JPH10501377A - 電気通信システム - Google Patents

電気通信システム

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JPH10501377A
JPH10501377A JP8500498A JP50049896A JPH10501377A JP H10501377 A JPH10501377 A JP H10501377A JP 8500498 A JP8500498 A JP 8500498A JP 50049896 A JP50049896 A JP 50049896A JP H10501377 A JPH10501377 A JP H10501377A
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Abstract

(57)【要約】 電話網、例えばセルラ無線システムにおいて、業務(例えばある呼)が終了した後に接続を完全に解放しない。もし別の接続が現在の呼の終わりに設定されるべきとき、例えば加入者のために音声メッセージとか呼完了が備えられているときは、接続管理システムCM内でフラグFが設定される。フラグFの状態は、端末Bへの接続内の信号が保存されるべきかあるいは直ちに解放されるべきかを判断するために使用される。フラグFの状態によって網内で異なる動作がとられる。接続は所定時間にわたり維持することができる。網端末の制御が転送される場合、フラグの状態に関するデータF,F1,F2がスイッチングセンターMSC1から別のスイッチングセンターMSC2に送られる。網端末Bの制御があるスイッチングセンターに送られ、そこでフラグF1に関するサービスを支持できないときには、使用者と関係しているバッファレジスタHLR内にそのフラグ状態が記憶され、そのサービスを支持できるスイッチングセンターに再び接続されるときまで記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】 電気通信システムにおける接続解放 この発明は電気通信システム(装置)、とくに電話端末とシステムの他部との 間の通信リンクについての業務(トランスアクション)の終端での管理に関する 。この発明は固定及び移動の両方の無線電気通信システム(装置)で使用するの に適している。 この明細書で“業務(トランスアクション)”という用語は電話端末とシステ ムの他部との間の通信を意味し、セルラ無線システムにおいて移動無線機の位置 を更新するといったような制御機能や、また、例えば音声メールボックス機能内 にメッセージがあることを使用者に知らせるなどのために使用者に送る信号を含 むものとする。業務は呼と独立な(すなわち、シグナリング接続だけを使用し、 トラヒックを帯した接続を使用することのない)ものでも、また、呼に関係する (すなわちトラヒックを帯びた接続を使用する)ものであってもよい。 発呼の試みが不成功であった者を支援するために、現在の電気通信システムか らは多くのサービスを利用することが可能である。例えば、不在の使用者のため に音声メールボックス内にメッセージを保存することができる。このようなシス テムでは使用者が次にその者の端末を使用するとき、あるいは端末の次の使用の 終了時に、使用者に警報を送ってメールボックス内にメッセージが在ることを告 げ、その者が音声メッセージセンターへ接触してそのメッセージにアクセスでき るようにする。これは、例えば一般に1/2秒間の短いリンギングトーン(鈴音) を次の呼の解放時に発することができる。このような構成の例は、例えば、R.J. Nacon and D.P.Worrall: Proceedings of International Conference on Commu nications 1979,Vol.1,(Boston,Massachusetts,USA)(page 3.2.3)、及び欧 州特許明細書EP0481683(AT&T)(col.4-col.5)に開示されている。 他のサービスには、話中加入者に対する呼の完了(コール・コンプリーション ・トウ・ビジィ・サブスクライバ:CCBS)機能があって、応答を得ることが できなかった発呼者に知らせるもので、被呼者が次に発呼するとき、あるいは最 初に発呼がされたときに進行中だった呼が完了したときに通知が行われ、別な発 呼をすると成功しそうなことを発呼者が知ることができるようにしている。 別な機能は使用者に対してデータメッセージを伝送することができるもので、 この機能は以下で短いメッセージサービス(ショート・メッセージ・サービス: SMS)と呼ぶ。データメッセージは使用者端末を制御するために用いられ、例 えば組込み表示部上に文書(テキスト)メッセージを表示させるようにする。 既知の電気通信システムでは、呼が終了したことを(通常は呼の一方の当事者 が“オンフック”となることによって)網が認識すると、端末間接続が解放され る。これが次にその呼に使われていた網素子が他の資源によって使用できるよう になる。例えば、セルラ無線環境では、ある呼に割り当てられた無線チャンネル が解放されて他の移動ユニットにより発呼又は被呼に使用できるようにする。 従来のシステムでは、呼が関係する業務(例えば音声もしくはデータ呼)が終 了するときには、呼制御プロトコルはまずトラヒックを帯した接続をクリアとす るためにメッセージ交換を逐行する。次にシグナリング接続も適当なメッセージ 交換を介して解放される。 同様に、呼が関係しない業務(例えば、セルラ無線システムにおける定期的な 位置更新)が終わるときには、適当なメッセージ交換を介してシグナリング接続 が解放される。 