JPH10511869A - 一体型バリヤを有する吸収物品 - Google Patents

一体型バリヤを有する吸収物品

Info

Publication number
JPH10511869A
JPH10511869A JP8521085A JP52108596A JPH10511869A JP H10511869 A JPH10511869 A JP H10511869A JP 8521085 A JP8521085 A JP 8521085A JP 52108596 A JP52108596 A JP 52108596A JP H10511869 A JPH10511869 A JP H10511869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
absorbent article
longitudinal side
longitudinal
baffle
barrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8521085A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4016354B2 (ja
Inventor
トーマス パトリック ジョージェンソン
ロリ スー シュトコスケ
Original Assignee
キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド filed Critical キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド
Publication of JPH10511869A publication Critical patent/JPH10511869A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4016354B2 publication Critical patent/JP4016354B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/45Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
    • A61F13/47Sanitary towels, incontinence pads or napkins
    • A61F13/475Sanitary towels, incontinence pads or napkins characterised by edge leakage prevention means
    • A61F13/4751Sanitary towels, incontinence pads or napkins characterised by edge leakage prevention means the means preventing fluid flow in a transversal direction
    • A61F13/4752Sanitary towels, incontinence pads or napkins characterised by edge leakage prevention means the means preventing fluid flow in a transversal direction the means being an upstanding barrier
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/51Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the outer layers
    • A61F13/514Backsheet, i.e. the impermeable cover or layer furthest from the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/51Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the outer layers
    • A61F13/515Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the outer layers characterised by the interconnection of the topsheet and the backsheet

