JPH10511423A - 架橋ポリアスパラギン酸及びその塩 - Google Patents
架橋ポリアスパラギン酸及びその塩Info
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- JPH10511423A JPH10511423A JP8520513A JP52051395A JPH10511423A JP H10511423 A JPH10511423 A JP H10511423A JP 8520513 A JP8520513 A JP 8520513A JP 52051395 A JP52051395 A JP 52051395A JP H10511423 A JPH10511423 A JP H10511423A
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Abstract
(57)【要約】
ポリスクシンイミドとトリアミノノナン(TAN)との反応の生成物である新規な架橋ポリアンヒドロアスパラギン酸を開示する。用いられる架橋剤の量に応じて、架橋度が異なる組成物が生成する。3:1のようなポリスクシンイミド:TANのモル比では水不溶性物質が得られるが、102:1のモル比では、28重量%で水溶性の物質が得られる。そのような化合物は、増粘剤、解こう剤、凝集剤及び吸水剤として有用である。
Description
【発明の詳細な説明】
架橋ポリアスパラギン酸及びその塩
本発明は、当業界ではポリアンヒドロアスパラギン酸として知られているポリ
スクシンイミドから誘導された新規なポリマーに関する。ポリスクシンイミドは
、1−アスパラギン酸を公知手段を用いて熱縮合することにより得られる。より
特定的に言えば、本発明は、分子量に応じて種々の用途に極めて有用な架橋ポリ
アスパラギン酸及びその塩に関する。
発明の背景
ポリスクシンイミドのようなポリイミドの初期誘導体は、簡単な開環及びカル
ボキシル基のアミド置換を必要とした。典型的には、第1級アミン又は第2級ア
ミンを用いてカルボキシル基をアミド化した。置換度及びアミン反応体中の他の
反応性基に応じて、親水性又は疎水性の化合物が生成された。その典型的な例が
、Fujimotoらに付与された米国特許第3,846,380号に見出され
る。該特許においては、ポリスクシンイミドを種々の官能基を含む適切なアミン
と反応させ、次いで、加水分解して、アミン反応体と反応していないスクシンイ
ミド環を開裂する。
得られたポリマーは界面活性剤として有用な多様な特性を有していた。ポリマー
の形成に用いられる長鎖アミンの種類及び量を選択することにより、種々の物理
的・化学的性質が容易に得られた。
Jacquetらに付与された仏国特許出願FR7812516号及び同77
27769号に示されているように、アミンは、ポリアスパラギン酸、又はそ
の無水物であるポリアンヒドロアスパラギン酸のカルボキシル基と反応すること
が知られている。該イミド又は無水物の反応部位のいくつかをアミド化すると、
続いて1つ又はそれ以上のアミンが追加されるか、又は塩基で加水分解され得る
。そのようなアミドは、アミド化反応に用いられるアミンの種類及び量に応じて
、ヘアシャンプー、セットローション、ブラッシングローション又はヘアダイの
ような化粧品組成物に有用であることが示唆されている。これらのタイプの化合
物の殆どは、アルコールのような有機溶媒に溶解し得る。
Neuse、Perlwitz及びSchmittによりDie Angew
andte Makromolekulare Chemie,192,35−5
1ページ(19
91)に記載されているように、水溶性ポリアミドは、薬剤担体の候補として研
究されてきた。ポリスクシンイミドの求核的開環により、12の水溶性N−置換
ポリアスパルタミドが合成された。該化合物は、薬剤定着部位を有するさらなる
反復単位を含む可溶化セグメントを含んでいた。側鎖上のアミン官能基は、1,
4−ジアミノヘプタン、1−アミノブタン、1−アミノオクタン、1−(2−ア
ミノエチル)ピペラジンなどのようなアルキルジアミンを用いることにより得ら
れた。該ポリマーは、6,000〜8,000の範囲の分子量を有していた。最
近になって、ブロックコポリマー又はポリエチレングリコール及びポリアスパラ
ギン酸を含む高分子ミセルが、特に腫瘍の治療における薬剤担体の候補として研
究されている。この研究については、K.Kataokaらによる、Macro
mol.1992,Invited Lect.IUPAC Int.Symp.
