JPH10508218A - 臭気抑制物質としてのベントナイト - Google Patents

臭気抑制物質としてのベントナイト

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JPH10508218A JP8508892A JP50889295A JPH10508218A JP H10508218 A JPH10508218 A JP H10508218A JP 8508892 A JP8508892 A JP 8508892A JP 50889295 A JP50889295 A JP 50889295A JP H10508218 A JPH10508218 A JP H10508218A
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Abstract

(57)【要約】 パンティライナ(1)のような吸収物品に、体液と関連した臭気を減少させるため、臭気抑制物質としてベントナイトクレー(4)が組み込まれている。

Description

【発明の詳細な説明】 臭気抑制物質としてのベントナイト 本発明は、臭気抑制物質を含む、体液を吸収するための吸収物品に関する。 吸収物品は、尿、経曲、汗などのような体液を吸収するため、人が装着するよ うに設計されている。吸収物品の例として、衛生ナプキン、パンティライナ、使 い捨ておむつ、失禁パッド、タンポンなどが含まれる。 吸収物品は、使用時に、不快な臭気を発する、揮発性の脂肪酸(例えば、イソ バレリアン酸)、アンモニア、アミン(例えば、トリエチルアミン)、硫黄含有 成分(例えば、メルカプタン、スルフィド)、アルコール、ケトン、アルデヒド (例えば、フルアルデヒド)のような種々の成分を捕捉することで知られている これらの成分は、体液中に存在することがあり、或いは、体液がパッドに吸収さ れると発酵によって生成されることもある。さらに、体液は、悪臭を発生させる 微生物を含んでいることがある。使用時に吸収パッドから発せられる不快な臭気 により、装着者は、人前を気にすることがある。 本発明の目的は、吸収物品の製造時に容易に取り扱うことができ且つ高価では ない材料を使用して臭気抑制を行う吸収物品を提供することである。 ベントナイトクレーが、吸収物品に組み込んだとき、臭気抑制性質を有するこ とが分かっている。 本発明は、体液と関連した臭気を減少させるため、臭気抑制物質が組み込まれ た吸収物品を提供するものであり、臭気抑制物質が少なくとも50重量%(好ま しくは、少なくとも80重量%)のベントナイトクレーを含んでいる。 1つの実施例によれば、吸収物品は、唯一の臭気抑制物質としてベイトナイト クレーを含んでいる。 吸収物品に使用される多くの臭気抑制物質が示唆されており、例えば、カーボ ンブラックやゼオライトは、臭気の抑制に効果的であるが、非常に高価である。 ベントナイトクレーの利点は、臭気抑制物質として有効であり、かつ、入手し易 く比較的廉価であることである。したがって、コストを実質的に増大させること なしに、比較的多量のベントナイトクレーを吸収物品に含めることができる。か くして、例えばカーボンブラックやゼオライトよりも、吸収物品の臭気抑制物質 としてベントナイトを使用する必要があり、ベントナイトの使用によって、同程 度の臭気抑制をより廉価に行うことができる。 等価な臭気抑制効果を得るため、例えばカーボンブラックやゼオライトよりも ベントナイトを使用するという事実自体が利点である。かくして、ベントナイト については、製造設備及びプロセス制御の要件が、製品毎に少量の物質を正確に 計量しなければならないカーボンブラックやゼオライトの場合ほど厳格ではない 。 また、ベントナイトは、臭気抑制物質であるのみならず、吸収性であり、臭気 抑制に適した量を吸収製品に組み込んだとき、製品の吸収能力を補うこともでき る。 さらに、カーボンブラックやゼオライトと比較すると、ベントナイトは、自然 に発生する鉱物であり、衛生製品のような吸収製品に関連して消費者に受け入れ られ易い。 本発明によって、臭気抑制性質を備えた適当なベントナイトクレーが使用され る。その例として、例えば粒状形態のカルシウムベントナイト、ナトリウムベン トナイトが含まれる。 