JPH10506009A - 種子処理 - Google Patents

種子処理

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JPH10506009A
JPH10506009A JP8510011A JP51001196A JPH10506009A JP H10506009 A JPH10506009 A JP H10506009A JP 8510011 A JP8510011 A JP 8510011A JP 51001196 A JP51001196 A JP 51001196A JP H10506009 A JPH10506009 A JP H10506009A
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Abstract

(57)【要約】 植物の種子を処埋するための方法であって、第1の表面と第2の表面とを有する半透膜(2)の第1の表面と植物種子を接触させることを含み、第2の表面が予め決められた浸透ポテンシャルを有する溶液(5)と直接接触され、それによって、種子(6)が膜(2)を介して溶液より水を抽出し、水の移動が種子の実質的に全表面積にわたって均一に生ずるように、第1の表面に関して、種子(6)の向きを絶えず、かつ、周期的に変えるように、種子(6)と半透膜(2)とが、相互に、絶えず、かつ、周期的に、運動させられる方法が提供される。種子に処理を施すためには、浸透圧および種子(6)が膜(2)と接触して維持される期間は、幼根の発生の直前のレベルまでのいずれかのレベルまで、種子内部で予備発芽代謝プロセスを生じさせるに十分とする。種子を発芽させ、種子に乾燥耐性を誘発させるための方法もまた提供される。好ましくは、半透膜(2)は、その内面で種子(6)とともに回転し、その外面と膜が水気密的に密閉されるさらなる本体との間に溶液が保持される、円形または多角形断面を有するチューブの形態で設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】 種子処理 本発明は、種子の水含量を調節することによって種子を処理する方法、特に、 種子に処理を施すかおよび/または種子を発芽させるかあるいは種子に乾燥耐性 を誘発する方法に関する。本発明は、さらに、本発明の方法によって処理を施さ れるかまたは発芽させるかあるいは乾燥耐性とされた種子を提供し、その方法を 実施するための装置に関する。 種子処理(Seed priming)は、播種または植え付けの際に、種子が迅速、かつ、 より均一な発芽を生ずることが可能なように、植物種子を処理し、場合によって は、同時に、処理の間または播種後の保護を提供する殺真菌剤またはその他の防 腐剤で植物種子を処理し、例えば、販売時点で陳列される包みに植物の種子を長 期間貯蔵可能とするための方法である。 この方法は、種子の予備発芽代謝プロセスを開始し、ついで、種子をその段階 で抑えることが可能な十分な水を種子に吸収させる方法である。吸収される水の 量は、種子を単に発芽させるだけで過剰となり過ぎないように、かつ、少な過ぎ て種子の老化を生じないように、注意深く調節する必要がある。正確な量の水が 一度吸収されると、ついで、一定期間、典型的には、1〜2週間、その水含量を 種子に保持してから、貯蔵のために本来の水含量に戻すべくそれを乾燥する必要 がある。続いて、播種すると、種子は、通常、自然の処理を施さない種子よりも 迅速、かつ、均一に発芽し、処理点の構成状況(geographical situation)が許す 場合には、種子は、乾燥させることなく、処理後、直接播種することができ、そ の際には、種子は、処埋および乾燥した種子よりもより迅速にさえ発芽する。 種子に処理を施す従来の方法は、浸透圧物質、通常、ポリエチレングリコール (PEG)の通気性溶液にそれらを浸漬する必要があった。種子の浸透ポテンシ ャルが溶液のそれと平衡しやすいように、種子被膜は、多少とも、PEGに対し て半透過性であり;PEG濃度は、種子が発芽するために十分な程水を吸収しな いように選択される。この作業は、多くの種に対して良好であるが、大量の種子 に処理を施すには、大量のPEG溶液を必要とし、これは、特に、殺真菌剤が添 加 されている場合、廃棄上の問題を生じかねない。液体への浸漬は、また、酸素の 吸収を制限し、種子によっては、特に、タマネギの場合、酸素富化空気を使用し て溶液を通気する場合にのみ満足に処理が施される。 PEGによる大規模スケールの処理の問題点を回避するために、“ドラム処理 (drum priming)”として公知のシステムが考案された(US5119598=GB2192781)。 これは、最初に、最適レベルの水和を決定するために、種子ロットについて試験 を実施することを含み、ついで、その水平長手軸の周りに緩やかに回転するドラ ム中で大量の種子を水和させる。