JP2003116896A - 骨折予防用保護帯 - Google Patents

骨折予防用保護帯

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JP2003116896A
JP2003116896A JP2001318884A JP2001318884A JP2003116896A JP 2003116896 A JP2003116896 A JP 2003116896A JP 2001318884 A JP2001318884 A JP 2001318884A JP 2001318884 A JP2001318884 A JP 2001318884A JP 2003116896 A JP2003116896 A JP 2003116896A
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pad
greater trochanter
covers
buttocks
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JP2001318884A
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Chikayo Matsumura
近代 松村
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Alcare Co Ltd
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Alcare Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着脱が容易で、装着感が良好であり、骨折を
有効に防止し得る骨折予防用装具を提供する。 【解決手段】 大転子部より臀部に至る部分を覆うよう
に連続して形成した本体1と、本体1の大転子部を覆う
位置に設けた大転子パッド8、9と、本体1の後部に設
けた臀部パッド13と、本体1の上部に取り付けた着脱
手段17、18とを備え、本体1は周方向において腸骨
の左右上前腸骨棘より後方に延び臀部までを覆い、上下
方向において胴囲より大腿臀溝までを覆い、前面は開放
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転倒等により受け
る衝撃から人体を保護するために装着する骨折予防用保
護帯に関する。
【0002】
【従来の技術】高齢者は加齢と共に骨が脆くなり、転倒
したときなどの衝撃で骨折することが多い。特に高齢者
の骨折の中でも大腿骨頚部骨折は発生頻度が高く、機能
予後、生命予後とも悪いため、治療にかかる医療費の増
大も社会的問題となっている。この骨折の発生要因は8
割が転倒であると言われ、転倒時に加わる衝撃から大転
子を保護するための装具が種々検討されている。その1
つはパンツ型の装具で、パンツの前身頃、脇部、後身頃
の適宜の部位に衝撃吸収材を設け、衝撃吸収材として例
えばゲル状物質を用い、このパンツを身に着けることに
より、転倒や衝突時に大転子が受ける衝撃力を衝撃吸収
材で吸収する装具が提案されている(特許第3059072号
明細書)。このパンツ型の装具は、構成がコンパクトで
そのまま下着風に装着できる点で有利であるが、反面、
足を挿入又は抜き出して履いたり脱いだりしなければな
らず着脱に時間がかかり、排尿時に間に合わないことが
あり、オムツを付けている場合にはオムツを交換するた
びにパンツを脱ぎ、また履くという操作が必要であり、
寝たきりの人の場合介護に極めて労力を要する。
【0003】この点を解決するため、着脱を容易にする
巻き付け型の装具が提案されている(特開2001-95827号
公報)。この装具は腰部に巻き付けられる腰部ベルトに
大腿骨の部位に当たるように衝撃吸収部を取り付け、こ
の衝撃吸収部を固定ベルトで人体に密着させ、左右の衝
撃吸収部を人体の背面側下部で連結する連結体を設け、
腰部ベルト、両衝撃吸収部及び連結体で臀部に相当する
領域に開口部を形成し、装着時この開口部を臀部に嵌り
込ませるようにしたものである。この装具は着脱が容易
で、介護する側にとっても取り扱いやすい特長を持って
いる。しかしながら、この装具においては、腰部に装具
を取り付ける場合、左右の衝撃吸収部を腰部ベルト及び
