JPH10505154A - コリオリ効果質量流量計用の固定コイル - Google Patents

コリオリ効果質量流量計用の固定コイル

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Abstract

(57)【要約】 コリオリ流量計は、一対の平行な振動する流管を備えており、これら流管には、ドライバと、複数のセンサとが装備されており、これら各々のセンサは、運動しない固定コイルと、前記振動する流管に取り付けられた一対の磁石とを有している。各々のコイルは、独特な磁石の対と磁気的に協働する。第1の実施例においては、コイルは、流量計の動かない部材に取り付けられている。別の実施例においては、上記動かないコイルは、互いに位相外れで振動する流管に取り付けられたバネサブアセンブリにだけ取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 コリオリ効果質量流量計用の固定コイル 発明の背景 本発明は、コリオリ効果質量流量計に関し、特に、コストが低く、信頼性が高 く、良好な性能のセンサ・ピックオフ及び励起手段を有するコリオリ効果質量流 量計に関する。 問題点 導管を通って流れる材料の質量流量及び他の情報を測定するために、コリオリ 効果質量流量計を用いることは周知である。米国特許第4,491,025号( 1985年1月1日にJ.E.Smithに発行された)、及び、米国再発行特許第31 ,450号(1982年2月11日にJ.E.Smithに発行された)に開示されるよ うに、上述の流量計は、直線的な又は湾曲した形態を有する1又はそれ以上の流 管を備えている。コリオリ質量流量計の各々の流管の形態は、一組の固有振動モ ードを有しており、該固有振動モードは、単純な曲げ、ねじれ、又は、結合型と することができる。各々の流管は、上述の固有モードの1つの共鳴において振動 するように励起される。流量計の流入側に接続された配管から流量計に入る材料 の流れは、流管すなわち管を通って導かれ、流入側を通って流量計から出る。流 体で満たされた振動系の固有振動モードは、流管及び該流管の中の材料の合計質 量によって、部分的に決定される。 流量計を通る流れが全く無い場合には、流管に沿う総ての点は、与えられた励 起力によって、同一の位相で振動する。材料が流れ始めると、コリオリの加速度 が、流管に沿う各々の点に異なる位相を与える。流管の流入側の位相は、ドライ バから遅れ、一方、流出側の位相は、ドライバに先行する。複数のセンサが流管 に設けられていて、流管の運動を表す正弦波信号を発生する。2つのセンサ信号 の間の位相差は、流管を通る材料の質量流量に比例する。 運動する管の周囲のコイルに対する接続ワイヤが、ある問題を生ずる。これは 一般的に、2つの方法の中の1つで処理される。大型の流量計においては、絶縁 電線が管にテープ止めされる。そのような絶縁電線は、管の振幅がゼロに近いブ レースバー付近から始まり、管を上方に伸長して上記コイルに至る。この方法は 、テープ又は接着剤、及び、電線の絶縁体が、一般的に、高い緩衝材料であり、 そのような緩衝の大きさは、時間及び温度と共に、予測できない変化を示すとい う欠点を有している。コリオリ流量計の管の変化する緩衝力は、誤った流量信号 を発生することがある。 小型の流量計においては、上述の緩衝力により生ずる誤差は、極めて大きくな り、従って、弾性を有する細い導体(フレクシャー:flexures)が、固定端子か ら可動コイルの端子まで取り付けられる。これらのフレクシャーは、絶縁体又は テープを有していないので、非常に小さい緩衝力を有している。不運にして、同 じ低い緩衝力は、フレクシャーが、非常に明確な固有周波数を有していることを 意味し、フレクシャーを固有周波数で励起すると、早期に故障することがある。 また、フレクシャーの寸法及び脆弱性が、製造を困難なものとする。 解決策 電線を可動コイルに接続する上述の問題は、各々の管に設けられる磁石と、両 方の磁石に隣接して設けられる固定コイルとを用いる本発明によって解消される 。上記磁石は、各々の磁石が、平坦なコイルの方を向いた同じ磁極を有するよう に、また、管が離れたり接近する(位相外れ運動)際に、各々の磁石が、コイル を半径方向に横断して、コイルに追加の電圧を発生するように、配列される。こ のような配列を用いると、管の同位相運動により、一方の磁石は、コイルの中心 に向かってコイルを横断し、一方、他方の磁石は、コイルの中心から離れる方向 にコイルを横断する。この運動によって生ずる電圧は、互いに相殺し合う。従っ て、この新規な幾何学的な配列は、可動コイルに電線を取り付ける問題を生ずる ことなく、可動コイルのように同位相の運動を除去する。 固定コイルの設計によって生ずる正弦波信号の振幅は、コイルを遮る磁界の強 さすなわち磁界強度に比例する。そのような磁界強度は、磁石からの距離と共に 減少するので、電子信号処理が(非ゼロ)電圧レベルの交叉測定を用いてΔtを 決定する場合には特に、上記距離を時間と共に一定に保つことが重要になる。磁 石を流管に取り付け、また、コイルをケースに取り付けるための単純な方法を用 いて、上記距離(ギャップ)を一定に保つことは、困難であり、その理由は、上 記流管及びケースは、伝統的に、磁石及びコイルからかなりの距離にあるマニホ ールドにおいて、互いに固定されているからである。従って、ケース/マニホー ルド/流管の境界面における非常に小さな製造公差が、ギャップに大きな変動を 生ずることがある。そのようなギャップは、必要に応じて容易には調節すること ができない。また、作動の際には、流管及びケースが互いに反対方向に動く周囲 の振動によって励起される振動モードが存在する。これは、ギャップを周期的に 変化させ、流量測定に悪影響を与える恐れがある。 上記問題を解消するための4つの方法が存在する。第1の方法においては、コ イルをケースに固定するのではなく、板バネによって流管に固定する。この板バ ネの向きは、領域がコイルの平面に対して平行に動いて、ギャップを一定に保持 することを可能とする。コイルは、運動しない状態を保持するが、その理由は、 コイルは、2つの同一のバネの間に固定されていて、そのようなバネの遠い方の 端部が、反対方向に等しい距離だけ離されているからである。流管の同位相の運 動、又は、コイルの振動は、電圧が相殺されるので、電圧信号には現れない。 変動するギャップの問題を解決するための第2の方法は、1つのピックオフに 2つのコイルを使用することである。2つのコイルを互いに平行に位置決めし、 ケースに固定して、電線で直列に接続する。流管を2つのコイルの間に置き、各 々の流管にそれぞれの流管に固定され直径方向において対向する2つの磁石を設 け、これにより、各々の磁石を1つのコイルの方を向かせる。全部で4つの磁石 (2つのコイルに対して)は、それぞれのコイルの方を向いた同じ磁極(N極又 はS極)を有している。この方法において、2つのコイルは、ケースが流管に関 して移動した場合には、一方のコイルに対するギャップは、小さくなるが、他方 のコイルに対するギャップは、同じ量だけ大きくなる。小さな変位すなわち移動 に関しては、磁界強度は、距離に関してほぼ直線的であるので、小さなギャップ の側に生じる電圧の増大は、大きなギャップの側に生ずる電圧の減少によって補 償すなわち相殺される。従って、この構造は、ギャップの変動に対して感度を持 たない。 固定コイルがギャップの変動に感度を持たないようにするための第3の方法は 、ケースと流管との間の大きな変動モードに関してギャップが変化しないように 、コイルを流管の周囲に位置決めすることである。流管とケースとの間の基本的 なモードは、流管及びケースが流管の平面において振動することである。流管は 、互いに関しては同位相で振動するが、ケースに関しては位相外れで振動する。 これが、十分に小さい周波数を有するほぼ唯一のモードであり、振動の振幅が重 要である。系の質量中心は、マニホールドの付近にあり、流管及びケースは、上 記質量中心の周囲で回転モードで振動する。コイルの平面が、上記質量中心に一 致する中心を有する球に対して接線方向になるように、コイルを配向することに より、ギャップは、ケースの横方向のモードに関係無く、一定のままになる。こ のモードから生ずる唯一の相対速度は、上記球に対して接線方向であり、コイル の平面にある。流管に対して直角なケース/流管の接線方向の運動は、同位相の 管の運動であり、これは相殺される。流管に対して接線方向の運動(ケースの横 方向のモード)は、振幅が十分に大きい場合には、問題を生ずることがある。コ イルを矩形状にすることにより、上記方向の振動は、コイルの直線的な脚部を上 下する磁石の移動を生じさせ、発生した電圧には変化がない。 最後に、左側及び右側の両方のピックオフのギャップが互いに同位相で大きく 及び小さくなるように、コイルを配向させることもできる。位相の測定は、2つ のピックオフが発生する振幅の比が一定である限り、振幅に感度を持たない。コ イルが共にベンドの外側に設けられている「通常の」ピックオフ構造においては 、ケースの横方向のモードに応答して、一方のギャップは増大するが、他方のギ ャップは減少する。しかしながら、一方のピックオフをベンドの外側に設け、他 方のピックオフをベンドの内側に設けた場合には、左側及び右側のピックオフの ギャップは、互いに同位相で変化し、位相の測定は影響を受けない。 説明を簡単にするために、今までの説明においては、ピックオフコイルだけを 議論した。上述の論理は、一般的には、励起信号の直線性及び位相には関心がな い点を除いて、ドライバにも応用することができる。従って、ドライバのギャッ プは、励起効率を考慮する際にだけ、重要である。通常、ドライバは、流管の頂 点に位置しているので、コイルの平面は、通常、質量中心にその中心を有してい る球に対して接線方向であり、ギャップを一定に保持するためのそれ以上の対策 を必要としない。 上述の記載から、本発明は、コリオリ効果流量計の振動管に設けられたドライ バのコイル及びセンサ要素に対して電気的な接続部を延長する問題を解消するこ とが分かる。この相互接続の問題は、コイルが、振動する流管に物理的に取り付 けられた関連する磁石と磁気的に協働するように、コイルを固定部材に物理的に 取り付けることによって、解消される。そうではなく、コイルをバネ手段によっ て振動する流管に物理的に取り付けることにより、コイルを固定した状態に保持 し、上記バネ手段によって、流管の位相外れの励起振動に関して、コイルが運動 しないように維持することもできる。 図面の説明 本発明の上述の及び他の利点及び特徴は、図面を参照して以下の説明を参照す ることにより、より良く理解されよう。図面においては、 図1は、本発明の代表的な第1の実施例を開示するものであって、ドライバ及 びセンサコイルがバネ手段によって一対の流管に接続されている状態を示してお り、 図2は、図1の断面2−2に沿って取った横断面図であり、 図3は、一対の流管に取り付けられているバネアセンブリの一部を構成するコ イル及び磁石を示しており、 図4は、コリオリ効果流量計のフォームに取り付けられたコイルを示しており 、 図5は、本発明の別の実施例を開示するものであって、2つのセンサの磁石及 び協働するコイルが、一対の流管の対向面に設けられている状態を示しており、 図6は、流量計の固定ケーシングに取り付けられたプリント回路コイルと、一 対の流管の頂部及び底部に設けられている関連する磁石とを有している、流量計 を開示しており、 図7は、図6の線7−7に沿って取った横断面図であり、 図8は、矩形状の平坦なコイルを開示しており、 図9は、一対のプリント回路コイル、及び、接続回路を備えていて、電気コネ クタを収容するようになされている、フレクシャーアセンブリを示しており、 図10は、コリオリ効果流量計の外側シールドの開口の中に挿入されている図 9のフレクシャーのコネクタを示しており、 図11は、センサコイルが、流量計の質量中心に一致する中心を有している球 体に対して接線方向に設けられている、別の実施例を示している。 