Macromol.,第34巻(1993),Meeting date 199
2,267−276ページに記載されている。
アミンを用いてポリアスパラギン酸及びその塩を架橋することは公知である。
そのような化合物の例は、Don
achyらに付与された米国特許第5,284,936号に見出される。該開示
は、ポリアスパラギン酸と、リシン、アルガニン、セリン、チロシンなどのよう
なアミノ酸との反応による架橋ポリマーの製造を示している。これらの化合物は
、水不溶性であり且つ乾燥ポリマーの重量の20〜90倍の範囲の量の水を吸収
し得ることが知見された。関連特許である米国特許第5,247,068号には
、それぞれ種々のモル比のリシン及びグルタミン酸から誘導された水不溶性架橋
ポリペプチドが開示されている。
上記刊行物からわかるように、種々の官能基を有する多くの異なるアミンを用
いて多様な機能を有するポリマーが製造されている。ポリスクシンイミドの架橋
については、比較的高価で且つ有用な最終生成物が限られている、アミノ酸を用
いたもののみが報告されている。
発明の簡単な説明
ポリアンヒドロアスパラギン酸の単一の比較的安価な架橋剤が見出された。該
架橋剤は、ポリアンヒドロアスパラギン酸と反応させる物質の量を調節するだけ
で、多様な特性を有する種々のポリマーを与える能力を有している。本発明によ
り、以下トリアミノノナンと称される、略号「T
AN」の4−アミノメチル−1,8−ジアミノオクタンが、ポリスクシンイミド
から誘導された多様な架橋ポリマーを与えることが見出された。以下に示す反応
図式において、反応Iは、アミンとポリスクシンイミドの反応の典型例である。
しかし、ポリスクシンイミドの未開裂環はさらに、反応IIに示されているような
TANの他のアミン基と容易に反応することが知見された。反応IIは、そのよう
な開環反応によるポリマーの架橋を示している。例示のために、反応IIの反応生
成物中にはTAN残基(a)のみを示すが、TANのアミノ基が反応IIのポリス
クシンイミドとの開環反応に用いられるTAN残基(b)及び(c)は容易に想
像し得る。
(ここで、n、x及びyは正の整数であり、Rは独立に以下のTAN残基:
から選択される)
(ここで、n、x及びyは上記定義の通りである)
本発明のポリマーは、上記TAN残基(a)〜(c)のそれぞれについて分子
中に多くの架橋結合の可能性を有しているので、上記反応IIの生成物はその一部
を示すに過ぎない。
発明の詳細な説明
典型的には、TANとの反応には4,000〜5,000又は8,000〜1
0,000の範囲の分子量を有するポリスクシンイミドを用いる。そのようなポ
リマーは、米国特許第5,057,597号、同第5,315,010号及び同
第5,319,145号(これらの特許は本明細書に参照として組み込むものと
する)に記載されているような公知手段によって製造する。これらの特許のいず
れにおいても、アスパラギン酸を熱縮合によりポリアスパラギン酸に転換する反
応には、種々のタイプの乾燥機を用いる。公知方法で加熱及び水を除去しながら
1−アスパラギン酸を縮合するのに要する時間を短縮するには、リン酸のような
触媒を用い得る。熱縮合反応から得られたポリスクシンイミドをそのままTAN
との反応に用いて、本発明の架橋ポリマーを得る。
本発明の架橋ポリマーは、ジメチルホルムアミド(DMF)又は水のような溶
媒又は液体媒体中でポリスクシンイミドとTANを反応させて製造する。該反応
は室温でも生起するし、該方法を還流下に行ってもよい。生成物は、反応媒体に
応じて種々の手段を用いて回収する。例えば、D
MFを用いる場合、該媒体を蒸留して除去し、次いで、得られた架橋ポリマーを
塩基で加水分解して、TANと反応していない残留スクシンイミド環を開裂する
。
本発明により、多様な特性を有する架橋ポリマーが製造される。本発明の架橋
ポリマーは、ポリスクシンイミドとTANとの反応中に達成される架橋度に応じ
て著しく異なる。架橋度は、ポリスクシンイミドとの反応に用いられるTANの
量に大きく支配される。例えば、TANに対するポリスクシンイミドの比率を調
節することにより、水への溶解度及び他の特性が異なる生成物が得られる。その
ような化合物の水への溶解度に関するデータをまとめたものを以下の表に示す。
該表には、TANに対するポリスクシンイミドのモル比と共に該反応の生成物に
関する水への溶解度の情報が示されている。いずれの場合においても、架橋ポリ
マーはアルカリで加水分解される。
上記の多様な特性は、分子中の3つの部位で異なるポリマー鎖と結合し得る、
TAN中の3種の第1級アミンの存在によるものと考えられる。好都合なことに
は、本発明は、反応体のモル比を変えるだけで多様な生成物を与える単一の比較
的安価な架橋剤を提供する。
本発明の化合物は、増粘剤、解こう剤、凝集剤及び吸水剤を含む多様な用途に
有用である。TAN中のアミン基の数のために、未反応アミノ基を残しながら架
橋が行われ、さらに、該未反応アミノ基が、側鎖中にアミン基を有するアミン官
