JP4416938B2 - 農薬製剤 - Google Patents
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Description
本発明は農薬製剤に関し、特に高濃度の農薬電解質を含有する水性製剤に関する。
【0002】
農薬は、一般的に、最適な生物学的活性を提供するために補助剤又は特定の組合せの補助剤と共に使用される。補助剤の選択に関する出版物は多く、個々の農薬及び農薬の種類について、特別な効果を達成するための、補助剤の具体的組合せが設計されている。商習慣上、製剤中の活性農薬濃度が可能な限り高く、所望の補助剤が、別個にタンク混合されるのではなく、製剤に“ビルトイン”されている製剤を使用することにより、輸送及び貯蔵費を最小限に抑えるのが望ましいことが多い。適切な補助剤の選択は、製剤に、必要な生物学的効果を発揮させるだけでなく、“ビルトイン”製剤における安定性も提供する。しかしながら、活性農薬及びその随伴補助剤の濃度が高くなるほど、製剤の安定性が妨害され、1種類以上の成分が、例えば別々の相として分離する可能性が大きくなる。一般に、農薬からの別々の相分離は、特に製剤が大容器で販売されている場合には、非常に望ましくない。このような状況下では、希釈及び噴霧に当たって、製剤を再均質化して成分の均一な分布を達成するのは事実上不可能である。さらに、製剤は、寒暖両方の気候下での長期間の保存に関し、安定でなければならない。これらの要因はいずれも製剤業者に難問を突き付けている。
【0003】
汎用されており且つ効果の高い補助剤の一つの種類は、非イオン性又はカチオン性物質のアルコキシル化によって得られるものである。例えば、WyrrilとBurnside(Weed Science 1997 Vol25 275−287)は、エトキシル化アルコール、エステル及びアミンを使用してグリホサートの生物学的性能を改良できることを示した。アルコキシレート型の界面活性剤はいずれも、ある電解質濃度及び温度で相分離を受けるため、特別の問題は、アルコキシル化補助剤を農薬電解質と組み合わせるときに発生し得る。この問題の一つの解決法は、アルコキシレートの曇り点を上げる、すなわち相分離が発生する電解質濃度又は温度を高くする共界面活性剤(co-surfactant)、可溶化剤又はヒドロトロープを加えることである。この分野では、例えばカチオン性界面活性剤をアルコールエトキシレートに添加することにより、一定の成果を達成でき、アルコールエトキシレートは、そうしない場合より高い電解質濃度で製剤化が可能となる。しかしながら、この手法は、場合によっては成果が限られる。例えば、高濃度の農薬電解質及びアルコキシレートが要求される場合、又は製剤が広範な温度範囲にわたって安定であることを要求される場合である。ある農薬電解質濃度を超えると、すべての実用温度で不安定な製剤が生成することになる。
【0004】
我々は、今回、通常であれば補助剤が容認できない相分離を受けるような電解質濃度の中に、アルコキシル化補助剤を調合することを可能にする製剤成分(formulants)の特定の組合せを提供することが可能であることを見出した。
【0005】
そこで本発明に従って、
a)農薬電解質と、
b)アルコキシル化補助剤と、
c)アルキルグリコシドと、
d)アルキルグリコシドと相互作用し構造化水性システムを形成する共界面活性剤と、
を含む水性農薬濃縮物製剤を提供する。
【0006】
本発明の範囲は、製剤成分の機能に関するいずれか一つの特定理論によって制限されるものではないが、成分(特にアルキルグリコシドと共界面活性剤)が相互作用して構造化水性システムを提供すると考えられる。従って、たとえ臨界濃度を超過して、一つ以上の成分(通常アルコキシル化補助剤)が単相水性システム中に保持され得なくなっても、第二の相が構造化水性システム内で支持される安定な分散(通常液相分散)を形成する。従って、単相システムを維持するために“可溶化”成分をさらに添加することによって分離の問題を克服しようとしてきた従来技術のシステムとは異なり、本発明の製剤は、単相システムとして維持されることが必須ではない。本発明は、第二の分散相の存在下においても構造化水性システムを提供する結果、実質的に均一な分散が製剤中の全成分に関して均一な濃度をもたらすと考えられる。
【0007】
アルキルグリコシドと相互作用して構造化水性システムを形成する共界面活性剤の例として、比較的小さな親水基と組合わさった疎水基を有する化合物が挙げられる。例えば:
i)直鎖もしくは分枝鎖の脂肪族又は芳香族アルコール、又は
ii)製剤中に成分(b)として存在するアルコキシル化補助剤のアルコキシル化度より低いアルコキシル化度を有するアルコール又はエステル又はアルキルフェノールアルコキシレート、又は
iii)グリセリルアルキル又はアルケニルエステル、又は
iv)ソルビタンアルキル又はアルケニルエステルである。
【0008】
本明細書中で使用しているアルキルという用語は、直鎖又は分枝鎖アルキル基を含み、アルキルアルコールという用語は、線状又は分枝の第一級、第二級又は第三級アルコールを含む。線状又は分枝の第一級又は第二級アルキルアルコールが一般に好ましい。本明細書中で使用しているアルケニルという用語は、線状又は分枝のアルケニル基を含み、アルケニルアルコールという用語は、線状又は分枝の第一級、第二級又は第三級アルコールを含む。線状又は分枝の第一級又は第二級アルケニルアルコールが一般に好ましい。
【0009】
