JPH10504589A - 改善された引裂耐性を有するポリウレタン - Google Patents
改善された引裂耐性を有するポリウレタンInfo
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Abstract
(57)【要約】
(A)ダイマージオールおよび/またはトリマートリオールおよび/またはダイマージオール単位を含むポリエーテルおよび/またはポリカルボン酸、好ましくはダイマー脂肪酸またはトリマー脂肪酸とジオールから得られるOH末端基を有するポリエステルを含有するポリオール成分、および(B)多官能イソシアネートと、ダイマージオールおよび/またはトリマートリオールおよび/またはダイマージオール単位を含むポリエーテルおよび/またはポリカルボン酸、好ましくはダイマー脂肪酸またはトリマー脂肪酸とジオールから得られるOH末端基を有するポリエステルとの反応によって得られるプレポリマーを含有するイソシアネート成分であって、成分(A)および(B)の少なくとも一方がダイマーもしくはトリマー脂肪酸またはダイマーもしくはトリマー脂肪アルコールを含有する成分(A)および(B)から製造されるポリウレタンが開示されている。この提案したポリウレタンは、優れた引裂耐性を有する。
Description
【発明の詳細な説明】
改善された引裂耐性を有するポリウレタン
発明の分野
本発明は、ダイマージオールおよび/またはトリマートリオールおよび/また
はダイマージオール単位を含むポリエーテルおよび/またはポリカルボン酸、好
ましくはダイマー脂肪酸および/またはトリマー脂肪酸とジオールから得られる
OH末端ポリエステルを含有する、改善された引裂耐性を有するポリウレタンに
関する。
従来の技術
かなり以前からダイマー脂肪アルコール(ダイマージオール)が既知である。
例えば、DE-A1 11 98 348には、280℃を越える温度で塩基性アルカリ土類
金属化合物を用いる不飽和脂肪アルコールの二量化によって、それを製造するこ
とが記載されている。
また、これらは、DE-B-17 68 313に従い、ダイマー脂肪酸および/またはその
エステルを水素化することによって得ることもできる。
ダイマージオールの別の製造方法は、シリカ/アルミナ触媒および塩基性アル
カリ金属化合物の存在下に不飽和アルコールを二量化することからなる(国際特
許出願W091/13918を参照)。
一定量の三量化脂肪酸が、常に、ダイマー脂肪酸の製造時に生成する。このト
リマー脂肪酸は、蒸留によってダイマー脂肪酸を取出すことによって濃縮するこ
とができる。例えば、メタノールでエステル化した後、ダイマー脂肪酸のエステ
ルと同様に、トリマー脂肪酸のエステルをトリマートリオールに水素化すること
ができる。このトリマートリオール、54個の炭素原子を含有する三価アルコー
ルを、本発明に従って用いることもできる。
また、未公開のドイツ特許出願P 43 16 245.2から、ダイマージオールを酸の
存在下に水の脱離を伴って縮合させて、ダイマージオール単位を含むポリエーテ
ルを生成させ得ることが知られている。
ダイマージオールまたはトリマートリオールを含有するポリウレタンも既知で
ある。
ポリウレタンの製造においてダイマーおよびトリマー脂肪アルコールならびに
その混合物を使用することが、イオウ含有の弾性被覆組成物の製造に関するDE-B
1 11 79 660から既知である。
さらに、ジイソシアネートとの反応によってポリウレタン被覆を製造するため
のポリオールとしてダイマージオールを使用し得ることも知られている。即ち、
DE-A1 12 25 795は、平均して36または54個の炭素原子を含有するダイマー
および/またはトリマー脂肪アルコールからなるポリウレタン塗料を記載してい
る。
EP-B10 199 609は、鎖延長剤としてダイマージオールおよびポリエステルまた
はポリエーテルジオールを基本とするNCO末端プレポリマーから製造されるポ
リウレタン接着層を記載している。
ダイマージオールを含有するポリウレタン分散物およびそれをラッカー乾燥の
ために使用することが、DE-A1 42 37 965に記載されている。
未公開のドイツ特許出願P 43 08 100.2は、ダイマージオールの添加によって
