JPH10504510A - 液体用ディスペンサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 飲料レベルの最小量の変位で、完全に満たされた標準的な飲料用容器（８０）内にはめ込まれた飲料用ディスペンシングシステム（１０）。ファスナ（３２）が上記ディスペンサを容器の口部に取り付けている。膨張可能な空気袋（１２）が常時飲料を加圧している。圧力管（５０）が、上記空気袋を圧力センサと圧力源に接続している。ピン（３４）が、上記圧力管を通るガスの流れをコントロールしている。ガスは、上記ディスペンサが取り付けられると、上記空気袋内に流れる。ガスは、上記ディスペンサが上記容器から取り外される前に上記空気袋および圧力管から放出される。くみ出し管（２０）は、加圧下の上記飲料を上記容器から飲料用出口管（６０）を通って、外へ小出しされるのを導く。

Description

【発明の詳細な説明】 容器とともに使用するための液体用ディスペンサ 発明の背景 １．発明の分野 本発明は、飲料用ディスペンサ（beverage dispensers）およびプリザーバ（p reservers）に関するものである。 ２．関連する先行技術の説明 現在、市場に出ている飲料用ディスペンサの多くは、全く商売用で、使用する のに複雑である。他の物は、飲料を小出しすること、その元の品質を保つことの いずれをもしない。 最も一般的な装置は、飲料をたくわえるために特別な容器を必要とする。その ような容器は、それが消費者にさらにハードウエアを購入することを要求する故 に非現実的である。また、特別な容器は、さらに貯蔵スペースを必要とする。そ れはまた、消費者に元の容器から特別な容器に飲料を移すことを要求する故に、 使用を複雑にする。 いくらかの装置はまた、特別な容器の内部に空気袋を包含している。飲料が消 費されるにつれて、この空気袋は、容器内に残っている飲料に圧力を加えるため のガスで膨張する。このように、炭酸ガス飽和が保たれ、そして飲料が圧力をか けることにより小出しされる。他の装置は、空気袋を使用することなく、直接飲 料にガスを接触させることにより、飲料を加圧している。もしも、このガスが空 気であるならば、飲料は酸化し、まずい味となるであろう。もしも、このガスが 二酸化炭素（ＣＯ₂）であるならば、飲料は過剰な炭酸ガス飽和を蓄積するであ ろう。これは、その意図する味を変え、小出しされたとき、飲料を泡立たせるで あろう。最後に、飲料の炭酸ガス飽和を維持するように、そして圧力をかけるこ とにより飲料を小出しするようには設計されていない飲料ディスペンサ、或いは プリザーバが市場に出ている。 別の装置では、空気袋が元の容器内の飲料に圧力をかけるために利用されてい る。U.S.P.No.4,482,072号に見られるこのシステムは、特別な容器を使用してい ない。しかしながら、このシステムは、空気袋が満杯の飲料容器内に嵌め込まれ ていないため、使用するのに不便である。いくらかの飲料が、空気袋が嵌められ る前に除去されなければならない。もしも、このことが正確になされないならば 、空気袋が容器内に挿入された際に、飲料の一部がこぼれるであろう。他方、も しも使用者が現在のところ除去された飲料を消費することを意図しない場合には 、飲料のいくらかを除去することは使用者にとって不便であろう。最後に、いく らかの炭酸ガス飽和は、飲料を除去する過程の間に逃げるであろう。発明の概要 本発明に係る飲料ディスペンシングシステムは、元の飲料容器内に挿入される 膨張可能な空気袋を含んでいる。この空気袋と一緒に、くみ出し管（draw tube ）が元の容器内に挿入される。この空気袋およびくみ出し管は、最小量の飲料レ ベルの変位で完全に満たされた容器の内側にぴったり合っている。空気袋が膨張 すると、それは飲料に圧力を加え、それにより飲料はくみ出し管を通って押し上 げられる。飲料が徐々に消費されると、空気袋は膨張し続ける。したがって、空 気袋はずっと飲料を加圧している。さらにまた、空気袋は、飲料が如何なるガス にも接触することを防止している。このようにして、飲料の品質は、いくらかの 量の飲料が消費された後も保たれる。 本発明に係るこの飲料用ディスペンシングシステム（dispensing system）は 、さらにいずれの標準的な飲料容器の口部にもディスペンサを容易に結合できる 取り付け手段を含んでいる。