JPH0625686B2 - 質量流量計 - Google Patents

質量流量計

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JPH0625686B2
JPH0625686B2 JP8323189A JP8323189A JPH0625686B2 JP H0625686 B2 JPH0625686 B2 JP H0625686B2 JP 8323189 A JP8323189 A JP 8323189A JP 8323189 A JP8323189 A JP 8323189A JP H0625686 B2 JPH0625686 B2 JP H0625686B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は質量流量計に係り、特に被側流体の質量流量を
直接計測する構成とされた質量流量計に関する。
従来の技術 被側流体の流量は流体の種類,物性(密度,粘度な
ど),プロセス条件(温度,圧力)によって影響を受け
ない質量で表わされることが望ましい。従来、被側流体
の質量流量を計測する質量流量計としては、例えば被側
流体の体積流量を計測しこの計測値を質量に換算するい
わゆる間接型質量流量計と、間接型質量流量計よりも誤
差が小さく被側流体の質量流量を直接計測するいわゆる
直接型質量流量計とがある。この種の質量流量計では特
に流量をより高精度に計測できる直接型質量流量計とし
て各々異なった原理に基づいた種々の流量計が提案され
つつある。また、その中の一つとして振動するセンサチ
ューブ内に流体を流したときに生ずるコリオリの力を利
用して質量流量を直接計測する流量計がある。
また、このコリオリ力を利用する質量流量計としては、
例えば第10図に示すものが考えられている。
第10図中、質量流量計1は流量計本体1aに一対のセ
ンサチューブ2,3が組付けられている。一方のセンサ
チューブ2は、図示しない流入口に連通する直管部2a
と、流出口5に連通する直管部2bと、直管部2a,2
bの先端で折り返すように曲げられた曲部2c,2d
と、曲部2c,2dとを接続するU字状の接続部2eと
よりなる。
又、他のセンサチューブ3は上記センサチューブ2と同
一形状に形成され、各直管部2a,2b,3a,3bが
平行となる向きでセンサチューブ2と上,下対称に配設
されている。
直管部2a,2b,3a,3bの一端は固定板6を貫通
し、所定間隔とされて本体1aに接続固定されている。
又、センサチューブ2,3の接続部2e,3eは両者間
に介在する支持部材7により所定離間位置に支持され
る。
流入側の直管部2aと3aとの間及び流出側の直管部2
bと3bとの間にはピックアップ9,10が配設されて
いる。ピックアップ9,10は、コイル部が下側の直管
部3a,3bに固定され、コイル部の上,下面に対向す
るマグネット部が上側の直管部2a,2bに固定されて
いる。11,12は加振器で、直管部2aと2bとの先
端間,直管部3aと3bとの先端間に設けられている。
流量計測時、センサチューブ2,3は加振器11,12
により加振され、センサチューブ2,3のばね定数とセ
ンサチューブ2,3内を流れる流量によって決まる固有
振動数で振動する。
従って、振動するセンサチューブ2,3内を流体が通過
すると、コリオリの力が発生し直管部2a,2b,3
a,3bにコリオリ力により変位が生ずる。一対のセン
サチューブ2,3は夫々 180゜の位相差でもって加振さ
れており、例えば上側のセンサチューブ2の直管部2
a,2b間が離間するとき、下側のセンサチューブ3の
直管部3a,3b間が近接する。
ピックアップ9,10は夫々振動するセンサチューブ
2,3の相対的な変位を検出する。そして、ピックアッ
プ9,10の出力信号に基づき、センサチューブ2,3
内を流れる流体の質量流量が求まる。
発明が解決しようとする課題 上記質量流量計では、例えば気体が混入している液体の
流量を計測する場合、液体中の気体がセンサチューブ
2,3内に滞留することがある。この場合、気体の滞留
によりセンサチューブ2,3の管内を流れる流体の質量
が変化するため、センサチューブ2,3の固有振動数が