直鎖又は分枝鎖アルコール(i)は、好ましくは、5〜20個の炭素原子を含む第一級又は第二級の線状又は分枝アルキル又はアルケニルアルコールであるか、又は5〜20個のアルキル線状又は分枝炭素原子を含むアルキル又はアルケニル置換芳香族アルコール、例えば5〜20個のアルキル炭素原子を含むアルキルフェノールである。更に好ましくは、アルコールは、5〜12個の炭素原子を含むアルキルアルコールであるか、又は約18個の炭素原子を含むアルケニルアルコールである。適切なアルコールの具体例として、ペンタノール、ヘキサノール、オクタノール、オクタン−2−オール、デカノール及びそれらの分枝鎖等価物又は分枝鎖等価物の混合物、及びオレイルアルコールが挙げられる。分枝鎖アルコールの具体例として、2−エチル−1−ヘキサノールが挙げられる。水性相の構造化は単なる粘度効果以上であると考えられるが、我々は、製剤の粘度はアルコールの選択に依存することを見出した。一般に、過度に強粘性の製剤は、粘性製剤の取扱いが困難になり得るので、商業的には望ましくない。我々は、特に、2−エチルヘキサノールのような分枝アルコールが、水性相の構造化を通して効果的な分散を提供しつつ、一方では低い大気温度でも比較的低粘度の製剤を提供することを見出した。
【0010】
製剤中に成分(b)として存在するアルコキシル化補助剤のアルコキシル化度より低いアルコキシル化度を有するアルコール、エステル又はアルキルフェノールアルコキシレート(共界面活性剤(ii))は、好ましくは1〜5のアルコキシド含有量、更に好ましくは1〜3個のC2−C4アルコキシ基を有する。共界面活性剤(ii)は、好ましくは、それぞれ1〜3個のエトキシ基を含有するアルコキシル化C8−C22アルコール、アルコキシル化C8−C22アルキルフェノール又はアルコキシル化C8−C22カルボン酸である。適切な例は、ラウリルアルコールをベースにし、平均のエチレンオキシド含有量が2のSYNPERONIC L2である。アルキルフェノールアルコキシレートの適切な例は、平均のエトキシル化度が3のエトキシル化オクチルフェノールであるSYNPERONIC OP3である。
【0011】
本明細書中で(一般的に、及び特にアルコキシル化補助剤(b)とアルコール又はエステル又はアルキルフェノールアルコキシレート(ii)に関して)使用している“アルコキシル化”という用語は、アルコキシ鎖が水酸基で終わる化合物及びアルコキシ鎖がメチル基のようなアルキル基で終わる化合物の両方を含む。好適なアルコキシル基はエトキシ又はプロポキシで、アルコキシ基の混合物、例えばエトキシ基とプロポキシ基の混合物が、所望であれば、同じアルコキシル化分子中に存在してもよい。
【0012】
グリセリルアルキル又はアルケニルエステル(共界面活性剤(iii))は、好ましくはC8−C22カルボン酸とグリセロールのモノエステルである。適切な例はグリセリルモノラウレートのCITHROL GMLである。
【0013】
ソルビタンアルキル又はアルケニルエステルは、好ましくはエステル基中に8〜22個の炭素原子を含み、特に適切なソルビタンエステルは、SPAN 20の商品名で入手できるようなソルビタンモノラウレートである。
【0014】
農薬電解質は、活性農薬、又は農薬製剤に加えられる硫酸アンモニウム又は任意のその他のイオン種のような農薬エンハンサーであり得る。農薬電解質である適切な活性農薬は、トリメチルスルホニウム塩、イソプロピルアミン塩、ナトリウム塩、又はアンモニウム塩のような水溶性塩の形態で通常使用されるグリホサート(N−ホスホノメチルグリシン)、通常水溶性ナトリウム塩の形態で使用されるホメサフェン、通常水溶性アンモニウム塩の形態で使用されるグルホシナート、パラコートジクロリド及び通常水溶性ナトリウム塩の形態で使用されるベンタゾンである。それ自体電解質である農薬エンハンサー又はその他の添加剤の使用は、組成物のイオン強度を尚一層高めることができ、よって潜在的安定性の問題を増大する。従って、例えばグリホサート塩は、通常活性エンハンサーとして硫酸アンモニウムと共に製剤化又はタンク混合され、一方硫酸マグネシウムは、例えばEP0467529に開示されているように浄化剤(purgative)としてパラコートに添加できる。
【0015】
アルコキシル化補助剤(b)は、1個以上のC1−C4アルコキシ基、例えば1個以上のプロポキシ基又はエトキシ基又はそれらの混合物を含む。アルコキシル化補助剤(b)は、以下に記載のようなブロックコポリマーである場合を除いて、好ましくは6〜50個のアルコキシ基、例えば7〜20個のアルコキシ基を含む。
【0016】
適切なアルコキシル化非イオン性補助剤は、好ましくは平均8〜22個の炭素原子を(線状又は分枝)アルキル部分に含有するエトキシル化第一級又は第二級線状又は分枝アルコール、好ましくは平均8〜22個の炭素原子を(線状又は分枝)アルキル部分に含有するエトキシル化カルボン酸、(線状又は分枝)アルキル基が好ましくは平均5〜20個の炭素原子を含有するエトキシル化アルキルフェノールのようなエトキシル化アルキルアリール、エステル基が8〜22個の炭素原子を含有するエトキシル化ソルビタンエステル、好ましくは8〜22個の炭素原子を(線状又は分枝)アルキル部分に含有するエトキシル化アセチレンジオール、エトキシル化トリシロキサン、エトキシル化アミド、及び前記エトキシル化非イオン性補助剤すべてのプロポキシル化又はエトキシル化及びプロポキシル化類似体を含む。本明細書中で使用している“アルコキシル化補助剤”という用語は、アルコキシ基を含有するブロックコポリマー、例えばエチレンオキシドとプロピレンオキシドのブロックコポリマー及びエチレンジアミン上でのエチレンオキシドとプロピレンオキシドの重縮合によって得られるブロックコポリマーを含む。ブロックコポリマーは、好ましくは30〜80重量%のエチレンオキシドを含む。
【0017】
好適なアルコキシル化非イオン性補助剤は、10〜20の範囲のHLB値を有する。
