JPH10509335A - 単回使用注射器 - Google Patents

単回使用注射器

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JPH10509335A
JPH10509335A JP8512218A JP51221896A JPH10509335A JP H10509335 A JPH10509335 A JP H10509335A JP 8512218 A JP8512218 A JP 8512218A JP 51221896 A JP51221896 A JP 51221896A JP H10509335 A JPH10509335 A JP H10509335A
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JP8512218A
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ムーア、イアン、マーシャル
ムーア、コリン、キャンベル、マーシャル
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ムーア、イアン、マーシャル
ムーア、コリン、キャンベル、マーシャル
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Abstract

(57)【要約】 本願においては、容器部分(2)、弁部分(4)および中空針(4a)を有する単回使用注射器(1)が開示されている。弁部分(4)は、その弁部分(4)を通って一方向のみに流体を流す一方向弁(40)を有する。この単回使用注射器(1)にはさらに固定手段を設けて、弁部分(4)から容器部分(2)が分離するのを防止することができる。本願ではさらに、この単回使用注射器(1)を入れて保管・輸送するための包装(16、17)および運搬用ケース(10、11)も開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】 単回使用注射器発明の属する技術分野 本発明は、医療機器、詳細には注射器によって人体に薬剤を安全に投与するた めの機器並びにそのような注射器と該注射器用運搬ケースの組み合わせに関する 。本発明はさらに、人体から体液を安全に採取するための機器に関するものでも ある。発明の背景 再使用可能注射器に関連する交差感染の危険性はかなり高い。滅菌が不適切で あると、使用済み注射器は感染体液の逆流したものを含んでいる可能性がある。 その危険性は、薬剤注射に使用された再利用可能注射器および血液などの体液の 採取に使用された注射器のいずれにおいても存在する。偶発的に針が刺さっても 、人体に感染血液が注射されることになり、その結果疾患が伝染する可能性があ る。 ヒト男性の不能症を治療するのに使用される医薬品など、ヒトの治療に使用さ れる医薬品の多くは、温度感受性であり、低温で保管する必要がある。しかしな がら、そのような薬剤は自己投与する必要があるので、使用者が携帯できるのが 好ましい。そこで、温度感受性医薬品の保管、運搬および投与ための簡便かつ安 全な方法が求められている。同様に、自己投与用に一定用量で処方され、温度に 対して感受性もしくは非感受性である広範囲の医薬品を保管、運搬および投与す るための安全な方法が求められている。発明の概要 本願は、 液体の規定量を内包するのに適合した容器部分と、弁部分および中空針を含む 針部分と、を有してなる単回使用注射器であって、 前記弁部分が一方向弁を有してなり、前記弁部分が前記容器部分に適応して連 結される構造となっていることを特徴とする単回使用注射器を開示するものであ る。 好ましくは、前記注射器はさらに、前記容器部分を前記弁部分に連結した後に 前記弁部分から前記容器部分が分離するのを防止する構造となっている固定手段 をも有するものである。 