ディターカルG1F(イタリアのリボルノのラビソア・シミカ・ミネラリアか ら入手できる粒状カルシウムベントナイト)及びAPベースクレイ(米国イリノ イ州パラティンのABI社から入手できるナトリウムベントナイト)に関して、 良好な結果が得られた。 本発明による吸収物品は、衛生ナプキン、パンティライナ、使い捨ておむつ、 失禁パッド、タンポン等である。本発明の或る観点によれば、吸収物品は、パン ティライナである。本発明の別の観点によれば、吸収物品は、衛生ナプキンであ る。 吸収物品において臭気抑制物質として使用されるベントナイトクレーの量は、 当業者が当該吸収物品の寸法に留意することによって容易に決定される。例えば 、パンティライナに使用されるベントナイトクレーの適当な量は、約0.25〜 2.0g、好ましくは、約0.5〜1.5gである。 吸収物品は、従来の構造のものでよく、抗菌剤や吸収ゲル化材料(AGM)等 のイオン吸収剤のような他の従来の成分を含んでいてもよい。加えられるAGM の量も、吸収物品毎に当業者によって容易に決定される。例えば、約0.05〜 0.7g(好ましくは、約0.1〜0.5g)のAGMが、パンティライナに加 えるのに適している。 臭気抑制物質としてのベントナイトクレーは、公知の方法によって吸収物品に 組み込んでよく、例えば、ベントナイトクレーを吸収材料のコアに層状に配置し 或いは吸収コアの繊維内に混合してもよい。臭気抑制物質は好ましくは、2層の セルロースティッシュ間に組み込まれ、或いは、例えばホットメルト接着剤又は 適当な結合システムによって2層のセルロースティッシュ間に結合してもよい。 例えば、臭気抑制物質は、WO94/01069号又はイタリア特許出願TO9 3A001028号に従って層状構造体に組み込んでもよい。 次に、添付図面に関連して詳細な説明と例を参照して、本発明について説明す る。 第1図は、市販されているオールウェイズ・コンフォート・パンティライナ( オールウェイズは登録商標である)の概略横断面図である。第2図は、臭気抑制 物質が組み込まれた、第1図のパンティライナの概略横断面図である。第3図 は、3つのセルロースティッシュ層を備えた吸収コアを有するパンティライナの 概略横断面図であって、第1のティッシュ層と第2のティッシュ層との間に、臭 気抑制物質が組み込まれている。第4図は、3つのセルロースティッシュ層を備 えた吸収コアを有するパンティライナの概略横断面図であって、第2のティッシ ュ層と第3のティッシュ層との間に、臭気抑制物質が組み込まれている。 本発明の物品の典型的な例である吸収物品、即ちパンティライナの横断面が、 第1図〜第4図に示されている。 パンティライナは、矩形、砂時計形、ウィング形などの公知の形状を有するも のでよい。 第1図および第2図に示されるように、パンティライナ1は、液体透過性のト ップシート2と、第2のトップシート3と、吸収コア4と、液体不透過性のバッ クシート5とを備えている。しかしながら、本発明によるパンティライナは、こ のような要素の全てを含んだ実施例に限定されるものではなく、或いは付加的な 要素を含んでいてもよい。 トップシート2、3は、液体透過性であり、パンティライナ1の使用時に、使 用者の皮膚に密接している。トップシート2、3は、柔軟で軟らかな感触であっ て装着者の皮膚を刺激せず、この種の使用における普通の材料で作られる。トッ プシート2、3として使用される適当な材料の非限定的な例として、織布及び不 織布ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン、レーヨン、成形熱可塑性フィル ムがある。成形フィルムが、トップシート2に好ましい。適当な成形フィルムは 、米国特許A−4324246号、同A−4324214号、同A−43412 17号、及び同A−4463045号に記載されている。第2のトップシート3 は好ましくは不織布であり、より好ましくは、坪量が21g/m2のエアスルー 不織布であり、不織布は、WO93/09744号に開示されているような混合 物中にポリエステルとポリエチレンを含んだ2成分ウェブである。 成形フィルムは、液体透過性であって非吸収性であるので、トップシート2と して好ましい。かくして、身体に接触している成形フィルムの表面は、乾燥した ままであり、装着者にとって快適である。トップシートは、欧州特許A−020 7904号に記載されているような、衛生製品用の被覆構造体によって構成して もよい。