能化ポリマーを得る機会を与える。そのような分子は、上記に引用したNeus
eら及びMacromol.の刊行物に記載のような薬剤担体となり得る。
好ましい実施態様の説明
以下の実施例において、特に断りのない限り、全ての%値は重量%である。
実施例1
500ml容量のフラスコに、34.24g(0.3527mol)のポリス
クシンイミド及び68.41gの水を加えた。次いで、21.77gの水中、1
4.95gの50%水酸化ナトリウム及び1.73g(0.00992mol)
のTANを加えた。中和を完全なものとするために、10.57gの水酸化ナト
リウムを追加した。溶液を1時間加熱還流させた。次いで、26.5gの水を追
加して架橋ポリマーの28.3w/w%溶液を得た。該ポリマーをPSCにより
分析結果は以下の通りである:Mh=1,690;Mw=6906;Mz=26,
921。このデータは、分子量が約70%増大したことを示している。
実施例2
500ml容量のフラスコに、34.24g(0.3527mol)のポリス
クシンイミド及び86.12gの水を加えた。これに、10.58gの50%水
酸化ナトリウム、次いで、3.45g(0.01979mol)のTA
Nを加えた。溶液を1時間加熱還流させた。冷却後、12.72gの50%水酸
化ナトリウムを加えて、完全に中和し、次いで、24.98gの水を加えて、2
8w/w%溶液を形成した。試料をPSCにより分析すると、以下の分子量を有
することが判明した:Mh=2,084;Mw=10,564;Mz=44,75
8。このデータは、分子量が146%増大したことを示している。
実施例3
DMF中のポリスクシンイミド(0.4785mol)の14%溶液に、27
.37g(0.1579mol)のTANを加えた。該反応は発熱性であり、す
ぐに赤色固体が形成された。約3〜4分かけて混合物の温度を35℃から45℃
に上昇させ、46gのDMFを追加した。混合物をフラスコから取り出した。真
空乾燥すると、固体の重量は71.7g(N.B.5391936)となり、収
率は97.1%であった。固体を毛管に入れ、融点測定装置中に置いた。固体は
320℃までは融解しなかった。生成物の元素分析は以下の通りである:
実施例4
16.91%の固体を含むポリスクシンイミドのDMF溶液を調製した。50
0ml容量のフラスコに、64.46gのDMFに溶解した該溶液191.6g
(0.333mol)及びTAN6.43g(0.0371mol)を加えた。
3分後、温度は26℃から31℃に上昇し、2つの相が形成された。反応物をロ
ータリーエバポレーターに入れ、DMFを除去した。得られた77.77gの湿
潤固体ポリマー物質を110℃で減圧下に16時間真空オーブン中で乾燥した。
乾燥したポリマーは重量37.09gの茶色の固体であった。+100gビンに
、10.04g(0.0915mol)の乾燥物質、11gの水及び4.88gの
50%水酸化ナトリウムを加え、27.82%のポリマーのナトリウム塩を含む
溶液を得た。液体は完全にポリマーに吸収された。21.28gの水を追加する
と、わずか
に発熱したが、ポリマーは溶解しなかった。
実施例5
500ml容量のフラスコに、90.65gのDMF中20.82g(0.2
145mol)のポリマー及び1.87g(0.0108mol)のTANを含
むポリスクシンイミド水溶液123.1gを加えた。混合物を2時間25〜30
℃の温度に維持し、次いで、ロータリーエバポレーターに入れてDMFを除去し
た。重量28.44gの茶色のポリマーを回収し、これを減圧下に110℃で6
時間真空オーブン中でさらに乾燥し、重量24.59gのポリマーを得た。該オ
ーブン中でさらに一晩乾燥して、24.15gのポリマーを得た。このようにし
て生成されたポリマー12.74gを水42.64g及び50%水酸化ナトリウ
ム8.92gと共にビンに加えた。液体は完全にポリマーに吸収された。約10
〜11gの増分を5回行って都合54gの水を追加したが、加えた水は全てポリ
マーに吸収された。8.08gの水を追加すると、ゲルが形成された。51.1
4gの水を追加すると粘性の液体が形成された。21.56gの水を追加すると
、水中で9.75%ポリマー濃度が得られた。
この実施例において、架橋ポリアスパラギン酸ポリマーは、その乾燥重量の約
8倍の水を加えた後では固体のままであったが、その乾燥重量の8.6倍の水を
加えるとゲルが形成された。その乾燥重量の約12.5倍の水を加えると粘性の
コロイド分散系が形成され、その乾燥重量の約14倍の水を加えると、より粘度
の低いコロイド分散系が形成された。
実施例6
80gのDMF中、125.8g(0.219mol)のポリスクシンイミド
と0.002151molのTANを合わせて、実施例5の手順を繰り返した。
反応の結果、22.83gの乾燥した固体架橋ポリマーが得られた。11.04
g(0.1137mol)のポリマーに、35.5gの水及び9.12gの50
%水酸化ナトリウムを加えて、28%溶液を得た。
実施例7
DMF中、22.07g(0.2273mol)のポリスクシンイミドと0.