上述のサービスの1つが使用されていると、第1の業務の完了直後にそのサー ビスが関係する端末が、それに関係する接続が解放されて別の業務(受信又は発 信)の試みに使用される可能性が高い。このような試みが行われると、そこでシ ステムは追加のサービスを実行するために接続を再び確立しなければならない。 繁忙時には、接続は他の端末によって捕捉されていてもはや利用できない。この ことが、新しい呼の試みが不成功となるとき、例えば“CCBS”サービスの不 成功、あるいは呼者にはそのように見えることに通じる。 この発明の第1の特徴によると、複数の網端末を選択的に相互接続するための 電気通信システム(装置)が提供される。このシステムは、端末へもしくは端末 から業務が確立できるようにするために個々の網端末との通信リンクを確立する ための手段と、その端末からもしくは端末への業務の終結で通信リンクを解放す るための手段と、該端末を含める別の業務を行うべきかどうかを示すように設定 できる表示用手段と、該表示用手段の設定に応答して通信リンクの全部又は一部 の解放を阻止するための手段とから構成されている。 この発明の第2の特徴によると、業務の終わりに網端末への通信リンクを解放 するための手段を制御するために電気通信システムを動作する方法が提供され、 そこでは端末に対する別の業務が行われるときには、通信リンクの全部又は一部 の解放が阻止される。 好ましい実施例では、リンクは所定遅延期間にわたり維持され、この期間は別 な業務の種類によって選択可能とされる。 好ましくは、表示手段はメッセージ機能内に記憶されているテキスト又は音声 メッセージに応答するか、第1の端末がある業務を完了したことを示すための信 号が送られる第2の端末による最初の業務の試行に応答して設定できる。網端末 に対する別な業務の試行は使用者に対する信号で、サービスが活性化されている (例えば、メッセージがメールボックス機能内に記憶されている)ことを示すも のとされる。その端末への別な業務の後所定遅延期間にわたってリンクが維持さ れるのは好ましいことであり、使用者はさらに別な業務をその端末から始動させ ることが許され、その使用者はサービスの活性化を通知されてそれ(例えばメー ルボックスへのアクセス)を作動させるために呼の試行をすることができる。 電気通信システムはセルラ無線システムであってよい。典型的なセルラ無線網 は複数の移動無線ユニットで構成され、どの基地局が最良の無線リンクを提供す ることができるかに従って、それぞれが複数の固定無線基地局の1つとの無線通 信に組み入れられるようになっている。基地局と移動ユニットとの間の無線リン クの確立は移動スイッチングセンター(MSC)の制御下にあり、基地局を介し てのユニットへの呼及びユニットからの呼のルートが作られる。呼の間に無線基 地局に関係する移動無線ユニットの移動があり、移動ユニットと第1の無線基地 局との間の無線接触が失われることとなると、移動スイッチングセンターは第2 の基地局との間で新しい無線リンクを確立して、呼を中断することなしに第1の リンクが外されるようにする。この過程はハンドオーバーとして知られている。 移動ユニットとの無線リンクの確立に寄与するために、セルラ無線システムは 一般に網上で動作することが認められている移動ユニットに関するデータを記憶 している。データ記憶として2つの形式が用いられており、ホーム・ロケーショ ン・レジスタ(HLR:自宅位置登録)と、ビジタ・ロケーション・レジスタ( VLR:訪問者位置登録)として知られている。各移動のスイッチングセンター (MSC)にはVLRがあって、現在そのMSCの制御下にある移動ユニットの 詳細を記憶する。これにはスイッチがオンであるが現実には業務に従事していな いいずれのユニットも、また現在スイッチがオフでありその最近の業務が該MS Cによって制御されているものとが含まれる。詳細としては、移動ユニットが動 作している対象となる現在の(あるいは最近の)基地局に関する情報が含まれ、 この情報は移動ユニットが到来する呼を確立するために直ちに配置されるように し、また業務を開始する条件となる移動ユニットの識別子の検証が迅速に行われ るようにする。 HLRは移動ユニットに関する恒久的な詳細事項、例えばアクセス権限とか、 到来呼要求を翻訳するのに必要な何らかの番号翻訳などを記憶する。また、移動 ユニットが現在属しているVLRを識別する。 網と接触する際の移動ユニットの位置がVLR内に現在記憶されているものと 対応していないと識別されるときは、VLR内の情報は更新される。多くの網は 複数のMSCを有している。移動ユニットの新しい位置が以前に動作していたの とは違う他のMSCの制御下に置かれることになると、その移動ユニットの詳細 はそのVLR上では見あたらない。新しいMSCのVLRはHLRからその移動 ユニットを識別するのに必要とされるデータを再生する。HLRは次にその移動 ユニットが動作しているVLRのその記録を更新して、古いVLR内の記録を取 り消させる。この位置更新は呼の確立の間に、あるいは定期的な更新業務の際に 行うことができる。 セルラシステムでは、接続の確立や再確立に必要とされる過程は固定システム に対するものよりも複雑となる。というのは、移動ユニットの位置を決定しなけ ればならず、またユニットはページングをしなければならず、その識別子が無線 リンクの確立前に検証されなければならないからである。そこでこの発明の方法 による呼間のリンクの維持がセルラシステムでは特に利点をもたらす。さらに、 セルラシステムでは、ラインの確立に何らかの遅延があると第2の業務の不成功 を招く傾向が強く、これは移動ユニットがスイッチオフ状態とされているか仲裁 (調節)期間外に置かれてしまうことによる。 