JPH10509357A - 授乳その他の用途に使用する腰部支持体を有する支持枕 - Google Patents

授乳その他の用途に使用する腰部支持体を有する支持枕

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JPH10509357A JP8515388A JP51538896A JPH10509357A JP H10509357 A JPH10509357 A JP H10509357A JP 8515388 A JP8515388 A JP 8515388A JP 51538896 A JP51538896 A JP 51538896A JP H10509357 A JPH10509357 A JP H10509357A
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Abstract

(57)【要約】 本発明支持枕(103)は、使用者(10)の身体の近くに支持面を有することが必要、又は望ましい状態において、特にこの支持枕を有効にする形状、構造を有する。この支持枕は身体にしっかりと取り付けることができ、例えば、授乳中に赤子(192)を支持するのを助け、読書中、又はキーボードを使用中、肘、前腕、及び手首の支持体となり、又はテレビを観たり、又は食事をする等の行為に関わる前腕、又は外部物体のための支持体となる。この支持枕(103)は背中にクッション作用をし、背中を支持し、整形外科的に正しい位置に背中を保持するのを助ける。また、この支持枕(103)は、この支持枕によって赤子(102)、又は物体を支持し得るようにすることによって、赤子、又はその他の物体の保持に関連する筋肉の応力を釈放する。この支持枕(103)は使用者の身体に合致する形状にされ、(たとえ、使用者が立ち上がったり、歩き回ったりしても)支持枕が安定して確実に、身体上の所定位置に留まるよう、希望する緊密さでフィットするよう調節することができる。この支持枕の背中の支持は向上し、支持枕は着用者に快適にフィットする。

Description

【発明の詳細な説明】 授乳その他の用途に使用する腰部支持体を有する支持枕 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、例えば、授乳中に赤子を支持するのを助け、キーボードでタイプを 打つ間、前腕のための支持体となり、又は読書、テレビの視聴、又は食事のよう な行為に関する物品、又は前腕の支持体になるよう、腰部の周りに装着すること ができる支持枕に関するものである。また特に、本発明は腰部の支持体となり、 背中にクッション作用をし、種々の体格の人にフィットし、種々の緊密度で特定 の人にフィットするよう調整可能であり、着用する人が着座位置と起立位置との 間に動き、又は歩き回っても、確実に、安定して所定位置に留まるよう使用者に 取り付けられる支持枕に関するものである。 2.関連技術 乳房から幼児に授乳することは、幼児、及び授乳する母親の両方にとって有利 である。母乳は病気や病変に対する健康的な抵抗力を増進させるのに必要な物質 を含み、幼児の健康的な発育に必要な脂肪や蛋白質が自然にバランスされた飲食 物である。また、授乳、それ自身によって母親が子供と結合する時間が得られ、 これにより、幼児と母親との両方の情緒的な安らぎが高まるのである。また、授 乳は、脳下垂体を刺激することによって、子宮の出血を止め、子宮の収縮を開始 させるオキシトシンを分泌するから、母親にとっても有利である。 母乳による授乳であれ、哺乳瓶による授乳であれ、赤子に授乳するには、通常 、授乳者が腰部、又は胸の高さに幼児を支持することが必要である。授乳中、赤 子を保持する代表的な位置では、幼児を見つめるため、授乳者の頭は前方に曲が り、両肩は前方に曲がる。幼児を支持するため、腕の筋肉、及び胸の前側の筋肉 は収縮する。この姿勢で応力を受ける位置にある特定の筋肉は、大菱形骨筋、胸 筋、挙筋、肩甲骨筋、菱形筋、三角形筋、(低い程度までの)回旋腱板グループ 、(背中の中心から頭骨のベースまでの)起立筋、及び(頸の中の)帯状構造筋 であ る。これ等の筋肉の過大な収縮は、筋肉が付いている脊髄の椎骨に過大な応力を 加え、脊髄の変形(不全脱臼)を起こすことがある。更に、この状態に長く筋肉 が収縮(即ち、頭が前に曲がり、肩が丸くなり、上部背中が前方に曲がった状態 )し続けると、過大な応力が対応する筋腱に加わり、これが或る時間に渡り、時 々生ずると、腱炎を起こし、筋繊維膜炎、又は筋筋膜炎と呼ばれる柔らかい組織 の普遍化された炎症を起こす。更に一般的には、授乳中に赤子を保持することか ら生ずる筋肉に作用する応力は、頭痛、及び/又は頸、両肩、背中、腕、及び/ 又は手首に感ずる筋肉痛を起こすことが多い。筋肉に作用する応力が具合が悪い 物理的状態を引き起こさなかったとしても、身体的な不快さのため、授乳者は不 自然な状態で赤子を支持せざるを得なくなり、適正に赤子に授乳するのを妨げて しまう。 幾つかの理由により、上述の筋肉に作用する応力は、授乳する母親にとって特 に苦痛である。母親は1日に15回までも授乳を行うから、授乳中に赤子を支持 することに関連する筋肉への応力を何回も体験する。更に、出産後、或る期間、 母親は出産の緊張から回復しつつあり、この状態では、通常の状態に比較し、肉 体的な努力に僅かしか耐えることができない。最後に、通常、母親は新生児に対 するケアのため、睡眠時間も殆ど無い。睡眠が不足すると、母親は疲労し、筋肉 の疲労に一層弱くなる。これ等の問題点は、母親が日に何回も、物理的に赤子を 抱き上げたり、寝かせたりさせなければならないことによって一層悪化する。 赤子に授乳中、通常体験する筋肉への応力を軽減するため、枕のような種々の 装置が使用されている。アメリカ合衆国、ワイオミング大学で行った母乳の授乳 に関する最近の National Institute of Health の研究は授乳の助けとしての枕 の使用は授乳中の授乳時間の長さを増大させると結論している。授乳時間が一層 長くなると、授乳による上述の不利益は一層大きくなる。しかし、授乳の助けと して使用される従来の各枕は、1個、又はそれ以上の重要な点において欠点があ る。 一般に、従来の枕は十分な支持を与えない。例えば、若干の従来の枕は赤子を 支持し、その他の枕は授乳者の腕を支持するが、いずれの枕も赤子と、授乳者の 腕との両方を支持せず、更に同時に授乳者の背中を支持しない。更に、既知の枕 は授乳者の背中にクッション作用を行わず、授乳者のための背中の腰部の部分を 支持することがない。しかし、背中にクッション作用を行い、背中の腰部の部分 を支持することは、赤子を支持しながら、背中に体験する筋肉への応力を軽減す るために非常に望ましい。 更に、現存する枕は、通常、授乳者の身体に取り付けていない。従って、これ 等の枕は、通常、比較的不安定な状態に位置し、授乳者によって枕を或る程度バ ランスさせることが必要であり、特別な技術が必要である。しかし、同時に赤子 を保持し(しかも、哺乳瓶の場合には、哺乳瓶をも保持し)て、このような特別 な技術は困難である。更に、授乳と授乳との間に、授乳者が着座位置から立ち上 がって歩き回った時、従来の枕は所定位置に留まっていない。従って、授乳者が 授乳後、立ち上がった時は、枕を脇に(多くの場合床の上に)置かなければなら ず、授乳者が再び着席した時は、枕を拾い上げねばならない。従って、枕を膝に 、また膝から動かすため(特に、枕を床の上に置き、又は床から取り上げる時) 、授乳者は何回も身体を曲げたり、延ばしたりする必要がある。このような努力 は、授乳する母親にとって特に面倒な負担であり、ましてや出産から回復しっつ ある期間中は一層苦痛である。母親が赤子を抱き上げたり、寝かせたりしながら 、このように身体を曲げたり、延ばしたりすることはもともと必要であるとして も、このような付加的な身体の曲げ、延ばしを減少させ、又は無くすることは母 親にとって非常に有利である。 授乳中、赤子を支持するための多くの従来の枕は右の乳房と左の乳房との両方 のために容易に使用することができない。一方の乳房から他方の乳房へ赤子の授 乳を切り換えるため、枕を再位置決めし(例えば、枕を動かし、又は回転させ) なければならず、不当な筋肉応力を生ぜしめる面倒な仕事が必要になる。 1993年に Matthews に与えられた米国特許第 5261134号は授乳以外の状態にあ る幼児、よちよち歩きの幼児、又は幼い子供を支持するための可搬式の枕を記載 している。枕の中心に形成された凹所内に幼児の身体を置いた時、幼児の頭は枕 の中心部によって支持され、足は枕のテーパ端とテーパ端との間に外に延びてい る。この米国特許には、授乳中、赤子を支持するため、腰部の周りに枕を着用す ることを記載していない。この米国特許のように枕を使用すると、この枕は数個 の欠点を露呈する。 例えば、この米国特許の枕は授乳者の腰部を完全に包囲しておらず、枕によっ て支持し得る可能支持量を減少させており、枕が身体に取り付いている枕の安定 性、及び確実性を減少させている。特に、枕の最大の支持区域が装着者の胃の付 近に位置するように枕を装着した時、枕は不連続な比較的広くない部分が背中の 後ろに位置することになり、これでは背中の腰部の部分を支持することにならず 、背中にクッション作用をしない。更に、腰部の周りに枕を緊密にフィットさせ る機構が無く、従って、枕は緩く身体に当たり、それ故、授乳者の背中、又は腰 部のための十分な支持体とならない。また、この枕は腰部の周りの枕の当たりを 変化させる調整ができない。この調整の欠如は、授乳者に対し枕を確実に安定し て位置させるのを妨げ、枕の各装着者のための好適なフィットを妨げ、授乳者の 身体に対する支持量を可変にすることができない。この枕は身体に確実に安定し て取りつかないから、授乳者が授乳と授乳との間に着席位置から立ち上がり、歩 き回ると、枕は身体上の所定位置に留まらない。従って、授乳者は、授乳後に枕 を脇に置き、授乳前に枕を拾い上げるような不必要な努力が必要となり、筋肉に 不当な歪みを与える。また、赤子に一層容易に授乳し、消化を進行させるため、 角度をなして赤子を支持するための(授乳隆起楔状部のような)隆起部をこの枕 は有していない。 1992年10月13日に Pender に与えられた米国特許第 5154649号は、空 気圧の調整が可能な多数の空気室を有し、哺乳瓶による授乳中、及び乳房からの 授乳中、子供のための慣行に合った支持体となる膨張できる授乳枕を記載してい る。この特許は授乳者の下部胴部の周りに枕を取り付けるため取り外し可能なベ ルトを設けることができることを示しているが、このストラップは背中の腰部の 部分の支持体とならない。更に、このベルトは、授乳中、固い表面に着席した時 、背中にクッション作用をしない。また、このベルトは枕を人体に安定的に取り 付けない。