Abstract

(57)【要約】 液体透過性カバー(202)、液体不透過性バッフル(206)、及びその中間に配置されて、長手方向側部を備えた吸収部(208)を有する吸収物品(200)を開示する。カバー(202)及び/又はバッフル(208)が、長手方向側部を越えて広がり、吸収物品(200)の長手方向側縁部を形成する。更にこの吸収物品は、吸収部(208)の方に内向きに長手方向側縁部を寄せることによって形成された一体型側部バリヤ(220、220’)を有する。好適な実施例においては、一体型長手方向側部バリヤ(220)が、それに固着される張力部材(220)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】 一体型バリヤを有する吸収物品 本発明は、体から出る流体を吸収する吸収物品に関し、特に生理時の排泄物を 吸収する生理用ナプキンに関する。 月経分泌物のような体から出る流体を吸収するために構成された、様々な吸収 品又は吸収器具がよく知られている。このようなものは、体から出る流体を吸収 し、流体をその吸収品の内部に保持して、体から排泄された流体が、人の体及び /又は接する衣服を汚さないようにすることを目的としている。 このような使い捨て吸収品を生成する際に、体に面する液体透過性のカバー、 吸収性コア及び液体不透過性のバッキングシート又はバッフルが通常設けられる 。これらの吸収品は、おむつ、失禁用下着又は生理用ナプキンのいずれに用いる 場合であっても、欠陥が生じることがある。吸収品からの漏れは、一般に流体が 排泄される場所の流体吸収濃度が高くなることに起因する。このことは、流体が 体から急に吸収品に出て、その吸収能力を超えたり、又は排泄物が長い期間絶え 間なく出て、吸収品内の吸収性材料がかなり過飽和にされ、体から出される流体 を受け入れることができなくなることによる。例えば、生理用ナプキンを使用す ると、月経分泌物が、排泄された場所から放射状に広がり、その側部から漏れる 。通常このことは、着用者の体、特に大腿部の周りや、肌着を汚すことになる。 生理用ナプキンの場合、全ての生理用ナプキンのうち少なくとも20から25パー セントが横漏れを経験すると言われている。1つの理由は、着用されるとき、着 用者が動いたり、その姿勢を変えたりするときに生じる動荷重により、生理用ナ プキンが変形することである。使用中に着用者の大腿の間にある物品の一番狭い 部分が、通常、一番大きく変形することになる。一般に、生理用ナプキンは、該 分野でよく知られるように、一方に寄ったり、ねじれたり、撚れたりすることに よって変形する。変形すると、生理用ナプキンの表面積が非常に小さくなる。 横漏れの問題を解消するために、側部を上向きに押し上げ、又は生理用ナプキ ンをカップ形状にする弾性側部を有する生理用ナプキンが構成された。 横漏れを防止する別の方法は、生理用ナプキンの縁部からウィング、フラップ 又はパネル(以後、ウィングという)を延ばすことであった。このウィングは、 肌着の縁部にわたって全体として延び、股部分の下側またはウィング自体に結合 する。通常、このウィングは、存在する場合には下着への接着を補助して、使用 中に生理用ナプキンを定位に保持するようにする。 ウィングは、肌着の長手方向縁部に固着されるため、生理用ナプキンの変形に 対してある程度対抗する。このウィングは、横漏れに対するガードを形成し、着 用者の肌着の汚れを最小にする。 生理用ナプキンがねじれて配置され、又は生理用ナプキンにしわが出来たり、 屈曲したりする場合には、ウィングが内側に折れて、流体受容面を一部閉ざす。 これは、体から排泄される流体を吸収する生理用ナプキンの効能を損なう。別に 、ウィングは、欠陥の発生を助長する原因となることもある。ウィングが全体と して液体バリヤを形成し、ほとんど吸収性材料を含むことがないために、このよ うなことが起こり得る。このウィングは、体から出た液体が到達する広い領域に わたって拡げる移送手段として作用する。 材料および構造の両方について数多くの改良がなされてきたが、生理用ナプキ ンの性能を改善することは、常に大変な仕事である。しかしながら、快適さ及び フィット感を損なわずに、特に大腿の内側に沿った漏れをなくすることに関して 、消費者が望むニーズに、いまだ応えることはできていない。 そのために、生理中に生理用ナプキンを使用した場合の横漏れの可能性を減ら しながら、快適に着用できる生理用ナプキンに対するニーズが存在する。 本発明の目的は、上述された問題を解決し、上述したにーズに応える吸収物品 を提供することである。 この目的が、請求の範囲の独立項1及び11による吸収物品によって解決され る。本発明の別の利点、態様及び詳細が、請求の範囲の従属項、本明細書および 図面から明らかとなる。請求の範囲は、一般的な用語で本発明を定義する第1の 制限的でない手法として理解されたい。 簡単にいうと、本発明は、使い捨て吸収物品に関し、特に、月経分泌物のよう な体から出る流体や、生理中に体から放出される別の排出物を吸収するように設 計される生理用ナプキンに関する。本発明は、改良された横漏れ保護部を備えた 吸収物品を提供する。特に、本発明は、長手方向側部に沿った一体型流体バリヤ を有する生理用ナプキンを提供する。 概して、本発明は、一体型バリヤを備えた吸収性構造を提供する。第1の態様 によると、本発明は、体側の面と、液体不透過性バッフル又は表面と、寄せられ るか又は曲げられた一体型長手方向側部バリヤを形成する長手方向側縁部とを備 えた吸収物品を提供する。長手方向側縁部は、吸収性構造の中心長手軸から外向 き横方向に広がるのが好ましい。吸収物品又は吸収性構造は、前記液体不透過性 バッフルが固着される下着側の面(106)を有してもよく、吸収部又はバッフ ルの1つが、より広い幅を有して、前記長手方向側縁部を形成するように外向き 横方向に延びる。 第2の態様によると、本発明は、体側の面を有する液体透過性カバーと、下着 側の面を有する液体不透過性バッフルと、前記カバー及び前記バッフルの間に配 置され、長手方向側部を有する吸収部からなる吸収物品を提供し、前記カバー又 は前記バッフルの少なくとも1つが、前記長手方向側部を超えて横方向に延び、 内向きにらせん状に巻かれる長手方向側縁部を形成して、一体型長手方向側部バ リヤを生成する。