最後に、本発明に係るこのディスペンシングシステ ムは、空気袋を膨張させるためのガスの流動用、およびくみ出し管を通って上っ てゆく飲料を小出しするための液体の流動用導管を含んでいる。 したがって、本発明の目的は、飲料をそれらの完全に満たされた元の容器から 直接小出しするディスペンシングシステムを提供することにある。 本発明のもう一つの目的は、元の容器内にある飲料の品質を保つことにある。 本発明のさらに他の目的および利点は、以下に明らかになるであろう。図面の簡単な説明 図１は、非膨張形状における本発明を用いた飲料用容器の中心部を通る断面図 である。 図２は、本発明に用いられるハウジングの中心部を通る断面図である。 図３は、閉じた形状における本発明により用いられるピンの詳細図である。 図４は、図２のハウジングを通る断面図である。 図５ａから図５ｃは、種々の膨張形状における本発明を用いた飲料用容器の中 心部を通る断面図である。好ましい実施例の詳細な説明 好ましい実施例が、図面を参照してここに詳細に説明されている。多方面にわ たる図面における同様な構成要素は、同一番号が付されている。 図１は、本発明の飲料用ディスペンシングシステム１０を用いた標準的な飲料 用容器８０を示している。この容器８０は、飲料７０により満たされている。こ の好ましい実施例は、容器８０用に標準的な１，２或いは３リッタのＰＥＴソー ダボトルを使用している。別の実施例は、他の標準的な、或いは特別な容器を使 用することができる。この好ましい実施例は、さらに飲料７０として炭酸飲料を 使用している。しかしながら、ワイン或いはフルーツジュースのような他の飲料 が小出しされてもよい。事実、たとえ人の消費が意図されていなくても、如何な る液体も使用できる。 ハウジング３０は、図２に見られるように飲料用ディスペンシングシステム１ ０を容器８０の口部に結合している。ハウジング３０はまた、後述するように、 構成要素同志を互いに結合をもしている。 ファスナ３２は、ハウジング３０の外側を滑動する。ピン３４は、ハウジング ３０内に存在している。圧力ノズル５２と飲料用出口ノズル６２は、ハウジング ３０を貫通している。ハウジング３０の内側には、空気袋１２が圧力ノズル５２ に付属し、そしてくみ出し管２０が飲料用出口ノズル６２に付属している。ハウ ジング３０の外側には、圧力管５０が圧力ノズル５２に付属し、そして飲料用出 口管６０が飲料用出口ノズル６２に付属している。 好ましい実施例では、ハウジング３０は、円柱状で、上述した構成要素および 結合を許容する寸法になっている。他の実施例では、ハウジング３０を無くして も、或いは異なる形状にしてもよい。さらに他の実施例では、上記構成要素は異 なる形態で付属してもよい。 ファスナ３２は、飲料用ディスペンシングシステム１０の容器８０への選択的 な取り付けを許容している。この好ましい実施例では、ファスナ３２は、ハウジ ング３０に取り付けられたナットである。このナットは、容器８０の口部に設け られた外ねじにぴったりと合わせられる内ねじを有している。他の実施例では、 ファスナ３２は、カップラー、掛け金（latch）、或いは一般的なスナップオン 装置（snap-on device）のような、いずれかの他の固定装置でもよい。 ピン３４は、圧力ノズル５２を通って空気袋１２内へのガスの流れをコントロ ールする。このピン３４は、圧力ノズル５２のダクトを覆うように設計されてい る。ファスナ３２がアッセンブリを容器８０に結合し、或いは容器８０から外す ために回転させられると、ピン３４は、圧力ノズル５２のダクトを開くか、閉じ るために、それぞれ動く。このピン３４は、ばね３６により作動させられる。 空気袋１２は、元の非膨張形態で容器８０内に挿入される。空気袋１２は、図 １に元の非膨張形態で、図５に種々の膨張形態で示されている。 好ましい実施例では、空気袋１２は、上部から下部にかけて壁厚が徐々に増大 した膨張可能な細長のボディからなっている。このデザインは、空気袋１２の上 部が飲料７０の上方のからの空間内に徐々に膨張してゆくのを許容している。そ の後、飲料７０が消費されるにつれて、空気袋１２の下部もまた徐々に膨張し始 める。 