加水分解安定性が改善された注型用樹脂を記載している。
本発明が指向する課題は、改善された引裂耐性を有するポリウレタンを提供す
ることであった。
驚くべきことに、ダイマージオール、トリマートリオールまたはダイマー脂肪
酸もしくはトリマー脂肪酸単位を含むポリウレタンが優れた引裂耐性を示すこと
を見い出した。
発明の説明
本発明は、
(A)ダイマージオールおよび/またはトリマートリオールおよび/またはダイ
マージオール単位を含むポリエーテルおよび/またはポリカルボン酸、好ましく
はダイマー脂肪酸および/またはトリマー脂肪酸とジオールから得られるOH末
端ポリエステルを含有するポリオール成分;および
(B)多官能イソシアネートと、ダイマージオールおよび/またはトリマートリ
オールおよび/またはダイマージオール単位を含むポリエーテルおよび/または
ポリカルボン酸、好ましくはダイマー脂肪酸および/またはトリマー脂肪酸とジ
オールから得られるOH末端ポリエステルとの反応によって得られるプレポリマ
ーを含有するイソシアネート成分;
であって、成分AまたはBの少なくとも一方がその構成成分としてダイマーもし
くはトリマー脂肪酸またはダイマーもしくはトリマー脂肪アルコールを含有する
成分AおよびBから製造される、改善された引裂耐性を有するポリウレタンに関
する。
ポリオール成分には、ダイマージオールおよび/またはトリマートリオールお
よび/またはダイマージオール単位を含むポリエーテルおよび/またはポリカル
ボン酸、好ましくはダイマー脂肪酸および/またはトリマー脂肪酸とジオールか
ら得られるOH末端ポリエステルが含まれる。
冒頭に記載したダイマージオールの製造方法とは関係なく、18個の炭素原子
を含有する脂肪アルコールまたは脂肪酸もしくはそのエステルから製造されたダ
イマージオールを用いるのが好ましい。36個の炭素原子を含有するダイマージ
オールがこのようにして得られる。上記の工業的方法によって製造されたダイマ
ージオールは、常に、量の異なるトリマートリオールおよび一価アルコールを含
有する。一般に、ダイマージオールの含有率は70重量%を越え、その残りがト
リマートリオールおよびモノマーアルコールである。これらのダイマージオール
および90重量%を越えるダイマージオールを含有するより純粋なダイマージオ
ールの両方を、本発明に従って使用することができる。90〜99重量%のダイ
マージオールを含有するダイマージオールが特に好ましい。これらのダイマージ
オールのうち、少なくとも部分的にまたは完全に水素化された二重結合を有する
ものが好ましい。
ダイマー脂肪酸のエステルと同様に、トリマー脂肪酸のエステルもトリマート
リオールに水素化することができる。このトリマートリオール、即ち54個の炭
素原子を含有する三価アルコールを本発明に従って使用することもできる。この
トリマーアルコールは、少なくとも50重量%、好ましくは少なくとも65重量
%の三価アルコールを含有する。
これらダイマージオールまたはトリマージオールは、180〜215、好まし
くは200〜210のヒドロキシル価を有する。
ダイマージオール単位を含むポリエーテルは、未公開のドイツ特許出願P 43 1
6 245.2に従い、高温での適当な低分子量アルキレングリコールの酸触媒ポリ縮
合によって製造することができる。
このダイマージオール単位を含むポリエーテルは、175未満、より具体的に
は10〜100の範囲のヒドロキシル価(OHV)を有する。このOH価は、ア
セチル化反応において物質1gと結合した酢酸量に対して当量であるKOH量をm
gで表すものである。
ダイマージオール単位を含むポリエーテルは室温(20℃)で液体である。即ち
、これらは、25℃で>3,000mPas、より具体的には3,800〜12,00
0mPasの範囲のブルックフィールド粘度を有する。
ダイマージオール単位を含むポリエーテルは疎水性である。即ち、これらは2
0℃で実質的に水に不溶であり、水100mlに好ましくは1mg未満、より好まし
くは0.1mg未満が溶解する。
また、本発明におけるダイマージオール単位を含むポリエーテルには、ダイマ
ージオールまたはトリマートリオールのヒドロキシル基とエチレンオキシド、プ
ロピレンオキシドまたはブチレンオキシドとの反応によって得られるダイマージ