1つの実施例においては、吸収性構造又は吸収物品が、中心長 手軸、液体不透過性の下着側の面上に重なる液体透過性の体側の面を有するよう に形成される。体側の面及び下着側の面が、長手軸に対して外側に横方向に広が り、長手方向縁部を形成する。この長手方向縁部は曲げられて、一体型長手方向 バリヤを形成する。 別の実施例においては、着用者に隣接して存在する吸収部を有する吸収物品を 提供する。この吸収部は、液体透過性の体側の面と、下着側の面とを有する。液 体不透過性バッフルが、下着側の面に結合される。このバッフルは、吸収部より も大きい幅を有し、外向き横方向に延びて、吸収物品の長手方向縁部を形成する のが好ましい。この長手方向端部は、寄せられて、一体型長手方向バリヤを形成 する。この吸収物品は、カバーやレジリエント層のような別の特徴を備えてもよ い。 別の実施例においては、生理用ナプキンが、体側の面を有する液体透過性カバ ー、液体不透過性バッフル、及びカバーとバッフルの間に配置される吸収部を備 える。この吸収部は、長手方向側部を有する。このカバー及び/又はバッフルは 、長手方向側部から外向き横方向に延び、生理用ナプキンの一対の長手方向縁部 を形成する。この長手方向縁部は、寄せられて、好ましくはらせん状に曲げられ て、一体型長手方向バリヤを形成する。この一体型バリヤは、吸収性構造に弧状 の形状を与える張力手段を備える。「弧状」にすることによって、吸収性構造を 平坦な面に配置すると、横断方向の少なくとも一方の端部が表面から離れるよう になる。 一般的な態様によると、本発明は、改良された横漏れ防止部を有し、快適に着 用できる吸収性構造を提供する。特に、本発明は、一体型流体バリヤを備えた改 良された吸収物品を提供する。 別の態様によると、本発明は、横方向に延びる吸収物品の長手方向側部を寄せ ることにより形成される一体型長手方向バリヤを有する吸収物品を提供する。 別の態様によると、本発明は、一体型バリヤを有して、湾曲した生理用ナプキ ンを提供する。このバリヤは、生理用ナプキンの長手方向側部を丸めることによ って形成される。この一体型バリヤには、張力手段が固着されて、生理用ナプキ ンの体側の面に対して一体型バリヤを凹形状に曲げる。 図1は、横方向に延びる長手方向側部を示す吸収性構造の頂面斜視図である。 図2は、図1に示される吸収性構造の体側の面の、側部バリヤの構成を例示し た頂面斜視図である。 図3は、図2のライン3−3に沿って切った図2に示された吸収性構造の拡大 横断面である。 図4は、横方向に延びる非直線の長手方向側部を例示する吸収物品の頂面斜視 図である。 図5は、寄せて側部バリヤを形成する前の、長手方向に延びる側部を例示した 、図4に示される吸収物品の横断面である。 図6は、側部バリヤの構成を例示した、図4に示される吸収物品の拡大横断面 である。 図7は、吸収部から外向き横方向に延びる非直線の長手方向側部と、吸収性構 造を曲げるための張力手段とを例示した、一体型側部バリヤを形成する前の別の 吸収物品の体側の面の頂面図である。 図8は、吸収性構造の凹型の構成を例示した、図7に示される吸収性構造の頂 面斜視図である。 図9は、図8のライン9−9に沿って切った吸収物品の拡大横断面である。 本明細書では、これから生理用ナプキンについて説明するが、本発明は、使い 捨ておむつ、大人用失禁下着、トレーニングパンツ等の使用にも適していること を理解されたい。様々な図面において、近似した構成は、プライム記号(’)を 用いて識別される。 図1〜3を参照すると、吸収性構造10が、中心長手軸X−X、吸収部11、 液体透過性の体側の面12、及び液体不透過性の下着側の面14とを備える。体 側の面12は、下着側の面14の少なくとも一部分に重なる。体側の面12と下 着側の面14とは、同一の大きさであるのが好ましい。 長手方向側縁部16及び16’が、吸収性構造10の中心長手軸X−Xから外 向きに横方向に広がる。長手方向側縁部16及び16’は互いに寄せられて、一 体型長手方向側部バリヤ18及び18’を形成する。側部バリヤ18及び18’ は、長手方向縁部16及び16’を丸めることによって形成され、特に、中心長 手軸X−Xの内向きの方向に長手方向側縁部16及び16’をらせん状に巻くこ とによって形成されるのが好ましい。この長手方向縁部16及び16’は、下着 側の面14の方にらせん状に巻くこともできるが、体側の面12に向かって巻く 方が好ましい。 長手方向側縁部16及び16’をらせん状に巻くことは、丸められて擦れにく く、使用中の着用者の大腿及び股部分の敏感な組織を刺激しない外側の形状を形 成するために、有益である。長手方向側部16及び16’をらせん状に巻くこと は、一様なバリヤ18又は18’を形成する。バリヤの形成に適した別の方法と しては、1つ以上の長手方向の折れ線に沿って長手方向縁部16及び16’を所 定の回数折り重ねて、アコーディオンの形状(図示せず)を生成する方法がある 。 吸収性構造10は、以下に詳細に説明される既知の吸収部を用いて形成される 。下着側の面14は、コーティングしたり、適切な材料で吸収部を含浸すること に よって疎水性にされる。このような材料の1つは、乾燥状態で疎水性表面を形成 する液状ラテックスである。 図4〜9を参照すると、本発明の使い捨て吸収物品100及び200が、生理 用ナプキン100及び200の形態で例示されているが、これらは単なる例示で あって、本発明の範囲を制限するものと解釈すべきではない。典型的には、生理 用ナプキンは、生理中に、月経分泌物、血、尿及び別の体の排泄物を吸収するた めに、女性が着用するものである。 図4〜6を参照すると、吸収部102を有する生理用ナプキン100が示され ている。この吸収部102は、体側の面104、下着側の面106及び長手方向 側部107及び107’を有する。 体側の面104は、着用者の体に面し、使用中の着用者に隣接して存在する。 