【0018】
アルコキシル化非イオン性補助剤は、水混和性又は水非混和性液体、又は水溶性又は水不溶性固体であり得る。好ましくは、アルコキシル化非イオン性補助剤は、液体又は水溶性固体である。
【0019】
いくつかの適切なエトキシル化アルコールは市販されており、例えば、SYNPERONIC Aシリーズ(“A”の後の数字で示される範囲のエチレンオキシド含有量を有し、約50重量%の線状アルコールと、残りは主に枝分かれが一つのアルコールを含有するC13−C15アルコールをベースとする);BRIJ 96及び98(不飽和線状C18アルコールをベースとし、平均のエチレンオキシド含有量がそれぞれ10及び20);MERGITAL LM11(C8−C14アルコールをベースとし、平均のエチレンオキシド含有量が11);MERGITAL LM17(C10−C14アルコールをベースとし、平均のエチレンオキシド含有量が17);及びRHODASURF TR/15(分枝C13アルコールをベースとし、平均のエトキシル化度が15)を含む。適切な第二級アルコールエトキシレートの例は、Tergitol 15−S−9で、これは、C11−C15線状第二級アルコールの混合物をベースとし、平均のエチレンオキシド含有量が9である。適切なエトキシル化カルボン酸の例は、Cithrol 6MLで、これは平均のエチレン含有量が12のエトキシル化ラウレートである。適切なエトキシル化アルキルフェノールの例は、Synperonic NP13で、これは平均のエチレンオキシド含有量が13のノニルフェノールをベースとする。適切なエトキシル化ソルビタンエステルの例は、Tween 20で、これは、平均のエチレンオキシド含有量が20のエトキシル化ソルビタンモノラウレートである。適切なエトキシル化アセチレンジオールの例は、Surfynol 465で、これは、平均のエチレンオキシド含有量が10のテトラメチルデシンジオールをベースとする。適切なエトキシル化トリシロキサンの例は、Silwet L77で、これは、平均のエチレンオキシド含有量が8のメチルキャップト(methyl capped)エトキシル化トリシロキサンである。適切なエチレンオキシドとプロピレンオキシドのブロックコポリマーの例は、Synperonic PE L44及びSynperonic PE P85である。Synperonic PE L44は、分子量が2200で、40重量%のエチレンオキシドを含有し;Synperonic PE P85は、分子量が4650で、50重量%のエチレンオキシドを含有する。
【0020】
典型的なアルコキシル化カチオン性補助剤は、アルコキシル化、好ましくはエトキシル化アミン及び第四級アンモニウム塩である。好適なカチオン性補助剤は、平均6〜20モルのエトキシル化度を含む。
【0021】
本発明に使用するアルキルグリコシドは、アルカノールと、グルコース又はその他の単糖類もしくは二糖類もしくは多糖類との反応によって得ることができる。本明細書中で使用している“アルキルグリコシド”という用語は、アルキルモノグリコシドとアルキルポリグリコシドを含む。本発明に使用する好適なアルキルグリコシドは、グルコースと、直鎖もしくは分枝鎖アルカノール又はアルカノールの混合物、例えば7〜18個、好ましくは7〜16個の炭素原子、例えば8〜10個の炭素原子を含有するアルカノールの混合物との反応によって得られるアルキルグルコシドである。分子中のアルキル基当たりのグリコース基の数は変動してよく、アルキルモノ−、もしくはジ−、もしくはポリグルコース又はサッカライド誘導体が可能である。市販のアルキルポリグルコシドは、通常、アルキル基当たり平均数のグリコース基を有する誘導体の混合物を含有する。従って、アルキルグリコシドは、一般式(I):
【0022】
【化1】
【0023】
(式中、nは重合度で、通常は1〜3の範囲内、例えば1〜2であり、R5は4〜18個の炭素原子を有する分枝鎖もしくは直鎖アルキル基、又は所定範囲内の平均値を有するアルキル基の混合物である)を有する。典型的なアルキルグリコシドは、AL2042(Imperial Chemical Industries PLC)及びAGRIMUL PG2067(Henkel Corp)の商品名で市販されている、nが平均1.7、R5がオクチル(45%)及びデシル(55%)の混合物である製品、AGRIMUL PG2069(Henkel Corp)の商品名で市販されている、nが平均1.6、R5がノニル(20%)、デシル(40%)、及びウンデシル(40%)の混合物である製品、及びBEROL AG6202(Akzo Nobel)の商品名で市販されている2−エチル−1−ヘキシルグリコシドである製品である。
【0024】
前に示したように、本発明の農薬製剤は、好ましくは比較的高い大気温度で安定である。高温での安定性の増大は、エトキシル化補助剤(成分b)とは異なるイオン性界面活性剤(成分e)を少しの割合包含させたことによって得られることがわかった。製剤中に少しの割合のイオン性界面活性剤が存在すると、発生する構造化の量が特に高温で増加すると考えられる。従って、イオン性界面活性剤の添加は、低濃度のアルキルグリコシドと共界面活性剤(d)を用いても安定な製剤が得られるという別の利点も提供する。
【0025】
特に好適なのは、エトキシル化非イオン性界面活性剤であるエトキシル化補助剤(成分b)を、イオン性界面活性剤(成分e)と組み合わせて使用することである。
【0026】