詳細な説明 図1及び図2の説明 代表的なコリオリ効果質量流量計10が、図1に示されており、この流量計は 、片持ち梁式に取り付けられた2つの流管12、14を備えており、これら流管 は、それぞれの位相外れ曲げ軸線W−W、W’−W’に関して、実質的に同一の バネ定数及び慣性モーメントを有するように、マニホールドボディ30に取り付 けられている。 励起コイル及び磁石Dが、流管12、14の頂部130,130’の間の中間 領域に取り付けられていて、流管12、14を軸線W−W、W’−W’に関して 位相外れで振動させている。左側のセンサL及び右側のセンサRが、流管12、 14の頂部のそれぞれの端部付近に取り付けられていて、流管12、14の相対 的な運動を検出している。この検出は、流管12、14の頂端部の運動をそれぞ れのゼロ交叉によって測定するか、あるいは、流管の運動速度を測定することに よって、行うことができる。流管12、14は、左の側脚部131、131’と 、右の側脚部134、134’とを有している。これらの側脚部は、下方に向か って互いに収束していて、マニホールド要素121、121’の表面120、1 20’に取り付けられている。ブレースバー140R、140Lは、流管12、 14の脚部にろう付けされていて、軸線W−W、W’−W’を形成する役割を果 たしており、流管は、ドライバDが経路156を介して励起された時に、上記軸 線 の周囲で位相外れの振動を行う。軸線W−W、W’−W’の位置は、流管の側脚 部131、131’及び134、134’上でのブレースバー140R、140 Lの位置によって決定される。 温度検知器22が、流管14の側脚部131に取り付けられていて、流管の温 度、及び、該流管の中を流れる材料の近似的な温度を測定している。この温度情 報を用いて、流管のバネ定数の変化を決定する。ドライバO、センサL、R、及 び、温度検知器22は、経路156、157、158、159によって、質量流 量計の計装部24に接続されている。質量流量計の計装部24は、センサ18、 20、22から受信した信号を処理して流量計10を通って流れる材料の質量流 量を決定するマイクロプロセッサを備えることができ、該マイクロプロセッサは 、材料の密度及び温度の如き他の測定値も処理する。質量流量計の計装部24は 、また、経路156を介してドライバDに励起信号をを与えて、管12、14を 軸線W−W、W’−W’の周囲で位相外れで振動させる。 マニホールドボディ30は、鋳造体150、150’から形成されている。鋳 造要素150、150’は、フランジ103、103’によって、供給導管及び 出口導管(図示せず)に取り付けることができる。マニホールドボディ30は、 材料の流れを供給導管から流管12、14に導き、その後、出口導管に戻す。マ ニホールドのフランジ103、103’が、入口端104及び出口端104’を 介して、測定すべきプロセス材料を搬送する導管系(図示せず)にに接続される と、材料は、フランジ103の入口オリフィス(図示せず)を介して、マニホー ルドボディ30及びマニホールド要素110に入り、鋳造要素150の徐々に変 化する断面を有する通路(図示せず)によって、流管12、14に接続される。 材料は、マニホールド要素121によって分割され、流管14、12のそれぞれ の左の側脚部131、131’に通される。次に、材料は、管の頂部要素130 、130’、及び、右の側脚部134、134’を通って流れ、流管のマニホー ルド要素121’の中で単一の流れに再結合される。その後、流体は、ケーシン グの出口要素150’の中の通路(図示せず)に導かれ、次に、マニホールドの 出口要素110’に入る。出口端104’が、ボルト穴を102’を有するフラ ン ジ103’によって、導管系(図示せず)に接続されている。 ドライバ要素Dは、図1の線2−2に沿って取った横断面図である図2に更に 詳細に示されている。図2に明瞭に示すように、ドライバ要素は、右側のバネ1 49と、左側のバネ148と、バー147と、このバー147に取り付けられて いるコイル142とを備えている。これらの要素は、バネ148、149の先端 において、流管14、12のそれぞれの外側面に取り付けられているサブアセン ブリを備えている。磁石166が、流管12の外側面に取り付けられており、一 方、磁石165が、流管14の外側面に取り付けられている。これらの磁石は、 それぞれのN極が同じ方向(すなわち、コイルの方を向く方向)を向くように取 り付けられている。コイル142の下面は、両方の磁石165、166の磁界を 囲むように、十分な面積を有している。図2の要素は、ドライバとして作用する 時には、AC励起信号を受信することに応答して電磁場を発生し、該電磁場は、 磁石、及び、これら磁石が取り付けられている流管を互いに関して位相外れで振 動させる。そうしている間に、その中で流れている材料を含む流管は、流管の構 造の共鳴周波数で、互いに関して内方及び外方に運動する。 左側のセンサ要素L及び右側のセンサ要素Rは、図2に示すドライバ要素Dの 要素と同様な要素を備えている。各々のセンサ要素のコイルは、流管及びこれら 流管に関連する磁石の相対的な運動に応答して、流管の運動を表す出力信号を発 生する。センサ要素L及びRのコイルからの出力信号は、図1の経路157、1 58を介して、質量流量計の計器装備の要素24に送られ、この要素は、そのよ うな信号を処理して、流管12、14の中を流れている材料に関して測定すべき 所望の特性を表す出力情報を発生する。 要素L及びRの磁石は、センサとして作用する時には、流管12、14の位相 外れの運動に応答して、流管の互いに関する相対的な速度を表す追加の信号を発 生する。相殺される同位相の振動に関してセンサの2つの磁石の各々によって発 生された信号は、センサL及びRの導体157又は158に出力を全く与えない 。図3の説明 図3は、コイル142を一対の磁石165、166、及び、流管12、14に 関連させるための別の実施例を開示している。図2の実施例においては、磁石1 65、166は、流管12、14の外側面に直接取り付けられている。この構成 は、磁石を流管に取り付けるための作業(ろう付け、溶接等)を必要とする。図 3の実施例は、コイル及び磁石が共に、バー147、及び、バネ要素301.. .309から成る別個のバネサブアセンブリに取り付けられている点において、 図2の実施例と異なっている。コイル142は、図2に示すのと同じ態様で、バ ー147に取り付けられている。磁石165、166は、U字形状のバネ部材3 04、301のそれぞれの直角な端部分306、302に取り付けられている。 バネ部材301は、180°湾曲した部分308を有しており、バネ部材301 はそこから部分303を有しており、この部分は、その他端部に90°のベンド (屈曲部)及び部分302を有している。磁石166は、バネ部分302の一側 部に取り付けられており、一方、バネ部分302の反対側の面は、溶接又はろう 付けによって、流管12に固定されている。バネ部材304は、バネ部材301 と同様である。 図3の実施例は、コイル及び磁石を別個のサブアセンブリとして事前に組み立 て、その後に、適宜な取り付け手段によって流管12、14に取り付けることが できる点において、図2の実施例よりも効果的である。バネ部材301、304 は、バー147、及び、コイル142まで伸長しているそのケーブル156が、 流管12、14の位相外れ振動に関して、実質的に静止して動かないように、所 望の弾性及び撓みを有するように選択される。この理由によって、導体156は 、振動を受けず、一方、そのような導体の剛性、緩衝力、あるいは、他の機械的 な特性は、流管12、14の位相外れ振動に悪影響を与えない。 図2の場合と同様に、図3の実施例を構成する各要素が、図1のドライバDを 備えているものとして図3に示されている。しかしながら、コイル142の特性 を除いて、ドライバDの要素は、図1の左側及び右側のセンサL、Rと同一か、 あるいは、同等なものである。従って、センサ要素L、Rの構造は、図2及び図 3に示す実施例に関して同一である。図4の説明 図4は、固定コイル142を振動流管12、14に取り付けられている磁石1 65、166に関連させるための別の構造を示している。磁石165、166は 、流管12、14に直接取り付けられている。コイル142は、その平面を磁石 165、166の表面に接近させているが該表面から離れた状態で位置決めされ ており、これにより、コイル142の平面と磁石165、166との間には、所 定のギャップが画成されている。コイル142は、ネジSの如き適宜な手段によ って、要素402−406を有するブラケットに取り付けられている。ブラケッ トの脚部404、405は、流量計のシェル401の内側面に取り付けられてい る。シェル401は、図1の流管アセンブリ12、14を包囲している。 図4の実施例は、図2及び図3の実施例よりも構造が複雑でないという利点を 有しているが、図4の実施例は、上記ブラケット及びコイルをシェル401に関 して正確に位置決めしなければならず、また、磁石165、166とコイル14 2との間のギャップが等しくなるように、流量計アセンブリを正確に取り付けな ければならないという欠点を有している。また、流量計が作動していて、周囲温 度を受けている時には、温度変化によるケース又はシェル401の膨張が、磁石 とコイル142との間のギャップの大きさに不均一な影響を与えないようにする 必要がある。 また、流管に対して相対的にケースが振動すると、上記ギャップが周期的に変 化するという潜在的な問題もある。図5の説明 図5の実施例は、図1の実施例と総てに関して同一であるが、右側のセンサR 、並びに、流管14のコイル143及び磁石158の如き関連する要素が、図1 のセンサR及びこれに関連する要素の場合のように流管の外側部分にではなく、 流管12、14の内側部分に設けられている点において異なっている。 図5に関しては、左側のセンサ要素Lの磁石及びコイル、並びに、右側のセン サ要素Rの磁石及びコイルが共に、流管12、14の内側及び外側の表面にそれ ぞれ設けられていることに注意する必要がある。この構造は、流管の横方向の同 位相振動又は運動に関して効果的であり、その理由は、センサ要素L、Rが左側 へ動いて、それぞれのコイルと磁石との間のギャップが減少する場合には、上述 の振動又は運動は、同時に且つ同じ量だけ増大するからである。そうではなく、 センサ要素L、Rが右側へ動く場合には、各々のセンサの磁石とコイルとの間の ギャップは、同時に減少する。この構成は、一方のセンサのギャップが増大し、 他方のセンサのギャップが減少することを防止する。そのような事態が生じた場 合には、各々のセンサからの出力信号の相対的な振幅は、等しくなくなり、質量 流量計の計器装備の要素24の信号処理機能をより困難なものにすることになる 。 図5は、図1の流量計の立面図だけを開示しており、従って、流管14、及び 、その磁石145、155、158だけを示している。流管12は、図5には示 されていないが、そのような流管12は、流管14の直ぐ背後に位置しているこ とは理解されることであり、また、流管12は、同じ磁石並びに図1に示す別の 要素に取り付けられていることも理解されることである。図6、図7及び図8の説明 図6、図7、及び、図8は、一緒になって、本発明の別の実施例を開示してお り、この実施例においては、各々3つのコイルを有する一対のプリント回路板( PC板)が、一対の流管の頂脚部の上方及び下方に設けられており、該頂脚部に は、図6の実施例のドライバ及びセンサの機能を果たすための協働する磁石が装 着されている。図6においては、上方ののPC回路板は、要素604として示さ れている。PC回路板604は、流管12、14の上に設けられている。下方の PC回路板は、要素608であって、流管12、14の頂脚部の下に位置してい る。各々のPC回路板は、その中間部分に埋め込まれた平坦なコイルを有してお り、また、その各々の端部分に埋め込まれた平坦なコイルを有している。PC回 路板604の中央のコイルは、602であり、また、左側及び右側の端のコイル は、601、603である。