従って、授乳と授乳との間に、授乳者が着席位置から立ち上がって、 歩き回ると、枕は支持位置に留まらず、動いてしまう。更に、赤子に一層容易に 授乳し、消化を進行させるため、角度をなして赤子を支持するための隆起部を生 ずるように枕の表面の形状を定めていない。 1992年3月3日に Byrn に与えられた米国特許第 5092005号は、赤子に授 乳中に使用する膨張可能な枕を記載している。この特許に記載されている枕は、 背中の支持体とならず、背中にクッション作用をしない。更に、Pender の米国 特許に記載されている弱いベルトすら無く、授乳者が動き回った時、枕を所定位 置に保持するものが全く無い。また、Pender の米国特許と同様、赤子に一層容 易に授乳し、消化を進行させるため、角度をなして赤子を支持するための隆起部 を生ずるように枕の表面の形状を定めていない。 1988年3月22日に Robertsに与えられた米国特許第 4731890号は、授乳 する母親が使用するようにした枕を記載している。1992年5月5日に Koy等 に与えられた米国特許第 5109557号は、幼児に授乳するのを助けるため、母親、 又はその他の人が使用する枕を記載している。これ等の米国特許に記載された枕 は Byrn の米国特許に記載されている枕について説明されたのと同一の問題があ る。 赤子に授乳するのを助けるように使用する各従来の枕は、この目的のため使用 された時、1個、又はそれ以上の欠陥を有する。上述の全ての欠陥を同時に解消 する支持枕は現存する枕の非常に大きな改良となる。更に、その改良された支持 枕は一層一般的な用途を有するとすれば一層有用であり、使用者の身体に近い支 持面を必要とする種々の状態で使用することができる。発明の要約 本発明支持枕は、使用者の身体の近くに支持面を有することが必要、又は望ま しい状態で、支持枕を特に有用にする形状と、構造とを有する。この支持枕は身 体を完全に包囲し、背中(特に腰部の区域)に支持作用と、クッション作用とを 行い、確実に、安定して支持枕を身体に対し保持する。更に、この支持枕は、種 々の体格の人に対処でき、特定の装着者を一層緊密に包囲するよう調整すること ができる。 支持枕の中心に開口を形成し、使用者の腰部の周りに支持枕を装着できるよう にする。この開口の形状は人の腰部の形状に類似するように定められる。この支 持枕は開口を画成するよう、平素、相互に隣接している2個の端部を有し、この 支持枕を装着した時、ほぼ完全に腰部を包囲する。これ等端部の位置を相互に相 対的に動かすことによって、開口の寸法を変化させることができる。この支持枕 は剛いが、弾性がある材料で作られる。使用者の腰部がフィットする開口の種々 の寸法、剛さ、支持枕を作る材料の弾性、及び支持枕の背部の高さが結合して、 支持枕は腰部の周りにきちんとフィットし、このきちんとしたフィットによって 使用者のための支持体を提供し、使用者上の所定位置に支持枕を維持するのを助 ける。支持枕の両端に固定機構を取り付けることができ、この機構を使用して、 腰部の周りに一層きちんと支持枕をフィットさせ、枕を身体に一層確実に、安定 して保持することができる。この支持枕を軽量な材料で造り、使用者が支持枕を 容易に持ち上げることができるようにする。一実施例では、支持枕を十分に軽い 材料で作り、使用者が片手で枕を容易に持ち上げることができるようにする。こ れは他方の手で赤子を抱いている時に、必要なためである。支持枕が軽いから、 使用者が長時間にわたり、この枕を使用しても枕が重過ぎることがない。 赤子、書籍、板、又は単に使用者の前腕、及び手のような種々な物品を支持し 得るよう、支持枕の前部の寸法を定め、前部を構成する。自然な位置における所 要者の肘、及び前腕を支持するよう、この支持枕の側部の寸法を定め、側部を構 成する。使用者の背中の筋肉のための支持体を提供し、使用者の背中にクッショ ン作用を行い、背部が無い場合におけるよりも一層姿勢的に正しい位置に使用者 が着座し、又は立つように、支持枕の背部の寸法を定め、背部を構成する。 本発明の一実施例においては、使用者の腰部がフィットする開口を画成するほ ぼ円環体に形成された弾性材料で、使用者の腰部の周りに装着する支持枕を作る 。この円環体は前部と、第1側部と、第2側部と、背部とを有する。前部は第1 側部の第1端部に隣接する第1端部と、第2側部の第1端部に隣接する第2端部 とを有する。背部は第1側部の第2端部に隣接する第1端部と、第2側部の第2 端部に隣接する第2端部とを有する。前部はこの前部の上に物体を支持し得る十 分な幅を有する。各第1側部と第2側部は使用者の肘と前腕とのための支持体と なる十分な幅を有する。背部は固い表面に押しつけた時、使用者の背中にクッシ ョン作用をするのに十分な幅と高さとを有する。 本発明の他の実施例では、使用者の腰部の周りに装着する支持枕は、i)使用者 の腰部がフィットする開口を画成するほぼ円環体に形成され、この円環体は破断 していて互いに分離する第1端部と第2端部とを形成している弾性材料と、ii) 第1端部を第2端部に取り付ける機構とを有する。枕が応力が無い状態にある時 、第1端部と第2端部とが互いに隣接する閉じた位置に自然に押圧されるように 、枕の形状を定める。 本発明のなお他の実施例では、赤子に授乳するのを助けるため使用者の腰部の 周りに装着する支持枕は、使用者の腰部がフィットする開口を画成するほぼ円環 体に形成され、その開口が人の腰部の形状に類似する輪郭を有する。この枕は赤 子を支持する支持面を有する。 本発明のその他の実施例では、赤子の授乳を助けるため使用者の腰部の周りに 装着する支持枕は、i)赤子を支持するほぼ平坦な支持面と、ii)支持面の反対側 にあって、使用者の膝に快適にフィットするようにした膝面と、iii)赤子を授乳 位置に支持し得るよう支持面に形成された授乳隆起楔状部とを有する。 本発明の他の実施例では、使用者の腰部の周りに装着する支持枕は、使用者の 腰部がフィットする開口を画成するほぼ円環体に形成された弾性材料で作られ、 使用者の特定の腰部の寸法、形状に合うよう、上記開口の寸法を調整可能にする 。この枕の円環体を破断し、相互に分離する第1端部と第2端部とを形成する。 枕が応力の無い状態にある時、第1端部と第2端部とが互いに隣接する閉じた位 置に、第1端部と第2端部とが自然に押圧されるよう、枕の形状を定める。第1 端部と第2端部とが相互に離間して装着位置に動くよう、十分に可撓性の材料で 枕を作り、使用者の腰部の寸法、形状によって、装着位置での第1端部と第2端 部との位置を決定する。 本発明の他の実施例では、赤子の授乳を助けるため使用者の腰部の周りに装着 される支持枕は、使用者が立ち上がったり、歩き回ったりしながら、赤子を支持 するのを助けるよう、使用者の両肩の上にフィットし、支持枕に取り付いている 支持ストラップを有する。 本発明の他の実施例では、使用者の腰部の周りに装着する支持枕は、i)使用者 の腰部がフィットする開口を画成するほぼ円環体に形成され、この円環体は破断 していて第1側部の互いに分離する第1端部と第2端部とを形成していると共に 、また第2側部の互いに分離する第1端部と第2端部とを形成している弾性材料 と、 ii)第1側部の第1端部を第1側部の第2端部に取り付ける機構と、iii)第2側 部の第1端部を第2側部の第2端部に取り付ける機構とを有する。第1側部の第 1端部が第1側部の第2端部に隣接し、第2側部の第1端部が第2側部の第2端 部に隣接するようにこの枕の形状を定める。この実施例により、腰部の寸法が大 きい使用者でも、使用者の背中の中央部にこの腰部支持体を維持することが可能 である。 更に他の実施例では、支持枕の第1部分を可搬可能な机として使用できるよう 構成する。また、この支持枕はソーダ等の容器、瓶、罐を保持するように構成さ れる。 本発明支持枕は種々の目的に使用することができ、この支持枕は哺乳中に赤子 を支持するのを助けるのに特に有用である。この支持枕は、同時に赤子を支持す ると共に、授乳者の肘、腕、及び手を支持し、授乳中、赤子を保持す負担を軽減 し、授乳中、赤子の世話をするため、一方の手、又は両方の手を自由に使用する ことができる。この支持枕は、授乳者の乳首に近い高さに赤子を支持するから、 不当な努力を払わずに赤子に授乳でき、授乳者は背中を丸くせず、頸や背中の筋 肉に応力を加えることなく、授乳を行うことができる。枕が赤子を支持するから 、腕、胸、及び背中の筋肉に加わる応力が減少する。また、この支持枕は授乳者 の背中の腰部の区域を支持し、背中にクッション作用をし、適正な姿勢を授乳者 がとるのを助け、これにより背中に加わる応力を減少させる。本発明支持枕は赤 子に授乳するのを助けるように使用するための第1の枕であり、背中のための支 持体となり、背中にクッション作用を行う。赤子には毎日数回、授乳しなければ ならないから、これ等の支持特性は、「繰り返し使用症候群」、又は「姿勢応力 症候群」と呼ばれる損傷、即ち柔らかい組織、及び/又は関節に対する繰り返し 応力損傷を防止し、又は最小にする。更に、本発明支持枕は授乳者を快適にし、 授乳者の筋肉応力を緩和するから、上述の従来の枕の一つを使用する場合よりも 、授乳者は一層長時間にわたり赤子に授乳することができる。上述したように、 本発明支持枕は、特に授乳の場合、授乳者、及び赤子の両方に有利である。 本発明支持枕である哺乳用枕は、従来の支持枕に全く無かった非常に多くの要 旨を組み合わせた独特なものである。上述のように、本発明支持枕が背中のため の腰部支持体となり、背中にクッション作用を行い、授乳のため解剖学的に正し い姿勢に母親を位置させるのを助け、赤子を支持し、授乳するため屈み込む時、 母親が通常経験する筋肉の疲労を減少させる背中支持部を提供することが、恐ら く最も重要である。この有益な背中支持特性は背中支持部の厚さと高さと、枕を 作っている剛性があり弾性がある材料と、腰部、及び背中の下部の周りに背部を 「確実に取り付ける」ことができ枕の調節性(以下に一層詳細に説明する)とか ら生じている。 更に、支持枕は授乳者の腰部を完全に包囲している。腰部の周りに枕が完全に 包囲していること、背部の堅牢性と、枕の嵌着の調節性とが全て授乳者に対する 枕の安定性に寄与しており、これにより、授乳中、赤子を安全に支持している。 また、枕のこれ等の要旨は、上述の実際の身体的な支持を提供する他に、安心確 実な感じを授乳者に与える。このような安定性は、例えば、枕を身体に取り付け る比較的弱いベルトを有するPenderの米国特許に記載された枕では到底達成され ない。 更に、支持枕が完全に授乳者を包囲していること、及び側部支持面が適切な寸 法であることに起因し、授乳中、この支持枕は、授乳者の肘と前腕とのための支 持体を提供する。授乳者の肘と前腕とを支持することにより、赤子の授乳に関連 する筋肉の応力、特に大菱形骨筋肉の応力を減少させるのを助ける。