広範囲の適切なイオン性界面活性剤(成分e)が当業者には思い浮かぶであろうが、安定性を増大させることがわかっているイオン性界面活性剤は、カチオン性、アニオン性及び両性界面活性剤を含む。特に適切なカチオン性界面活性剤は、場合によりエトキシル化されたアミン、第四級アンモニウム塩及びアミンオキシドなどであるが、これらは、アルキル又はアルケニル基に8〜20個の炭素原子を含有する少なくとも1本の長鎖(線状又は分枝)アルキル又はアルケニル又はアルキルアリール置換基と、0〜20、更に好ましくは0〜5の好適な平均エチレンオキシド含有量を有する。特に適切なアニオン性界面活性剤は、8〜20個の炭素原子を含有する少なくとも1本の長鎖アルキル又はアルケニル置換基を有する、アルキルスルフェート、アルキルカルボキシレート、アルキルスルホスクシネート、アルキルホスフェート及びアルキルベンゼンスルホネート、並びにそれらの誘導体などである。場合によっては、追加のイオン性界面活性剤が組成物の活性を増大させることすらあり得る。
【0027】
従って、例えば農薬電解質がグリホサートで、成分(b)として非イオン性エトキシル化補助剤と使用する場合、特に好適な追加の界面活性剤(成分e)は、エトキシル化アミン及び場合によりエトキシル化された第四級アンモニウム塩のようなカチオン性界面活性剤である。適切な追加のカチオン性界面活性剤は、平均のエチレンオキシド含有量が2の、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリド、ココトリメチルアンモニウムクロリド及びN−メチルココアンモニウムクロリドなどである。
【0028】
前述のように、本発明の製剤の利点は、農薬電解質とアルコキシル化補助剤が高濃度のときに十分認識される。すなわち、アルキルグリコシドと相互作用して構造化水性システムを形成する共界面活性剤(成分d)の不在下では、一つ以上の成分(通常アルコキシル化補助剤)が不均一な相分離を受け、それによって製剤中の成分の濃度の均一性が損なわれる。特に、農薬電解質の濃度は、農薬電解質の製剤で実際にみられる高いほうの限界の濃度であり得る。このような典型的濃度は、当業者にはわかるであろうが、問題の農薬電解質に関する日常的な実験によって測定することもできる。
【0029】
農薬のグリホサートは、本発明による製剤に特に適切である。そこで、例えば、本発明は、グリホサート塩(グリホサート酸として表現)の濃度が240g/lより大、更に好ましくは300g/lより大、例えば約330g/l以上のグリホサート製剤を提供する。本発明の製剤は、いずれも比較的高濃度の約330g/l以上までのグリホサート塩(グリホサート酸として表現)であるグリホサート塩と、約120g/l以上までのアルコキシル化補助剤を含み得る。
【0030】
本発明の製剤中のアルコキシル化補助剤の割合は、好ましくは、1重量部のアルキルグリコシド当たり8重量部のアルコキシル化補助剤〜8重量部のアルキルグリコシド当たり1重量部のアルコキシル化補助剤、例えば1重量部のアルキルグリコシド当たり5重量部のアルコキシル化補助剤〜8重量部のアルキルグリコシド当たり1重量部のアルコキシル化補助剤、最も好ましくは、0.5重量部のアルキルグリコシド当たり1重量部のアルコキシル化補助剤〜8重量部のアルキルグリコシド当たり1重量部のアルコキシル化補助剤である。特に好適な組成物は、重量でおよそ等割合のアルキルグリコシドとアルコキシル化補助剤を含む。
【0031】
製剤中に存在する共界面活性剤(成分d)は、好ましくは、アルキルグリコシド1重量部当たり0.1〜1重量部、最も好ましくは、アルキルグリコシド1重量部当たり0.2〜0.8重量部の共界面活性剤である。
【0032】
追加のイオン性界面活性剤(成分e)の割合は、アルキルグリコシド1重量部当たり0〜1重量部、最も好ましくは、アルキルグリコシド1部当たり0.1〜0.3重量部のイオン性界面活性剤である。
【0033】
全補助剤システム(アルキルポリグリコシド、アルコキシル化補助剤、及びイオン性界面活性剤(使用した場合)):農薬電解質の重量による割合は、好ましくは2:1〜1:5、特に1:1〜1:4である。
【0034】
その他の添加剤、湿潤剤又は追加の補助剤も本発明の組成物中に存在してよい。例としては、エチレングリコール、尿素及びプロピレングリコールのような不凍剤;染料;ポリマー;分散剤;流動剤;シリコンベースの消泡剤などが挙げられる。このような追加の成分のいずれかが、液体であれ不溶性の固体であれ、組成物から相分離又は沈降しやすい傾向を有するとしても、本発明によって提供される構造化相が、そのような追加の成分を製剤中に均一に分散させておくためにさらに働くであろう。
【0035】
本発明の組成物は、農薬電解質が硫酸アンモニウムのような農薬エンハンサーであれば、問題の活性農薬に補助剤増強効果を提供するか、又は補助剤の効果を増大させる。従って、農薬電解質が除草剤であり、特に除草剤がグリホサートである場合の本発明の製剤は、単子葉植物種及び双子葉植物種を含む広域の雑草に対して活性である。
【0036】
そこで、農薬電解質が除草剤である本発明の更なる態様に従って、除草剤としての有効量の本発明の組成物を植物に適用することを含む、不要の植物を重度に損傷させるか枯死させる方法を提供する。
【0037】
本発明の組成物の適用量は、いくつかの要因、例えば用途のために選択した活性成分、成長が阻害されることになる植物と用途のために選択した製剤との一致、及び適用される化合物が葉用か根用かなどによって異なる。しかしながら、一般的指針として、1ヘクタール当たり0.001〜20kgの適用量が適切であるが、1ヘクタール当たり0.025〜10kgが好適であり得る。
【0038】
本発明の組成物は、生物学的活性を有する一つ以上の追加の化合物、例えば除草剤、殺真菌剤、殺虫剤(場合により殺虫剤相乗剤と共に)、及び植物成長調整剤を含むこともできる。
【0039】
