JP2703007B2 - 注射器 - Google Patents
注射器Info
- Publication number
- JP2703007B2 JP2703007B2 JP63317634A JP31763488A JP2703007B2 JP 2703007 B2 JP2703007 B2 JP 2703007B2 JP 63317634 A JP63317634 A JP 63317634A JP 31763488 A JP31763488 A JP 31763488A JP 2703007 B2 JP2703007 B2 JP 2703007B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- syringe
- piston
- injection
- valve member
- injection needle
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/178—Syringes
- A61M5/31—Details
- A61M5/32—Needles; Details of needles pertaining to their connection with syringe or hub; Accessories for bringing the needle into, or holding the needle on, the body; Devices for protection of needles
- A61M5/3205—Apparatus for removing or disposing of used needles or syringes, e.g. containers; Means for protection against accidental injuries from used needles
- A61M5/321—Means for protection against accidental injuries by used needles
- A61M5/322—Retractable needles, i.e. disconnected from and withdrawn into the syringe barrel by the piston
Landscapes
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は注射器に関するものである。特に使用後に注
射針を注射器の筒体内に収納処理して注射後の危険を防
止することのできる新規な注射器に関するものである。
射針を注射器の筒体内に収納処理して注射後の危険を防
止することのできる新規な注射器に関するものである。
(従来技術) 最近注射針は使い捨てになった。しかし、病院等で使
用した使用済注射針は、そのまゝ適当な容器に入れ、土
中に埋め込んでいた。又最近は産業廃棄物として廃棄し
ているが、収集及び資源選別の段階で、注射針による事
故が生じている。
用した使用済注射針は、そのまゝ適当な容器に入れ、土
中に埋め込んでいた。又最近は産業廃棄物として廃棄し
ているが、収集及び資源選別の段階で、注射針による事
故が生じている。
また、最近使用済注射針など感染源となる危険性のあ
る医療器具が一般ゴミの中に粉れている事実を取り上
げ、医療廃棄物処理体制の確立が望まれ、地方自治体に
於いてもこの対策に取り組んでいる状態である。
る医療器具が一般ゴミの中に粉れている事実を取り上
げ、医療廃棄物処理体制の確立が望まれ、地方自治体に
於いてもこの対策に取り組んでいる状態である。
(発明により解決しようとする課題) 従来技術の問題点に鑑み、注射針を使用後に注射器内
の筒体内に没入させて、注射器の筒体を施療後は即処理
容器とすることができるようにして、後処理の容易な注
射器を提供することを目的とする。
の筒体内に没入させて、注射器の筒体を施療後は即処理
容器とすることができるようにして、後処理の容易な注
射器を提供することを目的とする。
(発明による課題の解決手段) 注射筒の先端小径部と本体部との間に設けた弁体嵌挿
部内に中空弁部材を嵌挿し、該中空弁部材の一端に注射
針を取付け、その反対側に圧力応動の弁体によって開閉
可能な開口を設け、かつピストンとピストンロッドを注
射筒内で分離可能にした。
部内に中空弁部材を嵌挿し、該中空弁部材の一端に注射
針を取付け、その反対側に圧力応動の弁体によって開閉
可能な開口を設け、かつピストンとピストンロッドを注
射筒内で分離可能にした。
又、弁体嵌挿部と先端小径部との連結部に内向きの環
状舌片を設けた。
状舌片を設けた。
さらに又、ピストンロッドの先端に先細テーパー部及
び鍔部を設けてピストンと分離可能に係合させた。
び鍔部を設けてピストンと分離可能に係合させた。
(実施例) 第1図に基いて説明する。1は注射針、2は注射液を
収容する注射筒、3は注射液を押出すピストンである。
収容する注射筒、3は注射液を押出すピストンである。
さて、注射針1は従来は第6図に示す如く、注射筒2
の先端の小径部4に注射針1の基部に固着した挿込筒5