下着側の面106は、体側の面104から離れて、着用者の肌着に隣接するよう に位置される。液体不透過性バッフル108が、下着側の面106に固定される 。バッフル108は、吸収部102よりも広い幅を有し、長手方向の側部107 及び107’を越えて横方向に広がり、長手方向の側縁部110及び112を形 成するのが望ましい。長手方向縁部110及び112は、数ミリメートルから生 理用ナプキン100の全体の長さにわたる長さをもつことができる。本明細書で 用いる用語「長さ」は、生理用ナプキン100の長手軸X−Xに並行に、横断方 向の一端から別の端まで測定された距離を意味する。長手方向側縁部110及び 112は、横断軸Y−Yに関して非対称であってもよいが、対称であるのが好ま しい。長手方向側縁部110及び112は、直線であっても、非直線であっても 、又は三角形や半円形等の別の幾何学的構成を有してもよい。 長手方向側縁部110及び112の各々は寄せられて、一体型長手方向側部バ リヤ114及び116を形成する。このバリヤ114及び116は、構造的に同 様のものであるため、側部バリヤ114についてのみ詳細に説明するが、側部バ リヤ116についても同じものであるとして理解されたい。この側部バリヤ11 4は、長手方向の線に沿って1回以上バッフル108を折り返して、アコーディ オン形状のバリヤを形成してもよい(図示せず)。側部バリヤ114は、長手方 向側縁部110を丸めることによって形成されるのが好ましいが、中心長手軸X −Xに向かって内向きに長手方向側縁部110をらせん状に巻くことによって形 成されるのがより好ましく、特に、長手方向側縁部110が、体側の面104の 方にらせん状に巻かれるのが最も好ましい。側部バリヤ114の長さは、長手方 向側縁部110の長さによって実質的に定められる。一体型側部バリヤ114の 高さは、その意図する用途に適合する。このバリヤ114の高さは、最下面11 8から最上面120まで測定される。目的とする側部バリヤ114の1つの機能 が、横漏れ防止部を改良することであるため、側部バリヤ114は、最上面12 0が下着側の面106を越える高さを有するべきであり、この高さは、実質的に 体側の面104に並行となるのが好ましく、特に、体側の面104を越えるのが 好ましい。 図6を参照すると、側部バリヤ114が、側部バリヤ114を内側セグメント 122と外側セグメント124に実質的に分ける垂直中心軸Z−Zを有する。内 側セグメント122は、長手方向側部107に近接して配置され、一方で外側セ グメント124は、長手方向側部107から離れて位置する。側部バリヤ114 は、親水性、疎水性又はこれらの組み合わせであってもよい。内側セグメント1 22が親水性であり、外側セグメント124が疎水性であるのが好ましい。この 構成によって、側部バリヤ114は、実質的に吸収性の材料を吸収部102に加 えずに、生理用ナプキン100の吸収能力を向上する。この構成の別の利点は、 生理用ナプキンの効能を維持するために、肌着の股部分に生理用ナプキン100 を極めて正確には配置する必要がないことである。この内側セグメント122は 、長手方向側部107に隣接して配置され、又は、およそ25ミリメートルまで、 好ましくはおよそ2ミリメートルから15ミリメートルの間隔を長手方向側部10 7から離されてもよい。 図4を参照すると、当業者であれば、本発明を利用して、独自の構成を有する 一体型側部バリヤ114を構成できることが分かるであろう。長手方向側縁部1 10の横方向の広がりに依存して、例えば、不規則な形状の長手方向側縁部11 0を用いることによって、側部バリヤ114が、高さを変化した形状を有するこ とができる。このようにして、バリヤの位置を特別に作り、必要とされる領域内 の横漏れ防止部を改良し、生理用ナプキン100の着け心地を向上させることが 可能となる。 生理用ナプキン100において、吸収部102が、生理時の流体を吸収する手 段を提供する。吸収部102の全体の吸収能力は、生理用ナプキン100の特定 の使用に与えられる所定の滲出物に適合するべきである。更に、吸収部102の サイズ及び形状は変更可能である。例えば、吸収部102は、矩形、楕円形、長 円形又は吸収部の分野で知られる別の幾何的形状であってもよい。 この吸収部102は、実質的に親水性で、圧縮性をもち、着用者の肌に快適で 刺激を与えない1つ以上の材料を組み合わせて全体的に作られる。受け入れられ る材料が当該分野においてよく知られており、例えば、様々な天然又は合成繊維 、木材パルブ繊維、再生セルロース又は綿繊維、パルプ及び別の繊維の混合物、 ポリエステルのようなメルトブローポリマ、及びポリプロピレンを含む。この吸 収層は、吸収物品で用いられる別のよく知られた材料から構成されてもよく、こ れらの材料には、多層セルロース詰綿、レーヨン繊維、セルローススポンジ、ポ リウレタンのような親水性合成スポンジ等が含まれる。 吸収部102は、体から出る流体を保持するのに効果的な超吸収部を含んでも よい。超吸収部は、それ自体の重量に対して、かなりの量の流体を吸収できる能 力を有する。生理用ナプキンのような吸収物品で用いられる典型的な超吸収部が 、それ自体のおよそ5から60倍もの体からの流体を内部のいずれかに吸収するこ とができる。 図6を再度参照すると、バッフル108が、肌着が面する側に液体不透過性の 所望の材料から構成されることができ、体から出る流体の流れを阻止しながら、 生理用ナプキン100の外に空気及び水蒸気を通過させるのが好ましい。優れた 材料は、およそ0.025 から0.13mm(およそ0.001 から0.005 インチ)の厚さを有 するポリエチレン又はポリプロピレンのような微細エンボス加工されたポリマフ ィルムである。複合フィルムが、液体不透過性になるように処理された織布及び 不織布と同様に用いられることができる。別の適切な材料は、独立気泡ポリオレ フィンフォームである。例えば、およそ0.5mm から10mmの厚さを有する独立気泡 ポリエチレンフォームが用いられておよい。 生理用ナプキン100が、カバー126のような別の特徴部を備えてもよい。 