オールまたはトリマートリオールのアルコキシル化生成物が含まれる。これらの
ポリエーテルは、ダイマージオールまたはトリマートリオール1モルあたりにア
ルキレンオキシドを1〜20モル、好ましくは3〜10モル含有することができ
る。
別の態様は、ポリカルボン酸(好ましくは、ダイマーまたはトリマー脂肪酸)と
ジオールとのエステル化によって得られるOH末端ポリエステルの使用を特徴と
する。適当なジオールの例は、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、ヘキサン−1,6−ジオールお
よびブタン−1,4−ジオールである。
ジカルボン酸、特にダイマー脂肪酸とジオールとの反応において、OHとCO
OHの当量比は、普通には1.4:1〜3:1であり、好ましくは1.8:1〜2
.2:1である。トリカルボン酸、特にトリマー脂肪酸とジオールとの反応にお
いて、OHとCOOHの当量比は、普通には2.5:1〜4:1であり、好まし
くは2.7:1〜3.3:1である。
本発明のポリウレタンのポリオール成分の50〜100重量%、好ましくは7
0〜90重量%が、ダイマージオールおよび/またはトリマートリオールおよび
/またはダイマージオール単位を含むポリエーテルおよび/またはポリカルボン
酸(好ましくは、ダイマー脂肪酸および/またはトリマー脂肪酸)およびジオール
から得られるOH末端ポリエステルからなり、その残りがポリウレタン化学にお
いて普通に用いられる他のポリオールからなる。
これら他のポリオールは、ポリエーテル、ポリエステルもしくは油化学ポリオ
ールまたはこれら化合物の混合物であってよい。ポリウレタン化学において普通
に用いられるポリエーテルおよびポリエステルの総覧は、例えば、ウルマンズ・
der technischen Chemie)[第4版、第19巻、フェルラーク・ケミー(Verlag Chemi
e)、バインハイム(Weinheim)、第304-5頁]に見ることができる。
適当なヒドロキシル末端ポリエステルの例は、ポリカルボン酸(例えば、アジ
ピン酸、フタル酸、マレイン酸およびアゼライン酸)およびジオール(例えば、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、ヘキサン
−1,6−ジオールおよびブタン−1,4−ジオール)に基づくポリエステルであ
る。
また、ダイマーまたはトリマー脂肪酸と多価アルコール(例えば、エチレング
リコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、ヘキサン−1,6
−ジオールおよびブタン−1,4−ジオール)との重合反応生成物も適している。
ポリカプロラクトンおよびポリカーボネートが好ましい。
適当なヒドロキシル末端ポリエーテルの例は、ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、および好ましくはポリテトラヒドロフランである。
別の群の好ましいポリオールは、油化学ポリオールである。
油化学ポリオールとは、天然油および油脂に基づくポリオール、例えば、ヒド
ロキシル基によって少なくとも部分的に置換された長鎖脂肪酸のグリセロールエ
ステル、または一価、二価もしくは多価アルコールとエポキシ化脂肪化合物との
反応生成物であると解される。
これら化合物の副次的な群は、エポキシ化トリグリセリドの開環生成物、即ち
、エステル結合を無傷のまま開環したエポキシ化脂肪酸グリセロールエステルで
ある。この開環生成物は、多数の植物または動物起源のエポキシ化トリグリセリ
ドから製造することができる。例えば、2〜10重量%のエポキシド酸素を含む
エポキシ化トリグリセリドが適している。このような生成物は、多数の油脂およ
び油、例えば牛脂、パーム油、ピーナツ油、菜種油、綿実油、大豆油、ヒマワリ
油および亜麻仁油から、二重結合のエポキシ化によって得ることができる。特に
好ましいエポキシ化トリグリセリドは、エポキシ化大豆油およびエポキシ化亜麻
仁油である。
エポキシ化トリグリセリドの開環のための適当なアルコールは、メタノール、
エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、ヘキサノール、2