我々は、全成分を製剤中に均一に分布させる構造化水性相と均一な分散の発達は、製剤の製造法に決定的に依存するのではないことを見出した。標準的には、農薬電解質を所望の量の水に溶解し、得られた溶液を温め攪拌しながらアルキルグリコシドとアルコキシル化補助剤を加える。次に、任意の追加の界面活性剤を加え、次いでアルコール及び消泡剤のような任意の追加成分を加える。前に示したように、製剤の全成分が単一相として溶液中にある必要はない。というのは、本発明の製剤によって提供される構造化によって、全成分が製剤全体に実質的に均一に分布した状態にあることが保証されるからである。
【0040】
そこで、本発明の更なる態様に従って、本発明による組成物の製造法を提供する。すなわち、農薬電解質、アルキルグリコシド及びアルコキシル化補助剤を、追加のイオン性界面活性剤(使用する場合)と共に水中に溶解又は分散し、その後共界面活性剤を加えてアルキルグリコシドと相互作用させ構造化システムを形成させるという製造法である。
【0041】
概して我々は、農薬用に用意された本発明の製剤を希釈する際に重大な問題には遭遇しなかったが、過度に粘性のある組成物又は過度に構造化された組成物については、使用前に濃縮物が希釈水中に効果的に溶解しているかを確認するための注意が必要となり得る。
【0042】
以下の実施例によって本発明を説明する。実施例中、すべての部及び百分率は、別途記載のない限り重量部及び重量%である。市販の界面活性剤の説明は前に示してある。
実施例1〜10
本発明の組成物は、以下の一般手順に従って製造した。
【0043】
グリホサートのトリメチルスルホニウム塩(成分a)、アルキルグリコシド(成分c−AGRIMUL PG2067)及び水を合わせて溶液を形成させた。この溶液を、通常4枚羽攪拌器を備えたHeidolp PZ R50ミキサーを用いて300〜500rpmで攪拌しながら約40℃に温めた。非イオン性エトキシル化補助剤(成分b)を液体になるまで温めてから加え、混合物を5分間攪拌した。この後加熱を中止した。次にカチオン性界面活性剤(成分e)を加え、約5分間混合した。最後にアルコール(成分d)を加え、攪拌器の速度を500〜750rpmに上げて15分間攪拌した。試料は室温で放置して冷却した。
【0044】
以下の組成物はいずれも透明又はわずかに濁った製剤を形成し、大気温度及び54℃で1ヶ月間貯蔵しても、目に見えるような不均一な相分離の徴候はなかった。
実施例1
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067* 110g/l
SYNPERONIC A16* 110g/l
ARQUAD 16−29* 69g/l
オクタノール 50g/l
水 1リットルまで
実施例2
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
SYNPERONIC A16 110g/l
ETHOMEEN T25* 20g/l
オクタノール 60g/l
水 1リットルまで
*AGRIMUL PG2067は、前記式(I)[式中、nは平均1.7、R5はオクチル(45%)とデシル(55%)の混合物]のアルキルポリグリコシドの70%w/w溶液である。
AGRIMULは、Henkel社の商標である。
SYNPERONIC A16は、エトキシル化アルコールのSYNPERONIC A11(平均のエチレンオキシド含有量11)と、SYNPERONIC A20(平均のエチレンオキシド含有量20)の3:2のブレンドである。SYNPERONICは、Imperial Chemical Industries社の商標である。
ARQUAD 16−29は、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロリドの29重量%水溶液である。ARQUADは、Akzo Nobel社の商標である。
ETHOMEEN T25は、タローアミン(tallowamine)1モル当たり15モルのエチレンオキシドを有するエトキシル化タローアミンである。ETHOMEENは、Akzo Nobel社の商標である。
実施例3
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
SYNPERONIC A16 110g/l
ETHOMEEN C25 20g/l
オクタノール 60g/l
水 1リットルまで
実施例4
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
SYNPERONIC A11 110g/l
ARQUAD 16−29 69g/l
2−エチルヘキサノール 60g/l
水 1リットルまで
実施例5
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
SYNPERONIC A16 110g/l
ARQUAD C35* 57g/l
2−エチルヘキサノール 50g/l
水 1リットルまで
実施例6
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
SYNPERONIC A16 110g/l
ARQUAD 16−29 69g/l
2−エチルヘキサノール 60g/l
水 1リットルまで
*ARQUAD C35は、ココトリメチルアンモニウムクロリドの35重量%水溶液である。
実施例7
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
RHODASURF TR/15* 110g/l
ARQUAD 16−29 69g/l
オクタノール 60g/l
水 1リットルまで
実施例8
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