一般に、カバー126は、快適性及び適合性のために設けられ、流体を下層の吸 収部に方向付けする。カバー126は、比較的吸収しにくい流体透過性材料より 構成されることができる。カバー126は、表面に接触する体から出た流体が容 易に浸透できる織布又は不織布材料で構成されることができる。カバー126は 、流体をほとんど吸い上げずに、カバー126に並行な水平面において流体を流 すことができる材料により構成されるのが好ましい。更に、カバー126は、そ の構造中にほとんど又は全く流体を保持させずに、肌に接する面を比較的乾燥さ せるべきである。一般に、カバー126は、吸収部102の体側の面104に重 なるように幅を十分に有する一枚の材料シートである。カバー126は、長手方 置く側縁部110及び112に広がって、バッフル108に固着される。カバー 126は、着用者に不快感を与える固い、快適でない残留物を残さない適切な方 法によってバッフル108に固定されることができる。様々な材料を結合する方 法は、当業者によく知られており、例として、感圧接着剤、ホットメルト接着剤 、両面テープ、超音波結合及び熱シーリングなどがある。ホットメルト接着剤の ような接着剤は、連続層又は連続的でない層として、均一に塗布されることがで きる。 カバー126は、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン又 は別の熱結合可能繊維のボンドカードウェブで構成されることができる。ポリプ ロピレン及びポリエチレンのコポリマのような別のポリオレフィン、線状低密度 ポリエチレン、微孔性フィルムウェブ及び網状材料も、良好に作用する。別の適 切な材料は、ポリマ及び不織布材料の複合材料である。この複合シートは、スパ ンボンド材料のウェブ上にポリマを押し出して、一体型シートを形成することに よって一般に作られる。外側布面が着用者の肌に刺激を与えず、クッションの感 覚を呈するために、この材料は好ましい。 カバー126に好ましい別の材料は、ポリプロピレンのスパンボンドウェブで ある。このウェブは、およそ1から6パーセントの二酸化チタンの顔料を含んで 、清潔な白色の外観を示す。最も好ましいポリプロピレンウェブは平方メートル あたりおよそ10から40グラムの重量を有する。この重量は、平方メートルあたり およそ20から35グラムであるのが望ましい。 液体透過性カバー126が、その内部に形成される複数のアパーチャ(図示せ ず)を含むことができる。このようなアパーチャは、流体がカバー126を通過 して、吸収部102に流れることができるサイズにされるべきである。このアパ ーチャは、長手方向に構成されることができ、また所望であれば、体から流体が 排泄される領域に局所的に設けられてもよい。このアパーチャは、体から出る流 体が吸収部102に浸透できる速度を高めることを目的とする。これは、アパー チャがない場合よりも、カバー126の表面がより乾燥していると知覚させるの に役立つ。そのために、アパーチャは必ずしも必要ではないが、これを用いると 、機能上の利点を得ることができる。 液体透過性カバー126が、より親水性となるように界面活性剤で処理され、 それによって液体の吸収を促進することができる。この界面活性剤は、局部的に 付加されたり、ポリシロキサンのような材料を内部に加えられてもよい。 図7〜9を参照すると、本発明の別の実施例の生理用ナプキン200が示され ている。この生理用ナプキン200は、体側の面204を備えた液体透過性カバ ー202、液体不透過性バッフル206と吸収部208を有する。この吸収部2 08は、2つの長手方向側部210及び210’を有する。 図9を参照すると、生理用ナプキン200が、弾性層212をさらに備える。 この弾性層は、カバー202とバッフル206の間に配置され、吸収部208に 隣接するのが好ましく、さらに、バッフル206と吸収部208の間に存在して 、長手方向側部210及び210’から外向きに横方向に延びるのが好ましい。 カバー202、バッフル206及び/又は弾性層212の少なくとも1つが、吸 収部208よりも僅かに大きく、長手方向側部210から外向き横方向に延びて 、長手方向側縁部214及び216を形成する。この弾性層212は、親水性又 は疎水性であってよく、生理用ナプキン200に対して付加的な吸収性及び/又 はレジリエンスを与えることができる。 この弾性層212は、長手方向側部210及び210’を越えて広がり、カバ ー202又はバッフル206と同一の大きさであってもよい。弾性層212は、 セルロース繊維で作られる、ティッシュ、布等の吸収性材料の薄層からなっても よい。このような材料は安全手段として設けられ、逃げた流体を収納することを 要求されるだけであるため、吸収部208と比較して、大きな吸収能力を有する 必要はない。別の材料が、およそ0.3 mmから1.0 mm、好ましくはおよそ0.4 から 0.6 mmの厚さと、平方メートルあたりおよそ30から200 グラム(gsm)、好ましく はおよそ50から100gsmの重量を有するメルトブローポリプロピレン層である。こ のような材料は、ウィスコンシン州 Neenah のノースレークストリート401 にオ フィスを有するキンバリークラークコーポレーションから販売される原材料規格 番号6103の材料である。好適な材料は、1992年8月21日に出願され、本出願人に 譲渡された米国特許出願第07/933,444号 "Nowoven Multicomponent Polymer Fab ric and Method of Making Same" の複合不織ポリマ布である。この出願の内容 は、本明細書の一部として組み込まれる。 弾性層212として用いるのに適切な疎水性材料は、軽いポリオレフィンフォ ーム材料である。このようなフォームは、連続気泡又は独立気泡であってよい。 適切なフォームは、ポリウレタンと、架橋された又はされてないポリオレフィン フォームを含む。このフォームは、ポリプロピレン又はポリエチレンフォームで あるのが望ましく、中でもポリエチレンが好ましい。架橋されてないポリエチレ ンフォームが特に好ましい。 