JPH10502871A - 製紙における廃棄物の排除 - Google Patents
製紙における廃棄物の排除Info
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- JPH10502871A JPH10502871A JP8532861A JP53286196A JPH10502871A JP H10502871 A JPH10502871 A JP H10502871A JP 8532861 A JP8532861 A JP 8532861A JP 53286196 A JP53286196 A JP 53286196A JP H10502871 A JPH10502871 A JP H10502871A
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、一般式(ZO)nAln(OH)n-mClm(ただし、Zはアルミノシリケート材料から誘導される)若しくはこれと近似した実験式で表される化合物、又はさらに任意的にポリマーにより被覆された、紐及び関連製品の製造に用いられる水から混入物質を除去するために用いられる処理剤に関する。この処理剤は、アルミノシリケート材料を酸で処理することにより又は該材料をアンモニウムイオン交換に付することにより活性化し、該活性化された材料を陽イオン性物質の存在下で加熱し、次いでポリマーで被覆することにより製造される。好ましいアルミノシリケートはクリノプチロル沸石構造を有するゼオライト含有鉱物であり、好ましい陽イオン性物質はポリアルミニウムクロライド、エピクロルヒドリン(若しくはそのポリマー誘導体)又はジシアノジアミドである。好ましい被覆ポリマーはポリアクリルアミドである。本発明の複合体を用いると、生産量が増大し、スラッジの生成が減少し、混入物質の負荷が減少し、化学的酸素欠損が減少しコストが節約される。
Description
【発明の詳細な説明】
製紙における廃棄物の排除
発明の分野
本発明は、廃棄物及び他の汚染物の水からの排除に関する。さらに詳細に言う
と、本発明は、紙、ボール紙及び他の類似の生産物の製造工程におけるこれらの
廃棄物及び他の汚染物を効果的に清澄化又は除去する化合物の製造及び用途に関
する。
発明の背景
およそ1970年代の初期までは、紙及びその関連製品の製造のためにはほと
んどセルロース及び木材パルプのみが用いられてきた。これらは有意な汚染物質
を含まない、きれいな一次原材料であった。しかしながら、これらの原材料を「
リサイクル」紙、すなわち、以前に製造され、使用され、そして新たな紙を再製
造するために製造業に戻された紙と組み合わせることにより「新しい」紙を製造
することが増えている。
このリサイクル紙の使用にともない、製紙工程に有意な混入物質が導入される
ようになった。典型的な混入物質は樹脂、デンプン、バインダー、接着剤/ガム
/膠及び通常合成された他の化合物であり、これらは製紙工程に導入されると紙
の明度及び強度のような、元の紙の品質又は性質に影響を与える。
さらに、今日、産業により生成された汚染された水及び他の材料を廃棄する前
に十分に処理することはほとんどの政府機関により要求されている。これらの産
業副産物を廃棄する際には、環境に悪影響を与えないように注意することが特に
重要である。このため、紙及び関連製品を製造するのに必要な水のほぼ全量が消
費されるまで、水を製造プラント内で連続的に循環させることにより、外部環境
には最小限度の量の「廃水」を排出する、閉鎖系が開発された。実際、完全な閉
鎖系内でリサイクル紙100%から「新しい」紙を製造することも珍しくない。
しかしながら、このような工程は多くの問題に直面している。すなわち、(a)
系内での沈殿を除去する間、工程を中断しなければならない。また、(b)「汚染
物質」及び他の処理剤が最終の紙製品の成分として含まれるので、最終の紙の品