水は、種子が水和されても、決して湿潤してい るように見えないように、種子が吸収することができるよりもより緩やかにドラ ムに加えられる。種子は、ついで、乾燥する前に、それらのタイプに適した期間 、空気の通路を有する回転ドラム内でインキュベートされる。 種子に処理を施す別法は、“マトリックスプライミング(matrix priming)”と して公知であり、PEGの使用を含まないが、吸収媒体、例えば、粘土またはピ ートを使用して、水を吸収し、ついで、それを種子に移動させる(US 4912874参 照)。種子の水和の程度は、媒体の水含量および媒体/種子比を変更することに よって調節される。この方法は、媒体より任意の乾燥で種子を取り出すことによ って完了する。ドラムプライミングもマトリックスプライミングも、大量の種子 に処理を施す時のPEG使用の問題点を回避するために開発された。 種子の水含量の調節を含むさらなる種子処理は、発芽および乾燥耐性誘発処理 である。発芽した種子を生じさせるための処置は、上記処理を施すことと類似し た処理を含むが、処理は、幼根発生まで継続される。こうして生じた種子は、さ らに、乾燥に戻されるかおよび/またはUS4905411に記載されているように被覆 される。処理を施した種子よりの発芽した種子の分離は、幼根発生の徴候を示す 種子をそうでない種子より分離するための種子分級操作を用いて実施することが できる。このような装置および方法の例としては、Kirir1 Brewery Co Ltd JETR O May 1994の開示が挙げられ、種子の色および組織の大きさを観測するためにビ デオCCDカメラが使用され、未成長の種子より成長した種子を移動選別するた めに、圧縮装置が使用される。発生した幼根を有する種子の乾燥耐性を誘発する ための処理としては、WO 94/05145が挙げられ、他の代謝プロセスは継続したま ま、発生した幼根が成長しないように、種子の水含量が35〜55重量%に保持 される。 本発明は、従来のドラム処理に必要とされるような、水の絶え間ない活発な添 加を必要とすることはないが、種子に設定された浸透圧を有する溶液よりの水の 移動を媒介するために半透膜を使用する、種子の水含量を調節するためのさらな る方法および装置を提供する。この方法の使用は、この方法を実施するための装 置を自動化された形態の構成とすることを許容する。本発明は、また、少量の種 子を処理する要件にそれ自体適い、同時に、種々の高価な花の種子に処理を施す 時に必要とされるような多数のロットにおいても要件に適い、種子後処理の分離 の点で、マトリックスプライミングに勝るドラムプライミングの長所を有する。 例えば、パンジーおよびサルビアの種子のような粘着性の被膜を有する種子を 処理し、特に、このような種子に処理を施すために、本発明の方法および装置を 使用すると、特に利点を生ずる。これら種子は、例えば、粘液層が水で膨潤し、 予備発芽と種子の成長とのために必要とされるガス交換を制限するような他の水 処理法、例えば、下処理法には十分に応答しない。 半透膜装置は、苗床における種子の発芽に及ぼす水の応力をモデル化するため に使用できると報告されており[Rowse et al(1986)Rep.Natn.Veg.Res.Stn .for 1985参照]、種子は、セラミック板とPEG溶液の半透過性バッグとの間 で発芽され、Fyfield et al(1989)J.xperimental Botany,Vol.40,no 215 ,pp667-674によってさらに展開されている。この後者の研究は、種子の生産時 に、乾燥し戻すかおよび/または包装することに係るのではなく、それ自体、ヤ エナリ種子の幼根発生のための理想条件を決定することに係る。 本発明の第1の態様において、種子の水含量の調節を行うために種子を処理す る方法であって、第1の表面と第2の表面とを有する半透膜の第1の表面と種子 を接触させることを含み、種子が膜を介して溶液より水を抽出するように、第2 の表面が予め決められた浸透ポテンシャルを有する溶液と直接接触され、水の移 動が種子の実質的に全表面積にわたって均一に生ずるように、第1の表面に関し て、種子の向きを絶えず、かつ、周期的に変えるように、種子と半透膜とが、相 互に、絶えず、かつ、周期的に、運動させられる方法が提供される。 本発明の第1の態様の好ましい方において、種子に処理を施すかまたは種子を 発芽させるかあるいは種子に乾燥耐性を誘発させる方法であり、予め決められた 浸透圧を有する溶液が、半透膜を介してそれより水を抽出することを許容し;そ の期間、種子が、幼根発生の直前のレベルまでのいずれかのレベルまで、種子内 部で予備発芽代謝プロセスを生じさせるに十分であるか、または、発芽のための 幼根発生まで十分であるか、あるいは、乾燥耐性誘発の場合に、幼根成長を支え るためには不十分であるが、その他の代謝プロセスを継続するためには十分であ る方法が提供される。 