図6には特に図示されていないが、PC回路板60 8は、PC回路板604の3つのコイルに対応する3つのコイルを有しており、 PC回路板608のそのような3つの回路は、回路板604の対応するコイルに 対して平行に且つこれらコイルの直ぐ下に設けられている。 図6においては、磁石611、612、613は、下方のPC回路板608の 左側の端、中央、及び、右側の端に設けられるコイルとそれぞれ協働するように 、流管14の下方部分に位置し該下方部分に取り付けられている。磁石614、 616、617が、プリント回路板604のコイル601、602、603とそ れぞれ協働するように、流管14の頂面(上面)に取り付けられている。 図7は、図6の線7−7に沿って取った横断面図を含んでおり、ドライバDに 関連する構造要素を更に詳細に示している。図7に更に詳細に示されている要素 は、PC回路板604のコイル602と、これに対応するPC回路板608のコ イル602Aとを含んでいる。流管12に関連して設けられている磁石は、図6 には示されていない。しかしながら、そのような磁石は、ドライバ要素Dに関し て図7に示されていて、要素712、714である。 回路板604、608に埋め込まれているコイルは、円形ではなく矩形状である ことに注意する必要がある。これらのコイルは、図8に詳細に示されており、図 8においては、図示されているコイルは、図10の励起コイル602であると考 える。前方の磁石616が、流管14の頂部に取り付けられている。この磁石に 対応する磁石は、図6には示されておらず、流管12に取り付けられていて、図 8において要素714として示されている。回路板604の他のコイル601、 603、及び、回路板608の対応する3つのコイルも矩形状であって、図8に 示すコイル602と同一である。 本アセンブリの簡略化は、磁石612、614、及び、同様な磁石712、7 14にそれぞれ置き換わる単一の磁石を用いることにより、達成することができ る。これらの長い単一部片から成る磁石は、流管12、14の頂部及び底部では なく、外側に取り付けることができる。そのような磁石の作用は、2部品から成 る上述のアセンブリの作用と同一である。一般的に、2つの流管の物理的な長さ が、実際のコイルの寸法、特に、コイルの幅を決定する。また、流管の側部に磁 石を設けることにより、PCコイルの幅を延長し、従って、同位相の運動及び振 動に対する感度を下げることができる。磁石とPCコイルの長く平行な導体との 間の流管の軸線の方向における相対的な運動は、電圧を生ずることがなく、ある いは、流管の振動によって生ずる電圧に影響を与えることはない。 PC回路板の中に埋め込まれた平坦の形態のコイルは、磁石電線から形成され た別個のコイルよりも、廉価であり、また、周囲温度に対する耐久性が高いので 、効果的である。図8のコイルは、別個のコイルよりも容易にシールされる。ま た、埋め込まれたコイルに関する製造及び組み立てプロセスにおいて、競合する 細い電線は存在しない。埋め込まれたコイルは、また、嵩及び重量が小さく、主 として、製造プロセスを繰り返すことができるので、対応する別個のコイルより も効果的である。 磁石616、714は、図8にコイル602に関連して示されている。これら の磁石は、作動の間に、互いに位相外れで垂直方向に運動する。この運動は、図 8に示す特定の構造が、ドライバ又はセンサを表すことに関係無く、生ずる。図 8に関しては、磁石の運動は、これら磁石によって発生された磁界が湾曲した導 体ではなく、実質的に直線的な導体を横断するようにする。これにより、コイル 及び磁石がセンサとして作用する時に、調波すなわちハーモニックスを排除し、 関連する磁石の磁界が直線的な導体ではなく湾曲した導体を横断する場合に、セ ンサコイルの出力信号に生ずるであろうハーモニックスの量を減少させることに より、信号の直線性を改善する。図9及び図10の説明 図6及び図7のコイルと関連する電子部品との間の相互接続は、図6及び図7 には示されていない。図9及び図10は、本発明の効果的な実施例を開示してお り、この実施例においては、回路板の対604、608の対応するコイルが、互 いに助け合って、直列に接続されている。図9及び図10は更に、上述のコイル を質量流量計の計装部24に接続することのできる態様を示している。 図9は、3つのコイルが各々の回路板に埋め込まれている回路板の対604、 608を開示している。回路板604のコイルは、601、602、603であ る。回路板608の対応するコイルは、同じ参照符号に添字Aを付けたもので示 されている。これら2つの回路板の対応するコイルは、直列に接続されている。 励起コイル602、602Aは、センサコイルのファミリー601、603と同 じように直列に接続されている。上記2つの回路板のコイルは、回路板604と 回路板608との間に伸長する可撓性の回路901によって、互いに接続されて いる。可撓性の回路901の中央部分902が、コネクタピン用のコネクタPC パッドに接続されている。上記ピンは、嵌合するコネクタと協働して、回路板の コイル回路を励起信号源及び電子要素24の入力回路に接続できるようになされ ている。 図10は、図9の回路板及びコネクタピンを流量計の構造に接続する態様を示 している。流量計の外側シェル1001の一部が詳細に示されている。このシェ ルは、コネクタ1002及びそのピン1003を収容する開口を有している。シ ェル1001は、一対のブラケット1004の各々の一方の脚部に取り付けられ ており、上記2つの回路板は、各々のブラケットの他方の脚部に取り付けられて いる。例えば、ブラケット1004に関しては、その左側の脚部は、流量計のシ ェル1001に接続されており、一方、他方の脚部の底面は、コイル602を含 むPC回路板604に接続されている。図10は、横断面図を示している。プリ ント回路板604は、コイル602を含んでおり、該コイルの有効面は、磁石7 12、612の頂面に対して平行であり、これら磁石は、流管12、14に取り 付けられている。磁石712、612とコイル602との間のギャップは、作動 中には均一に保持される。これは、ドライバ要素、並びに、センサ要素のコイル 及び関連する磁石の両方に関して同じである。 図10の流管12、14の底部は、コイル602Aの平面と協働する磁石71 4、614に取り付けられている。 図11は、流管に取り付けられた磁石と流量計の固定部材に取り付けられたセ ンサコイルとの間の振動又は相対的な運動に起因して、ギャップの寸法が変化す るという問題を極めて少なくする別の実施例を開示している。図11の実施例は 、この実施例が、流量計10のケーシング30を備えており、このケーシングに ー対の流管14、12(流管14だけが図11に示されている)が取り付けられ ている点において、図1の実施例と構造的に類似している。左側のセンサL及び 右側のセンサRが、流管の実質的に直線的な頂部130の左側の端及び右側の端 にそれぞれ位置決めされている。磁石1103、1104は、図11において、 流 管12の対応する磁石(図示せず)と共に、それぞれの流管に取り付けられてい る。左側のコイル1101及び右側のコイル1102は、ブラケット1420、 1421によって、固定部材(図示せず)に取り付けられている。 作用において、流管及びこれに接続された磁石は、流量計に堅固に取り付けら れているセンサコイルL、Rに関して、同位相で振動することができる。流量計 がその一部を構成する系の振動の如き周囲の条件に起因する振動が、コイルと磁 石との間の距離(ギャップ)を変化させる。この変化は、コイルL、Rの信号の 振幅に影響を与えて、信号処理機能を煩雑にするかあるいは低下させる。図11 の実施例は、その中心CMが流管系の動的な質量の球の中心にある円に対して接 線方向になるように、センサL、Rを図示のように取り付けることによって、磁 石及びコイルの相対的な運動の結果を極力少なくする。コイル1101、110 2は、図8に示すように矩形状であるので、流管及び磁石のコイルに関する相対 的な運動は、球形の質量中心CMの周囲の半径1121、1122の上でコイル を動かす。この相対的な運動は、ギャップの寸法を変えることはなく、磁石をコ イルに関して側方に移動させるだけである。この側方への移動は、流管の頂部1 30の各々の端部に設けられる一対の磁石に関して、同位相である。この同位相 の運動は、各々の磁石によって発生された信号を効果的に相殺し、これにより、 各々のコイルは、上記同位相の横方向の運動の結果としての出力信号を全く発生 しない。図11の構造は、本質的に球形であり、これにより、上述の流管の同位 相の相対的な運動は、流管の運動方向(すなわち、図11で見て左側又は右側、 あるいは、内方又は外方の方向)に関係無く、コイルL、Rに出力信号を全く発 生しない。 図11の実施例の利点は、コイル1101、1102が外部の部材に堅固に取 り付けられているこそに限定される。図11の実施例の利点は、磁石及びコイル が同位相の相対的な運動を行うことを本質的に阻止する図2及び図3の実施例に は適用できない。 上述の記載から、本発明の構造は、コリオリ流量計のセンサ及び励起コイルを 運動しないように取り付け、これにより、コイルが関連して設けられている磁石 及び流管が位相外れで振動する際に、コイルが運動しないようにする、取り付け 手段を効果的に提供することが分かる。このコイルの運動しない取り付けは、コ リオリ流量計が作動することにより発生される出力情報の性能すなわち精度を変 えないという特性を有する電気的な導体によって、コイルを関連する電子部品に 接続することを可能とする。 請求の範囲に記載の発明は、上述の好ましい実施例の説明に限定されるもので はなく、本発明の概念の範囲及び精神の範囲内の他の変更例及び変形例も包含す るということは、明らかに理解されよう。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年1月18日 【補正内容】 解決策 電線を可動コイルに接続する上述の問題は、各々の管に設けられる磁石と、両 方の磁石に隣接して設けられる固定コイルとを用いる本発明によって解消させる 。上記磁石は、各々の磁石が、コイルの方を向いた同じ磁極を有するように、ま た、管が相対的に動く(位相外れ運動)際に、各々の磁石が、コイルを半径方向 に横断して、コイルに追加の電圧を発生するように、配列される。このような配 列を用いると、管の同位相運動により、一方の磁石は、コイルの中心に向かって コイルを横断し、一方、他方の磁石は、コイルの中心から離れる方向にコイルを 横断する。この運動によって生ずる電圧は、互いに相殺し合う。この新規な幾何 学的な配列は、従来技術と同様に、流管の同位相運動を除去するが、電線を可動 コイルに取り付ける問題を生ずることがない。 本発明のコイルの設計によって生ずる正弦波信号の振幅は、コイルを遮る磁界 の強さすなわち磁界強度に比例する。そのような磁界強度は、磁石からの距離と 共に減少するので、電子信号処理が(非ゼロ)電圧レベルの交叉測定を用いてΔ tを決定する場合には特に、上記距離を時間と共に一定に保つことが重要になる 。磁石を流管に取り付け、また、コイルを流量計のケースに取り付けるための単 純な方法を用いて、上記距離(ギャップ)を一定に保つことは、困難であり、そ の理由は、上記流管及びケースは、伝統的に、磁石及びコイルからかなりの距離 にある流量計のマニホールドにおいて、互いに固定されているからである。従っ て、ケース/マニホールド/流管の境界面における非常に小さな製造公差が、磁 石/コイル間のギャップに大きな変動を生ずることがある。そのようなギャップ は、容易には調節することができない。また、作動の際には、流管及びケースが 互いに反対方向に動く周囲の振動によって励起される振動モードが存在する。こ れは、ギャップを周期的に変化させ、流量測定に悪影響を与える恐れがある。 本発明によれば、上記問題を解消するための4つの方法が存在する。第1の方 法においては、コイルをケースに固定するのではなく、バネによって流管に固定 する。