RHODASURF TR/15* 110g/l
ARQUAD 16−29 69g/l
2−エチルヘキサノール 60g/l
水 1リットルまで
*RHODASURF TR/15は、平均のエトキシル化度が15のポリオキシエチレントリデシルアルコールである。RHODASURFは、Rhone Poulenc社の商標である。
実施例9
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
MERGITAL LM17* 110g/l
ETHOQUAD C12* 27g/l
2−エチルヘキサノール 60g/l
水 1リットルまで
実施例10
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 115g/l
MERGITAL LM11* 115g/l
ARQUAD 16−29 34g/l
2−エチルヘキサノール 50g/l
水 1リットルまで
*ETHOQUAD C12は、エトキシル化度が2のエトキシル化ココメチルアンモニウムクロリドの2−プロパノール中75重量%溶液である。ETHOQUADは、Akzo Nobel社の商標である。
MERGITAL LM17は、平均のエトキシル化度が17のエトキシル化C12−C16アルコールである。MERGITALは、Sidobre Sinnova社の商標である。
MERGITAL LM11は、平均のエトキシル化度が11のエトキシル化C12−C16アルコールである。
実施例10A
実施例1〜10の組成物を54℃で4週間貯蔵し、この期間後均一性について評価した。均一性に関する評価は、貯蔵後その状態を乱さないままで試料の上部と底部からそれぞれ試料の一部を採取することを含む。各試料のFT−IR(フーリエ変換赤外)スペクトルを記録し、上部と底部の試料のスペクトルは、実施例2及び3を除いたすべての実施例の組成物で実質的に同一であることがわかった。一方、ETHOMEEN T25とETHOMEEN C25をそれぞれ含有する実施例2と3の組成物は、それぞれ上部と底部の試料のFT−IRスペクトル間にわずかな変位がみられた。従って、これらのカチオン性界面活性剤(成分e)は、0〜5の好適なエチレンオキシド含有量を有するカチオン性界面活性剤(成分e)より、高温安定性の保持に効果が小さいという結論に達した。
比較例1
実施例4、9及び10の組成物に対応する組成物を、アルコール成分を加えずに調製した。これら三つの組成物はいずれも、数時間室温に放置後、別々の層に分離した。
実施例11〜17
以下の組成物はいずれも透明又はわずかに濁った製剤を形成し、25℃で3ヶ月間貯蔵後も、目に見えるような不均一な相分離の徴候はなかった。実施例11は、共界面活性剤(成分d)として、エトキシル化度の低いアルコールアルコキシレートのSYNPERONIC L2の使用例を示している。実施例12は、アルコキシル化補助剤(成分b)としてエトキシル化第二級アルコールの使用例を示している。実施例13は、アルコキシル化補助剤(成分b)としてエトキシル化アセチレンジオールの使用例を示している。実施例14は、アルコキシル化補助剤(成分b)としてブロックコポリマーの使用例を示している。実施例15は、共界面活性剤(成分d)としてグリセリルモノラウレートの使用例を示している。実施例16は、アルコキシル化補助剤(成分b)としてエトキシル化ラウレートの使用例を示している。実施例17は、イオン性界面活性剤(成分e)を使用しない本発明による組成物を示している。
実施例11
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
SYNPERONIC A11 110g/l
ARQUAD 16−29 69g/l
SYNPERONIC L2* 60g/l
水 1リットルまで
実施例12
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
TERGITOL 15−S−9* 100g/l
ARQUAD 16−29 69g/l
2−エチルヘキサノール 60g/l
水 1リットルまで
*SYNPERONIC L2は、平均のエトキシル化度が2のエトキシル化ラウリルアルコールである。
TERGITOL 15−S−9は、平均のエトキシル化度が9のエトキシル化第二級アルコールである。TERGITOLは、Union Carbide社の商標である。
実施例13
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
SURFYNOL 465* 100g/l
ARQUAD 16−29 69g/l
2−エチルヘキサノール 60g/l
水 1リットルまで
実施例14
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
SYNPERONIC PE P85* 100g/l
ARQUAD 16−29 69g/l
2−エチルヘキサノール 60g/l
水 1リットルまで
*SURFYNOL 465は、平均のエトキシル化度が10のエトキシル化アセチレンジオールである。SURFYNOLは、Air Products社の商標である。
SYNPERONIC PE P85は、分子量4650、50重量%のエチレンオキシドを含有するエチレンオキシドとプロピレンオキシドのブロックコポリマーである。
実施例15
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
SYNPERONIC A11 110g/l
ARQUAD 16−29 69g/l
CITHROL GML* 60g/l
水 1リットルまで
実施例16