変化してしまう。特に微少流量を計測するとき液体の流
速が小さいので、気体が滞留しやすい。さらに具体的に
説明すると、第10図に示す如くセンサチューブ2,3
を上下対称に配設してなる質量流量計1では、上側のセ
ンサチューブ2においては曲部2c,2d及び曲部2
c,2dを接続する円弧状の接続部2eに液体中の気体
が滞留しやすく、下側のセンサチューブ3においては直
管部3a,3bに気体が滞留しやすい。このように、上
側のセンサチューブ2と下側のセンサチューブ3とで
は、気体の滞留位置が異なり例え滞留する気体が少量で
あってもセンサチューブ2と3との固有振動数がずれて
しまう。しかも、第10図に示す質量流量計1では一対
のセンサチューブ2,3を夫々共振状態に振動させて大
きな振幅で振動させているが、固有振動数が気体の滞留
によりずれてしまうと、センサチューブ2,3を共振状
態で振動させることができなくなる。そのため、センサ
チューブ2,3は振幅が小さくなり、コリオリ力が充分
得られなくなる。
従って、上記質量流量計においては、センサチューブ
2,3の気体滞留箇所の相違によりセンサチューブ2,
3のバランスが相対的にくずれ、固有振動数もバラツク
ため、センサチューブ2,3の変位を検出するピックア
ップ9,10の出力信号も乱れ安定な流量計測を行なう
ことが難しいといった課題が生ずる。
そこで、本発明は上記課題を解決した質量流量計を提供
することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記質量流量計において、一対のセンサチュー
ブの各直管部が水平方向に延在し、且つ一対のセンサチ
ューブの第1,第2の曲部及び接続部が垂直方向に起立
する垂直面を介して対称となるように一対のセンサチュ
ーブを配設してなる。
作用 気体が混入す液体の流量を計測する際に気体が一対のセ
ンサチューブ内に滞留する場合、垂直面を介して対称に
配設された一対のセンサチューブの略同じ箇所に気体が
滞留することになり一対のセンサチューブの相互のバラ
ンスが保持され、夫々の固有振動数にバラツキが生じな
い。
実施例 第1図乃至第5図に本発明になる質量流量計の一実施例
を示す。
各図中、質量流量計21は流入口21aがその中心部
に開口する流入側フランズ21aと、流出口(図示せ
ず)が開口する流出側フランジ21bとの間に、一対の
センサチューブ22,23(第2図に示す)が接続され
るマニホールド24と、センサチューブ22,23を収
納し、これを保護する箱状のカバー21cとが配設され
てなる。なお、カバー21cの機能としては外力からセ
ンサチューブ22,23を保護するとともに、振動する
センサチューブ22,23に塵埃及び異物等が付着して
センサチューブ2,3の質量が変化することを防止し、
且つ、風圧,気温等の変化が直接センサチューブ2,3
に影響しないようにする役目を有する。
上記カバー21cの上面21c及び下面21c(第
1図中隠れて見えない)には被側流体の流れ方向を示す
矢印21d,21eが設けられている。尚、この矢印2
1d,21eは粘着テープ等により貼着して形成しても
良いし、あるいは印刷,プレス加工等により形成しても
良い。
従って、質量流量計21を取付ける際は、矢印21d又
は21eを上にして、流入側フランジ21aを上流側配
転(図示せず)に接続し、流出側フランジ21bを下流
側配管(図示せず)に接続する。
質量流量計21のセンサチューブ22,23はカバー2
1cに覆われて見えないが、カバー21cの矢印21d
又は21eを目印にして取付けることによりセンサチュ
ーブ22,23が所定の向きとなるように取付けること
ができる。
第4図に示す如く、一対のセンサチューブ22,23は
マニホールド24に組付けられており、マニホールド2
4は流入管25と流出管26との間に設けられ、流入管
25に接続された流入路24aと、流出管26に接続さ
れた流出路24bとを有する。又、流入路24aは左,
右に分岐する接続口24a,24aに連通してい
る。
なお、流出路24bも流入路24aと同様に分岐した接
続口24b,24bと連通している。又、マニホー
ルド24の上面には質量流量計21の出力信号を取り出