この支持体 は哺乳瓶で授乳する場合に、瓶を保持する延ばした腕を支持するのを助けるため に特に有用である。また、授乳のために適切な高さに赤子が支持されるように、 この枕の前部の寸法を定める。本発明支持枕は、これ等2個の支持特性(赤子の 支持、及び授乳者の腕の支持)を統合する第1の支持枕である。 更に、前部支持面は授乳者の前を横切って完全に延びており、授乳中、幼児が いずれの乳房から授乳を受けているかに関せず、又は哺乳瓶で授乳中、幼児がい ずれの腕で支持されているかに関せず、幼児に対する支持体を提供し、授乳中に 、授乳者が乳房を取り替えたり、哺乳瓶で授乳中に、幼児を支持する腕を変えた りすることができる。更に、授乳中、適正な位置に赤子を支持する1個、又はそ れ以上の授乳隆起楔状部を形成するように、支持枕の表面の特別な輪郭を定める 。枕の前部の各端部に1個宛の楔状部を形成し、いずれの乳房から授乳しようと も、 又はいずれの腕で赤子を支持しようとも、赤子を適正な角度に支持する。(赤子 が休息している時のように)仰向け位置か、又は(赤子が授乳されている時のよ うに)横向き位置に赤子が快適に横たわるよう、楔状部を位置させる。 本発明支持枕の開口の輪郭は人の腰部の形状にほぼ合致している。異なる腰部 の寸法に応じられるよう、又は特定の授乳者の腰部の周りに種々の緊密度でフィ ットするよう、この開口の寸法を変化させることができる。この支持枕の側部に 不連続部を形成し、即ち、枕の1個の側部が互いに隣接する2個の端部を有する ようにする。支持枕の背部は、この支持枕の反対側の枢着点の周りに、片持ち梁 となり、それにより、これ等端部が互いに接近し、離間するように動くことがで きる。上述のように、また、この支持枕は、剛固ではあるが弾性がある材料から 形成されており、調整自在の背部と組み合わせて、比較的緊密にフィットするよ う枕を調整することができ、使用者に枕を確実に、安定して所定位置に保持し、 枕の腰部支持を一層強化する。従って、授乳者が余り努力しなくとも、枕を所定 位置に保持することができ、授乳者は支持枕を外さなくとも、授乳と授乳との間 に、立ち上がって、歩き回ることができ、授乳後、枕を下に置き、授乳前に枕を 取り上げるため、身体を曲げ、延ばしする必要が無い。実際上、立っている間で も、枕は身体に確実に保持され、枕を身体から落とさなくとも、授乳者の腕、又 は物体を枕の上に静止させることができる。この要旨は、帝王切開によって出産 した母親のために筋肉に加わる応力を最小にする目的のために、特に有用である 。本発明支持枕の調整可能性により、授乳者は最大の快適さと安定性とが得られ るように枕のフィットを調節することができる。母親は出産後、腰部の寸法の減 少を体験するから、これにより、母親は開口の寸法を調整することができる。ま た、この調整可能性は帝王切開による出産から回復しつつある母親にとって特に 重要であり、この調整可能性によって、これ等母親は比較的緩く枕を装着するか ら、外科手術による傷口を悪化させることがない。この枕を作っている材料が柔 らかいことがこのことを助ける。更に、枕の不連続部が側部に形成されているか ら、本発明支持枕は、枕の背中支持特性を犠牲にすることなく、調整可能である 。最後に、この支持枕は調整ストラップを有することができ、枕のフィット性を 更に調整するため、この調整ストラップを使用することができる。 本発明支持枕を構成するのに、軽量な材料を使用する。一実施例では、片腕を 使用して枕を持ち上げ得るだけ十分に軽い材料で枕を作る。また、この枕は、長 時間にわたり授乳を行い、膝に保持する時でも、枕は不快なほど重くならない。 更に、この枕は、歩いたり、立ち上がっていても、装着するのに十分軽い。特別 な実施例の支持枕は洗濯ができるカバーと、クッションとを有し、洗濯ができる カバーは洗濯をするため容易に取り外すことができる。また、この支持枕はこの 支持枕の上の容易に手が届く位置に取り付けたポケットを有する。このポケット は、赤子に授乳中、授乳者に近く瓶、コードレス電話機のような物品を保持する ことができる。 本発明支持枕は、赤子に授乳する以外の多くの状態で、多くの目的に使用する ことができる。例えば、裁縫、キーボードでのタイプ打ち、又は読書、又は筆記 のように膝に近い手で行わなければならない仕事を助けるのに、この支持枕を使 用することができる。これ等の状態において使用するため、上述のように、支持 枕を腰部の周りに装着する。 また、本発明支持枕は、着席している間の支持体となり、姿勢を向上させるよ うに使用することができる。例えば、テレビを観ている間、飛行機で飛んでいる 時、又は車に乗っている時、この支持枕を装着することができる。この支持枕は 、椅子に座っている時、腰掛に座っている時、又は床の上に座っている時にも有 用である。また、この支持枕は、例えば、ベッド、長椅子、又は床の上で傾斜位 置にある間の支持体としても使用することができる。 図面の簡単な説明 図1A、及び図1Bは本発明支持枕を使用している状態を示すため、赤子に授 乳している婦人のそれぞれ前面斜視図、及び側面斜視図である。 図2A,図2B、及び図2Cは図1A、及び図1Bの支持枕のそれぞれ斜視図 、平面図、及び側面図である。 図3Aは本発明の一実施例の支持枕の平面図である。 図3Bは図3Aの3A−3A断面線に沿う図3Aの支持枕の横断面図である。 図4Aは本発明の一実施例の支持枕の平面図である。 1図4Bは図4Aの4A−4A断面線に沿う図4Aの支持枕の横断面図である。 図5Aは本発明の一実施例の支持枕の平面図である。 図5Bは図5Aの5A−5A断面線に沿う図5Aの支持枕の横断面図である。 図5Cは本発明の一実施例の支持枕の斜視図である。 図6Aは閉じた開口を形成するため支持枕の2個の端部を取り付けた状態をほ ぼ示すための本発明支持枕の斜視図である。 図6Bは枕の2個の端部を取り付ける本発明機構を示す図6Aの支持枕の一部 の斜視図である。 図6Cは枕の2個の端部を取り付ける本発明の他の実施例の機構を示す図6A の支持枕の一部の斜視図である。 図6Dは枕の2個の端部を取り付ける本発明の更に他の実施例の機構を示す図 6Aの支持枕の一部の斜視図である。 図7A、図7B、図7C、図7D、及び図7Eは本発明の他の実施例の支持枕 のそれぞれ平面図、前面図、第1側面図、第2側面図、及び斜視図である。 図8は本発明支持枕を使用し得る他の方法を示すため、2個の着脱自在の隆起 部を有する本発明支持枕の斜視図である。 図9A〜図9Eは種々の方法で本発明支持枕を使用する人の図面である。 図10A、及び図10Bは本発明の一実施例による支持枕の斜視図である。 図11は本発明の一実施例による支持枕の斜視図である。 図12は本発明の一実施例による支持枕の斜視図である。 発明の実施例の詳細な説明 図1A、及び図1Bは本発明の実施例による支持枕103を使用している状態 を示し、赤子102に授乳している婦人101のそれぞれ前面斜視図、及び側面 斜視図である。図2A、図2B、及び図2Cはそれぞれ枕103の斜視図、平面 図、及び側面図である。図1A、図1B、図2A、図2B、及び図2Cはいずれ も支持枕103を正確に示していないのでこれ等の図面の間では支持枕103の 形状に僅かな相違があるが、これ等の各図形は支持枕103の基本的な特徴を示 している。 枕103をほぼ円環体の形状に示し、開口201(図2A、及び図2B参照) は枕103の中心に画成されている。枕103の形状はほぼ円環体であるが、正 確に円環体ではなく、枕103の円周方向に順次の横断面は一定の形状、又は一 定の横断面積でない。この円環体の回転軸線202から各横断面の図心までの距 離は他の横断面の図心までの距離と同一でない。更に、この円環体の連続性は1 個の位置で途切れており、即ちこの枕103は2個の端部を有する構造体として 形成されており、一端は他端に近く位置し、開口201を形成している。 枕103の説明のため、ここに、枕103の「前部」、「側部」、及び「背部 」の語を使用する。ここで、枕103を腰部の周りに(即ち図1A、及び図1B に示すように)適正に着用する時は、「前部」とは使用者の胃に隣接する枕10 3の部分であり、「側部」とは使用者の腰部の側部に隣接する枕103の部分で あり、「背部」とは使用者の背中の下部に隣接する枕103の部分である。しか し、これ等の部分は枕103に厳格に区別されるものでないことは明らかである 。 図1A、図1B、図2A、図2B、及び図2Cに示す本発明の実施例では、軸 線202(図2A、及び図2B参照)にほぼ垂直で、両側にあるほぼ平坦な平坦 面103a(図1A、図2A、図2B、及び図2C参照)、及び103b(図2 C参照)を形成している。平坦面103a、103bはこれ等平坦面にほぼ垂直 な2個のほぼ平坦な平坦面103C(図1A、図1B、図2A、図2B、及び図 2C参照)、及び103d(図2A、及び図2B参照)によってそれぞれ連結さ れている。表面103a、103bは「支持面」及び「膝面」と表示する。表面 103c、及び103dは「外側輪郭」及び「内側輪郭」とそれぞれ呼ばれる。 図1Bに明示するように、内側輪郭103d、又は外側輪郭103cの1個と支 持面103a、又は膝面103bの1個との間の交差部(「隅角部」)のおのお のは丸くなっている。従って、枕103の前部、側部、及び背部におけると同様 に、内側輪郭103d、及び外側輪郭103cは隣接する支持面103a、又は 膝面103bに対し鋭利に示されていない。更に、本発明の他の実施例では、隅 角部の丸みは非常に大きく、枕の内側輪郭、及び外側輪郭は完全に丸く、平坦な 部分がない。 枕103を座ったまま着用する時、膝面103bは枕103を膝に快適に安定 して静止させることができる。膝面103bは平坦であるから、枕103を座っ たまま着用する時、膝に接触しても枕103を具合の悪い位置に強制的に動かす ことはなく、枕103を揺り動かすこともない。更に、平坦な膝面103bは膝 にフィットし、足のいかなる部分にも不快な圧力を生ぜしめない。 支持面103aは、枕103を着用する人、及び/又はその人によって保持さ れるいかなる物体に対しても快適で安定した支持を与える。例えば、図1A、及 び図1Bに示すように、婦人101は授乳中、枕103の前部に赤子102を支 持することができる。以下に一層詳細に説明するように枕103を弾性材料で造 るから、赤子、及び/又は枕103を装着する人の腕がクッション作用を受ける 。同時に、授乳中、赤子、及び/又は腕が安定した位置に保持されるようこの材 料は十分堅固である。 図1A、及び図1Bに示すように、枕103は婦人101の腰部の周りにフィ ットしている。枕103が婦人101の全体の腰部の周りにきちんとフィットす るから、枕103は腰部の上の全ての点において支持と快適さとを与える。特に 、枕103は椅子107に対して婦人の背中の下部にクッション作用を与えてい る。 