好ましくは、種子および半透膜は、第1の表面に関して種子が絶えず向きを変 えられるるように相互に運動させられ、それによって、種子が種子の全表面積に わたって均一に水を取り込むが、これは、特に、膜を横切って種子をロールまた はタンブルさせることによって行われる。さらに好ましくは、半透膜は、例えば 、多角形または円形の断面を有するチューブの形態で設けられ、このチューブは 、その内面で種子とともに回転し、溶液は、その外面と、膜がそれに水気密的に 密閉されるかまたは膜がそれの構成部分であるさらなる本体との間に保持される 。 半透膜は、第2の表面(すなわち、チューブ外面)が溶液と接触している時、 第1の表面(すなわち、チューブ内面)は、乾燥しているように見える。第1の 表面との種子またはその他いずれかの中間吸収体の接触のみが、第2の表面から の水の移動を生ずるのが好ましい。使用時に、半透膜チューブの境界内に種子を 保持しやすいように、保持機素、例えば、キャップを各終端に位置させたチュー ブ形式を使用するのが好ましい。 最も好ましくは、半透膜は、半透膜それ自体を通過することによる以外に内部 隔室と外部隔室との間での水移動に関して孤立した内部隔室と外部隔室とにそれ がドラム装置を分割するように、ドラム装置内のフレーム上に位置決めする。第 2の隔室は、好ましくは、半透膜チューブがその上に取り付けられる1つまたは 複数の壁を含む1つ以上の他の非透過性壁機素によって構成するのが好ましい。 半透膜は、水に対して透過性であるが、予め決められた浸透圧を有する溶液に 対して不透過性であるいずれかの材料よりなる。便宜上、膜は、セルロースおよ び/またはポリカーボネート材料製の膜であり、膜上での真菌の成長を防止する ためにセルロース膜が使用される場合には、溶液への殺真菌剤の添加が潜在的に 必要である。適当なタイプの膜としては、透析用、例えば、ビスキング透析(vis king dialysis)用に使用されるものが挙げられる。 チューブに形成した時、膜は、いずれの断面形態を取ることもできるが、便宜 上、シンプルな形態、例えば、円形もしくは多角形、例えば、正方形または六角 形の特性であってもよい。種子をその内容積に保持しつつチューブを回転させる 速度は、その径とともに変化させることができる。その速度は、表面に関して種 子の向きを変えるのに十分である必要があるが、特に制限されるものではない。 典型的には、これは、110mm径ユニットについて、約0.8〜1.2rpmであ る。 浸透ポテンシャルに関して処理を施す条件は、種子によって変わり、−0.5 〜−2.0MPaの浸透ポテンシャルを付与する溶液が典型的には処理を施すかま たは発芽させるために使用される。種子に応力をかけて乾燥耐性を誘発するのに 適した浸透ポテンシャルは、簡単なベンチ実験によって決定され、幼根の成長を 抑制するに十分な種子水レベルを生じさせるようなものであるが、その他の代謝 プロセスを継続するのに十分な高さであり、例えば、種子の重量で、水含量35 〜55%を生ずる。好ましい条件は、WO94/05145に開示されているものと一致す る。 本発明の方法が実施される好ましい温度は、処理される種子によって変わるが 典型的には、10〜25℃であり、さらに好ましくは、処理を施し乾燥耐性を誘 発するためには、15〜20℃であり、場合によっては、発芽のために40℃程 までの高さである。このような温度制御は、便宜上、温度制御された環境内、例 えば、温度制御された部屋に取り付けられた駆動フレーム内でチューブのローリ ングを行うことによって達成される。 内部隔室および外部隔室が多数の種子と予め決められた浸透ポテンシャルの溶 液とを、それぞれ、収容する本発明の好ましいチューブ状の膜法を使用すると、 水供給膜への均等なアクセスを示すように、種子が絶えず混合され、浸透圧溶液 (例えば、PEG水溶液)が絶えず撹拌されて、水が膜を横切るに連れて連続発 生する濃度勾配を最小とし、ユニットのクーラー部分で純水を蒸留させる温度勾 配が防止され、かくして、1つの接触点で種子に過剰の水が取り込まれるという 利点が生ずる。 本発明の第2の態様において、本発明の方法を実施するための装置が提供され 、これは、第1の表面および第2の表面を有する半透膜を含み、第1の表面が使 用時に処理される種子と接触するのに適合し、使用時に種子が膜を介して溶液よ り水を抽出することができるように、第2の表面が第2の表面と接触するような 予め決められた浸透ポテンシャルを有する溶液を収容するのに適合した隔室内に 位置決めされ、その装置が、種子が第1の表面に関して周期的、かつ、絶えずそ の向きを変えられるように、使用時に第1の表面と種子とが相互に運動させられ るのに適合し、それによって、水の移動がその全表面積にわたって均一に生ずる 。 半透膜は、好ましくは、その外面と膜が水気密的に密閉されるさらなる本体と の間に形成される隔室に保持された溶液とともにその内面に種子を収容すること ができるように回転可能である、円形または多角形断面を有するチューブの形態 で設けられる。