質、特に水分含量、望ましくない染色及び所望の強度よりも低い強度等の悪影響
を与
える。後者の問題は、最終的な紙の品質を所望の水準にまで戻すべく加えられる
補助的な処理剤によりさらに増幅されるが、一方、このような補助剤を加えるこ
とにより製造工程中に存在する「汚染物質」の量は有意に増大する。
このような品質の1つとして、紙のサイジング、すなわち紙が水をはじく程度
、がある。サイジングは、特定面積の紙又はボール紙が1分間に吸収する水の量
により表され、COBB値として知られている。
サイジングの原理は、紙パルプに加えられた陰イオン性接着剤が綿状の固まり
になり、適当な陽イオン性添加剤の添加によりイオン交換を行なうということに
ある。それらは次いで、紙繊維上に吸収され得る。
しかしながら、陰イオン性の汚染物質が繊維製品のCOBB値を変動させ、ま
た、もしサイズ剤を加え過ぎると強い発泡が起き、最終的な紙製品の製造に支障
を来す。
汚染物質の存在により他の問題も引き起こされる。例えば、最終的な紙製品の
重量及び水分含量の変動並びに化学的酸素要求量、生物学的酸素要求量及びハロ
ゲン化炭化水素の量に対する悪影響である。
生物学的酸素要求量が大きい場合には、存在する当該細菌及び他の微生物を循
環水から除去し及び/又は最終的な紙製品に混入することを避ける、満足できる
方法はまだない。
これらの混入物質を取り扱い利用することは複雑な課題である。なぜなら、そ
れらは性質、粒子サイズ及び反応性がかなり異なっているからである。それらは
、溶液として存在するかもしれず、またコロイド状態で懸濁液又は分散液として
存在するかもしれず、小さな粒子としてまた大きな粒子として存在し得る。
上述の問題を軽減すべく用いられている従来製品は、マイクロタルク、カチオ
ン化マイクロタルク、アルトナイト/ベントナイト、カチオン性ポリマー及びポ
リアルミニウムクロライドを包含する。
マイクロタルクは、その大きな表面積の故に、小さくて粘着性のある粒子を吸
着する能力を有する。しかしながら、大きな欠点は、比較的大量(1.5%以下
)用いなければならず、これは最終的な紙の強度にとって不利であり、また、コ
ロイド状及び陰イオン性混入物質を除去することができない。
マイクロタルクに陰イオン性混入物質を除去する能力を付与すべくカチオン化
マイクロタルクが開発された。マイクロタルクは本質的に化学的に不活性である
ので、カチオン化はマイクロタルクを例えばポリダドマク(polydadmac)のような
陽イオン性物質でコーティングすることによってのみ達成される。しかしながら
、このコーティングは、製紙工程における水により容易に洗い流されてしまい、
マイクロタルクに戻る前に最低量の陰イオン性混入物質を除去できるだけであり
、一方、上述した欠点はそれによりもたらされる。
アルトナイト及びベントナイトは、挿入ケイ酸塩鉱物であり、マイクロタルク
と同様に機能する。しかしながら、これらはマイクロタルクよりも有意に高い混
入物質吸収能を有するわけではなく、より高価である。
1980年代中盤から1990年代中盤にかけて開発された強カチオン化ポリ
マーは、陰イオン性混入物質を除去するという点において部分的に成功的であっ
た。しかしながら、生成される複合体は、系から効果的に除去することが事実上
不可能であることがわかった。また、それらは製造するのが高価であり、高い適
用速度が要求され、従って非経済的である。
ポリアルミニウムクロライド(PAC)は、流出液及び類似の廃水の処理に成
功的に用いられており、沈殿タンクにおける好ましい凝集剤である。
この処理剤の効率を改良するための研究が多くなされた。例えば、特開昭60
−209214号公報(特願平59−65078、1984年4月3日出願)に
は、それは細かく粉砕されたアルミノシリケート含有鉱物と配合され、沈殿に要
する時間を短縮する手段として用いられている。特開平3−056104号公報