上述したように、代表的な赤子保持位置では、授乳者の頭は幼児を見るために 前方に曲がり、両肩は前方に曲がり、幼児を支持するため腕の筋肉、及び胸の前 の筋肉は収縮している。これ等の筋肉が過剰に長時間にわたり収縮していると、 苦痛であり、背骨が変形し、筋肉が悪化する。枕103はこの代表的な赤子保持 位置に関連する筋肉の応力を緩和する支持を行う。赤子102は婦人101の乳 房に近い高さに支持されるから、赤子102に授乳する際、婦人101が前かが みになる必要がない。更に、枕103は赤子102を支持するから、腕、肩、及 び背中の筋肉の応力は減少する。 本発明の支持枕を授乳に使用するように上に説明したが、得られるこの支持特 性は、アームレストのない椅子での読書、編物、及びデスクワークのような他の 活動にも有効である。 この枕103はいかなる寸法の特定の設定にも限定されない。実際上、本発明 支持枕を多数の異なる寸法にすることができる。この枕の特定の寸法は枕を使用 しようとする用途に応じ、また枕を使用しようとする人の身体の寸法によって変 化させることができる。上述のことに鑑み、本発明支持枕の寸法は枕の機能的な 特性に関するものとして以下のように基本的に記載する。即ち、特定の寸法の使 用は単に例示のためであって枕の寸法、又は寸法割合を限定するものでない。 図2B、及び図2Cに示すように、支持枕103は幅203a、及び高さ20 3bを有する。枕103にわたる各横断面での幅203aは支持面103a、及 び膝面103bに平行に軸線202を通って延びる線に沿い、内側輪郭103d 、外側輪郭103c上の点の間の最大距離として定義される。各横断面における 高さ203bは支持面103aと膝面103bとの間の距離として定義される。 一実施例では、授乳中、赤子を支持するため枕103を使用する時、婦人10 1が乳房に向け赤子102を持ち上げる必要がなく、赤子102に快適に授乳さ せることが可能な高さに赤子102を支持するよう、枕の前部の高さ203bを 確定する。この実施例では、赤子を枕103上に安全に静止させる十分な余地が あるように枕の前部の幅203aを特定する。また、赤子を支持するため授乳す る人の前腕(肘から手首まで)を枕103上に乗せる十分な余地を設けるのが望 ましい。他の実施例では、枕103上に支持される書籍を支持しながら、又は枕 103上に支持される板から食事をしながら、又は作業面として支持面103a を使用しながら、人の手、及び前腕を枕103上に快適に乗せられるように、枕 の前部の高さ203bを確定する。この実施例では、枕103の前部の幅203 aを十分大きくし、書籍、板、又はその他の物体、及び枕の使用者の前腕、及び 手を支持し得るようにする。他の実施例では、枕103に隣接するキーボードで タイプ打ちをしながら、人の手と手首とを快適な高さに乗せられるように枕の前 部の高さを確定する。この実施例では、枕103の前部の幅203aを十分に大 きくし、キーボードに向け手を延ばした時でも前腕と手首とを共に支持し得るよ うにする。 例示のように、枕103の前部の高さ203bは通常5.1 〜15.2cm(2〜6 イン チ)の範囲にある。必ずしも必要でないが、通常、高さ203bは前部の全体に ついて一定である。一方、枕103の前部の幅203aは通常、前部の中央部で 最も小さく、側部に向け両方向に徐々に増大するように、一般に変化する。例示 では、前部の中央部での幅203aは17.8〜30.5cm(7〜12インチ)の範囲にあり 、側部に隣接する前部の両端での幅203aは通常20.3〜30.5cm(8〜12インチ) の範囲にある。 枕103の側部の高さ203bについては、赤子に授乳し、読書し、食事し、 又はキーボードで仕事をしている間、枕103の使用者の肘、及び前腕が身体の 両側に自然に保持される時、無理な位置を占める必要なく、肘、及び前腕が枕1 03上に支持されるように枕103の側部の高さ203bを選択する。側部の高 さ203bは通常、一定である。側部の幅203aは肘、及び前腕を支持する十 分な表面積が得られるように選択する。側部の幅203aは前部の近くで最も広 く、背部に向け徐々に減少するように変化する。例示すれば、側部の高さ203 bは10.2〜17.8cm(4〜7 インチ)の範囲内にあり、肘を乗せる位置で幅203a は7.6 〜15.2cm(3〜6 インチ)の範囲内にある。 枕103の背部の高さ203bに関しては、この背部が背中の筋肉の応力を減 らす支持体となり、椅子の背もたれで背中がクッション作用を受けるための十分 な面積が得られ、しかも枕103の使用者が整形外科的に正しく着座するように 背部の高さ203bが特定される。また背部の幅203aは背中の十分な支持体 となり、背中のクッション作用、及び位置決めができるように選択される。背部 の高さ203b、幅203aは共に一定にすることができるが、通常は変化する 。例えば、図2Cに示すように、背部を一層大きな支持体にするため、背部の中 央部を背部の両端部よりも一層高くすることができる。更に、背中の支持を一層 高めるため、背部の高さ203bを前部の高さ203bより一層高くすることが できる。例示として、背部の中央部の高さ203bは7.6 〜20.3cm(3〜8 インチ )の範囲内にあり、背部の両端の高さ203bは7.6 〜15.2cm(3〜6 インチ)の範 囲内にあり、幅203aは5.1 〜10.2cm(2〜4 インチ)の範囲内にある。 図1A、及び図1Bに示す実施例では、調整ストラップ106を使用して枕1 03の両端を相互に取り付ける。調整ストラップ106は枕103が腰部の周り の所定位置に留まるのを助ける。しかし、本発明の他の実施例では、調整ストラ ップ106を設けない。以下に一層詳細に説明するように、いかなる状態下でも 調整ストラップ106が無くとも、枕103が腰部の周りの所定位置に留まるこ とができるように枕103を作る。 図1A、及び図1Bに示す実施例では、枕103にポケット104a、104 bを形成する。これ等ポケット104a、104bは多数の物品をも保持するの に使用することができる。例えば、図1A、及び図1Bでは、ポケット104a に入れた哺乳びんを示している。ポケット104a、104bはコードレス電話 機、タオル、小さな玩具、又は本のような他の物品を保持するのに使用すること もできる。次の説明から明らかなように、本発明支持枕は赤子に授乳するのを助 ける以外の多くの目的に使用することができ、これ等の用途では、この支持枕に 形成されたポケットは、例えば本、眼鏡、鉛筆、計算機、又はコードレス電話機 のような多くの他の形式の物品を保持することができる(例えば図9B参照)。 図1A、及び図1Bにおいては、ポケット104a、104bを枕103の外 側輪郭103cに取り付けている。しかし、必ずしもこの必要はなく、ポケット 104a、104bを例えば支持面103aのような他の表面で枕103に取り 付けてもよい。ポケット104a、104bを任意の希望する方法で枕103に 取り付けることができる。例えば、ポケット104a、104bを枕103に縫 い付けてもよいし、「Velcro」(商標名)のフックループストリップを使用して 取り付けてもよい。 以下に一層詳細に説明するように、支持面103aを上に向けて、又は膝面1 03bを上に向けて、枕103を装着することができる。本発明の一実施例によ れば、各ポケット104a、104bはその各側部に1個宛の2個の小袋を有す る。その結果、この実施例では、支持面103aが上を向いているか、又は膝面 103bが上を向いているかに関せず、物品を保持するのにポケット104a、 104bを使用することができ、これにより枕103の融通性を高めることがで きる。 本発明支持枕は必ずしもポケット104a、104bのようなポケットを設け る必要はなく、本発明の他の実施例では、ポケットを設けない。図2B、及び図 2Cでは、支持枕103をポケット104a、104bが無い状態に示した。 図3Aは本発明の一実施例の支持枕303の平面図である。図3Bは図3Aの 3A−3A断面線に沿う支持枕303の横断面図である。赤子、人の肘、前腕、 及び手を快適に支持できるよう十分に柔らかく、しかも椅子に着座した時、背中 に快適なクッション作用を及ぼすよう十分に柔らかい材料で枕303を作る。し かし、枕303が必要な支持作用を行い、相当な負荷(例えば赤子の体重)が加 わった時、圧潰しないよう十分に材料が堅固でなければならない。一実施例では 、枕303を発泡体で作る。特定の実施例では、枕303を16オンスポリウレ タンエーテル発泡材で作る。他の特定の実施例では、発泡体は30〜50ILD 比を有 し、1.0 〜2.2 の密度比を有する。しかし、枕303は独立気泡の発泡体のよう な任意その他の発泡体で作ることができる。通常の装置、及び方法を使用して、 枕303の希望する形状に発泡体を成型する。 図4Aは本発明の一実施例の支持枕403の平面図であう。図4Bは図4Aの 4A−4A断面線に沿う支持枕403の横断面図である。枕403は枕303と 同一の全体の形状、及び寸法を有する。しかし、枕403は枕303と異なるよ うに構成されている。 枕403はクッション403aとカバー403bとを有する。クッション40 3aは枕303(図3A、及び図3B参照)に使用される材料に関し上に説明し たのとほぼ同一の性質を有する材料で作られる。クッション403aは例えば発 泡体で作ることができる。皮膚に対し快適に感じる材料であって、容易に洗うこ とができ、クッション403aに容易に着脱でき、皮膚に接触し、又は人間に近 く位置しても安全な材料でカバー403bを作る。一実施例では、カバー403 bを例えばネルのような木綿、又はビニールで造る。カバー403bはクッショ ン403aから除去し得るように構成されなければならない。一実施例では、こ の目的のためカバー403bにファスナを設ける。クッション上にカバーを設け た例えば枕403のような本発明枕の構成によって、枕を清潔に保つのを一層容 易になる。これは塵埃の大部分を集めるカバーを取り外して洗うことができるか らである。 図5Aは本発明の一実施例の支持枕503の平面図である。図5Bは図5Aの 5A−5A断面線に沿う支持枕503の横断面図である。枕503は枕303、 403と同一の全体の形状、及び寸法を有する。しかし、枕503は枕303、 又は403と異なるように構成される。 枕503はクッション503a、若干の詰め綿503b、内側カバー503c 、及び外側カバー503dを有する。クッション503aは枕303(図3A、 及び図3B参照)について説明したのとほぼ同一の性質を有する材料で作られ、 例 えば発泡体で作ることができる。詰め綿503bはクッション503a上に形成 される。詰め綿はクッション503aに弾性と堅固さとを与え、クッション50 3aの美的外観を向上させる。