JPH10502548A - 吸収材製品 - Google Patents
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- JPH10502548A JPH10502548A JP8504359A JP50435995A JPH10502548A JP H10502548 A JPH10502548 A JP H10502548A JP 8504359 A JP8504359 A JP 8504359A JP 50435995 A JP50435995 A JP 50435995A JP H10502548 A JPH10502548 A JP H10502548A
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Abstract
(57)【要約】
吸収材製品(1)は、後方の半分の部分(19)に比較的に大きな吸収材容量と、コア(3)の横断方向の中心線(15)とバックシート(26)の後方のウエスト縁部(34)との間に液体障壁装置(37)とを有する。よって、吸収材製品(1)の後方からの漏れは、低減され、この製品は、歩く幼児から大人までの範囲の寝たきりのユーザに特に適している。
Description
【発明の詳細な説明】
吸収材製品
発明の分野
本発明は、液体透過性トップシートと、液体不透過性バックシートと、トップ
シートとバックシートとの間に配置された吸収コアとを有し、バックシートは前
方ウエスト縁部及び後方ウエスト縁部とを有し、吸収コアは吸収材料層を有し、
吸収材料層は、2つの長手方向の縁部、前方の横断方向の縁部及び後方の横断方
向の縁部を有する周縁と、前方の横断方向の縁部及び後方の横断方向の縁部の間
の中間に配置された横断方向の中心線と、横断方向の中心線及び前方の横断方向
の縁部との間に配置された前方の半分の部分と、横断方向の中心線及び後方の横
断方向の縁部の間に配置された後方の半分の部分とを有する吸収材製品に関する
。
発明の背景
吸収材製品の技術において、吸収コアにおける増加したまたは減少した基礎重
量の領域及び密度を提供することによって吸収コアの吸収容量及び性能を最適化
するようにする努力がなされてきた。また、吸収材製品の周縁に向かってそれを
越える液体の浸透を低減するために障壁構造を提供することによって漏れを小さ
くする試みがなされて来た。
EP−A−052413号から、吸収材製品において、ウエスト縁部に沿った
液体の漏れは、トップシートとバックシート及び吸収材製品のウエスト端部との
間に配置された障壁シートを提供することによって防止することができることは
知られている。障壁シートは、ウエスト端部でコアに重なり、コアの横方向の縁
部から液体がしぼり出されることを防止する。
EP−A−376022号(ロバートソン)からエラストマー材料の単一部品
が吸収材製品の周縁からコアに向かって伸びる単一のウエストキャップまたはウ
エストバンドが知られている。エラストマー材料の1つの部品は、コアのウエス
ト端部でトップシートに重なるウエスト弾性体並びに直立障壁を提供する。
米国特許第4,695,278号(ローソン)から、足の領域に弾性直立障壁
カフを有する吸収材製品が知られている。
米国特許第4,795,454号(ドラグー)から、近位縁が吸収材製品に接
続されており、ガスケットカフに隣接して配置されている弾性直立障壁カフを有
する吸収材製品が知られている。液体透過性トップシートは、障壁カフの近位縁
の内側で終結している。液体透過性トップシートは、障壁カフの近位縁の内側で
終結している。シール装置は、障壁カフの下側に液体が浸透することを防止する
ために近位縁に沿って配置されている。
特許第EP−B−0304631号から、液体の側方の漏れを防止するために
、高温溶融接着剤で液体透過性トップシートの側方部分をコートし密封すること
は知られている。
米国特許第4,935,022号(ラッシュ)において、化学的に硬化された
セルロース繊維及び吸収ゲル化材料を有する下方収納層及び上方獲得/配分層を
有する吸収材構造が示されている。上方獲得/配分層は、下の収容層より大きい
表面積である。下方の収容層はインサートから形成され、下方層の吸収ゲル化材
料は約75%が吸収材構造の前方の2/3の部分に見いだされ、吸収ゲル化材料
の全体量の少なくとも55%が前方の半分の部分に見い出されるように上方の獲
得/配分層に対して配置される。
米国特許第4.685,915号(ハッセ)において、親水性繊維及び吸収ゲ
ル化材料から成るコアを有する吸収材製品が示されており、前記コアは、コアの
端部部分より高い平均密度と基礎重量を有する。高い平均密度及び基礎重量の領
域は、吸収材製品の中心または前方近傍に配置されている。
米国特許第4,834,735号(アレマニー)において、収容領域及び収納
領域より低い平均密度及び基礎重量の吸収材コアが示されている。コアは親水性
繊維と吸収材ゲル粒子との混合物から成る。獲得領域は吸収コアの前方に向かっ
て配置されている。
ヨーロッパ特許第EP−B−0330675号において、パルス動力スプレー
ガンを使用して吸収コアの水平方向またはx−y平面の特定の場所に吸収ゲル化
材料を導入することが示されている。
国際特許出願第WO91/11163号及びWO91/11165号において
、下方の収容層と、化学的に硬化されたセルロース繊維から成り、上方層は、吸
収ゲル化材料のない二重層が示されている。獲得配分層の面積は、下方の収容層
の面積の25%と100%との間であり、細長い形状が好ましい。大人の失禁製
品において、獲得配分層は、バックシートに関して吸収材製品の前方の2/3に
配置されている。
米国特許第4,411,660号(ダーン)において、吸収ゲル化材料から成
る層が繊維層の下に配置されている吸収材製品が示されている。吸収ゲル化材料
は、粒子、繊維またはフィルムの形であってもよい。
国際特許出願WO91/04724号において、比較的に狭いクロッチ部分か
ら比較的に広い後方部分に直線的に傾斜しているおむつコアが示されている。
特に失禁する大人において、ユーザが横たわっている位置(レイダウン位置)
で使用するとき吸収材製品の漏れる傾向が大きくなることが認められる。多量に
失禁する大人の大部分は、年配の婦人であり、これらの場合、これらの位置にお
いて、他の使用者に比較してしばしば漏れがある。
本発明の目的は、レイダウン位置において使用するとき漏れを小さくする吸収
材製品を提供することである。
本発明の他の目的は、寝ている状態の多い幼児から大人まで、特に婦人の使用
に適応される吸収材製品を提供することである。
本発明による吸収材製品は、吸収材構造の層の後方の半分の部分に配置された
吸収材材料の平均基礎容量は、前記層の前方の半分の部分に配置された吸収材材
料の基礎容量より大きい。バックシートの後方ウエスト縁部に漏れることを防止
するため層の中心線とバックシートの後方ウエスト縁部との間に液体障壁装置が
設けられている。
吸収材製品の平均基礎容量は、コアで使用されると共に吸収材材料のグラムご
とに得られる液体の量に関する吸収材材料の量及びタイプに依存する。平均基礎
容量は、失禁用吸収材製品の返済に関するドイツの“健康保険団体の医学奉仕”
によって確立された公式の方法に基づいたテスト方法によって測定される。この
テスト方法“PrufmethodNr1/93MDS−HI Teil 1”
は以下の本発明の詳細な説明に示されている。
吸収材製品の後方の半分の部分に吸収材材料の密度を高めることによって、レ
イダウン位置において使用するとき製品から尿が漏れることが防止される。着用