第1の表面と種子との相対的な運動は、好ましくは、その表面を 横切る種子のローリングおよびタンブリング運動を誘発する。 好ましくは、半透膜は、チューブ外面が溶液と接触する時、チューブ内面が乾 燥して見え、特に、第1の表面との種子またはその他いずれかの吸収体の接触の みが、第1の側への水の移動を生ずるものである。チューブは、便宜上、終端キ ャップを備えている。最も便宜的には、半透膜は、半透膜それ自体を介すること による以外に、内部隔室と外部隔室との間での水移動に関して孤立した内部隔室 と外部隔室とにそれがドラム装置を分割するように、ドラム装置内の支持フレー ム、例えば、チューブ状のフレーム上に位置決めされる。このような実施態様に おいては、外側の隔室は、便宜上、その上に半透膜チューブが取り付けられる1 つまたは複数の壁を含む他の非透過性壁機素によって構成される。半透膜は、水 に対 して透過性であるが、予め決められた浸透圧を有する溶液に対して不透過性であ るいずれかの材料よりなる。好ましくは、半透膜は、透析に適したセルロースお よび/またはポリカーボネート材料よりなる。 本発明の特に好ましい実施態様において、チューブは、ドラム装置内に実質的 に水平に向いたその長手軸に取り付けられ、これは、それが回転駆動できるよう に、ローラフレームに取り付け可能であり、かくして、チューブは、その長手軸 の周りに回転させられる。かくして、本発明の第2の態様の好ましい実施態様は 、その水平に向いた長手軸の周りにそれを回転させるための手段とともに上記装 置を提供し、この駆動手段は、好ましくは、パワー駆動ローラフレームを含む。 当業者であれば、膜内面によって形成される隔室に大量の種子を加えた時、個 々の種子は、それらの水を半透膜より直接抽出するのではなく、隣接する種子よ り抽出することが理解されるであろう。このような種子は、均一な水分布が達成 できるように、周期的、かつ、継続的に向きを変えられるので、このような機構 は、本発明の目的に対して適当であると考えられる。かくして、種子のあるもの または若干が、少なくとも直接膜と接触する必要がある以外は、全ての種子に作 用を及ぼす方法について制限を設けるつもりはない。 図面および以下の実施例を参照しつつ、本発明の方法、装置および種子を説明 するが、これは、例を示すものであって、本発明を何ら限定するものではない。 本発明の範囲内に入るさらなる実施態様は、当業者であれば、これらに照らし て明らかとなるであろう。図面 図1は、実施例1に記載するような本発明に従う膜装置を取り付けたドラムの 切り欠き透視図を示す。 図2は、図1に示した膜装置を取りけけたドラムの側面から見た断面図を示す 。 図3は、回転させるために、駆動ローラフレームに取り付けた、図1の膜装置 を取り付けたドラムの軸方向端面図を示す。 図4は、実施例2の本発明の装置の別の実施態様の切り欠き透視図を示す。 図5は、水平に向いた長手軸からみた、実施例2の装置の端部を通る断面図を 示す。 図6は、図5に記した矢印の方向で見た、実施例2の装置のクロージャーおよ び円環の図を示す。実施例 1:本発明の装置: 図1〜図3に示したような本発明の処理装置は、2つの同心円シリンダーによ って形成されるドラムからなり;硬質で、かつ、高度に穿孔されたチューブであ り、使用時に、可撓性の半透膜チューブ(2)がその上に支持される内側のPV Cシリンダー(1)と、外側の穿孔されていないPVCシリンダー(3)とから なる。内側シリンダーの両端には、Perspexクロージャー(4)が設けられ、外 側シリンダー(3)と膜(2)との間に形成される隔室(5)に設定された浸透 ポテンシャルを有する溶液を密閉し、内側の隔室(6)に種子を保持し、界面に は、2mmのシートラバーガスケット(7)が設けられている。種子は、膜(2) の内面によって形成される隔室(6)に入れられる。膜(2)は、チューブ状の ビスキング透析膜(visking dialysis membrane)であり、その径は、隔室(6) の径と一致し、セルロースからなり;これは、Medicell International Ltd.,2 39 Liverpool Road,London N1 1LX,UKによって供給されている。使用時に、種 子に関して膜を回転させることができるように、ドラムは、ラバーローラを使用 してローラフレーム(Bellco cell production roller apparatus)上に取り付け られる。本発明の3つの寸法のドラムは、このフレームで使用するために用意さ れ、各々が種子について異なる容量を有し;25g容量は、64mm径×58mm長 さであり、50g容量は、64mm径×144mm長さであり、100g容量は、81 mm径×210mm長さであり、これらは、全て、内側シリンダーの寸法である。内 側シリンダーは、固定終端カバー(4a)を介して外側シリンダー内の位置に固 定され、着脱可能な終端カバー(4b)は、ネジ(8)、バー(10)およびウ イングナット(9)によって保持される。