一実施例では詰め綿503bをポリエステルで作 る。エルマー噴霧接着剤(Elmer's Spray Adhesive)のような接着剤をクッショ ン503aに噴霧し、次にこの接着剤に詰め綿503bを取り付けることにより 、クッション503a上に詰め綿503bを形成する。図5Bに示す実施例では 、詰め綿503bが全体のクッション503aを覆う。他の実施例では、枕50 3aの内面(即ち使用者が枕503を着用する時、腰部に近い表面)を除き、詰 め綿503bによって全面を覆う。内側カバー503cは詰め綿503b上にフ ィットし、外側カバー503dは内側カバー503c上にフィットする。カバー 403b(図4A、及び図4B参照)について記載した基準に合致するネルのよ うな材料で外側カバー503dを作る。内側カバー503cと外側カバー503 dとを相互に動かす時に、これ等カバー間の摩擦が最小になり、外側カバー50 3dを枕503から容易に取り外し得るような材料で内側カバー503cを作る 。また内側カバー503cは詰め綿503bを所定位置に保持するのを助け、更 に内側カバー503cは枕503から外れない。一実施例では、内側カバー50 3cを朱子織で作る。 本発明の他の実施例では、枕503にクッション503でなく、弾性充填物を 設ける。この充填物は例えばポリエステル、又は木綿で作る。 本発明の更に他の実施例では、詰め綿503bを無くし、枕503にクッショ ン503a、内側カバー503c、及び外側カバー503dのみを設ける。 図5cは本発明の一実施例の支持枕5003の斜視図である。この支持枕は枕 303、403、503と同一の全体の形状、及び寸法を有する。しかし、枕5 003は枕303、403、又は503と異なるように構成される。 枕5003はクッション5003aとカバー5003bとを有する。クッショ ン5003aは枕303(図3A、及び図3B参照)に使用された材料について 説明したのとほぼ同一の性質を有する材料の2層以上で作られる。クッション5 003aは例えば発泡体の2層、又はそれ以上の層で作ることができる。他の特 定の実施例では、図示のように、一方の発泡体の層5004aは、38ILD比と、 1.15密度比とを有し、他方の発泡体の層5004bは、44ILD 比と、1.45密度比 とを有する。一実施例では、カバー5003bをネル、又はビニル、又はその他 適当な材料で作る。このカバー5003bは洗濯のためクッションから取り外す ことができる。この取り外し可能なカバーにより枕を清潔に維持することが一層 容易である。 本発明支持枕の種々の実施例の構成に使用するため、特定の材料を上に説明し た。いずれの材料を使用しようとも、材料は非アレルギー性であるのが好適であ る。 更に、上述の本発明支持枕の各実施例について、(図1A、及び図1Bに示す ように)ポケットを支持枕に取り付けることができる。 図6Aは使用者の腰部がフィットするほぼ完全に閉止した開口601を形成す るよう支持枕603の2個の端部の移動を一般的に示す本発明支持枕603の斜 視図である。支持枕603の端部は互いに接近しているが、通常互いに離間する ような形状に支持枕603を作る。ここに示す実施例では、枕の端部に向き合う 側部は前部の幅に対し相対的に狭い幅に作られる。また、この支持枕603は可 撓性材料で作られる。従って、この枕603は側部の周りに片持梁となり、従っ て背部は前部に対し移動し、支持枕603の両端は動いて相互に接触する。更に 、図6Aに示す実施例では、端部が相互に動く時、この端部の一方が他方に対し て僅かに重複するように枕603の形状を定める。この特性の結果、枕603の 背部と前部とが相互に相対的に可変に位置し、枕603の開口の寸法が変化し、 これにより枕603は或る範囲の腰部寸法を有する人の周りにきちんとフィット する。 図6Bは枕603の2個の端部を取り付けるため、本発明の一実施例による機 構を示す支持枕603の一部の斜視図である。枕603の一端に「Velcro」(商 標名)の第1ストリップ611を取り付ける。また、枕603の他端に「Velcro 」(商標名)の第2ストリップ612を取り付ける。接着剤を使用することによ り、又はストリップ611、又は612を端部に縫い付けることにより、それぞ れの端部にストリップ611、612を取り付けることができる。ストリップ6 11、612によって「Velcro」(商標名)のフックループストリップを形成す るから、ストリップ611、612が互いに接触する時、枕603の2個の端部 は互いに取り付けられる。 図6Cは枕603の2個の端部を取り付けるため、本発明の他の実施例による 機構を示す支持枕603の一部の斜視図である。枕603の一端に第1ストラッ プ621を取り付け、他端に第2ストラップ622を取り付ける。接着剤を使用 することにより、又は縫い付けることにより、ストラップ621、622をそれ ぞれの端部に取り付けることができる。1対の圧縮可能アームを含む保持部材を ストラップ622の端部に形成する。外方に向く止めを各アームに形成する。溝 孔付き部材をストラップ621の端部に形成する。ストラップ622の端部の保 持部材のアームを圧縮し、ストラップ621の端部の溝孔部材にアームを挿入し 、次に釈放し、アーム上の止めを溝孔部材の表面に接触させて保持部材を溝孔部 材に保持し、これにより枕603の2個の端部を取り付ける。 図6Dは枕603の2個の端部を取り付けるため、本発明の他の実施例による 機構を示す支持枕603の一部の斜視図である。枕603の一端に(例えば、縫 付けにより、又は接着剤を使用することにより)ストラップ632を取り付ける 。スナップ装置の一方の部材633(おす部材であれ、めす部材であれ)をスト ラップ632に取り付ける。スナップ装置の他方の部材631の保持部を枕60 3内に圧嵌することにより、枕603の他端にスナップ装置の他方の部材631 を取り付ける。2個の部材631、633を互いにスナップ嵌着させ、枕603 の2個の端部を互いに取り付ける。他の実施例においては、溝孔をストラップ6 32に形成し、ボタンを枕603の他端に取り付ける。ボタンを溝孔内に挿入し て枕603の2個の端部を互いに取り付ける。 上述の機構は枕603の2個の端部を取り付けるための可能性を単に例示した ものである。その他の多くの機構も使用することができ、これ等の機構も本発明 の範囲内にある。 本発明支持枕は高度の融通性を達成するように構成されている。例えば、2個 の反対側のほぼ平坦な表面のいずれかを上方に向けて、支持枕を装着することが できる。例えば、図1A、及び図1Bに示すように支持面103aを上方に向け て、支持枕103を装着することができ(図1A、図1B、図2A、図2B、及 び図2C参照)、又は膝面103bが上方に向くように動かしてから支持枕10 3を装着することができる。実際上、この円環体の回転軸線(即ち、図2A、図 2Bに示す軸線202)に対し垂直な平面に関し対称である支持枕103のよう な本発明支持枕の場合、表面103a、103bを支持面、又はラップ面と称す るのは任意である。表面103a、又は103bのいずれかをいずれかの表現で 区別し、その表現に関連する機能を遂行させる。 図7A、図7B、図7C、図7D、及び図7Eは本発明の他の実施例の支持枕 703のそれぞれ平面図、前面図、第1側面図、第2側面図、及び斜視図であ。 支持枕703は支持枕103に類似し、ほぼ円環体である。また、支持枕103 に類似し、支持枕703には円環体の回転軸線に垂直な両側のほぼ平坦な表面7 03a、703bを形成する。 しかし、支持枕103と異なり、支持枕703の平坦支持表面703aをそれ ぞれ授乳隆起楔状部704a、704bによって増大させる。授乳隆起楔状部7 04a、704bは枕703の前部の両端に表面703a上に形成されている。 授乳隆起楔状部704a、704bは枕703のクッション部に一体に、又は別 体に形成することができる。授乳中、幼児の頭、両肩、及び首を高くするために 各授乳隆起楔状部を使用することができ、これにより幼児がミルクを飲むのを容 易にし、幼児の消化の進行を助ける。枕703の前部の各端に1個宛、計2個の 授乳隆起楔状部を設けることにより、授乳を乳房から行うか否かに関せず上記の 利点が達成される。 楔状部704a、704bが表面703a上の授乳者の肘、及び前腕の位置決 めに不当に干渉せず、幼児への授乳が一層好適に行われるよう幼児が快適に支持 され、位置決めされるよう、授乳隆起楔状部704a、704bを(表面703 a上の位置に)設置し、その寸法(曲率、表面703aから上の高さ、楔状部7 04a704bによって覆われる表面703aの表面積)を定める。例示として 、表面703aから上の授乳隆起楔状部704a、704bの最大高さ705は 約 5.1cm(約2インチ)である。授乳隆起楔状部704a、704bの頂点間の距 離706は例示として約 35.6 〜50.8cm(約14〜20インチ)の範囲にある。 支持枕103と同様、支持枕703は表面703a、又は表面703bを上に 向けて装着することができる。上に説明したように、赤子に授乳する時は、表面 703aを上に向けて枕703を装着するのが望ましい。これは赤子が授乳隆起 楔状部704a、704bの一方によって支持されるからである。読書をする時 、又はキーボードでタイプ打ちをする時のように完全に平坦な表面が望ましい状 態では、表面703bを上に向けて枕703を装着するのが有用である。しかし 、若干の母親は赤子に授乳しながらも、この後者の状態で枕703を装着するこ とを希望し、そのように枕703を使用することができる。 枕703には2個の授乳隆起楔状部を設けたが、本発明支持枕は、このような 楔状部の異なる数を有することができる。一実施例では本発明支持枕に1個の授 乳隆起楔状部を設ける。 図7Eは本発明の他の実施例による支持枕703の横断面図を示す。この特定 の実施例では、枕703のクッション部の層708、709間に1個、又はそれ 以上の楔状部707を設置することによって、枕703の前部の両端に表面70 3上に授乳隆起楔状部704a、704bを形成する。頂面部上の層が楔状部7 07の形状に成型し、それにより授乳隆起楔状部704a、704bが形成され るように、クッション層708、709の材料を定める。他の実施例では、層7 08、709を発泡体で作る。 図8は支持枕103を使用し得る他の方法を示し、取り外し得る授乳隆起楔状 部801を有する支持枕103の斜視図である。この実施例では、例えば、図3 A、及び図3B、図4A、及び図4B、又は図5A、及び図5Bに示す枕103 と同様に授乳隆起楔状部801を構成する。図8に示すように、又はカバーを有 する本発明枕103の実施例では、この授乳隆起楔状部を枕103上に単に乗せ ることができ、カバーが十分緊密に授乳隆起楔状部801にフィットするよう授 乳隆起楔状部801をカバーの内側に包み込み、所定位置に保持する。