(特願平1−192232号、1989年7月25日出願)では、それぞれ異な
る量のアルミノシリケート鉱物、特にゼオライト含有鉱物が、(1)硫酸で処理さ
れて生産物aを与え、(2)塩酸、次いでポリアルミノクロライドで処理されて生
産物bを与え、(3)水酸化ナトリウムで処理されて生産物cを与える。生産物a
,b,cは次いで1:1:1の比率で混合され、該混合物は汚水を清澄化するた
めに用いられる。
これらの改良された方法は成功的であるかもしれず、また、PACは水から混
入物質を除去するのに適した多くの性質を有しているが、PACは、製紙工業で
用いる場合には大きな欠点を有する。すなわち、その酸性(pH範囲が約1〜3
)である。PACは酸性なので、混入物質が例えば炭酸カルシウムのような炭酸
塩の場合には用いることができない。なぜなら、PACは炭酸塩とpH6.3以下
で反応してガスを発生し、このガスは最終製品中に有意に混入して悪影響を与え
る。
従って、紙又は関連製品の製造(必要ならば閉鎖系内で)中に混入物質を除去
することができ、製品に要求される性質に対して悪影響を与えることなく製品中
に含ませることができる経済的な材料が今なお必要とされている。
従って、本発明の目的は、上記問題の1つ又は2以上を克服し又は少なくとも
改善して紙及び関連製品の製造に用いられる水から混入物質を除去するために用
いられる、経済的に製造することができ、2種類以上の混入物質の除去に有効で
あり、かつ、製品に要求される性質に対して悪影響を与えることなく最終製品中
に含ませることができる処理剤を提供することである。
発明の概要
その全体を本願明細書に組み入れられたものとする、国際出願PCT/AU9
5/00122に記載されている化合物と類似の化合物又はその修飾物をこの目
的のために用いることができる。
従って、本発明の第1の局面では、一般式
(ZO)nAln(OH)n-mClm
(ただし、Zはアルミノシリケート材料から誘導される)
若しくはこれと近似した実験式で表される化合物、又はさらに任意的にポリマー
により被覆された、紙及び関連製品の製造に用いられる水から混入物質を除去す
るために用いられる処理剤を提供する。
本発明の第2の局面では、
1)アルミノシリケート材料を活性化し、
2)該活性化された材料を陽イオン性物質の存在下で加熱し、及び
3)任意的に、得られた生成物をポリマーで被覆すること、
を含む、一般式
(ZO)nAln(OH)n-mClm
(ただし、Zはアルミノシリケート材料から誘導される)
又はこれと近似した実験式で表される化合物の製造方法を提供する。
本発明の第3の局面では、一般式
(ZO)nAln(OH)n-mClm
(ただし、Zはアルミノシリケート材料から誘導される)
又はこれと近似した実験式で表される化合物であって、任意的にポリマーで被覆
されていてもよい化合物で、紙及び関連製品の製造中に用いられる水から混入物
質を除去する方法を提供する。
本発明の第4の局面では、紙及び関連製品の製造中に用いられる水から、上記
化合物によって混入物質が除去され、活該化合物が最終的な紙又は関連製品中に
含まれる、紙及び関連製品の製造方法を提供する。
前記アルミノシリケート材料は天然のものでも合成されたものでもよい。
好ましくは、該材料はゼオライト含有鉱物である。
好ましくい、該鉱物中のゼオライト含量は少なくとも40重量%である。
好ましくは、該ゼオライトのSi:Al比は3よりも大きい。
より好ましくは、ゼオライトの石英含量は5重量%以下、好ましくは1%以下
である。
最も好ましくは、該ゼオライトはクリノプチロル沸石(clinoptilolite)構造を
有する。
最も好ましくは、該鉱物は粒径が0.1〜30μmに細粒化されている。
好ましくは、該ゼオライト含有鉱物は酸で処理することにより、又は前記鉱物
をアンモニウムイオン交換に付すことにより活性化される。
より好ましくは、該ゼオライト含有鉱物は塩酸で処理することにより活性化さ