固定ベルトで人体の腰の側面に固定すると共に、両衝撃
吸収部、この両者を連結する連結部及び固定ベルトで周
縁を形成される開口部に臀部を嵌り込ませることで衝撃
吸収部を所定位置に保持し、衝撃吸収部が大腿骨からず
れないようにすることになっているから、臀部のみが装
具から露出し、従って臀部に違和感と不安感があり、ま
た開口部を臀部に嵌り込ませることによる保持効果が必
ずしも確実でないから衝撃吸収部を所望の位置に長時間
保持する上の信頼性に欠けるという問題がある。また、
衝撃吸収部の設置位置や大きさに関しては大腿骨に相当
する部位に当接するように設けるというだけで、人体に
とって理想的な衝撃吸収部の大きさ、設置位置の基準に
ついて明らかになっていない。従って折角装着していな
がら、例えば典型的な大転子頚部骨折を有効に防止する
ことができず、また衝撃吸収部が歩行の邪魔になるとい
う問題点も発生する可能性がある。
【0004】この種の装具のその他の問題点として、例
えば大腿骨頚部骨折が発生した場合、それが転倒による
ものなのか、重度の骨粗鬆症によるものなのか判別がつ
きにくいため、装具の有用性の判断がしにくい上、骨折
を予防するためには、対象となる人々が予め装具を身に
着けておかなければならないにも拘わらず、現在の装具
は違和感が強いため長時間の装着が難しく、対象となる
人々に積極的に装着してみようとする意思を持たせるだ
けの魅力に乏しい。従って快適な装着感を持った装具が
現れ、骨折に対する装具の有効性が実証されれば、市場
への普及が増し、ひいては骨折防止に寄与し得ることに
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、着脱
が容易で、装着感が良好であり、骨折を有効に防止し得
る装具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、大転子より臀部に至る部分を覆
うように連続して形成した本体と、本体の大転子を覆う
位置に設けた大転子パッドと、本体の後部に設けた臀部
パッドと、本体の上部に取り付けた着脱手段とを備え、
本体は周方向において腸骨の左右上前腸骨棘より後方に
延び臀部までを覆い、上下方向において胴囲より大腿臀
溝までを覆い、前面は開放されている。
【0007】本体は、肌触りがよく、通気性を有するも
のが好ましく、緩衝性を備えたものがさらに好ましい。
使用し得る材料としては、天然繊維、化学繊維よりなる
織布、編布、不織布、パイル生地、プラスチックフォー
ム特に連続気泡のプラスチックフォームなどを単一又は
任意に選択組み合わせて形成することができる。目付け
としては400g/m2以下の材料が好ましい。例えば、パ
ワーネットのような弾性糸混紡編物、ダブルラッシェル
生地の立体編物、綿帆布、或いは前述の各材料の任意に
選択されたものの積層材料、圧縮ウレタン、ネオプレン
ゴム等のフォーム材料、又はこれらのフォーム材料と織
布、ジャージ等との積層材料を使用することができる。
特にこれらのフォーム材料を使った積層材料は、衝撃に
対する緩衝性が高く、パッドとの相乗効果が期待でき
る。
【0008】本体は上述のような素材を連続した一枚の
生地から形成することができるが、適当な大きさに裁断
したものを縫製や接着によりつなぎ合わせて形成するこ
ともできる。特に臀部のようにその部分部分によって曲
率に変化があり比較的可動域が大きい部位と接触する個
所には、立体裁断を用いた非伸縮性の材料を用いること
もできるが、伸縮性の素材を用いると臀部の形状に好適
に追従させることができる。
【0009】大転子パッドは、周方向において大転子を
中心として前側が大転子前縁と接触し後側が臀部パッド
近傍までの領域を覆い、上下方向において上側が大転子
の突起と上前腸骨棘との間の中間位置より、下側が本体
の下縁までの領域を覆うように形成するのが有利であ
る。大転子パッドは臀部パッドと接触する領域まで覆っ
てもよいし、臀部パッドと間隔を空けて設置することも
できる。大転子パッドは本体に直接固定してもよいし、
又は本体の大転子を覆う位置の外側又は内側に大転子パ
ッドを挿入するポケットを設け、このポケットに大転子
パッドを挿入するようにしてもよい。
【0010】大転子パッドの素材は特に限定されず、例
えば就寝時には軟性のパッド、外出時には硬性のパッド
