JPH10503819A - ターボマシン羽根用振動減衰囲い板 - Google Patents

ターボマシン羽根用振動減衰囲い板

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JPH10503819A JP8506576A JP50657696A JPH10503819A JP H10503819 A JPH10503819 A JP H10503819A JP 8506576 A JP8506576 A JP 8506576A JP 50657696 A JP50657696 A JP 50657696A JP H10503819 A JPH10503819 A JP H10503819A
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Abstract

(57)【要約】 ガスタービンエンジン(10)は、流路(20)を介して径方向に伸びるとともに内部および外部ケース(22と24)に接合されたファン固定羽根(18)の列を持っている。振動減衰囲い板(78)は、一次振動減衰物質(86)における各固定羽根の一端を受けるための径方向に伸びる部屋(84)を含んでいる。部屋とは独立に空洞(88)を受ける少なくとも一つのピンは、羽根をケースに固着するために隣接するケース(22)から伸びる対応する支持ピン(72)に摺動可能に係合する減衰物質(92)を含んでいる。部屋と空洞の独立性は、異なった一次と二次物質に矛盾する要求を満たすことを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】 ターボマシン羽根用振動減衰囲い板 技術分野 本発明は、ガスタービンエンジン用固定羽根に係り、特に流路をエンジンを介 して羽根の一端に境界づけるとともに羽根をケースに取付けるための改良された 振動減衰囲い板に関する。 発明の背景 ガスタービンエンジンは、回転翼の列を軸方向に備えるファンとコンプレッサ および入ってくる空気流を圧縮するために、回転羽根を使用し、その空気流を基 本的に軸方向に向ける。翼と羽根はエアホイルであり、このエアホイルは中心の 内部と外部ケースとの間の円環状の流路を介して径方向に配設されている。羽根 は、内部および外部ケースの両方に結合されており、かつ正常なエンジン動作中 に羽根がさらされる励起周波数よりも高い固有振動周波数を持っている。 当然ではあるが、エンジン運転中には、エンジン内の異なる部品間では、その 温度に差異が生じる。例えば、内部ケースの温度は羽根とケースの温度とは異な る。さらに内部ケースの温度は羽根とケースの温度とは独立に変化する。結局、 内部ケースは、羽根と外部ケースに関して径方向に膨張し又は収縮する。このよ うにそれぞれ異なる熱応答を修正するために、羽根の内部端は内部ケースに固定 され、羽根の軸方向と円周方向の変位はケースによって防がれるが、羽根に関す るケースの膨張と収縮は妨害されない。各羽根の内部端と外部ケースは共通の熱 環境を分ち合い、従って、各羽根は外部ケースにしっかりと接合され、羽根とケ ースの間における軸方向,円周方向又は径方向の相対的な変位は生じない。 各羽根を内部ケースに固定するための一つの周知装置において、軸方向および 円周方向に伸びる囲い板は各羽根の内部端に取付けられている。囲い板はエアホ イル断面形状の穴を有する。穴の周囲の側壁は流路から径方向に伸びる画室を規 定する。 羽根の内部端は、画室側壁から離間して、画室内に嵌合する。いわゆるポティ ング物質としての振動減衰物質によって側壁と羽根間の空間が満たされ、羽根を つかむとともに囲い板を羽根に固定する。内部ケースから径方向外方に伸びる一 つ又はそれ以上の支持ピンは、羽根とケース間の接続を完成するために、減衰物 質内に貫通する。ピン接続は、ケースに対する羽根の軸方向と円周方向の変位を 防ぐが、熱効果を修正するために径方向の変位を許すことになる。羽根と囲い板 がエンジンに組み込まれる時、各囲い板は、連続する内部流路境界を形成するた めに、円周方向に隣接する囲い板に当合する。