒の衝撃によってヒ
ッププロテクタが弾性変形して偏平になって(結果として空洞が小さくなり)衝
撃を吸収し、大腿骨頸の骨折の発生率を減少させる。
本発明によるプロテクタ付きズボンは、腹部、臀部、両脚部開口の間に位置す
るまた部を有する通常のズボンとそれに固定されたヒッププロテクタとを具えて
いる。このため、このプロテクタ付きズボンを着用した人は、ヒッププロテクタ
を設置した部位を除いて、
通常のズボンを着用したのと同じ状態でベルト等による緊縛感を感じることなく
、快適なフィット感を得ることができる。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1996年12月19日
【補正内容】
米国特許US-A-5,134,726には、臀部領域のポケット内に配置された保護用ヒッ
プパッド付きの一対のスポーツパンツが開示されている。スポーツを行う際に、
人体の保護のために可撓性パッドを使用することが開示されている。このヒップ
パッドは或る場合には保護機能を有するが、年老いた衰弱した人のもろい大腿骨
頸を保護するには充分ではなかった。
発明の目的
従って、本発明の目的は、歩行の邪魔にならず、着脱が容易で、大腿骨頸を保
護することができるズボンを提供することにある。
発明の開示
上述の目的を達成するために、本発明によれば、ヒッププロテクタ付きのズボ
ンは、腹部と、臀部と、両脚用の開口の間に位置するまた部を有し、各ヒッププ
ロテクタは、大腿骨頸に対応する箇所をカバーするようにほぼドーム型に形成さ
れており、該各ヒッププロテクタは可撓性を有し、ズボンを着用した際に左右両
側の大腿骨頸に対応する位置に設けられたポケット内に収納され、前記ヒッププ
ロテクタが次の偏平方向圧縮強度(A)と横方向圧縮強度(B)で規定される可
撓性を有している。
(A)10mm変位時の偏平方向圧縮強度が196〜980N(20〜100kg
f)
(B)10mm変位時の横方向圧縮強度が49〜294N(5〜30kgf)
ヒッププロテクタ1は、硬質ポリプロピレンのプレート部材で作られた補強芯
8が埋め込まれたポリプロピレン発泡体を具えている。この補強芯8はヒッププ
ロテクタ1とほぼ同じ形をなし、ヒッププロテクタ1の殆ど全体に埋め込まれて
いる。即ち、この補強芯8のサイズはヒッププロテクタ1よりも小さく、補強芯
8がヒッププロテクタ1の表面に出ないようにされている。図5と6において、
補強芯8は2mmの厚さを有している。更に、偏平方向圧縮強度(A)は、変位が
10mmのときに約294N(30kgf)、横方向圧縮強度(B)は10mmのときに
約98N(10kgf)であり、衝撃吸収能力は25%である。
このヒッププロテクタ1には、0.5mm径の五つの通気孔4が形成され、前側
から後側に空気が通過するようになっている。更に、ヒッププロテクタ1の凸面
側6に複数の滑り止め領域14が一定の間隔で設けられている。同じような滑り
止め領域14が凹面側7にも設けられている。
ヒッププロテクタの厚さは0.85cm、ドームの深さは2cmである。ドームの
凹面側7の周縁領域は面取りされて丸いリム9を形成し、ヒッププロテクタ1に
衝撃が加えられて曲がった際に滑りを生じさせ、この曲がりを妨げないようにな
っている。
上述のように、このヒッププロテクタ1はほぼドーム型をなし、丸いリム9が
凹面側7の周縁領域と凸面側6の周縁領域に設けられ、ヒッププロテクタ1が凹
面側7を内側にして大腿骨頸に対応する部位に適用された場合に、空洞12(図
3参照)がボディと凹面側7の中心部分との間に形成されるようになっている。
この状態で着用者が転ぶと、ヒッププロテクタ1は衝撃を受けて圧縮力がドーム
形状に加えられ、ドーム形状が偏平となって(その結果、空洞12が小さくなり
)、衝撃を吸収する(衝撃吸収率は25%である)。
ヒッププロテクタ1はポリプロピレン発泡体で構成され、その中に硬質ポリプ
ロピレン製のプレート部材が埋め込まれている。この材料とほぼドーム型の形状
とによって、10mm変位時の偏平方向圧縮強度(A)は294N(30kgf)にな
り、一方、10mm変位時の横方向圧縮強度(B)は98N(10kgf)になる。こ
れによって、ヒッププロテクタ1はこのような衝撃に充分に耐え得る。ヒッププ
ロテクタ1と補強芯8とは、強度,耐熱性,耐水性を有する比較的軽量のポリプ
ロピレン発泡体で構成されているので、このヒッププロテクタ1は軽く、ズボン
21の内側に固定された状態で損傷や変形を生じることなく、安全に洗濯するこ
とができる。その上、このプロテクタ1付きのズボン21は、その充分な耐熱性
の故に沸騰洗濯にも耐えるように製造可能である。
ヒッププロテクタ1と補強芯8の材料として、10mm変位時の偏平方向圧縮強