すためのコネクタ24cが設けられている。
第2図に示す如く、一対のセンサチューブ22,23は
上記マニホールド24により水平方向に延在し、且つ上
下方向に起立する垂直面を介して横方向に対称となるよ
うに配設される。
一方のセンサチューブ22は、その基端を流入路24a
の接続口24aにろう付け等により接続固定され、配
管方向に延在する第1の直管部22aと、基端を流出路
24bの接続口24bに接続固定され、第1の直管部
22aと平行に延在する第2の直管部22bと、第1,
第2の直管部22a,22bの先端より基端側へ折り返
すように曲げられた曲部22c,22dと、この曲部2
2cと22dとを接続するU字状の接続部22eとより
なる。
又、他方のセンサチューブ23は上記センサチューブ2
2と同一形状に形成され、直管部23a,23bが流出
管26及び直管部22a,22bと平行となるようにセ
ンサチューブ22と対称に配設されている。なお、セン
サチューブ22,23の接続部22e,23e間は保持
部材28により接続され相互に保持されている。
尚、この保持部材28は流出管26と非接触であり、流
出管6の配管振動はセンサチューブ22,23に直接伝
達されないようになっている。
一対のセンサチューブ22,23は上下方向に起立する
垂直面を介して対称な向きとなるように水平方向に延在
しているため、流量計測時例えば気体が混入している液
体の流量を計測する場合、一対のセンサチューブ22,
23の上方の直管部22b,23bに夫々滞留しやすく
なる。従って、一対のセンサチューブ22,23は気体
の滞留位置が略同一位置となるため気体滞留によりバラ
ンスがくずれることがなく、その結果夫々の固有振動数
がずれてしまうことも無い。
上記一対のセンサチューブ22,23においては、流入
側の直管部22aと23aとの間、及び流出側の直管部
22bと23bとの間にはピックアップ29,30が配
設されている。
なお、ピックアップ29,30は夫々同一構成であるの
で一方のピックアップ29につき説明する。
第6図及び第7図中、ピックアップ29はセンサチュー
ブ22の直管部22aの途中より突出するブラケット3
1に保持されたコイル部29aと、コイル部29aに
左,右方向で対向するようにコ字状のブラケット32に
設けられたマグネット29b,29cとよりなる。な
お、ブラケット32は横方向に延在し、センサチューブ
23の直管部23aに接続されている。
従って、センサチューブ22,23が振動すると、直管
部23aに設けられたコイル部29aがマグネット29
b,29c間で矢印X方向に相対的に変位する。そのた
め、コイル部29aには直管部22a,23aの相対変
位に応じた起電力が発生し、ピックアップ29はコイル
部29aの電圧より直管部23aの変位を検出する。
33,34は加振器で、直管部22aと22bとの先端
間,直管部23aと23bとの先端間に設けられてい
る。
加振器33は実質電磁ソレノイドと同様な構成であり、
流入側の直管部22aに取付けられたコイル部33a
と、流出側の直管部22bに取付けられ、コイル部33
a内に嵌入するマグネット部33bとよりなる。従っ
て、加振器33はコイル部33aに通電されると、直管
部22a,22bを矢印X方向(上,下方向)に加振す
る。
尚、加振器34は上記加振器33と同一構成であるの
で、その説明は省略する。
上記質量流量計21においては、一対のセンサチューブ
22,23がカバー21c内に収納されているので外観
上一対のセンサチューブ22,23の取付方向を確認で
きない。しかしながら、カバー21cの上面21c
下面21cには流体の流れ方向を示す矢印21d,2
1eが設けられており、この矢印21d又は21eが上
となるように質量流量計21を配管途中に取付ける。こ
れにより、カバー21c内の一対のセンサチューブ2
2,23は第2図に示す如く垂直面を介して対称となる
ように位置決めされる。
次に、上記構成になる質量流量計21の計測動作につき
説明する。
流量計測時、一対のセンサチューブ22,23は上記加
振器33,34の動作により内部に流体が流れている状
態で加振される。流入管25よりマニホールド24の流
入路24aに流入した被側流体は、分流してセンサチュ