この授乳 隆起楔状部801は、例えば赤子802を図8に示すように角度をなして支持す る時、赤子に一層容易に授乳することができ、赤子の消化の進行を助けることが できる。 図9A〜図9Eは、赤子に授乳を助ける以外の種々の目的のため、支持枕10 3(図1A、および図1B参照)を使用する人の図面である。図示の用途は単に 例示的なもので、本発明支持枕にはその他の多くの可能な用途がある。 図9Aは飛行機の座席902に着席している婦人901の斜視図である。枕1 03は婦人の膝に乗っており、婦人の手、前腕、及び肘のための支持体になる。 従って、座席902の肘掛け903に腕を乗せなければならない場合より、一層 自然で、一層快適な位置に婦人の腕を乗せることができる。更に、枕103の背 部は婦人の背中にクッション作用をし、この婦人の背中を良好な姿勢位置に位置 決めする。図9Aには示さないが、枕103は読書中の書籍、又は食事中の食物 を支持するにも有用である。 図9Bは椅子912に座って、読書中の人911の側面図である。枕103は この人の膝に位置し、読書中のこの人の肘を支持している。背部も背中の支持部 となり、この人の背中の適正なアーゴノミックス位置決めを行う。更に、図9B に示す枕103の実施例では、枕103にループストラップ913を取り付ける 。このループストラップ913と枕103との間にコードレス電話機914を挿 入し、読書中の人の近くの所定位置に便利にこの電話機を保持することができる 。 図9Cは椅子924に座り、パーソナルコンピュータ922で仕事をしている 人921の側面図である。枕103は、キーボード923でタイプ打ちしている 人の膝に位置している。タイプ中の前腕の応力を釈放する位置で、枕103はこ の人の肘と前腕とを支持している。タイプ中の書類を支持するのに、又はその他 の計算機、又は筆記具のようなその他の用具を支持するのに、枕103の前部( 人の腕と腕との間)を使用することができる。更に、上述したように、枕の背部 は背中の支持体となり、人の背中をアーゴノミックス的に位置決めするのを助け る。 図9Dは腰部掛932に座っている婦人931の背面図である。枕103は婦 人の膝に位置し、この婦人は肘と前腕とを枕103に静止させることができる。 更に、枕103の背部は婦人の背中の支持体となり、この枕を使用せず、腰部掛 932に座っている時には完全に無い支持体となる。また、枕103は婦人を腰 掛932に適正な姿勢で強制的に座らせるのを助け、従って、背中の応力を軽減 する。 図9Eは腰部掛932に座っている婦人931の背面図である。枕103は中 心部の高さが両端の高さより高い背部を有し、これにより婦人の背中のための支 持体を提供している。 図10A、及び図10Bは支持枕103を使用する他の方法を示し、肩掛け支 持ストラップ1001を有する支持枕103の斜視図である。この実施例では、 1002、及び1003において、肩掛け支持ストラップ1001をそれぞれ枕 の背部、及び前部に取り付ける。これに限定されないが、「Velcro」(商標名) の部材による取付け、縫合、又はスナップを含む任意適切な機構を使用して、支 持ストラップ1001を前部、背部に取り付ける。この支持ストラップを肩の上 でなく、使用者の首の周りに掛けるようにすることもできる。枕103の前部か ら赤子が落下するのを防止するため、安全の目的で、ベービー拘束部1004を 設ける。このベービー拘束部1004は水平平面内に延在し、枕103の前部を 完全に覆うようにすることもできる。ベービー拘束部1004はスリーブ100 5を使用して、支持ストラップ1001に沿って垂直平面内で摺動することがで きる。このようにして、使用者がベービー拘束部1004を引き上げることがで きる。ベービー拘束部1004をどのように引き上げることができるかの一例と して、スリーブ1005を図示したに過ぎない。他の多くの機構を使用すること ができ、これ等も本発明の範囲内にある。この実施例では、ベービー拘束部10 04を引き上げた時でも、ベービー拘束部1004は更に赤子が日光に露出する のを防止する。例示として、ベービー拘束部1004は例えば木綿、ビニル、又 はポリプロピレンのような任意適切な材料で作ることができる。支持面1006 はその前部の最外周面が隆起しており、使用者に向け湾曲復帰して、安全壁10 07を生ずる凹形の面を形成するよう支持表面1006の輪郭を作ることができ る。この安全壁1007は更に赤子が前部から落ちるのを防止する。 図11は本発明の他の実施例の支持枕1103の斜視図である。ほぼ円環体の 形状である点で、支持枕1103は支持枕103、303、403、503、5 003、603、及び703に類似する。支持枕1103も前部1101、及び 後部1102を有する。これ等2個の部分は開口を画成しており、この開口を通 して使用者の腰部がフィットする。しかし、支持枕103、303、403、5 03、5003、603、703と異なり、この支持枕1103の円環体の形状 は1個の位置でなく、2個の位置で切れており、従って、第1側部の互いに分離 したそれぞれ第1端部1105、及び第2端部1106を形成すると共に、第2 側部の互いに分離したそれぞれ第1端部1107、及び第2端部1108を形成 する。第1側部の第1端部1105を第2側部の第2端部1106に取り付け、 第2側部の第1端部1107を第2側部の第2端部1108に取り付けるのに機 構1104を使用することができる。例示として、図6B、図6C、及び図6D に付き説明した一般形式の機構1104を使用することができる。他の多くの形 式の機構も使用することができ、それ等の機構も本発明の範囲にある。この特定 の実施例により、一層大きな腰部の寸法を有する使用者でも使用者の背中の中央 にこの腰部支持体を維持することができる。 図12は本発明の他の実施例の支持枕1203の斜視図である。この支持枕1 203がほぼ円環体の形状である点で、支持枕1203は支持枕103、303 、403、503、5003、603、703及び1103に類似する。支持枕 1203は前部1201を有する。机面1202を枕1203の前部1201の クッション部に一体に、又は別体に形成することができ、従って、支持枕120 3を机のように使用することができる。これに限定されないが、プラスチック、 木、又はゴムのような任意適当な材料で机面1202を作ることができる。コッ プ、瓶、ソーダの罐等の物品を保持するためのホルダ1204を有するように、 机面1202を作ることができる。また、この机面1202に隆起縁1205を 設け、机面1202から物品が滑り落ちるのを防止するのを助ける。他の実施例 では、発泡体1206の縁を使用して机面1202と使用者との間に快適な支持 体を提供することもできる。 本発明の種々の実施例を説明した。これ等の説明は例示的なものであって、本 発明を限定するものでない。従って、一実施例での或る変形は他の実施例での或 る変形に組み合わせることができることは明らかである。以下に述べる請求の範 囲に記載する範囲から逸脱することなく、本発明に変形を加えることができるこ とは当業者には明らかである。例えば、上述の実施例において、本発明支持枕は ほぼ密実なクッションを有するが、他の実施例では、上述の特性を有する本発明 の支持枕に膨張できるクッションを設けることができることは明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,B Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES ,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,TJ,TM,TT,UA,UG,US,UZ,V N 【要約の続き】 は着用者に快適にフィットする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.使用者の腰部が適合する開口を画成するようほぼ円環体に弾性材料で形成さ れ、使用者の腰部の周りに装着する支持枕において、 第1端部と第2端部とを有し、物体を支持し得る十分な幅を有する前部と、 前記前部の第1端部に隣接する第1端部と、第2端部とを有し、使用者の肘 、及び前腕のための支持部になるよう十分な幅を有する第1側部と、 前記前部の第2端部に隣接する第1端部と、第2端部とを有し、使用者の肘 、及び前腕のための支持部になるよう十分な幅を有する第2側部と、 前記第1側部の第2端部に隣接する第1端部と、前記第2側部の第2端部に 隣接する第2端部とを有し、使用者の背中が固い面に押しつけられた時、使用者 の背中にクッション作用をするよう十分な幅と高さとを有する背部とを前記円環 体が有することを特徴とする支持枕。 2.前記第1側部が互いに分離する第1部分、及び第2部分として形成されてお り、 前記支持枕が応力を受けない状態にある時、前記第1部分と第2部分とが互 いに隣接する閉じた位置に自然に押圧されるように前記支持枕の形状を定めた請 求項1に記載の支持枕。 3.前記第1部分と第2部分とを十分に分離して、この分離した部分を通じて使 用者の腰部が前記開口内に適合し得る開放位置に、前記第1部分と第2部分とを 互いに分離して動かすことができるよう、前記支持枕が十分可撓性である請求項 2に記載の支持枕。 4.前記第1部分を第2部分に取り付ける取付け手段を更に具える請求項2に記 載の支持枕。 5.前記第1部分と第2部分との一方に取り付けられたストラップと、 このストラップに取り付けられた第1ストラップ取付け手段と、 前記第1部分と第2部分との他方に取り付けられた第2ストラップ取付け手 段とを前記取付け手段が具え、前記第1部分と第2部分とを互いに取り付けるた め前記第1ストラップ取付け手段と第2ストラップ取付け手段とが掛合し得 るよう構成した請求項2に記載の支持枕。 6.前記前部が物品を支持するほぼ平坦な平坦面を有する請求項1に記載の支持 枕。 7.前記前部上に赤子が横たわり得るよう十分な幅を前記前部が有し、赤子に授 乳するのを助けるように使用する請求項1に記載の支持枕。 8.前記前部が赤子を支持し得るほぼ平坦な平坦面を有し、授乳位置に赤子を支 持し得るよう少なくとも1個の授乳隆起楔状部を前記平坦面に形成した請求項1 に記載の支持枕。 9.前記前部がほぼ平坦な前記第1平坦面の反対側にほぼ平坦な第2平坦面を有 し、前記第1平坦面に少なくとも1個の授乳隆起楔状部を形成した請求項8に記 載の支持枕。 10.