各羽根をその囲い板を接合するに 加えて、減衰物質は、もちろん、羽根振動を減衰するとともに、気体力学負荷か ら生ずる羽根の円周方向と軸方向の変位を防ぐ。 上述した装置は古いエンジンでは効果的であるけれども、高温度で動作する現 代のエンジンに対しては不充分である。内部ケースの膨張を引き起こす熱エネル ギーは支持ピンを通して減衰物質に伝導 され、それによりピンの近くのその温度を上げる。遷移温度として呼ばれている 、基準温度よりも高い温度で、ピンの近くの減衰物質は、軟らか過ぎて、ケース とピンに関連する羽根の変位を防ぐことが出来ない。 この欠点はより高い遷移温度の物質に置き換えることによって除去される。し かしながら、より高い遷移温度を備える物質はもちろん低遷移温度を備える物質 よりも弾力がある。画室に配分されたより弾力のある物質は羽根の固有振動周波 数を下げる。このことは、正常なエンジン動作中に羽根が種々な周波数の振動励 起にさらされるので、望ましくないことである。羽根の固有周波数が低下される と、その固有周波数は励起周波数と一致し、エンジン動作中に羽根は激しく振動 して損傷又は破壊するに至る。 羽根の固有周波数の減少は、羽根をより堅くするために羽根の形状を修正する ことによって又は異なる物質からなる羽根を作ることによって、軽減され、これ により高い遷移温度の減衰物質に関連する羽根固有周波数の減少を補償する。し かしながら、これらのアプローチは、羽根の重さを増し、重量を小さくすること が重要な設計基準である航空機タービンエンジンにおける欠点を明らかにする傾 向にある。 高い遷移温度に取り換えることは、かりに羽根固有振動数の減少が許容範囲内 であっても、望ましくないことである。製造中に羽根、囲い板および減衰物質が 、この減衰物質をより固くするために高温度のキュアリング(回復)サイクルに さらされるとともに、この減衰物質は羽根と囲い板に接合される。高い遷移温度 の物質は低い遷 移温度対応物よりも高い遷移温度で処理される。上昇したキュアリング温度は、 羽根を歪ませることができるもので、現代のエンジンにおいては、通常は非金属 物質によって作られている。さらに、高遷移温度物質は羽根を画室温度との弱い 接合を形成する傾向にある。 これらの欠点に鑑みて、上昇した温度動作環境において羽根の固有振動周波数 を抑えることなく、減衰能力を持つ振動減衰囲い板は、製造中に、エンジン重量 を増し、構造保全を損い、又は羽根の歪を生ずる。 発明の概要 本発明によれば、タービンエンジン用の振動減衰囲い板は2つの分離した振動 減衰物質を用い、単一物質の使用に伴う中間物なくして、予循する動作仕様が容 易に満足される。囲い板は、一次振動減衰物質と少なくとも一つのピン受け空洞 における固定羽根の一端を受けるための径方向に伸びる部屋を含んでおり、部屋 とは独立に二次減衰物質を含んでいる。二次物質は対応する支持ピンに摺動可能 に係合し、支持ピンは隣接するケースから伸び、羽根とケース間の相対的な径方 向変位を調整する方法で羽根をケースに固定する。 一次物質は、羽根の固有振動周波数を低下させることなく振動を減衰させる能 力に対して大きく選択され、これによりエンジン動作中に羽根の振動励起損失と なる。二次物質は、羽根の円周方向と軸方向の変位を防ぐ能力に影響されること なく、上昇した温度に対する許容誤差に対して大きく選択される。 発明の実施例においては、二次物質は、例えば、空洞の内面に固 定されたスリーブである。発明には、もちろん、囲い板の物質とは異なる物質で 作られたベースプレートが含まれる。囲い板に固定されているベースプレートは 各空洞と対応する支持ピンに関連する穴を持っている。各支持ピンは関連するベ ースプレートの穴を介してピン受け空洞内に伸びる。各ベースプレートの穴は、 二次物質が損失したときに、ピンと空洞の壁との間の接触の悪さを防ぐように寸 法取りされている。 本発明の利点は、エンジン重量が増加することなく、羽根の固有周波数が低下 することなく、構造上の保全を損なうことなく、又はキュアリングサイクル中の 羽根の歪のおそれなくして、上昇した温度環境においての一次減衰物質の効果を 保持する能力である。 本発明の前述の利点および動作は、発明を実施するための最良の形態の説明と 添付図面に鑑みて、より明白になる。 