トップシート2は好ましくは、ポリエチレン有孔フィルム(24.5g /m2)で作られている。 トップシート3の内側表面は、吸収コア4と接触関係に固定してもよい。この 接触関係の結果、吸収コア4と接触していない場合よりも迅速に液体がトップシ ート3に浸透する。トップシート3は、好ましくは間隔を隔てた限定領域に接着 剤を塗布することによって、吸収コア4と接触関係に維持されている。このよう な目的に使用される適当な接着剤の例として、米国ペンシルベニア州フィラデル フィアのローム・アンド・ハース社によって製造されているアクリル系エマルシ ョンE−1833BT、米国ミネソタ州セントポールのH.B.フラー社によっ て製造されているアクリル系エマルションWB3805がある。接着剤は、スプ レー、パジング、トランスファーロールの使用のような技術によって塗布される 。接着剤は、接着剤の均一な連続層、又はパターン層、或いは接着剤の別個の線 の列、スパイラル、又はスポットの形態をなしている。吸収コア4は好ましくは 、第2のトップシート3に接触関係をなして固定されている。 再び第1図および第2図を参照すると、吸収コア4が第2のトップシート3と バックシート5との間に位置決めされていることが分かる。吸収コア4は、体液 を吸収するための吸収手段となる。吸収コア4は一般に、圧縮性で柔軟であり、 装着者の皮膚を刺激しない。吸収コアは、このような目的に適した材料から成る 。このような材料の例として、多層のクレープ状のセルロース詰綿、毛羽立てら れたセルロース繊維、エアフェルトとしても知られる木材パルプ繊維、紡織繊維 、繊維の配合物、繊維のマス又はバット、ポリマー繊維のウェブ、ポリエステル 及 びポリプロピレン繊維の配合物、セルロース繊維の層、エアレイドティッシュの 層がある。 好ましくは、吸収コアは、繊維のマス又はバットを含んでいる。多くの種類の 繊維を使用してもよいが、好ましい材料は、ポリエステル繊維のバットである。 より好ましくは、吸収コアは、3つの吸収層を形成するセルロースティッシュ( 63g/m2)を含んでいる。第1図は、図示のように折り畳まれた1層のセル ロースティッシュによって形成された吸収コアを示している。第2図は、接着剤 7によって長さ方向縁部のところで接合された2層のエアレイドセルロースティ ッシュ6から成る吸収コアを示している。 好ましくは、臭気抑制物質としてのベントナイトクレーは、吸収コアに組み込 まれる。ベントナイトクレーは、例えば吸収コア上に層状に設けられていてもよ く、或いは吸収コアの繊維と混合してもよい。より好ましくは、臭気抑制物質8 、20は、WO94/01069号又はイタリア特許出願TO93A00102 8号の教示に従って、第2図〜第4図に示されるように、エアレイドセルロース ティッシュとラミネートの2層の間に層状に設けられている。特に、熱可塑性材 料のようなポリエチレン粉末を、臭気抑制物質としてのベントナイトクレーと混 合し、ポリエチレンが融けてラミネート層と成分を互いに接着するように、AG Mと混合物を混合してもよい。ポリエチレン粉末は好ましくは、ラミネートの縁 部が互いにくっつき、自由な臭気抑制物質又はAGMがラミネートから出ないよ うに、図面において7、15、18として示されるようなラミネートの縁部に配 置してもよい。 第3図および第4図に示されるように、パンティライナ9は、液体透過性のト ップシート10と、吸収コア11と、液体不透過性のバックシート12と、トッ プシート10をバックシート12に固定する接着剤13と、バックシート12に 固定され、取り外し可能な剥離ライナ22によって被覆されている接着剤の層2 1とを備えている。取り外し可能な剥離ライナ22及び関連した接着剤21は、 第1図および第2図のパンティライナに含めてもよい。第4図では、更に、接着 剤23が、吸収コア11をバックシート12に固定している。しかしながら、パ ンティライナは、このような要素の全てを含んだ実施例に限定されるものではな く、或いは付加的な要素を含んでいてもよい。 トップシート10は、液体透過性であり、パンティライナ9の使用時に、使用 者の皮膚に密接している。トップシート10は、第1図および第2図のトップシ ート2について述べたものと同様である。トップシート10の内側表面は、第1 図および第2図のパンティライナについて述べたように、吸収コア11に接触関 係をなして固定されている。