使用者の腰部が適合する開口を画成するようほぼ円環体に弾性材料で形成さ れ、使用者の腰部の周りに装着する支持枕において、 第1端部と第2端部とを有し、物体を支持し得る十分な幅を有する前部と、 前記前部の第1端部に隣接する第1端部と、第2端部とを有し、使用者の肘 、及び前腕のための支持部になるよう十分な幅を有する第1側部と、 前記前部の第2端部に隣接する第1端部と、第2端部とを有し、使用者の肘 、及び前腕のための支持部になるよう十分な幅を有する第2側部と、 前記第1側部の第2端部に隣接する第1端部と、前記第2側部の第2端部に 隣接する第2端部とを有し、使用者の背中のための支持体になるよう十分な幅と 高さとを有する背部とを前記円環体が有することを特徴とする支持枕。 11.前記第1側部が互いに分離する第1部分、及び第2部分として形成されてお り、 前記支持枕が応力を受けない状態にある時、前記第1部分と第2部分とが互 いに隣接する閉じた位置に自然に押圧されるように前記支持枕の形状を定めた請 求項10に記載の支持枕。 12.前記第1部分と第2部分とを十分に分離して、この分離した部分を通じて使 用者の腰部が前記開口内に適合し得る開放位置に、前記第1部分と第2部分とを 互いに分離して動かすことができるよう、前記支持枕が十分可撓性である請 求項11に記載の支持枕。 13.前記第1部分を第2部分に取り付ける取付け手段を更に具える請求項11に 記載の支持枕。 14.前記第1部分と第2部分との一方に取り付けられたストラップと、 このストラップに取り付けられた第1ストラップ取付け手段と、 前記第1部分と第2部分との他方に取り付けられた第2ストラップ取付け手 段とを前記取付け手段が具え、前記第1部分と第2部分とを互いに取り付けるた め前記第1ストラップ取付け手段と第2ストラップ取付け手段とが掛合し得るよ う構成した請求項13に記載の支持枕。 15.前記前部が物品を支持するほぼ平坦な平坦面を有する請求項10に記載の支 持枕。 16.前記前部上に赤子が横たわり得るよう十分な幅を前記前部が有し、赤子に授 乳するのを助けるように使用する請求項10に記載の支持枕。 17.前記前部が赤子を支持し得るほぼ平坦な平坦面を有し、授乳位置に赤子を支 持し得るよう少なくとも1個の授乳隆起楔状部を前記平坦面に形成した請求項1 0に記載の支持枕。 18.前記前部がほぼ平坦な前記第1平坦面の反対側のほぼ平坦な第2平坦面を有 し、前記第1平坦面に少なくとも1個の授乳隆起楔状部を形成した請求項17に 記載の支持枕。 19.使用者の腰部が適合する開口を画成するようほぼ円環体に弾性材料で形成さ れ、使用者の腰部の周りに装着する支持枕において、 相互に分離する第1端部と第2端部とを形成するよう前記円環体を破断し、 前記支持枕が応力を受けない状態にある時、前記第1端部と第2端部とが互 いに隣接する閉じた位置に自然に押圧されるように前記支持枕の形状を定め、 更に、前記支持枕を使用者の腰部に装着した時、使用者が立ち上がり、又は 歩き回っても前記支持枕が使用者の腰部に留まるよう前記第1端部と第2端部と が十分密接したままであるように前記支持枕の形状を定めたことを特徴とする支 持枕。 20.前記第1端部と第2端部とを十分に分離して、この分離した部分を通じて使 用者の腰部が前記開口内に適合し得る開放位置に、前記第1端部と第2端部とを 互いに分離して動かすことができるよう、前記支持枕が十分可撓性である請求項 19に記載の支持枕。 21.前記第1端部を第2端部に取り付ける取付け手段を更に具える請求項19に 記載の支持枕。 22.前記第1端部と第2端部との一方に取り付けられたストラップと、 このストラップに取り付けられた第1ストラップ取付け手段と、 前記第1端部と第2端部との他方に取り付けられた第2ストラップ取付け手 段とを前記取付け手段が具え、前記第1端部と第2端部とを互いに取り付けるた め前記第1ストラップ取付け手段と第2ストラップ取付け手段とが掛合し得るよ う構成した請求項21に記載の支持枕。 23.前記円環体の一部が物品を支持するほぼ平坦な平坦面を有する請求項19に 記載の支持枕。 24.前記平坦面上に赤子が横たわり得るようこの平坦面が十分な大きさを有し、 赤子に授乳するのを助けるように使用する請求項23に記載の支持枕。 25.授乳位置に赤子を支持し得るよう少なくとも1個の授乳隆起楔状部を前記平 坦面に形成した請求項24に記載の支持枕。 26.少なくとも1個の授乳隆起楔状部を形成したほぼ平坦な前記第1平坦面の反 対側にほぼ平坦な第2平坦面を形成した請求項25に記載の支持枕。 27.前記開口が人の腰部の形状に類似した輪郭を有する請求項19に記載の支持 枕。 28.赤子に授乳するのを助けるため使用者の腰部の周りに装着する支持枕におい て、 使用者の腰部が適合する開口を画成するようほぼ円環体に前記支持枕が形成 され、 赤子を支持する支持面を前記支持枕に設け、 前記開口が人の腰部の形状に類似した輪郭を有することを特徴とする支持枕 。 29.相互に分離する第1端部と第2端部とを形成するよう前記円環体が破断して おり、 前記支持枕が応力を受けない状態にある時、前記第1端部と第2端部とが互 いに隣接する閉じた位置に自然に押圧されるように前記支持枕の形状を定めた請 求項28に記載の支持枕。 30.前記第1端部を第2端部に取り付ける取付け手段を更に具える請求項29に 記載の支持枕。 31.前記第1端部と第2端部とを十分に分離して、この分離した部分を通じて使 用者の腰部が前記開口内に適合し得る開放位置に、前記第1端部と第2端部とを 互いに分離して動かすことができるよう、前記支持枕が十分可撓性である請求項 30に記載の支持枕。 32.前記第1端部と第2端部との一方に取り付けられたストラップと、 このストラップに取り付けられた第1ストラップ取付け手段と、 前記第1端部と第2端部との他方に取り付けられた第2ストラップ取付け手 段とを前記取付け手段が具え、前記第1端部と第2端部とを互いに取り付けるた め前記第1ストラップ取付け手段と第2ストラップ取付け手段とが掛合し得るよ う構成した請求項30に記載の支持枕。 33.前記支持枕を弾性材料で形成し、使用者の背中が固い面に押しつけられた時 、使用者の背中にクッション作用をするよう十分な幅と高さとを有する背部を設 けた請求項32に記載の支持枕。 34.前記支持枕を弾性材料で形成し、使用者の背中を支持するよう十分な幅と高 さとを有する背部を設けた請求項32に記載の支持枕。 35.赤子に授乳するのを助けるため使用者の腰部の周りに装着する支持枕におい て、 使用者の腰部に適合する開口を画成するようほぼ円環体に前記支持枕が形成 され、 赤子を支持するほぼ平坦な支持面と、 前記支持面の反対側にあって使用者の膝に快適にフィットする膝面と、 授乳位置に赤子を支持し得るよう前記支持面に形成された授乳隆起楔状部と を具えることを特徴とする支持枕。 36.前記支持面上に形成された第2授乳隆起楔状部を更に設け、使用者上の支持 枕の位置関係を変更することなく、右の乳房、又は左の乳房から赤子に授乳でき るように前記第1授乳隆起楔状部、及び第2授乳隆起楔状部を前記支持面上に位 置させた請求項35に記載の支持枕。 37.前記膝面がほぼ平坦である請求項35に記載の支持枕。 38.使用者の腰部が適合する開口を画成するようほぼ円環体に弾性材料で形成さ れ、使用者の腰部の周りに装着する支持枕において、 相互に分離する第1端部と第2端部とを形成するよう前記円環体を破断し、 前記支持枕が応力を受けない状態にある時、前記第1端部と第2端部とが互 いに隣接する閉じた位置に自然に押圧されるように前記支持枕の形状を定め、 前記第1端部と第2端部とが装着位置に向け相互に離間するように移動する よう十分に前記支持枕が可撓性であり、装着位置における前記第1端部と第2端 部との位置が使用者の腰部の寸法と形状とによって決定されることを特徴とする 支持枕。 39.前記第1端部を第2端部に取り付ける取付け手段を更に具える請求項38に 記載の支持枕。 40.前記第1端部と第2端部との一方に取り付けられたストラップと、 このストラップに取り付けられた第1ストラップ取付け手段と、 前記第1端部と第2端部との他方に取り付けられた第2ストラップ取付け手 段とを前記取付け手段が具え、前記第1端部と第2端部とを互いに取り付けるた め前記第1ストラップ取付け手段と第2ストラップ取付け手段とが掛合し得るよ う構成した請求項39に記載の支持枕。 41.前記開口が人の腰部の形状に類似した輪郭を有する請求項38に記載の支持 枕。 42.使用者の腰部が適合する開口を画成するようほぼ円環体に弾性材料で形成さ れ、使用者の腰部の周りに装着する支持枕において、 第1端部と第2端部とを有し、物体を支持し得る十分な幅を有する前部と、 前記前部の第1端部に隣接する第1端部と、第2端部とを有し、使用者の肘 、及び前腕のための支持部になるよう十分な幅を有する第1側部と、 前記前部の第2端部に隣接する第1端部と、第2端部とを有し、使用者の肘 、 及び前腕のための支持部になるよう十分な幅を有する第2側部と、 前記第1側部の第2端部に隣接する第1端部と、前記第2側部の第2端部に 隣接する第2端部とを有する背部とを前記円環体が有し、 前記背部が第1端部分と、第2端部分と、これ等端部分の間の中央部分とを 有し、この中央部分の高さが前記第1端部分、及び第2端部分の高さより高いこ とを特徴とする支持枕。 43.使用者の背中が固い面に押しつけられた時、使用者の背中にクッション作用 をするよう十分な幅と高さとを有する背部を前記支持枕が有する請求項19に記 載の支持枕。 44.使用者の背中のための支持体になるよう十分な幅と高さとを有する背部を前 記支持枕が有する請求項19に記載の支持枕。 45.前記支持枕を弾性材料で形成し、使用者の背中が固い面に押しつけられた時 、使用者の背中にクッション作用をするよう十分な幅と高さとを有する背部を設 けた請求項28に記載の支持枕。 46.前記支持枕を弾性材料で形成し、使用者の背中を支持するよう十分な幅と高 さとを有する背部を設けた請求項28に記載の支持枕。 47.前記支持枕を弾性材料で形成し、使用者の背中が固い面に押しつけられた時 、使用者の背中にクッション作用をするよう十分な幅と高さとを有する背部を設 けた請求項35に記載の支持枕。 48.前記支持枕を弾性材料で形成し、使用者の背中を支持するよう十分な幅と高 さとを有する背部を設けた請求項35に記載の支持枕。 49.使用者の背中が固い面に押しつけられた時、使用者の背中にクッション作用 をするよう十分な幅と高さとを有する背部を設けた請求項38に記載の支持枕。 50.使用者の背中を支持するよう十分な幅と高さとを有する背部を設けた請求項 35に記載の支持枕。 51.使用者の背中が固い面に押しつけられた時、使用者の背中にクッション作用 をするよう十分な幅と高さとを前記背部が有する請求項42に記載の支持枕。 52.使用者の背中を支持するよう十分な幅と高さとを前記背部が有する請求項4 2に記載の支持枕。 53.