者のレイダウン位置において使用するとき、吸収材製品の後方の半分の部分がほ
ぼ水平方向の位置にあるので、この位置で排出される液体の大部分は、重力の影
響で及びユーザの体重の影響で後方の半分の部分に搬送される。
コアが飽和位置に達するとき、吸収コアの後方に収容された比較的に大量の液
体が、吸収コアの後方の横断縁から絞り出されるという結果が得られる。コアの
周囲から吸収された液体の漏れを防止するために、コアの後方の横断縁とバック
シートのウエスト縁部との間に障壁装置が配置されている。
後方の半分の部分で漏れが起こる他の要因は、吸収材製品のトップシートを介
して行われる。トップシートに沿った漏れを防止するために、障壁装置は、その
後方の半分の部分において、吸収コアの上部に配置される。このような障壁構造
の利点は、液体または他の液体または粘性のある液体がトップシートに沿って吸
収材コアの後方の横断方向の縁部に浸透することを防止することである。
本発明による吸収材製品の1つの実施例において、吸収材材料は、フラフパル
プ、レーヨン繊維または変形セルロース繊維のような親水性繊維から成るか、ま
たは米国特許第5,268,224号(デスマラス)に説明したようなフォーム
吸収材料から成る。吸収材コアの後方の半分の部分にこの種の吸収材材料をさら
に適用することによって、前方よりも後方で厚みが大きいいわゆるプロファイル
コアを形成することができる。別の例として、吸収材コアは、コアの密度が後方
の領域で最も高くなるように一様な厚みに圧縮される。
本発明による吸収材製品の他の実施例において、コアの吸収材材料は吸収ゲル
化材料を有する。吸収ゲル化材料は、繊維またはフォーム材料と混合することが
できる。別の例として、吸収材コアは、吸収ゲル材料のみから成るか、ヨーロッ
パ出願第93309614.1号に示されているような吸収ゲル化材料の層を有
する。
好ましくは、後方の半分の部分及び前方の半分の部分の吸収化ゲル材料の平均
的な基礎重量の比は1.1と3との間、好ましくは1.2と3との間、最も好ま
しくは1.3と3との間である。
前方の半分の部分及び後方の半分の部分の吸収ゲル化材料の平均基礎重量は、
1つの部分に存在する吸収ゲル化材料の全体重量を測定することによって、また
吸収ゲル化材料を配置する全体領域によってこの重量を分割することによって決
定される。吸収ゲル化材料の重量は、1つの部分の他の吸収材料から吸収ゲル化
材料を分離することによって決定される。吸収ゲル化材料を配置する領域は、ブ
ロモクレゾールのような吸収材コアに着色剤を適用することによって測定される
。着色領域は目の検査によって着色される。別の案として吸収材コアは、吸収ゲ
ル化材料の量及び場所を検出するためにx線に露出される。
障壁装置は、トップシートの下に配置された液体不透過性材料のストリップを
有する。このストリップは、コアの後方の横断方向の縁部に沿ってコアの一部に
重複し、密封ラインに沿ってバックシートに対して液密の方法で密封される。
別の案として障壁装置は、コアの後方の横断縁とバックシートの後方のウエス
ト縁部との間の接続ラインのような液体不透過性密封領域を有する。接続ライン
は1つののりのライン、米国特許第4,098,632号(スプラーゲ)に記載
されたような螺旋形ののりのライン、またはのりのビードから成る。別の案とし
て、トップシート及びバックシートの接続ラインは、例えば、クリンピングによ
ってトップシートをバックシートに溶融することによって形成される。
別の例として、障壁装置は、カフの遠位縁をトップシートから間隔を置くよう
に弾性装置を有する直立障壁カフを有する。他の実施例において、障壁装置は、
二重に重ねられてz形状の折曲げを形成するバックウエスト縁部に隣接したバッ
クシートの一部を有する。
バックウエスト領域の近傍に配置された吸収コア及び障壁装置の後方の半分の
部分の増大した平均基礎容量の組み合わせは、本発明による吸収材製品を基本的
に寝たきりのユーザに適用するようにする。
図面の詳細な説明
本発明を添付図面を参照して詳細に説明する。
第1図は、本発明による吸収材製品の正面図である。
第2図乃至第5図は、長手方向の中心線に沿って第1図の吸収材製品のコアの
断面図である。
第6図はバックシールドを有する吸収材製品の正面図である。
第7図は、長手方向中心線に沿った第6図の吸収材製品の断面図である。
第8図は、直立障壁カフを有する吸収材製品の正面図を示す。
第9図及び第10図は、長手方向の中心線に沿って第8図による吸収材製品の
断面図を示す。
第11図は、トップシートが密封領域のバックシートに接続される吸収材製品
の正面図を示す。
第12図及び第13図は、長手方向の中心線に沿った第11図の吸収材製品の
断面図を示す。
第14図は、液体透過性領域を有するトップシートを備えた吸収材製品の正面
図である。
第15図は、障壁装置として折り曲げウエスト部分を有する吸収材製品の部分
断面図を示す。
第16図及び第17図は、本発明による吸収材製品のコアであって、獲得配分
層を有するコアの長手方向の中心線に沿った断面図である。
第18図は、コアの平均基礎容量を測定する吸収コアの領域を概略的に示す図
面である。
第19図は、吸収材構造の平均基礎容量を測定する試験装置を示す図面である
。
第20図は、コアの後方の横断方向縁部を介する液体の流れを決定する試験装
置を示す図面である。
発明の詳細な説明
ここで使用する用語“吸収材製品”は、身体からの排泄物を吸収し収容する装
置、特に身体から排泄された種々の排泄物を吸収収容するために着用者の身体に
対してまたはその近位に配置される装置を言う。用語の“使い捨て”は、洗濯す
るか、または復元するか、または吸収材製品として再使用することを意図してい
ない吸収材製品を言う(すなわち、一回の使用の後に廃棄されるか、分解される
か、環境的に矛盾のない方法で廃棄される)。“一体”の吸収材製品は、別のホ
ルダまたはライナのような別の取り扱い部品を必要とすることのないように協働
した全体を形成するように一緒に一体化された別の部品を形成する。本発明の吸
収材製品の好ましい実施例は、第1図に示すような一体の使い捨て吸収材製品、
すなわちおむつである。ここに使用するような用語の“おむつ”は、歩行する幼
児及び失禁する者によって着用されるか、または着用者の下胴の周りに巻き付け
られる吸収材製品を言う。特に本発明は、約100と1000mlとの間の液体
、好ましくは300と1000mlとの間の液体を吸収することができる特に大
人用の失禁用製品に関する。しかしながら、また本発明は、失禁用パンツ、失禁
用下着、おむつホルダ及びライナ等のような他の吸収材製品にも適用可能である
。
第1図は吸収コア3を有する吸収材製品1を示す。吸収材コア3は、前方の横
断縁7と、後方の横断縁9及び2つの長手方向の側縁13,13′を有する周縁
5から成る。仮想の横断方向の中心線15が前方の横断縁7及び後方の横断縁9
の間の中間に配置されており、コア3を前方の半分の部分17及び後方の半分の
部分19に分割する。
本発明による吸収材製品の1つの実施例において、後方の半分の部分19の吸
収ゲル化材料の量は、前方の半分の部分17の吸収ゲル化材料の量よりも多い。
好ましくは、後方の半分の部分19における単位当たりの面積、すなわち平均基
礎重量当たりの吸収ゲル化材料の平均の量は、前方の半分の部分17よりも大き
い。
繊維またはフォーム吸収材料の平均基礎重力は、吸収コア3の後方の半分の部
分よりも大きい実施例は本発明の範囲内である。好ましくは、吸収ゲル化材料は
、コア3の後方の半分の部分におけるよりも高い。