このフォームは、およそ0.381mm から6.35mm、好ましくはおよそ0.51mmから1. 54mm、さらに好ましくはおよそ0.76mmから1.27mm、最も好ましくはおよそ0.76mm から1.02mmの厚さを有することができる。 このフォームは、およそ0.0225から0.0962gm/cm3、好ましくはおよそ0.0322か ら0.0642gm/cm3、最も好ましくはおよそ0.0354から0.0482gm/cm3の密度を有する ことができる。 長手方向側縁部214及び216が同一のものであるために、これ以後、側縁 部214についてのみ説明する。長手方向側縁部214は、数ミリメートルから 生理用ナプキン200の全体長さにわたる長さを有することができる。この長手 方向側縁部214は、直線であっても非直線であってもよく、半円形や三角形等 の別の幾何的形状を有することもできる。 少なくとも1つの長手方向に向いた張力部材218が、長手方向側部210と 長手方向側縁部214の間で横方向に延びた材料上に配置される。張力部材21 8は、カバー202の体側の面204又はバッフル206の下着側の面217の いずれかに固着される。代わりに、張力部材218が、カバー202とバッフル 206の間で固着されることも可能である。この張力部材218は、該分野にお いてよく知られた手段、例えば接着剤や不連続な超音波結合を用いて固着される ことができる。 この張力部材218は、1つ以上の弾性ストリップである。1つ以上の弾性ス トリップを用いる場合、ストリップが間隔を開けて配置されるのが好ましい。こ の弾性ストリップは、横方向に広がる材料に固着される前に、引っ張られる。そ の弛緩した状態と比較すると、弾性ストリップは、横方向の広がる材料に固着す る前に50%まで、好ましくは100 %まで伸ばされることができる。快適性のため には、弾性ストリップが、およそ1mmから7mm、好ましくはおよそ4mmの幅を有 するのが望ましい。およそ7mmよりも大きい幅を有する弾性部は、擦れる傾向が あり、着用者に不快感を与えるようになる。 弾性を与える別の方法は、最初に液体として押し出されて、その後冷却すると 接着性及び弾性の両方を呈するようになる押し出し成形可能な弾性を利用する。 これにより、弾性ストリップをいずれかの側に接着結合する別のステップを除く ことができる。このような製品の例が、ミネソタ州セントポールにあるH.D.Full er Co.に譲渡された米国特許第 4,259,220号に説明されており、その内容は、 本明細書の一部として組み込まれる。 長手方向側縁部214が、吸収部208の方に内側に寄せられ、特に好ましく は体側の面204に向かって寄せられ、液体側部バリヤ220を形成する。側部 バリヤ220は、長手方向側縁部214を丸める、特に、らせん状に巻くことに よって形成するのが好ましい。長手方向側縁部214を丸めることを補助するた めに、成形部材が用いられてもよい(図示せず)。成形部材は、どのような形状 を有してもよいが、容易に丸めることができるように湾曲しているのが好ましい 。この成形部材は、およそ2mmから12mmの幅寸法を有することができる。好適な 成形部材は、およそ3mmから5mmの径と、長手方向側縁部214の長さに実質的 に一致する長さとを有するロッド形状のポリウレタンフォームである。 張力部材218は、生理用ナプキン200の体側の面204を好適に凹形状に する。この好適な構成は、着用者の体に優れたフィット感を与える。この張力部 材218は、この側部バリヤ220を、弧状の表面を形成するように持ち上げる ことが好ましい。本明細書で用いる用語「弧状」は、生理用ナプキンの横断方向 の一端を平面に置くと、横断方向の他端の外側形状と、生理用ナプキン200が 存在する平面とにより作られる角度がおよそ10から90°になることを意味する。 生理用ナプキン10は、およそ150mm から300mm の長さと、およそ50mmから17 5mm の最大幅とを有する。この生理用ナプキン10は、砂時計状であってもよい が、矩形、楕円形、長円形、犬の骨状等の形状を有してもよい。 図9を再び参照すると、生理用ナプキン200に、バッフル206の下着側の 面217に塗布される取り付け接着剤222及び222’が与えられる。この接 着剤222及び222’は、知られた感圧材料から生成されることができる。本 明細書で用いる用語「感圧」は、剥離性接着剤又は剥離性粘着手段を示す。生理 用ナプキンに適切な接着剤成分は、例えば、アクリレート接着剤のような水ベー スの感圧接着剤を含む。代わりに、この接着剤は、急速硬化熱可塑性「ホットメ ルト」ゴム系接着剤や、両面接着テープからなってもよい。該分野において慣行 されているように、接着剤222及び222’が、シリコーンコーティングされ たクラフトペーパのような保護剥離性ライナ224によって被われることができ る。 使用中、着用者はこの剥離ライナ224を取り除き、生理用ナプキン200を 肌着の内側面に取り付ける。この接着性ストリップ222及び222’は、生理 用ナプキンを、排泄された液体を受け取る定位置に維持する。 本発明の特別な実施例が例示され、説明されてきたが、当業者であれば、本発 明の精神及び範囲を逸脱することなく様々な別の変更及び修正を行うことができ ることは明らかであろう。請求の範囲に記載された事項の範囲にある全ての変更 及び修正は、本発明の精神及び範囲に含まれるものと考えられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,M G,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM, TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 シュトコスケ ロリ スー アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 54927 バット デ モルツ グランド リヴァー ドライヴ 5759 ピーオーボッ クス 109