使用者にとってみれば、どこにいても同じ移動ユニットを使用できることが望 ましい。しかしながら、現在のセルラ通信網で全世界をカバー範囲とするものは ない。通常は個々の国家に対応した、制限された地理的領域についてのカバー範 囲を備えている。別のオペレータの網でカバーされた領域内で使用者が同じ移動 ユニットを用いることができるようにするために、“ローミング”(roaming: 広 域移動)構成が多数のセルラ無線オペレータ間で確立されている。ローミング構 成は使用者を地域的なカバー範囲をもつどの網にも接続できるようにし、また、 立証、呼のルート決定、及び課金目的で使用者が彼(又は彼女)の“ホーム網” への加入者であることを認識できるようにする。ローミング機構はまた、同じ領 域をカバーしているオペレータ間で、例えば一番好ましい料金制度を使うという 利点を使用者が選択するのにも使われる。 ローミングの原理では、各網のHLRはローミング機構に加入している他の網 のVLRと通信することができて、それによって移動ユニットが他の網のいずれ かと接続するときには正しく識別がされ、かつ“ホーム“網内にないときには到 来呼のルート決定のために位置決めがされ得るようにすることが求められる。 セルラ無線システム標準でGSM(グローバル・システム・フォア・モーバイ ル・コミュニケーション:移動通信用グローバルシステム)として知られている ものは、ローミングとその他多数の電気通信サービスを支持するように設計され ている。この種のサービスの1つが音声メッセージサービス(VMS)で、被呼 者が後に再生するように不成功に終わった呼の試行者がメッセージを残すことが できるものである。メッセージは被呼者のHLRと関係する音声メッセージセン ター(VMC)内に記憶される。移動ユニットの使用者がVMC内にメッセージ が在るという警報を与えられるようにするために、HLR内の使用者の記録にフ ラグが立てられて、使用者が次に網に接触をするときに移動ユニットに信号が送 られてメッセージの存在を使用者に警報する。短いメッセージのサービス(ショ ート・メッセージ・サービス:SMS)と話中加入者に対する呼の完了(コール ・コンプリーション・トウ・ビジィ・サブスクライバ:CCBS)ともまたGS Mによって提供される。 広域移動の合意(ローミング・アグリーメント)における別な網のオペレータ は別の強化されたサービスを提供することができ、これは両立可能な共通の呼確 立の場合でもあてはまる。 GSM標準では、これらのサービスを制御するために使用されるインジケータ は使用者のHLR内に記憶されている。これは、使用者がローミング条件の下で 現在別なオペレータの網と接続している場合には著しいシグナリングの不利益を もたらしうるのであって、その理由はサービスを作動させるために必要なシグナ リングがHLRを経由して移動しなければならず、HLRが別な国とかときには 別の大陸にある場合もあるからである。しかしながら、使用者が別のスイッチン グセンターによって制御されている領域に移動するときは、使用者がいつも同じ HLRと関係を持っているから、情報は失われることがないことは確実である。 新しいスイッチングセンターからサービスが得られないときは、使用者がもとの スイッチングセンター又はサービスを支持している別なスイッチングセンターに 戻るまで、あるいはインジケータが時間切れとなるまで、インジケータはHLR 内で設定されたままで維持される。 このやり方はシグナリングについては極めて非効率的であり、その理由は使用 者の現在のスイッチングセンターが使用者のHLRからデータを得るか更新しな ければならず、たとえサービスがローカルな(局地的な)呼との接続に使われて いる場合でもHLRが地球の反対側にあることもあり得るからである。これは、 オペレータのコストに著しい負担を加えることになる。 この問題を回避しうるのは、網端末と関係する1又は複数の機能の活動状態に 関するデータをそれぞれの端末が現在通信している第1のスイッチングセンター と関係するレジスタ内に記憶し、そこでは網端末との通信が第2のスイッチング センターに転送されるときに、そのデータが第2のスイッチングセンターと関係 するレジスタに伝送されるような仕組みにすることである。 このことは、現在のGSM過程からの乖離を意味する。GSMシステムでは、 移動スイッチングセンター(MSC)がある移動ユニットの制御を放棄するとき は、関係するレジスタ(VLR)内にあるその移動ユニットの記録が使用者のH LRから送られる‘キャンセル・ロケーション’信号によって消去されない。し かし、この発明では、情報は1つのスイッチングセンターと関係するレジスタか ら他のスイッチングセンターと関係するレジスタに転送される。HLRによって 新しいVLRへデータを戻すことによって位置信号。 ローミングにおいてデータ転送を使用することは、上述の別の業務インジケー タ以外にデータ応用ができ、この出願(WO95/01219)と同じ優先日を 主張している出願人の別の出願にも含まれている。 もし新しいスイッチングセンターがそのデータが関係しているサービスを支持 できないときは、問題が生ずることになる。この場合、新しいレジスタがそのデ ータを記憶できず、かつもとのレジスタからも消去されてしまっているから、デ ータが喪失されることになり得、使用者がもとのスイッチングセンター又はサー ビスを支持することができる何らかの別のスイッチングセンターに戻ったときに サービスが作動できない。そこで、使用者の音声メッセージセンター内にメッセ ージが記憶され続けるが、使用者には警報が与えられず、同様にCCBSサービ スが不成功となり得る。 