を挿込み、これを固着していた。このため、使用済みの
危険な注射針1を処理するには、これを切断したり、あ
るいは注射針1に合成樹脂製の保護筒6(第6図)をか
ぶせて、次の焼却処理等をしていた。
の先端の小径部4に注射針1の基部に固着した挿込筒5
を挿込み、これを固着していた。このため、使用済みの
危険な注射針1を処理するには、これを切断したり、あ
るいは注射針1に合成樹脂製の保護筒6(第6図)をか
ぶせて、次の焼却処理等をしていた。
しかし、上述した切断をするのは面倒であり、又保護
筒5をかぶせるのは細い注射針1の先端部にかぶせる
時、もしも狙いを外すと指に刺さったりし、極めて危険
であった。
筒5をかぶせるのは細い注射針1の先端部にかぶせる
時、もしも狙いを外すと指に刺さったりし、極めて危険
であった。
第1図に戻り、本発明の注射針1は、その後端に軟質
合成樹脂等でできた中空弁部材7が取りつけられ、該弁
部材7が注射筒2の小径部4と注射筒2の本体部間に設
けた弁体嵌挿部8に嵌挿されている。
合成樹脂等でできた中空弁部材7が取りつけられ、該弁
部材7が注射筒2の小径部4と注射筒2の本体部間に設
けた弁体嵌挿部8に嵌挿されている。
中空弁部材7の後端には注射針1と同心の開口9が設
けられ、該開口9を開閉する圧力応動の弁体10が中空部
11内に設けられている。なお、中空弁部材7と弁体嵌挿
部8の内壁部とは注射液のシール性はあるが、弁部材7
に真空が作用すると容易に摺動し、注射筒2の本体大径
部側に移動するようになっている。
けられ、該開口9を開閉する圧力応動の弁体10が中空部
11内に設けられている。なお、中空弁部材7と弁体嵌挿
部8の内壁部とは注射液のシール性はあるが、弁部材7
に真空が作用すると容易に摺動し、注射筒2の本体大径
部側に移動するようになっている。
第2図は、弁体嵌挿部8と小径部4との連結部の好ま
しい実施例である。12は弁体嵌挿部8と小径部4の連結
部に一体成形した環状舌片で、その内径は注射針1の径
よりやゝ小径が好ましく、注射針1はこの環状舌片12の
内周面と接している。
しい実施例である。12は弁体嵌挿部8と小径部4の連結
部に一体成形した環状舌片で、その内径は注射針1の径
よりやゝ小径が好ましく、注射針1はこの環状舌片12の
内周面と接している。
第3図はピストン3の構造を示し、ピストン3は合成
ゴム等で構成され、その中心部にピストンロッド3aの先
端が嵌っている。ピストンロッド3aの先端には先細テー
パー部13が設けられ、その先に鍔部14が設けられてい
る。
ゴム等で構成され、その中心部にピストンロッド3aの先
端が嵌っている。ピストンロッド3aの先端には先細テー
パー部13が設けられ、その先に鍔部14が設けられてい
る。
さて、注射筒2内に注射液を入れ、ピストン3を押す
と、注射筒2内の圧力が上り、弁体10が押され、液は中
空弁部材7の中空部から注射針1を介し注入される。
と、注射筒2内の圧力が上り、弁体10が押され、液は中
空弁部材7の中空部から注射針1を介し注入される。
注射し終ったならば、ピストン3を引くと、ピストン
先端部の空間が真空となり、弁体10が閉じるので、中空
弁部材7は注射筒2内へ引込み、同時に注射針1も注射
筒2内へ収納され、取扱い上安全な状態となる。
先端部の空間が真空となり、弁体10が閉じるので、中空
弁部材7は注射筒2内へ引込み、同時に注射針1も注射
筒2内へ収納され、取扱い上安全な状態となる。
このとき、第2図の如く環状舌片12が存在すると、注
射針1は図のようになり、環状舌片12が防壁となって再
びその先端が外に突出することがなく安全である。
射針1は図のようになり、環状舌片12が防壁となって再
びその先端が外に突出することがなく安全である。
さらに第3図の如く、ピストン3を注射筒2の後端ま
で引くと、ピストン3が注射筒2の後端フランジ2a(又
はこれに代る引掛り部)に当り、ピストンロッド3aはピ
ストン3との係合が外れ、ピストンロッド3aのみ引出さ
れ、注射筒2内には注射針1のついた中空弁部材7が残
り、第4図の如くなって、安全処理に好適な状態とな
る。
で引くと、ピストン3が注射筒2の後端フランジ2a(又
はこれに代る引掛り部)に当り、ピストンロッド3aはピ
ストン3との係合が外れ、ピストンロッド3aのみ引出さ
れ、注射筒2内には注射針1のついた中空弁部材7が残
り、第4図の如くなって、安全処理に好適な状態とな
る。
(効果) 注射筒の先端小径部と本体部との間に設けた弁体嵌挿
部内に中空弁部材を嵌挿し、該中空弁部材の一端に注射
針を取付け、その反対側に圧力応動の弁体によって開閉
可能な開口を設け、かつピストンとピストンロッドを注
射筒内で分離可能にした。このようにしたので、注射器
の使用後ピストンロッドを引張ると、注射筒内に自動的
に注射針が収容されるので、注射筒が処理ケースとな
り、安全である。
部内に中空弁部材を嵌挿し、該中空弁部材の一端に注射
針を取付け、その反対側に圧力応動の弁体によって開閉
可能な開口を設け、かつピストンとピストンロッドを注
射筒内で分離可能にした。このようにしたので、注射器
の使用後ピストンロッドを引張ると、注射筒内に自動的