トップシート10は好ましくは、第3図および第4 図に示されるように、吸収コア11を包んでおり、接着剤13によってバックシ ート12に固定されている。 再び第3図および第4図を参照すると、吸収コア11がトップシート10とバ ックシート12との間に位置決めされているのが分かる。吸収コア11は、第2 図に関連して述べたものと同様である。第3図は、接着剤15によって長さ方向 縁部のところで接合された2層のエアレイドセルロースティッシュ14によって 構成された吸収コアを示しており、その下方に、セルロースティッシュ16の層 を有して3層の吸収コアを形成している。第4図は、接着剤18によって長さ方 向縁部のところで接合された2層のエアレイドティッシュ17を示しており、エ アレイドティッシュに1層のセルロースティッシュ19が巻かれて3層の吸収コ アを形成している。 第1図〜第4図を参照すると、パンティライナは、液体不透過性のバックシー ト5、12を備えており、かくしてバックシートは、吸収コア4、11から出る 経血が使用者の身体や衣服を汚さないようにする。適当な材料には、液体をはじ くように処理されている織布及び不織布生地が含まれる。米国特許A−3881 489号および同A−398986号に記載されている、呼吸可能な、即ち蒸気 透過性の液体抵抗材料を使用してもよい。付加的な流体滲通保護が得られるので 、流体および蒸気不透過性の材料が好ましい。特に好ましい材料として、成形熱 可塑性フィルムがある。特に適当な材料は、厚さが約0.075ミル〜約1.2 5ミルのポリエチレンフィルムであり、1.0ミル厚のポリエチレンフィルムが 特に適当である。バックシート5、12は好ましくは、ポリエチレンのエンボス フィルム(24.4g/m2)である。 バックシート5、12の外側表面は、接着剤21で被覆してもよい。接着剤2 1は、パンティライナをパンティの股部分において固定するための手段となる。 このような目的に適した接着剤を使用することができるが、感圧接着剤が好まし い。適当な接着剤は、センチュリー・アドヒーシィブ社によって製造されている センチュリーA−305IV、及びナショナル・スターチ社によって製造されて いるインスタント・ロック34−2823である。また、パンティライナ1、9 を使用状態に置く前に、使用前に接着剤11が乾燥したりパンティの股部分以外 の面にくっついたりしないように、感圧接着剤21を取り外し可能な剥離ライナ 22で被覆すべきである。このような目的のため、適当な剥離ライナを使用する ことができ、このような剥離ライナは市販されている。適当な剥離ライナの非限 定的な例として、アクロジル社によって製造されているBL30MG−Aサイロ ックスE1/0、BL30MG−Aサイロックス4P/Oがある。剥離ライナは 好ましくは、厚さが約45μm(43.5g/m2)のシリコンペーパーである 。パンティライナをパンティの股部分に固定するのに、公知の他の手段を使用し てもよい。第3図および第4図は、接着剤21と、取り外し可能な剥離ライナ2 2とを備えた実施例を示している。 バックシート5、12は好ましくは、周知の固定手段(図示せず)によって、 吸収コア4、11に固定されている。適当な固定手段は、第2のトップシート3 を吸収コア4に固定するのに関連して上述したのと同じ手段である。 次に、体液を吸収するための物品がパンティライナ又は衛生ナプキンである例 を参照して、本発明を説明する。もちろん、他の吸収物品にも、臭気抑制物質を 組み込んでもよく、臭気抑制物質のパンティライナへの組み込みは、他の公知の 方法によって行ってもよく、臭気抑制物質は、本明細書に開示されたいずれのも のでもよい。 臭気抑制物質のパンティライナへの組み込は以下の例で使用されているパンテ ィライナは、P&G社によって販売されているオールウェーズ・コンフォート・ パンティライナ(オールウェーズは、登録商標である)である。製品の吸収コア を構成している内側のセルロースティッシュシートを、第2図に示されるように 、均一に分散された臭気抑制物質を含んだ2層のセルロースティッシュと交換し た。すると、パンティライナの構造全体が、再構成された。 臭気抑制物質(OCM)としてベントナイトクレーを含んだサンプルを上述の 方法によって準備した。 製品1は、パンティライナ当たり0.75gの量のディターカルG1F(イタ リアのリボルノのラビソア・シミカ・ミネラリアから入手できる粒状カルシウム ベントナイト)を含んでいる。