そこで好ましい仕組みでは、網端末との通信はまずデータを記憶することがで きる関係するレジスタを持たない別のスイッチングセンターに転送され、そのデ ータがバッファレジスタ内に記憶され、また網端末との通信が第2のスイッチン グセンターへ転送されるときは、該第2のスイッチングセンターと関係するレジ スタにデータが送られる。この状態では、第1及び第2のスイッチングセンター は1つで同一のものとすることができることが理解されよう。 好ましい実施例では、リンクは所定遅延時間にわたって維持され、遅延時間は 別な業務の種類によって選択可能とされる。 好ましくは、メッセージ装置内に記憶されているテキスト又は音声メッセージ に応答して、あるいは第1の端末が業務を完了したことを示す信号が送られる第 2の端末によって最初の業務の試行が行われたことに応答して、表示用手段が設 定できるようにする。網端末に対する別な業務の試みはサービスが活性化されて いる(例えばメールボックス装置にメッセージが記憶されている)ことを示す使 用者への信号とする。その端末からのさらに別な業務をその使用者が開始するた めに、端末への別な業務の後に所定の遅延時間にわたってリンクが維持されるこ とは有利なことである。というのは、サービスの活性化を通知された使用者が、 それを動作する(例えばメールボックスにアクセスする)ために呼の試みをする ことができるからである。 この発明の好ましい実施例を添付の図面を参照して例として以下に記述する: 図1はこの発明が関与する電気通信システムの要素を示す。 図2はCCBSサービスを支持するために図1のシステムがどのように機能す るかを示す図である。 図3はSMSサービスを支持するために図1のシステムがどのように機能する かを示す図である。 図4はVMSサービスを支持するために図1のシステムがどのように機能する かを示す図である。 図5は制御センター間でのデータの転送を例示する図である。 図1は簡単なセルラ無線システムで、2つの移動スイッチングセンターMSC a,MSCbで成り、それらが相互にまた公衆交換電話網(PSTN)と相互接 続されて、それにより端末Cのような固定使用者と接続されていることを示す。 移動スイッチングセンターMSCa,MSCbはそれぞれがそれぞれのビジター ・ロケーション・レジスタ(ビジタ位置レジスタ)VLRa,VLRbと関係を もっており、そこにはそれぞれの移動スイッチングセンターMSCa,MSCb に現在登録されている移動ユニットと関係するデータが記憶されている。移動ス イッチングセンターMSCbと関係して、メッセージを記憶するのに必要なシス テムもある:音声メッセージセンターVMCと短いメッセージサービスSMSで ある。同様な仕組み(図示せず)を他方の移動スイッチングセンターMSCaに 備えることができる。各移動スイッチングセンターMSCa,MSCbはそれぞ れの基地局システムBSSa,BSSbを制御する。移動ユニットAとBとは移 動スイッチングセンターMSCa,MSCbを介して互いに通信する。移動ユニ ットΛとBとは網のあちこちに移動することができ、基地局BSCa,BSCb のいずれかで移動ユニットA,Bの現在位置に対して一番強い信号を送ることが できる方を介して通信を確立する。 図2,3及び4はそれぞれ3つの異なるサービスに対する業務管理の過程にあ る6の段階を示す。例示の目的で、使用者A,B,Cは同一の接続管理システム の制御下で同じ移動スイッチングセンターMSCと動作するものとして図示して ある。ビジタの位置レジスタVLRと関係して、各使用者に対してサービス状態 フラグ値インジケータがある;フラグFは使用者Bと関係し、フラグF’は使用 者Aと関係している(図3と4とには示さず)。使用者Cもフラグ値インジケー タを持つことができるが、これは図示の例では何の役割ももたないので、図には 示していない。図1に示すように、実際には使用者CはPSTNの方法によって MSCに接続された固定端末であってよい。移動スイッチングセンターMSCの 中心機能である接続管理システム(CM)は使用者A,B,C、短いメッセージ サービス装置SMS及び音声メッセージセンターVMCとの間でいろいろな接続 を作る。“接続管理システム”という用語は、この明細書では図1に示す網の実 体(複数のエンティティ)とそれらの間の通信プロトコルを指している。 図5は1つのビジタ位置レジスタVLR1から別なVLR2へのフラグ値の転 送を示す。移動使用者Bは第1の移動スイッチングセンターMSC1と関係して いる第1のビジタ位置レジスタVLR1に現在登録されていて、ここでは第2の 移動スイッチングセンターMSC2と接続をとっていることが示されている。移 動ユニットBはホーム位置レジスタHLRに恒久的な記録を有している。移動ス イッチングセンターMSC1,MSC2はホーム位置レジスタHLRと通信して 、それぞれの関係するビジタ位置レジスタVLR1,VLR2から移動ユニット を加入したり削除したりする。この実施例では、複雑な大規模通信システムを管 理する手助けとしてオープン・システム・インターコネクション(OSI)原理 にかなったプロトコル・レイヤの概念を利用しており、これについてはElectron ics Engineers Handbook(F F Mazda 編集 6版 1989年:Butterworths Press) の58.2節に記載されている。 プロトコルはシステムを定義づける各種エンティティ間の通信にとって必要で ある。プロトコルはOSI原理に従って階層化(レイヤ)とされ、各レイヤには 特定の機能が割り当てられ、例えばデータリンクレイヤ(層2)は誤り検出及び 補正を用いる伝送機能を提供している。 