本願はさらに、包装と組み合わせた単回使用注射器であって、該包装が 前記容器部分を内包収納するのに適合した構造の第1部分と、前記針部分を内 包収納するのに適合した構造の第2部分と、を有し、 前記第1部分が、実質的に剛性の裏材部分およびカバー部分を有し、該カバー 部分がその周縁部周囲で前記裏材部分に固着されており、前記容器部分が前記裏 材部分と前記カバー部分の間に安全に収納されており、 前記裏材部分およびカバー部分が、前記第1部分の一部を裂いて前記容器部分 の底部が露出できるようにする強度低下部分を有し、 前記第2部分が、実質的に剛性の裏材部分およびカバー部分を有し、該カバー 部分がその周縁部周囲で前記裏材部分に固着されており、前記針部分が前記裏材 部分と前記カバー部分の間に安全に収納されており、 前記第2部分の前記裏材部分およびカバー部分が、前記第2部分の一部を裂い て前記針部分の受け部が露出できるようにする強度低下部分を有することを特徴 とする単回使用注射器を開示するものである。 本願はさらに、運搬用ケースと組み合わせた単回使用注射器であって、該運搬 用ケースが、 蓋および底を有し、該蓋および該底がそれらの間に空間を形成して1以上の前 記注射器を収納するようになっている1以上の外容器; 前記蓋と前記底とを連結する1以上の蝶番;ならびに 前記容器を開閉可能な形で閉じるようにする1以上の留め金を有し、 前記容器の底が、所定期間にわたり低温を保持するようにする冷却材で裏打ち されていることを特徴とする単回使用注射器を開示するものである。図面の説明 以下、本発明の好ましい実施態様を、添付の図面を参照しながら説明するが、 その実施態様は単に例示を目的としたものである。 図1は、組み立てた単回使用注射器の側面図である。 図2は、単回使用注射器の運搬用ケースの斜視図である。 図3は、図2の運搬用ケースのA−A線での断面図である。 図4は、図2の運搬用ケースの平面図である。 図5は、中空状包装に収納されたバブル状部分の平面図および側面図である。 図6は、中空状包装に収納された針部分の平面図および側面図である。 図7は、図5および6の包装を用いたバブル状部分と針部分の組立を示す模式 図である。 図8は、針部分の平面図である。 図9は、図8の針部分の斜視図である。 図10は、図8および9に示した針部分とともに使用するバブル状部分の底の 底面図である。 図11は、図9からのA部分の拡大図である。 図12は、注射器の弁部分の断面図である。 次に、単回使用(使い捨てタイプ)注射器の組立および使用について、特に図 8〜12および図1を参照しながら説明する。組み立てた注射器の1例を図1に 示してある。この注射器は、医薬品などの流体を入れるための可撓性壁のバブル (2)を有する。図1では、バブル状部分(2)は針部分(3)に取り付けられ た状態となっている。針部分(3)は、弁部分(4)および中空針(4a)を有 する。中空針(4a)は、針収納部(35)で弁部分(4)に装着されている。 中空針(4a)は、手術用ステンレスなどの硬い金属製であることが好ましい。 弁部分(4)は好ましくは、剛性プラスチック材料を成形したものである。針部 分(3)はさらに、上部針(26)を有するものであるが、その機能については 後述する。弁部分(4)は好ましくは、2個の半身の形で成形し、その中に一方 向弁(40)および針(4aおよび26)を収納するようにする。それから、こ れらの2個の部分を融合させる。 弁部分(4)は一方向弁(40)を有する。図面に示した実施態様では、弁( 40)は球形弁であり、流体が矢印(38)によって示された方向のみに流れる ような構造となっている。その球(36)は、弁部分(4)の内部空間(41) に設けられた複数の突起(37)上に乗っている。バブル(2)を圧迫すると、 流体の流れが矢印(38)方向に流れ、球(36)周囲を通り、突起(37)を 通過し、中空針を通り抜けて、体内に流れ込む。しかしながら、逆方向の流れは 、空間(41)の上側開口に球(36)を押し当てることになって、そのような 逆流は防止される。 これにより、バブル状部分または弁部分に進入する体液の逆流の可能性が低減 もしくは防止される。 弁部分(4)が、中空針を通して流体を上方向のみに流して容器部分に流し込 む一方向弁を有する場合も、本発明の範囲に含まれることは留意すべき点である 。そうして、その注射器を用いて、身体から血液などの体液を採取することがで きる。一方向弁により、容器部分からの流体の偶発的排出を防止して、針穿刺創 によって生じる交差感染の可能性が低減されると考えられる。 さらに、例えば膜タイプの弁などの好適な一方向弁を利用することも、本発明 の範囲に含まれることは留意すべき点である。本実施態様に示した球形弁は単に 例として挙げたものである。 図1および10に示したバブル状部分(2)は可撓性の(フレキシブルな)壁 のバブルであり、好ましくは可撓性プラスチック材料(45)製である。