第1図において、吸収材製品、またはおむつ1は、広がった状態で、収縮しな
い状態で(すなわち、弾性誘導収縮プルアウトの状態で)示され、製品の一部が
おむつ1の構造をさらにはっきりと示すように破断され、着用者に面するか、ま
たは接触するおむつ1の部分、内面が見るものに向いている。第1図に示すよう
に、おむつ1は液体透過性トップシート24と、トップシート24に結合された
液体不透過性バックシート26と、トップシート24とバックシート26との間
に配置された吸収材構造またはコア3と、弾性レグカフ32,32′と、弾性ウ
エスト特徴部34と、弾性ウエスト部34と、参照符号36で指定された固定装
置とを有する。
バックシート26は、前方のウエスト縁部35及び後方のウエスト縁部40と
を有する。液体障壁装置37は、コア3の横断方向の中心線15とバックシート
の後方のウエスト縁部40との間に配置されている。
第1図の実施例において、トップシート24及びバックシート26は、吸収コ
アの寸法よりも大きい長さ及び幅を有する。トップシート24及びバックシート
26は、吸収コア3の周縁5を越えて伸びている。トップシート24と、バック
シート26と、吸収コア3は種々の公知の形状に組み立てられ、好ましいおむつ
の構成は、1975年1月14日にケネス.B.ブエルに付与された“使い捨て
おむつの収縮可能な側方部分”と題された米国特許第3,860,003号及び
1991年6月13日にケネスB.ブエル等に付与された“予め配置された弾性
可撓性ヒンジを有する動的弾性ウエスト部を備えた吸収材製品”と題された米国
特許出願第07/715,152号に説明されており、この各々は、参照により
ここに組み込まれている。
吸収コア3は、圧縮可能で、柔軟で着用者の皮膚に対して刺激がなく、尿及び
他のある身体の排泄物のような液体を吸収し保持することができる吸収材装置で
ある。吸収コアは、広範な寸法及び形状(例えば、矩形、砂時計、T形状、非対
称等)で、またエアフェルトと称される細かくされた木のパルプのような使い捨
ておむつ及び他の吸収材製品に使用される。他の適当な吸収材材料の例は、クリ
ープ形成されたセルロースワッディングと、コフォームを含むメルトブローポリ
マーと、化学的に硬化され変形されたまたは架橋結合されたセルロース繊維、テ
ィッシュラップ及びティッシュ薄層を含むティッシュ、吸収材フォーム、吸収材
スポンジ、超吸収材ポリマー、吸収ゲル化材料または材料の等価材料または組み
合わせを含む。また、吸収材コアの形状及び構造は、変化する厚み領域と、親水
性勾配と、超吸収材勾配と、下方の平均密度及び下方の平均基礎重量獲得領域を
有するか、または1つまたはそれ以上の構造を有する)。しかしながら、吸収コ
ア3の全体の吸収性能は、おむつ1の設計内容及び用途によって変化する。本発
明による好ましい実施例において、吸収コアは、大人または少女によって使用さ
れ、100乃至1000mlの間の身体の液体を吸収することができる。さらに
、吸収コア3の寸法及び吸収性能は、幼児から大人まで変化する着用者に適応す
るように変する。吸収材コア3として使用される例示的な吸収材構造は、198
6年9月9日にワイズマン等に付与された“高密度吸収材構造”と題された米国
特許第4,610,678号、1987年6月16日にワイズマン等に付与され
た“二重層のコアを有する吸収材製品”と題された米国特許第4,673,40
2号、1989年12月19日にアングスタットに付与された“ダスティング層
を有する吸収材コア”と題された米国特許第4,888,231号、1989年
5月30日にアレマニーに付与された“低密度及び低い基礎重量獲得領域を有す
る高密度吸収部材”と題された米国特許第4,834,735号に示されている
。これらの特許の各々は、参照によりここに組み込まれている。吸収コア3の好
ましい実施例は、約60cmの長手方向の寸法L、約30cmの後方の横断方向
の縁部9、約20cmの横断方向の中央線に沿った幅を有する。
バックシート26は、吸収材コア3の下着面に隣接して配置され、好ましくは
この技術分野でよく知られているように取付装置(図示せず)によってそれに接
続されることが好ましい。例えば、バックシート26は、接着材の一様な連続層
、接着材のパターン化された層、分離したライン、螺旋または接着材の点の配列
によって吸収材コア3に固定される。十分に満足のゆく接着材はミネソタ州のセ
ントポールのH.Bヒューラ社によってHL−1256として市販されている。
取付装置は、1986年3月4日にミネトラ等に付与された“使い捨て排泄物収
容
下着”と題された米国特許第4,573,986号に示されるような接着材のフ
ィラメントの開放パターン網と、1975年10月7日にスプラーゲJrに付与
された米国特許第3,911,173号、1987年10月22日にツエッカー
等に付与された米国特許第4,785,996号、1989年6月27日にウエ
レニッツに付与された米国特許第4,842,666号に示されたような装置及
び方法によって示されるような螺旋パターンを有する。これらの特許の各々は、
参照によってここに組み込まれている。別の例として、取付装置は、熱結合、圧
力結合、超音波結合、または他の適当な装置またはこの技術分野で知られている
これらの取付装置の組み合わせを有する。
バックシート26は液体(例えば尿)に対して不透過性であり、薄いプラステ
ィックフィルムから製造することができるが、他の可撓性液体不透過性材料も使
用することができる。ここで使用する用語の“可撓性”は、柔軟で人間の身体の
全体形状及び輪郭に容易に適合する材料を言う。バックシート26は、吸収材コ
ア3に吸収され収容された排泄物がベッドシーツ及び下着のようなおむつ1に接
触する製品を濡らすことを防止する。バックシート26は、織物または不織布、
ポリエチレンまたはポリプロピレンの熱可塑性フィルムのようなポリマーフィル
ム、またはフィルムコート不織布のような複合材料を有する。好ましくは、バッ
クシートは、約0.012mm(0.5mil)乃至約0.051mm(2.0
mil)までの厚さを有する熱可塑性フィルムである。バックシートの特に好ま
しい材料は、INテレホーテのテレデルガー社によって製造されるようなRR8
21のブローンフィルム及びRR5475のキャストフィルムを含む。バックシ
ート26は、さらに布状の外観を呈するようにするためにエンボス加工及び/ま
たはマット仕上げされることが好ましい。さらにバックシート26は、吸収材コ
ア3から蒸気が逃げることができるようになっており(すなわち、ブリーザブル
)、排泄物がバックシート26を通って通過することが防止される。
トップシート24は、吸収材コア3の身体面に隣接して配置され、この技術分
野で公知の取付装置(図示せず)によってバックシートに結合されることが好ま
しい。バックシート26を吸収コア3に取り付けることに関して適当な取付装置
が示されている。ここに使用するような、用語の“結合”は、部材を他の部材に
直接固定することによって1つの部材を他の部材に固定する構成と、1つの部材
を他の部材に固定されている中間の部材に固定することによって他の部材に固定
する間接的に構成とを含む。本発明の好ましい実施例において、トップシート2
4及びバックシート26はおむつの周縁で互いに直接結合され、取付装置(図示
せず)によって吸収材コア3にそれらを直接結合することによって間接的に一緒
に結合される。
トップシート24は、柔軟で柔らかい感じで、着用者の皮膚に刺激がない。さ
らにトップシート24は、液体(例えば尿)をその厚みを容易に浸透することが
できるように液体透過性である。適当なトップシートは、多孔性フォーム、レチ