好ましい実施例では、空気袋１２はラテックスをベースとするゴムからなって いる。好ましい材料は、空気袋１２が膨張して、そして１１０psiまで加圧され ることが何回も行われるように、塑性変形をしないように設計されている。空気 袋１２は、それ故に横にのみ膨張する。それはまた、空気袋１２が容器８０から 取り除かれる場合に、飲料の滴下を最小にする。この好ましい材料はまた、事前 のパッケージとして飲料７０を完全に充填され、飲料レベルの最少量の変位で、 容器８０の内側にぴったりと合うように設計されている。 図３に示されているように、くみ出し管２０は空気袋１２の上部に入り、中心 部を通り抜け、下部に存在している。空気袋１２は、空気袋１２をくみ出し管２ ０に保持するために、上部に一つ、そして下部に一つの二つのゴムリング１８を 有している。 好ましい実施例では、くみ出し管２０は柱状体である。その外形は、非膨張状 態において空気袋１２の内側にぴったりと合うのに十分小さい。その内径は飲料 ７０の通過を許容するように寸法決めされている。その最下端部にて、くみ出し 管２０は、容器８０の底部に存する開口部２２を有している。 複数のフランジ２４が、くみ出し管２０の最下端部に取り付けられ、空気袋１ ２が開口部２２の上を覆って膨張するのを防止するようになっている。この好ま しい実施例では、空気袋１２とくみ出し管２０の端部上に順に取り付けられた伸 長カラー（extension collar）２６に取り付けられた二つののフランジ２４が設 けられている。 空気袋１２、くみ出し管２０、伸長カラー２６およびフランジ２４は全てＦＤ Ａにより食品への使用を認可された材料からなっている。この好ましい材料は、 飲料を汚染したり、或いは異味を生じる如何なる有毒物質も放出しない。この好 ましい材料はまた、洗浄容易なようにより高温にもよく耐える。 圧力管５０は、空気袋１２を、圧力ノズル５２を介して、感圧装置、およびハ ンドポンプ、空気圧縮機、或いは二酸化炭素供給源のような加圧源に結合してい る。圧力管５０は、加圧源用に設計されたホースである。感圧装置は、飲料７０ が容器８０から取り去られるにつれて、加圧源をＯＮ、ＯＦＦさせる。 飲料用出口管６０は、くみ出し管２０を飲料用出口ノズル６２を介して飲料用 ディスペンジング受口に結合している。この飲料用出口管６０はまた、飲料用導 管になるように設計され、そしてＦＤＡにより食品への使用を認可された材料に より作られたホースである。 飲料用出口管６０と飲料用ディスペンジング受口との間はコイル管６４になっ ている。このコイル管６４は、飲料用出口管６０の内径よりも小さい内径を有し ている。このコイル管６４は、圧力降下を生じさせ、飲料７０が、泡立ち或いは さらなる炭酸ガス飽和ロスを生じることなく、受口を介して静かに小出しされる のを許容している。別の実施例では、圧力降下は、他の手段によりなされるか、 或いは完全に回避され得る。 好ましい実施例では、本発明の飲料ディスペンシングシステム１０は、以下の ように働く。 飲料７０により完全に満たされた新しい標準的な飲料用容器８０が開かれる。 空気袋１２とくみ出し管２０とが容器８０内に挿入される。ファスナ３２が回転 させられ、アッセンブリを容器８０の頂部に結合すると、ピン３４が作動し、圧 力ノズル５２の導管を開く。このようにして、ガスが圧力管５０および圧力ノズ ル５２を介して圧力源から空気袋１２内へ流れるのを許容する。空気袋１２が膨 張させられると、それは飲料７０と容器８０の壁部に圧力をかける。このように して、飲料８０はくみ出し管２０まで押しやられ、飲料用出口ノズル６２、飲料 用出口管６０、コイル管６４を通り、飲料用ディスペンシング受口に出る。容器 ８０内の飲料７０が消費されると、感圧センサがさらに多くのガスの必要性を信 号で伝える。そして圧力源は、さらに残る飲料７０を一定の圧力の下に保つため に空気袋１２を膨張させる。このようにして、炭酸ガス飽和が、飲料が完全に消 費されるまで保たれる。 空気袋１２はくみ出し管２０まで全ての飲料７０を押す故、容器８０内の事実 上全ての飲料７０が小出しされる。望む場合、ファスナ３２は、システム１０を 容器８０から外すために回転させることができる。ピン３４は、圧力ノズル３４ のダクトを閉じるために動く。ここで、空気袋１２と圧力管５０は解き放たれる 。