例えば、2つの端末A,Bといった2つの網エンティティ間での、あるいは、 例えば移動性(モビリティ)管理要素のようなサービス要素とある端末との間で の通信業務の際には、幾つかのプロトコル層が含まれている。各層は下位の層か らのサービスを利用して上の層へ強化されたサービスを提供する。 遠隔ノードで運用されている応用間の業務が終了するときは、そのノード間の 通信機能は通常は順序づけされたやり方で解放される。各通信層はそれぞれのプ ロトコル層から開始する。ひとたび全部のプロトコル層がクリアされると通信接 続は自動的に解放される。 移動環境では、OSI層3(網レイヤ)は」便宜上3つのサブレベルに副分割 され、最上位のサブレベルは接続管理(CM)、中間レベルはモビリティ管理( MM)、そして最下位レベルは無線資源(ラジオ・リソース:RR)となる。こ れらはそれぞれ端一端間接続の確立と維持、基地局間での移動ユニットの動きの 処理(ハンドオーバーと位置更新)、及び無線通信の維持を行う。 この発明は、接続管理(コネクション・マネージメント:CM)と関係してい るシグナリング接続の解放をモビリティ管理(MM)エンティティの制御の解放 と分離できるようにしている。とくに、CMの解放がMM及び下位層の接続の解 放から分離されている。MMとそれに対応している下位層との解放は、制御要素 又は以下で接続維持インジケータ(メインテイン・コネクション・インジケータ :MCI)フラグと呼ぶフラグによって管理される。CM層での業務が終了した 後、例えば電話この終わりには、下位の層は自動的には解放されない。MCIフ ラグの状態は移動局(MS)に向けてのシグナリング接続が保持されるべきか直 ちに解放されるべきかを判断するために使用される。MCIフラグの状態に依存 して、網内でいろいろな動作がとられる。このフラグは接続維持保護(コネクシ ョン・メインテインド・プロテクション:CMP)タイマと呼ばれる管理タイマ の制御下にある。 別の業務で使用するためのMM接続を維持するこの技術は、ある種のサービス の質を改善し、またこれらのサービスを支持する際の網の効率を改善するために 使用することができる。 ビジタ位置レジスタVLRに記憶された接続維持インジケータ(MCI)フラ グFは、移動ユニットとの既存のシグナリング接続を用いている現在の業務の終 わりにその接続を維持すべきかどうかの判断の基礎として使用される。 こういったプロトコルに従った図1のシステムの動作について図2,3及び4 を参照して以下に記述する。 フラグF,F’によって表されるMCI変数は異なる状態をそれぞれが表す幾 つかの別々な値をとることができる。値の1つ(ゼロ)は接続を保持する必要が なく、直ちに解放することができることを示すのに用いられる。他の値はある接 続を他の使用者が使用するために保持する必要があることを示す。接続を管理し て、使われていないときには所定時間後に必ず解放する(タイムアウト、時間切 れ)することは有効である。このタイムアウトは可能性のある異常事象に対する 保護となる。異なる応用に対して異なるタイムアウト値を備えることが有効であ ろう。 MCI状態(フラグF,F’)は2つの可能な値をとる符号とすることができ る;一方は接続が直ちに解放されるべきことを示し;他方は接続が別の業務のた めに保持されるべきことを示す。接続が保持されなければならない各MCI状態 に対しては、接続維持保護(コネクション・メインテインド・プロテクション: CMP)タイマをそれに関係づけることができる。融通性を供えるために、この 例ではゼロを含む4つの異なるタイマ値を各MCI状態に対して指定することが できるようにしている。時間は関係するサービスに依ることになる。 表1はMCI状態及び関連のCMPタイマでオクテット(8個から成るもの) を用いたものに対する可能な符号化システムを表示したものである。 この表で、“X”は状態が“0”又は“1”であることを示し、後者の場合は 第2のエンティティがフラグを立てられていることを示す。例えば、位置3と4 との両方で状態“1“(フラグ3と4との両方が活性化)であれば、呼制御エン ティティと補助サービスエンティティとの両方で接続が保持されていることを表 す。この場合にはタイムアウト値は最大のもので、フラグを立てたエンティティ の1つに対応している。 タイマが費消され尽くす前に接続が利用されない場合はその接続は解放される 。 呼もしくは定期的な位置更新のような業務の終了時に、移動ユニットBと移動 スイッチングセンターMSCとの間のシグナリング接続は直ちに解放されない。 MCIフラグの状態が調べられ、MCIフラグの状態に依存して、網内で異なる 動作が行われる。全てのMCIフラグの状態がゼロであり、既存の接続を使用す るために待っている新しい業務がないことを示していれば、クリア・コマンド・ メッセージ(クリア指令メッセージ)が基地局システムに向けて送られ、そこで 次に移動局Bへの無線接続が解放される。基地局システムBSSからの応答が受 領される後に、基地局システムBSSに向けての接続が通常の仕方で解放される 。MCIフラグFの状態がその接続を使用することができる別の業務があること を示すときは、移動局Bに向けられた既存のシグナリング接続は解放されない。 この接続は別の業務による使用のために維持される。接続維持医護(CMP)が 始動して、維持された接続を利用する新しい業務が開始するまで接続の維持を管 理する。維持されたシグナリング接続を利用することなく新しい業務が打ち切ら れるときは、シグナリング接続はCMPタイマの費消後に解放される。以下の例 で は、MCI状態のフラグの1つだけがある時間に所定の使用者用に作動する。 図2は話中加入者に対する呼の完了(CCBS)サービスのための過程を示す 。最初に(段階a))使用者Bは使用者Cと通信をしている。段階b)で、使用 者Aは破線で示したように使用者Bと通信しようとする。使用者Bは話中である から、接続管理システムCMは使用者AにCCBS機能を提供して、フラグF’ を設定し、呼制御機能のために使用者Aに対する接続を維持して、使用者Aがそ の接続を使ってCCBS機能の提供に応答できるようにすべきことを示すように する。上述のように、フラグ値はサービスの性質に依る。この場合は、フラグ‘ 3’が設定され、呼制御機能を示す。呼のフラグは所定のタイムアウト時間後に 費消するように設定される。フラグF’が有効な間に、使用者AがCCBS機能 を使用するようにとの招きに応答すると、接続管理システムCMは使用者Bを監 視するように構成されて、フラグFが設定される(段階c)。このときフラグ値 は‘4’であり、補助的サービスが要求されていることを示す。受領告知(アク ノレジメント)が使用者Aに送られ、サービスが活性化していることを示し、か つフラグF’をクリアする。 使用者BとCとの間の呼が続く(段階d)。それが終わったとき(段階e)、 フラグFの状態により、フラグ値Fとそれが関係するタイマとによって決まる短 時間にわたって、移動スイッチング局から使用者Bへの接続が開いた状態が保た れる。これにより接続管理システムCMは使用者Bが使える状態であることを使 用者Aに知らせることができ、移動スイッチングセンターMSCと使用者Bとの 間で、チャンネルの割当てを含む全く新しい接続の設定を必要とせずにコールバ ックを行うことができるようにする(段階f)。次にフラグFがゼロにリセット される。 移動局(使用者B)が網との無線接続をとっていない間、CCBSサービスと MCIフラグ値とに関係する情報はVLR内に記憶されたまま保たれる。使用者 Bが次に網と接続をとるときは、呼に関する業務の場合も、位置更新のように呼 と独立した業務の場合も、VLR内に記憶された情報が用いられて、網内の別な 業務、例えば他の業務で使用するための接続の保持などが実行される。図5を参 照して以下に記述するように、使用者Bが別のVLRと関係しているMSCに次 に接続をとるときは、情報をこの別のVLRに転送することができる。 図3は短いメッセージサービス用の過程を示す。このようなサービスは使用者 が必要とされている何らかの動作、例えば使用者が接続外であった間(例えば使 用者が基地局の圏外にいたとか、使用者端末がオフに切り替えられていたとき) に、受領した音声メッセージセンターからのメッセージの再生のような動作があ ることを使用者に対して示すのに使われる。短いメッセージ機能はメッセージを いつでも使用者Bに対して送ることができるが、使用者Bはメッセージが送られ るときに無線接続内にいないかも知れない(段階a))。SMS機能はメッセー ジが使用者Bに送られたものではないことを警告され、後に送るためにメッセー ジをサービスセンターに保存する。段階b)ではフラグが立てられてメッセージ がSMS機能内に記憶されていることを示す。段階c)では使用者Bは網と通信 をして、例えば登録の更新をしたり呼の試行をしたりする。MCIフラグは、メ ッセージを使用者Bに送ることができるようにここで確立されたリンクを維持す べきことを示す(段階d))。段階e)では、メッセージは使用者Bに送られて フラグ値Fがゼロにリセットされる。メッセージが送信されたときは、使用者B への接続は、別の業務に使用されていなければ直ちに外される(段階f)。代わ って、使用者Bがそのメッセージに対して働きかける、例えば音声メッセージセ ンターへのアクセスなどができるようにさらにある時間にわたり接続を維持する ことができる。 図4は音声メッセージセンター自体が応答を開始する別な過程を示す。この例 では、使用者Bは最初は他の呼に係わっているので求めに応じることができない 。最初に(段階a))、使用者Bは使用者Cと通信をしている。段階b)では使 用者Aは破線で示したように使用者Bとの通信を試みる。使用者Bが話中である から、接続管理システムCMは呼をAから音声メッセージセンターVMCへ転送 する。フラグFが値“6”に設定される。このフラグはメッセージが音声メッセ ージセンターVMC内に保存されていることを示す。段階e)で、使用者BとC との間の呼が終了する。しかし、フラグFの状態に応答して、移動スイッチング 局から使用者Bへのシグナリング接続はフラグ値Fで決められる短時間の間開い たままとなる。これで接続管理システムCMは音声メッセージ接続をすることが で き(段階f))、移動スイッチングセンターMSCと使用者Bとの間でチャンネ ル割当てを含む全く新しい接続を設定する必要はない。 注意しておきたいことは、現在のセルラシステムでは、異なるスイッチングセ ンターによって制御されている2つの基地局間で移動ユニットが業務中にハンド オーバーされるときは、呼が他のスイッチングセンターを経由した経路をとって いても、業務の制御はもとの基地局を制御しているスイッチングセンターに残る 。最終的に接続が解放されたときは、位置更新が実行されて、制御は他のスイッ チングセンターへ移されることになる。これにより、異なるスイッチングセンタ ーが僅かに違った方法で動作している場合の呼の間に生じうる問題を回避するこ とができる。それ故に、記述している実施例では、もしMCIフラグが設定され て業務の終わりで接続の維持が求められている場合には、この接続を使用する後 続の業務もまた第1のスイッチングセンターによって制御されることになる。ス イッチングセンターは同じ又は別のオペレータに所属することができるが、実用 上はコスト配分と課金との管理上の困難さのために、現在のところは呼の途中で 別の網ヘローミング(移動)することは予め防止されている。 出願人が一緒に出願している前記の発明によるフラグ値の転送のためのシステ ムについて図5を参照して記述していく。 使用者Bは最初はビジタ位置レジスタVLR1に登録されている。使用者Bは 次に、発呼もしくは登録更新など何らかの別な業務のための信号Sを送信して移 動スイッチングセンターMSC2と接続をとる(例えば、使用者が最初にユニッ トをオンに切り替えたとき)。このような呼が関係していない業務はシグナリン グ接続の使用を必要とするだけで、呼に関する業務に必要とされるようなトラヒ ックを帯びたリンク全部を必要としない。呼の“位置更新”は呼が進行していな い時間にいつでも行われうるもので、例えば、使用者が移動ユニットをオンに切 り替えたり、発呼を試みたり、あるいはユニットがオンに切り替えられたが使用 してはいない(“スタンバイ・モード”)ときに定期的に行われる自動更新過程 の結果として行われる。もし移動ユニットが呼の進行中に別のスイッチングセン ターの制御領域に移動すると、上述のように接続が結果的に解放されたときに位 置更新が行われる。 ビジタ位置レジスタVLR1とVLR2の両方とも使用者Bが新しい移動スイ ッチングセンターMSC2のサービス領域に移動したことを反映するために更新 されなければならない。信号Sは移動スイッチングセンターMSC2で検出され 、次に、GSMの移動応用パート(MAP)プロトコルを用いてMSC2から位 置更新信号LUがホーム位置レジスタHLRへ送信される。ホーム位置レジスタ HLRはキャンセル・ロケーション・メッセージCLを古い移動スイッチングセ ンターMSC1に送る。これまでは過程は標準のGSM位置更新プロトコルに従 っている。しかし、標準のプロトコルと違って、キャンセル・ロケーション信号 が前段の移動スイッチングセンターMSC1で検出されるときは、使用者Bのた めの呼コンテキスト情報Fが新しいビジタ位置レジスタVLR2に転送される。 転送は使用者Bのホーム位置レジスタHLRを介して行われる。新しいビジタ位 置レジスタVLR2は第1のビジタ位置レジスタVHR1と同じ方法でフラグ情 報Fを含む呼コンテキスト情報を処理する。こうして、使用者Bは新しい移動ス イッチングセンターMSC2で同じ利益を享受する。 新しい移動スイッチングセンターMSC2が1又は複数のサービスを支持でき ない場合には、このようなサービスに対するデータ(F1)はホーム位置レジス タ(HLR)内のバッファレジスタ内に使用者が次に第1のスイッチングセンタ ーMSC1に接続をとるかあるいは他の移動スイッチングセンターでそのサービ スを支持できるものと接続をとるまで記憶される。同様に、このようなデータF 2が前の転送の結果としてすでにバッファレジスタ内に保存されており、また、 新しい移動スイッチングセンターMSC2がデータF2と関係しているサービス を支持することができるときは(現在の移動スイッチングセンターMSC1はそ れができない)、データF2はバッファレジスタから新しいスイッチングセンタ ーMSC2に送られて、そのビジタ位置レジスタVLR2内に記憶される。 上述の実施例はセルラ無線システムに関係して記述されている。しかし、同様 な原理が他の電気通信システムに応用される。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年5月30日 【補正内容】 明細書 電気通信システム この発明は電気通信スイッチングシステム(装置)、とくに電話端末とシステ ムの他部との間の通信リンクについての業務(トランスアクション)の終端での 、管理に関する。この発明は固定及び移動の両方の無線電気通信システム(装置 )で使用するのに適している。 この明細書で“業務(トランスアクション)”という用語は電話端末とシステ ムの他部との間の通信を意味し、セルラ無線システムにおいて移動無線機の位置 を更新するといったような制御機能や、また、例えば音声メールボックス機能内 にメッセージがあることを使用者に知らせるなどのために使用者に送る信号を含 むものとすろ。業務は呼と独立な(すなわち、シグナリング接続だけを使用し、 トラヒックを帯した接続を使用することのない)ものでも、また、呼に関係する (すなわちトラヒックを帯びた接続を使用する)ものであってもよい。 発呼の試みが不成功であった者を支援するために、現在の電気通信システムか らは多くのサービスを利用することが可能である。例えば、不在の使用者のため に音声メールボックス内にメッセージを保存することができる。このようなシス テムでは使用者が次にその者の端末を使用するとき、あるいは端末の次の使用の 終了時に、使用者に警報を送ってメールボックス内にメッセージが在ることを告 げ、その者が音声メッセージセンターへ接触してそのメッセージにアクセスでき るようにする。これは、例えば一般に1/2秒間の短いリンギングトーン(鈴音) を次の呼の解放時に発することができる。このような構成の例は、例えば、R.J. Nacon and D.P.Worrall: Proceedings of International Conference on Commu nications 1979,Vol.1,(Boston,Massachusetts,USA)(page 3.2.3)、及び欧州特 許明細書EP0481683(AT&T)(col.4-col.5)に開示されている。 