キュレートフォーム、有孔性プラスティックフィルム天然繊維(例えば、木また
は木綿繊維)の織物または不織ウエブ、合成繊維(例えば、ポリエステルまたは
ポリプロピレン繊維)または天然及び合成繊維の組み合わせのような広範な材料
から製造される。好ましくは、トップシート24は、吸収コア3に収容された液
体から着用者の皮膚を隔離するために疎水性材料で製造される。疎水性材料は親
水性コーティングを有していてもよい。トップシート24を製造するために多数
の製造技術がある。例えば、トップシート24は、スパンボンド、カード、ウエ
ットレイド、メルトブローヒドロエンタングル加工された上述した組み合わせの
不織布である。好ましいトップシートは、繊維技術の当業者でよく知られた装置
によってカード加工されるか、熱結合される。好ましいトップシートは、商品名
P−8としてマサチューセッツ州ワルポールのインターナショナル製紙会社の一
部門のベラティック社によって製造されるようなステープル長のポリプロピレン
繊維から成る。
またおむつ1は、液体及び他の身体の排泄物の収容を改良するために弾性レグ
カフ32,32′を有する。各弾性レグカフ32は、足の領域で身体の排泄物の
漏れを小さくするためにいくつかの異なる実施例を有する。(レグカフは、たび
たびレグバンド、サイドフラップ、障壁カフまたは弾性カフと称される。)米国
特許第3,860,003号は、弾性レグカフ(ハスケットカフ)を形成するた
めにサイドフラップ及び1つまたはそれ以上の弾性部材を有する収縮可能な足開
口部を形成する使い捨ておむつを示している。1990年3月1日にアジズ等に
付与された“弾性フラップを有する使い捨て吸収材製品”と題された米国特許第
4,909,803号は、足領域の収容を改良するために“直立弾性フラップ”
(障壁カフ)を有する使い捨ておむつを示している。1987年9月22日にロ
ーソンに付与された“二重のカフを有する吸収材製品”と題された米国特許第4
,695,278号は、ガスケットカフ及び障壁カフを有する二重カフを有する
使い捨ておむつを示す。
好ましくは、おむつ1は、適合と収納を行う弾性ウエスト部材34を有する。
弾性ウエスト部34は、着用者のウエストに動的に適合するように弾性的に拡張
及び収縮するようになっているおむつ1の一部分または領域である。弾性ウエス
ト部分34は、吸収コア3のウエスト縁部の少なくとも一方から長手方向外側に
伸びており、おむつ1のウエスト領域56または58の一方の少なくとも一部分
を形成する。使い捨ておむつは1つが第1のウエスト領域に1つが第2のウエス
ト領域い配置されるように2つの弾性ウエスト部を有するように構成されるが、
1つの弾性ウエスト部を有するように構成することができる。さらに、弾性ウエ
スト部またはその構成部材は、おむつ1の固定される別の部材を有し、弾性ウエ
スト部34は、バックシート26またはトップシート24、好ましくはバックシ
ート26及びトップシート24の双方のようなおむつの他の部材の延長部として
構成されることが好ましい。
弾性ウエストバンド34は、1985年5月7日にキービト等に付与された米
国特許第4,515,595号及び米国特許出願第07/715,152号に示
されたものを含む多数の異なる形状で製造され、これらの参考例の各々は参照に
よってここに組み込まれている。
またおむつ1は、着用者におむつを維持するようにおむつの円周の周りに側方
の張力が維持されるように第1のウエスト領域56及び第2のウエスト領域58
を重複した形状で維持する側方閉鎖体を形成する固定装置36を有する。例示と
しての固定装置は、1989年7月11日にスクリップに付与された“改良され
た固定装置を有する使い捨ておむつ”と題された米国特許第4,846,815
号、1990年1月16日にネステガードに付与された“改良されたフック固定
部分を有する使い捨ておむつ”と題された米国特許第4,894,060号、1
990年8月7日にバトレルに付与された“圧力感応接着材固定具及びその製造
方法”と題された米国特許第4,946,527号、1974年11月19日に
ブエルに付与された“使い捨ておむつのテープ固定装置”と題された米国特許第
3,848,594号、1987年5月5日にヒロツ等に付与された“吸収材製
品”と題された米国特許第B14,662,875号及び米国特許出願第07/
715,152号に示されており、これらの各々は参照によりここに組み込まれ
ている。
第2図は、長手方向の中心ライン16に沿ったコア3の断面図である。コア3
の内部で等しい長さの4つの部分13a,13b,13c及び13dを有するコ
アを考慮することができ、コアの厚みは各部分において異なる。第2図の実施例
において、コア3は、一様な厚みのフラフパルプから成る。部分13aの厚みは
、約7mmである。部分13bの厚みは約10mmであり、部分13cの厚みは
約8mmであり、部分13bの厚みは約5mmである。コア3の後方の半分の部
分
及び前方の半分の部分を形成する組み合わせ部分13c及び13dを形成する組
み合わせ部分13a及び13bの繊維の基礎重量は、約1.3である。
コア3は、セルロース繊維、クリンプポリマー繊維のような合成繊維、米国特
許第5,268,224号(デスマラス)に示されたような合成及びセルロース
繊維または吸収材フォーム材料の混合物を有する。第2図に示すようなコア3の
厚みはカレンダリングによって一様に形成することができる。これは第3図に示
される。第3図のコア3は後方の半分の部分に比較的に高密度の部分13a,1
3bを有し、前方の半分の部分13c,13dに比較的に低密度の部分を有する
。前方及び後方の半分の部分の繊維またはフォーム吸収材料の密度は、0.1乃
至1g/cm3の範囲である。各部分の密度は、一様な厚みにカレンダ加工する
前の厚みに正比例する。後方の半分の部分の繊維の増大した厚みは、小さい内側
の繊維の毛管が後半の半分の部分において、液体に対して大きな吸引を行う。
第4図及び第5図におけるコア3は、液体に接触してヒドロゲルを形成する水
に溶けない吸収ゲル材料を有する。このような材料は、米国特許第Re32,6
49号に詳細に説明されており、それら自身の重量の少なくとも20倍の液体を
吸収することができる。ヒドロゲル材料は、10マイクロメータ乃至2000マ
イクロメータの範囲の特定の形態であるか、またはフレーク、繊維またはシート
の形をしている。米国特許第5,102,597号(ロウ)に示されるように内
側の一部が架橋結合されたアグレゲーツから成る。第4図のコア3は、下方の層
63を有し、これは吸収ゲル化材料がないか、または特許EP−A−05677
38号に示されているような小さい寸法の吸収ゲル化材料粒子または吸収材ゲル
材料粒子を有する。下層63は、上層64に吸収ゲル材料粒子を含むように、吸
収ゲル化材料粒子がバックシートに接触することを防止するように、またバック
シートに不規則性(いわゆる“ポックマーキング”)を形成するように及び吸収
ゲル化材料がバックシートに穴を空けることを防止するように作用する。
第4図の吸収コアにおいて、吸収ゲル材料は、層64の各領域13a乃至13
dの厚みWを通って一様に拡散される。しかしながら、吸収ゲル化材料は、コア
3の層の厚みを通って異なる濃度で存在し、着用者から最も離れたコアの部分(
層63に最も接近して配置された層64の部分)が最も高い。いわゆる吸収ゲル
化材料“勾配”を有するこのようなコアは特許第EP−A−0198643(デ
ュンク)に詳細に説明されている。
第4図の実施例において、部分13aの吸収ゲル化材料の基礎重量は、約0.