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.吸収物品(10、100、200)であって、 体側の面(12、104、204)を備えた吸収部(11、102、208) と、 液体不透過性バッフル(14、108、206)と、 寄せられるか又は丸められるかして、一体型長手方向側部バリヤ(18、18 ’、114、116、220、220’)を形成する長手方向側縁部(16、1 6’、110、112、214、216)からなる吸収物品。 2.前記液体不透過性バッフル(14)が、吸収物品の表面を形成し、 前記長手方向側縁部(16、16’)が、吸収性構造の中心長手軸から外側に 横方向に広がることを特徴とする請求項1に記載の吸収物品。 3.前記吸収部(102、108)が、下着側の面(106)を有し、 前記液体不透過性バッフル(108、206)が、前記下着側の面(106) に固着され、 前記吸収部又は前記バッフルの1つが、外側に横方向に広がって、より大きい 幅を有し、前記長手方向側縁部(110、112、214、216)を形成する ことを特徴とする請求項1又は2に記載の吸収物品。 4.前記吸収部(102)が、前記バッフル(108)よりも広い幅を有するこ とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の吸収物品。 5.前記バッフル(108)が、前記吸収部(102)よりも広い幅を有するこ とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の吸収物品。 6.前記長手方向の側縁部(110、112)が、前記吸収部(102)に向か って内向きにらせん状に巻かれ、前記一体型バリヤ(114、116)を形成す ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の吸収物品。 7.前記吸収部(102)の前記体側の面(104)に固着される液体透過性カ バー(126)を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の 吸収物品。 8.前記一体型バリヤ(114、116)が、前記バッフル(108)の平面を 越えて延びる最上部を有することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記 載の吸収物品。 9.前記体側の面(204)に対して長手軸にわたって凹状の曲率を与える張力 手段(218)を備え、 前記張力手段(218)が、前記一体型バリヤ(220、220’)の少なく とも1つに固着されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の吸 収物品。 10.前記体側の面(204)と前記バッフル(206)の間に配置される弾性 部材を備え、 前記第1部材、前記バッフル(206)又は前記弾性層(212)の少なくと も1つが、外向き横方向に延びて、より広い幅を有し、前記長手方向側縁部(2 14、216)を形成し、 前記縁部が、内向きにらせん状に巻かれて、前記一体型長手方向側部バリヤ( 220、220’)を形成することを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに 記載の吸収物品。 11.請求項1ないし10のいずれかに記載の吸収物品であって、 a)体側の面(204)を有する液体透過性カバー(126、202)と、 b)下着側の面(106)を有する液体不透過性バッフル(108、206)と 、 c)前記カバー(126、202)と前記バッフル(108、206)の間に配 置され、長手方向側部(107、210)を有する吸収部(102、208)と からなり、 前記カバー(126、202)又は前記バッフル(108、206)の少なく とも1つが、前記長手方向側部(107、210)を越えて横方向に広がり、長 手方向側縁部(110、112、214、216)を形成し、 前記長手方向側縁部が、内向きにらせん状に巻かれ、一体型長手方向側部バリ ヤ(114、116、220、220’)を形成することを特徴とする吸収物品 。 12.前記長手方向側縁部(110、112)が、前記バッフル(108)に対 して内向きにらせん状に巻かれることを特徴とする請求項1ないし11のいずれ かに記載の吸収物品。 13.前記長手方向側縁部(110、112)が、前記体側の面(104)に対 してらせん状に巻かれ、前記バリヤを形成することを特徴とする請求項1ないし 12のいずれかに記載の吸収物品。 14.前記カバー(126)及び前記バッフル(108)の両方が、前記長手方 向側部(107)を越えて横方向に広がり、前記長手方向側縁部(110、11 2)を形成することを特徴とする請求項7ないし13のいずれかに記載の吸収物 品。 15.前記一体型バリヤ(114、116)が、前記カバー(126)の前記体 側の面を越えて延びる最上部を有することを特徴とする請求項7ないし14のい ずれかに記載の吸収物品。 16.前記カバー(202)と前記バッフル(206)の間に配置される弾性層 (212)を有することを特徴とする請求項7ないし15のいずれかに記載の吸 収物品。 17.前記弾性層(212)が、親水性であることを特徴とする請求項16に記 載の吸収物品。 18.前記弾性層(212)が、前記吸収部(208)の前記長手方向側部(2 10)を越えて外側に横方向に広がることを特徴とする請求項16又は17に記 載の吸収物品。 19.前記一体型側部バリヤ(114)が、前記一体型側部バリヤを内側セグメ ント(122)と外側セグメント(124)に分ける垂直中心線を有し、 前記内側セグメント(122)が、前記長手方向側部(107)に近接して配 置され、 前記外側セグメント(124)が、前記長手方向側部(107)から離れて配 置され、 前記内側セグメント(122)が、少なくとも部分的に親水性であることを特 徴とする請求項11ないし18のいずれかに記載の吸収物品。 20.前記内側セグメント(122)が、前記長手方向側部(107)に隣接し て配置されることを特徴とする請求項19に記載の吸収物品。 21.前記内側セグメント(122)が、前記長手方向側部(107)から所定 の距離を開けて位置することを特徴とする請求項19又は20に記載の吸収物品 。 22.前記長手方向側部(107)が、直線でないことを特徴とする請求項11 ないし21のいずれかに記載の吸収物品。 23.前記体側の面(204)に対して長手軸に沿って凹状の曲率を与える張力 手段(218)を有し、 前記張力手段(218)が、前記一体型バリヤ(220、220’)の少なく とも1つに固着されることを特徴とする請求項1ないし22のいずれかに記載の 吸収物品。 24.吸収物品が生理用ナプキンであることを特徴とする請求項1ないし23の いずれかに記載の吸収物品。 25.前記吸収部(208)が前記弾性層(212)に隣接して配置され、 前記吸収部が、長手方向側部(210)を有し、 前記カバー(202)、前記バッフル(206)又は前記弾性層(212)の 少なくとも1つが、前記長手方向側部(210)を越えて横方向に広がり、長手 方向側縁部(216)を形成し、 前記長手方向側縁部(216)が、内向きにらせん状に巻かれて、一体型長手 方向側部バリヤ(220)を形成することを特徴とする請求項16ないし24の いずれかに記載の吸収物品。 26.前記長手方向側縁部(216)が、直線でないことを特徴とする請求項1 ないし25のいずれかに記載の吸収物品。 27.前記横方向に延びる側部が、前記体側の面(104、204)に対して内 向きにらせん状に巻かれ、 前記一体型側部バリヤ(114、116、220、220’)が、前記バッフ ル(108、206)の面を越えて延びることを特徴とする請求項25又は26 に記載の吸収物品。
JP52108596A 1994-12-30 1995-12-21 一体型バリヤを有する吸収物品 Expired - Fee Related JP4016354B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US36686894A 1994-12-30 1994-12-30
US08/366,868 1994-12-30
PCT/US1995/016688 WO1996020678A1 (en) 1994-12-30 1995-12-21 Absorbent article having an integral barrier