図面の簡単な説明 第1図は、内部および外部端に振動減衰囲い板を有するファン羽根を含む選択 された内部構成要素を示すために、破断された外部ケーシングを備えたガスター ビンエンジンの側面図である。 第2図は、羽根の外部端での公知の振動減衰囲い板と羽根支持装置を示し、第 1図の従来のエンジンで使用される、従来技術のファン羽根の部分拡大斜視図で ある。 第3図は、羽根の内部端での公知の振動減衰囲い板および羽根支持装置を示し 、第2図の従来技術のファン羽根の部分拡大図である。 第4図は第3図の4−4線に沿う断面の平面図である。 第5図は、本発明の振動減衰囲い板を示し、第1図のエンジンで使用されるフ ァン羽根の部分拡大斜視図である。 第6図は第5図の振動減衰囲い板の部分拡大斜視図である。 第7図は第5図の7−7線に沿う断面の平面図である。 発明を実施するための最良な形態 第1図を参照すると、ガスタービンエンジン10は翼の列を有するファン部1 2を示し、翼14は中心軸16と非回転固定羽根18のまわりを回転する。翼と 羽根は円環状流路20を介して径方向に伸びるとともに、羽根は内部および外部 ケース22と24の両方に連結されている。空気26はファン部を通して流れ、 ファン部では空気が圧縮され翼と羽根によって基本的には軸方向に向けられる。 非回転構造の接続ストラット28は内部ケースと外部ケースを接続する。 羽根と外部ケースは共通の熱的環境を分かち合うので、エンジン動作中にそれ らの間の熱的に誘起された相対変位はない。従って、各羽根は公知の方法で外部 ケースに確実に接合され、軸方向、円周方向および径方向の全ての方向において ケースに対する羽根の変位が防止される。そのように固定された羽根の端はいわ ゆる固定端である。第2図と第3図に示されているように、各羽根の固定端は、 外部囲い板片42に形成された穴40(第3図)に嵌合する。側壁44(第2図 )は穴から径方向外方に伸び、羽根18の外部端を受けるための開口端画室を形 成する。ポティング物質として知られている振動減衰物質48は、エンジンに組 込まれる時、羽根の振動を 減衰させかつ羽根の変位を防止するように、囲い板を羽根に接合するために画室 に配設されている。囲い板片42は一対のネジスタッド50を含んでおり、これ らのネジスタッドは画室46に隣接するソケット52から径方向外方に突出たと ころに固定される。スタッドは外部ケース24(明確にするために第2図にわず かに拡大して示されている)を介して突出し、ナット56は羽根を外部ケースに 接続するためにスタッドにネジ止めされている。エンジンに組込まれる時、各囲 い板は外部流路境界を規定するために円周方向に隣接する囲い板と共働する。 逆に、内部ケースと、各羽根の内部端は異なる熱的条件にさらされており、こ れらは異なる割合で膨張および収縮する。例えば、エンジンコアコンプレッサ3 2からのおよび円環状のマニホールド34内の熱い圧縮された空気を定期的に抜 くために、バルブ30(第1図)を設けることができ、エンジンストールを除外 するために順次機外へ排出される。マニホールド内に熱い空気が存在すると、ケ ースがマニホールド壁の一部を形成するから、内部ケースは径方向に膨張する。 それ故に、ピン接続は、羽根とケース間の径方向変位を調整する方法で羽根内部 端を内部ケースに固定するのに使用される。この方法で固定された羽根の端は一 般に自由端と呼ばれている。 各羽根を内部ケースに固定するための従来のピン接続が第3図と第4図に示さ れている。軸方向と円周方向に伸びる非金属囲い板60は各羽根の内部端に取付 けられる。囲い板は羽根のエアホイル断面の一般形状における穴62(第2図) を含んでいる。穴の周囲の側壁64はファン流路から径方向に伸びる画室66を 形成する。羽 根18は画室内に嵌合し、振動減衰物質68は側壁と羽根との間のすきまを満た す。 金属ベースプレート70は、接着剤(図示せず)によって、囲い板に接合され る。内部ケース22(明確にするために、第3図にわずかに拡大して示されてい る)から径方向外方に伸びる一つ又はそれ以上の金属支持ピン72は、ベースプ レートの孔93を通して通過し、振動減衰物質内を貫通する。