バブル 材料(45)は好ましくは透明であり、注射器使用者が内部の流体を見て、肉眼 で観察できる汚染物のチェックを行うことができるようにする。 バブル(2)は、取付基部(31)に取り付けられており、使用者が弁部分( 4)の受け部に取り付ける。 バブル状部分は、基部(31)の底面側を横断する強度の低い材料からなる膜 (29)によって封止されている。膜(29)の材料は、輸送時などで該機器を 通常に取り扱っている間常に無傷の状態であるだけの強度を持つが、該機器を組 み立てる際に弁部分(4)の上側針(26)によって貫通することができるもの でなければならない。 バブル(2)には通常、所定用量の特定の薬剤が入っており、人体に投与(ま たは自己投与)する準備が整っている。しかしながら、その機器は動物にも使用 することができる。 前述のように、この機器は、体液採取用とすることもできる。その場合、バブ ルすなわち本機器の容器部分は最初は空である。そのためには、バブル(2)を 、弁部分(4)に連結するような構造のプランジャー注射器あるいは身体から体 液を採取する減圧容器に代えることができる。 注射器を組み立てるには、バブル状部分(2)と針部分(3)をその包装から 部分的に出してから(以下に説明する図5〜7参照)連結する。その際、弁部分 (4)の上部中空針(26)が膜(29)を貫通する。 注射器内に気泡が存在しないようにするため、使用者はゆっくりバブル(2) を圧迫して、流体の小滴が針(4a)先端から出るようにする。次に使用者は、 中空針(4a)を所望の箇所で身体に挿入し、バブル(2)を圧迫する。そうす ると、流体の流れは一方向弁から下方に流れ、中空針(4a)を通って放出され て、身体に流れ込む。 バブルが空になったら、機器全体を廃棄することができる。弁部分とバブル状 部分(2および4)が不可逆的に連結されていることから、この機器は再使用す ることはできない。この2つの部分を分解すれば、この機器は効果的に破壊され る。それは、本機器の重要な安全上の側面である。 本注射器は、医薬品を収容および注射して、ヒト男性の陰茎における勃起を誘 発・維持するのに特に好適である。そのような医薬品の用量は非常に低いのが普 通であり、2ml程度であり得る。その用途の場合、針の長さは陰茎の径の約1 /3とすべきである。バブル状部分(2)の収容能力は約2mlとする。 以下において、特に図8〜12および図1を参照しながら、バブル状部分と弁 部分との連結について、さらに詳細に説明する。 図8および9に示した弁部分には、環状の受け枠(32)が取り付けられてい る。図10に示したバブル状部分(2)は、弁部分(4)の受け枠(32)の内 側に適正に嵌合されるような寸法の環状の基部部分(31)を有する。 弁部分(4)の受け枠(32)には、その周縁部に複数の溝(27)が設けら れている。溝(27)はほぼL字形であり、垂直部と水平部(27a)を有する 。各溝(27)は可撓性リップ(吐出片)(28)を有する。そのリップの機能 について以下に説明する。 バブル状部分の基部部分(31)は、その外側周辺部に複数の突起(30)を 有する。その突起(30)は、バブル(31)を弁部分の受け部(32)上に載 せた時に、それぞれが弁部分(4)の相当する溝(27)上に配列されるような 配置となっている。 本機器を組み立てるには、使用者が弁部分(4)の受け枠(32)上にバブル 基部(31)を載せて、一方の部分または両方の部分を回して、各突起(30) を溝(27)のところに配列させる。次にこの2つの部分を押し合わせて、突起 を溝(27)の基部付近まで押し込む。その箇所に達するには、使用者は、突起 (30)を可撓性リップ(28)を通過させ、その後リップは元の位置に跳ね返 って戻る。可撓性リップ(28)により、突起(30)は溝(27)内に入るが 、溝からは出ない。リップ(28)は図11の透視図に示したような方向(28 b)に曲がっている。図11からわかるように、受け部(28a)により、リッ プ(28)が上方に旋回するのが防止される。バブルを本機器の針部分に取り付 けた後には外すことはできない。バブルに針が貫通したら再充填できないことか ら、これによって本機器は1回のみ使用できるようになる。 突起(30)が溝(27)内の最下部に来ると、膜(29)が上部針(26) に押し当てられ、貫通する。