012g/cm2であり、部分13cの基礎重量は、約0.012g/cm2であ
り、部分13dの基礎重量は、約0.008g/cm2である。好ましい実施例
において、部分13aは、層64に存在する吸収材材料の全体量で約25%及び
部分13bは、約35%を含む。部分13cは、層64の吸収ゲル材料の全体量
の約25%及び部分13dが約5%を含む。
好ましくは、吸収ゲル化材料は“高度のゲル強度”材料である。高度のゲル強
度吸収ゲル化材料の粒子は、繊維材料の毛管空所空隙に流れ込んで望ましくない
ゲルブロックが生じないように、濡れたときに比較的にほとんど変形を生じない
。適当な吸収ゲル化材料は、4×10-7cm3/s/gより大きいゲル層浸透値(G
LP)を有する。GLP値は、ヨーロッパ特許出願第93309614.1に示
されるような方法によって測定することができる。
第4図の実施例において、繊維またはフォーム吸収材料の基礎重量は、層64
の部分13a乃至13dにおいて等しい。繊維またはフォーム吸収材材料の基礎
重量は、通常約0.05g/m2である。しかしながら、各部分13a乃至13
dにおいて吸収ゲル化材料の変化する基礎材料に加えて、繊維またはフォーム吸
収材料の基礎材料は、第5図に示すように各領域13a乃至13dで変化する。
第5図に示すようなコア3は、一様な厚みまでカレンダ加工される。
第6図は、障壁装置34が材料38のストリップ“バックシールド”と称する
によって形成される吸収材製品1の実施例を示す。ストリップ38はコア3の後
方の横断方向の縁部9に沿ってトップシート24の下になる。第7図は、長手方
向の中心線16に沿った第6図の製品の断面図を示す。材料38のストリップは
、ポリエチレンフィルムのような液体不透過性材料であるが、疎水性の不織布に
よって形成することができる。ストリップ38は、密封ライン42に沿ってバッ
クシート26に接続され、これは、溶融結合、のりのライン螺旋または超音波結
合によって形成される。ストリップ38は、コアの後方の横断方向の縁部9から
バックシート26の後方のウエスト縁部40への漏れを防止する。他の実施例に
おいて、ストリップ38は、トップシート24の上部に配置されている。
第8図は、障壁装置37が弾性直立障壁カフ39によって形成される吸収材製
品1を示す。障壁カフ39は、材料のストリップ44を有し、このストリップ4
4は、液体不透過性であるか、またはスパンボンド加工されたポリプロピレン繊
維のような空気透過性不織布によって形成される。障壁カフ39は、密封ライン
42に沿って吸収材製品1に密封するように接続された近位縁41を備えている
。さらに障壁カフ39は、密封領域43,43′において製品1に接続される。
障壁カフ39の遠位縁45は、弾性材料を有し、例えば、予め伸長した方法で遠
位縁に適用される。弾性材料46の収縮は、遠位縁45をトップシート24から
離すように間隔を空ける。障壁カフ39の反転は、密封領域43,43′によっ
て防止され、これは吸収材製品に対してカフの側方を固定する。
第9図及び第10図は、長手方向の中心線に沿って第8図の吸収材製品の断面
図を示す。第9図に示すような障壁カフ39は、コア3の後方の横断方向の縁部
9とバックシート26のバックウエスト縁部40との間に配置される。カフ39
の近位縁は、バックシートに密封可能に接続されている。カフ39は、コア3の
後方の横断方向の縁部9からバックシートの後方のウエスト縁部40まで液体が
漏れることを防止するだけではなく、トップシート24に沿って後方ウエスト縁
部40に沿って浸透する液体または固体の排泄物に対する障壁を形成する。
第10図の吸収材製品において、障壁カフ39は、トップシート24の上部に
配置されている。コア3に収容されている液体は、障壁カフ39の下側を通過す
ることができるが、カフ39は、液体または固体の排泄物から後方のウエスト縁
部40を隔離する。液体及び固体の排泄物、例えば、迅速に排泄される大量の液
体またはコア3によっては迅速に取り出すことができない粘性のある排泄物コア
によっては直接には吸収されない。障壁カフ39に加えて、追加の密封ラインま
たは後方のウエストシールドは、バックシート26の後方のウエスト縁部40と
コア3の後方の横断方向の縁部9との間に配置されている。
第11図の吸収材製品において、障壁装置37は、トップシート24が液密の
方法でバックシート26に密封される密封領域43によって形成される。第12
図に示すように、障壁装置は、クリンプ加工によってトップシート24がバック
シート26に結合される領域43を有する。別の案として、弾性ウエストバンド
47は、障壁装置に設けられ、トップシート24は、弾性ウエストバンド47を
介してバックシート26に接続される。これは第13図に示されている。
第14図は、トップシート24が一点鎖線で示された吸収コア3上に配置され
た液体透過性領域48を有する吸収材製品を示す。領域48の外側でトップシー
トは液体不透過性であり、トップシートの周縁に沿ってバックシート26に接続
されている。バックシート26の周縁にトップシート24の周縁を密封接続する
のに加えて、密封領域43が後方の横断方向の縁部9と後方のウエスト縁部40
との間にあるが、この密封領域は、削除される。トップシートは、フィルムかま
たは繊維の薄層及びフィルムから成り、中央の領域48で一部が有孔性である。
このようなトップシートの適当な材料は、例えば、プロクタ&ギャンブル社によ
って製造されるALWAYSパンティライナに使用されるようなトップシートで
ある。別の例として、液体透過性領域48の外側のトップシートの内外面に疎水
性または液体不透過性コーティングが適用される。
第15図は、バックシート26の後方ウエスト部分が内側に折曲部分55に折
り曲げられる実施例を示す。後方ウエスト部分は、第1の部分51を有し、第1
の部分は、トップシート24の内側に折り曲げられ、超音波結合、溶融点結合ま
たは接着材接続である固定装置54によってトップシートに取り付けられる。バ
ックシート26の後方ウエスト部分52は、折曲線53に沿って外側に折り曲げ
られ、部分51上に二重に重なった状態でのりづけされる。
第16図において、コア3の層64の上部に配置された獲得/配分層69を有
する吸収コア3の実施例が示されている。獲得/吸収層は、液体の大きな噴出を
迅速に収集し、これらの液体が下の層64に吸収されるまで着用者の身体からこ
れらを隔離するように作用する。獲得/分配層は、0.03と0.13g/cm3
との間が好ましく、基礎重量は、取り出すべき液体の量に依存して100乃至
500g/m2である。獲得/配分層69の好ましい材料は、第EP−A−04
29112号(ヘロン)、米国特許第4,898,642号(モーア)、及び米
国特許第4,889,597号(バーボン)に示されているような化学的に硬化
されたセルロース材料である。さらに有効な獲得/配分層は、08/141,1
56号及びEP−A−513148号に示されているような熱結合合成繊維の開
放網を有する。
獲得/分配層69の重要な特性は、たとえ濡れているときでも液体を吸収する
十分な空所容量を維持する能力である。層69の繊維は、圧縮されたときに濡れ
た状態でつぶれないように十分な弾性を有しなければならない。少なくとも5c
m3g-1のウエット圧縮性及び少なくとも10g,g-1のドリップ性能が獲得配
分層69に有効に使用することができる。
ウエット圧縮性及びドリップ性能は以下に説明するテストによって測定するこ
とができる。すべての試験は、約23±2℃の温度及び50±10%の相対湿度
で行われる。試験方法で使用する特別の合成尿は、よく知られているJayco SynU
rineであり、ペンシルバニヤ州のキャンプヒルのJayco 薬品会社から市販されて
いる。合成尿の公式は、2.0gのKCl;2.0g/1;NA2SO4;0.8
5g/lの(NH4)H2PO4;0.15g/lの(NH4)H2PO4;0.19
g/lのCaCl2;0.23g/lのMgCl2である。これらの化学物質のす
べては、試薬グレードである。合成尿のpHは、6.0乃至6.4の範囲である
。ウエット圧縮性及びドリップ試験のサンプルパッド準備
サンプルパッドは、フラフの一貫性のある一様なレイダウンを提供する以下に
説明するようなタイプのパッド製造機械または等価機械を使用して準備される。