支持ピンの直径は 孔の直径よりも小さく、正常運転中に生じる低振幅の羽根の振動によって孔の周 囲がピンに接触されない。孔の直径が十分に小さく、例えば溶解によって二次物 質が失われると、ベースプレートの周辺は気体力学的な力によって、ピンが羽根 に押し付けられ、さらに羽根の変位を制限するとともに、ピンと側壁64間の接 触が損なわれる。ピン接続はケースに対する羽根の軸方向および円周方向の変位 を防ぐが、径方向の移動ができ熱効果を調整する。羽根と囲い板がエンジンに組 込まれる時、各囲い板は隣接する囲い板に円周方向に当接し、内部流路を形成す る。減衰物質は、各羽根をその囲い板に接合し、それらの間の相対変位を防ぐと ともに、エンジン動作中に起こる振動を減衰する。 前のものよりも高温度で動作する現代のエンジンにおいては、公知のピン接続 は不充分である。ピンは熱を減衰物質に伝える。減衰物質の温度が遷移温度以上 に上昇すると、ピンの近くの物質はあまりにも軟らかくなり羽根の軸方向と円周 方向の変位を防ぐことができない。高い遷移温度を有する物質は取り換えられる が、そのような物質は低い遷移温度を有する物質よりも弾力性がある。そのよう な弾力性のある物質が画室に分配されると、羽根の固有振動周波数は押し下げら れ、エンジン動作中に正常に生じる励起周波数の一つに一致する。 例えば、流体力学によって回転する翼14(第1図)からの発散が引き起こさ れ、翼の回転によって決まる周波数で各羽根が打たれる。羽根の固有周波数が低 下すると、該羽根の固有周波数は励起周波数に一致し、羽根は損傷又は破壊的な 強さで振動する。要約すると、羽根の固有周波数を低下させない減衰物質が受け 入れできない低遷移温度が妨げられ、充分高い遷移温度を持つこれらの減衰物質 は、羽根の固有周波数に作用するので、望ましいものでない。さらに、羽根と画 室側壁との悪い結合によるより高い遷移温度の物質は、羽根を歪ませる危険を起 こす温度で回復されなければならない。 従来の囲い板は、励起周波数よりも高い羽根固有振動周波数を維持するための 矛盾する要求を満足させるとともに、上昇した温度での羽根の変位を防ぐために 充分に高い遷移温度の物質を使用する。しかしながら、これらの矛盾する要求は 第5,6および7図に示されているように、本発明のユニークな振動減衰囲い板 によって巧妙に満たされる。内部流路境界の一部を形成すために軸方向かつ円周 方向に伸びる非金属囲い板78は穴80を持っている。側壁82は、穴から径方 向に伸び、各羽根18の内部端を受けるための部屋84を規定する。一次減衰物 質86は、部屋の側壁と羽根との間のすきまを満たし、囲い板を羽根に固定し、 気体力学的な荷重から生じる羽根変位を防ぐとともに、エンジン運転中に起こる 羽根の振動を減衰させる。 囲い板は、また、空洞壁90によって規定される少なくとも一つの径方向に伸 びる空洞88を持っている。各空洞は部屋とは独立しており二次振動減衰物質を 包含し、この二次振動減衰物質は好ましい実施例では例えばスリーブ92である 。二次物質は、羽根を固着させるために内部ケース22から伸びる対応する支持 ピン72を、軸方向と円周方向に固定するが径方向には規制されない方法で、ケ ースに摺動可能に係合させる。 部屋と空洞は独立しているので、一次と二次振動減衰物質はそれらの能力が前 述の矛盾した要求を満たすように選択される。部屋と空洞が分離しているので、 支持ピンからの熱は容易には伝導されず、一次物質は羽根の振動を充分に減衰す るためにその能力に対して大きく選択され、羽根の固有周波数がエンジン運転中 に羽根がさらされる刺激的な周波数より高く維持される。この能力を、高い遷移 温度の物質を選択することによって処理することは、不必要である。逆に、二次 物質は、囲い板とピン間の相対的な変位を防ぐことができるようにそんなに軟ら かくなく上昇した温度に耐えられるためにその能力に対して大きく選択される。 従って、二次物質は一次物質よりも高い遷移温度を持っている。もちろん、囲い 板の適用は異なる遷移温度を持つ物質を必要としない環境まで伸ばされることが 出来る。これらの状況下において、等しい遷移温度の物質又は同じ物質は、部屋 と同様に空洞において使用される。 