飲料用ディスペンシングシステム１０は、このとき容器８０から容易に取り外 され、容易に洗浄され、何回も再使用される。 好ましい実施例では、本発明の飲料用ディスペンシングシステムは、冷蔵庫の ドアに装備される。いくらかの飲料用容器は、冷蔵庫内の特別なたなに置かれ、 ディスペンサに並列に、或いは直列に結合される。他の実施例では、このシステ ムはこの装置のために特別に設計された小さい冷蔵庫内に、或いは受口用にそし てドレン受け装着のために改造した標準的な小さい冷蔵庫内に取り付けられ得る 。斯る装置は、所望の数の飲料用容器を収容するであろう。これらの装置は、従 業員が使用するための自動式のディスペンサとしてオフィスに置くことができる 。さらに、多くの予備用飲料用容器を直列に結合することができ、消費者は頻繁 に容器を置き換える必要がなくなる。しかしながら、本発明の飲料用ディスペン シングシステムは、当業者にとって周知の多くの他の形態において機能すること ができる。 このように、完全に満杯の元の容器から直接に飲料を小出しするために、そし て飲料を加圧するために、そして飲料の元の品質を維持するために膨張可能な空 気袋とくみ出し管が用いられた飲料用ディスペンシングシステムが開示されてい る。本発明の実施例および適用は明らかにされ、図示されている故、当業者にと って多くのさらなる変形がこの創意に富んだ概念が離れることなく明らかであろ う。それ故に、本発明は添付の請求の範囲の精神内おける点を除き限定されるも のではない。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９６年９月１２日 【補正内容】 請求の範囲 １． 液体（７０）を保持し、容器開口部を有する容器（８０）、 上記容器開口部が封じられるように上記容器に取り付けられるハウジ ング（３０）、 上記ハウジングに取り付けられる液体用出口ノズル（６２）、 上記出口ノズルに結合され、上記ハウジングが上記容器に取り付けら れたときに上記容器の内側に位置させられる液体用くみ出し管（２０）、 圧力源、 この圧力源に接続された圧力ノズル（５２）、および 上記圧力ノズルに接続され、上記圧力ノズルからの圧力に答えて膨張 するように上記容器の内側に上記くみ出し管とともに位置させられる空気袋を備 えた液体用ディスペンシングシステム（１０）において、 上記空気袋が、その頂部に向かって、漸次、より容易に膨張してゆく ように形成されたことを特徴とする液体用ディスペンシングシステム（１０）。 ２． 上記空気袋が、頂部から底部に向かって徐々に増大する壁厚を有する ことを特徴とする請求項１に記載の液体用ディスペンシングシステム。 ３． 上記容器への上記ハウジングの取り付けに応じて、上記圧力源から上 記空気袋への圧力の伝わりが許容され、上記容器から上記ハウジングの取り外し に応じて上記圧力源から上記空気袋への圧力の伝わりが阻止されることを特徴と する請求項１に記載の液体用ディスペンシングシステム。 ４． 上記ハウジングの上記容器への取り付けに応じて上記圧力ノズルを開 くためのピン（３４）が設けられたことを特徴とする請求項３に記載の液体用デ ィスペンシングシステム。 ５． 上記空気袋の内部に連通し、上記空気袋内の圧力を実質的に一定に保 つように上記圧力ノズルを通して圧力の伝わりをコントロールするように設けら れた圧力センサにより特徴付けられる請求項１，３或いは４に記載の液体用ディ スペンシングシステム。 ６． 上記くみ出し管が上記空気袋に取り付けられ、これを通って延在して いることを特徴とする請求項１に記載の液体用ディスペンシングシステム。 ７． 上記くみ出し管が、その頂部および底部にて上記空気袋にとりつけら れたことを特徴とする請求項１に記載の液体用ディスペンシングシステム。 ８． 上記くみ出し管が、その末端部にて開口部（２２）を含み、複数のフ ランジ（２４）が、上記末端部に取り付けられ、上記空気袋が膨張したときに上 記くみ出し管を開いた状態に保つように設けられたことを特徴とする請求項１に 記載の液体用ディスペンシングシステム。 ９． 上記出口ノズルが小出しされる液体のコントロールされた送り出しを 許容するための受口を含み、この受口がコイル管を含むことを特徴とする請求項 １に記載の液体用ディスペンシングシステム。 １０． 上記ディスペンシングシステムが、冷蔵庫内に装備されるように形成 されたことを特徴とする請求項１に記載の液体用ディスペンシングシステム。 １１． 上記ディスペンシングシステムが、他の同様なディスペンシングシス テムに接続されるように形成されたことを特徴とする請求項１に記載の液体用デ ィスペンシングシステム。 【手続補正書】 【提出日】１９９７年２月２０日 【補正内容】 明細書： 第１頁第２行、「容器とともに使用するための液体用ディスペンサ」 とあるを、「液体用ディスペンサ」と訂正。 請求の範囲： 別紙の通り。 請求の範囲 １． 液体（７０）を保持し、容器開口部を有する容器（８０）、 上記容器開口部が封じられるように上記容器に取り付けられるハウジ ング（３０）、 上記ハウジングに取り付けられる液体用出口ノズル（６２）、 上記出口ノズルに結合され、上記ハウジングが上記容器に取り付けら れたときに上記容器の内側に位置させられる液体用くみ出し管（２０）、 圧力源、 この圧力源に接続された圧力ノズル（５２）、および 上記圧力ノズルに接続され、上記圧力ノズルからの圧力に応じて膨張 するように上記容器の内側に上記くみ出し管とともに位置させられる空気袋を備 えた液体用ディスペンシングシステム（１０）において、 上記空気袋が、その頂部に向かって、漸次、より容易に膨張してゆく ように、頂部から底部に向かって徐々に増大する壁厚を有することを特徴とする 液体用ディスペンシングシステム（１０）。２ ． 上記容器への上記ハウジングの取り付けに応じて、上記圧力源から上 記空気袋への圧力の伝わりが許容され、上記容器から上記ハウジングの取り外し に応じて上記圧力源から上記空気袋への圧力の伝わりが阻止されることを特徴と する請求項１に記載の液体用ディスペンシングシステム。３ ． 上記ハウジングの上記容器への取り付けに応じて上記圧力ノズルを開 くためのピン（３４）が設けられたことを特徴とする請求項２に記載の液体用デ ィスペンシングシステム。４ ． 上記空気袋の内部に連通し、上記空気袋内の圧力を実質的に一定に保 つように上記圧力ノズルを通して圧力の伝わりをコントロールするように設けら れた圧力センサにより特徴付けられる請求項１，２或いは３に記載の液体用ディ スペンシングシステム。５ ． 上記くみ出し管が上記空気袋に取り付けられ、これを通って延在して いることを特徴とする請求項１に記載の液体用ディスペンシングシステム。６ ． 上記くみ出し管が、その頂部および底部にて上記空気袋にとりつけら れたことを特徴とする請求項１に記載の液体用ディスペンシングシステム。７ ． 上記くみ出し管が、その末端部にて開口部（２２）を含み、複数のフ ランジ（２４）が、上記末端部に取り付けられ、上記空気袋が膨張したときに上 記くみ出し管を開いた状態に保つように設けられたことを特徴とする請求項１に 記載の液体用ディスペンシングシステム。８ ． 上記出口ノズルが小出しされる液体のコントロールされた送り出しを 許容するための受口を含み、この受口がコイル管を含むことを特徴とする請求項 １に記載の液体用ディスペンシングシステム。９ ． 上記ディスペンシングシステムが、冷蔵庫内に装備されるように形成 されたことを特徴とする請求項１に記載の液体用ディスペンシングシステム。１０ ． 上記ディスペンシングシステムが、他の同様なディスペンシングシス テムに接続されるように形成されたことを特徴とする請求項１に記載の液体用デ ィスペンシングシステム。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 液体を収容する容器とともに使用する液体用ディスペンサであって、 上記容器に取り付け可能で、圧力ノズルと出口ノズルとを含むハウジ ング、 上記圧力ノズルに結合される圧力源、 上記容器内に嵌め込まれ、上記圧力ノズルに結合される膨張可能な空 気袋、 上記容器内に嵌め込まれ、上記出口ノズルに結合されるくみ出し管、 上記出口ノズルに結合されるコイル管、および 上記コイル管に結合される受口 を備えた液体用ディスペンサ。 ２． 