このバネの向きは、磁石/コイル間のギャップを一定に保持しながら、流 管がコイルの平面に対して平行に動くことを可能とする。コイルは、運動しない 状態を保持するが、その理由は、コイルは、2つの同一のバネの間に固定されて いて、そのようなバネの遠い方の端部が、取り付けられた流管によって反対方向 に等しい距離だけ離されているからである。流管の同位相の運動、又は、コイル の振動は、電圧が相殺されるので、出力信号には現れない。 変動する磁石/コイル間のギャップの問題を解決するための第2の方法は、1 つのピックオフに2つのコイルを使用することである。2つのコイルを互いに平 行に位置決めし、流量計のケースに固定して、電線で直列に接続する。流管を2 つのコイルの間に置き、各々の流管にそれぞれの流管に固定され直径方向におい て対向する2つの磁石を設け、これにより、各々の磁石を1つのコイルの方を向 かせる。全部で4つの磁石(各々の流管の2つのコイルに対して)は、それぞれ のコイルの方を向いた同じ磁極(N極又はS極)を有している。この方法におい て、2つのコイルは、ケースが流管に関して移動した場合には、一方のコイルに 対するギャップは、小さくなるが、他方のコイルに対するギャップは、同じ量だ け大きくなる。小さな変位すなわち移動に関しては、磁界強度は、距離に関して ほぼ直線的であるので、小さなギャップの側に生じる電圧の増大は、大きなギャ ップの側に生ずる電圧の減少によって補償すなわち相殺される。従って、この構 造は、ギャップの変動に対して感度を持たない。 固定コイルがギャップの変動に感度を持たないようにするための第3の方法は 、ケースと流管との間の大きな変動モードに関してギャップが変化しないように 、コイルを流管の周囲に位置決めすることである。流管とケースとの間の基本的 な振動モードは、流管及びケースが流管の平面において振動することである。流 管は、互いに関しては同位相で振動するが、ケースに関しては位相外れで振動す る。これが、十分に小さい周波数を有するほぼ唯一のモードであり、振動の振幅 が重要である。系の質量中心は、マニホールドの付近にある。流管及びケースは 、上記質量中心の周囲で回転モードで振動する。コイルの平面が、上記質量中心 に一致する中心を有する球に対して接線方向になるように、コイルを配向するこ とに より、ギャップは、ケースの横方向のモードに関係無く、一定のままになる。こ のモードから生ずる唯一の相対速度は、上記球に対して接線方向であり、コイル の平面にある。流管に対して直角なケース/流管の接線方向の運動は、同位相の 管の運動であり、これは相殺される。流管に対して接線方向の運動(ケースの横 方向のモード)は、振幅が十分に大きい場合には、問題を生ずることがある。コ イルを矩形状にすることにより、上記方向の振動は、コイルの直線的な脚部を上 下する磁石の移動を生じさせ、発生した電圧には変化がない。 最後に、左側及び右側の両方のピックオフのギャップが互いに同位相で大きく 及び小さくなるように、コイルを配向させることもできる。位相の測定は、2つ のピックオフが発生する振幅の比が一定である限り、振幅に感度を持たない。コ イルが共にベンドの外側に設けられている「通常の」ピックオフ構造においては 、ケースの横方向のモードに応答して、一方のギャップは増大するが、他方のギ ャップは減少する。しかしながら、一方のピックオフを流管のベンドの外側に設 け、他方のピックオフをベンドの内側に設けた場合には、左側及び右側のピック オフのギャップは、互いに同位相で変化し、位相の測定は影響を受けない。 説明を簡単にするために、今までの説明においては、ピックオフコイルだけを 議論した。上述の論理は、一般的には、励起信号の直線性及び位相には関心がな い点を除いて、ドライバにも応用することができる。従って、ドライバの磁石/ コイル間のギャップは、励起効率を考慮する際にだけ、重要である。通常、ドラ イバは、流管の頂点に位置しているので、コイルの平面は、通常、質量中心にそ の中心を有している球に対して接線方向であり、ギャップを一定に保持するため のそれ以上の対策を必要としない。 図面の説明 本発明の上述の及び他の利点及び特徴は、図面を参照して以下の説明を参照す ることにより、より良く理解されよう。図面においては、 図1は、本発明の代表的な第1の実施例を開示するものであって、ドライバ及 びセンサコイルが板バネ手段によって一対の流管に接続されている状態を示して おり、 図2は、図1の断面2−2に沿って取った横断面図であり、 図3は、一対の流管に取り付けられているバネアセンブリの一部を構成するコ イル及び磁石を示しており、 図4は、コリオリ効果流量計のフォームに取り付けられたコイルを示しており 、 図5は、本発明の別の実施例を開示するものであって、2つのセンサの磁石及 び協働するコイルが、一対の流管の対向面に設けられている状態を示しており、 図6は、流量計の固定ケーシングに取り付けられたプリント回路コイルと、一 対の流管の頂部及び底部に設けられている関連する磁石とを有している、流量計 を開示しており、 図7は、図6の線7−7に沿って取った横断面図であり、 図8は、矩形状の平坦なコイルを開示しており、 図9は、一対のプリント回路コイル、及び、接続回路を備えていて、電気コネ クタを収容するようになされている、フレクシャーアセンブリを示しており、 図10は、コリオリ効果流量計の外側シールドの開口の中に挿入されている図 9のフレクシャーのコネクタを示しており、 図11は、センサコイルが、流量計の質量中心に一致する中心を有している球 体に対して接線方向に設けられている、別の実施例を示している。 詳細な説明 図1及び図2の説明 代表的なコリオリ効果質量流量計10が、図1に示されており、この流量計は 、片持ち梁式に取り付けられた2つの流管12、14を備えており、これら流管 は、それぞれの位相外れ曲げ軸線W−W、W’−W’に関して、実質的に同一の バネ定数及び慣性モーメントを有するように、マニホールドボディ30に取り付 けられている。 励起コイル及び磁石Dが、流管12、14の頂部130,130’の間の中間 領域に取り付けられていて、流管12、14を軸線W−W、W’−W’に関して 位相外れで振動させている。左側のセンサL及び右側のセンサRが、流管12、 14の頂部のそれぞれの端部付近に取り付けられていて、流管12、14の相対 的な運動を検出している。この検出は、流管12、14の頂端部の運動をそれぞ れの出力信号ゼロ交叉によって測定するか、あるいは、流管の相対的な運動の速 度を測定することによって、行うことができる。流管12、14は、左の側脚部 131、131’と、右の側脚部134、134’とを有している。これらの側 脚部は、下方に向かって互いに収束していて、マニホールド要素121、121 ’の表面120、120’に取り付けられている。ブレースバー140R、14 0Lは、流管12、14の脚部にろう付けされていて、軸線W−W、W’−W’ を形成する役割を果たしており、流管は、ドライバDが経路156を介して励起 された時に、上記軸線の周囲で位相外れの振動を行う。軸線W−W、W’−W’ の位置は、流管の側脚部131、131’及び134、134’上でのブレース バー140R、140Lの位置によって決定される。 温度検知器22が、流管14の側脚部131に取り付けられていて、流管の温 度、及び、該流管の中を流れる材料の近似的な温度を測定している。この温度情 報を用いて、流管のバネ定数の変化を決定する。ドライバD、センサL、R、及 び、温度検知器22は、経路156、157、158、159によって、質量流 量計の計装部24に接続されている。質量流量計の計装部24は、センサL、R 、及び、検知器22から受信した信号を処理して流量計10を通って流れる材料 の質量流量を決定するマイクロプロセッサを備えることができ、該マイクロプロ セッサは、材料の密度及び温度の如き他の測定値も処理する。質量流量計の計装 部24は、また、経路156を介してドライバDに励起信号をを与えて、管12 、 14を軸線W−W、W’−W’の周囲で位相外れで振動させる。 マニホールドボディ30は、鋳造体150、150’から形成されている。鋳 造要素150、150’は、フランジ103、103’によって、供給導管及び 出口導管(図示せず)に取り付けることができる。マニホールドボディ30は、 材料の流れを供給導管から流管12、14に導き、その後、出口導管に戻す。マ ニホールドのフランジ103、103’が、入口端104及び出口端104’を 介して、測定すべきプロセス材料を搬送する導管系(図示せず)にに接続される と、材料は、フランジ103の入口オリフィス(図示せず)を介して、マニホー ルドボディ30及びマニホールド要素110に入り、鋳造要素150の徐々に変 化する断面を有する通路(図示せず)によって、流管12、14に接続される。 材料は、マニホールド要素121によって分割され、流管14、12のそれぞれ の左の側脚部131、131’に通される。次に、材料は、管の頂部要素130 、130’、及び、右の側脚部134、134’を通って流れ、流管のマニホー ルド要素121’の中で単一の流れに再結合される。その後、流体は、ケーシン グの出口要素150’の中の通路(図示せず)に導かれ、次に、マニホールドの 出口要素110’に入る。出口端104が、ボルト穴102’及び押す01を有 するフランジ103によって、導管系(図示せず)に接続されている。 ドライバ要素Dは、図1の線2−2に沿って取った横断面図である図2に更に 詳細に示されている。図2に明瞭に示すように、ドライバ要素は、右側のバネ1 49と、左側のバネ148と、バー147と、このバー147に取り付けられて いるコイル142とを備えている。これらの要素は、バネ148、149の先端 において、流管14、12のそれぞれの外側面に取り付けられているサブアセン ブリを備えている。磁石166が、流管12の頂部の外側面に取り付けられてお り、一方、磁石165が、流管14の頂部の外側面に取り付けられている。これ らの磁石は、それぞれのN極が同じ方向(すなわち、コイルの方を向く方向)を 向くように取り付けられている。コイル142の下面は、両方の磁石165、1 66の磁界を囲むように、十分な面積を有している。図2の要素は、ドライバと して作用する時には、AC励起信号を受信することに応答して電磁場を発生し、 該電磁場は、磁石、及び、これら磁石が取り付けられている流管を互いに関して 位相外れで振動させる。そうしている間に、その中で流れている材料を含む流管 は、流管の構造の共鳴周波数で、互いに関して内方及び外方に運動する。 図1の左側のセンサ要素L及び右側のセンサ要素Rは、図2に示すドライバ要 素Dの要素と同様な要素を備えている。各々のセンサ要素のコイルは、流管及び これら流管に関連する磁石の相対的な運動に応答して、流管の運動を表す出力信 号を発生する。センサ要素L及びRのコイルからの出力信号は、図1の経路15 7、158を介して、質量流量計の計器装備の要素24に送られ、この要素は、 そのような信号を処理して、流管12、14の中を流れている材料に関する出力 情報を発生する。 要素L及びRの磁石は、センサとして作用する時には、流管12、14の位相 外れの運動に応答して、流管の互いに関する相対的な速度を表す追加の信号を発 生する。同位相の振動に関して各々のセンサの2つの磁石によって発生された信 号は相殺され、導体157又は158に出力信号を全く与えない。図3の説明 図3は、コイル142を一対の磁石165、166、及び、流管12、14に 関連させるための別の実施例を開示している。図2の実施例においては、磁石1 65、166は、流管12、14の外側面に直接取り付けられている。この構成 は、磁石を流管に取り付けるための作業(ろう付け、溶接等)を必要とする。図 3の実施例は、コイル及び磁石が共に、バー147、及び、バネ要素301.. .304及び306...309から成る別個のバネサブアセンブリに取り付け られている点において、図2の実施例と異なっている。