れる。
好ましくは、前記陽イオン性物質はアルミノ化合物、エピクロルヒドリン若し
くはその誘導体又はジシアノジアミドである。
好ましくは、前記アルミノ化合物はポリアルミニウム塩である。
より好ましくは、該ポリアルミニウム塩はポリ塩化アルミニウムである。
好ましくは、鉱物:アルミノ化合物の比率は重量比で1:0.1ないし1:5である。
より好ましくは、鉱物:アルミノ化合物の比率は重量比で1:1ないし1:2であ
る。
最も好ましくは、該比率は重量比で1:1である。
好ましくは、前記活性化された鉱物及び前記アルミノ化合物は100〜600
℃の温度下で一緒に加熱される。
より好ましくは、加熱は300℃で行なわれる。
好ましくは、エピクロルヒドリン誘導体は、任意的にさらに酸、好ましくはメ
ラミン酸と混合された、エピクロルヒドリンのポリマーである。
好ましくは、前記被覆ポリマーはアミドである。
より好ましくは、該アミドはポリアミドである。
最も好ましくは、該ポリアミドはポリアクリルアミドである。
好ましくは、本発明の生産物は、粒径0.25〜100μmに粒状化される。
本発明により調製された処理剤の混合物もまた用いることができる。すなわち
、陽イオン性物質としてポリアルミニウムクロリドを含む第1の処理剤と、陽イ
オン性物質としてジシアノジアミドを含む第2の処理剤と、陽イオン性物質とし
てエピクロルヒドリンを含む第3の処理剤と、陽イオン性物質としてポリアルミ
ニウムクロライドを含み次いで陽イオン性ポリマーで被覆された第4の処理剤と
から成る群から選ばれる混合物もまた用いることができる。
発明の説明
一般的実施例
天然の、耐酸、耐熱性ゼオライト含有鉱物をまずいずれかの便利な方法により
細かく粉砕し、塩酸で洗浄することにより活性化する。次いで、ポリ塩化アルミ
ニウム水溶液を加え、得られた混合物を150〜250℃で加熱し、同時に水を
蒸発させる。次いで、噴霧タワーを通過させることにより、生成物を比較的迅速
に冷却する。
形成される生成物は好ましくは10重量%未満、より好ましくは5重量%未満
の水分含量を有する。
このような複合体の調製に関するさらなる詳細は、上述の国際出願PCT/A
U95/00122に記載されている。
このようにして調製された複合体は、この分野において知られているいずれか
の従来方法により、必要とされるポリマーで被覆される。例えば、該ポリマーの
溶液中に浸漬し又は該溶液を噴霧し、次いで乾燥することにより被覆された複合
体を製造することができる。
理論に縛られることを望まないが、この反応は、プロトン化されたゼオライト
と、部分加水分解された陽イオン性物質、例えばポリ塩化アルミニウムの水酸基
の間の脱水酸反応であると信じられる。
より詳細には、塩酸で洗浄することにより活性化すると、プロトン化ゼオライ
ト及び金属塩が形成される。例えば、
(ZO)nAl(ONa) + HCl → (ZO)nAlOH + NaCl
ポリアルミニウムクロライドで処理すると、多数の方法により複合体が形成され
る。例えば、
(1) (ZO)nAlOH + Aln(OH)mCl3n-m → (ZO)nAlOAln(OH)m-1Cl3n-m + H2O
(2) (ZO)nAlOH + Aln(OH)mCl3n-m → (ZO)nAlOAl(OH)mCl3n-(m+1) + HCl
本発明の生成物は、従って、おおよそ(ZO)nAln(OH)n-mClm(ただし、mは0よ
り大きい)で示される一般式を有するものと信じられる。もっとも、本発明の生
成物は種々の形態で存在し得るので、はっきりした実験式を示すことは困難であ
る。これらの形態の3つの例を以下に示す。
具体的実施例
一般的実施例で上述した方法を種々の供給源、特に中国、ハンガリー及びブル
ガリアからの多数のゼオライト含有鉱物について行ない、以下、ZEOPAC VP1,ZE
OPAK 1,ZEOPAC 2,ZEOPAC 3及びZEOPAC 4で示される多くの複合体を製造し
た。湿潤強度
すりつぶした木材パルプろ液(陰イオン性混入物)を意図的に0、2又は4μ
mol/g加えた漂白されたトウヒ/マツ木材パルプから調製した紙の湿潤強度を測
定するために試験を行なった。ZEOPAC VP1を本発明の複合体として選択し、0、
1又は2%濃度で用いた。湿潤強度剤は、ポリアミド−アミン−エピクロルヒド
リン樹脂であるMARVESIN T35ASであり、2、4又は6%の濃度で用いた。従って
、試験マトリックスは下記表1.1に示すとおりである。
得られた湿潤強度百分率は表1.2に示されている。
これらの結果はまた、図1.1、1.2及び1.3にグラフで示されている。
湿潤強度は、湿潤強度剤の量の増大に対してほぼ直線的に増加し、そして、驚
くにあたらないが、陰イオン性混入物が湿潤強度剤の効果を消滅させた。しかし
ながら、ZE0PAC VP1を加えることにより、湿潤強度の減少は抑制された。従って
、本発明の複合体は、存在する混入物質の不利な効果を補償している。乾燥含量、pH及び陽イオン電荷
乾燥含量は、本発明の複合体を80℃、1気圧で3時間乾燥した後測定した。
pHは、4%ZEOPAC水性懸濁液の調製直後及び調製30分後に測定した。陽イオ
ン電荷は高分子電解質滴定(PET)により測定した。
適切なパラメーターを表2.1に示す。
陽イオン表面電荷は、少ない順にZEOPAC 4,ZEOPAC 1,ZEOPAC 2,ZEOPAC 3で
あった。
製紙工程からの篩ろ液中の溶解電解質を、ZEOPAC 1ないしZEOPAC 4を加えた場
合及び加えない場合について分析した。PET及び導電率の測定結果を表2.2
に示す。
ZEOPAC 1,ZEOPAC 2及びZEOPAC 3はろ液中の滴定可能な陰イオンの減少に対し
て同様な効果を有し、ZEOPAC 4の効果はわずかに弱かった。ZEOPAC の濃度
ZEOPACの用量の影響を調べるためにZEOPAC 1を選んだ。結果を表3及び図2に
示す。ガミング試験
市販のガム(Keysize S3OC)(7%)及び硫酸アルミニウム(4%)を前記パル
プに加え、0、1及び2%のZEOPAC 1の効果を測定した。結果を表4並びに図3
及び4に示す。
陰イオン性混入物が増大するに従って、サイズ剤の性能も減少した。しかしな
がら、ZEOPAC 1を加えると、サイズ剤の性能は、より良いCOBB値に反映され
るように、回復した。なお、これらの改善は、篩側上においてのみ反映されるの
ではなく、紙頁の上側においてもまた反映される。化学的酸素欠陥(chemical ox
ygen deficiency(CSB))もまた、ZEOPAC 1を加えることにより減少した。フロック剤の存在下におけるZEOPAC 1の有効量
フロック剤の存在下又は非存在下において ZEOPAC 1を用いた場合の陰イオン
電荷に対する効果をZEOPAC 1濃度0、0.8,1.6及び3.8%において試験した。結果
を表5及び図5に示す。
示されるように、陰イオン電荷は、ZEOPAC 1が存在する方が低くなっている。プラント試験1−製紙
100%「リサイクル」紙から製造した「新鮮な」紙に対する本発明の複合体
の効果を測定した。1%ZEOPACを導入した結果を表6に示す。プラント試験2−耐水性クレープの製造
衛生紙を100%リサイクル紙から調製した。工程に0.3% ZEOPACを導入する
効果が表7に示されている。
製造工程にZEOPACを導入することにより、必要な湿潤強度剤の量は約20%減
少されるが湿潤破断強度は維持される。製造コストもまた有意に節約される。プラント試験3−ボール紙カートンの製造
結果を表8に示す。ZEOPACを導入することにより、ガム状混入物が減少し、必
要なサイズ剤の量が減少し、しかしCOBB値は維持された。ここでもまた、有
意にコストが節約されることが明らかである。プラント試験4−新聞紙印刷
上述したプラント試験3と同様に、100%リサイクル紙からの印刷新聞紙の
製造におけるZEOPACの効果を測定した。結果を表9に示す。
サイズ剤及びガム剤の濃度がより低い場合でもCOBB値を維持することがで
きる。実施例1
脱インクした古紙を含む繊維状の懸濁液1トンあたり10又は15kgのZEOP
ACを加えた場合の結果を表10に示す。パルプ濃度は1重量%であった。陽イオ
ン性サイズ剤の2%溶液をパルプ1トン当たり70kg加え、次いで、パルプ1
トン当たり硫酸アルミニウムの10%溶液を30kg加えた。重量75g/m2の紙シ
ートを製造した。サイズ剤の効果はCOBB値を測定することにより測定した。
紙懸濁液の陰イオン電荷は、流動電流検出器(SCD)を用いたPETにより測
定した。実施例2
脱インクした古紙を含む繊維状の懸濁液1トンあたり10kgのZEOPACを加え
た場合の結果を表11に示す。パルプ濃度は1重量%であった。ポリアミド−ポ
リアミン−エピクロルヒドリンの1%溶液をパルプ1トン当たり60kg加えた
。重量75g/m2の紙シートを製造し、その強度を測定した。白水の化学的酸素要求
量をLange博士の方法により測定した。実施例3
コーティング古紙を含むパルプ繊維懸濁液1トン当たりZEOPACを2.5、5、1
0又は15kg加えた場合の結果を表12に示す。パルプ濃度は0.2重量%であ
った。10分間混合した後、懸濁液を排出した。白水の陰イオン電荷をSCDを
用いたPETにより測定した。実施例4
古紙パルプ(新聞紙70%、雑誌30%)1トン当たり10kgのZEOPACを加
えた結果を表13に示す。懸濁液の濃度は15重量%であった。添加後、水酸化
ナトリウム溶液(50%)を1トン当たり11kg加え、次いでケイ酸ナトリウ
ムを1トン当たり20kg加えた。脂肪酸(1トン当たり4kg)及び過酸化水
素(15%溶液を1トン当たり12kg)を次に加えた。15分間混合した後、
該懸濁液を1%に希釈し、脱インキ浮遊室中に35℃で10分間維持した。この
脱インキ材料から重量70g/m2の紙を製造し、白色度、灰含量及び不所望の斑点
の存在について調べた。また、白水の陰イオン電荷をSCDを用いたPETによ
り測定した。実施例5
図6及び図7は、すりつぶした木材パルプろ液及び「リサイクル」紙ろ液の陰
イオン性混入物濃度に対してZEOPACが有する効果を、現在入手可能なゼオライト
1、2、3及び4と比較して示すものである。
本発明の複合体の大きな表面積の故に、陽性電荷と相まって、該複合体に陰イ
オン性混入物質が結合され得る。高い保持率が可能なので、混入物質は除去され
紙製品中に取り込まれる。
さらに、陽性電荷の故に、本発明の複合体は、セルロース繊維に単に弱く結合
されるのではなく、セルロース繊維との間に水素結合が形成される。紙製造にお
いてこのように事実上充填剤として用いられる複合体は、繊維構造中に堅固に埋
め込まれるので、塵埃の生成が有意に減少される。
該複合体はまた、高い抗菌作用を示す。なぜなら、あらゆる微生物のタンパク
殻は該複合体と接触すると溶解されるからである。この場合も、細菌混入物を有
する複合体は、最終的な紙製品中に含まれる。
複合体及び混入物質が紙製造において充填剤として機能するので、必要な追加
的充填剤の量が減少され、それに伴って紙の製造コストが減少される。
COBB値に影響を与える混入物質もまた除去されるので、必要なサイズ剤の
量が減少される。
このように、本発明を用いて混入物質を除去することにより、同時に保持率の
増加、乾燥前の紙の乾燥含量の増加、水からの固形物質の除去、溶解されたコロ
イド状混入物質の減少並びに製造プラントから排出されるあらゆる廃水中に存在
しがちな微生物や他の混入物質の数の減少が達成される。
要するに、本発明の複合体を用いると、生産量が増大し、スラッジの生成が減
少し、混入物質の負荷が減少し、化学的酸素欠損が減少しコストが節約されるの