ネジ(11)は、溶液の水含量を補充 するために隔室(5)にアクセスすることを許し、他方、ネジ(8)は、大気よ りあるいは大気へ呼吸ガス類を移動させる中心通路を有する。実施例 2:本発明の別の装置 本発明の装置の別の配列を、図4〜図6に示す。図4において、外側PVCシ リンダー(12)と内側穿孔PVCシリンダー(13)とは、実施例1に記載し たようにして供給される半透膜チューブ(16)による液体流に対して内側隔室 (15)とは分離された外側隔室(14)をそれらの間に画定する。 内側シリンダーは、2つの部分のPerspex円環(17)によって、外側シリン ダーに対して取り付けられ、これは、中間の取付機素(18)およびネジ(19 a,19b,20)を介して、外側シリンダー(12)上に取り付けられ;2つ のネジ(19aおよび19b)の存在により、機素がネジ(20)の軸列から動 かないように、機素(18)をシリンダーに固定する。ネジ(20)は、O−リ ング(20a)を備えている。円環は、ネジ(25)によってそれらに螺合され る後方板を有する前方板(17a)からなり、環状シートラバーガスケット(2 2)をこの2つの間に保持する。予め決められた浸透ポテンシャルを有する溶液 は、それらの軸部の周りにO−リングシール(21a)を有するネジ(21)に よって使用時に閉鎖される2つのオリフィスの一方または両方を介して隔室(1 4)に加えられる。これらネジは、終端クロージャー(23)の通し穴(24) に通される。シートラバーガスケット(22)は、隔室よりの溶液の漏れを防止 するために、装置の各終端で、円環と外側および内側シリンダー(12)および (13)との間に存在する。半透膜(16)は、ガスケットとシリンダー(13 )との間に内側シリンダーを横切って教示されたように保持される。内側シリン ダー(15)は、各終端をPerspexクロージャー(23)によって閉鎖され;こ れらは、円環より突出した螺合金属ラグ(28)に嵌合するナット(27)によ るかまたは各終端でそれらを円環に緩く結合する類似の螺合取り付け具によって その位置に保持される。クロージャー(23)の少なくとも1つは、隔室(15 )と大気との間で呼吸ガス類の受動交換を許す空気穴を有する。実施例 3:本発明の処理方法 実施例1または実施例2の数個のドラム装置を、その外側隔室(5,14)の 容積の33%〜50%程、PEG(分子量20,000)の水溶液で満たし、適 当な浸透強度−0.6〜−1.9MPaとする。それぞれの隔室(6,15)を実 施例1に示した容量に応じた量の種子で満たし、ガスケット(7,22)に取り 付けられたクロージャー(4,23)で終端を密閉する。ドラムは、15℃に温 度調節した室内でBellco cell productionローラ装置のローラ上にそれらの外側 シリンダー側面で配置し(図3参照)、以下の表2に記載した期間0.8rpmで 回転させる。 PEG溶液の水分活性を設定間隔、例えば、1日に1回、種子なしで秤量する ことによって間接的に測定して、外側隔室の水含量の変化を測定し、本来の重量 を回復させるために水を加え、かくして、浸透圧を加えた。多数のユニットを操 作し、同時に、各ドラムユニットの詳細を記録し、正確な量の水を追加するため の蠕動ポンプを制御するために、コンピュータプログラムを使用し;水ポテンシ ャルの変化を自動的に記録した。 このプロトコールを使用して得られた結果は、表1および表2に示す:表1は 、本発明の方法を使用してある範囲の種子に使用した処理条件を示し、表2は、 これら種子および“自然の(naturdl)”、すなわち、未処理種子についての発芽 試験の結果を示す。 本方法は、生産が一定の計画に従い、悪天候によって妨害されない状況のガラ ス下で植物を栽培するための大きな植物栽培機によって使用することができるの で、種によっては、貯蔵寿命が限られていた、未乾燥、すなわち、処理したての 種子の使用を考えることが可能となり、これにより、より迅速、かつ、均一な発 芽を生ずる。これら種子の出来栄えも、また、表2に示す。 必要とされる場合には、当業者周知の標準技術を使用して、処理を施した後乾 燥し直すことも行った。 かくして、これらの結果より、乾燥プリムラ種子は、6日以内で発芽すること ができ、他方、乾燥パンジー種子は、60時間以内で発芽することができると推 測されることが見て取れる。実施例 4:本発明の発芽方法 実施例3の方法を使用するが、種子を処理する時間を、種子の少なくとも若干 が幼根発生の徴候を示すまで、延長する。ついで、種子は、回転分級ドラムより の中空突起を設けることによって改造されたKirin Brewery in JETRO May 1994 に記載されているタイプの種子分級装置に移す。これら中空突起は、種子の径未 満の末梢端部を有するような寸法であり、ドラムが種子収容ゾーンを通り過ぎて 回転しても種子を保持することができるように、ブロアによって発生される吸引 を行う。 