度が196〜980N(20〜100kgf)、10mm変位時の横方向圧縮強度が4
9〜294N(5〜30kgf)であり、合成樹脂のような可撓性を有し、且つスチ
ールや木材等以外の材料であればいずれでもよく、例えば軽量のゴムと不織布で
作られる。補強芯8の厚さは、ヒッププロテクタ1のドームの厚さに応じたもの
であることを要し、ドームの厚さの1/10〜1/3が好ましい。
請求の範囲
1.腹部と、臀部(22)と、両脚用の開口(25)の間に位置するまた部(
26)を有するヒッププロテクタ付きのズボンであって、各ヒッププロテクタは
、大腿骨頸に対応する箇所をカバーするようにほぼドーム型に形成されており、
該各ヒッププロテクタは可撓性を有し、ズボンを着用した際に左右両側の大腿骨
頸に対応する位置に設けられたポケット手段(23)内に収納され、前記ヒップ
プロテクタ(1)が次の偏平方向圧縮強度(A)と横方向圧縮強度(B)で規定
される可撓性を有するる請求項1に記載のヒッププロテクタ付きのズボン。
(A)10mm変位時の偏平方向圧縮強度が196〜980N(20〜100kg
f)
(B)10mm変位時の横方向圧縮強度が49〜294N(5〜30kgf)
2.ヒッププロテクタ(1)用のポケット手段(23)付きの丸編地からなる
円筒状ボディ部分(22)を具えた請求項1に記載のヒッププロテクタ付きのズ
ボン。
3.ヒッププロテクタを含む全重量が300g内に設定されている請求項1又
は2に記載のヒッププロテクタ付きのズボン。
4.各ポケット手段(23)の領域が3層の布で構成されている請求項1〜3
のいずれか1項に記載のヒッププロテクタ付きのズボン。
5.また部(26)の下方に脚用開口(25)が設けられ、ズボンが脚を具え
ている請求項1〜4のいずれか1項に記載のヒッププロテクタ付きのズボン。
6.ズボン(21)が弾性伸縮可能であり、全長にわたって着用
者に圧力を加える請求項1〜5のいずれか1項に記載のヒッププロテクタ付きの
ズボン。
7.ポケット手段が、着用者に圧力を与えるきつく編まれている領域を取り囲
む緩く編まれている領域によって形成されている請求項1〜3及び5,6のいず
れか1項に記載のヒッププロテクタ付きのズボン。
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TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM,
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,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,
VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.腹部と、臀部と、両脚用の開口の間に位置するまた部を有するヒッププロ テクタ付きのズボンであって、各ヒッププロテクタは、大腿骨頸に対応する箇所 をカバーするようにほぼドーム型に形成されており、該各ヒッププロテクタは可 撓性を有し、ズボンを着用した際に左右両側の大腿骨頸に対応する位置に設けら れたポケット手段内に収納されていることを特徴とするヒッププロテクタ付きの ズボン。 2.前記ヒッププロテクタが次の偏平方向圧縮強度(A)と横方向圧縮強度( B)で規定される可撓性を有するる請求項1に記載のヒッププロテクタ付きのズ ボン。 (A)10mm変位時の偏平方向圧縮強度が20〜100kgf (B)10mm変位時の横方向圧縮強度が5〜30kgf 3.ヒッププロテクタ用のポケット手段付きの丸編地からなる円筒状ボディ部 分を具えた請求項1又は2に記載のヒッププロテクタ付きのズボン。 4.ヒッププロテクタを含む全重量が300g内に設定されている請求項1〜 3のいずれか1項に記載のヒッププロテクタ付きのズボン。 5.各ポケット手段の領域が3層の布で構成されている請求項1〜4のいずれ か1項に記載のヒッププロテクタ付きのズボン。 6.また部の下方に脚用開口が設けられ、ズボンが脚を具えている請求項1〜 5のいずれか1項に記載のヒッププロテクタ付きのズボン。 7.ズボンが弾性伸縮可能であり、全長にわたって着用者に圧力を加える請求 項1〜6のいずれか1項に記載のヒッププロテクタ付 きのズボン。 8.ポケット手段が、着用者に圧力を与えるきつく編まれている領域を取り囲 む緩く編まれている領域によって形成されている請求項1〜4及び6,7のいず れか1項に記載のヒッププロテクタ付きのズボン。
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