ーブ22,23の下方の直管部22a,23aに流入
し、曲部22c,23c、接続部22e,23e、曲部
22d,23dを通過して上方の直管部22b,23b
に至り、マニホールド24の流出路24bで合流して流
出管26より流出する。又、センサチューブ22,23
は加振器33,34により加振されているので、センサ
チューブ22,23のばね定数とセンサチューブ22,
23内を流れる流量によって決まる固有振動数で矢印X
方向(上下方向)に振動する。
上記のように振動するセンサチューブ22,23内を流
れる液体中に気体が混入しているとき、特に流速の遅い
微少流量を計測する場合、センサチューブ22,23内
に気体が滞留しやすくなる。しかるに、一対のセンサチ
ューブ22と23とは第2図に示す如く上下方向に起立
する垂直面を間に介して対称となるように水平方向に延
在して設けられているので、液体中に気体が混入してい
ても上方の直管部22b,23bに気体が滞留しやすく
なる。従って、一対のセンサチューブ22,23は気体
滞留位置が略同一となるため、気体の滞留位置の相違に
より固有振動数がずれてしまうことが防止され、結果的
に気体滞留位置のずれにより出力信号が乱れてしまうこ
とが防止される。
まず、一対のセンサチューブ22,23のうち一方のセ
ンサチューブ2の動作について説明する。
なお、直管部22a,22b及び23a,23bは振動
する際、互いに離間する方向に弾性変形した後、直管部
22a,22b,23a,23b自体の弾性復元力で互
いに近接する方向に変形する。
第8図に示す如く、直管部22a,22bは支持板7に
ろう付等により固定されているため、支持板27の貫通
部分を支点として先端にいくほど矢印X方向に大きく振
動する。従って、直管部22a,22bでは上記振動に
伴って角速度ωの変形が生ずる。また、曲部22c,2
2d及び接続部22eはU字状に曲げられているため、
加振器33が矢印X方向の加振動作をしても曲部22
d,22eが加振方向に撓み、直管部22a,22bの
先端側の変位を許容する。
上記の如く、振動するセンサチューブ22内に流体が流
れると、流入側の直管部22aにおいてはその先端へい
くほど振幅が大きくなるため、流体の矢印X方向の速度
が大となる。よって、流体には振動方向の加速度が与え
られる。また、流出側の直管部22bにおいては、マニ
ホールド24側へ戻るほど矢印X方向の速度が除々に減
少するため、流体には負の加速度がつく。このように、
センサチューブ22の振動に伴って流体に加速度がつく
と、加速度の方向と逆の方向のコリオリ力(Fc)が生
ずる。
第8図(A),(B)に示す如く、流入側の直管部22
aが角速度−ωで矢印X方向に変位し、流出側の直管
部22bが角速度+ωで矢印X方向に変位したとす
る。このように、直管部22a,22bが互いに離間す
る方向に変位する1行程においては、第9図(A),
(B)に示すように直管部22a,22bで矢印X
向のコリオリ力Fcが発生する。よって、直管部22
a,22bは2点鎖線で示す本来の変位位置よりも夫々
実線で示す位置に−δ,+δずれる。
次に、第8図(C),(D)に示す如く、流入側の直管
部22aが角速度+ωで矢印X方向に変位し、流出側
の直管部22bが角速度ωで矢印X方向に変位したと
する。このように、直管部22a,22bが互いに近接
する方向に変位する1行程においては、第9図(C),
(D)に示す如く直管部22a,22bで矢印X方向
のコリオリ力Fcが発生する。従って、直管部22a,
22bは2点鎖線(本来の変位位置)より実線で示す位
置に−δ,+δずれる。
尚、一対のセンサチューブ22,23は夫々 180゜の位
相差でもって加振されており、例えば一方のセンサチュ
ーブ22の直管部22a,22b間が離間するとき、他
方のセンサチューブ23の直管部23a,23b間が近
接する。
即ち、センサチューブ22が第8図(A),(B)に示
すように変位するとき、センサチューブ23は第8図
(C),(D)に示すように変位する。よって、一方の
センサチューブ22の直管部22a,22bでは第9図
(A),(B)に示すようにコリオリ力が発生し、他方
