JPH10505202A - 能動マイクロ波素子及び少なくとも1つの受動素子を備えた集積回路構造 - Google Patents

能動マイクロ波素子及び少なくとも1つの受動素子を備えた集積回路構造

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JPH10505202A JP8509806A JP50980696A JPH10505202A JP H10505202 A JPH10505202 A JP H10505202A JP 8509806 A JP8509806 A JP 8509806A JP 50980696 A JP50980696 A JP 50980696A JP H10505202 A JPH10505202 A JP H10505202A
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Abstract

(57)【要約】 高抵抗のシリコン基板(11)は能動マイクロ波素子(16)と、絶縁層(13)によって互いに絶縁された少なくとも2つの金属化面(12、14)とを有する。一方の金属化面(12)の接地線路(122)によって取囲まれて、一方の金属化面(12)に形成された第1の金属構造体(121)と他方の金属化面(14)に形成された第2の金属構造体(141)とを含む受動素子が設けられる。この受動素子は特にコンデンサ、コイル、又はコンデンサとコイルとを含む共振器として形成される。

Description

【発明の詳細な説明】 能動マイクロ波素子及び少なくとも1つの受動素子を備えた集積回路構造 しばしばミリメートル波回路とも称されるマイクロ波回路には能動マイクロ波 素子の他に受動素子が必要である。フィルタを構成するのに使用される例えばコ ンデンサ又はコイルは受動素子と称される。 能動マイクロ波素子によって放出された周波数スペクトルから狭い高周波帯を 選択するためにはさらに共振器が必要である。 能動マイクロ波素子として、通常、インパットダイオード、ガンダイオード又 は高速トランジスタ、特にヘテロバイポーラトランジスタ及び高周波MOSトラ ンジスタが使用される。 特に50GHz以上の高周波数でマイクロ波回路を駆動すると、受動素子の幾 何学的形状に起因して寄生効果が生じる。これによってコイル及びコンデンサは もはやコイル及びコンデンサとして振る舞わなくなる。 この周波数範囲に対してフィルタは大抵線路延長素子として構成される。その 場合線路は中断され、それにより間隙が生じる。波の伝播方向へのこの間隙の長 さがλ/2である場合、波長λの波は通過し、一方他の波長は間隙で反射される 。この種の線路延長素子の所要スペースは波長、従って周波数に依存する。 共振器としてこの周波数範囲ではスロット共振器又はプレーナ状円板共振器が 使用される。λ/2の整数倍に相当する広がりを持つ線路内ギャップもスロット 共振器と称されている。インピーダンス上の理由からその場合はλの整数倍の広 がりを持つギャップが好まれている。従って、スロット共振器の寸法は波長に依 存する。 線路断面の円板状拡大もプレーナ状円板共振器と称されている。この種の円板 の所定断面に対して共振が発生する。 マイクロ波回路は大抵従来のストリップ線路テクノロジーによって構成される (例えば刊行物「IEEE Transaction on microwav e theory and techniques」1991年発行、第39巻 、 第5号第759頁〜第767頁に掲載されたエッチ・エッチ・マイネルの論文「 Millimeter−Wave Technology advances since 1985 and Future trends」参照)。ストリ ップ線路テクノロジーではストリップ線路と接地金属板との間を電磁界が伝播す る。その場合、接地金属板とストリップ線路とは絶縁性基板、例えばプリント板 の対向する表面上に配置される。ストリップ線路の実装密度は電磁界の横方向成 分によって制限される。さらに、ストリップ線路のインピーダンスは基板の厚み に強く依存し、それゆえ基板の厚みの変動が擾乱的に影響する。 この基板厚みの変動の問題は、例えば刊行物「IEEE Transacti on on microwave theory and technique s」1983年発行、第MTT−31巻、第7号第558頁〜第565頁に掲載 されたディー・エフ・ウイリアムズ等の論文「Design and perf ormance of coplanar wave guide bandp ass filters」から公知のように、共面線路の使用によって回避され る。大抵高抵抗のGaAsから成る絶縁性基板上に線路が配置され、この線路は 接地線路間を延びる。電磁界はこの論文では線路と接地線路との間を伝播する。 