といった装着者の日常生活に合わせたパッドの選定が可
能である。パッドを形成する材料としては、フォーム材
料、ゲル状材料、エアー又は繊維状物質又はビーズ状物
質の三者の任意選択されたものを袋に充填したもの、エ
ラストマー材料を成形したもの、硬質又は半硬質のプラ
スチック材料をドーム形に成形したもの等を、単一また
は任意に選択組み合わせて使用できる。特に低反発性と
低復元性に優れたいわゆる低反発フォーム材料を使用す
ると好ましく、その反発弾性がJIS K 6401に準じて測定
した値が25%以下のものが好ましい。大転子は臀部に比
べ薄肉で衝撃も受けやすい部位であるので、後述する臀
部パッドと同等かそれ以上の硬さを持った素材を用いる
とよい。その硬さが、F型アナログ硬さ計(高分子計器
株式会社製)を使用して測定した値が好ましくは50以
上、さらに好ましくは65以上のものがよい。厚さは、好
ましくは40mm〜5mm、さらに好ましくは30mm〜10mmのも
のを使用することができる。40mmより厚いと装着時に違
和感があり、5mm以下だと転倒時にパッドが底付きしや
すく緩衝効果が十分発揮され難い。
【0011】大転子パッドを挿入するポケットは、本体
と同様の素材で、本体の内側、外側のどちら側にも形成
することができる。ポケットの入口には、ポケットに挿
入するパッドが脱落しないよう、蓋、面ファスナー、フ
ァスナー、釦等の封止手段を設けるのが好ましい。装着
者が勝手にパッドを取り出す症状を持つ場合には、パッ
ドの挿入部分を縫い付けて出し入れ不能にするようにし
てもよい。
【0012】臀部パッドは、尾骨周囲を中心にほぼ台形
状の領域を覆い、台形の下辺が上辺より長くなるように
形成するのが好ましい。臀部パッドは、また尾骨周囲を
中心にほぼ半円形状の領域を覆い、その直線状の部分が
下方に位置するように形成することもできる。
【0013】臀部パッドは大転子パッドと同様の素材を
使用できるが、使用される位置が比較的肉厚の臀部であ
り、また座ったときの違和感を考慮すると、大転子パッ
ドより軟性の特性を持たせたほうが好ましい。硬さは、
F型アナログ硬さ計(高分子計器株式会社製)を使用し
て測定した値が好ましくは80以下、さらに好ましくは65
以下のものがよく、且つ大転子パッドの値より小さい値
を選ぶのがよい。厚さは、大転子パッドと同様に、好ま
しくは40mm〜5mm、さらに好ましくは30mm〜10mmのもの
を使用することができる。また、パッドの中心部の厚み
を最も厚くし、周縁に向かって徐々に薄くするような形
状にすれば、着用時、特に座ったときにパッドと本体と
の間に生じる段差が軽減され、装着感が向上する。形状
としては、尾骨を中心にその周辺領域を覆うものであれ
ば特に限定されないが、転倒時の臀部の接触位置を考慮
すると、上辺より下辺を長く形成した台形や、半円形の
直線部を下方に向けた形状のものが好ましい。臀部パッ
ドの取付に関しては、大転子パッドと同様に、ポケット
を設けそこに内蔵し、出し入れ可能な構造にしてもよい
が、座位時にずれ易く違和感も生じ易いので、本体に縫
い付けるなど一体化させたほうが好ましい。
【0014】本体を体に着脱するための手段は特に限定
されるものでなく、例えば面ファスナー、ファスナー、
紐、釦、バックル等を用いることができる。これらのも
のを本体の両端に取り付け、本体を体に巻付けて前側で
相互に結合又は分離することにより、着脱が可能とな
る。
【0015】着脱手段とは別に、本体の上端の周方向に
胴囲の周径を調整できる補助ベルトを設けることができ
る。この補助ベルトは、本体の確実な位置固定(ずれ落
ち防止、胴囲の支持)、介護時の着用者を支持するため
の持ち手として使用する補助的な機能を有する。素材は
特に限定されないが、非伸縮性のベルトが好ましい。こ
れは伸縮性であると、バックストレッチにより過度の圧
迫を引き起こすからである。幅は50mm〜25mmがよく、こ
れより幅が広いと違和感があり、これより細いと胴に食
込みやすくなる。このベルトはさらに臀部付近に支持性
をもたせることで、腰部固定帯としての効果を持たせる
こともできる。この場合には臀部付近のベルト幅を広
げ、背部にプラスチック又は金属ステーを入れるとより
効果的である。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