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
CITHROL 6ML* 110g/l
ARQUAD 16−29 69g/l
2−エチルヘキサノール 60g/l
水 1リットルまで
*CITHROL GMLは、グリセリルモノラウレートである。CITHROLは、Croda Chemicals社の商標である。CITHROL 6MLは、平均のエトキシル化度が12のエトキシル化ラウレートである。
実施例17
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 150g/l
SYNPERONIC A16 120g/l
オクタノール 75g/l
水 1リットルまで
実施例18〜25
以下の組成物はいずれも透明又はわずかに濁った製剤を形成し、25℃で3ヶ月間貯蔵後も、目に見えるような不均一な相分離の徴候はなかった。実施例18及び19は、共界面活性剤としてそれぞれペンタノール及びオレイルアルコールの使用例を示している。実施例20〜22は、代替のアルコキシル化補助剤の使用例を示している。実施例23〜25は、代替のアルキルグリコシドの使用例を示している。
実施例18
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
SYNPERONIC A11 110g/l
ARQUAD 16−29 69g/l
ペンタノール 60g/l
水 1リットルまで
実施例19
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
SYNPERONIC A11 110g/l
ARQUAD 16−29 69g/l
オレイルアルコール 60g/l
水 1リットルまで
実施例20
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
SILWET L77 30g/l
ARQUAD 16−29 69g/l
2−エチルヘキサノール 60g/l
水 1リットルまで
実施例21
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
TWEEN 20 60g/l
ARQUAD 16−29 69g/l
2−エチルヘキサノール 60g/l
水 1リットルまで
実施例22
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
SYNPERONIC NP13 60g/l
ARQUAD 16−29 69g/l
2−エチルヘキサノール 60g/l
水 1リットルまで
実施例23
グリホサートトリメシウム 480g/l
BEROL AG6202 100g/l
SYNPERONIC A11 100g/l
ETHOMEEN C12 40g/l
デカノール 40g/l
水 1リットルまで
実施例24
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2069 150g/l
SYNPERONIC A11 80g/l
ETHOQUAD C12 27g/l
デカノール 60g/l
水 1リットルまで
実施例25
グリホサートトリメシウム 480g/l
AL 2042 129g/l
SYNPERONIC A16 120g/l
オクタノール 60g/l
水 1リットルまで
実施例26
硫酸マグネシウム七水和物(浄化剤)を含有するパラコートジクロリドを本発明に従って以下のように製剤化し、25℃と40℃でそれぞれ3ヶ月間貯蔵したが、目に見えるような分離の徴候はなかった。一方、オクタノールを含まない対応組成物は、25℃及び40℃での貯蔵ともそれぞれ5日以内に分離した。
パラコートジクロリド 276g/l
硫酸マグネシウム 100g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
SYNPERONIC PE L44 125g/l
ETHOQUAD C12 27g/l
オクタノール 40g/l
水 1リットルまで
実施例27及び28
実施例27及び28は、更なる代替共界面活性剤の使用例を示している。以下に示す組成物は25℃で1ヶ月間の貯蔵後、目に見えるような分離を示さなかった。一方、共界面活性剤を使用しない対応組成物は、室温で数時間放置後分離した。
実施例27
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
SYNPERONIC A11 110g/l
ARQUAD 16−29 69g/l
SYNPERONIC OP3 60g/l
水 1リットルまで
実施例28
グリホサートトリメシウム 480g/l
AGRIMUL PG2067 110g/l
SYNPERONIC A11 110g/l
ARQUAD 16−29 69g/l
SPAN 20 50g/l
水 1リットルまで
実施例29
本発明のグリホサート組成物の除草活性を、市販のグリホサート標準品のそれと比較した。実施例6〜10のグリホサートトリメシウム組成物を、200l/haの脱イオン水中240g/haで適用した。パーセント除草効果の視覚評価を処置25日後に実施し、同じ適用量で適用した市販のグリホサート標準品と比較した。結果を、標準草種範囲(range of standard grass species)と標準広葉雑草範囲(range of standard broad-leaved weeds)について、平均%コントロールで示す。
Claims (12)
- a)グリホサート、ホメサフェン、グルホシナート、パラコート及びベンタゾンの塩から選ばれる農薬電解質と、