基板は主として機械的安定化に使われる。 GaAs基板上には線路が電気メッキ技術を使用して作られ、比較的粗く構造 化可能である。このようにして5μm以上の構造寸法を持つ構造体を製造するこ とができる。 多くの高周波用途、例えばドップラーレーダ用にハイブリット構造物が使用さ れる。 本発明の課題は、50GHz以上の周波数に対して使用可能でありしかも従来 技術に比較して素子の所要スペースを大幅に減少できるような能動マイクロ波素 子及び受動素子を備えた集積回路構造を提供することにある。 この課題は本発明によれば請求項1に記載された集積回路構造によって解決さ れる。本発明の実施態様は請求項2以降に記載されている。 集積回路構造は高抵抗の単結晶シリコンから成る基板上に構成される。この基 板は特に1000Ωcm以上の比抵抗を有する。この種のシリコン基板は改善さ れた結晶成長法に基づいてつい最近から市販されるようになった。 基板は能動マイクロ波素子、特にインパットダイオード、ガンダイオード、ヘ テロバイポーラトランジスタ、又は高速MOSトランジスタを含む。基板はさら に絶縁層によって互いに絶縁された少なくとも2つの金属化面を備える。受動素 子は両金属化面における金属構造体によって実現される。一方の金属構造体はこ の金属構造体と同じ金属化面に実現された接地線路間に配置される。それゆえ本 発明による回路構造は共面構成される。 本発明の1つの実施態様によれば、受動素子はコンデンサとして形成される。 その場合、一方の金属化面にはコンデンサの第1の電極が配置され、他方の金属 化面にはコンデンサの第2の電極が配置される。コンデンサの第1の電極と第2 の電極とはオーバーラップしている。両電極間に配置された絶縁層は誘電体を形 成する。コンデンサ電極と他方の金属化面にそれぞれ実現された線路構造体との 接触化は絶縁層内の接触孔内に充填された接触部によって行われる。 本発明の他の実施態様によれば、受動素子はコイルとして形成される。このた めに、一方の金属化面には第1の金属構造体が渦巻き形に配置された導体路とし て形成される。これに関連して個々の各ターンが円形断面を有する配置、ならび に個々の各ターンが矩形断面、特に四角形断面を有する配置も渦巻き形と称され る。渦巻き形に配置された導体路は第1の金属面に同様に実現された接地線路に よって取囲まれる。第2の金属面には少なくとも第1の金属構造体の中央部から この第1の金属構造体の縁部まで延びる第2の金属構造体が設けられる。この第 2の金属構造体は例えば直線状小片として形成される。接触部で充填された接触 孔を介して、第2の金属構造体は第1の金属構造体に電気的に接続される。接触 孔が渦巻き形に配置された導体路の中央部に配置されると有利である。 それゆえコイルは平坦状に形成され、その場合コイルの一方の接続端子は第2 の金属構造体を介してコイルから導出される。この実施態様において、渦巻き形 に配置された導体路の幅は、この幅が電磁界の発生する波長より小さくなるよう に選定される。 本発明の別の実施態様によれば、集積回路構造は、一方がコンデンサとして形 成されかつ他方がコイルとして形成された2つの受動素子を含む。例えば77G Hzの周波数用に設計された本発明による共振器は長さが約150μmであり、 所要スペースが100μm2以下である。これに対して、共面テクノロジーで製 造された77GHz用スロット共振器は1400μmの長さを有する。 受動素子は本発明による回路構造においては2つの金属化面に配置された金属 構造体から構成されるので、金属構造体における構造幅はシリコンプロセス技術 で金属化面を構造化する際に達成可能な分解能によって与えられる。約1μmの 構造幅は技術的に容易に達成可能である。 本発明による集積回路構造の他の利点は、基板に付加的に別のデバイス、特に 駆動・評価電子回路ならびにディジタル処理を行うための電子回路を集積するこ とができる点にある。 次に本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1及び図2はコイルを備えた回路装置の平面図及び断面図である。 図3及び図4はコンデンサを備えた回路装置の平面図及び断面図である。 図5及び図6はコンデンサを備えた回路装置の平面図及び断面図である。 図7及び図8は共振器を備えた回路装置の平面図及び横断図である。 例えば1000Ωcmの比抵抗を有する高抵抗の単結晶シリコンから成る基板 11上には、第1の金属化面12、絶縁層13及び第2の金属化面14が配置さ れている(図1及び図2参照、図2は図1においてII−IIで表された断面を 示す)。絶縁層13は理解し易くするために図1には示されていない。 第1の金属化面12は第1の金属構造体121及び接地線路122を含んでい る。この第1の金属化面12は1μmの層厚を有する金属、例えばアルミニウム 、金、タングステン又はドープされたポリシリコンから構成されている。 