一次と二次物質の相対的な割合および部屋と空洞の容積は、一次物質が二次物 質よりも羽根の動的行動に大きく影響される。一次物質の量が二次物質の量を大 きく越えると、羽根の減衰特性と固有周 波数は、一次物質のみに関連するものと同じである。それ故に、部屋の容積は空 洞の容積よりも大きく、羽根振動の固有周波数はエンジン運転中に遭遇する刺激 的な振動周波数の範囲内に押さえ込まれない。 好ましい実施例においては、一次物質はポリウレタンであり、二次物質は空洞 の内面に固定されたスリーブのようにシリコンゴムである。 本発明の囲い板は従来のもののような損傷制限ベースプレートに匹敵する。そ れ故に、発明においては、金属、又は囲い板の物質と異なる他の物質からなるベ ースプレート96が使用される。ベースプレートは空洞88を受ける各ピンに関 連する孔98と対応するピン72を持っており、空洞の直径よりも小さい穴径を 備えている。各支持ピンはベースプレート孔を通して対応する空洞内の各々まで 伸びる。 動作において、一次減衰物質は羽根の振動エネルギーを吸収し、振動を減衰し 、羽根を囲い板に固定し、囲い板内の羽根に作用する気体力学力を伝達する。二 次物質はこれらの力を囲い板から支持ピンまで伝達し、羽根の円周方向と軸方向 の変位は防止される。羽根に関連するケースの膨張又は収縮は各支持ピンを二次 物質のスリーブに径方向に沿って摺動する。一次物質に関する量が限られている 二次物質は減衰羽根振動において不適切なロールを行う。 ある状況において、例えば、ファンブレード14(第1図)は重大な損害を抑 え、異常に高い振幅の羽根の振動が生じる。二次物質92と各支持ピン72との 間の摩擦は二次物質の温度をその融点ま で上昇させる。結局、各羽根上の気体力学荷重はベースプレート孔98の周囲を ピンに接触させる。金属ベースプレートは二次物質又は囲い板のどちらよりも高 い融点温度を持っているので、二次物質の損失にもかかわらず、自由端のさらな る変位を防止する。ベースプレート孔は、ピンと空洞壁90間の接触が除外され るような寸法になっている。例えば、発明の初めの使用が期待されるエンジンに おいて、羽根の振動は軸方向中心軸に垂直な平面に制限される。それ故に、ベー スプレートの広さ、すなわち振動平面に平行なその寸法は、空洞の対応する広さ よりも小さい。もしこれがそうでなければ、又はもしベースプレートが無ければ 、二次物質の損失による自由端の変位は、制限されず、かつピンが空洞壁と接触 する。金属ピンは既に二次物質の摩擦抵抗によって高温度に加熱されているから 、そのような接触は羽根の内部端の支持の完全な損失に帰因して非金属を溶かす ことが出来る。 囲い板、羽根、二次物質のスリーブおよびベースプレートは、エンジンに設置 される前に、別々に製造されかつ組立てられる。二次物質のスリーブは、スリー ブを空洞壁に接合するための適正な接着剤例えばエポキシペーストに沿って各空 洞に配置される。 ベースプレートはその間の適正な接着剤、例えば、第1の振動減衰物質として 使用される同じポリウレタンによって側壁に対して配置されている。第1の組立 て固定物(図示しない)は、羽根表面が部屋の側壁から離間するように、部屋内 の羽根に位置する。固定物は、側壁の径方向外方を布設し、ベースプレートを保 持しかつ部屋の内部端をシールオフする。第2の固定物(図示せず)は囲い板の 流路側又は径方向外部に対して布設され、羽根受け部屋のシールオフを完成する 。一次物質の量は第1の固定物の注入ポートを介して部屋内に注入される。それ から、組立物は、接着剤と減衰物質を回収するために加熱され、その後固定物は 取り除かれるとともに羽根はエンジンに取付けられる。 発明は、固定および自由端がそれぞれ外部および内部端であるファン固定羽根 について開示されているけれども、自由端および固定端のいずれをも有する羽根 に均等に適用可能である。 囲い板は、また、単一羽根を受けるための単一の部屋および対応するピンを受 けるための一対の空洞を持つものとして示されている。しかしながら、支持ピン と空洞の適正な数を使用でき、かつ多くの羽根を受けるための多くの部屋を、添 付された特許請求の範囲の精神と範囲から逸脱することなく、設けることが出来 る。