6703g(0.8039mol)のTANを合わせて、実施例5の手順を繰り
返した。反応させ、乾燥した後で、24.18gのポリマーを得た。1
3.24gのポリマーを41.01gの水及び10.37gの50%水酸化ナト
リウムと合わせて、28%溶液を得た。ポリマーは急速且つ完全に溶解した。
実施例8
100.05gのDMF中、18.24g(0.188mol)の固体を含む
ポリスクシンイミドの水溶液107.9gと、0.8297g(0.00478
7mol)のTANを合わせて、実施例5の手順を繰り返した。反応させ、乾燥
した後で、26gのポリマーを得た。10.11gのポリマーと36.93gの
水及び13.91gの50%水酸化ナトリウムを合わせて、28%水溶液を得た
。
実施例9
DMF中、20.85g(0.21248mol)の固体を含むポリスクシン
イミドの水溶液132.4gと、1.2662g(0.007301mol)の
TANを合わせて、実施例5の手順を繰り返した。反応は3時間にわたって生起
し、23.36gのドライポリマーが生成した。水及び8.14gの50%水酸
化ナトリウムに十分なポリマーを加え、28%溶液を得た。しかし、ミセルの存
在から、架橋度のせいで不完全な溶液が生成したことが示された。
本発明を、特定の実施態様に関してかなり詳細に記載したが、該記載は例示に
過ぎず、この開示を考慮すれば、当業者には代替の実施態様及び操作法が明らか
であろうから、本発明は必ずしも該記載には限定されないものと理解されたい。
従って、本発明の精神を逸脱せずに行われ得る変更も本発明に包含されるものと
する。
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フロントページの続き
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,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. ポリスクシンイミドから誘導された架橋ポリアスパラギン酸又はその塩で あって、架橋剤が4−アミノメチル−1,8−ジアミノオクタンであり、該架橋 剤に対する前記ポリスクシンイミドのモル比が約3〜約100の範囲である前記 架橋ポリアスパラギン酸又はその塩。 2. 前記架橋剤に対する前記ポリスクシンイミドのモル比が20〜約100の 範囲である、請求項1に記載の28重量%で水溶性の架橋ポリアスパラギン酸又 はその塩。 3. 平均分子量が約7,000である、請求項2に記載の架橋ポリマー。 4. 平均分子量が約10,000である、請求項2に記載の架橋ポリマー。 5. ポリスクシンイミドの分子量が約4,000〜約5,000の範囲である 、請求項1に記載のポリマー。 6. モル比が約100である、請求項1に記載のポリマー。 7. 架橋剤が4−アミノメチル−1,8−ジアミノオクタンであり、前記架橋 剤に対する前記ポリスクシンイミド のモル比が約3〜約20の範囲である、ポリスクシンイミドから誘導された水不 溶性架橋ポリアスパラギン酸又はその塩。 8. モル比が約9である、請求項6に記載のポリマー。 9. ポリスクシンイミドの分子量が約8,000〜約10,000の範囲であ る、請求項7に記載のポリマー。 10. モル比が約3である、請求項9に記載のポリマー。 11. モル比が20である、請求項6に記載のポリマー。
Applications Claiming Priority (3)
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US08/364,634 US5525703A (en) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | Crosslinked polyaspartic acid and salts |
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