に注射針が収容されるので、注射筒が処理ケースとな
り、安全である。
又環状舌片を設けたので、一旦収容された注射針は絶
対に外に突出しないので、これ又安全上好適である。
対に外に突出しないので、これ又安全上好適である。
第1図は本発明に係る注射器の先端部断面図。 第2図は第1図のII矢視部詳細断面図。 第3図はピストンとピストンロッドの係合部の構造を示
す断面図。 第4図は使用後の注射針の状態を示す。 第5図は従来型注射器。 第6図は同じく従来型の保護カバーの断面図。 図において; 1……注射針、2……注射筒 2a……後端フランジ、3……ピストン 3a……ピストンロッド、4……小径部 5……挿込筒、6……保護筒 7……中空弁部材、8……弁体嵌挿部 9……開口、10……弁体 11……中空部、12……環状舌片 13……先細テーパー部、14……鍔部
す断面図。 第4図は使用後の注射針の状態を示す。 第5図は従来型注射器。 第6図は同じく従来型の保護カバーの断面図。 図において; 1……注射針、2……注射筒 2a……後端フランジ、3……ピストン 3a……ピストンロッド、4……小径部 5……挿込筒、6……保護筒 7……中空弁部材、8……弁体嵌挿部 9……開口、10……弁体 11……中空部、12……環状舌片 13……先細テーパー部、14……鍔部
Claims (3)
- 【請求項1】注射筒の先端小径部と本体部との間に設け
た弁体嵌挿部内に中空弁部材を嵌挿し、該中空弁部材の
一端に注射針を取付け、その反対側に圧力応動の弁体に
よって開閉可能な開口を設け、かつピストンとピストン
ロッドを注射筒内で分離可能にしたことを特徴とする注
射器。 - 【請求項2】弁体嵌挿部と先端小径部との連結部に内向
きの環状舌片を設けたことを特徴とする請求項1)記載
の注射器。 - 【請求項3】ピストンロッドの先端に先細テーパー部及
び鍔部を設けてピストンと分離可能に係合させたことを
特徴とする請求項1)記載の注射器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63317634A JP2703007B2 (ja) | 1988-12-17 | 1988-12-17 | 注射器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63317634A JP2703007B2 (ja) | 1988-12-17 | 1988-12-17 | 注射器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02164373A JPH02164373A (ja) | 1990-06-25 |
JP2703007B2 true JP2703007B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=18090348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63317634A Expired - Lifetime JP2703007B2 (ja) | 1988-12-17 | 1988-12-17 | 注射器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2703007B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2792339B2 (ja) * | 1992-05-18 | 1998-09-03 | 株式会社ニッショー | 再使用防止シリンジ |
WO1995003845A1 (en) * | 1993-07-30 | 1995-02-09 | Antony James Lake | Safety hypodermic syringe |
AUPM871994A0 (en) * | 1994-10-11 | 1994-11-03 | Moore, Colin Campbell Marshall | Mini syringe and carry case |
JP2008104776A (ja) * | 2006-10-27 | 2008-05-08 | Arte Corp | 容器兼用注射器 |
GB2471524A (en) * | 2009-07-03 | 2011-01-05 | Stanley Brice Somers | Prefilled Single Use Safety Syringe |
GB2476459A (en) * | 2009-12-22 | 2011-06-29 | Stanley Brice Somers | Syringe with retractable needle assembly |
-
1988
- 1988-12-17 JP JP63317634A patent/JP2703007B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02164373A (ja) | 1990-06-25 |
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