示す一実施例について説明する。
【0017】図1は本発明の実施例の展開した状態の、
aは正面図、bは背面図、図2は本発明の装着状態の、
aは正面図、bは側面図、cは背面図、図3は装着状態
における装具と骨との関係を説明するための、aは正面
図、bは側面図、cは背面図である。なお、図3におい
て装具と骨との区別を明確にするため、装具は一点鎖線
で、骨は実線で示してある。1は本体で、腰部の周りに
巻き付け可能なように帯状に形成され、厚さ2mmのポリ
エステル繊維よりなるダブルラッシェル生地を使用して
1枚の布から成っている。両端部2、3は、装着したと
き前面が開放された状態になるように下方内側に向く傾
斜縁4、5を有し、本体1は周方向においては、図3に
示すように、腰部の周りに巻き付けた装着状態において
一方の大転子21の上部にある上前腸骨棘22より後方
に延び、臀部上を通って他方の大転子23の上部にある
上前腸骨棘24に至るまでの領域を覆い得るように形成
され、上下方向においては、両端部2、3から傾斜縁
4、5に向け延びる領域を除いて図3の胴囲25より大
腿臀溝26(大腿と臀部との境界)に至る領域を覆い得
るように形成されている。
【0018】6、7は本体1の傾斜縁4、5に隣接して
本体1の外側に設けられた大転子パッド用のポケット
で、内部にそれぞれ大転子パッド8、9を挿入し得るよ
うになっている。図3に示すように、ポケット6、7は
大転子パッド8、9が周方向においては大転子21、2
3の前縁から後に詳細に説明する臀部パッド近傍までの
領域にまたがり、上下方向においては上側が大転子2
1、23の突起と上前腸骨棘22、24との間の中間位
置より、下側が本体1の下縁10に至るまでの領域を覆
い得るように形成され、本体と同一の材料を使用し、ポ
ケットの上部にはそれぞれ蓋11、12を有し、内部の
大転子パッド8、9がポケット6、7から脱落するのを
防ぐようになっている。大転子パッド8、9は厚さ20mm
のポリウレタンフォームを使用し、反発弾性が25%、硬
さ65に形成されている。13は臀部パッドで、図3に示
すように、尾骨27を中心にほぼ台形状の領域を覆い得
る大きさを有し、台形の上辺14は下辺15より短く形
成され、長い方の下辺15が本体1の下縁10に沿って
設けられている。なお臀部パッド13は、前述のように
大転子パッド8、9近傍まで延び、本体1に設けたポケ
ット16内に封入されている。このポケット16は大転
子パッド用のポケット6、7のように蓋は設けないほう
が、座ったときの感触が好ましい。臀部パッド13は厚
さ30mmのポリウレタンフォームを使用し、反発弾性が13
%、硬さ45に形成される。
【0019】17、18は本体1の上部の左右両端部
2、3にそれぞれ取り付けられた面ファスナーで、本体
1を腰部に巻付けた後、面ファスナー17、18同士を
重ね合わせて結合し得るようになっており、この両面フ
ァスナー17、18を利用して装具を着脱することがで
きる。
【0020】19は本体1の上部に取り付けた長さ調節
可能な補助ベルトで、幅38mmのポリエステル繊維よりな
る織物を使用し、本体1の後部即ち臀部の上方の範囲で
本体1に固定され、その両端部110、111は装着状
態において前側に位置し、両端部にそれぞれ結合用バッ
クル112、113が取り付けられ、このバックル11
2、113を利用して両端部110、111を結合し、
胴囲上に固定することができる。なお端部110、11
1は結合用バックルにおいて折返し、長さを調節した上
で面ファスナー114、115により固定することがで
きる。この補助ベルト19により、本体1を体に対しよ
り確実に固定すると共に、介護する際、装具装着者の体
を持ち上げる必要があるときこの補助ベルト19を持っ
て体を保持することができ、労力を軽減することができ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果を奏
することができる。 (1) 本体と大転子パッドが、装着時に周方向において腸
骨の左右上前腸骨棘より後方に位置するように形成され
ているので、前面が開放されており、歩行の際に大腿部
の蹴りだしに制限を加えることがないので、歩行を妨げ
ず、足がもつれて躓くことも起こり難い。 (2) 可動域が大きく動きも複雑な上前腸骨棘から大腿部
前面を装具が覆わないので、上前腸骨棘と大腿部前面の