液体を収容する容器とともに使用する液体用ディスペンサであって、 上記容器に取り付け可能なハウジングで、圧力ノズルと、出口ノズル と、および上記ハウジングの上記容器への取り付けに応じて上記圧力ノズルを開 くためのピンとを含むハウジング、 上記圧力ノズルに結合される圧力源、 上記容器内に嵌め込まれ、上記圧力ノズルに結合される膨張可能な空 気袋、 上記容器内に嵌め込まれ、上記出口ノズルに結合されるくみ出し管、 および 上記出口ノズルに結合される受口 を備えた液体用ディスペンサ。 ３． 液体を収容する容器とともに使用する液体用ディスペンサであって、 上記容器に取り付け可能なハウジングで、圧力ノズルと出口ノズルと を含むハウジング、 上記圧力ノズルに結合される圧力源、 上記容器内に嵌め込まれ、上部から下部にかけて徐々に増大する壁厚 を有し、上記圧力ノズルに結合される膨張可能な空気袋、 上記容器内に嵌め込まれ、上記出口ノズルに結合されるくみ出し管、 および 上記出口ノズルに結合される受口 を備えた液体用ディスペンサ。 ４． 液体を収容する容器とともに使用する液体用ディスペンサであって、 上記容器に取り付け可能なハウジングで、圧力ノズルと出口ノズルと を含むハウジング、 上記圧力ノズルに結合される圧力源、 上記容器内に嵌め込まれ、上記圧力ノズルに結合される膨張可能な空 気袋、 上記空気袋の上部に取り付けられる第１リング、 上記空気袋の下部に取り付けられる第２リング、 上記容器内に嵌め込まれ、上記第１リングおよび第２リングを通り抜 け、上記空気袋の内部を通り、上記リングに取り付けられ、上記出口ノズルに結 合されるくみ出し管、および 上記出口ノズルに結合される受口 を備えた液体用ディスペンサ。 ５． 上記空気袋が膨張したときに上記くみ出し管を開いた状態に保ち、上 記くみ出し管の末端部に取り付けられた複数のフランジをさらに備えた請求項１ に記載の液体用ディスペンサ。 ６． 上記空気袋が膨張したときに上記くみ出し管を開いた状態に保ち、上 記くみ出し管の末端部に取り付けられた複数のフランジをさらに備えた請求項２ に記載の液体用ディスペンサ。 ７． 上記空気袋が膨張したときに上記くみ出し管を開いた状態に保ち、上 記くみ出し管の末端部に取り付けられた複数のフランジをさらに備えた請求項３ に記載の液体用ディスペンサ。 ８． 上記空気袋が膨張したときに上記くみ出し管を開いた状態に保ち、上 記くみ出し管の末端部に取り付けられた複数のフランジをさらに備えた請求項４ に記載の液体用ディスペンサ。 ９． 上記空気袋内を実質的に一定圧力に保つために圧力源を駆動するため の圧力検知装置をさらに備え、上記圧力検知装置が上記圧力源と上記空気袋に接 続された請求項１に記載の液体用ディスペンサ。 １０． 上記空気袋内を実質的に一定圧力に保つために圧力源を駆動するため の圧力検知装置をさらに備え、上記圧力検知装置が上記圧力源と上記空気袋に接 続された請求項２に記載の液体用ディスペンサ。 １１． 上記空気袋内を実質的に一定圧力に保つために圧力源を駆動するため の圧力検知装置をさらに備え、上記圧力検知装置が上記圧力源と上記空気袋に接 続された請求項３に記載の液体用ディスペンサ。 １２． 上記空気袋内を実質的に一定圧力に保つために圧力源を駆動するため の圧力検知装置をさらに備え、上記圧力検知装置が上記圧力源と上記空気袋に接 続された請求項４に記載の液体用ディスペンサ。 １３． 上記ディスペンサが冷蔵庫内に装備された請求項１に記載の液体用デ ィスペンサ。 １４． 上記ディスペンサが冷蔵庫内に装備された請求項２に記載の液体用デ ィスペンサ。 １５． 上記ディスペンサが冷蔵庫内に装備された請求項３に記載の液体用デ ィスペンサ。 １６． 上記ディスペンサが冷蔵庫内に装備された請求項４に記載の液体用デ ィスペンサ。 １７． 上記ディスペンサが、他の同様なディスペンサに接続され、複数の容 器が結合されて、小出しが可能なように形成された請求項１に記載の液体用ディ スペンサ。 １８． 上記ディスペンサが、他の同様なディスペンサに接続され、複数の容 器が結合されて、小出しが可能なように形成された請求項２に記載の液体用ディ スペンサ。 １９． 上記ディスペンサが、他の同様なディスペンサに接続され、複数の容 器が結合されて、小出しが可能なように形成された請求項３に記載の液体用ディ スペンサ。 ２０． 上記ディスペンサが、他の同様なディスペンサに接続され、複数の容 器が結合されて、小出しが可能なように形成された請求項４に記載の液体用ディ スペンサ。