赤子に授乳するのを助けるよう使用者の腰部の周りに装着する支持枕におい て、 前記支持枕が弾性材料で製造されており、 使用者の腰部がフィットするよう人の腰部の形状に類似する輪郭を有する開 口を画成するようにほぼ円環体に前記支持枕が形成されており、相互に分離する 第1端部と第2端部とを形成するよう前記円環体が破断しており、 前記支持枕が使用者に装着されていない時、この支持枕が応力を受けない状 態にあり、前記第1端部と第2端部とが相互に隣接する閉じた位置に前記第1端 部と第2端部とが自然に押圧され、 前記第1端部と第2端部とを十分に分離して、この分離した部分を通じて使 用者の腰部が前記開口内に適合し得る開放位置に、前記第1端部と第2端部とを 互いに分離して動かすことができるよう、前記支持枕が十分可撓性であり、 前記支持枕を使用者の腰部に装着した時、使用者が立ち上がり、又は歩き回 っても前記支持枕が使用者の腰部に留まるよう前記第1端部と第2端部とが十分 密接したままであるように構成し、 赤子と、使用者の手と、前腕とを支持するためのほぼ平坦な前部支持面と、 前記前部支持面の反対側にあって、使用者の膝に快適にフィットするように した膝面と、 授乳位置で赤子を支持し得るよう前記前部支持面に形成された授乳隆起楔状 部とを前記前部が具え、 使用者の肘と前腕とを支持するため第1側部支持面を有する第1側部と、 使用者の肘と前腕とを支持するため第2側部支持面を有する第2側部と、 使用者の背中が固い面に押しつけられた時、使用者の背中にクッション作用 をすると共に、使用者の背中の支持体となるよう十分な幅と高さとを有する背部 とを有することを特徴とする支持枕。 54.互いに分離する第1部分と第2部分として前記第1側部を形成し、 互いに分離する第1部分と第2部分として前記第2側部を形成した請求項1 に記載の支持枕。 55.前記第1側部の前記第1部分と第2部分とを十分に分離して、この分離した 部分を通じて使用者の腰部が前記開口内に適合し得る開放位置に、前記第1側部 の前記第1部分と第2部分とを互いに分離して動かすことができるよう構成し、 前記第2側部の前記第1部分と第2部分とを十分に分離して、この分離した 部分を通じて使用者の腰部が前記開口内に適合し得る開放位置に、前記第2側部 の前記第1部分と第2部分とを互いに分離して動かすことができるよう構成した 請求項54に記載の支持枕。 56.前記第1側部の第1部分をこの第1側部の第2部分に取り付ける取付け手段 と、 前記第2側部の第1部分をこの第2側部の第2部分に取り付ける取付け手段 とを更に具える請求項54に記載の支持枕。 57.前記第1側部、及び第2側部の両方の前記第1部分、及び第2部分の一方に 取り付けられたストラップと、 このストラップに取り付けられた第1ストラップ取付け手段と、 前記第1側部、及び第2側部の両方の前記第1部分、及び第2部分の他方に 取り付けられた第2ストラップ取付け手段とを前記取付け手段が具え、前記第1 側部、及び第2側部の両方の第1部分、及び第2部分をそれぞれ取り付けるため 前記第1ストラップ取付け手段と第2ストラップ取付け手段とが掛合し得るよう 構成した請求項56に記載の支持枕。 58.互いに分離する第1部分と第2部分として前記第1側部を形成し、 互いに分離する第1部分と第2部分として前記第2側部を形成した請求項1 0に記載の支持枕。 59.前記第1側部の前記第1部分と第2部分とを十分に分離して、この分離した 部分を通じて使用者の腰部が前記開口内に適合し得る開放位置に、前記第1側部 の前記第1部分と第2部分とを互いに分離して動かすことができるよう構成し、 前記第2側部の前記第1部分と第2部分とを十分に分離して、この分離した 部分を通じて使用者の腰部が前記開口内に適合し得る開放位置に、前記第2側部 の前記第1部分と第2部分とを互いに分離して動かすことができるよう構成 した請求項58に記載の支持枕。 60.前記第1側部の第1部分をこの第1側部の第2部分に取り付ける取付け手段 と、 前記第2側部の第1部分をこの第2側部の第2部分に取り付ける取付け手段 とを更に具える請求項58に記載の支持枕。 61.前記第1側部、及び第2側部の両方の前記第1部分、及び第2部分の一方に 取り付けられたストラップと、 このストラップに取り付けられた第1ストラップ取付け手段と、 前記第1側部、及び第2側部の両方の前記第1部分、及び第2部分の他方に 取り付けられた第2ストラップ取付け手段とを前記取付け手段が具え、前記第1 側部、及び第2側部の両方の第1部分、及び第2部分をそれぞれ取り付けるため 前記第1ストラップ取付け手段と第2ストラップ取付け手段とが掛合し得るよう 構成した請求項60に記載の支持枕。 62.互いに分離する第1部分と第2部分として前記第1側部を形成し、 互いに分離する第1部分と第2部分として前記第2側部を形成した請求項4 2に記載の支持枕。 63.前記第1側部の前記第1部分と第2部分とを十分に分離して、この分離した 部分を通じて使用者の腰部が前記開口内に適合し得る開放位置に、前記第1側部 の前記第1部分と第2部分とを互いに分離して動かすことができるよう構成し、 前記第2側部の前記第1部分と第2部分とを十分に分離して、この分離した 部分を通じて使用者の腰部が前記開口内に適合し得る開放位置に、前記第2側部 の前記第1部分と第2部分とを互いに分離して動かすことができるよう構成した 請求項62に記載の支持枕。 64.前記第1側部の第1部分をこの第1側部の第2部分に取り付ける取付け手段 と、 前記第2側部の第1部分をこの第2側部の第2部分に取り付ける取付け手段 とを更に具える請求項62に記載の支持枕。 65.前記第1側部、及び第2側部の両方の前記第1部分、及び第2部分の一方に 取り付けられたストラップと、 このストラップに取り付けられた第1ストラップ取付け手段と、 前記第1側部、及び第2側部の両方の前記第1部分、及び第2部分の他方に 取り付けられた第2ストラップ取付け手段とを前記取付け手段が具え、前記第1 側部、及び第2側部の両方の第1部分、及び第2部分をそれぞれ取り付けるため 前記第1ストラップ取付け手段と第2ストラップ取付け手段とが掛合し得るよう 構成した請求項64に記載の支持枕。 66.互いに分離する第1部分と第2部分として前記第1側部を形成し、 互いに分離する第1部分と第2部分として前記第2側部を形成した請求項5 3に記載の支持枕。 67.前記第1側部の前記第1部分と第2部分とを十分に分離して、この分離した 部分を通じて使用者の腰部が前記開口内に適合し得る開放位置に、前記第1側部 の前記第1部分と第2部分とを互いに分離して動かすことができるよう構成し、 前記第2側部の前記第1部分と第2部分とを十分に分離して、この分離した 部分を通じて使用者の腰部が前記開口内に適合し得る開放位置に、前記第2側部 の前記第1部分と第2部分とを互いに分離して動かすことができるよう構成した 請求項66に記載の支持枕。 68.前記第1側部の第1部分をこの第1側部の第2部分に取り付ける取付け手段 と、 前記第2側部の第1部分をこの第2側部の第2部分に取り付ける取付け手段 とを更に具える請求項66に記載の支持枕。 69.前記第1側部、及び第2側部の両方の前記第1部分、及び第2部分の一方に 取り付けられたストラップと、 このストラップに取り付けられた第1ストラップ取付け手段と、 前記第1側部、及び第2側部の両方の前記第1部分、及び第2部分の他方に 取り付けられた第2ストラップ取付け手段とを前記取付け手段が具え、前記第1 側部、及び第2側部の両方の第1部分、及び第2部分をそれぞれ取り付けるため 前記第1ストラップ取付け手段と第2ストラップ取付け手段とが掛合し得 るよう構成した請求項68に記載の支持枕。 70.前記支持枕の前記前部を支持する前部支持手段を更に具える請求項1に記載 の支持枕。 71.前記前部支持手段が肩掛け支持ストラップを有する請求項70に記載の支持 枕。 72.前記前部がベービー拘束手段を有する請求項70に記載の支持枕。 73.前記支持枕の前記前部を支持する前部支持手段を更に具える請求項10に記 載の支持枕。 74.前記前部支持手段が肩掛け支持ストラップを有する請求項73に記載の支持 枕。 75.前記前部がベービー拘束手段を有する請求項73に記載の支持枕。 76.前記支持枕の前記前部を支持する前部支持手段を更に具える請求項42に記 載の支持枕。 77.前記前部支持手段が肩掛け支持ストラップを有する請求項76に記載の支持 枕。 78.前記前部がベービー拘束手段を有する請求項76に記載の支持枕。 79.前記支持枕の前記前部を支持する前部支持手段を更に具える請求項53に記 載の支持枕。 80.前記前部支持手段が肩掛け支持ストラップを有する請求項79に記載の支持 枕。 81.前記前部がベービー拘束手段を有する請求項79に記載の支持枕。 82.使用者の肩に掛けて前記支持枕を支持する手段を更に具える請求項19に記 載の支持枕。 83.肩に掛けて支持枕を支持する前記手段が肩掛け支持ストラップを有する請求 項82に記載の支持枕。 84.前記支持枕がベービー拘束手段を有する請求項82に記載の支持枕。 85.使用者の肩に掛けて前記支持枕を支持する手段を更に具える請求項28に記 載の支持枕。 86.肩に掛けて支持枕を支持する前記手段が肩掛け支持ストラップを有する請求 項85に記載の支持枕。 87.前記支持枕がベービー拘束手段を有する請求項85に記載の支持枕。 88.使用者の肩に掛けて前記支持枕を支持する手段を更に具える請求項38に記 載の支持枕。 89.肩に掛けて支持枕を支持する前記手段が肩掛け支持ストラップを有する請求 項88に記載の支持枕。 90.前記支持枕がベービー拘束手段を有する請求項88に記載の支持枕。 91.前記支持枕の前記支持面を支持する手段を更に具える請求項35に記載の支 持枕。 92.支持面を支持する前記手段が肩掛け支持ストラップを有する請求項91に記 載の支持枕。 93.前記支持面がベービー拘束手段を有する請求項91に記載の支持枕。 94.前記前部が机面を含む請求項1に記載の支持枕。 95.前記机面が容器を保持する手段を含む請求項94に記載の支持枕。 96.前記前部が机面を含む請求項10に記載の支持枕。 97.前記机面が容器を保持する手段を含む請求項96に記載の支持枕。 98.前記前部が机面を含む請求項42に記載の支持枕。 99.前記机面が容器を保持する手段を含む請求項98に記載の支持枕。 100.前記前部が机面を含む請求項53に記載の支持枕。 101.前記机面が容器を保持する手段を含む請求項100に記載の支持枕。 102.前記支持面が机面を含む請求項35に記載の支持枕。 103.前記机面が容器を保持する手段を含む請求項102に記載の支持枕。 104.前記支持枕が机面を含む請求項19に記載の支持枕。 105.前記支持枕が机面を含む請求項38に記載の支持枕。 106.前記机面が容器を保持する手段を含む請求項105に記載の支持枕。
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