製品2は、パンティライナ当たり0.75gの量 のAPベースクレイ(米国イリノイ州パラティンのABI社から入手できるナト リウムベントナイト)を含んでいる。基準例として、市販されているオールウェ ーズ・パンティライナ(オールウェーズは登録商標である)を修正しないで使用 した。 臭気抑制試験の規約 各試験は、以下に示される4つの別々の段階を備えている。 a)製品の委託 b)製品の返還と試験サンプルの準備 c)臭いをかぐ試験 d)データの統計的分析 各段階を以下により詳細に説明する。 a)臭気抑制の問題を有することに気づいている女性を選定した。選定した5 人の女性の各々に、匿名のバッグにそれぞれ包装した製品のサンプルを渡した。 各製品を7時間装着した。 b)使用済みの製品を約1cm深さのアルミニウムトレイに入れ、見えないよ うに有孔アルミニウムシートで覆い、同じ型式の別のトレイで覆い、臭いをかぐ 試験を行うまで裏返しにした。 c)臭いをかぐ試験は、予め換気された室内で5人の採点者によって行われた 。各採点者は、使用後の吸収物品の不快な臭いに対する感受性及び首尾一貫した やり方で臭気の不快さを採点する能力について予め選定した。各採点者は、−1 0(非常に不快)から5(非常に快適)に至る快適さの尺度を使用して、各製品 についてのサンプルの臭気を評価した。各製品についての快適さの値を、5つの 観測値(各製品につき、5人の採点者毎に1つのサンプル)の平均として得た。 d)次いで、試験によって得られた結果を、統計分析ソフトウェア(SAS) によって分析した。処理した製品と処理しない製品とが統計的に有意の差を示す ようにデータを処理した。この相違は、表において“有意の差”の欄で示されて おり、その結果は、著しく相違してはいない。有意の差の標準は、2種類のサン プル間のデータの比較のためのスチューデントの2つのt試験の標準である。p <0.05の値は、統計的に有意であるとみなされる。 結果 結果を次表に示す。 これらの結果は、ベントナイトクレーが基準値に対してかなりの臭気抑制効果 を有していることを示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,C Z,EE,FI,GE,HU,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LV,MD, MG,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,S G,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 体液と関連した臭気を減少させるため、臭気抑制物質が組み込まれた吸 収物品において、臭気抑制物質が、少なくとも50重量%、好ましくは少なくと も80重量%のベントナイトクレーを含んでいることを特徴とする吸収物品。 2. ベントナイトクレーが、唯一の臭気抑制物質であることを特徴とする請 求の範囲第1項に記載の吸収物品。 3. ベントナイトクレーが、カルシウムベントナイト又はナトリウムベント ナイトであることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載の吸収物品。 4. 吸収ゲル化材料を含んでいることを特徴とする請求の範囲第1項〜第3 項のいずれか1項に記載の吸収物品。 5. 衛生ナプキン、パンティライナ、使い捨ておむつ、失禁パッド、又はタ ンポンであることを特徴とする請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項に記載 の吸収物品。 6. パンティライナであることを特徴とする請求の範囲第1項〜第4項のい ずれか1項に記載の吸収物品。 7. 吸収物品当たり、0.25〜2.0gのベントナイトクレーを含むこと を特徴とする請求の範囲第6項に記載の吸収物品。 8. 吸収物品当たり、0.5〜1.5gのベントナイトクレーを含むことを 特徴とする請求の範囲第7項に記載の吸収物品。
JP8508892A 1994-08-31 1995-08-28 臭気抑制物質としてのベントナイト Pending JPH10508218A (ja)

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