次にその2つの部分を互いに反対方向に回して、突 起(30)が溝端部(27a)に来るようにする。適宜に、ビーズ部(50)を 溝内に設けて、突起がその最終位置にさらにしっかりと保持され、組立物がいず れの方向にも回らないようにすることもできる。 好ましくは、1以上の放射状に広がる翼(24)を弁部分(4)に取り付ける 。翼(24)は把持手段を提供して、使用者が2つの部分を押し当て・回転させ やすくするものである。 翼(24)は好ましくは、針部分(4)にバブル(2)を取り付けやすくする が、両部分をねじ外したりあるいは分離しようとする場合には切り離されるよう な構造とする。これは、「ねじ締め」方向の回転では翼(24)を補強保持する が、「ねじ外し」方向の回転では翼を補強保持しない支持部(25)を設けるこ とで可能となる。別法として、翼(24)を弁部分との接合部(不図示)で部分 的に溝として、針部からバブルを引き抜いたりあるいはねじ外そうとする動作を 行うと翼(24)が破壊されるようにすることができる。 しかしながら、上記の嵌合形態は、本注射器に好適な多くの嵌合形態のほんの 1例にすぎないことは留意すべき点である。例えば、バブル状部分と弁部分とに ねじ山を切り、一緒にねじ止めすることができる(ねじによる嵌合は不図示であ る)。 この場合、ねじ山の開始点で、弁部分の受け枠(32)の内側に弾力性の可撓 性リップ(不図示)を設ける。リップは挿入およびバブル基部(31)へのねじ 込み時に圧迫され、両部分の連結が完了した後に跳ね戻って、バブル状部分を噛 み合わせ、それによって機器の分離を防止もしくは阻止する。図1でわかる通り 、バブル状部分(2)は、その側部に補強が施してあって、連結プロセスをさら に支持するようになっている。 図12からわかる通り、上部針(26)は針部分(3)の枠(32)より上に 突き出さないことが好ましい。 図2、3および4について説明すると、図示の運搬用ケースは、1以上の蓋( 10)とそれに対応する底部(11)を有する。図2、3および4に示した実施 態様では、運搬用ケースは2個の蓋(10)および2個の底部(11)を有する 。しかしながら、運搬用ケースにおける蓋と底部の数はいかなるものであっても 良く、一方が他方の上に重なる形態(図2〜4に示したもの)あるいは並置され た形態であり、それはどれだけの数の注射器の運搬を望むかによって決まる。 その運搬用ケースはさらに、冷却材(7)の裏打ちを有し、冷凍庫または冷蔵 庫から出してから数時間にわたって低温を維持するものである。蓋(10)にも 冷却材(7)の裏打ちを施すことができる。図2〜4からわかる通り、底部(1 1)と蓋(10)は蝶番(15)によって連結されている。蝶番は、別個に作製 して、後に運搬用ケースに取り付けることができるか、あるいは一体構造として 底部(11)および蓋(10)とともに成形されているものであっても良い。留 め金(14)を設けて、運搬用ケースを開閉可能な形で閉じるようにする。 好ましくは運搬用ケースは、冷凍庫または冷蔵庫中での冷却に耐え、中にある 注射器を保護する剛性プラスチック材料から構成する。 注射器は、分解した状態で運搬用ケースの底部(11)に保管して、前述のよ うに使用者が組み立てるようにすることができる。本運搬用ケースは、温度に感 受性の医薬品の入った注射器の輸送に特に好適である。しかしながら、この運搬 用ケースを用いて、温度感受性ではない医薬品を簡便に輸送できることも考えら れる。注射器の使用説明書を運搬用ケースの蓋(10)の内側に入れておくこと も考えられる。 図5および6でわかるように、注射器は分解された状態で提供されて、前述の ように使用者が組み立てるようになっている。この配置は、医薬品を封止したバ ブル(2)に保管して、注射器を組み立てた時にのみバブルが貫通して、使用準 備を整えることができるという特定の利点を有する。さらに使用者は、自己投与 を行うために、別の容器から自身の用量の医薬品をプランジャー注射器に抜き取 る必要がない。 図5について説明すると、バブル状部分(2)は好ましくは剛性輪郭包装内に 収容されている。包装は実質的に剛性の底部(裏材部)(16)を有しており、 その底部の上にバブルを載せる。バブルは、透明プラスチック材などの適切な包 装材のフィルム(17)によって、底部(16)に封止される。 