コイル142は、図2に 示すのと同じ態様で、バー147に取り付けられている。磁石165、166は 、U字形状のバネ部材304、301のそれぞれの直角な端部分306、302 に取り付けられている。バネ部材301は、180°湾曲した端部分308と、 平坦な部分303とを有しており、この平坦な部分は、その他端部に、90°の ベンド及び端部分302を有している。磁石166は、バネ部分302の一側部 に取り付けられており、一方、バネ部分302の反対側の面は、溶接又はろう付 けによって、流管12に固定されている。バネ部材304は、バネ部材301と 同様である。 図3の実施例は、コイル及び磁石を別個のサブアセンブリとして事前に組み立 て、その後に、適宜な取り付け手段によって流管12、14に取り付けることが できる点において、図2の実施例よりも効果的である。バネ部材301、304 は、バー147、及び、コイル142まで伸長しているそのケーブル156が、 流管12、14の位相外れ振動に関して、実質的に静止して動かないように、所 望の弾性及び撓みを有するように選択される。この理由によって、導体156は 、振動を受けず、一方、そのような導体の剛性、緩衝力、あるいは、他の機械的 な特性は、流管12、14の位相外れ振動に悪影響を与えない。 図2の場合と同様に、図3の実施例を構成する各要素が、図1のドライバDを 備えているものとして図3に示されている。しかしながら、コイル142の特性 を除いて、ドライバDの要素は、図1の左側及び右側のセンサL、Rと同一か、 あるいは、同等なものである。従って、センサ要素L、Rの構造は、図2及び図 3に示す実施例に関して同一である。要素141、144、145、146は、 センサLを構成している。要素151、152、168、169は、センサRを 構成している。図4の説明 図4は、固定コイル142を振動流管12、14に取り付けられている磁石1 65、166に関連させるための別の構造を示している。磁石165、166は 、流管12、14に直接取り付けられている。コイル142は、その平面を磁石 165、166の表面に接近させているが該表面から離れた状態で位置決めされ ており、これにより、コイル142の平面と磁石165、166の端部との間に は、所定のギャップが画成されている。コイル142は、ネジSの如き適宜な手 段によって、要素402−406を有するブラケットに取り付けられている。ブ ラケットの脚部404、405は、流量計のシェル401の内側面に取り付けら れている。シェル401は、図1の流管アセンブリ12、14を包囲している。 図4の実施例は、図2及び図3の実施例よりも構造が複雑でないという利点を 有しているが、図4の実施例は、上記ブラケット及びコイルをシェル401に関 して正確に位置決めしなければならず、また、磁石165、166とコイル14 2との間のギャップが等しくなるように、流量計アセンブリを正確に取り付けな ければならないという欠点を有している。また、流量計が作動していて、周囲温 度を受けている時には、温度変化によるケース又はシェル401の膨張が、磁石 とコイル142との間のギャップの大きさに不均一な影響を与えないようにする 必要がある。 また、流管に対して相対的にケースが振動すると、上記ギャップが周期的に変 化するという潜在的な問題もある。図5の説明 図5の実施例は、図1の実施例と総てに関して同一であるが、右側のセンサR 、並びに、流管14のコイルR及び磁石168の如きその関連する要素が、図1 のセンサR及びこれに関連する要素の場合のように流管の外側部分にではなく、 流管12、14の内側部分に設けられている点において異なっている。 図5に関しては、左側のセンサ要素Lの磁石及びコイル、並びに、右側のセン サ要素Rの磁石及びコイルが共に、流管12、14の内側及び外側の表面にそれ ぞれ設けられていることに注意する必要がある。この構造は、流管の横方向の同 位相振動又は運動に関して効果的であり、その理由は、センサ要素L、Rが左側 へ動いて、それぞれのコイルと磁石との間のギャップが減少する場合には、上述 の振動又は運動は、同時に且つ同じ量だけ増大するからである。そうではなく、 センサ要素L、Rが右側へ動く場合には、各々のセンサの磁石とコイルとの間の ギャップは、同時に減少する。この構成は、一方のセンサのギャップが増大し、 他方のセンサのギャップが減少することを防止する。そのような事態が生じた場 合には、各々のセンサからの出力信号の相対的な振幅は、等しくなくなり、質量 流量計の計器装備の要素24の信号処理機能をより困難なものにすることになる 。 図5は、図1の流量計の立面図だけを開示しており、従って、流管14、及び 、その磁石145、155、158だけを示している。流管12は、図5には示 されていないが、そのような流管12は、流管14の直ぐ背後に位置しているこ とは理解されることであり、また、流管12は、同じ磁石並びに図1に示す別の 要素に取り付けられていることも理解されることである。図6、図7及び図8の説明 図6、図7、及び、図8は、一緒になって、本発明の別の実施例を開示してお り、この実施例においては、各々3つのコイルを有する一対のプリント回路板( PC板)が、一対の流管の頂脚部の上方及び下方に設けられており、該頂脚部に は、図6の実施例のドライバ及びセンサの機能を果たすための協働する磁石が装 着されている。図6においては、上方ののPC回路板は、要素604として示さ れている。PC回路板604は、流管12、14の上に設けられている。下方の PC回路板は、要素608であって、流管12、14の水平な頂脚部の下に位置 している。各々のPC回路板は、その中間部分に埋め込まれた平坦なコイルを有 しており、また、その各々の端部分に埋め込まれた平坦なコイルを有している。 PC回路板604の中央のコイルは、602であり、また、左側及び右側の端の コイルは、601、603である。図6には特に図示されていないが、PC回路 板608は、PC回路板604の3つのコイルに対応する3つのコイルを有して おり、PC回路板608のそのような3つの回路は、回路板604の対応するコ イルに対して平行に且つこれらコイルの直ぐ下に設けられている。 図6においては、磁石611、612、613は、下方のPC回路板608の 左側の端、中央、及び、右側の端に設けられるコイルとそれぞれ協働するように 、流管14の下方部分に取り付けられている。磁石614、616、617が、 プリント回路板604のコイル601、602、603とそれぞれ協働するよう に、流管14の頂面(上面)に取り付けられている。回路板604、608は、 回路板604の場合のブラケット606、607の如きブラケットによって、流 量計のケース(図示せず)に取り付けられている。 図7は、図6の線7−7に沿って取った横断面図を含んでおり、センサRに関 連する構造要素を更に詳細に示している。図7に更に詳細に示されている要素は 、PC回路板604のコイル603と、これに対応するPC回路板608のコイ ル603Aとを含んでいる。流管12に関連して設けられている磁石は、図6に は示されていない。しかしながら、そのような磁石は、センサ要素Rに関して図 7に示されていて、要素713、717である。 回路板604、608に埋め込まれているコイルは、円形ではなく矩形状であ ることに注意する必要がある。これらのコイルは、図8に詳細に示されており、 図8においては、図示されているコイルは、図10の励起コイル602であると 考える。前方の磁石616が、流管14の頂部に取り付けられている。この磁石 に対応する磁石は、流管12に取り付けられていて、図8において要素714と して示されている。回路板604の他のコイル601、603、及び、回路板6 08の対応する3つのコイルも矩形状であって、図8に示すコイル602と同一 である。 本センサRのアセンブリの簡略化は、磁石612、614、及び、同様な磁6 13、614、及び、同様な磁石713、717にそれぞれ置き換わる単一の磁 石を用いることにより、達成することができる。これらの長い単一部片から成る 磁石は、流管12、14の頂部及び底部ではなく、外側に取り付けることができ る。そのような磁石の作用は、図7の2部品から成る上述のアセンブリの作用と 同一である。一般的に、2つの流管の物理的な長さが、実際のコイルの寸法、特 に、コイルの幅を決定する。また、流管の側部に磁石を設けることにより、PC コイルの幅を延長し、従って、同位相の運動及び振動に対する感度を下げること ができる。磁石とPCコイルの長く平行な導体との間の流管の軸線の方向におけ る相対的な運動は、電圧を生ずることがなく、あるいは、流管の振動によって生 ずる電圧に影響を与えることはない。 PC回路板の中に埋め込まれた平坦の形態のコイルは、磁石電線から形成され た別個のコイルよりも、廉価であり、また、周囲温度に対する耐久性が高いので 、効果的である。図8のコイルは、別個のコイルよりも容易にシールされる。ま た、埋め込まれたコイルに関する製造及び組み立てプロセスにおいて、競合する 細い電線は存在しない。埋め込まれたコイルは、また、嵩及び重量が小さく、主 として、製造プロセスを繰り返すことができるので、対応する別個のコイルより も効果的である。 磁石616、714は、図8にコイル602に関連して示されている。これら の磁石は、作動の間に、互いに位相外れで図8の垂直方向に運動する。この運動 は、図8に示す特定の構造が、ドライバ又はセンサを表すことに関係無く、生ず る。図8に関しては、磁石の運動は、これら磁石によって発生された磁界が湾曲 した導体ではなく、実質的に直線的な導体を横断するようにする。これにより、 コイル及び磁石がセンサとして作用する時に、調波すなわちハーモニックスを排 除し、関連する磁石の磁界が直線的な導体ではなく湾曲した導体を横断する場合 に、センサコイルの出力信号に生ずるであろうハーモニックスの量を減少させる ことにより、信号の直線性を改善する。図9及び図10の説明 図6及び図7のコイルと関連する電子部品との間の相互接続は、図6及び図7 には示されていない。図9及び図10は、本発明の効果的な実施例を開示してお り、この実施例においては、回路板の対604、608の対応するコイルが、互 いに助け合って、直列に接続されている。図9及び図10は更に、上述のコイル を質量流量計の計装部24に接続することのできる態様を示している。 図9は、3つのコイルが各々の回路板に埋め込まれている回路板の対604、 608を開示している。回路板604のコイルは、601、602、603であ る。回路板608の対応するコイルは、同じ参照符号に添字Aを付けたもので示 されている。これら2つの回路板の対応するコイルは、直列に接続されている。 励起コイル602、602Aは、センサコイルのファミリー601、603と同 じように直列に接続されている。上記2つの回路板のコイルは、回路板604と 回路板608との間に伸長する可撓性の回路901によって、互いに接続されて いる。可撓性の回路901の中央部分902が、コネクタピンを有するプリント 回路のコネクタに接続されている。上記ピンは、嵌合するコネクタと協働して、 回路板のコイル回路を励起信号源及び電子要素24の入力回路に接続できるよう になされている。 図10は、図9の回路板及びコネクタピンを流量計の構造に接続する態様を示 している。流量計の外側シェル1001の一部が詳細に示されている。このシェ ルは、コネクタ1002及びそのピン1003を収容する開口を有している。シ ェル1001は、一対のブラケット1004の各々の一方の脚部に取り付けられ ており、上記2つの回路板は、各々のブラケットの他方の脚部に取り付けられて いる。例えば、ブラケット1004に関しては、その左側の脚部は、流量計のシ ェル1001に接続されており、一方、他方の脚部の底面は、ドライバD用のコ イル602を含むPC回路板604に接続されている。図10は、図6の横断面 図を示している。プリント回路板604は、コイル602を含んでおり、該コイ ルの有効面は、磁石916、616の頂部の端面に対して平行であり、これら磁 石は、流管12、14に取り付けられている。