のセンサチューブ23の直管部23a,23bでは第9
図(C),(D)に示すようなコリオリ力が生ずる。
上記コリオリ力Fcは、ピックアップ29,30により
直管部22a,22bの変位−δ,+δの大きさ、ある
いは直管部22a,22bの位相角度差を検出すること
により求まる。またコリオリ力FcはFc=2ωmvで
表わされ、質量流量(mv)は角速度ω及びコリオリ力
Fcを求めることにより得られる。
ピックアップ29,30は直管部22a,22bの変位
−δ,+δを時間差の信号として検出する。よって、ピ
ックアップ29,30のコイル部で得られる電圧がある
基準電圧から異なるある電圧に変化するまでの時間を計
測し、この時間が流量に比例する。
なお、ピックアップ29,30の出力信号は整形,増幅
されたのち、時間積分により質量流量に比例した電圧信
号となる。さらに、この電圧信号は周波数信号に変換さ
れ、出力回路(図示せず)より電圧パルス信号及びアナ
ログ信号として出力される。質量流量計21ではセンサ
チューブ22,23に生ずるコリオリ力による直管部2
2a,23a及び22b,23bの変位が2倍となって
検出でき、流量を精度良く計測できる。また、上記コリ
オリ力の発生に伴うセンサチューブ22,23の位相差
を検出する際、外部振動(振動ノイズ)が入力されても
相殺され外部振動の影響を受けることなく安定に流量を
計測できる。
発明の効果 上述の如く、本発明になる質量流量計は、一対のセンサ
チューブの曲部及び接続部が夫々垂直方向に起立する垂
直面を介して対称となるように一対のセンサチューブを
配設してなるため、例え気体が混入した液体の流量を計
測する場合、センサチューブ内に気体が滞留してもその
滞留位置が一対のセンサチューブの同一箇所で発生する
ことになり、一対のセンサチューブの固有振動数がずれ
てしまうことを防止でき、これにより安定したコリオリ
力が得られ、流量計測時の気体滞留位置の相違による出
力信号の乱れを無くし安定した流量計測を行なうことが
できる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる質量流量計の一実施例の外観斜視
図、第2図は本発明の要部を示すようカバーを外した状
態の斜視図、第3図は一部切截底面図、第4図は質量流
量計の正面図、第5図は第3図中V−V線に沿う縦断面
図、第6図は第4図中VI−VI線に沿う縦断面図、第7図
はピックアップの拡大図、第8図,第9図は流量計測時
のセンサチューブの動作を説明するための側面図、第1
0図は従来の質量流量計を説明するための斜視図であ
る。 21……質量流量計、21c……カバー、21d,21
e……矢印、22,23……センサチューブ、24……
マニホールド、25……流入管、26……流出管、27
……支持板、28……保持部材、29,30……ピック
アップ、33,34……加振器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端を被側流体が流入する流入口に連通し
    直線状に延在する第1の直管部と、一端が流出口に連通
    し前記第1の直管部と平行に延在する第2の直管部と、
    該第1の直管部の他端より第1の直管部の一端側へ曲げ
    られた第1の曲部と、該第2の直管部の他端より第2の
    直管部の一端側へ曲げられた第2の曲部と、第1,第2
    の曲部の両端を接続する接続部とより形成された一対の
    センサチューブを同方向に延在し、該一対のセンサチュ
    ーブの第1の直管部と第2の直管部とを近接離間方向に
    振動させ、該一対のセンサチューブの第1の直管部間及
    び第2の直管部間の相対変位を検出して該一対のセンサ
    チューブ内を流れる流量を計測する質量流量計におい
    て、 前記一対のセンサチューブの各直管部が水平方向に延在
    し、且つ一対のセンサチューブの第1,第2の曲部及び
    接続部が垂直方向に起立する垂直面を介して対称となる
    ように一対のセンサチューブを配設してなることを特徴
    とする質量流量計。
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