ドライフラフ(または等価材料、例えば化学的に架橋結合されたセルロース)の
4つの30gの部分が計測される。フラフをその上に保持しながら、空気がそれ
を通り抜けるに十分な孔を有する組織のプライは、36.8cm×36.8cm
(14,5″×14.5″)まで切断され、エアレイドフェルトパッドマーカ機
械のスクリーンを形成する際に均一に配置される。組織は、形成スクリーンを完
全にカバーし、フラフが逃げることを防止するためにその側面が上方に湾曲され
る。ティッシュは、パッドの底部を形成する。真空室モータ及びパッド製造機械
に供給される圧縮空気はオンされる。フラフの1つの30gの部分がサンプル室
に付与され、サンプルフィードを介して機械の羽根を妨げることなく小さい量で
パッド製造機械のサンプル室に付加される。圧縮空気がプレクシガラスシリンダ
及びプリズムコラムを介して形成スクリーンに繊維の分離及び通過を促進するた
めに室内で活発に循環される。
真空はターンオフされ、成形スクリーンがパッドマーカ機械から引き出され、
時計方向に1/4回転回転される。フラフの他の30gの部分が機械の室に付加
され、上述した手順が繰り返される。4つの部分がすべて形成スクリーンに転送
されるまで同じ方法でフラフが付加される。形成スクリーン及びその上に形成さ
れたパッドがパッドマーカ機械から除去され、パッドはカードボード部分または
同様の円滑な平面に注意深く転送される。組織の第2の層がパッドの上部に付加
され、カードボードの第2の部分がその上部に配置される。
約16.3kg(36lbs)の重量を有する約35.6cm×35.6cm
×2.5cm(14″×14″×1″)の寸法を有するスチールウエイトはパッ
ドが必要になるまで、ほぼ120秒またはそれ以上にわたってパッドの上部に配
置される。ついて、スチールウエイトが除去され、パッドはパッドの完全性を改
良するために大きなカーバプレスに約4,500kg(10,000lbs)の
力の適用によって押される。ついで、パッドはプレスから除去され、30.5c
m×30.5cm(12″×12″)の寸法を有するようにペーパカッタで修正
され、さらにそれを使用する特別の試験によって要求される寸法に切断される。
サンプルパッドを形成するパッド製造機械の使用は、制限することを意図する
ものではない。一貫性のある一様なフラフのレイダウンが達成される限り、適当
な方法を使用することができ、これは、上述したような同じ密度及び基礎重量を
有するパッドを与えるために上述した状態の下に圧縮される。ウエット圧縮性テスト
このテストは、濡れたときに変化する負荷条件の下に繊維材料のパッドの容量
を測定するように構成される。この目的は、負荷の下に維持される容量を測定す
ることによって負荷に対する繊維材料の抵抗を測定することである。
フラフ試験パッドは、上述したように準備される。パッドの表面に存在する組
織が除去される。パッドは、カーバラボラトリプレスを使用してパッド完全性の
理由において3.6kg/cm2(51psi)の負荷の下に密度を高められる
。パッドの厚さが測定され、パッドの密度は(パッドの重量/パッドの厚さ×パ
ッ
ド面積)によって計算される。
パッドの乾燥重量が10倍され、これは負荷時の目標濡れ重量を表す。乾燥パ
ッドは、0.01gの感度を有する上方の負荷バランスに転送される。合成の尿
が負荷バランスによって測定される目標濡れ重量が達成されるまでパッド上にゆ
っくり拡散する。濡れパッドは、バッキー構成の圧縮性テスターの表面に注意深
く転送され、パッドと同じ面積(約10.2cm×10.2cm)を有し、77
g/cm2(1.1psi)の圧力に対応する重量がパッド上に降下される。パ
ッドは負荷の下で平衡をとることができるように60秒間そのままとされ、圧縮
パッドの厚さは、カリパを使用して記録される。
ウエット圧縮性は、乾燥フラフのグラム当たりの空所容量であり、次のように
計算される:
空所容量(cm3)=全容積−繊維容積=(負荷の下のパッドの厚さ(cm)
×パッド面積(cm2))−(パッド乾燥重量(g)/繊維密度(gcm3)
ウエット圧縮性=空所容量/グラム=[(負荷の下のパッドの厚さ(cm)×
パッド面積(cm2))−(パッド乾燥重量(g)/繊維密度(gcm-3)]÷
パッド乾燥重量(g)
ここで繊維密度は、最初のパッド重量及び厚さの測定値(すなわち、負荷が加
わらない状態で)から計算される。ドリップ性能試験
上述したように準備されたサンプルパッドは、寸法7.5cm×7.5cmの
寸法にペーパーカッタで切断される。パッドは重量が計測され、ドリップトレイ
上に配置された大きなメッシュワイヤスクリーンの上に配置される。全体の装置
は、トップ負荷バランスに取り付けられる。
合成尿がポンプを介して5±0.25ml/sの量でサンプルパッドの中央に
ポンプ(米国のコールパーマーインスツルメンツ社によって販売されているよう
なモデル7520−00)を介して導入される。パッドの底部を介してのドリッ
プトレイへの合成尿の最初の一滴を放出する時間が記録される。このポンプはこ
れが起こると、すぐに停止される。記録された時間及び供給量が、飽和に達した
とき、すなわちサンプルが滴下をスタートしたときサンプルによって吸収された
合成尿の量を計算するために使用される。負荷バランスはこれを周期的にチェッ
クし、合成尿を配給するポンプにおける変化を最小限にするために使用される。
これはドリップ性能として知られ、比として与えられる。
{飽和時にサンプルパッドによって保持された尿(ml)}/{サンプルの乾
燥重量(g)}
第16図及び第17図の実施例において、獲得/配分層69は、ほぼ矩形の形
状であり、後縁73と前縁75とを有する。獲得/配分層69の後縁73と横断
面の中心線61との間の距離は、前縁75と横断面の中心線67との間の距離よ
りも大きい。不規則な形状の獲得/配分層69において、コア3の後方の縁部9
と横断方向の中心線15との間に配置された獲得/配分層69の部分の表面積は
、横断方向の中心線15とコア3の前縁7との間に配置された獲得/配分層69
の表面積より大きい。好ましくは、吸収コア3の後方の半分の部分に配置された
獲得配分層の前方の半分の部分に配置された獲得配分層の吸収材料の全体重量の
比は1.1と3との間である。
第17図の実施例において、吸収ゲル化材料の特別層71は、獲得配分層69
の下に配置されている。吸収ゲル化材料の層は、層69から迅速に排出するよう
に作用し、その結果、液体の次の放出のために準備をし、着用者の皮膚に隣接し
た乾燥したバッファを維持する。
上述したような高度なゲル強度の吸収ゲル化材料は、層71で使用するために
適している。なぜならば、それらは、ゲルブロックの逆効果を有することなく液
体が下の層に通過する比較的開放した構造を有するからである。層71の吸収ゲ
ル材料は、層64の上方部分の繊維と混合され、EP−B−0330675に説
明されているような粉末スプレーノズルを使用して層64の繊維のエアレイの間
にこの層に導入される。
別の例として、層71は、層64の繊維またはフォーム吸収材料と混合しない
吸収ゲル材料の層を有する。吸収ゲル化材料のこのような層は、米国特許第4,
600,456号(クレーマ)に示されたような接着材または摩擦力によって組
織に接続されるか、ゆるい吸収ゲル化材料の粒子の単一層を含んでいてもよい。
別の案としては、層71は、米国特許第5,102,597号(ロウ)及び第5
,180,622号(ベルグ)に示すような多孔性マクロスコープ集合体を形成
する。
層71が吸収ゲル化材料のほぼ純粋な層を含むとき、層71が液体に対して透
過性のままであることが重要である。少なくとも4×10-7cm3/s/gのゲル層
の浸透性を有する吸収ゲル化材料は、層71で使用されることが分かった。GL
P値は、濡れたときでも浸透性構造を維持し、吸収ゲル化材料を通って液体が搬
送することができる能力を表す。GLP値を測定する試験は、ヨーロッパ出願第
93309614.1.で詳細に説明されている。別の案としては、吸収ゲル化
材料は、5kPa(0.7psi)の閉塞圧力で少なくとも23g/gの圧力値
(AAP)に対する吸収材を有する。AAP値を測定するテストは、ヨーロッパ
特許出願第93909614.1.に説明されている。
第17図の実施例の吸収ゲル化材料の重量を決定するために、前方の半分の部