動きによる本体のずれも起き難くなる。 (3) 衣服の上から装着でき、外観で装着状態を目視で
き、装着上の不具合、即ち本体、パッドの位置ずれがあ
ったときの修正が適時可能である。 (4) 衣服の上から装着することにより、失禁があったと
きでも装具が汚染されるおそれが少ない。 (5) 体に巻付けて装着するものであるから、装着が容易
であり、下の世話をする際の介護が極めて楽である。 (6) 本体が身体を覆う部分が骨折予防上必要にして十分
な領域に限定され、身体への締め付け感が少ないので、
装着違和感が少ない。 (7) 装着状況に応じて最も適切なパッドを選択できるか
ら、パッドの装着違和感が軽減される。 (8) 従来とかく持ちがちな装具に対する抵抗感がないか
ら、積極的に装具を装着しようという意志が働き、骨折
予防に寄与する。 (9) 本装具の着用者に対する介護労力が全般的に軽減さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の展開状態の、aは正面図、b
は背面図である。
【図2】本発明の実施例の装着状態の、aは正面図、b
は側面図、cは背面図である。
【図3】本発明の実施例の装着状態において本発明の装
具と骨との関係を説明するための、aは正面図、bは側
面図、cは背面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 本体の端部 3 本体の端部 4 傾斜縁 5 傾斜縁 6 ポケット 7 ポケット 8 大転子パッド 9 大転子パッド 10 下縁 11 蓋 12 蓋 13 臀部パッド 14 上辺 15 下辺 16 ポケット 17 面ファスナー 18 面ファスナー 19 補助ベルト 110 補助ベルトの端部 111 補助ベルトの端部 112 補助ベルトのバックル 113 補助ベルトのバックル 114 面ファスナー 115 面ファスナー 21 大転子 22 上前腸骨棘 23 大転子 24 上前腸骨棘 25 胴囲 26 大腿臀溝 27 尾骨

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大転子より臀部に至る部分を覆うように
    連続して形成した本体と、本体の大転子を覆う位置に設
    けた大転子パッドと、本体の後部に設けた臀部パッド
    と、本体の上部に取り付けた着脱手段とを備え、本体は
    周方向において腸骨の左右上前腸骨棘より後方に延び臀
    部までを覆い、上下方向において胴囲より大腿臀溝まで
    を覆い、前面は開放されていることを特徴とする骨折予
    防用保護帯。
  2. 【請求項2】 大転子パッドは、周方向において大転子
    を中心として前側が大転子前縁と接触し後側が臀部パッ
    ド近傍までの領域を覆い、上下方向において上側が大転
    子の突起と上前腸骨棘との間の中間位置より、下側が本
    体の下縁までの領域を覆うことを特徴とする請求項1記
    載の骨折予防用保護帯。
  3. 【請求項3】 本体の大転子を覆う位置の外側又は内側
    に大転子パッドを挿入するポケットを設けたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の骨折予防用保護帯。
  4. 【請求項4】 臀部パッドは、尾骨周囲を中心にほぼ台
    形状の領域を覆い、台形の下辺が上辺より長いことを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の骨折予防
    用保護帯。
  5. 【請求項5】 臀部パッドは、尾骨周囲を中心にほぼ半
    円形状の領域を覆い、その直線状の部分が下方に位置す
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載
    の骨折予防用保護帯。
  6. 【請求項6】 本体の両端部に着脱手段として面ファス
    ナーを取り付けたことを特徴とする請求項1〜5のいず
    れか1つに記載の骨折予防用保護帯。
  7. 【請求項7】 本体に補助ベルトを設けたことを特徴と
    する請求項1〜6のいずれか1つに記載の骨折予防用保
    護帯。
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