磁石916、616とコイル60 2との間のギャップは、作動中には均一に保持される。これは、ドライバ要素、 並びに、センサ要素のコイル及び関連する磁石の両方に関して同じである。図1 0の流管12、14の下面は、磁石912、612にそれぞれ取り付けられてい て、図10のドライバDのコイル602Aの平面と協働する。 図11は、流管に取り付けられた磁石と流量計の固定部材に取り付けられたセ ンサコイルとの間の振動又は相対的な運動に起因して、ギャップの寸法が変化す るという問題を極めて少なくする別の実施例を開示している。図11の実施例は 、この実施例が、流量計10のケーシング30を備えており、このケーシングに 一対の流管14、12(流管14だけが図11に示されている)が取り付けられ ている点において、図1の実施例と構造的に類似している。左側のセンサL及び 右側のセンサRが、流管の実質的に直線的な頂部130の左側の端及び右側の端 にそれぞれ位置決めされている。磁石1103、1104は、図11において、 流管12の対応する磁石(図示せず)と共に、それぞれの流管に取り付けられて いる。左側のコイル1101及び右側のコイル1102は、ブラケット1420 、1421によって、固定部材(図示せず)に取り付けられている。 作用において、流管及びこれに接続された磁石は、流量計に堅固に取り付けら れているセンサコイルL、Rに関して、同位相で振動することができる。流量計 がその一部を構成する系の振動の如き周囲の条件に起因する振動が、コイルと磁 石との間の距離(ギャップ)を変化させる。この変化は、コイルL、Rの信号の 振幅に影響を与えて、信号処理機能を煩雑にするかあるいは低下させる。図11 の実施例は、その中心CMが流管系の動的な質量の球の中心にある円に対して接 線方向になるように、センサL、Rを図示のように取り付けることによって、磁 石及びコイルの相対的な運動の結果を極力少なくする。コイル1101、110 2は、図8に示すように矩形状であるので、流管及びその磁石のコイルに関する 相対的な運動は、球形の質量中心CMの周囲の半径1121、1122の上でコ イルを動かす。この相対的な運動は、ギャップの寸法を変えることはなく、磁石 をコイルに関して側方に移動させるだけである。この側方への移動は、流管の頂 部130の各々の端部に設けられる一対の磁石に関して、同位相である。この同 位相の運動は、各々の磁石によって発生された信号を効果的に相殺し、これによ り、各々のコイルは、上記同位相の横方向の運動の結果としての出力信号を全く 発生しない。図11の構造は、本質的に球形であり、これにより、上述の流管の 同位相の相対的な運動は、流管の運動方向(すなわち、図11で見て左側又は右 側、あるいは、内方又は外方の方向)に関係無く、コイルL、Rに出力信号を全 く発生しない。 図11の実施例の利点は、コイル1101、1102が外部の部材に堅固に取 り付けられている構造に限定される。図11の実施例の利点は、磁石及びコイル が同位相の相対的な運動を行うことを本質的に阻止する図2及び図3の実施例に は適用できない。 請求の範囲翻訳文の請求項3、4、5、7、8、11、12、13、15及び1 6を添付の請求の範囲の通り訂正する。 請求の範囲 3. 請求項1のコリオリ流量計において、前記保持手段は、バネアセンブリ を備えており、 該バネアセンブリが、 平坦なボディ部分、及び、前記流管の中の第1の流管に取り付けられた端部分 (302)を有している、第1のバネ部材(301)と、 平坦なボディ部分、及び、前記流管の中の第2の流管に取り付けられた端部分 (306)を有している、第2のバネ部材(304)と、 前記第1のバネ部材(301)及び第2のバネ部材(304)の各々の第2の 端部分の間に接続されているブロック部材(147)とを備えており、 前記コイル(142)は、前記ブロック部材の中央部分に接続されており、 前記ブロック部材及び前記コイルは、前記流管の位相外れの振動に応答して、 実質的に固定され運動しないようにしてなることを特徴とするコリオリ流量計。 4. 請求項3のコリオリ流量計において、 前記第1及び第2のバネ部材(301、304)は各々、それぞれの第1及び 第2の端部を接続する細長い軸線を有しており、前記各々のバネ部材の細長い軸 線は、互いに平行であり、前記ブロック部材(147)は、前記バネ部材の各々 の細長い軸線に対して直交する細長い軸線を有していることを特徴とするコリオ リ流量計。 5. 請求項1のコリオリ流量計において、前記保持手段は、バネアセンブリ を備えており、 該バネアセンブリは、 部分的にU字形状であって、実質的に平坦な第1及び第2のバネ部材(301 、304)を備えており、 前記バネ部材は各々、直角な端部材(302、306)に接続された第1の端 部分(308、309)を有しており、前記各々の端部材の一方の側部は、前記 流管(12、14)の中の対応する一方の流管に取り付けられており、また、前 記各々の端部材の他方の側部は、前記磁石(166、165)の中の対応する一 方の磁石に取り付けられており、 前記バネアセンブリは、また、 前記U字形状の第1及び第2のバネ部材の各々の第2の端部の間に接続されて いるブロック部材(147)を備えており、 前記コイル(142)は、前記ブロック部材の中央部分に接続されており、 前記ブロック部材及び前記コイルは、前記流管の位相外れの振動に応答して、 実質的に固定され動かないようにしてなることを特徴とするコリオリ流量計。 7. 請求項1のコリオリ流量計において、前記各々の流管は、互いに隣接し 且つ互いに実質的に平行な実質的に直線的な部分を有しており、 当該コリオリ流量計は更に、 前記各々の流管の前記実質的に直線的な部分の一方の側部に位置決めされた実 質的に平坦な第1のプリント回路板(604)と、 前記各々の流管の前記実質的に直線的な部分の他方の側部に位置決めされた実 質的に平坦な第2のプリント回路板(608)と、 前記プリント回路板(604、608)の対応する一方のプリント回路板の対 応する端部に各々位置決めされていて、前記各々のコイルの平坦な面の平面が、 前記回路板の一方の表面の平面に平行になるようにする、複数のセンサコイル( 601、601A、603、603A)とを備えており、 前記各々の流管(12、14)は、該流管に取り付けられた複数の磁石を有し ており、各々磁石は、該磁石が取り付けられている流管と前記センサコイルの一 方との間に位置決めされており、前記各々のセンサコイルは、前記流管の中の対 応する流管に取り付けられたそれぞれの磁石の対から発生される磁界を感知する ように作動し、 当該コリオリ流量計は、更に、 前記磁石及び前記流管が互いに位相外れで振動する際に、前記回路板を実質的 に固定して動かないように保持するための手段(607、607A)を備えてい ることを特徴とするコリオリ流量計。 8. 請求項7のコリオリ流量計において、前記励起手段が、 前記プリント回路板(604、608)の対応する一方のプリント回路板の中 間点に各々取り付けられた複数の励起コイル(602、602A)と、 前記流管の対応する一方の流管の前記実質的に直線的な部分の中間点に各々取 り付けられた複数の励起磁石(616、612)とを備えており、 前記各々の励起磁石は、該励起磁石が取り付けられている流管と前記励起コイ ルの一方との間に位置決めされており、少なくとも2つの磁石が、各々の励起コ イルと前記流管の対との間に位置決めされており、 前記各々の励起コイルは、該励起コイルに励起信号(156)が与えられた時 に、励起信号の受信に応答して、前記磁石及び取り付けられた流管を互いに位相 外れで振動させることを特徴とするコリオリ流量計。 11. 請求項10の作動方法において、前記保持工程が、 前記センサコイルを前記固定位置に保持するために、ブラケット手段(404 、405)を前記各々のセンサコイル(142)及び前記流量計のフレーム(4 01)に取り付ける工程を含むことを特徴とする作動方法。 12. 請求項10の作動方法において、前記保持工程が、 第1のバネ部材(301)の第1の端部分(302)を前記流管の中の第1の 流管(12)に取り付ける工程と、 第2のバネ部材(304)の第1の端部分(306)を前記流管の中の第2の 流管(14)に取り付ける工程と、 前記第1及び第2のバネ部材の各々の第2の端部分の間にブロック部材(14 7)を接続する工程と、 前記センサコイル(142)を前記ブロック部材の中央部分に接続する工程と を備えており、 前記ブロック部材及び前記コイルは、前記流管の位相外れの手段に応答して、 固定されて動かない状態を維持することを特徴とする作動方法。 13. 請求項10の作動方法において、前記保持工程が、 実質的に平坦なボディ部分(301、304)、及び、直角な端部材(302 、 306)に接続された第1の端部(308、309)を各々有しており、前記各 々の端部材の一側部が前記流管(12、14)の中の対応する流管に接続されて おり、また、その他側部が前記磁石(166、165)の中の対応する磁石に接 続されている、部分的にU字形状の第1及び第2のバネ部材(301、304) を接続する工程と、 前記第1及び第2のバネ部材の各々の第2の端部の間にブロック部材(147 )を接続する工程と、 前記センサコイル(142)を前記ブロック部材の中央部分に接続する工程と を備えており、 前記ブロック部材及び前記コイルは、前記流管の位相外れの振動に応答して、 実質的に固定されて動かない状態を維持することを特徴とする作動方法。 15. 請求項14の作動方法において、前記振動工程が、 複数の励起コイル(602、602A)の中の対応する励起コイルを前記プリ ント回路板の対応するプリント回路板の中央部分に位置決めする工程と、 複数の励起磁石(616、612)を前記流管の前記実質的に直線的な部分の 前記側部に取り付け、これにより、前記各々の励起磁石が、該励起磁石が取り付 けられている流管と前記励起コイルの一方との間に位置するようにし、また、少 なくとも2つの前記磁石が、各々の励起コイルと前記流管の対との間に位置する ようにする工程とを備えており、 前記各々の励起コイルは、前記各々の流管の磁石付近に位置していて、これに より、前記磁石及び取り付けられた流管が、励起信号が前記励起コイルに与えら れた時に、位相外れで振動することを特徴とする作動方法。 16. 請求項14の作動方法において、更に、 前記各々の回路板の前記コイルの対応するコイルを接続するために、撓み手段 (901)を前記プリント回路板(604、608)の間に伸長させる工程と、 前記プリント回路板の前記コイルに電気的にアクセスするために、前記撓み手 段の中央部分に接続手段(902)を設ける工程とを備えており、 前記接続手段は、組み立てられた前記流量計の外側シェルの開口の中に挿入さ れて、前記コイル、及び、前記流量計に関連して設けられる外部回路を電気的に 接続するようになされていることを特徴とする作動方法。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年6月11日 【補正内容】 流量計を通る流れが全く無い場合には、流管に沿う総ての点は、与えられた励 起力によって、同一の位相で振動する。材料が流れ始めると、コリオリの加速度 が、流管に沿う各々の点に異なる位相を与える。流管の流入側の位相は、ドライ バから遅れ、一方、流出側の位相は、ドライバに先行する。複数のセンサが流管 に設けられていて、流管の運動を表す正弦波信号を発生する。2つのセンサ信号 の間の位相差は、流管を通る材料の質量流量に比例する。 国際特許公開88/03642号(WO 88/03642)は、強磁性の励起機構と、 強磁性の速度センサとを備えたコリオリ質量流量計を開示している。上記励起機 構は、励起コイルと、該励起コイルからの磁界の中に部分的に配置されるように 流量計の流管に取り付けられた強磁性の励起キーパーと、該励起キーパーの強磁 性領域を配向するための磁石と、上記励起コイルに励起信号を与えるための手段 とを備えている。