種子を収容したドラムは、種子の寸法および色を示すシグナルまたは一連のシ グナルを提供し、ひいては、種子を発芽したものと未発芽のものとに分級するた めに使用されるCCDカメラに写し出される。未発芽として分級された種子は、 不良品ノズルによって押出され、実施例3の処理にリサイクルされ、他方、発芽 したとして分級された種子は、例えば、スクレーパブラシ(scraper brush)によ って別個の位置に押出され、水含量35〜55重量%を生ずるように予め決めら れた浸透ポテンシャルを有する溶液を使用する本発明のドラム装置内での処理に よって、例えば、乾燥し戻すかもしくは被覆するかまたは乾燥耐性とするように 、さらに処理される。 発芽した種子の分級の判定基準としては、便宜上、幼根の発生による種子表面 上の目視可能なより明るい色の存在が挙げられる。適当なレベルの色差は、便宜 上、光学分級技術において公知のように、メモリー装置に記憶するためにそれら を計算するコンピュータプロセッサに域値を設定するための公知の発芽状態を有 する種子を使用する、例えば、判別解析により決定することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年8月29日 【補正内容】 請求の範囲 1. 種子の水含量の調節を行うために種子を処理する方法であって、第1の表 面と第2の表面とを有する半透膜(2)の第1の表面と種子を接触させることを 含み、種子が膜(2)を介して溶液より水を抽出するように、第2の表面が予め 決められた浸透ポテンシャルを有する溶液と直接接触され、水の移動が種子の実 質的に全表面積にわたって均一に生ずるように、第1の表面に関して、種子の向 きを絶えず、かつ、周期的に変えるように、種子と半透膜とが、相互に、絶えず 、かつ、周期的に、運動させられる方法。 2. その方法が、水を調節して種子に供給することを含む、請求の範囲第1項 に記載の方法。 3. それが種子に処理を施すための方法であり、浸透圧および種子が膜と接触 して維持される期間が、幼根の発生の直前のレベルまでのいずれかのレベルまで 、種子内部で予備発芽代謝プロセスを生じさせるに十分であることを特徴とする 、請求の範囲第1項に記載の方法。 4. それが、種子を発芽させるための方法であり、浸透圧および種子が膜(2 )と接触して維持される期間が、少なくとも幼根の発生まで、種子内部で予備発 芽代謝プロセスを生じさせるに十分であることを特徴とする、請求の範囲第1項 に記載の方法。 5. それが、種子に乾燥耐性を誘発するための方法であり、浸透圧および種子 が膜(2)と接触して維持される期間が、幼根成長を支えるためには不十分であ るが、その他の代謝プロセスを継続するためには十分な種子水レベルを生ずるた めに十分であることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の方法。 6. 生ずる種子の水レベルが種子の35重量%〜55重量%である、請求の範 囲第5項に記載の方法。 7. 半透膜(2)が、その内面で種子とともに回転し、その外面と膜が水気密 的に密閉されるかまたはその膜が構成部分であるさらなる本体(3)との間に溶 液が保持される、円形または多角形断面を有するチューブの形態で設けられてい る、先行する請求の範囲のいずれか1項に記載の方法。 8. 半透膜(2)が、チューブ外面が溶液と接触している時、チューブ内面が 目視上乾燥しているように見えるようである、請求の範囲第7項に記載の方法。 9. 第1の表面との種子またはその他いずれかの吸収体の接触のみが、第1の 側への水の移動を生ずる、請求の範囲第7項または第8項に記載の方法。 10. チューブが終端キャップ(4)(4a)(4b)を備えている、請求の 範囲第7項〜第9項のいずれか1項に記載の方法。 11. 半透膜が、半透膜(2)それ自体を通過することによる以外に内部隔室 と外部隔室との間での水移動に関して孤立した内部隔室(6)と外部隔室(5) とにそれがドラム装置を分割するように、ドラム装置内のフレーム(1)上に位 置決めされている、請求の範囲第1項〜第10項のいずれか1項に記載の方法。 12. 第2の隔室が、半透膜チューブがその上に取り付けられる1つまたは複 数の壁を含む1つ以上の他の非透過性壁機素によって構成されている、請求の範 囲第11項に記載の方法。 13. 半透膜が、水に対して透過性であるが、予め決められた浸透圧を有する 溶液に対して不透過性であるいずれかの材料よりなる、先行する請求の範囲のい ずれか1項に記載の方法。 14. 半透膜が、透析に適したセルロースおよび/またはポリカーボネート材 料よりなる、先行する請求の範囲のいずれか1項に記載の方法。 15. チューブが、約0.8〜1.2rpmで回転し、外側ドラム径が、約11 0mmである、請求の範囲第7項〜第14項のいずれか1項に記載の方法。 16. 溶液の浸透ポテンシャルが−0.5〜−2.0MPaである、先行する請 求の範囲のいずれか1項に記載の方法。 