底部(16)およびフィルム(17)にはいずれもミシン目その他の方法で強 度を低下させた部分(18)を設け、そこから包装の一部(20)を裂いて、バ ブルの基部部分を露出させることができるようにする。好ましくは、包装にタグ (19)を設けて、使用者が強度低下線に沿って包装を裂きやすくする。 針部分(3)は、類似の種類の剛性輪郭包装内に封入されている。上記と同様 の形態で、包装の一部を裂いて(図6)、針部分の受け部を出すようにすること ができる。 図7に示されているように、バブル状部分と針部分の露出した端部を押し合わ せ、次にひねることで、注射器を組み立てる。残りの包装部分の上から各部を把 持することで、この結合プロセスを各部を包装部分を介して支持しながら行うこ とができる。針部分にある翼も、追加の把持手段を提供するものとして有用であ る。次に、注射器の中央を握り、残りの包装の両片を引き取ることで、残りの包 装を除去することができる。 好ましくは、包装の底部(16)の裏面に、説明、安全上の注意事項および廃 棄上の指示を印刷または貼付する。包装された針部分は、低温運搬用ケース内に 嵌合してユニットとして販売できるようにすべきであるか、そうでなければ別個 に供給することもできる。注射器は好ましくは輪郭包装内に戻して、安全に廃棄 できるようにする。 別法として、針部分とバブル状部分とを単に可撓性プラスチック包装に入れて 提供しても良い。さらに、剛性輪郭包装に、充填物および/または注射に先だっ て注射部位を拭くための消毒用手術用アルコールを含浸させたものを入れること もできる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ, TM,TT,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 ムーア、コリン、キャンベル、マーシャル オーストラリア国 2305 ニュー サウス ウェールズ ニュー ラムトン ハイツ リッジウェイ ロード 25

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.液体の規定量を内包するのに適合した容器部分と、弁部分および中空針を 含む針部分と、を有してなる単回使用注射器であって、 前記弁部分が一方向弁を有してなり、前記弁部分が前記容器部分に適応して連 結される構造となっていることを特徴とする単回使用注射器。 2.前記容器部分を前記弁部分に連結した後に前記弁部分から前記容器部分が 分離するのを防止する構造の固定手段をさらに有する請求項1記載の単回使用注 射器。 3.前記容器部分が、可撓性壁のバブル状部分を有してなる請求項1または2 記載の単回使用注射器。 4.前記容器部分が、前記弁部分の受け部に連結される構造の基部を有し、該 弁部分がさらに、前記バブル状部分を前記弁部分に連結する時に前記バブル状部 分の下方の膜を貫通する構造の上部針を有する請求項1〜3のいずれかに記載の 単回使用注射器。 5.一方向弁が、前記容器部分から前記中空針を通して流体を流し出し、前記 一方向弁が流体の反対方向への逆流を防止する請求項1〜4のいずれかに記載の 単回使用注射器。 6.一方向弁が、前記容器部分に前記中空針を通して流体を流し込み、前記一 方向弁が流体の反対方向への逆流を防止する請求項1〜4のいずれかに記載の単 回使用注射器。 7.前記弁部分の前記受け部が1以上の実質的にL字形状の溝を有し、前記容 器部分の前記基部が相当する数の突起を有し、前記突起を前記溝に挿入すること で前記容器部分が前記弁部分に連結される請求項4〜6のいずれかに記載の単回 使用注射器。 8.前記固定手段が、前記溝を横切って配置されたフラップを有し、該フラッ プは、前記突起を前記溝に進入させ、前記突起が前記溝から外れるのを防止する 構造となっている請求項7記載の単回使用注射器。 9.前記容器部分の基部が、前記弁部分の前記受け部分のねじ部にねじ止めさ れる構造を有するねじ部を持つ請求項4〜6のいずれかに記載の単回使用注射器 。 10.前記固定手段が、前記受け部分の少なくとも一部に配置された弾力性フ ラップを有し、該フラップが、前記弁部分から前記容器部分がねじ外れるのを防 止する構造となっている請求項9記載の単回使用注射器。 11.前記弁部分が、前記弁手段を保持するための把持手段を有する請求項1 〜10のいずれかに記載の単回使用注射器。 12.