第1の金属構造体121は渦巻き形に配置された導体路として形成されており 、その場合導体路幅は約10μmである。隣接するターン間には絶縁体、例えば 空気又は絶縁層13の一部が配置されている。 第1の金属構造体121は接地線路122間に配置されている。この接地線路 122は例えば50μm以上の幅を有する。 絶縁層13はSiO2及び/又はSi34から成り、約2μmの層厚で第1の 金属化面12の上に析出される。この絶縁層13上には約1μmの層厚の金属、 例えばアルミニウム、金、タングステン又はドープされたポリシリコンから形成 された第2の金属化面14が設けられている。この第2の金属化面14には第1 の金属構造体121の上方に延在する第2の金属構造体141が形成されている 。この第2の金属構造体141は、例えば、第1の金属構造体121の中央部か らこの第1の金属構造体121の縁部に達する直線状小片として形成されている 。例えばアルミニウム、金、タングステン又はドープされたポリシリコンから成 る接触部151を充填された接触孔15を介して、第2の金属構造体141は第 1の金属構造体121に電気的に接続されている。この接触孔15は第1の金属 構造体121のほぼ中央部に配置されている。 基板11には能動マイクロ波素子(例えばインパットダイオード又は高速トラ ンジスタ)16が配置されており、この能動マイクロ波素子16は第1の金属化 面12に実現された接続端子161が第1の金属構造体121に電気的に接続さ れている。紙面の外ではこの能動マイクロ波素子16の第2の接続端子が接地線 路122に接続されている。 例えば1000Ωcmの比抵抗を有する高抵抗の単結晶シリコンから成る基板 21には、第1の金属化面22、絶縁層23及び第2の金属化面24が配置され ている(図3及び図4参照、図4は図3においてIV−IVで表された断面を示 す)。 第1の金属化面22は第1の電極221及び接地線路222を含み、接地線路 222間に第1の電極221が配置されている。この第1の金属化面22は1μ mの層厚で金属、例えばアルミニウム、金、タングステン又はドープされたポリ シリコンから形成されている。第1の電極221は例えば25μmの幅を有する 。接地線路222は例えば50μm以上の幅を有する。 絶縁層23はSiO2及び/又はSi34から成り、例えば約2μmの層厚で 第1の金属化面22上に作られている。 第2の金属化面24は第1の電極221と側部でオーバーラップしている第2 の電極241を含んでいる。この第2の電極241は接地線路222上にまで達 している。 第2の金属化面24は例えば1μmの層厚を有し、金属、例えばアルミニウム 、 金、タングステン又はドープされたポリシリコンから構成されている。理解し易 くするために図3の平面図には示されていない絶縁層23は2μmの厚みを有し 、SiO2及び/又はSi34から構成されている。 第2の電極241が接地線路222とオーバーラップする領域には第1の電極 221の両側にそれぞれ接触孔25が配置されている。この接触孔は例えばアル ミニウム、金、タングステン又はドープされたポリシリコンから成る接触部25 1で充填されている。この接触部251を介して、第2の電極241は接地線路 222に電気的に接続されている。 第1の電極221と、第2の電極241と、それらの両電極間に配置されコン デンサ誘電体として作用する絶縁層23とは1つのコンデンサを形成し、その第 2の電極241は接地されている。 図3及び図4に示された部分の外では基板21に能動マイクロ波素子が集積さ れている。 例えば1000Ωcmの比抵抗を有する高抵抗の単結晶シリコンから成る基板 31には、第1の金属化面32、絶縁層33及び第2の金属化面34が配置され ている(図5及び図6参照、図6は図5においてVI−VIで表された断面を示 す)。 第1の金属化面32は金属、例えばアルミニウム、金、タングステン又はドー プされたポリシリコンから構成され、例えば1μmの厚みを有する。この第1の 金属化面32は第1の電極321及び接地線路322を含み、接地線路322間 に第1の電極321が配置されている。接地線路322は例えば50μm以上の 幅を有する。 絶縁層33は例えばSiO2及び/又はSi34から構成され、例えば2μm の厚みを有する。この絶縁層は理解し易くするために図5の平面図には示されて いない。 第2の金属化面34は金属、例えばアルミニウム、金、タングステン又はドー プされたポリシリコンから構成され、例えば1μmの厚みを有する。この第2の 金属化面34は第1の電極321の上方に配置されこの第1の電極321と部分 的にオーバーラップする第2の電極341を含んでいる。 第1の金属化面32にはさらに線路片323が実現されており、この線路片と 第1の電極321との間には約15μmの間隔が形成されている。