−エチルヘキサノール、6〜22個の炭素原子を含有する脂肪アルコール、シク
ロヘキサノール、ベンジルアルコール、エタン−1,2−ジオール、プロパン−
1,2−ジオール、プロパン−1,3−ジオール、ブタン−1,4−ジオール、ヘ
キサン−1,6−ジオール、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロパン
、グリセロール、トリメチロールエタン、ペンタエリスリトール、ソルビトール
およびエーテル基を含有するヒドロキシ化合物、例えばアルキルグリコール、ま
たはオリゴマーグリコールおよびオリゴマーグリセロールである。
アルコールによるエポキシ化脂肪酸エステルまたはトリグリセリドの開環反応
に続いて、所望により、出発原料との、または後に添加した他のトリグリセリド
(例えば、パーム油、ピーナツ油、菜種油、綿実油、大豆油、ヒマワリ油および
亜麻仁油)とのエステル交換を行うことができる。対応する油化学ポリオールは
、例えば、ドイツ特許出願DE-A1 41 28 649に記載されている。
他の群の油化学ポリオールは、エポキシ化脂肪酸の低級アルコールエステル、
即ち、エポキシ化脂肪酸メチル、エチル、プロピルまたはブチルエステルの開環
およびエステル交換生成物である。二価〜四価アルコールを用いる開環またはエ
ステル交換生成物が好ましく、エチレングリコール、プロピレングリコール、オ
リゴマーエチレングリコール、オリゴマープロピレングリコール、グリセロール
、トリメチロールプロパンまたはペンタエリスリトールを用いる反応生成物が特
に好ましい。これらの生成物は、既知のエポキシ化または開環法によって製造す
ることができ、所望により、開環工程中または開環工程後に反応平衡物から低級
アルコールを除去することによってエステル交換を行う。好ましい開環およびエ
ステル交換の生成物は、反応に用いるエポキシ化脂肪酸エステルとアルコールの
モル比が1:1〜1:10である生成物である。
また、油化学ポリオールには、エポキシ化脂肪アルコールと1〜10(より具
体的には2〜4)の官能価を有するC2〜C8アルコールとの、エポキシ基とヒド
ロキシル基のモル比が1:1〜1:10である反応生成物が含まれる。
さらに、二価または多価アルコール(例えば、グリセロールとのエチレンオキ
シドまたはプロピレンオキシドの付加物)とトリグリセリド(例えば、パーム油、
ピーナツ油、菜種油、綿実油、大豆油、ヒマワリ油および亜麻仁油)とのエステ
ル交換によって得られる油化学ポリオールを、本発明に従って使用することもで
きる。
DIN53240に従って測定したときのこれら他のポリオールのヒドロキシ
ル価は、5〜600の範囲内、好ましくは20〜300の範囲内、さらに好まし
くは50〜200の範囲内である。
本発明のポリウレタンのイソシアネート成分は、多官能イソシアネートと、ダ
イマージオールおよび/またはトリマージオールおよび/またはダイマージオー
ル単位を含むポリエーテルおよび/またはポリカルボン酸(好ましくは、ダイマ
ー脂肪酸またはトリマー脂肪酸)とジオールから得られるOH末端ポリエステル
との反応によって得られるNCO末端プレポリマーを含有する。
多官能イソシアネートは、2〜4、好ましくは2の官能価を有する。適当な多
官能イソシアネートは、芳香族および脂肪族の単環式および多環式の多官能イソ
シアネート化合物である。
このような多官能イソシアネートの例は、トルエン2,4−ジイソシアネート
、トルエン2,6−ジイソシアネート、ジフェニルメタン4,4'−ジイソシアネ
ート、m−キシリレンジイソシアネート、3−イソシアナトメチル−3,5,5−
トリメチルシクロヘキシルイソシアネート、1,6−ヘキサンジイソシアネート
、ナフチレン1,5−ジイソシアネートおよびトルエン2,4,6−トリイソシア
ネートである。
ジフェニルメタン4,4'−ジイソシアネートが特に好ましい。
プレポリマーの製造において、NCOとOHの当量比は、普通には6:1〜1
.5:1であり、好ましくは3:1〜2:1である。
本発明のポリウレタンのイソシアネート成分の50〜100重量%、好ましく
は70〜90重量%がプレポリマーからなる。
プレポリマーの他に、このイソシアネート成分は、他の多官能イソシアネート
化合物を含有していてもよい。ポリウレタン化学において普通に用いられるポリ