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年5月3日 【補正内容】 明細書 ターボマシン羽根用振動減衰囲い板 技術分野 本発明は、ガスタービンエンジン用固定羽根に係り、特に流路をエンジンを介 して羽根の一端に境界づけるとともに羽根をケースに取付けるための改良された 振動減衰囲い板に関する。 発明の背景 ガスタービンエンジンは、回転翼の列を軸方向に備えるファンとコンプレッサ および入ってくる空気流を圧縮するために、回転羽根を使用し、その空気流を基 本的に軸方向に向ける。翼と羽根はエアホイルであり、このエアホイルは中心の 内部と外部ケースとの間の円環状の流路を介して径方向に配設されている。羽根 は、内部および外部ケースの両方に結合されており、かつ正常なエンジン動作中 に羽根がさらされる励起周波数よりも高い固有振動周波数を持っている。 羽根を内部および外部ケースに接合するための一つの公知の装置が書類GB− A−2115883に開示されており、この書類は主として羽根取付けハードウ ェアの均一性に関するものであり、羽根 のピッチ又は幾何学的な形状は不均一である。GB−A−2115883の装置 は、羽根とケースとの間の接続の保全を損なうことなくしてかつエンジン動作中 に正常に遭遇する振動周波数の範囲内に羽根の固有周波数を押し下げることなく しては、高温度環境において羽根の振動を減衰する必要性をかなえるものではな い。明白なように、これらの重要なことは満たされるべきである。 当然ではあるが、エンジン運転中には、エンジン内の異なる部品間では、その 温度に差異が生じる。例えば、内部ケースの温度は羽根とケースの温度とは異な る。さらに内部ケースの温度は羽根とケースの温度とは独立に変化する。結局、 内部ケースは、羽根と外部ケースに関して径方向に膨張し又は収縮する。このよ うにそれぞれ異なる熱応答を修正するために、羽根の内部端は内部ケースに固定 され、羽根の軸方向と円周方向の変位はケースによって防がれるが、羽根に関す るケースの膨張と収縮は妨害されない。各羽根の内部端と外部ケースは共通の熱 環境を分ち合い、従って、各羽根は外部ケースにしっかりと接合され、羽根とケ ースの間における軸方向,円周方向又は径方向の相対的な変位は生じない。 各羽根を内部ケースに固定するための一つの周知装置において、軸方向および 円周方向に伸びる囲い板は各羽根の内部端に取付けられている。囲い板はエアホ イル断面形状の穴を有する。穴の周囲の側壁は流路から径方向に伸びる画室を規 定する。 請求の範囲 1.ターボマシンが内部ケース(22)と外部ケース(24)間に形成される円 環状の流路(20)を介して径方向に伸びる固定羽根(8)の列を有し、各羽根 は、前記内部および外部ケースの一つに接合された固定端を有するとともに前記 内部および外部ケースに対して相対的な変位が可能でありかつ振動減衰囲い板( 78)によって固着された自由端を有し、前記囲い板は、前記自由端を受けるた めの部屋(84)を有するとともに前記自由端を前記囲い板に固定しかつ前記羽 根の振動を減衰するための前記部屋に配置された一次振動減衰物質(86)を有 し、かつ前記他のケースは前記羽根の各々に対応する少なくとも一つの径方向に 伸びる支持ピン(72)を有する、ターボマシン(10)用の振動減衰囲い板( 78)であって、 前記部屋とは独立にしてかつ各対応する支持ピンを受けるための前記囲い板( 78)に配置された支持ピン空洞(88)、および 前記空洞(88)に配設され、かつ前記囲い板を前記他のケースに固着するた めの前記ピン(72)を前記他の外部ケースに摺動可能に係合させるとともに、 径方向変位を調整する、二次振動減衰物質(92)、によって構成されているこ とを特徴とする、 振動減衰囲い板(78)。 2.前記一次振動減衰物質(86)は、前記羽根(18)の固有振動周波数がエ ンジン動作中にさらされる刺激的な振動周波数よりも高いものであり、かつ前記 二次振動減衰物質(92)が前記一次物質(86)の周波数と少なくとも同じ高 さであることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の振動減衰囲い板(7 8)。 