分及び後方の半分の部分17及び19において、各部分の吸収ゲル化材料の全体
重量は、双方の層71及び64に存在する吸収ゲル化材料を有する。領域13a
及び13bの各々は、コア3の吸収材の重量の約20%を含み、領域13c及び
13dは、層64及び71の吸収ゲル化材料の全体重量の30%を含む。層71
の吸収ゲル化材料は、層64の吸収ゲル化材料と化学的または物理的または物理
的特性を有する必要はなく、例えば、遅い吸収速度または圧力下での小さい吸収
性を有する。
次の例において、高度の基礎容量を有する後方の半分の部分を有する吸収コア
を有する製品のリウエット(rewet)特性が決定され、同様な製品のリウエ
ット特性と比較され、これらの製品は、後方の半分の部分に吸収ゲル化材料が配
置されていない。その後、液体障壁装置の効果は、ランオフテストで測定される
。リウエット試験及びランオフ試験を以下に説明する。平均基礎容量
平均基礎容量試験は、第18図に示したような吸収コアの中央領域6a乃至6
fの吸収材材料のグラム毎に吸収された液体の量を測定する。
収材製品は、表面に広げられて前方の横断方向の縁部7と後方の横断方向の縁部
9との間の中間に配置され、前記吸収コアを前方の半分の部分7と後方の半分の
部分9に横断方向の中心線15がマークされる。同様に長手方向の中心線16が
マークされる。各々が100×100mmの寸法の全体で6つの試験サンプルに
ラベルが付されて第18図に詳細に示すように吸収材製品から切断される。小さ
い製品の寸法の場合、サンプルの数を低減することができる。多くの場合、サン
プルが横断方向の中心線15の周りで対称的に取られる。
通常、各サンプル6a乃至6bは不織布のトップシート24と水の不透過性バ
ックシート26すなわち外側の材料との間に配置されそれによって収容された吸
収材材料から成る。サンプル6a乃至6fは、横断方向の中央線の上下で横断方
向の中央線の周りで対称的である。ラベルのついたサンプルはダイ及びラボラト
リカッタの補助で除去され、0.05グラムの精度までラボラトリバランスで計
量される。各サンプルにおいて、乾燥重量Wiが記録される。
第19図に示すように水不透過性バックシート26すなわち、バッキング材料
が上方に配置されるようにサンプルが金属メッシュバスケット81内に1回に1
つづつ配置される。パースペックスプレート82がサンプルの上に配置され、金
属メッシュバスケット81がサンプル及びパーペックスプレート82が20分間
の間に完全に浸かるようにJayco合成尿内に浸かる。20分間の後に、サン
プルを含むバスケットが直に除去され、余分の試験溶液が容易に流れ出すように
スタンドに配置される。直ぐに、10kgの重りが、100g/cm2の圧力が
サンプルに加わるように2分間にわたってサンプルの上部にあるパースペックス
プレートの上部に配置される。2分後に、重りとパースペックスプレートが直に
外され、サンプルが直に計量される。液体が負荷された各サンプルの重りWli
が記録される。
前方の半分の部分の平均基礎容量(g,g)は、:
同様に、平均基礎容量はサンプル6a,6b,6cの基礎の後半の半分の部分
で決定される。リウエット試験
リウエット試験において、コアの内側に液体を保持する吸収材製品の能力が測
定される。リウエット試験において、吸収材おむつが選択され計量され、弾性部
材がその平坦な位置で製品が広がることができるように半分に切断されるか、ま
たは除去される。試験溶液を適用する前方及び後方の負荷点は、吸収材製品に明
確にマークされる。前方の負荷点が、前方の横断方向の縁部7から横断方向の中
心線15に向かって内側に10cmの距離に長手方向の中心線16に配置される
。後方の負荷点は、横断方向の中心線15に向かって内側の後方の横断方向の縁
部
9から15cmの場所に長手方向の中心線16に配置される。
別の試験において、前方または後方の負荷点のいずれかが、選択され上述した
ような化学成分のJayco合成尿の240mlの使用中の状態での通常の容積
は、17ml/秒の流量で負荷点に滴下される。
16cmの直径で50g/cm2の負荷圧力を及ぼす10Kgの円形の重りが
、30分の間隔で負荷点の中央に配置される。30分後に、重りが注意深く除去
され乾燥される。予め計量されたフィルタペーパー(イートンダイクマン631
,Nr5)の8つの層が負荷点の中央に直ぐに配置され、おくれることなくゆっ
くりと正確に30秒間にわたってフィルタペーパーに下降される。30秒経過し
た後、重りと紙が直ぐに外され、フィルタ紙の重りの差が第1のリウエット値と
して記録される。予め計量されたフィルタペーパー(イートンダイクマン631
,Nr5)の8つの層の第2の組が負荷点の中央に直ぐに配置され、おくれるこ
となくゆっくりと正確に30秒間にわたってフィルタペーパーに下降される。3
0秒経過した後、重りと紙が直ぐに外され、フィルタ紙の重りの差が第2のリウ
エット値として記録される。全体のリウエットは、2つの個々の値の合計、すな
わち、リウエット=1st+2ndリウエット値である。ランオフ試験
ランオフ試験方法は第7図及び第8図に示すようなバックシールド38のよう
な障壁装置の効果を試験するために使用される。この試験は、大きいかまたは繰
り返し負荷される製品の後方の半分の部分に配置された吸収材材料が、漏れに対
して負荷が飽和した夜間または寝た状態で起こる失禁状態を模擬している。この
ような漏れの機構は、(身体の動きを介して)圧力延伸または簡単な毛管動作を
介しており、それによって、コア領域内に適切に保持されていない尿はユーザの
衣服またはベッドシーツによって吸収される。
このテストは、第20図に詳細に説明されている装置を使用することによって
行われる。吸収材製品が選択され、作動面に製品を平坦に配置することを容易に
するために足の弾性体が切断されるか除去される。コア3の後方の横断縁部9か
ら10cmの距離で製品の長手方向の中心線16に沿って配置された負荷点85
が吸収材製品にマークされる。
次に、吸収材試験製品1は、平坦に置かれ、支持体83に固定され、この支持
体83は、プラットフォーム84に対して45%の角度で調整可能な高さのプラ
ットフォーム84に取り付けられている。プロクタ&ギャンブル社によって製造
された二重になった(150cm×12.5cm)のBOUNTYティッシュの
10枚のシートのスタック86は、コア3の後方の横断方向の縁部9から8mm
の距離で吸収材製品1の後方のウエスト領域58に配置される。上述したように
成分のJayco合成尿の250mlの容量は、分与フラスコ87に入れられる
。合成尿の全体の250mlの尿が1つの重い負荷噴出をシミュレートするよう
に40ml/分の流量で負荷点85上の5mmの高さから試験製品に配分される
。
吸収コア3によって利用可能な時間の間に適当に獲得され吸収されない合成尿
は、重力及び/または毛管作用とが組み合わされた力によって押し出され、吸収
タオル86のスタックによって収集され、ウエストシールド38によって閉じ込
められる。ティッシュ86は、噴出が中止された後5分経過した前後、計量され
る。この差がランオフとして記録される。比較例1
この例において、3つの失禁ブリーフ、またはおむつが前方及び後方の半分の
部分で濡れ、リウエット値が各部分で測定される。各サンプルの後方の半分の部
分及び前方の半分の部分のこの平均基礎重量は、上述した方法によって決定され
た。それらのサンプルはそれらの寸法及び性能に関して同様であり、大人の多量
の失禁に悩むものについて使用する際に吸収材製品を代表する。次の3つの製品
が比較される。
1)ユーザの寸法のグループが“中間”において、本発明による吸収材コアを
有する失禁用パンツ。
2)1)と同一ではあるが、後方の半分の部分より前方の半分の部分において
さらに吸収ゲル化材料を有する吸収材コア。
3)ユーザ寸法グループ“中間”商品名テナスリップスーパーの名の下で販売
されている市販の失禁用ブリーフ(No.711200製造者M lniyck
eAB)
上述した製品のリウエットテスト及び吸収材性能の値の結果は以下の表1に表
される。
表1において、後方の半分の部分において大量の吸収ゲル化材料及び大きな平
均基礎容量を有するサンプル1において、後方の半分の部分のリウエットがサン
プル2及び3のリウエットに比較して約ファクタ10だけ小さいことが分かる。