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10511869A true JPH10511869A (ja) 1998-11-17
JP4016354B2 JP4016354B2 (ja) 2007-12-05

Family

ID=23444910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52108596A Expired - Fee Related JP4016354B2 (ja) 1994-12-30 1995-12-21 一体型バリヤを有する吸収物品

Country Status (12)

Country Link
EP (1) EP0800371B1 (ja)
JP (1) JP4016354B2 (ja)
KR (1) KR100385269B1 (ja)
CN (1) CN1116856C (ja)
AR (1) AR000598A1 (ja)
AU (1) AU702424B2 (ja)
BR (1) BR9510116A (ja)
CA (1) CA2209160C (ja)
CZ (1) CZ288052B6 (ja)
DE (1) DE69520603T2 (ja)
MX (1) MX9704873A (ja)
WO (1) WO1996020678A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009207599A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Kao Corp 吸収性物品
JP2016010732A (ja) * 2015-10-20 2016-01-21 大王製紙株式会社 吸収性物品

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5713885A (en) * 1994-12-30 1998-02-03 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article having an integral barrier
US5968027A (en) * 1997-03-31 1999-10-19 Mcneil-Ppc, Inc. Absorbent article with coiled side walls
US7314967B2 (en) * 2004-05-26 2008-01-01 The Procter & Gamble Company Moisture responsive sealing members in disposable absorbent articles
CN103181843A (zh) * 2013-04-10 2013-07-03 中天(中国)工业有限公司 一种防侧漏吸收性物品
BR112017013174A2 (pt) * 2014-12-18 2018-01-02 3M Innovative Properties Company acessórios para fralda e métodos relacionados
CN105662728A (zh) * 2016-03-25 2016-06-15 湖南康程护理用品有限公司 一种四周全方位防漏结构的吸收制品及其制造方法
CN109833144A (zh) * 2017-11-24 2019-06-04 智邦(天津)卫生用品科技有限公司 卫生巾3d弹力贴身护围的制作工艺
KR20190073228A (ko) 2017-12-18 2019-06-26 문성환 3d 프린팅을 이용한 안경 제조방법 및 그 제조방법에 의해 제조된 안경
CN113855394B (zh) * 2021-09-29 2022-09-16 大途科技(泉州)有限公司 一种隔边护围及应用该护围的吸收物品

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3364931A (en) * 1964-10-12 1968-01-23 Walter F. Hirsch Sanitary napkin
US4589876A (en) * 1983-07-05 1986-05-20 The Procter & Gamble Company Sanitary napkin
CA1341430C (en) * 1984-07-02 2003-06-03 Kenneth Maynard Enloe Diapers with elasticized side pockets
GB2209672B (en) * 1987-09-14 1991-05-22 Robinson & Sons Ltd Incontinence pad
SE469621B (sv) * 1990-11-01 1993-08-09 Moelnlycke Ab Absorberande alster med laettboejliga sidoflikar och uppresta vaetskespaerrorgan
FR2678163A1 (fr) * 1991-06-25 1992-12-31 Kaysersberg Sa Serviette periodique avec bourrelets lateraux.
SE470064B (sv) * 1992-02-04 1993-11-01 Moelnlycke Ab Absorberande fiberstruktur innefattande värmekrympta, spiraliserade, elastiska termoplastiska bikomponentfibrer
JP4416297B2 (ja) * 2000-09-08 2010-02-17 シャープ株式会社 窒化物半導体発光素子、ならびにそれを使用した発光装置および光ピックアップ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009207599A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Kao Corp 吸収性物品
JP2016010732A (ja) * 2015-10-20 2016-01-21 大王製紙株式会社 吸収性物品

Also Published As

Publication number Publication date
CN1175200A (zh) 1998-03-04
AR000598A1 (es) 1997-07-10
EP0800371B1 (en) 2001-04-04
WO1996020678A1 (en) 1996-07-11
EP0800371A1 (en) 1997-10-15
DE69520603D1 (de) 2001-05-10
JP4016354B2 (ja) 2007-12-05
DE69520603T2 (de) 2001-07-12
CA2209160C (en) 2006-08-01
CA2209160A1 (en) 1996-07-11
CZ288052B6 (cs) 2001-04-11
CN1116856C (zh) 2003-08-06
AU4604896A (en) 1996-07-24
BR9510116A (pt) 1999-01-05
KR980700832A (ko) 1998-04-30
KR100385269B1 (ko) 2003-08-19
CZ204197A3 (cs) 1998-04-15
MX9704873A (es) 1997-10-31
AU702424B2 (en) 1999-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5713885A (en) Absorbent article having an integral barrier
JP4273179B2 (ja) 複数層吸収性物品
JP3532196B2 (ja) 単一使い捨て吸収物品
JPH0796020B2 (ja) 弓状の樋形吸収パッド
RU2286757C2 (ru) Интерлабиальная прокладка
KR20010051547A (ko) 말단으로 갈수록 폭이 좁아지는 형태의 복합 생리대
US6011195A (en) Wet resilient absorbent article
SE507798C2 (sv) Absorberande alster med upphöjt parti
KR20020077282A (ko) 동적 착용감이 좋은 복합 생리대
JPH10192338A (ja) 使い捨て着用吸収性物品
JP2001514929A (ja) 形状安定性吸収物品
JP2017503624A (ja) 異なる吸収性性能の領域を備える吸収性パッド
JPH11509750A (ja) 大きな孔の選択された分布を有する二重層トップシートを備えた生理用品
JP4016354B2 (ja) 一体型バリヤを有する吸収物品
KR100606321B1 (ko) 부드럽고 안락한 측면 패널을 갖는 측면이 탄성화된 흡수패드
SK8272002A3 (en) Absorbent product with improved shaping capacity
AU2508399A (en) Absorbent article including a component layer having a hindrance to fluid flow across the layer
US6162204A (en) Absorbent article with improved forming ability
JP2002515296A (ja) 調整可能な渦巻き吸収性物品および方法
JP3887293B2 (ja) 体液吸収性物品
AU714015B2 (en) Wet resilient absorbent article
JP3887284B2 (ja) 体液吸収性物品
JPH1052455A (ja) 使い捨ておむつ
RU2246922C2 (ru) Одноразовая женская гигиеническая прокладка

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070828

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100928

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100928

Year of fee payment: 3

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees