JPH10502071A - 除草用組成物 - Google Patents

除草用組成物

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JPH10502071A JP8502900A JP50290096A JPH10502071A JP H10502071 A JPH10502071 A JP H10502071A JP 8502900 A JP8502900 A JP 8502900A JP 50290096 A JP50290096 A JP 50290096A JP H10502071 A JPH10502071 A JP H10502071A
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Abstract

(57)【要約】 本発明のグリホセート組成物は、(i)N−ホスホノメチルグリシンまたは農業用として許容できるその塩、(ii)アルキルポリグリコシド系界面活性剤、(iii)エトキシル化アルコール、たとえば炭素原子8〜20個の鎖長をもつ直鎖もしくは分枝鎖脂肪族モノアルコールをエトキシル化することにより得られ、アルコール1モル当たりエチレンオキシド2〜50モルの平均エトキシル化度を有するエトキシル化アルコール、ならびに所望により(iv)追加の界面活性剤および所望により(v)保湿剤を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 除草用組成物 本発明は除草用組成物、特にグリホセート(glyphosate)組成物に 関する。 本明細書において“グリホセート組成物”という用語は、有効成分としてN− ホスホノメチルグリシンまたは除草剤として許容できるその塩を含む除草用組成 物を表すために用いられる。 除草活性をもつグリホセート組成物は周知であり、トリメチルスルホニウム塩 、イソプロピルアミン塩およびその他の塩類の形で市販されている。それらの組 成物は一般に目的外の植物に、たとえば湿潤剤(wetter)または他の界面 活性剤、凍結防止剤、色素、分散剤、流動剤(rheological age nt)、消泡剤および保湿剤を含めた多様な補佐剤を含有する水性配合物の形で 適用される。グリホセート組成物の活性は添加剤を慎重に選択することによりか なり改良できる。文献には、多様な特性を示す、多様な目的のために設計された 種々のグリホセート配合物が何百例も含まれている。 グリホセート組成物は、それらを適用した目的外雑草を枯死させるのに極めて 有効である。しかし植物の葉の表面によるグリホセート組成物の取込みは比較的 緩慢である。その結果、組成物の適用後すぐに(たとえば適用後6時間以内に) 雨が降った場合には、組成物は葉の表面から洗い流され、除草効力が低下し、ま たは失われる可能性すらある。これはたとえば、激しいにわか雨の発生を予測す るのが困難な熱帯地方では特に問題である。改良された耐雨性を与えると主張さ れるグリホセート組成物が製造されたが、その原理はほとんど分かっておらず、 関与する物理的パラメーターは著しく複雑であり、種毎に変動する可能性がある 。それはたとえば大部分の種については耐雨性を一般に改良する組成物を得るの に適しているかもしれないが、特定の個々の種に対しては効果が比較的少ない。 研究された1方法は、雨に対する感受性を最小限にするという見地で、葉の表面 内へのグリオセート組成物の取込み速度を改良することを追求するものである。 しかしこのような改良された取込みは、局部的な組織損傷および転流(tran s location)の低下という犠牲のもとで初めて達成されることが多い。耐 雨性の改良が、雨が降らない状態で除草活性の著しい低下と関連しないことが重 要であることは明らかである。したがって雨が降らない状態での良好な活性と有 効な耐雨性とを兼ね備えたグリホセート組成物を提供することが望まれている。 本発明は、改良された耐雨性をもつ除草活性組成物を提供することを目的とす る。これは、本発明の組成物はたとえば組成物の適用後1〜6時間以内の降雨に より生じる除草効果の全体的全損失を一般的に低下させることを意味する。また 本発明の組成物は既知のグリホセート組成物と比較して高い活性を示し、既知の 組成物と比較した利点はこれらの効果のいずれか一方または両方に見られる。 本発明によれば、(i)N−ホスホノメチルグリシンまたは農業用として許容 できるその塩、(ii)アルキルポリグリコシド系界面活性剤、および(iii )エトキシル化アルコールを含むグリホセート組成物が提供される。 本発明に用いるためのアルキルポリグリコシドは、アルカノール類とグルコー スまたは他の単糖類、二糖類もしくは多糖類との反応により得ることができる。 本明細書において用いる用語“アルキルポリグリコシド”にはアルキルモノグリ コシドも含まれる。本発明に用いるのに好ましいアルキルポリグリコシド類は、 グルコースと直鎖もしくは分枝鎖アルカノールまたはアルカノール類の混合物、 たとえば7〜18個、好ましくは7〜16個、たとえば8〜10個の炭素原子を 含むアルカノール類の混合物との反応により得られるアルキルポリグリコシド類 である。分子中のアルキル基当たりのグリコース基の数は多様であってよく、ア ルキルモノ−もしくはジ−もしくはポリグルコースまたは糖類誘導体が可能であ る。市販のアルキルポリグリコシド類は、アルキル基当たりのグリコース基の平 均数(重合度)が1〜4、たとえば約1〜2である誘導体の混合物を通常は含有 する。多数の好適なアルキルポリグリコシド類が市販されており、これにはたと えばAL2042(ICI);AGRIMUL 2069(ヘンケル)およびA TPLUS 258(ICI)が含まれる。使用できる糖類系界面活性剤には、 単糖類、二糖類または多糖類の誘導体が含まれ、これにはたとえば単糖類、二糖 類または多糖類の脂肪酸エステルが含まれる。そのような界面活性剤は、たとえ ば商標CRODESTA(クロダ)の下で市販されている。 エトキシル化アルコールは、好ましくは直鎖または分枝鎖の飽和または不飽和 の脂肪族または芳香族アルコールであり、1個またはそれ以上のヒドロキシ基を 含むことができる。エトキシル化アルコールは好ましくは、炭素原子8〜20個 の鎖長をもつ直鎖もしくは分枝鎖の脂肪族モノアルコール、または炭素原子8〜 20個、より好ましくは10〜18個の平均鎖長をもつそのようなアルコールの 混合物をエトキシル化することにより得られる。本発明に用いるエトキシル化ア ルコールの例は、炭素原子13個を含むアルコールと炭素原子15個を含むアル コールの混合物から誘導されたものである。C13アルコールとC15アルコー ルの比率は一般に30:70〜70:30であり、混合物は一般に直鎖および分 枝鎖のアルコールの両方、たとえば約50重量%の直鎖アルコールを含有する。 エトキシル化芳香族アルコールの例はノニルフェノールエトキシレートである。 平均エトキシル化度(平均エチレンオキシド含量、モル比)は、好ましくはア ルコール1モル当たりエチレンオキシド2〜50モル、特にアルコール1モル当 たりエチレンオキシド10〜20モルである。最も有効なエトキシル化度は、処 置される雑草種に応じてある程度異なるであろう。したがって特定の標的雑草に 最も有効な平均エトキシル化度を選択するか、または広範な種にわたって有効な 平均エトキシル化度を追求することができる。本発明者らは、一般に平均エトキ シル化度がアルコール1モル当たり11〜18モルのエチレンオキシドである場 合に、広範な種にわたって有効な処置が得られることを見出した。ある場合にお いては、平均値付近の幅広いエチレンオキシド含量分布をもつ組成物を用いるこ とによって広範な種に対する応答を得るのが有利であろう。適切な平均エチレン オキシド含量は、所望により、種々のエチレンオキシド含量をもつ市販のエトキ シル化アルコール2種類以上を適切な比率で混合することにより得ることができ る。これは、目的とする平均エチレンオキシド含量を厳密に達成でき、かつ幅広 いエチレンオキシド含量分布が存在するのを保証するという二重の利点をもつ。 たとえばアルコール1モル当たり約15モルのエチレンオキシドという平均エチ レンオキシド含量は、エチレンオキシド含量11である市販のエトキシル化アル コールSYNPERONIC A11(SYNPERONICはインペリアル・ ケミカル・インダストリーズ社の商標である)とSYNPERONIC A20 (平均エチレンオキシド含量20)を3:2の比率で混合することにより達成で きる。 多数の適切なエトキシル化アルコールが市販されており、これにはたとえば以 下のものが含まれる:SYNPERONIC A系列:幅広いエチレンオキシド 含量をもち(“A”の後の数値で示される)、約50重量%の直鎖アルコールを 含有し、残部は主として1分枝鎖のものであるC13〜C15アルコールを基礎とす る;CIRRASOL ALN−WF(平均エチレンオキシド含量17のC16〜 C18直鎖アルコール混合物);BRIJ 96および98:不飽和C18直鎖アル コールを基礎とし、それぞれ平均エチレンオキシド含量10および20をもつ; ならびにRENEX 30:平均エチレンオキシド含量12の分枝鎖C13アルコ ールを基礎とする。 N−ホスホノメチルグリシンまたは農業用として許容できるその塩はトリメチ ルスルホニウム塩、イソプロピルアミン塩、ナトリウム塩またはアンモニウム塩 が好都合であるが、本発明の組成物に含有させるためには、N−ホスホノメチル グリシン自体または農業用として許容できるそのいかなる塩も使用できる。N− ホスホノメチルグリシンの水溶性塩を用いるのが好ましい。 本発明の組成物はそのまま使用できるものとして販売される希釈された水性除 草用組成物であってもよく、または使用前に希釈される水性除草用濃縮液として 配合されてもよい。あるいは組成物の各成分を適用直前に互いに混和し、希釈し てもよい。 したがって本発明の1態様においては、商業用として十分に貯蔵安定性であり 、使用前に通常は水で希釈される水性除草用濃縮液が提供される。“除草用濃縮 液”という用語は比較的少量の水の添加を必要とする比較的希薄なものから、高 いグリホセート含量をもち、したがって取扱いおよび輸送に有利な、より濃厚な 組成物まで、幅広い組成物を包含する。多くの補佐剤は互いに、または濃縮組成 物中の有効成分と非親和性であるので、耐雨性濃縮グリホセート組成物の選択は 、解決しなければならない問題を追加する。“濃縮”グリホセート組成物という 用語は、グリホセート酸を基準として210g/l以上(より大きい)、たとえ ば220g/l以上(より大きい)の濃度をもつ組成物を意味する。たとえばグ リホ セートのトリメチルスルホニウム塩の場合、これはこの塩を基準として304g /l以上(より大きい)、より具体的には約319g/l以上(より大きい)の 濃度に等しい。 本発明の他の態様においては、アルキルポリグリコシドおよびエトキシル化ア ルコールを、所望により他の補佐剤、たとえば無機塩または1種類またはそれ以 上の後記界面活性剤と互いに配合して、グリホセート組成物とのタンク混合に好 適な補佐剤組成物を調製する。この補佐剤組成物を使用前に、たとえば市販のグ リホセート組成物とタンク混合する。グリホセート組成物は本質的にグリホセー トのみを含有する水性配合物であってもよく、またはそれ自体が好適な補佐剤を 含有してもよい。 したがって本発明のさらに別の態様によれば、N−ホスホノメチルグリシンま たは農業用として許容できるその塩と混合して本発明組成物を調製するのに適し た補佐剤組成物であって、(i)アルキルポリグリコシド系界面活性剤および( ii)エトキシル化アルコールおよび所望により(iii)追加の界面活性剤を 含む補佐剤組成物が提供される。 除草用組成物中または補佐剤組成物中に存在するアルキルポリグリコシドの割 合は、好ましくはエトキシル化アルコール5重量部当たりアルキルポリグリコシ ド1重量部からエトキシル化アルコール1重量部当たりアルキルポリグリコシド 8重量部まで、最も好ましくはエトキシル化アルコール1重量部当たりアルキル ポリグリコシド0.5重量部からエトキシル化アルコール1重量部当たりアルキ ルポリグリコシド8重量部まで、たとえばエトキシル化アルコール1重量部当た りアルキルポリグリコシド1重量部からエトキシル化アルコール1重量部当たり アルキルポリグリコシド8重量部までである。特に好ましい組成物は、ほぼ等重 量割合のアルキルポリグリコシドおよびエトキシル化アルコールを含有する。 本発明組成物が比較的高い割合のエトキシル化アルコールを含有する場合、特 に組成物を水性濃縮液の形で用いる際には、安定性を高めるために追加の界面活 性剤を添加することが望ましいであろう。広範な好適な追加の界面活性剤が当業 者に自明であり、安定性を高めることが認められたものにはアミン、アンモニウ ムまたはアミンオキシド基を含むカチオンまたは非イオン界面活性剤、たとえば 第四級テトラアルキルアンモニウム塩系界面活性剤、たとえばヘキサデシルトリ メチルアンモニウムクロリド;および所望によりエトキシル化された第1級、第 2級または第4級の長鎖アルキルアミン類、たとえばエトキシル化されている場 合にはそれぞれ平均エチレンオキシド含量2〜20をもつココアミン(coco −amine)または水素化牛脂アミンが含まれる。ある場合には、追加の界面 活性剤は組成物の活性を高める可能性すらある。たとえば特に好ましい追加の界 面活性剤は、10〜20個の炭素原子を含む少なくとも1つの長鎖置換基をもち 、平均エチレンオキシド含量0〜5の所望によりエトキシル化された第四級アン モニウム塩である。好適な追加の界面活性剤の例には、ヘキサデシルトリメチル アンモニウムクロリド、トリメチル牛脂アンモニウムクロリド、トリメチルココ アンモニウムクロリドおよびN−メチルココアンモニウムクロリド(平均エチレ ンオキシド含量2をもつ)が含まれる。約1〜5、たとえば約2の平均エチレン オキシド含量の存在は配合物に高い低温安定性を付与することが見出された。 したがって本発明のさらに別の態様によれば、N−ホスホノメチルグリシンま たは農業用として許容できるその塩と混合するのに適した補佐剤組成物であって 、(i)アルキルポリグリコシド系界面活性剤、(ii)エトキシル化アルコー ルおよび(iii)10〜20個の炭素原子を含む少なくとも1つの長鎖置換基 をもち、平均エチレンオキシド含量0〜5の所望によりエトキシル化された第四 級アンモニウム塩を含む補佐剤組成物が提供される。 追加の界面活性剤の割合は、好ましくはエトキシル化アルコール1重量部当た り0〜2重量部、より好ましくはエトキシル化アルコール1重量部当たり約1重 量部である。たとえば特に好ましい組成物は、実質的に等しい重量割合のアルキ ルポリグリコシド、エトキシル化アルコールおよび追加の界面活性剤を含む全補 佐剤系を含む。 グリホセート、アルキルポリグリコシド、エトキシル化アルコールおよび好ま しい追加の界面活性剤を含む組成物は、皮膚および目に対して低い刺激性をもつ にすぎないものとして分類されることが認められ、これはさらに別の商業的利点 をもたらす。 濃縮組成物中の全補佐剤系(アルキルポリグリコシド、エトキシル化アルコー ル、および使用される任意の追加の界面活性剤)とグリホセート塩の重量割合は 、好ましくは3:1〜1:3、特に1:1〜1:3である。約1:2の比率が特 に好ましい。タンク配合物またはそのまま使用できる組成物の場合は、所望によ り、これより高い割合の補佐剤系を使用できる。 本発明者らは、本発明組成物の活性が保湿剤の添加によって一般に高められる ことがあることを見出した。 したがって本発明のさらに別の態様によれば、(i)N−ホスホノメチルグリ シンまたは農業用として許容できるその塩、(ii)アルキルポリグリコシド系 界面活性剤、(iii)エトキシル化直鎖または分枝鎖アルコールおよび(iv )保湿剤を含むグリホセート組成物が提供される。 好適な保湿剤には、グリセロール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、 エチレングリコール、プロピレングリコール、および乳酸塩、たとえば乳酸ナト リウムまたは乳酸アンモニウムが含まれる。本発明組成物のためにはグリセロー ル、ポリエチレングリコール、ソルビトールおよび乳酸ナトリウムが活性を高め るのに特に有効であることか認められた。ポリエチレングリコールを保湿剤とし て用いる場合、その分子量は好ましくは100〜1200、より具体的には20 0〜1000である。一定の分子量のポリエチレングリコールにより与えられる 活性増大は、ある程度は標的雑草種に依存するが、一般には低分子量ポリエチレ ングリコール、たとえば分子量約200のポリエチレングリコールが好ましい。 保湿剤は最も好ましくはタンク配合組成物またはそのまま使用できる組成物中 で用いられる。その割合は、好ましくは保湿剤1部当たりグリホセート塩1部か ら保湿剤20部当たりグリホセート塩1部までである。 本発明の組成物はさらに無機アンモニウム塩、たとえば硫酸アンモニウムを活 性増強補佐剤として含有してもよい。硫酸アンモニウム(使用する場合)の割合 は、好ましくはグリホセート塩1部当たり無機アンモニウム塩1部からグリホセ ート塩1部当たり無機アンモニウム塩10部までである。アンモニウム塩は、タ ンク配合組成物またはそのまま使用できる組成物中に用いるのが最も好都合であ る。 本発明の組成物は単子葉植物種および双子葉植物種を含めた広範な雑草種に対 して有効である。本発明の組成物は目的外の植物に直接に適用するのが好適であ る(発芽後適用、post−emergence application)。 配合物が商業的成功を達成したいならば、効果的に抑制すべき特に重要な種はE lymus repensおよびSorghum halepenseである。 本発明者らは、本発明の組成物がこれらの種に対して特に有効であることを見出 した。 したがって本発明のさらに別の態様によれば、目的外の植物に著しい損傷を与 え、またはそれらを枯死させる方法、より詳細には増強した活性または増強した 耐雨性を付与する方法であって、それらの植物に除草剤として有効な量の本発明 組成物を適用することを含む方法が提供される。 本発明の組成物には、固体組成物、そのまま直ちに使用できる希釈組成物、お よび使用前に通常は水で希釈する必要がある濃縮組成物がいずれも含まれる。好 ましくは本発明組成物は農業用として許容できるN−ホスホノメチルグリシン塩 0.01〜90重量%を含有する。そのまま使用できる希釈組成物は農業用とし て許容できるN−ホスホノメチルグリシン塩0.01〜2%を好ましくは含有す る一方、濃縮組成物は農業用として許容できるN−ホスホノメチルグリシン塩2 0〜90%を含有し、ただし通常は20〜70%が好ましい。 固体組成物は顆粒剤(granules)または散布剤(dusting powders)の形であ ってもよく、その場合は有効成分を微細な固体希釈剤、たとえばカオリン、ベン トナイト、けいそう土、ドロマイト、炭酸カルシウム、タルク、粉末マグネシア 、フラー土およびセッコウと混合する。それらは分散性の散剤(powders)また は顆粒剤(grains)の形であってもよく、これらは液体中への散剤または顆粒剤 (grains)の分散を促進するために湿潤剤を含む。散剤の形の固体組成物は葉状 散布剤として適用してもよい。 液体組成物は、所望により界面活性剤を含有する水中における有効成分の溶液 、懸濁液もしくは分散液を含むか、または水中における液滴として分散した水非 混和性有機溶剤中の有効成分の溶液もしくは分散液を含んでもよい。本発明組成 物の好ましい有効成分は水溶性除草剤であるか、または水に容易に懸濁するもの であり、水性の組成物および濃縮液を用いるのが好ましい。特に、グリホセート の トリメチルスルホニウム塩、イソプロピルアミン塩、ナトリウム塩およびアンモ ニウム塩はすべて水に容易に溶解する。 本発明の組成物は追加の界面活性剤を含有してもよく、これにはたとえば前記 のように濃縮組成物の親和性または溶解性を高めるための界面活性剤が含まれる 。そのような界面活性剤はカチオン型、アニオン型、非イオン型もしくは両性型 またはその混合物のいずれであってもよい。カチオン界面活性剤は、たとえば第 四級アンモニウム化合物(たとえばセチルトリメチルアンモニウムブロミド)で ある。好適なアニオン界面活性剤は、セッケン;硫酸の脂肪族モノエステルの塩 、たとえばラウリル硫酸ナトリウム;ならびにスルホン化芳香族化合物の塩類、 たとえばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ナトリウム、カルシウムおよ びアンモニウムリグノスルホネート、ブチルナフタリンスルホネート、ならびに ジイソプロピルおよびトリイソプロピルナフタリンスルホン酸のナトリウム塩の 混合物である。好適な非イオン界面活性剤は、エチレンオキシドと脂肪アルコー ル類、たとえばオレイルアルコールおよびセチルアルコールとの縮合物、あるい はアルキルフェノール類、たとえばオクチル−もしくはノニル−フェノールとの 縮合物(たとえばAgral 90)またはオクチルクレゾールとの縮合物であ る。他の非イオン界面活性剤は、長鎖脂肪酸とヘキシトール無水物から誘導され る部分エステル類、たとえばソルビタンモノラウレート;この部分エステルとエ チレンオキシドとの縮合物;レシチン類;およびシリコーン系界面活性剤(シロ キサン鎖を含む骨格を有する水溶性または水分散性の界面活性剤、たとえばSi lwet L77)である。好適な鉱油中混合物はATPLUS 411Fであ る。 水性の液剤または分散液剤は、有効成分を水または有機溶剤(所望により1種 または2種以上の湿潤剤または分散剤を含有する)に溶解し、有機溶剤を用いた 場合にはこうして得られた混合物を次いで所望により1種または2種以上の湿潤 剤または分散剤を含有する水に添加する。好適な有機溶剤には、たとえば二塩化 エチレン、イソプロピルアルコール、プロピレングリコール、ジアセトンアルコ ール、トルエン、灯油、メチルナフタリン、キシレン類およびトリクロロエチレ ンが含まれるが、前記のように本発明の組成物には完全な水性系を用いることが 好ましい。 水性の液剤または分散液剤の形で用いるための組成物は、一般に高い割合の有 効成分を含有する濃縮液の形で供給され、次いでこの濃縮液を使用前に水で希釈 する。濃縮液は、通常は長期間の貯蔵に耐え、かつその貯蔵後に水で希釈して水 性調製物を形成し、これが一般的な噴霧器具で適用できるのに十分な期間均質に 保持されるることが要求される。濃縮液は便宜上、農業用として許容できるN− ホスホノメチルグリシン塩20〜70重量%、好ましくは20〜50重量%を含 有する。そのまま使用できる希釈製剤は、意図する目的に応じて種々の量の農業 用として許容できるN−ホスホノメチルグリシン塩を含有できるが、農業用とし て許容できるN−ホスホノメチルグリシン塩は普通、0.01〜10.0重量% 、好ましくは0.1〜2重量%の量が使用される。 本発明の組成物中には他の添加剤および補佐剤が存在してもよい。その例には 、凍結防止剤、たとえばエチレングリコールおよびプロピレングリコール;色素 ;分散剤;流動剤;および消泡剤、たとえばシリコーン系消泡剤が含まれる。 本発明組成物の適用率は多数の要因に依存し、これにはたとえば使用するため に選択した有効成分、その生長を阻害すべき植物の種類、および使用するために 選択した配合物、ならびにその配合物を葉または根のいずれから取り込ませるた めに適用するかに依存するであろう。しかし一般的指針として、0.001〜2 0kg/haの適用率が好適であり、0.025〜10kg/haが好ましいで あろう。 本発明の組成物は、生物学的活性をもつ1種類またはそれ以上の追加の化合物 、たとえば除草剤、殺真菌薬、殺虫薬(所望により殺虫薬相乗剤と共に)および 植物生長調節薬をも含むことができる。 他方の除草剤はグリホセート塩以外のいかなる除草剤であってもよい。それは 一般にその用途において相補作用をもつ除草剤であろう。 有用な相補的除草剤には以下のものが含まれる: A.ベンゾ−2,1,3−チアジアジン−4−オン−2,2−ジオキシド類、た とえばベンタゾン(bentazone); B.ホルモン系除草剤、特にフェノキシアルカン酸、たとえばMCPA、MCP A−チオエチル、ジクロルプロプ(dichlorprop)、2,4,5−T、MCP B、2,4−D、2,4−DB、メコプロプ(mecoprop)、トリクロピル(trichlo pyr)、クロピラリド(clopyralid)およびそれらの誘導体(たとえば塩類、エステ ル類およびアミド類); C.1,3−ジメチルピラゾール誘導体、たとえばピラゾキシフェン(pyrazoxyf en)、ピラゾレート(pyrazolate)およびベンゾフェナプ(benzofenap); D.ジニトロフェノール類およびそれらの誘導体(たとえばアセテート類)、た とえばジノターブ(dinoterb)、ジノセブ(dinoseb)およびそのエステル、ジノセ ブアセテート; E.ジニトロアニリン系除草剤、たとえばジニトラミン(dinitramine)、トリフ ルラリン(trifluralin)、エタルフルロリン(ethalflurolin)、ペンジメタリン(p endimethalin)、オリザリン(oryzalin); F.アリール尿素系除草剤、たとえばジウロン(diuron)、フルメツロン(flumetu ron)、メトキシウロン(metoxuron)、ネブロン(neburon)、イソプロツロン(isopr oturon)、クロロトルロン(chlorotoluron)、クロロキシウロン(chloroxuron)、 リヌロン(linuron)、モノリヌロン(monolinuron)、クロロブロムロン(chlorobro muron)、ダイムロン(daimuron)、メタベンズチアズロン(methabenzthiazuron); G.フェニルカルバモイルオキシフェニルカルバメート類、たとえばフェンメジ ファム(phenmedipham)およびデスメジファム(desmedipham); H.2−フェニルピリダジン−3−オン類、たとえばクロリダゾン(chloridazon )およびノルフルラゾン(norflurazon); I.ウラシル系除草剤、たとえばレナシル(lenacil)、ブロマシル(bromacil)お よびテルバシル(terbacil); J.トリアジン系除草剤、たとえばアトラジン(atrazine)、シマジン(simazine) 、アジプロツリン(aziprotryne)、シアナジン(cyanazine)、プロメツリン(prome tryn)、ジメタメツリン(dimethametryn)、サイメツリン(simetryne)およびテル ブツリン(terbutryn); K.ホスホロチオエート系除草剤、たとえばピペロホス(piperophos)、ベンスリ ド(bensulide)およびブタミフォス(butamifos); L.チオカルバメート系除草剤、たとえばシクロエート(cycloate)、ベルノレー ト(vernolate)、モリネート(molinate)、チオベンカーブ(thiobencarb)、ブチレ ート(butylate)*、EPTC*、トリ−アレート(tri-allate)、ジ−アレート(di- allate)、エスプロカーブ(esprocarb)、トリカルバジル(tricarbazil)、ピリデ ート(pyridate)およびジメピペレート(dimepiperate); M.1,2,4−トリアジン−5−オン系除草剤、たとえばメタミトロン(metam itron)およびメトリブジン(metribuzin); N.安息香酸系除草剤、たとえば2,3,6−TBA、ジカンバ(dicamba)およ びクロラムベン(chloramben); O.アニリド系除草剤、たとえばプレチラクロル(pretilachlor)、ブタクロル(b utachlor)、アラクロル(alachlor)、プロパクロル(propachlor)、プロパニル(pr opanil)、メトアザクロル(metazachlor)、メトラクロル(metolachlor)、アセト クロル(acetochlor)およびジメタクロル(dimethachlor); P.ジハロベンゾニトリル系除草剤、たとえばジクロベニル(dichlobenil)、ブ ロモキシニル(bromoxynil)およびイオキシニル(ioxynil); Q.ハロアルカン酸系除草剤、たとえばダラポン(dalapon)、TCAおよびその 塩類; R.ジフェニルエーテル系除草剤、たとえばラクトフェン(lactofen)、フルログ リコフェン(fluroglycofen)またはその塩類もしくはエステル、ニトロフェン(ni trofen)、ビフェノックス(bifenox)、アシフルロフェン(aciflurofen)およびそ の塩類もしくはエステル類、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、フォメサフ ェン(fomesafen)、クロルニトロフェン(chlornitrofen)およびクロメトキシフェ ン(chlomethoxyfen); S.フェノキシフェノキシプロピオネート系除草剤、たとえばジクロフォプ(dic lofop)およびそのエステル類、たとえばメチルエステル、フルアジフォプ(fluaz ifop)およびそのエステル、ハロキシフォプ(haloxyfop)およびそのエステル類、 キザロフォプ(quizalofop)およびそのエステル類、ならびにフェノキサプロプ(f enoxaprop)およびそのエステル類、たとえばエチルエステル; T.シクロヘキサンジオン系除草剤、たとえばアロキシジム(alloxydim)および その塩類、セトキシジム(sethoxydim)、シクロキシジム(cycloxyidim)、トラル コキシジム(tralkoxydim)およびクレトジム(clethodim); U.スルホニル尿素系除草剤、たとえばクロロスルフロン(chlorosulfuron)、ス ルフォメツロン(sulfometuron)、メトスルフロン(metsulfuron)およびそのエス テル類、ベンゾスルフロン(benzsulfuron)およびそのエステル類、たとえばDP X−M6313、クロリムロン(chlorimuron)およびそのエステル、たとえばエ チルエステル、ピリミスルフロン(pirimisulfuron)およびそのエステル類、たと えばメチルエステル、2−[3−(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−ト リアジン−ジイル)−3−メチルウレイドスルホニル]安息香酸エステル類、た とえばそのメチルエステル(DPX−LS300)およびピラゾスルフロン(pyr azosulfuron); V.イミダゾリジノン系除草剤、たとえばイマザキン(imazaquin)、イマザメタ ベンズ(imazamethabenz)、イマザピル(imazapyr)およびそのイソプロピルアンモ ニウム塩、イマゼタピル(imazethapyr); W.アリールアニリド系除草剤、たとえばフラムプロプ(flamprop)およびそのエ ステル類、ベンゾイルプロプ−エチル(benzoylprop-ethyl)、ジフルフェニカン( diflufenican); X.アミノ酸系除草剤、たとえばグルフォシネート(glufosinate)およびそのエ ステル類; Y.有機ヒ素系除草剤、たとえばメタンアルソン酸一ナトリウム(MSMA); Z.除草性アミド誘導体、たとえばナプロパミド(napropamide)、プロピザミド( propyzamide)、カルベタミド(carbetamide)、テブタム(tebutam)、ブロモブチド (bromobutide)、イソキサベン(isoxaben)、ナプロアニリド(naproanilide)およ びナプタラム(naptalam); AA.以下のものを含めた種々の除草剤:エトフメゼート(ethofumesate)、シン メチリン(cinmethylin)、ジフェンゾカット(difenzoquat)およびその塩類、たと えばメチル硫酸塩、クロマゾン(clomazone)、オキサジアゾン(oxadiazon)、ブロ モフェノキシム(bromofenoxim)、バーバン(barban)、トリジファン(tridiphane) 、フルロクロリドン(flurochloridone)、キンクロラク(quincl orac)、ジチオピル(dithiopyr)トリケトン系除草剤およびメファナセット(mefan acet); BB.有用な接触除草剤の例には以下のものが含まれる: ビピリジリウム系除草剤、たとえば有効成分がパラカット(paraquat)である もの、および有効成分がダイカット(diquat)であるもの; *これらの化合物は、安全剤、たとえばジクロルミド(dichlormid)と併用する ことが好ましい。 本発明の組成物を予備混合した形で供給するか、または適用直前にタンク混合 してもよい。 本発明を以下の実施例により説明する。実施例中の部および百分率は別途明記 しない限りすべて重量による。処理率(たとえばg/haで示す)は有効成分の 重量で表示される。 実施例1 この実施例は本発明組成物の除草活性および耐雨性を説明する。 N−ホスホノメチルグリシンのトリメチルスルホニウム塩の水溶液に、商標A L2042で市販されるアルキルポリグリコシドを等重量部含有する予備混合し た補佐剤系、ならびにそれぞれエチレンオキシド含量11および20のエトキシ ル化分枝鎖/直鎖C13〜C15アルコール類の混合物(比率60:40のSYNP ERONIC A11およびSYNPERONIC A20)を添加して、全平 均エチレンオキシド含量約15にした。この実施例および以下の実施例において 、商標SYNPERONICで供給される、本明細書で用いたエトキシル化アル コールはすべて、そのエチレンオキシド含量が添字“A”の後の数字で示される 直鎖C13-15アルコール類であることを留意すべきである。N−ホスホノメチル グリシンのトリメチルスルホニウム塩と補佐剤系の比率は2:1(重量)であり 、濃縮液中のN−ホスホノメチルグリシンのトリメチルスルホニウム塩の含量は 271g/kgであった。この組成物を後記の表1において組成物1と表示する 。 補佐剤系がAL2042、上記のSYNPERONIC A11とSYNPE RONIC A20の混合物、および第四級C16トリメチルアンモニウムクロリ ド(ARQUAD 16−50−ARQUADはアクゾの商標である)を比率1 :1:1で含有する対応する濃縮液を調製した。N−ホスホノメチルグリシンの トリメチルスルホニウム塩と補佐剤系の比率は2:1(重量)であり、濃縮液中 のN−ホスホノメチルグリシンのトリメチルスルホニウム塩の含量は330g/ kgであった。この組成物を後記の表1において組成物2と表示する。 濃縮液(組成物2)中に用いた追加の界面活性剤は−5〜40℃の温度範囲に わたって卓越した物理的安定性を与えることが認められた。 本発明の濃縮液を、補佐剤系がAL2042のみを含有する対応する濃縮液と 比較した。N−ホスホノメチルグリシンのトリメチルスルホニウム塩と補佐剤系 の比率は2:1(重量)であり、濃縮液中のN−ホスホノメチルグリシンのトリ メチルスルホニウム塩の含量は480g/lであった。この組成物を後記の表1 において比較1と表示する。さらに市販のグリホセート除草剤ROUNDUP( ROUNDUPはモンサント社の商標である)との比較を行った。この組成物を 後記の表1において比較2と表示する。 それぞれ必要量の配合物または補佐剤系を、200l/haと等しい噴霧容量 で適用してグリホセート塩500g/haに相当する適用量となるように希釈し た。これを若い鉢植え植物に噴霧した(3レプリケート)。次いで各処理から半 分の植物を、最適生長に適した温暖な温室環境に戻した。残りの植物に、この処 理の適用の1時間後に水を30秒間に4mmの速度で均一に噴霧することにより 、まず模擬降雨処理した。次いで植物を温室に戻した。 処理の29日後に、未処理植物との比較により0〜100%の尺度で活性(植 物に対する損傷)を評価した。ここで0%は損傷なし、100%は完全な枯死で ある。この実施例および以下の実施例において処理した種につき用いた略号を表 2に示す。 実施例2 AL2042、およびSYNPERONIC A7とSYNPERONIC A50の混合物を含有する補佐剤系を用いて、実施例1の操作を繰り返した。S YNPERONIC A7は平均エチレンオキシド含量7、SYNPERONI C A50は平均エチレンオキシド含量50をもつものであり、これら2種類を 54:46の比率で混合した。AL2042とSYNPERONIC混合物の比 率は1:1であった。N−ホスホノメチルグリシンのトリメチルスルホニウム塩 と補佐剤系の比率は2:1(重量)であった。この組成物を後記の表3において 組成物1と表示する。組成物1を、エトキシル化アルコール成分を含有しない対 応する組成物(比較1)と比較した。 これらの組成物を実施例1の場合と同様に適用した。 実施例3 タンク混合組成物を用いて実施例1の操作を繰り返した。したがって組成物1 は、実施例1で述べたN−ホスホノメチルグリシンのトリメチルスルホニウム塩 ならびに補佐剤系(等重量部のAL2042、およびSYNPERONIC A 11とSYNPERONIC A20の混合物を含有する)を含有していた。N −ホスホノメチルグリシンのトリメチルスルホニウム塩と補佐剤系の比率は2: 1(重量)であった。組成物2は、等割合のAL2042、SYNPERONIC A11とA20の混合物、およびARQUAD 16−50を含む補佐剤系を 含有し、補佐剤系とグリホセート塩の割合は同一であった。AL2042のみか らなる補佐剤系を同一割合で含有するグリホセート塩を用いて比較を行った。 すべての組成物を200l/haおよびグリホセート塩500g/haに相当 する率で噴霧した。操作は実施例1の場合と同一であり、ただし処理後23日目 に損傷を評価した。 実施例4 実施例3の操作を同じく繰り返し、ただし実施例1で述べた補佐剤系における AL2042と、SYNPERONIC A11およびA20の混合物との割合 を1:1(組成物1)から4:1(組成物2)まで変化させた。同一比較を用い た。 実施例5 この実施例は降雨のない状態での活性に関する本発明の補佐剤系の相乗効果を 示す。それぞれの場合、補佐剤系を0.25% w/vの濃度でグリホセートの トリメチルスルホニウム塩の溶液に添加した。 評価を行った組成物は以下のものであった:− 組成物1 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩、ならびにAL2042 1部およびSYNPERONIC A11とSYNPERONIC A20の混合物(比率60:40で混合)1部からなる補佐剤系 組成物2 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩、ならびにAL2042 1部およびRENEX 30とSYNPERONIC A20の混合 物(比率60:40)1部からなる補佐剤系 組成物3 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩、ならびにAL2042 7部およびRENEX 30とSYNPERONIC A20の混合 物(比率60:40)3部からなる補佐剤系 比較 1 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩、およびAL2042のみ からなる補佐剤系 比較 2 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩、および組成物1で述べた SYNPERONICエトキシル化アルコール混合物のみからなる補 佐剤系 比較 3 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩、およびRENEX 30 とSYNPERONIC A20の混合物(比率60:40)のみか らなる補佐剤系 SETVIおよびSORHAについてはグリホセート塩125g/ha、CH EALおよびABUTHについてはグリホセート塩250g/haの適用量とな るように、必要量の各配合物または補佐剤系を希釈した。組成物はすべて200 l/haに相当する噴霧容量率で適用された。これを若い鉢植え植物に噴霧した (3レプリケート)。 処理後7日目および14日目にそれぞれ未処理植物との比較により0〜100 %の尺度で活性(植物に対する損傷)を評価した。ここで0%は損傷なし、10 0%は完全な枯死である。 処理後7日目の結果を表6に、処理後14日目の結果を表7に示す。 実施例6 この実施例は本発明における種々のエトキシル化アルコール類の使用につき示 す。結果は、降雨のない状態で全般的に本発明組成物が少なくともエトキシル化 アルコールを含有しない対応する組成物と同様な活性をもち、大部分の場合は実 際にはそれより活性が高いことを示す。それぞれの場合、補佐剤系を0.25% w/vの濃度でグリホセートのトリメチルスルホニウム塩の溶液に添加した。 組成物1 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩、ならびにAL2042 1部およびSYNPERONIC A11とSYNPERONIC A20の混合物(比率60:40で混合)1部からなる補佐剤系 組成物2 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩、ならびにAL2042 1部およびSYNPERONIC A7とSYNPERONIC A 20の混合物(比率7:3で混合)1部からなる補佐剤系 組成物3 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩、ならびにAL2042 1部およびSYNPERONIC A2とSYNPERONIC A 20の混合物(比率12:88で混合)1部からなる補佐剤系 組成物4 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩、ならびにAL2042 1部およびSYNPERONIC A7とSYNPERONIC A 50の混合物(比率54:46で混合)1部からなる補佐剤系 組成物5 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩、ならびにAL2042 1部およびエチレンオキシド含量20の直鎖C9 〜11アルコール1部 からなる補佐剤系 組成物6 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩、ならびにAL2042 1部およびSYNPERONIC A20 1部からなる補佐剤系 組成物7 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩、ならびにAL2042 1部およびエチレンオキシド含量15の直鎖C13アルコール1部から なる補佐剤系 組成物8 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩、ならびにAL2042 1部およびエチレンオキシド含量17の直鎖C16 〜18アルコール1部 からなる補佐剤系 組成物を実施例5の方法で、処理後14日目に評価した。比較配合物(比較1 )は補佐剤系がAL2042のみからなる対応する組成物であった。結果を下記 の表8に示す。表中にそれぞれの種についての適用率を示す。 実施例7 この実施例は保湿剤を本発明組成物に添加した場合に得られるいっそうの活性 改善を示す。それぞれの場合、補佐剤系を0.25% w/vの濃度でグリホセ ートのトリメチルスルホニウム塩の溶液に添加した。 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩ならびに補佐剤系(AL2042、 およびSYNPERONIC A11とSYNPERONIC A20の混合物 (比率60:40)の1:1混合物を含む)を含有する組成物に、指示した割合 の保湿剤を添加した。組成物を実施例5の方法で、処理後7日目に評価した。結 果を下記の表9に示す。 実施例8 以下の本発明組成物の安定性を評価した:− 組成物10 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩 320g/l(塩基準) アルキルポリグリコシド(AL2042−ICI) 80g/l エトキシル化アルコール* 80g/l 水 1lとなる量 *SYNPERONIC A11とSYNPERONIC A20の混合物 (比率60:40で混合) 組成物11 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩 320 g/l(塩基準) アルキルポリグリコシド(AL2042−ICI) 80 g/l エトキシル化アルコール* 80 g/l ETHOQUAD C/12 53.3g/l (ETHOQUAD C/12はアクゾの商標) (有効界面活性剤 40g/l) 水 1lとなる量 *SYNPERONIC A11とSYNPERONIC A20の混合物 (比率60:40で混合) 組成物12 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩 320g/l(塩基準) アルキルポリグリコシド(AL2042−ICI) 200g/l エトキシル化アルコール* 80g/l 水 1lとなる量 *SYNPERONIC A11とSYNPERONIC A20の混合物 (比率60:40で混合) 組成物13 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩 320 g/l(塩基準) アルキルポリグリコシド(AL2042−ICI) 80 g/l エトキシル化アルコール* 80 g/l ARQUAD 16−29 91.9g/l (ARQUAD 16−29はアクゾの商標) (有効界面活性剤 26.6g/l) 水 1lとなる量 *SYNPERONIC A11とSYNPERONIC A20の混合物 (比率60:40で混合) 組成物10(追加の界面活性剤なし)は室温で不均質な溶液であり、2層に分 離した。それは商業用配合物としては不適切である。促進安定性試験において、 組成物11、12および13は室温および−5〜40℃の温度にそれぞれ1週間 にわたって貯蔵した場合、これらの温度で均質であった。組成物13を周囲条件 下で6カ月間貯蔵したが、相分離の兆候を示さなかった。 組成物12は追加の界面活性剤の不在下にもかかわらず依然として均質であっ たが、不都合なほど高い割合のかなり高価なアルキルポリグリコシド界面活性剤 を必要とした。組成物11が製品基準で最も有効であった。 実施例9 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩(360g/l、塩基準);SYN PERONIC A11とSYNPERONIC A20の混合物(比率60: 40)(合計60g/l);アルキルポリグリコシド(AL2042−60g/ l)およびARQUAD 16−50(第四級アンモニウム塩系界面活性剤基準 で60g/l−ARQUAD 16−50はイソプロピルアルコール中の50% 第四級アンモニウム塩系界面活性剤溶液である)を含有する組成物(組成物14 )を用いて、実施例1の操作を繰り返した。 ARQUAD 16−29(エトキシル化第四級アンモニウム塩系界面活性剤 基準で60g/l−ARQUAD 16−29は水中の29%界面活性剤溶液で ある)を用いて、対応する組成物(組成物15)を調製した。 組成物14および15を、グリホセートのトリメチルスルホニウム塩480g /lおよびAL2042 240g/lを含有する組成物(比較)と比較した。 これらの組成物を実施例1の場合と同様に適用し、降雨洗浄のある状態(噴霧 の1時間後)およびない状態での組成物の活性(処理後25日目)を表10に示 す。活性は種々の濃度を用いる一連の実験から算出し、指示した雑草種を90% 抑制するのに要した有効成分の率(グリホセートのトリメチルスルホニウム塩g /ha)(ED90)で提示する。したがって表10のED90が低いほど、そ の組成物の活性は高い。 本発明組成物が比較組成物と比較して降雨のない状態での活性の向上および耐雨 性の向上を共に示すことが分かるであろう。 実施例10 この実施例においては、降雨洗浄のない状態で本発明組成物の活性を標準品と 比較した。 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩とのタンク混合に用いる補佐剤系を 下記のとおり調製した:− それぞれの場合、全補佐剤含量は240g/lであることが分かるであろう。 それぞれの補佐剤系をタンク配合物中にそれぞれ全補佐剤基準において0.1 25、0.25、0.5および1.0%(w/v)で添加し、得られた希釈組成物を 水200l/ha中においてグリホセートのトリメチルスルホニウム塩それぞれ 125、250、500および1000g/haで標的種に噴霧した。処理後1 4日目の活性を実施例9の場合と同様に、標的種を90%抑制するのに要したグ リホセートのトリメチルスルホニウム塩の率(g/l)を算出することにより判定 した。結果をSORHA種について表12に、AGRRE種について表13に示 す。 これらの結果は、好ましい成分割合において、アルキルポリグリコシドおよびエ トキシル化アルコールのほかに第四級アンモニウム系界面活性剤を含む組成物が 著しく増大した活性を示すことを示す。 実施例11 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩とのタンク混合に用いる補佐剤系を 調製し、その成分が下記の率で噴霧される組成物を得た:− 組成物16: グリホセートのトリメチルスルホニウム塩 500g/ha AL2042 83g/ha エトキシル化アルコール* 83g/ha ARQUAD 16−29 83g/ha (有効界面活性剤基準) 組成物17 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩 500g/ha AL2042 125g/ha エトキシル化アルコール* 125g/ha 比較 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩 500g/ha AL2042 250g/ha *SYNPERONIC A11とSYNPERONIC A20の混合物 (比率60:40) 実施例1の方法に従って、処理後25日目に未処理植物との比較により0〜1 00%の尺度で活性(植物に対する損傷)を評価した。ここで0%は損傷なし、 100%は完全な枯死である。結果はすべて3レプリケートの平均であった。降 雨のない状態での活性を、処理の1時間後に降雨洗浄した場合に得たものと比較 した。結果を表14に示す。 実施例12 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩とのタンク混合に用いる補佐剤系を 調製し、その成分が下記の率で噴霧される組成物を得た:− 組成物18 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩 500g/ha AL2042 125g/ha エトキシル化アルコール* 125g/ha 組成物19 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩 500 g/ha AL2042 125 g/ha エトキシル化アルコール* 125 g/ha ARQUAD 16−29 41.5g/ha (有効界面活性剤基準) 組成物20 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩 500 g/ha AL2042 125 g/ha エトキシル化アルコール* 125 g/ha ETHOQUAD C/12 41.5g/ha (有効界面活性剤基準) 比較 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩 500g/ha AL2042 250g/ha *SYNPERONIC A11とSYNPERONIC A20の混合物 (比率60:40) 実施例1の方法に従って、処理後25日目に未処理植物との比較により0〜1 00%の尺度で活性(植物に対する損傷)を評価した。ここで0%は損傷なし、 100%は完全な枯死である。結果はすべて3レプリケートの平均であった。降 雨のない状態での活性を、処理の3時間後に降雨洗浄した場合に得たものと比較 した。結果を表15に示す。 実施例13 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩とのタンク混合に用いる補佐剤系を 調製し、その成分が下記の率で噴霧される組成物を得た:− 組成物21 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩 500 g/ha AL2042 83.3g/ha エトキシル化アルコール* 83.3g/ha ARQUAD 16−29 83.3g/ha (有効界面活性剤基準) 組成物22 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩 500 g/ha AL2042 83.3g/ha エトキシル化アルコール* 83.3g/ha ETHOQUAD C/12 83.3g/ha (有効界面活性剤基準) 比較1 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩 500 g/ha AL2042 166.7g/ha ARQUAD 16−29 83.3g/ha (有効界面活性剤基準) 比較2 グリホセートのトリメチルスルホニウム塩 500g/ha AL2042 250g/ha *SYNPERONIC A11とSYNPERONIC A20の混合物 (比率60:40) 実施例1の方法に従って、処理後25日目に未処理植物との比較により0〜1 00%の尺度で活性(植物に対する損傷)を評価した。ここで0%は損傷なし、 100%は完全な枯死である。結果はすべて3レプリケートの平均である。降雨 のない状態での活性を、処理の3時間後に降雨洗浄した場合に得たものと比較し た。結果を表16に示す。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年4月22日 【補正内容】 除草用組成物 本発明は除草用組成物、特にグリホセート(glyphosate)組成物に 関する。 本明細書において“グリホセート組成物”という用語は、有効成分としてN− ホスホノメチルグリシンまたは除草剤として許容できるその塩を含む除草用組成 物を表すために用いられる。 除草活性をもつグリホセート組成物は周知であり、トリメチルスルホニウム塩 、イソプロピルアミン塩およびその他の塩類の形で市販されている。それらの組 成物は一般に目的外の植物に、たとえば湿潤剤(wetter)または他の界面 活性剤、凍結防止剤、色素、分散剤、流動剤(rheological age nt)、消泡剤および保湿剤を含めた多様な補佐剤を含有する水性配合物の形で 適用される。グリホセート組成物の活性は添加剤を慎重に選択することによりか なり改良できる。文献には、多様な特性を示す、多様な目的のために設計された 種々のグリホセート配合物が何百例も含まれている。 例えばEP0531269には、グリホセートまたは農業用として許容できる その塩と、対称的に置換された三重結合および隣接ヒドロキシル基または隣接ポ リマーオキサアルキル化単位を構造上の特徴とするアセチレン系ジオール界面活 性剤と、さらに所望により第2の界面活性剤とを含む除草用組成物が開示されて いる。 EP0526443には、グリホセート除草剤、および活性増強アルキルポリ グリコシドおよびフォーム調節アセチレン系ジオールを含む組成物が開示されて いる。 グリホセート組成物は、それらを適用した目的外雑草を枯死させるのに極めて 有効である。しかし植物の葉の表面によるグリホセート組成物の取込みは比較的 緩慢である。その結果、組成物の適用後すぐに(たとえば適用後6時間以内に) 雨が降った場合には、組成物は葉の表面から洗い流され、除草効力が低下し、ま たは失われる可能性すらある。これはたとえば、激しいにわか雨の発生を予測す るのが困難な熱帯地方では特に問題である。改良された耐雨性を与えると主張さ れるグリホセート組成物が製造されたが、その原理はほとんど分かっておらず、 関与する物理的パラメーターは著しく複雑であり、種毎に変動する可能性がある 。それはたとえば大部分の種については耐雨性を一般に改良する組成物を得るの に適しているかもしれないが、特定の個々の種に対しては効果が比較的少ない。 研究された1方法は、雨に対する感受性を最小限にするという見地で、葉の表面 内へのグリオセート組成物の取込み速度を改良することを追求するものである。 しかしこのような改良された取込みは、局部的な組織損傷および転流(tran slocation)の低下という犠牲のもとで初めて達成されることが多い。 耐雨性の改良が、雨が降らない状態で除草活性の著しい低下と関連しないことが 重要であることは明らかである。したがって雨が降らない状態での良好な活性と 有効な耐雨性とを兼ね備えたグリホセート組成物を提供することが望まれている 。 本発明は、改良された耐雨性をもつ除草活性組成物を提供することを目的とす る。これは、本発明の組成物はたとえば組成物の適用後1〜6時間以内の降雨に より生じる除草効果の全体的全損失を一般的に低下させることを意味する。また 本発明の組成物は既知のグリホセート組成物と比較して高い活性を示し、既知の 組成物と比較した利点はこれらの効果のいずれか一方または両方に見られる。 本発明によれば、(i)N−ホスホノメチルグリシンまたは農業用として許容 できるその塩、(ii)アルキルポリグリコシド系界面活性剤、および(iii )エトキシル化アルコール(ここでエトキシル化アルコールは、8から20個の 炭素原子の鎖長を有する直鎖または分枝鎖の脂肪族モノアルコールのエトキシル 化によって得られ、アルコール1モル当たりエチレンオキシド2から50モルの 平均エトキシル化度を有している)を含むグリホセート組成物が提供される。 本発明に用いるためのアルキルポリグリコシドは、アルカノール類とグルコー スまたは他の単糖類、二糖類もしくは多糖類との反応により得ることができる。 本明細書において用いる用語“アルキルポリグリコシド”にはアルキルモノグリ コシドも含まれる。本発明に用いるのに好ましいアルキルポリグリコシド類は、 グルコースと直鎖もしくは分枝鎖アルカノールまたはアルカノール類の混合物、 たとえば7〜18個、好ましくは7〜16個、たとえば8〜10個の炭素原子を 含むアルカノール類の混合物との反応により得られるアルキルポリグリコシド類 である。分子中のアルキル基当たりのグリコース基の数は多様であってよく、ア ルキルモノ−もしくはジ−もしくはポリグルコースまたは糖類誘導体が可能であ る。市販のアルキルポリグリコシド類は、アルキル基当たりのグリコース基の平 均数(重合度)が1〜4、たとえば約1〜2である誘導体の混合物を通常は含有 する。多数の好適なアルキルポリグリコシド類が市販されており、これにはたと えばAL2042(ICI);AGRIMUL 2069(ヘンケル)およびA TPLUS 258(ICI)が含まれる。使用できる糖類系界面活性剤には、 単糖類、二糖類または多糖類の誘導体が含まれ、これにはたとえば単糖類、二糖 類または多糖類の脂肪酸エステルが含まれる。そのような界面活性剤は、たとえ ば商標CRODESTA(クロダ)の下で市販されている。 エトキシル化アルコールは好ましくは、直鎖または分枝鎖の脂肪族モノアルコ ールまたは炭素原子10〜18個の平均鎖長をもつそのようなアルコールの混合 物をエトキシル化することにより得られる。本発明に用いるエトキシル化アルコ ールの例は、炭素原子13個を含むアルコールと炭素原子15個を含むアルコー ルの混合物から誘導されたものである。C13アルコールとC15アルコールの 比率は一般に30:70〜70:30であり、混合物は一般に直鎖および分枝鎖 のアルコールの両方、たとえば約50重量%の直鎖アルコールを含有する。エト キシル化芳香族アルコールの例はノニルフェノールエトキシレートである。 平均エトキシル化度(平均エチレンオキシド含量、モル比)は、好ましくはア ルコール1モル当たりエチレンオキシド10〜20モルである。最も有効なエト キシル化度は、処置される雑草種に応じてある程度異なるであろう。したがって 特定の標的雑草に最も有効な平均エトキシル化度を選択するか、または広範な種 にわたって有効な平均エトキシル化度を追求することができる。本発明者らは、 一般に平均エトキシル化度がアルコール1モル当たり11〜18モルのエチレン オキシドである場合に、広範な種にわたって有効な処置が得られることを見出し た。ある場合においては、平均値付近の幅広いエチレンオキシド含量分布をもつ 組成物を用いることによって広範な種に対する応答を得るのが有利であろう。適 切な平均エチレンオキシド含量は、所望により、種々のエチレンオキシド含量を もつ市販のエトキシル化アルコール2種類以上を適切な比率で混合することによ り得ることができる。これは、目的とする平均エチレンオキシド含量を厳密に達 成でき、かつ幅広いエチレンオキシド含量分布が存在するのを保証するという二 重の利点をもつ。たとえばアルコール1モル当たり約15モルのエチレンオキシ ドという平均エチレンオキシド含量は、エチレンオキシド含量11である市販の エトキシル化アルコールSYNPERONIC A11(SYNPERONIC はインペリアル・ケミカル・インダストリーズ社の商標である)とSYNPER ONIC A20(平均エチレンオキシド含量20)を3:2の比率で混合する ことにより達成できる。 多数の適切なエトキシル化アルコールが市販されており、これにはたとえば以 下のものが含まれる:SYNPERONIC A系列:幅広いエチレンオキシド 含量をもち(“A”の後の数値で示される)、約50重量%の直鎖アルコールを 含有し、残部は主として1分枝鎖のものであるC13〜C15アルコールを基礎とす る;CIRRASOL ALN−WF(平均エチレンオキシド含量17のC16〜 C18直鎖アルコール混合物);BRIJ 96および98:不飽和C18直鎖アル コールを基礎とし、それぞれ平均エチレンオキシド含量10および20をもつ; ならびにRENEX 30:平均エチレンオキシド含量12の分枝鎖C13アルコ ールを基礎とする。 N−ホスホノメチルグリシンまたは農業用として許容できるその塩はトリメチ ルスルホニウム塩、イソプロピルアミン塩、ナトリウム塩またはアンモニウム塩 が好都合であるが、本発明の組成物に含有させるためには、N−ホスホノメチル グリシン自体または農業用として許容できるそのいかなる塩も使用できる。N− ホスホノメチルグリシンの水溶性塩を用いるのが好ましい。 本発明の組成物はそのまま使用できるものとして販売される希釈された水性除 草用組成物であってもよく、または使用前に希釈される水性除草用濃縮液として 配合されてもよい。あるいは組成物の各成分を適用直前に互いに混和し、希釈し てもよい。 したがって本発明の1態様においては、商業用として十分に貯蔵安定性であり 、使用前に通常は水で希釈される水性除草用濃縮液が提供される。“除草用濃縮 液”という用語は比較的少量の水の添加を必要とする比較的希薄なものから、高 いグリホセート含量をもち、したがって取扱いおよび輸送に有利な、より濃厚な 組成物まで、幅広い組成物を包含する。多くの補佐剤は互いに、または濃縮組成 物中の有効成分と非親和性であるので、耐雨性濃縮グリホセート組成物の選択は 、解決しなければならない問題を追加する。“濃縮”グリホセート組成物という 用語は、グリホセート酸を基準として210g/l以上(より大きい)、たとえ ば220g/l以上(より大きい)の濃度をもつ組成物を意味する。たとえばグ リホセートのトリメチルスルホニウム塩の場合、これはこの塩を基準として30 4g/l以上(より大きい)、より具体的には約319g/l以上(より大きい )の濃度に等しい。 本発明の他の態様においては、アルキルポリグリコシドおよびエトキシル化ア ルコールを、所望により他の補佐剤、たとえば無機塩または1種類またはそれ以 上の後記界面活性剤と互いに配合して、グリホセート組成物とのタンク混合に好 適な補佐剤組成物を調製する。この補佐剤組成物を使用前に、たとえば市販のグ リホセート組成物とタンク混合する。グリホセート組成物は本質的にグリホセー トのみを含有する水性配合物であってもよく、またはそれ自体が好適な補佐剤を 含有してもよい。 したがって本発明のさらに別の態様によれば、N−ホスホノメチルグリシンま たは農業用として許容できるその塩と混合して本発明組成物を調製するのに適し た補佐剤組成物であって、(i)アルキルポリグリコシド系界面活性剤および( ii)エトキシル化アルコール(ここでエトキシル化アルコールは、8から20 個の炭素原子の鎖長を有する直鎖または分枝鎖の脂肪族モノアルコールのエトキ シル化によって得られ、アルコール1モル当たりエチレンオキシド2から50モ ルの平均エトキシル化度を有している)、および所望により(iii)追加の界 面活性剤を含む補佐剤組成物が提供される。 除草用組成物中または補佐剤組成物中に存在するアルキルポリグリコシドの割 合は、好ましくはエトキシル化アルコール5重量部当たりアルキルポリグリコシ ド1重量部からエトキシル化アルコール1重量部当たりアルキルポリグリコシド 8重量部まで、最も好ましくはエトキシル化アルコール1重量部当たりアルキル ポリグリコシド0.5重量部からエトキシル化アルコール1重量部当たりアルキ ルポリグリコシド8重量部まで、たとえばエトキシル化アルコール1重量部当た りアルキルポリグリコシド1重量部からエトキシル化アルコール1重量部当たり アルキルポリグリコシド8重量部までである。特に好ましい組成物は、ほぼ等重 量割合のアルキルポリグリコシドおよびエトキシル化アルコールを含有する。 本発明組成物が比較的高い割合のエトキシル化アルコールを含有する場合、特 に組成物を水性濃縮液の形で用いる際には、安定性を高めるために追加の界面活 性剤を添加することが望ましいであろう。広範な好適な追加の界面活性剤が当業 者に自明であり、安定性を高めることが認められたものにはアミン、アンモニウ ムまたはアミンオキシド基を含むカチオンまたは非イオン界面活性剤、たとえば 第四級テトラアルキルアンモニウム塩系界面活性剤、たとえばヘキサデシルトリ メチルアンモニウムクロリド;および所望によりエトキシル化された第1級、第 2級または第4級の長鎖アルキルアミン類、たとえばエトキシル化されている場 合にはそれぞれ平均エチレンオキシド含量2〜20をもつココアミン(coco −amine)または水素化牛脂アミンが含まれる。ある場合には、追加の界面 活性剤は組成物の活性を高める可能性すらある。たとえば特に好ましい追加の界 面活性剤は、10〜20個の炭素原子を含む少なくとも1つの長鎖置換基をもち 、平均エチレンオキシド含量0〜5の所望によりエトキシル化された第四級アン モニウム塩である。好適な追加の界面活性剤の例には、ヘキサデシルトリメチル アンモニウムクロリド、トリメチル牛脂アンモニウムクロリド、トリメチルココ アンモニウムクロリドおよびN−メチルココアンモニウムクロリド(平均エチレ ンオキシド含量2をもつ)が含まれる。約1〜5、たとえば約2の平均エチレン オキシド含量の存在は配合物に高い低温安定性を付与することが見出された。 したがって本発明のさらに別の態様によれば、N−ホスホノメチルグリシンま たは農業用として許容できるその塩と混合するのに適した補佐剤組成物であって 、(i)アルキルポリグリコシド系界面活性剤、(ii)エトキシル化アルコー ル (ここでエトキシル化アルコールは、8から20個の炭素原子の鎖長を有する直 鎖または分枝鎖の脂肪族モノアルコールのエトキシル化によって得られ、アルコ ール1モル当たりエチレンオキシド2から50モルの平均エトキシル化度を有し ている)、および(iii)10〜20個の炭素原子を含む少なくとも1つの長 鎖置換基をもち、平均エチレンオキシド含量0〜5の所望によりエトキシル化さ れた第四級アンモニウム塩を含む補佐剤組成物が提供される。 追加の界面活性剤の割合は、好ましくはエトキシル化アルコール1重量部当た り0〜2重量部、より好ましくはエトキシル化アルコール1重量部当たり約1重 量部である。たとえば特に好ましい組成物は、実質的に等しい重量割合のアルキ ルポリグリコシド、エトキシル化アルコールおよび追加の界面活性剤を含む全補 佐剤系を含む。 グリホセート、アルキルポリグリコシド、エトキシル化アルコールおよび好ま しい追加の界面活性剤を含む組成物は、皮膚および目に対して低い刺激性をもつ にすぎないものとして分類されることが認められ、これはさらに別の商業的利点 をもたらす。 濃縮組成物中の全補佐剤系(アルキルポリグリコシド、エトキシル化アルコー ル、および使用される任意の追加の界面活性剤)とグリホセート塩の重量割合は 、好ましくは3:1〜1:3、特に1:1〜1:3である。約1:2の比率が特 に好ましい。タンク配合物またはそのまま使用できる組成物の場合は、所望によ り、これより高い割合の補佐剤系を使用できる。 本発明者らは、本発明組成物の活性が保湿剤の添加によって一般に高められる ことがあることを見出した。 したがって本発明のさらに別の態様によれば、(i)N−ホスホノメチルグリ シンまたは農業用として許容できるその塩、(ii)アルキルポリグリコシド系 界面活性剤(ここでエトキシル化アルコールは、8から20個の炭素原子の鎖長 を有する直鎖または分枝鎖の脂肪族モノアルコールのエトキシル化によって得ら れ、アルコール1モル当たりエチレンオキシド2から50モルの平均エトキシル 化度を有している)、(iii)エトキシル化直鎖または分枝鎖アルコールおよ び(iv)保湿剤を含むグリホセート組成物が提供される。 好適な保湿剤には、グリセロール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、 エチレングリコール、プロピレングリコール、および乳酸塩、たとえば乳酸ナト リウムまたは乳酸アンモニウムが含まれる。本発明組成物のためにはグリセロー ル、ポリエチレングリコール、ソルビトールおよび乳酸ナトリウムが活性を高め るのに特に有効であることが認められた。ポリエチレングリコールを保湿剤とし て用いる場合、その分子量は好ましくは100〜1200、より具体的には20 0〜1000である。一定の分子量のポリエチレングリコールにより与えられる 活性増大は、ある程度は標的雑草種に依存するが、一般には低分子量ポリエチレ ングリコール、たとえば分子量約200のポリエチレングリコールが好ましい。 保湿剤は最も好ましくはタンク配合組成物またはそのまま使用できる組成物中 で用いられる。その割合は、好ましくは保湿剤1部当たりグリホセート塩1部か ら保湿剤20部当たりグリホセート塩1部までである。 本発明の組成物はさらに無機アンモニウム塩、たとえば硫酸アンモニウムを活 性増強補佐剤として含有してもよい。硫酸アンモニウム(使用する場合)の割合 は、好ましくはグリホセート塩1部当たり無機アンモニウム塩1部からグリホセ ート塩1部当たり無機アンモニウム塩10部までである。アンモニウム塩は、タ ンク配合組成物またはそのまま使用できる組成物中に用いるのが最も好都合であ る。 本発明の組成物は単子葉植物種および双子葉植物種を含めた広範な雑草種に対 して有効である。本発明の組成物は目的外の植物に直接に適用するのが好適であ る(発芽後適用、post−emergence application)。 配合物が商業的成功を達成したいならば、効果的に抑制すべき特に重要な種はE lymus repensおよびSorghum halepenseである。 本発明者らは、本発明の組成物がこれらの種に対して特に有効であることを見出 した。 請求の範囲 1.(i)N−ホスホノメチルグリシンまたは農業用として許容できるその塩、 (ii)アルキルポリグリコシド系界面活性剤、および(iii)エトキシル化アルコー ル(ここでエトキシル化アルコールは、8から20個の炭素原子の鎖長を有する 直鎖または分枝鎖の脂肪族モノアルコールのエトキシル化によって得られ、アル コール1モル当たりエチレンオキシド2から50モルの平均エトキシル化度を有 している)を含むグリホセート組成物。 2.アルキルポリグリコシドが、グルコースと、平均7〜18個の炭素原子お よびアルキル基当たりのグリコース基の平均数1〜4を有する直鎖もしくは分枝 鎖アルカノールまたはアルカノール混合物との反応により得られる、請求項1に 記載の組成物。 3.エトキシル化アルコールが、炭素原子10〜18個の鎖長をもつ直鎖もし くは分枝鎖脂肪族モノアルコールをエトキシル化することにより得られ、アルコ ール1モル当たりエチレンオキシド11〜18モルの平均エトキシル化度を有す る、請求項1または2に記載の組成物。 4.アルキルポリグリコシドの割合が、エトキシル化アルコール5重量部当た りアルキルポリグリコシド1重量部からエトキシル化アルコール1重量部当たり アルキルポリグリコシド8重量部までである、請求項1〜3のいずれか1項に記 載の組成物。 5.アルキルポリグリコシドの割合が、エトキシル化アルコール1重量部当た りアルキルポリグリコシド0.5重量部からエトキシル化アルコール1重量部当 たりアルキルポリグリコシド8重量部までである、請求項4に記載の組成物。 6.アミン、アンモニウムまたはアミンオキシド基を含むカチオンまたは非イ オン界面活性剤である追加の界面活性剤を含有する、請求項1〜5のいずれか1 項に記載の組成物。 7.追加の界面活性剤が、10〜20個の炭素原子を含む長鎖置換基少なくと も1個、および平均エチレンオキシド含量0〜5を有する所望によりエトキシル 化された第四級アンモニウム塩である、請求項6に記載の組成物。 8.追加の界面活性剤の割合が、エトキシル化アルコール1重量部当たり0〜 2重量部である、請求項6または7に記載の組成物。 9.全補佐剤系が実質的に等重量割合のアルキルポリグリコシド、エトキシル 化アルコールおよび追加の界面活性剤を含む、請求項6〜8のいずれか1項に記 載の組成物。 10.N−ホスホノメチルグリシンの水溶性塩を使用し、N−ホスホノメチル グリシン塩の濃度がグリホセート酸を基準として210g/l以上である、除草 用濃縮液である請求項6〜9のいずれか1項に記載の組成物。 11.全補佐剤系、すなわちアルキルポリグリコシド、エトキシル化アルコー ル、および使用する場合には追加の界面活性剤と、N−ホスホノメチルグリシン または農業用として許容できるその塩との重量割合が3:1〜1:3である、請 求項1〜10のいずれか1項に記載の組成物。 12.さらに保湿剤を含有する、請求項1〜11のいずれか1項に記載の組成 物。 13.目的外の植物に著しい損傷を与え、またはそれらを枯死させる方法、よ り詳細には増強した活性または増強した耐雨性を付与する方法であって、それら の植物に除草剤として有効な量の請求項1〜12のいずれか1項に記載の組成物 を適用することを含む方法。 14.N−ホスホノメチルグリシンまたは農業用として許容できるその塩と混 合して請求項1に記載の組成物を調製するのに適した補佐剤組成物であって、(i )アルキルポリグリコシド系界面活性剤および(ii)エトキシル化アルコール(こ こでエトキシル化アルコールは、8から20個の炭素原子の鎖長を有する直鎖ま たは分枝鎖の脂肪族モノアルコールのエトキシル化によって得られ、アルコール 1モル当たりエチレンオキシド2から50モルの平均エトキシル化度を有してい る)および所望により(iii)追加の界面活性剤を含む補佐剤組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ, VN (72)発明者 オズボーン,マーティン・キース イギリス国バークシャー,ウォウキンガム アールジー40 3エルディー,パイン・ ドライブ,スパーズホルト(番地なし) (72)発明者 ビーン,マイケル・ジョン イギリス国バークシャー,ブラックネル アールジー12 0ブイイー,クラウン・ウ ッド,オールドステッド 51

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(i)N−ホスホノメチルグリシンまたは農業用として許容できるその塩、 (ii)アルキルポリグリコシド系界面活性剤、および(iii)エトキシル化アルコー ルを含むグリホセート組成物。 2.アルキルポリグリコシドが、グルコースと、平均7〜18個の炭素原子お よびアルキル基当たりのグリコース基の平均数1〜4を有する直鎖もしくは分枝 鎖アルカノールまたはアルカノール混合物との反応により得られる、請求項1に 記載の組成物。 3.エトキシル化アルコールが、炭素原子8〜20個の鎖長をもつ直鎖もしく は分枝鎖脂肪族モノアルコールをエトキシル化することにより得られ、アルコー ル1モル当たりエチレンオキシド2〜50モルの平均エトキシル化度を有する、 請求項1または2に記載の組成物。 4.エトキシル化アルコールが、炭素原子10〜18個の鎖長をもつ直鎖もし くは分枝鎖脂肪族モノアルコールをエトキシル化することにより得られ、アルコ ール1モル当たりエチレンオキシド11〜18モルの平均エトキシル化度を有す る、請求項3に記載の組成物。 5.アルキルポリグリコシドの割合が、エトキシル化アルコール5重量部当た りアルキルポリグリコシド1重量部からエトキシル化アルコール1重量部当たり アルキルポリグリコシド8重量部までである、請求項1〜4のいずれか1項に記 載の組成物。 6.アルキルポリグリコシドの割合が、エトキシル化アルコール1重量部当た りアルキルポリグリコシド0.5重量部からエトキシル化アルコール1重量部当 たりアルキルポリグリコシド8重量部までである、請求項5に記載の組成物。 7.アミン、アンモニウムまたはアミンオキシド基を含むカチオンまたは非イ オン界面活性剤である追加の界面活性剤を含有する、請求項1〜6のいずれか1 項に記載の組成物。 8.追加の界面活性剤が、10〜20個の炭素原子を含む長鎖置換基少なくと も1個、および平均エチレンオキシド含量0〜5を有する所望によりエトキシル 化された第四級アンモニウム塩である、請求項7に記載の組成物。 9.追加の界面活性剤の割合が、エトキシル化アルコール1重量部当たり0〜 2重量部である、請求項7または8に記載の組成物。 10.全補佐剤系が実質的に等重量割合のアルキルポリグリコシド、エトキシ ル化アルコールおよび追加の界面活性剤を含む、請求項7〜9のいずれか1項に 記載の組成物。 11.N−ホスホノメチルグリシンの水溶性塩を使用し、N−ホスホノメチル グリシン塩の濃度がグリホセート酸を基準として210g/l以上である、除草 用濃縮液である請求項7〜10のいずれか1項に記載の組成物。 12.全補佐剤系、すなわちアルキルポリグリコシド、エトキシル化アルコー ル、および使用する場合には追加の界面活性剤と、N−ホスホノメチルグリシン または農業用として許容できるその塩との重量割合が3:1〜1:3である、請 求項1〜11のいずれか1項に記載の組成物。 13.さらに保湿剤を含有する、請求項1〜12のいずれか1項に記載の組成 物。 14.目的外の植物に著しい損傷を与え、またはそれらを枯死させる方法、よ り詳細には増強した活性または増強した耐雨性を付与する方法であって、それら の植物に除草剤として有効な量の請求項1〜13のいずれか1項に記載の組成物 を適用することを含む方法。 15.N−ホスホノメチルグリシンまたは農業用として許容できるその塩と混 合して請求項1に記載の組成物を調製するのに適した補佐剤組成物であって、(i )アルキルポリグリコシド系界面活性剤および(ii)エトキシル化アルコールおよ び所望により(iii)追加の界面活性剤を含む補佐剤組成物。
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