イソシアネートの総覧は、例えば、ウルマンズ・エンチクロペディー・デア・テ
クニッシェン・ケミー[第4版、第19巻、フェルラーク・ケミー、バインハイム、
第303頁]に見ることができる。
好ましいポリイソシアネートは芳香族ジイソシアネート、例えばジフェニルメ
タンジイソシアネートまたはトルエンジイソシアネートであり、特に、2を越え
る官能価を有するイソシアネートを含有し、例えばバイエル社(Bayer AG)からデ
スモジュール(DesmodurR)VKS−Hの名称で市販されている工業用ジフェニル
メタンジイソシアネートである。
成分AおよびBからポリウレタンを製造する際の、NCO基とOH基の当量比
(NCO:OH)は、普通には1.2:1〜0.8:1であり、好ましくは1.05
:1〜0.95:1である。
さらに、本ポリウレタンは種々の助剤を含有していてよく、これらはポリオー
ル中に導入するのが好ましい。例えば、充填剤を用いることができる。適当な充
填剤はイソシアネートに対して非反応性の無機化合物、例えば、白亜または石膏
、沈降シリカ、ゼオライト、ベントナイト、粉砕無機物および当業者には既知の
他の無機充填剤である。また、有機充填剤、より具体的には切断繊維などを用い
ることもできる。ポリウレタンをチキソトロピー性にする充填剤が好ましい。
さらに、本発明のポリウレタンは促進剤を含有することができる。適当な促進
剤は、例えば第三塩基、例えばビスー(N,N−ジメチルアミノ)−ジエチルエー
テル、ジメチルアミノシクロヘキサン、N,N−ジメチルベンジルアミン、N−
メチルモルホリン、ならびにジアルキル−(β−ヒドロキシエチル)−アミンとモ
ノイソシアネートとの反応生成物およびジアルキル−(β−ヒドロキシエチル)−
アミンとジカルボン酸のエステル化生成物である。別の重要な促進剤は、1,4
−ジアミノビシクロ−(2,2,2)−オクタンである。また、非塩基性の物質も促
進剤として使用することができる。適当な非塩基性促進剤の例は、金属化合物、
例えば鉄ペンタカルボニル、鉄アセチルアセトネートおよびスズ(II)(2−エチ
ルヘキソエート)、ジブチルスズジラウレートまたはモリブデングリコレートで
ある。
本発明のポリウレタンは、成分AおよびBを混合することによって製造する。
通常、これは使用直前に行い、それまでは2つの成分を水分の非存在下に別々に
保存する。
1つの好ましい態様においては、本発明のポリウレタンは、10Nmm-1以上、
より具体的には15Nmm-1以上のDIN53515に従う引裂耐性を有する。
本発明のポリウレタンを、封止用化合物として、例えば電気工業および建築工
業において使用することができる。
また、本発明のポリウレタンを、接着剤および注型用樹脂として使用すること
もできる。
実施例
他に示すことがなければ、%表示は全て重量%である。出発化合物
:
ダイマージオール: ソバーモル(SovermolR)POL900:OH価203、
ダイマー含有量>90%
トリマートリオール:ソバーモルPOL930:OH価203、
トリマー含有量>50重量%
実施例1 NCO末端プレポリマーの製造
理論的に計算したNCO価に必要な量のポリオールを、不活性ガス雰囲気にお
いて室温で約2時間にわたって液体ポリイソシアネートに撹拌しながら滴下する
。次いで、NCO価がさらに低下しなくなるまで、反応混合物を80℃で加熱す
る。同様にしてプレポリマーA〜Cを得た。
1.プレポリマーAの製造
33.2重量%のトリマートリオール
66.8重量%のジフェニルメタン4,4'−ジイソシアネート
最終生成物:16.4%NCO
ブルックフィールド粘度(25℃):8,240mPa/s
2.プレポリマーBの製造
33.2重量%のダイマージオール
66.8重量%のジフェニルメタン4,4'−ジイソシアネート
最終生成物:16.8%NCO
ブルックフィールド粘度(25℃):2,270mPa/s
3.プレポリマーCの製造(比較例)
37.68重量%のポリプロピレングリコール[PPG1025、
ダウ(DOW)の製品、OH価102]
62.32重量%のジフェニルメタン4,4'−ジイソシアネート
最終生成物:17.0%NCO
ブルックフィールド粘度(25℃):2,500mPa/s
実施例2(一般的方法)