上記速度センサは、センサコイルと、該センサコイルを横断す る磁界の中に部分的に配置されるように上記流管に取り付けられた強磁性のセン サキーパーと、その磁界の一部が上記センサコイルを通過するように配置されて いて、上記センサキーパーの強磁性領域を配向するための磁石と、上記センサコ イルに誘起された電流を上記センサキーパーの位置によって検知するための手段 とを備えている。上記励起機構は、上記励起信号によって生じた変動する磁界に 応答して、上記流管を振動させる。上記流管の側脚部が、上記励起機構及びコリ オリの力に応答して振動するので、上記強磁性のセンサキーパーも振動する。そ の結果、上記センサコイルを通過する磁界が変化して、上記流管の側脚部の速度 の測定値を与える信号が上記センサコイルに誘起される。 運動する管の周囲のコイルに対する接続ワイヤが、ある問題を生ずる。これは 一般的に、2つの方法の中の1つで処理される。大型の流量計においては、絶縁 電線が管にテープ止めされる。そのような絶縁電線は、管の振幅がゼロに近いブ レースバー付近から始まり、管を上方に伸長して上記コイルに至る。この方法は 、 テープ又は接着剤、及び、電線の絶縁体が、一般的に、高い緩衝材料であり、そ のような緩衝の大きさは、時間及び温度と共に、予測できない変化を示すという 欠点を有している。コリオリ流量計の管の変化する緩衝力は、誤った流量信号を 発生することがある。 小型の流量計においては、上述の緩衝力により生ずる誤差は、通常の電線を使 用するには大きくなり過ぎ、従って、弾性を有する細い導体(フレクシャー:fl exures)が取り付けられて、固定端子から可動コイルの端子までの接続部が形成 される。これらのフレクシャーは、絶縁体又はテープを有していないので、非常 に小さい緩衝力を有している。不運にして、上記フレクシャーは、独自の明確な 固有周波数を有しており、フレクシャーを固有周波数で励起すると、早期に故障 することがある。また、フレクシャーの寸法及び脆弱性が、製造を困難なものと する。 請求の範囲翻訳文の請求項1、2、3、6、7、9、10、13及び14を添付 の請求の範囲のとおり訂正する。 請求の範囲 1. 互いに実質的に平行に位置決めされた第1及び第2の流管(14、12 )を有するコリオリ流量計(10)であって、 前記第1及び第2の流管を互いに位相外れで振動させる手段(D)と、 前記振動する流管を通って流れる材料から生ずる前記振動する流管の運動を検 知するためのセンサ(L、R)手段とを備えており、 前記センサ手段が、 前記流管の中の対応する流管の隣接する部分に各々取り付けられている少なく とも2つの磁石(153、154)を備えており、 当該コリオリ流量計が更に、 前記磁石に隣接していると共に、前記コイルの軸線に対して直角で且つ前記2 つの磁石の2つの同一平面の磁極面の共通平面に対して実質的に平行に整合され ている、コイル(141)を備えており、 前記磁石は、前記コイルの同じ側部から前記平坦なコイル面の方を向く同じ磁 極を各々有するように、配向されており、更に、 前記磁石が互いに位相外れで振動する際に、前記コイルを実質的に動かない固 定位置に保持するための保持手段(144)を備えており、 前記コイルは、前記振動する流管に取り付けられた前記磁石の前記振動に応答 して、前記振動する流管の中の材料の流れによって発生されるコリオリの力に起 因する運動を含む前記振動する流管の相対的な運動を表す信号(157、158 )を発生するように構成されたことを特徴とするコリオリ流量計。 2. 請求項1のコリオリ流量計において、前記保持手段が、 前記コイル(142)、及び、当該流量計の運動しない部材(401)に取り 付けられていて、前記コイルを前記固定位置に保持するための、ブラケット(4 04、405)手段を備えていることを特徴とするコリオリ流量計。 3. 請求項1のコリオリ流量計において、前記保持手段は、バネアセンブリ を備えており、 該バネアセンブリが、 平坦なボディ部分、及び、前記流管の中の第1の流管に取り付けられた端部分 (302)を有している、第1のバネ部材(301)と、 平坦なボディ部分、及び、前記流管の中の第2の流管に取り付けられた端部分 を有している、第2のバネ部材と、 前記第1及び第2のバネ部材の各々の第2の端部分の間に接続されているブロ ック部材と、 前記コイルを前記ブロック部材の中央部分に接続するための手段とを備えてお り、 前記ブロック部材及び前記コイルは、前記流管の位相外れの振動に応答して、 実質的に固定され運動しないようにしてなることを特徴とするコリオリ流量計。 6. 請求項1のコリオリ流量計において、前記各々のセンサは、当該流量計 の頂部の対応するそれぞれの端部に設けられており、当該流量計は更に、 前記各々のセンサの前記コイルの平坦な面が、当該流量計(10)の振動質量 の球の中心に一致する中心を有している円に対して接線方向になるように、各々 のセンサの前記コイルを当該流量計の固定部材に取り付けるための手段(142 0、1421)を備えており、 前記磁石は、これら各々の磁石の平坦な面が前記コイルの一方の前記平面に平 行になるように、前記流管に取り付けられており、 前記コイルが固定位置に留まっている間の、前記流管の前記球形の質量中心の 周囲での運動が、前記磁石と前記コイルとの間の距離を変えないように、前記磁 石及び前記コイルが協働することを特徴とするコリオリ流量計。 7. 請求項1のコリオリ流量計において、前記各々の流管は、互いに隣接し 且つ互いに実質的に平行な実質的に直線的な部分を有しており、 当該コリオリ流量計は更に、 前記各々の流管の前記実質的に直線的な部分の一方の側部に位置決めされた実 質的に平坦な第1のプリント回路板(604)と、 前記各々の流管の前記実質的に直線的な部分の他方の側部に位置決めされた実 質的に平坦な第2のプリント回路板(608)と、 前記プリント回路板(604、608)の対応する一方のプリント回路板の対 応する端部に各々位置決めされていて、前記各々のコイルの平坦な面の平面が、 前記回路板の一方の表面の平面に平行になるようにする、複数のセンサコイル( 601、601A、603、603A)とを備えており、 前記各々の流管は、該流管に取り付けられた複数の磁石を有しており、各々磁 石は、該磁石が取り付けられている流管と前記センサコイルの一方との間に位置 決めされており、前記各々のセンサコイルは、前記流管の中の対応する流管に取 り付けられたそれぞれの磁石の対から発生される磁界を感知するように作動し、 当該コリオリ流量計は、更に、 前記磁石及び前記流管が互いに位相外れで振動する際に、前記回路板を実質的 に固定して動かないように保持するための手段を備えており、 前記センサコイルは、前記磁石の運動に応答して、前記流管が互いに位相外れ で振動し、前記振動する流管の中の材料の流れに起因して生ずるコリオリの力に よって捻られている間に、前記流管の相対的な運動を表す信号を発生することを 特徴とするコリオリ流量計。 9. 請求項7のコリオリ流量計において、更に、 前記回路板の間に伸長していて、前記各々のプリント回路板の対応するコイル を接続するための撓み手段(901)と、 前記撓み手段の中央部分に設けられていて、前記プリント回路板の前記コイル に電気的にアクセスするための接続手段(902)とを備えており、 前記接続手段は、組み立てられた当該流量計の外側シェルの開口の中に挿入さ れて、前記コイル、及び、当該流量計に関連して設けられる外部回路を電気的に 接続するようになされていることを特徴とするコリオリ流量計。 10. 互いに実質的に平行に位置決めされた第1の流管(12)及び第2の流 管(14)を備えるコリオリ流量計を作動させるための作動方法であって、 前記流量計は、 前記第1及び第2の流管を互いに位相外れで振動させる手段(D)と、 前記振動する流管を通る材料の流れから生ずる前記振動する流管の運動を検知 するためのセンサコイルを含むセンサ(L、R)とを備えており、 当該作動方法は、 各々の一対の磁石(153、154)を前記流管のそれぞれの対応する流管の 隣接する部分に取り付ける工程を備えており、 当該作動方法は更に、 前記各々のセンサコイル(141、171)を特定の一対の磁石の付近に位置 決めし、前記各々のセンサコイルが、前記コイルの軸線に対して直角であり、且 つ、前記各々のコイルに関連する対の磁石の2つの同一平面の磁極面の共通平面 に対して実質的に平行に整合されるようにする工程を備えており、 前記磁石は各々、前記コイルの同じ側部から前記コイルの平坦な面の方を向く 同じ磁極を有するように配向されており、 更に、 前記振動する流管に取り付けられた前記磁石が、互いに位相外れで振動する際 に、前記各々のセンサコイルを実質的に運動しない固定位置に保持する工程を備 え、 前記各々のセンサコイルは、前記流管の中の材料の流れが発生するコリオリの 力によって捻られた時に、前記磁石の前記振動に応答して、前記振動する流管の 相対的な運動を表す信号(157、158)を発生することを特徴とする作動方 法。 13. 請求項10の作動方法において、前記保持工程が、 実質的に平坦なボディ部分、及び、直角な端部材に接続された第1の端部を各 々有しており、前記各々の端部材の一側部が前記流管の中の対応する流管に接続 されており、また、その他側部が前記磁石の中の対応する磁石に接続されている 、部分的にU字形状の第1及び第2のバネ部材を接続する工程と、 前記第1及び第2のバネ部材の各々の第2の端部の間にブロック部材を接続す る工程と、 前記センサコイル(142)を前記ブロック部材の中央部分に接続する工程と を備えており、 前記ブロック部材及び前記コイルは、前記流管の位相外れの振動に応答して、 実質的に固定されて動かない状態を維持することを特徴とする作動方法。 14. 請求項10の作動方法において、前記各々の流管は、これら流管の他方 の実質的に直線的な部分に隣接し且つ該部分に対して平行な、実質的に直線的な 部分を有しており、 当該作動方法は更に、 前記各々の流管の前記実質的に直線的な部分の一側部に実質的に平坦な第1の プリント回路板を位置決めする工程と、 前記各々の流管の前記実質的に直線的な部分の他側部に実質的に平坦な第2の プリント回路板を位置決めする工程と、 前記磁石及び流管が互いに位相外れで振動する際に、前記両方のプリント回路 板を実質的に固定された動かない状態に保持する工程と、 複数のセンサコイル(601、601A、603、603A)の各々を前記プ リント回路板(604、608)の中の対応するプリント回路板のそれぞれの端 部に位置決めする工程と、 複数の磁石(611、614、613、617)を前記各々の流管に取り付け 、前記各々の磁石を該磁石が取り付けられている流管と前記コイルの一方との間 に位置決めし、前記磁石の2つが前記各々のコイルと前記流管との間に位置決め する工程とを備え、 前記センサコイルは、前記流管が互いに位相外れで振動し、前記振動する流管 の中の材料の流れに起因するコリオリの力によって捻られている間に、前記磁石 の運動に応答して、前記流管の相対的な運動を表す信号を発生することを特徴と する作動方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AM,AT,AU,BB,B G,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK ,ES,FI,GB,GE,HU,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LK,LT,LU,LV,MD,M G,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SI,SK,TJ,TT,UA, UZ,VN (72)発明者 ヴァン・クリーヴ,クレイグ・ブレイナー ド アメリカ合衆国コロラド州80540,リオン ズ,ハイ・ストリート 226,ボックス 1382