後方の半分の部分の小さいリウエット値によって、サンプル1は寝たきりのユー
ザに特に適している。レイダウン位置において、液体はコアの後方の半分の部分
において優先的に収容されている。できるだけ低くリウエットを維持することは
、寝たきりのユーザにおいて生じる皮膚の濡れと圧力に対する負の衝撃を避ける
ためには特に重要である。
比較例2
次の比較例において、サンプル4,サンプル5,サンプル6として表2に指示
された3つの製品が比較される。サンプル4は第1の比較例においてサンプル1
と同様な製品であるが、第7図に示すような液体障壁装置を備えている。サンプ
ル5は比較例1のサンプル1と同一の製品であり、サンプル6は比較例1のサン
プル3と同一の製品である。表2から液体ランオフは、サンプル6の液体ランオ
フに比較して約ファクタ2減少することが分かる。これは、サンプル5の後半の
部分に吸収材料の増大した量の存在によって生じる。しかしながら、吸収ゲル化
材料は増加しない。なぜならば、高い濃度においてゲルブロックが生じるからで
ある。このコストの理由によって、後方の半分の部分の吸収材のゲル材料の量は
、増大しない。よって、液体のランオフは、後方の半分の部分の吸収ゲル化材料
の量を増大することによって完全には防止できない。サンプル4によって示すよ
うに、液体障壁装置の追加によってランオフを無視できない水準まで低減するこ
とができる。吸収材製品の後方ウエスト部分のランオフまたは漏れの低減は、寝
たきりの患者によって使用される製品にとって重要であり、圧力及び濡れの組み
合わせは皮膚に損害をもたらす。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG),
AM,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,C
Z,FI,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ
,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MN,MX,
NO,NZ,PL,RO,RU,SG,SI,SK,T
J,TT,UA,US,UZ,VN
(72)発明者 ディボ,ミヒャエル
ドイツ連邦共和国 フリードリッヒスドル
フ、シュッツェンシュトラーセ、35アー
(72)発明者 コステア,ヘレーネ カーリン
ドイツ連邦共和国ボルムス、バラウニング
シュトラーセ、10
(72)発明者 ショーネ,ライナー ワルター マックス
ドイツ連邦共和国 ケーニッヒシュタイン
/タウヌス、ロベルクウェーク、15
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 液体透過性トップシート(24)と、液体不透過性バックシート(26 )と、前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収コア(3) とを有し、前記バックシートは前方ウエスト縁部(39)及び後方ウエスト縁部 (40)とを有し、前記コア(3)は、吸収材材料の層を有し、前記層は、 2つの長手方向の縁部(13,13′)、前方の横断方向の縁部(7)及び後 方の横断方向の縁部(9)を有する周縁と、 前方の横断方向の縁部(7)及び後方の横断方向の縁部(9)の間の中間に配 置された横断方向の中心線(15)と、 横断方向の中心線(15)及び前方の横断方向の縁部(7)との間に配置され た前方の半分の部分(17)と、横断方向の中心線(15)及び後方の横断方向 の縁部(9)の間に配置された後方の半分の部分(19)とを有する吸収材製品 において、 前記層(64)の前方の半分の部分(17)に配置された吸収材材料の平均基 礎容量は、前記層(64)の後方の半分の部分に配置された吸収材材料の基礎容 量より小さく、バックシート(26)の後方のウエスト縁部(40)に液体が漏 れることを防止するために層の横断方向の中心線(15)とバックシート(26 )の後方ウエスト縁部(40)との間に液体障壁装置(37,38,39,43 ,55)が配置されていることを特徴とする吸収材製品(1)。 2. 前記後方の半分の部分の平均基礎容量と前方の半分の部分(17)の平 均基礎容量の比は1.1と3との間、好ましくは、1.2と3との間である請求 項1に記載の吸収材製品(1)。 3. 吸収ゲル化材料の重量の55%と100%との間の重量が後方の半分の 部分(19)に配置されており、好ましくは、吸収材ゲル材料の重量の60%と 90%との間の重量が後方の半分の部分(19)に配置されており、最も好まし いのは吸収ゲル化材料の重量の65%と80%との間の重量が後方の半分の部分 (19)に配置されている請求項1または2に記載の吸収材製品(1)。 4. 前記後方の半分の部分(19)の平均基礎重量と前方の半分の部分(1 7)の平均基礎重量の比は1.1と3との間、好ましくは、1.2と3との間、 最も好ましいのは1.3と3との間である請求項1乃至3のいずれか1項に記載 の吸収材製品(1)。 5. 前記後方の半分の部分(19)の平均基礎重量と前方の半分の部分(1 7)の繊維またはフォーム吸収材材料の平均基礎重量の比は1.1と3との間、 好ましくは、1.2と3との間、最も好ましいのは1.3と3との間である請求 項1乃至3のいずれか1項に記載の吸収材製品(1)。 6. 障壁装置(37,38,39,43,55)は、後方の横断方向の縁部 (9)から後方のウエスト縁部(40)に液体の漏れを防止するために吸収材材 料(64)の層の後方の横断方向縁部(9)とバックシート(26)の後方のウ エスト縁部(40)との間に配置されている請求項1に記載の吸収材製品(1) 。 7. 前記障壁装置(37.38,39,43,55)は、吸収材材料の層の 後方の横断方向の縁部(9)の長さの少なくとも一部分に沿って伸びている液体 不透過性密封領域(43)を有し、前記トップシート(24)及び前記バックシ ート(26)は密封領域で結合される請求項1乃至6のいずれか1項に記載の吸 収材製品(1)。 8. 前記トップシート(24)は前記バックシート(26)に熱結合される 請求項7に記載の吸収材製品(1)。 9. 前記トップシート(24)は密封領域でバックシート(26)の接着材 で固定されている請求項7に記載の吸収材製品(1)。 10. 前記トップシート(24)は、吸収材材料の層の後方の横断縁(9) を越えて伸びているトップシートの領域で液体不透過性である請求項1乃至9の いずれか1項に記載の吸収材製品(1)。 11. 前記バックシート(26)は吸収材材料(64)の層の後方横断方向 縁部(9)を越えて伸びている後方のウスト部分を有し、後方のウエスト部分は 、液体障壁装置を形成するz形状の内側の折り目部分(55)を有し、内側の折 り目部分(55)は、内側部分(51)及び外側部分(52)を有し、内側部分 (51)及び外側部分(52)は、層(64)の後方の横断方向縁部(9)に接 近して配置された折り目ライン(53)に沿って相互に接続されており、固定装 置(54)は折曲線(53)をトップシート(24)に取付け、外側部分(52 )を内側部分(51)に取り付ける請求項1乃至10のいずれか1項に記載の吸 収材製品(1)。 12. 層(64)の後方の横断方向の縁部(9)とバックシート(26)の 後方のウエスト縁部(40)との間に弾性材料(47)を有する請求項1乃至1 1のいずれか1項に記載の吸収材製品(1)。 13. 弾性材料は密封領域に配置され、前記トップシート(24)は、弾性 材料を介して前記バックシート(26)に接続されている請求項12に記載の吸 収材製品(1)。 14. 前記障壁装置(37,38,39,43,55)は、吸収材製品に接 続されている近位縁(41)と、前記トップシート(24)から離れるように遠 位縁(45)の間隔を開ける弾性装置(46)を有する遠位縁(45)とを有す る直立障壁カフ(39)を有する請求項1乃至13のいずれか1項に記載の吸収 材製品(1)。 15. 前記近位縁(41)は前記層(64)の後方の横断縁部(9)と前記 バックシート(26)の横断方向の縁部(40)との間に配置されている請求項 13に記載の吸収材製品(1)。
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