3.前記部屋(84)の容積が前記空洞(88)の組合わされた容積よりも大き く、羽根の固有周波数がエンジン動作中に遭遇する刺激的な振動周波数よりも高 いことを特徴とする、特許請求の範囲第2項に記載の振動減衰囲い板(78)。 4.前記囲い板の融点温度よりも高い融点温度を持ち前記囲い板に固定されたベ ース板(96)を有するとともに、前記ピンを前記ベース板を通して前記空洞内 に伸ばさせるための対応する支持ピン(72)と前記空洞(88)の各々に関連 する孔(98)を有し、各孔が前記振動減衰物質(92)が損失した場合に前記 ピンと前記空洞壁間の接触を除外するように寸法どりされていることを特徴とす る、特許請求の範囲第1項に記載の振動減衰囲い板(78)。 5.前記一次振動減衰物質(86)がポリウレタンによって構成されているとと もに、前記二次振動減衰物質(92)がシリコンゴムによって構成されているこ とを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の振動減衰囲い板(78)。 6.前記空洞(88)が空洞壁(90)によって規定され、前記二次物質が前記 空洞壁の内表面に固定されたスリーブ(92)によって構成されていることを特 徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の振動減衰囲い板(78)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.内部ケースと外部ケース間に形成される円環状の流路を介して径方向に伸び る固定羽根の列を有し、各羽根は、前記内部および外部ケースの一つに接合され た固定端を有するとともに前記内部および外部ケースに対して相対的な変位が可 能でありかつ振動減衰囲い板によって固着された自由端を有し、前記囲い板は、 前記自由端を受けるための部屋を有するとともに前記自由端を前記囲い板に固定 しかつ前記羽根の振動を減衰するための前記部屋に配置された一次振動減衰物質 を有し、かつ前記他のケースは前記羽根の各々に対応する少なくとも一つの径方 向に伸びる支持ピンを有する、ターボマシンにおいて、 前記囲い板が、 各対応する支持ピンを受けるための前記部屋と独立な空洞、および 前記空洞に配設され、かつ前記囲い板を前記他のケースに固着するための前記 ピンを前記他の外部ケースに係合させるとともに、径方向変位を調整する、二次 振動減衰物質、によって構成されていることを特徴とする、 振動減衰囲い板。 2.前記一次振動減衰物質は、前記羽根の固有振動周波数がエンジン動作中にさ らされる刺激的な振動周波数よりも高いものであり、かつ前記二次振動減衰物質 が前記一次物質の周波数と少なくとも同 じ高さであることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の振動減衰囲い板 。 3.前記部屋の容積が前記空洞の組合わされた容積よりも大きく、羽根の固有周 波数がエンジン動作中に遭遇する刺激的な振動周波数よりも高いことを特徴とす る、特許請求の範囲第2項に記載の振動減衰囲い板。 4.前記囲い板の融点温度よりも高い融点温度を持ち前記囲い板に固定されたベ ース板を有するとともに、前記ピンを前記ベース板を通して前記空洞内に伸ばさ せるための対応する支持ピンと前記空洞の各々に関連する孔を有し、各孔が前記 振動減衰物質が損失した場合に前記ピンと前記空洞壁間の接触を除外するように 寸法どりされていることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の振動減衰 囲い板。 5.前記一次振動減衰物質がポリウレタンによって構成されているとともに、前 記二次振動減衰物質がシリコンゴムによって構成されていることを特徴とする、 特許請求の範囲第1項に記載の振動減衰囲い板。 6.前記空洞が空洞壁によって規定され、前記二次物質が前記空洞壁の内表面に 固定されたスリーブによって構成されていることを特徴とする、特許請求の範囲 第1項に記載の振動減衰囲い板。
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