17. それが、10〜25℃で実施されることを特徴とする、先行する請求の 範囲のいずれか1項に記載の方法。 18. 種子の水含量の調節を行うために種子を処理するための装置であって、 第1の表面および第2の表面を有する半透膜を含み、第1の表面が、第2の表面 と接触するような予め決められた浸透ポテンシャルを有する溶液を収容するのに 適合した隔室(5)とともに、使用時に処理される種子と接触するのに適合し、 それによって、使用時に種子が膜を介して溶液より水を抽出することが可能であ り、その装置が、種子が第1の表面に関して周期的、かつ、絶えず向きを変える ように、使用時に第1の表面と種子とが相互に運動することができるのに適合し 、それによって、水の移動がその全表面槓にわたって均一に生ずる装置。 19. 半透膜(2)が、その外面と膜が水気密的に密閉されるさらなる本体と の間に形成される隔室(5)に保持された溶液とともにその内面に種子を収容す ることができるように回転可能な、円形または多角形断面を有するチューブの形 態で設けられている、請求の範囲第18項に記載の装置。 20. 半透膜が、チューブ外面が溶液と接触する時、チューブ内面が乾燥して 見えるようである、請求の範囲第18項または第19項に記載の装置。 21. 第1の表面との種子またはその他いずれかの吸収体の接触のみが、第1 の側への水の移動を生ずる、請求の範囲第18項、第19項または第20項に記 載の装置。 22. チューブが終端キャップ(4)(4a)(4b)を備えている、請求の 範囲第18項〜第21項のいずれか1項に記載の装置。 23. 半透膜(2)が、半透膜(2)それ自体を通過することによる以外に内 部隔室と外部隔室との間での水移動に関して孤立した内部隔室(6)と外部隔室 (5)とにそれがドラム装置を分割するように、ドラム装置内のフレーム上に位 置決めされている、請求の範囲第18項〜第22項のいずれか1項に記載の装置 。 24. 外側の隔室が、半透膜チューブがその上に取り付けられる複数の壁を含 む他の非透過性壁機素によって構成されている、請求の範囲第23項に記載の装 置。 25. 半透膜(2)が、水に対して透過性であるが、予め決められた浸透圧を 有する溶液に対して不透過性である材料よりなる、請求の範囲第18項〜第24 項のいずれか1項に記載の装置。 26. 半透膜(2)が、透析に適したセルロースおよび/またはポリカーボネ ート材料よりなる、請求の範囲第18項〜第24項のいずれか1項に記載の装置 。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 種子の水含量の調節を行うために種子を処理する方法であって、第1の表 面と第2の表面とを有する半透膜の第1の表面と種子を接触させることを含み、 種子が膜を介して溶液より水を抽出するように、第2の表面が予め決められた浸 透ポテンシャルを有する溶液と直接接触され、水の移動が種子の実質的に全表面 積にわたって均一に生ずるように、第1の表面に関して、種子の向きを絶えず、 かつ、周期的に変えるように、種子と半透膜とが、相互に、絶えず、かつ、周期 的に、運動させられる方法。 2. その方法が、水を調節して種子に供給することを含む、請求の範囲第1項 に記載の方法。 3. それが種子に処理を施すための方法であり、浸透圧および種子が膜と接触 して維持される期間が、幼根の発生の直前のレベルまでのいずれかのレベルまで 、種子内部で予備発芽代謝プロセスを生じさせるに十分であることを特徴とする 、請求の範囲第1項に記載の方法。 4. それが、種子を発芽させるための方法であり、浸透圧および種子が膜と接 触して維持される期間が、少なくとも幼根の発生まで、種子内部で予備発芽代謝 プロセスを生じさせるに十分であることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載 の方法。 5. それが、種子に乾燥耐性を誘発するための方法であり、浸透圧および種子 が膜と接触して維持される期間が、幼根成長を支えるためには不十分であるが、 その他の代謝プロセスを継続するためには十分な種子水レベルを生ずるために十 分であることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の方法。 6. 生ずる種子の水レベルが種子の35重量%〜55重量%である、請求の範 囲第5項に記載の方法。 7. 半透膜が、その内面で種子とともに回転し、その外面と膜が水気密的に密 閉されるかまたはその膜が構成部分であるさらなる本体との間に溶液が保持され る、円形または多角形断面を有するチューブの形態で設けられている、先行する 請求の範囲のいずれか1項に記載の方法。 8. 半透膜が、チューブ外面が溶液と接触している時、チューブ内面が目視上 乾燥しているように見えるようである、請求の範囲第7項に記載の方法。 9. 