前記把持手段が、前記弁部分から広がる1以上の翼を有する請求項11 記載の単回使用注射器。 13.前記翼のそれぞれが、前記容器部分を前記弁部分に連結しようとすると 前記翼を強化する構造の支持部を有し、前記翼のそれぞれが、前記容器部分を前 記弁部分から外そうとすると破壊する構造となっている請求項12記載の単回使 用注射器。 14.前記容器部分が、前記中空針および前記一方向弁を通って減圧容器中に 体液を抜き取る構造となっている該減圧容器を有する請求項6記載の単回使用注 射器。 15.前記一方向弁が、ボール弁または膜弁を有してなる請求項1〜14のい ずれかに記載の単回使用注射器。 16.前記容器部分に、ヒト男性の陰茎の勃起を開始および/または持続させ ることができる所定用量の医薬品が入っている請求項1〜15のいずれかに記載 の単回使用注射器。 17.前記中空針の長さが、前記陰茎の径の約1/3である請求項16記載の 単回使用注射器。 18.請求項1〜17のいずれかに記載の単回使用注射器であって、 前記容器部分を内包収納するのに適合した構造の第1部分と、前記針部分を内 包収納するのに適合した構造の第2部分と、を有し、 前記第1部分が、実質的に剛性の裏材部分およびカバー部分を有し、該カバー 部分がその周縁部周囲で前記裏材部分に固着されており、前記容器部分が前記裏 材部分と前記カバー部分の間に安全に収納されており、 前記裏材部分およびカバー部分が、前記第1部分の一部を裂いて前記容器部分 の底部が露出できるようにする強度低下部分を有し、 前記第2部分が、実質的に剛性の裏材部分およびカバー部分を有し、該カバー 部分がその周縁部周囲で前記裏材部分に固着されており、前記針部分が前記裏材 部分と前記カバー部分の間に安全に収納されており、 前記第2部分の前記裏材部分およびカバー部分が、前記第2部分の一部を裂い て前記針部分の受け部が露出できるようにする強度低下部分を有する包装内に梱 包されている請求項1〜17のいずれかに記載の単回使用注射器。 19.前記包装の前記裏打ち部分の一方または両方に、注射器の操作および組 立を説明する印刷物の説明書が入っている請求項18記載の単回使用注射器。 20.前記包装の前記第1部分および/または第2部分にさらに、外科用アル コールを含浸させた1片のガーゼが入っている請求項18または19記載の単回 使用注射器。 21.前記包装の前記裏打ち部が剛性プラスチック材料で形成されている請求 項18〜20のいずれかに記載の単回使用注射器。 22.前記包装の前記カバー部分が、弾力性の透明プラスチック材料から形成 されている請求項18〜21のいずれかに記載の単回使用注射器。 23.前記強度低下部分のそれぞれが、前記包装の前記一部の周囲に伸びるミ シン目線を有する請求項18〜22のいずれかに記載の単回使用注射器。 24.前記包装の前記部分のそれぞれがさらに、前記強度低下部分から伸びた タグを有し、該タグが、それを引いた時に前記強度低下部分で前記包装が裂ける 構造となっている請求項18〜23のいずれかに記載の単回使用注射器。 25.運搬用ケースと組み合わせた請求項1〜24のいずれかに記載の単回使 用注射器であって、該運搬用ケースが、 蓋および底を有し、該蓋および該底がそれらの間に空間を形成して1以上の前 記注射器を収納するようになっている1以上の外容器; 前記蓋と前記底とを連結する1以上の蝶番;ならびに 前記容器を開閉可能な形で閉じるようにする1以上の留め金を有し、 前記容器の底が、所定期間にわたり低温を保持するようにする冷却材で裏打ち されている請求項1〜24のいずれかに記載の単回使用注射器。 26.前記運搬用ケースの蓋が、前記冷却材で裏打ちされている請求項25記 載の単回使用注射器。 27.前記外ケースが、剛性プラスチック材料から形成されている請求項25 または26記載の単回使用注射器。 28.前記運搬用ケースが、複数の蓋および前記底部を有する請求項25〜2 7のいずれかに記載の単回使用注射器。 29.添付の図面を参照して前記にて説明された単回使用注射器。 30.図5、6および7を参照して前記にて説明された包装中に入っている、 請求項1〜29のいずれかに記載の単回使用注射器。 31.図2および3を参照して前記にて説明された運搬用ケースと組み合わせ た、請求項1〜30のいずれかに記載の単回使用注射器。
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