第2の電極3 41はこの間隔の上方に配置され、線路片323と部分的にオーバーラップして いる。第2の電極341が線路片323とオーバーラップする領域には接触孔3 5が配置され、この接触孔35は例えばアルミニウム又はタングステンから成る 接触部351で充填されている。この接触部351を介して、第2の電極341 は線路片323に電気的に接続されている。 第1の電極321と、第2の電極341と、それらの両電極間に配置されコン デンサ誘電体を形成する絶縁層33とは1つのコンデンサを形成する。このコン デンサは第1の金属化面32内の線路片323及び第1の電極321を介して接 続可能である。 図5及び図6に示された部分の外では基板31に能動マイクロ波素子が集積さ れている。 例えば1000Ωcm以上の比抵抗を有する高抵抗の単結晶シリコンから成る 基板41上には、第1の金属化面42、絶縁層43及び第2の金属化面44が配 置されている(図7及び図8参照、図8は図7においてVIII−VIIIで表 された断面を示す)。 第1の金属化面は第1の線路片421、渦巻き形に配置された導体路422、 第1のコンデンサ電極423、第2の線路片424、基板41に集積されたマイ クロ波素子46用の第1の接続端子425、ならびに接地線路426を含んでい る。この接地線路間に、第1の線路片421、渦巻き形に配置された導体路42 2、第1のコンデンサ電極423、第2の線路片424及び第1の接続端子42 5が配置されている。渦巻き形に配置された導体路422は約10μmの構造寸 法を有する。この渦巻き形に配置された導体路422の個々のターンは四角形断 面を有する。第1の金属化面42は金属、例えばアルミニウム、タングステン又 は金から構成され、例えば1μmの厚みを有する。導体路422は例えば2μm の幅を有する。 絶縁層43は例えばSiO2及び/又はSi34から構成され、第1の金属化 面42の上に例えば2μmの厚みを有する。この絶縁層は理解し易くするため に図7には示されていない。 第2の金属化面44は接続端子441及び第2のコンデンサ電極442を含ん でいる。接続端子441は渦巻き形に配置された導体路422の上方に配置され ている。この接続端子は少なくとも、渦巻き形に配置された導体路422の中央 部から第1の線路片421に至る領域とオーバーラップしている。絶縁層43内 の接触孔内に配置された第1の接触部451を介して、第1の線路片421は接 続端子441に電気的に接続されている。絶縁層内に配置された接触孔内に配置 された第2の接触部452を介して、接続端子441は第1の金属化面42内の 渦巻き形に配置された導体路422に電気的に接続されている。この接続端子4 41を介して、渦巻き形に配置された導体路422は第1の線路片421に電気 的に接続されている。 第2のコンデンサ電極442は第1のコンデンサ電極423の上方に配置され ている。この第2のコンデンサ電極442は第1のコンデンサ電極423を越え て側方へ突出し、第2の線路片424上にまで達している。第2のコンデンサ電 極442は、第1の金属化面42において第1のコンデンサ電極423と第2の 線路片424との間に形成された空隙より突出している。 第2のコンデンサ電極442が第2の線路片424上に突出する領域では接触 孔内に第3接触部453が配置されている。この第3接触部453を介して、第 2のコンデンサ電極442は第2の線路片424に電気的に接続されている。 渦巻き形に配置された導体路422は第1のコンデンサ電極423に電気的に 接続され、それにより渦巻き形に配置された導体路422と接続端子441とか ら形成されたコイルは第1の線路片421と第1のコンデンサ電極423との間 に接続される。第1のコンデンサ電極423と、第2のコンデンサ電極442と 、それらの両電極間に配置された絶縁層43とは、コイルと第2の線路片424 とに直列接続されたコンデンサを形成する。第2の線路片424は能動マイクロ 波素子(例えばインパットダイオード又は高速トランジスタ)46の第1の接続 端子425に電気的に接続されている。マイクロ波素子46の第2の接続端子は 図7及び図8には示されていないが、接地線路426に接続されている。 図7及び図8に基づいて説明したコイル、コンデンサ及びマイクロ波素子を備 えた回路装置はコイル及びコンデンサが共振器として作用する共面直列共振回路 を形成する。77GHzで駆動する場合の共振器の所要スペースは100μm2 以下である。共振器の長さは約150μmであり、77GHzで駆動する場合の スロット共振器に必要な長さ1400μmより著しく短い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.