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 互いに実質的に平行に位置決めされた第1及び第2の流管を有するコリ オリ流量計であって、 前記第1及び第2の流管を互いに位相外れで振動させる手段と、 前記振動する流管を通って流れる材料から生ずる前記流管の運動を検知するた めのセンサ手段とを備えており、 前記センサ手段が、 前記流管の中の対応する流管の対応する部分に各々取り付けられている少なく とも2つの磁石と、 前記磁石に隣接していると共に、前記両方の磁石の表面によって画成された平 面に対して実質的に平行な関係で整合されている実質的に平坦な面を有している 、コイルと、 前記磁石が互いに位相外れで振動する際に、前記コイルを実質的に動かない固 定位置に保持するための保持手段とを備えており、 前記コイルは、前記磁石の前記振動に応答して、前記振動する流管の中の材料 の流れによって発生されるコリオリの力に起因する運動を含む前記振動する流管 の相対的な運動を表す信号を発生するように構成されたことを特徴とするコリオ リ流量計。 2. 請求項1のコリオリ流量計において、前記保持手段が、 前記コイル、及び、当該流量計の運動しない部材に取り付けられていて、前記 コイルを前記固定位置に保持するための、ブラケット手段を備えていることを特 徴とするコリオリ流量計。 3. 請求項1のコリオリ流量計において、前記保持手段は、バネアセンブリ を備えており、 該バネアセンブリが、 平坦なボディ部分、及び、前記流管の中の第1の流管に取り付けられた端部分 を有している、第1のバネ部材と、 平坦なボディ部分、及び、前記流管の中の第2の流管に取り付けられた端部分 を有している、第2のバネ部材と、 前記第1及び第2のバネ部材の各々の第2の端部分の間に接続されているブロ ック部材と、 前記コイルを前記ブロック部材の中央部分に接続するための手段とを備えてお り、 前記ブロック部材及び前記コイルは、前記流管の位相外れの振動に応答して、 実質的に固定され運動しないようにしてなることを特徴とするコリオリ流量計。 4. 請求項3のコリオリ流量計において、 前記第1及び第2のバネ部材は各々、それぞれの第1及び第2の端部を接続す る細長い軸線を有しており、前記各々のバネ部材の細長い軸線は、互いに平行で あり、前記ブロック部材は、前記バネ部材の各々の細長い軸線に対して直交する 細長い軸線を有していることを特徴とするコリオリ流量計。 5. 請求項1のコリオリ流量計において、前記保持手段は、バネアセンブリ を備えており、 該バネアセンブリは、 部分的にU字形状であって、実質的に平坦な第1及び第2のバネ部材を備えて おり、 前記バネ部材は各々、直角な端部材に接続された第1の端部分を有しており、 前記各々の端部材の一方の側部は、前記流管の中の対応する一方の流管に取り付 けられており、また、前記各々の端部材の他方の側部は、前記磁石の中の対応す る一方の磁石に取り付けられており、 前記バネアセンブリは、また、 前記U字形状の第1及び第2のバネ部材の各々の第2の端部の間に接続されて いるブロック部材と、 前記コイルを前記ブロック部材の中央部分に接続するための手段とを備えてお り、 前記ブロック部材及び前記コイルは、前記流管の位相外れの振動に応答して、 実質的に固定されて動かないようにしてなることを特徴とするコリオリ流量計。 6. 請求項1のコリオリ流量計において、前記各々のセンサは、当該流量計 の頂部の対応するそれぞれの端部に設けられており、当該流量計は更に、 前記コイルの平面が、当該流量計の振動質量の球の中心に一致する中心を有し ている円に対して接線方向になるように、各々のセンサの前記コイルを当該流量 計の固定部材に取り付けるための手段を備えており、 前記磁石は、これら磁石の平面が前記コイルの一方の前記平面に平行になるよ うに、前記流管に取り付けられており、 前記コイルが固定位置に留まっている間の、前記流管の前記球形の質量中心の 周囲での運動が、前記磁石と前記コイルとの間の距離を変えないように、前記磁 石及び前記コイルが協働することを特徴とするコリオリ流量計。 7. 互いに実質的に平行に位置決めされた第1及び第2の流管を備えるコリ オリ流量計であって、 前記各々の流管は、互いに隣接していて平行な実質的に直線的な部分を有して おり、 当該コリオリ流量計は、更に、 前記流管を互いに位相外れで振動させるための励起手段と、 前記各々の流管の前記実質的に平坦な部分の一方の側部に位置決めされた実質 的に平坦な第1のプリント回路板と、 前記各々の流管の前記実質的に平坦な部分の他方の側部に位置決めされた実質 的に平坦な第2のプリント回路板と、 前記プリント回路板の対応する一方のプリント回路板の対応する端部に各々位 置決めされた複数のセンサコイルとを備えており、 前記各々の流管は、該流管に取り付けられた複数の磁石を有しており、各々磁 石は、該磁石が取り付けられている流管と前記センサコイルの一方との間に位置 決めされており、前記各々のセンサコイルは、前記流管の中の対応する流管に取 り付けられたそれぞれの磁石の対から発生される磁界を感知するように作動し、 当該コリオリ流量計は、更に、 前記磁石及び前記流管が互いに位相外れで振動する際に、前記回路板を実質的 に固定して動かないように保持するための手段を備えており、 前記センサコイルは、前記磁石の運動に応答して、前記流管が互いに位相外れ で振動し、前記振動する流管の中の材料の流れに起因して生ずるコリオリの力に よって捻られている間に、前記流管の相対的な運動を表す信号を発生することを 特徴とするコリオリ流量計。 8. 請求項7のコリオリ流量計において、前記励起手段が、 前記プリント回路板の対応する一方のプリント回路板の中間点に各々取り付け られた複数の励起コイルと、 前記流管の対応する一方の流管の前記実質的に直線的な部分の中間点に各々取 り付けられた複数の励起磁石とを備えており、 前記各々の励起磁石は、該励起磁石が取り付けられている流管と前記励起コイ ルの一方との間に位置決めされており、少なくとも2つの磁石が、各々の励起コ イルと前記流管の対との間に位置決めされており、 前記各々の励起コイルは、該励起コイルに励起信号が与えられた時に、励起信 号の受信に応答して、前記磁石及び取り付けられた流管を互いに位相外れで振動 させることを特徴とするコリオリ流量計。 9. 請求項7のコリオリ流量計において、更に、 前記回路板の間に伸長していて、前記各々のプリント回路板の対応するコイル を接続するための撓み手段と、 前記撓み手段の中央部分に設けられていて、前記プリント回路板の前記コイル に電気的にアクセスするための接続手段とを備えており、 前記接続手段は、組み立てられた当該流量計の外側シェルの開口の中に挿入さ れて、前記コイル、及び、当該流量計に関連して設けられる外部回路を電気的に 接続するようになされていることを特徴とするコリオリ流量計。 10. 互いに実質的に平行に位置決めされた第1及び第2の流管と、 前記第1及び第2の流管を互いに位相外れで振動させる手段と、 前記振動する流管を通る材料の流れから生ずる前記振動する流管の運動を検知 するためのセンサ手段とを備えるコリオリ流量計を作動させるための作動方法で あって、 各々の一対の磁石を前記流管のそれぞれの対応する流管の対応する部分に取り 付ける工程と、 前記両方の磁石の一端部によって画成された平面に対して実質的に平行に整合 された実質的に平坦な面を有するコイルを前記磁石の付近に位置決めする工程と 、 前記振動する流管に取り付けられた前記磁石が互いに位相外れで振動する際に 、前記コイルを実質的に運動しない固定位置に保持する保持工程とを備えており 、 前記コイルは、前記振動する流管がこれら流管の中の材料の流れによって生ず るコリオリの力によって捻られた時に、前記磁石の振動に応答して、前記振動す る流管の相対的な運動を表す信号を発生することを特徴とするコリオリ流量計を 作動させるための作動方法。 11. 請求項10の作動方法において、前記保持工程が、 前記コイルを前記固定位置に保持するために、ブラケット手段を前記コイル及 び前記流量計のフレームに取り付ける工程を含むことを特徴とする作動方法。 12. 請求項10の作動方法において、前記保持工程が、 第1のバネ部材の第1の端部分を前記流管の中の第1の流管に取り付ける工程 と、 第2のバネ部材の第1の端部分を前記流管の中の第2の流管に取り付ける工程 と、 前記第1及び第2のバネ部材の各々の第2の端部分の間にブロック部材を接続 する工程と、 前記コイルを前記ブロック部材の中央部分に接続する工程とを備えており、 前記ブロック部材及び前記コイルは、前記流管の位相外れの手段に応答して、 固定されて動かない状態を維持することを特徴とする作動方法。 13. 請求項10の作動方法において、前記保持工程が、 実質的に平坦なボディ部分、及び、直角な端部材に接続された第1の端部を各 々有しており、前記各々の端部材の一側部が前記流管の中の対応する流管に接続 されており、また、その他側部が前記磁石の中の対応する磁石に接続されている 、部分的にU字形状の第1及び第2のバネ部材を接続する工程と、 前記第1及び第2のバネ部材の各々の第2の端部の間にブロック部材を接続す る工程と、 前記コイルを前記ブロック部材の中央部分に接続する工程とを備えており、 前記ブロック部材及び前記コイルは、前記流管の位相外れの振動に応答して、 実質的に固定されて動かない状態を維持することを特徴とする作動方法。 14. 互いに実質的に平行に位置決めされた第1及び第2の流管を備えており 、 前記各々の流管は、他方の流管の実質的に直線的な部分に隣接する実質的に直 線的な部分を有しており、 更に、前記流管を互いに位相外れで振動させるための手段を備えている、コリ オリ流量計を作動させるための作動方法であって、 前記各々の流管の前記実質的に平坦な部分の一側部に実質的に平坦な第1のプ リント回路板を位置決めする工程と、 前記各々の流管の前記実質的に平坦な部分の他側部に実質的に平坦な第2のプ リント回路板を位置決めする工程と、 前記磁石及び流管が互いに位相外れで振動する際に、前記両方のプリント回路 板を実質的に固定された動かない状態に保持する工程と、 複数のセンサコイルの各々を前記プリント回路板の中の対応するプリント回路 板のそれぞれの端部に位置決めする工程と、 複数の磁石を前記各々の流管に取り付け、前記各々の磁石を該磁石が取り付け られている流管と前記コイルの一方との間に位置決めし、前記磁石の2つが前記 各々のコイルと前記流管との間に位置決めする工程とを備え、 前記センサコイルは、前記流管が互いに位相外れで振動し、前記振動する流管 の中の材料の流れに起因するコリオリの力によって捻られている間に、前記磁石 の運動に応答して、前記流管の相対的な運動を表す信号を発生することを特徴と する作動方法。 15. 請求項14の作動方法において、前記励起工程が、 複数の励起コイルの中の対応する励起コイルを前記プリント回路板の対応する プリント回路板の中央部分に位置決めする工程と、 複数の励起磁石を前記流管の前記実質的に直線的な部分の前記側部に取り付け る工程と、 前記各々の励起磁石を該励起磁石が取り付けられている流管と前記励起コイル の一方との間に位置決めし、少なくとも2つの前記磁石を各々の励起コイルと前 記流管の対との間に位置決めする工程とを備えており、 前記各々の励起コイルは、前記各々の流管の磁石付近に位置していて、励起信 号が前記励起コイルに与えられた時に、前記磁石及び取り付けられた流管を振動 させることを特徴とする作動方法。 16. 請求項14の作動方法において、更に、 前記各々の回路板の前記コイルの対応するコイルを接続するために、撓み手段 を前記プリント回路板の間に伸長させる工程と、 前記プリント回路板の前記コイルに電気的にアクセスするために、前記撓み手 段の中央部分に接続手段を設ける工程とを備えており、 前記接続手段は、組み立てられた前記流量計の外側シェルの開口の中に挿入さ れて、前記コイル、及び、前記流量計に関連して設けられる外部回路を電気的に 接続するようになされていることを特徴とする作動方法。
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