実施例1に従って製造したNCO末端プレポリマー(A−C)を、5%のゼオラ
イト[バイリス(BaylithR)L、バイエル社(Bayer AG)]を添加した以下のヒドロキ
シル成分を用いて等モル量で注型し、引裂耐性をDIN53515に従って測定
する。
同様にして、表1に挙げたポリウレタン2a〜iを得た。
線状ポリエステルジオールは、OH価60を有するジエチレングリコール、ネ
オペンチルグリコール、ヘキサン−1,6−ジオールおよびアジピン酸のポリエ
ステルである。
ソバーモル(SovermolR)650NSは、不飽和脂肪アルコールの二量化によっ
て得られるダイマー含有量68%のダイマージオールである。
実施例2a〜2cが本発明に対応する。
実施例2dおよび2eは、引裂耐性がダイマージオールのダイマー含有量に従
っ
て低下することを示す。
実施例2f〜2iは、特に高い引裂耐性がイソシアネート成分およびヒドロキ
シル成分中のダイマージオールまたはトリマートリオールの存在に関係している
ことを示す。
─────────────────────────────────────────────────────
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(51)Int.Cl.6 識別記号 FI
H01L 23/31
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.以下の成分: (A)ダイマージオールおよび/またはトリマートリオールおよび/またはダイ マージオール単位を含むポリエーテルおよび/またはポリカルボン酸、好ましく はダイマー脂肪酸またはトリマー脂肪酸とジオールから得られるOH末端ポリエ ステルを含有するポリオール成分;および (B)多官能イソシアネートと、ダイマージオールおよび/またはトリマートリ オールおよび/またはダイマージオール単位を含むポリエーテルおよび/または ポリカルボン酸、好ましくはダイマー脂肪酸および/またはトリマー脂肪酸とジ オールから得られるOH末端ポリエステルとの反応によって得られるプレポリマ ーを含有するイソシアネート成分; であって、成分AまたはBの少なくとも一方がその構成成分としてダイマーもし くはトリマー脂肪酸またはダイマーもしくはトリマー脂肪アルコールを含有する 成分AおよびBから製造されることを特徴とする、改善された引裂耐性を有する ポリウレタン。 2.ポリオール成分が、ポリオール成分を基準に、少なくとも50重量%のダ イマージオールおよび/またはトリマートリオールおよび/またはダイマージオ ール単位を含むポリエーテルおよび/またはポリカルボン酸、好ましくはダイマ ー脂肪酸および/またはトリマー脂肪酸とジオールから得られるOH末端ポリエ ステルを含有することを特徴とする請求項1に記載のポリウレタン。 3.イソシアネート成分が、イソシアネート成分を基準に、少なくとも50重 量%のプレポリマーを含有することを特徴とする請求項1または2に記載のポリ ウレタン。 4.ポリオール成分の他のポリオールが、ポリエーテル、ポリエステルおよび 油化学ポリオールからなる群から選択されることを特徴とする請求項2または3 に記載のポリウレタン。 5.イソシアネート成分の他のイソシアネートが、芳香族ジイソシアネート、 好ましくはジフェニルメタンジイソシアネート、特に2を越える官能価を有する 工業用ジフェニルメタンジイソシアネートまたはトルエンジイソシアネートであ ることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のポリウレタン。 6.ポリウレタンの製造中に、NCOとOHの当量比を1.2:1〜0.8:1 、好ましくは1.05:1〜0.95:1に維持することを特徴とする請求項1〜 5のいずれかに記載のポリウレタン。 7.10Nmm-1以上、より具体的には15Nmm-1以上の引裂耐性を有すること を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のポリウレタン。 8.封止用化合物としての請求項1〜7のいずれかに記載のポリウレタンの使 用。
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