で、生態学的にも経済的にも推奨される。
上記実施例は本発明の例示のためにのみ用いるものであり、以下の請求の範囲
に定義される発明思想から逸脱することなく修飾及び変更が可能であることが理
解されるであろう。
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Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.一般式 (ZO)nAln(OH)n-mClm (ただし、Zはアルミノシリケート材料から誘導される) 若しくはこれと近似した実験式で表される化合物、又はさらに任意的にポリマー により被覆された、紙及び関連製品の製造に用いられる水から混入物質を除去す るために用いられる処理剤。 2.前記材料はゼオライト含有鉱物である請求項1記載の処理剤。 3.前記鉱物のゼオライト含量は少なくとも40重量%である請求項2記載の処 理剤。 4.前記ゼオライトのSi:Al比は3より大きい、請求項2又は3記載の処理 剤。 5.前記ゼオライトの石英含量は5重量%以下、好ましくは1%以下である請求 項4記載の処理剤。 6.前記ゼオライトは、クリノプチロル沸石構造を有する、請求項5記載の処理 剤。 7.前記被覆ポリマーはアミドである請求項1ないし6のいずれか1項記載の処 理剤。 8.前記アミドはポリアミドである請求項7記載の方法。 9.前記ポリアミドはポリアクリルアミドである請求項8記載の方法。 10.1)アルミノシリケート材料を活性化し、 2)該活性化された材料を陽イオン性物質の存在下で加熱し、及び 3)任意的に、得られた生成物をポリマーで被覆すること、 を含む、一般式 (ZO)nAln(OH)n-mClm (ただし、Zはアルミノシリケート材料から誘導される) 又はこれと近似した実験式で表される化合物の製造方法。 11.前記鉱物は酸処理により又は前記鉱物をアンモニウムイオン交換に付すこ とにより活性化される請求項10記載の方法。 12.前記鉱物は塩酸で処理することにより活性化される請求項11記載の方法 。 13.前記陽イオン性物質はアルミノ化合物、エピクロルヒドリン若しくはその 誘導体又はジシアノジアミドである請求項10ないし12のいずれか1項に記載 の方法。 14.前記アルミノ化合物はポリアルミニウム塩である請求項13記載の方法。 15.前記ポリアルミニウム塩はポリアルミニウムクロライドである請求項14 記載の方法。 16.鉱物:アルミノ化合物の比率は重量基準で1:1ないし1:2の範囲内に ある請求項13ないし15のいずれか1項記載の方法。 17.前記比率は1:1である請求項16記載の方法。 18.活性化された鉱物及びアルミノ化合物が100℃〜600℃の範囲内の温 度で一緒に加熱される請求項13ないし17のいずれか1項記載の方法。 19.前記温度は300℃である請求項18記載の方法。 20.前記エピクロルヒドリン誘導体はエピクロルヒドリンのポリマーである請 求項13記載の方法。 21.前記ポリマーはさらに酸と混合される請求項20記載の方法。 22.前記酸はメラミン酸である請求項21記載の方法。 23.請求項10ないし23のいずれか1項記載の方法により製造された請求項 1ないし9のいずれか1項記載の処理剤。 24.一般式 (ZO)nAln(OH)n-mClm (ただし、Zはアルミノシリケート材料から誘導される) 又はこれと近似した実験式で表される化合物であって、任意的にポリマーで被覆 されていてもよい化合物で、紙及び関連製品の製造中に用いられる水から混入物 質を除去する方法。 25.請求項1ないし9のいずれか1項記載の処理剤をその中に含む紙又は関連 製品。 26.請求項1ないし9のいずれか1項記載の処理剤を、該処理剤により除去さ れた混入物質と共にその中に含む紙又は関連製品。
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