能動マイクロ波素子(16)を含む高抵抗の単結晶シリコンから成る基板( 11)が設けられ、この基板(11)は絶縁層(13)によって互いに絶縁され た第1の金属化面(12)及び第2の金属化面(14)を少なくとも含み、受動 素子は第1の金属化面(12)に形成された第1の金属構造体(121)と第2 の金属化面(14)に形成された第2の金属構造体(141)とを少なくとも含 み、第1の金属構造体(121)は同じ金属化面(12)に形成された接地線路 (122)間に配置されることを特徴とする能動マイクロ波素子及び少なくとも 1つの受動素子を備えた集積回路構造。 2.受動素子はコイルとして形成され、第1の金属構造体(121)は接地線路 (122)によって取囲まれ渦巻き形に配置された導体路として形成され、第2 の金属構造体(141)は少なくとも第1の金属構造体(121)の中央部から この第1の金属構造体(121)の縁部にまで延び、第2の金属構造体(141 )は接触部(151)を充填された絶縁層(13)内の接触孔(15)を介して 第1の金属構造体(121)に電気的に接続されていることを特徴とする請求項 1記載の回路構造。 3.受動素子はコンデンサとして形成され、第1の金属構造体(221)及び第 2の金属構造体(241)はコンデンサの第1の電極及び第2の電極を形成し、 オーバーラップしていることを特徴とする請求項1記載の回路構造。 4.第1の電極(221)は接地線路(222)間を延びる信号線の一部として 形成され、第2の電極(241)は接触部(251)を備えた絶縁層(23)内 の2つの接触孔(25)を介して信号線の両側で接地線路(222)に電気的に 接続されていることを特徴とする請求項3記載の回路構造。 5.第1の電極(321)は接地線路(322)間を延びる信号線の一部として 形成され、信号線は空隙によって中断され、第2の電極(341)は空隙とオー バーラップし、接触部(351)を充填された絶縁層(33)内の接触孔(35 )を介して空隙の第1の電極(321)とは反対側の側部で信号線(323)に 電気的に接続されていることを特徴とする請求項3記載の回路構造。 6.一方はコイルとして形成されかつ他方はコンデンサとして形成された2つの 受動素子が設けられ、コンデンサは一方が一方の金属化面(42)に形成されか つ他方が他方の金属化面(44)に形成された2つの電極(423、442)を 含み、コイルは一方の金属化面に渦巻き形に配置された導体路(422)を含み 、この渦巻き形に配置された導体路(422)は接触部(452)を備えた絶縁 層(43)内の接触孔を介して他方の金属化面(44)に形成された接続端子( 441)に接続され、この接続端子(441)は渦巻き形に配置された導体路( 422)を横切るように延びることを特徴とする請求項1記載の回路構造。 7.コイル、コンデンサ及び能動マイクロ波素子は信号線に沿って直列に接続さ れ、コイルとコンデンサとが共振器を形成することを特徴とする請求項6記載の 回路構造。 8.第1の金属化面(42)にはこの第1の金属化面(42)の接地線路間を延 びる第1の線路片(421)及び第2の線路片(424)が配置され、コイルの 渦巻き形に配置された導体路(422)は第1の金属化面(42)において第1 の線路片(421)と第2の線路片(424)との間に配置され、コイルの接続 端子(441)は第2の金属化面(44)に配置され、しかも接触孔に配置され た第1の接触部(451)を介して第1の線路片(421)に電気的に接続され かつ接触孔に配置された第2の接触部(452)を介してコイル中央部の領域で コイルの渦巻き形に配置された導体路(422)に電気的に接続され、第1の金 属化面(42)には渦巻き形に配置された導体路(422)と第2の線路片(4 24)との間にコンデンサの第1のコンデンサ電極(423)が配置されて、コ イルの渦巻き形に配置された導体路(422)に電気的に接続され、第2の金属 化面(44)には第1のコンデンサ電極(423)とオーバーラップするコンデ ンサの第2のコンデンサ電極(442)が配置されて、第3接触部(453)を 介して第2の線路片(424)に接続され、能動マイクロ波素子(46)の第1 の接続端子(425)は線路片(421、424)の一方に電気的に接続されか つ能動マイクロ波素子(46)の第2の接続端子は接地線路(426)に電気的 に接続されていることを特徴とする請求項7記載の回路構造。 9.能動マイクロ波素子はインパットダイオード、ガンダイオード、ヘテロバイ ポーラトランジスタ又は高周波MOSトランジスタとして形成されていることを 特徴とする請求項1乃至8の1つに記載の回路構造。 10.高抵抗の基板は少なくとも1000Ωcmの比抵抗を有することを特徴と する請求項1乃至9の1つに記載の回路構造。
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