第1の表面との種子またはその他いずれかの吸収体の接触のみが、第1の 側への水の移動を生ずる、請求の範囲第7項または第8項に記載の方法。 10. チューブが終端キャップを備えている、請求の範囲第7項〜第9項のい ずれか1項に記載の方法。 11. 半透膜が、半透膜それ自体を通過することによる以外に内部隔室と外部 隔室との間での水移動に関して孤立した内部隔室と外部隔室とにそれがドラム装 置を分割するように、ドラム装置内のフレーム上に位置決めされている、請求の 範囲第1項〜第10項のいずれか1項に記載の方法。 12. 第2の隔室が、半透膜チューブがその上に取り付けられる1つまたは複 数の壁を含む1つ以上の他の非透過性壁機素によって構成されている、請求の範 囲第11項に記載の方法。 13. 半透膜が、水に対して透過性であるが、予め決められた浸透圧を有する 溶液に対して不透過性であるいずれかの材料よりなる、先行する請求の範囲のい ずれか1項に記載の方法。 14. 半透膜が、透析に適したセルロースおよび/またはポリカーボネート材 料よりなる、先行する請求の範囲のいずれか1項に記載の方法。 15. チューブが、約0.8〜1.2rpmで回転し、外側ドラム径が、約11 0mmである、請求の範囲第7項〜第14項のいずれか1項に記載の方法。 16. 溶液の浸透ポテンシャルが−0.5〜−2.0MPaである、先行する請 求の範囲のいずれか1項に記載の方法。 17. それが、10〜25℃で実施されることを特徴とする、先行する請求の 範囲のいずれか1項に記載の方法。 18. 種子の水含量の調節を行うために種子を処理するための装置であって、 第1の表面および第2の表面を有する半透膜を含み、第1の表面が使用時に処理 される種子と接触するのに適合し、第2の表面が第2の表面と接触するような予 め決められた浸透ポテンシャルを有する溶液を収容するのに適合した隔室内に位 置決めされ、それによって、使用時に種子が膜を介して溶液より水を抽出するこ とが可能であり、その装置が、種子が第1の表面に関して周期的、かつ、絶えず 向きを変えるように、使用時に第1の表面と種子とが相互に運動させられるのに 適合し、それによって、水の移動がその全表面積にわたって均一に生ずる装置。 19. 半透膜が、その外面と膜が水気密的に密閉されるさらなる本体との間に 形成される隔室に保持された溶液とともにその内面に種子を収容することができ るように回転可能な、円形または多角形断面を有するチューブの形態で設けられ ている、請求の範囲第18項に記載の装置。 20. 半透膜が、チューブ外面が溶液と接触する時、チューブ内面が乾燥して 見えるようである、請求の範囲第18項または第19項に記載の装置。 21. 第1の表面との種子またはその他いずれかの吸収体の接触のみが、第1 の側への水の移動を生ずる、請求の範囲第18項、第19項または第20項に記 載の装置。 22. チューブが終端キャップを備えている、請求の範囲第18項〜第21項 のいずれか1項に記載の装置。 23. 半透膜が、半透膜それ自体を通過することによる以外に内部隔室と外部 隔室との間での水移動に関して孤立した内部隔室と外部隔室とにそれがドラム装 置を分割するように、ドラム装置内のフレーム上に位置決めされている、請求の 範囲第18項〜第22項のいずれか1項に記載の装置。 24. 外側の隔室が、半透膜チューブがその上に取り付けられる複数の壁を含 む他の非透過性壁機素によって構成されている、請求の範囲第23項に記載の装 置。 25. 半透膜が、水に対して透過性であるが、予め決められた浸透圧を有する 溶液に対して不透過性である材料よりなる、請求の範囲第18項〜第24項のい ずれか1項に記載の装置。 26. 半透膜が、透析に適したセルロースおよび/またはポリカーボネート材 料よりなる、請求の範囲第18項〜第24項のいずれか1項に記載の装置。 27. チューブが、それが回転駆動されるように、ローラーフレームに取り付 け可能なドラム装置内に取り付けられている、請求の範囲第18項〜第26のい ずれか1項に記載の装置。 28. 処理された形態のプリムラ、サルビアまたはパンジーの種子。 29. それらが6日以内に発芽することができることを特徴とする乾燥プリム ラ種子。 30. それらが60時間以内に発芽することができることを特徴とする乾燥パ ンジー種子。 31. 処理よりの種子が、種子分級器に通され、発芽した種子と未発芽の種子 とに分級される、請求の範囲第4項〜第17項に記載の方法。 32. さらに、半透膜チューブをその水平に向けられた長手軸の周りに凹転さ せるための駆動手段を含む、請求の範囲第18項〜第27項のいずれか1項に記 載の装置。 33. 駆動手段が駆動ローラーフレームを含む、請求の範囲第32項に記載の 装置。 34. さらに種子分級装置を含む、請求の範囲18項〜第27項、第32項お よび第33項のいずれか1項に記載の装置。
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