b)6〜50個のC 1 −C 4 アルコキシ基を含有しているか、又はエチレンオキシドとプロピレンオキシドのブロックコポリマーであるか、又はエチレンジアミン上でのエチレンオキシドとプロピレンオキシドの重縮合により得られるブロックコポリマーである、アルコキシル化補助剤と、
c)アルキルグリコシドと、
d)アルキルグリコシドと相互作用し構造化水性システム(structured aqueous system)を形成する共界面活性剤(co-surfactant)と、を含み、
共界面活性剤(d)は、
i)直鎖もしくは分枝鎖の脂肪族又は芳香族アルコール、又は
ii)前記成分(b)として製剤中に存在するアルコキシル化補助剤が、6〜50個のC1−C4アルコキシ基を含有する場合には、それぞれ1〜3個のアルコキシ基を含有するアルコキシル化C8−C22アルコール、アルコキシル化C8−C22アルキルフェノール、又はアルコキシル化C8−C22カルボン酸である、アルコール又はエステル又はアルキルフェノールアルコキシレート、又は
iii)グリセリルアルキル又はアルケニルエステルであり、
ただし、農薬電解質の濃度は、アルキルグリコシドと相互作用して構造化水性システムを形成する共界面活性剤が存在しなければ、アルコキシル化補助剤が通常容認できない相分離を受けるような濃度である水性農薬濃縮物製剤。 - 直鎖又は分枝鎖アルコール(i)が、5〜20個の炭素原子を含有する第一級又は第二級の線状又は分枝アルキル又はアルケニルアルコールであるか、又は5〜20個のアルキル炭素原子を含有するアルキル置換芳香族アルコールであるか、
又は、
アルコール又はエステル又はアルキルフェノールアルコキシレート(ii)が、請求項1の成分(b)として製剤中に存在するアルコキシル化補助剤が、6〜50個のC1−C4アルコキシ基を含有する場合には、それぞれ1〜3個のエトキシ基を含有するアルコキシル化C8−C22アルコール、アルコキシル化C8−C22アルキルフェノール、又はアルコキシル化C8−C22カルボン酸であるか、
又は、
グリセリルアルキル又はアルケニルエステル(iii)が、C8−C22カルボン酸とグリセロールのモノエステルである、請求項1に記載の濃縮物。 - 共界面活性剤が、ペンタノール、ヘキサノール、オクタノール、オクタン−2−オール、デカノール及びそれらの分枝鎖等価物又は分枝鎖等価物の混合物、オレイルアルコール、2−エチル−1−ヘキサノール、平均のエチレンオキシド含有量が2であるエトキシル化ラウリルアルコール、平均のエトキシル化度が3であるエトキシル化オクチルフェノール、又はグリセリルモノラウレートである、請求項2に記載の組成物。
- アルコキシル化補助剤(b)としてのブロックコポリマーが、30〜80重量%のエチレンオキシドを含む、前記請求項のいずれかに記載の濃縮物。
- アルコキシル化補助剤が、非イオン性補助剤、すなわち、平均8〜22個の炭素原子を(線状又は分枝)アルキル部分に含有するエトキシル化第一級又は第二級線状又は分枝アルコール、平均8〜22個の炭素原子を(線状又は分枝)アルキル部分に含有するエトキシル化カルボン酸、アルキル基が平均5〜20個の炭素原子を含有するエトキシル化アルキルアリール、エステル基が8〜22個の炭素原子を含有するエトキシル化ソルビタンエステル、平均8〜22個の炭素原子を(線状又は分枝)アルキル部分に含有するエトキシル化アセチレンジオール、エトキシル化トリシロキサン、エトキシル化アミド、及び前記エトキシル化非イオン性補助剤すべてのプロポキシル化又はエトキシル化及びプロポキシル化類似体である、請求項4に記載の濃縮物。
- 組成物が、カチオン性界面活性剤(ここで、カチオン性界面活性剤は、8〜20個のアルキル又はアルケニル炭素原子を含有する少なくとも1個の線状又は分枝長鎖アルキル又はアルケニル又はアルキルアリール置換基を有し、エチレンオキシド平均含有量が0〜20である、場合によりエトキシル化されたアミン、第四級アンモニウム塩又はアミンオキシドである)をさらに含むか、又は、組成物が、アニオン性界面活性剤(ここで、アニオン性界面活性剤は、8〜20個の炭素原子を含有する少なくとも1個の長鎖アルキル又はアルケニル置換基を有する、アルキルスルフェート、アルキルカルボキシレート、アルキルスルホスクシネート、アルキルホスフェート又はアルキルベンゼンスルホネート及びそれらの誘導体である)をさらに含む、前記請求項のいずれかに記載の濃縮物。
- アルコキシル化補助剤の割合が、アルキルグリコシド1重量部当たりアルコキシル化補助剤8重量部〜アルキルグリコシド8重量部当たりアルコキシル化補助剤1重量部である、前記請求項のいずれかに記載の濃縮物。
- 共界面活性剤の割合が、アルキルグリコシド1重量部当たり、0.1〜1重量部である前記請求項のいずれかに記載の濃縮物。
- 追加のイオン性界面活性剤の割合が、アルキルグリコシド1部当たりイオン性界面活性剤0〜1重量部である、請求項6に記載の濃縮物。
- アルキルグリコシド、アルコキシル化補助剤及び追加のイオン性界面活性剤(使用した場合)の合計:農薬電解質の、重量による割合が、2:1〜1:5である、前記請求項のいずれかに記載の濃縮物。
- 農薬電解質が除草剤である前記請求項のいずれかに記載の組成物を、植物に除草剤としての有効量適用することを含む、不要な植物を重度に損傷させるか枯死させるための方法。
- 農薬電解質、アルキルグリコシド及びアルコキシル化補助剤を、追加のイオン性界面活性剤(使用する場合)と共に水に溶解又は分散させ、次いで共界面活性剤を加えてアルキルグリコシドと相互作用させ、構造化システムを形成させる、前記請求項のいずれかに記載の組成物の製造法。
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