他のサービスには、話中加入者に対する呼の完了(コール・コンプリーション ・トウ・ビジィ・サブスクライバ:CCBS)機能があって、応答を得ることが できなかった発呼者に知らせるもので、被呼者が次に発呼するとき、あるいは最 初に発呼がされたときに進行中だった呼が完了したときに通知が行われ、別な発 呼をすると成功しそうなことを発呼者が知ることができるようにしている。 別な機能は使用者に対してデータメッセージを伝送することができるもので、 この機能は以下で短いメッセージサービス(ショート・メッセージ・サービス: SMS)と呼ぶ。データメッセージは使用者端末を制御するために用いられ、例 えば組込み表示部上に文書(テキスト)メッセージを表示させるようにする。 既知の電気通信システムでは、呼が終了したことを(通常は呼の一方の当事者 が“オンフック”となることによって)網が認識すると、端末間接続が解放され る。これが次にその呼に使われていた網素子が他の資源によって使用できるよう になる。例えば、セルラ無線環境では、ある呼に割り当てられた無線チャンネル が解放されて他の移動ユニットにより発呼又は被呼に使用できるようにする。 従来のシステムでは、呼が関係する業務(例えば音声もしくはデータ呼)が終 了するときには、呼制御プロトコルはまずトラヒックを帯した接続をクリアとす るためにメッセージ交換を逐行する。次にシグナリング接続も適当なメッセージ 交換を介して解放される。 同様に、呼が関係しない業務(例えば、セルラ無線システムにおける定期的な 位置更新)が終わるときには、適当なメッセージ交換を介してシグナリング接続 が解放される。 上述のサービスの1つが使用されていると、第1の業務の完了直後にそのサー ビスが関係する端末が、それに関係する接続が解放されて別の業務(受信又は発 信)の試みに使用される可能性が高い。このような試みが行われると、そこでシ ステムは追加のサービスを実行するために接続を再び確立しなければならない。 繁忙時には、接続は他の端末によって捕捉されていてもはや利用できない。この ことが、新しい呼の試みが不成功となるとき、例えば“CCBS”サービスの不 成功、あるいは呼者にはそのように見えることに通じる。 この問題を解決するための試みとして多数のシステムが開発されてきた。とく に、Patent Abstracts of Japan Vol.5 No.99 及びNo.192,Vol.7 No.247,Vol. 17No.535はいずれも2つの部分接続間で呼が確立されるシステムを記述している 。これらの参考文献は第1のものに記述されている呼完了サービスをとくに考え るとき、これらの接続は使用者自身によってオープン状態に保たれ、網によって ハングアップされないように指示される。これは不便であり、第1に呼者の場合 に は被呼者が現在の業務を完了するまで相当な時間にわたり接続がオープン状態に 保たれなければならない。さらに重要なことは、使用者は通常とは違う動作を実 行することが求められ、とくに呼の終わりにオフフック状態に留まらなければな らない。仮に使用者に音声による助言が与えられたとしても、それに正しく従う という期待はできない。 この発明の第1の特徴によると、複数の網端末を選択的に相互接続するための 電気通信スイッチングシステム(装置)が提供される。このスイッチングシステ ムは、個々の網端末との通信リンクを確立して端末へもしくは端末から業務が確 立できるようにし、またその業務の終結の際に通信リンクを解放するようにされ ており; このスイッチングシステムには各端末用の表示用手段であってそれぞれのによ る、あるいは端末(B)が関係する作用に応答して設定可能とされる表示用手段 (F)を含み;該スイッチングシステムは通信リンクの全部又は一部の解放を阻 止するために該表示用手段(F)の設定に応答し;同じ通信リンク又はその一部 を用いてそれぞれの端末へ又は端末から別の業務が行えるようにする。 この発明の第2の特徴によると、個々の端末とともに通信リンクを確立し、ま た解放することによって複数の網端末を選択的に相互接続するための電気通信シ ステムを動作する方法が提供され、端末間で業務が実行できるようにする;この 方法では、ある端末(B)による、あるいはそれが関係する業務中にスイッチン グ動作が行われるときは、その動作が同じ端末による、又はそれが関係する別な 業務が現在の業務の完了時に試行されるべきことを示し、このような動作に応答 して表示用手段(F)が設定され; またこの方法では、業務の終わりにその業務により使用された通信リンクの全 部又は一部の解放が表示用手段(F)の設定に応答して制御されて、解放が阻止 され、同じ通信リンクの全部又はその一部を用いて別の業務を行うことができる ようにする。 スイッチング手段内部で完全に解放を制御することにより、通常ではない操作 は何も使用者自身に求められない。この発明は新しい接続の一端が先の業務のま ま維持されて、他端への接続が確立される。 好ましい実施例では、リンクは所定遅延期間にわたり維持され、この期間は別 な業務の種類によって選択可能とされる。 好ましくは、表示手段はメッセージ機能内に記憶されているテキスト又は音声 メッセージに応答するか、第1の端末がある業務を完了したことを示すための信 号が送られる第2の端末による最初の業務の試行に応答して設定できる。網端末 に対する別な業務の試行は使用者に対する信号で、サービスが活性化されている (例えば、メッセージがメールボックス機能内に記憶されている)ことを示すも のとされる。その端末への別な業務の後所定遅延期間にわたってリンクが維持さ れるのは好ましいことであり、使用者はさらに別な業務をその端末から始動させ ることが許され、その使用者はサービスの活性化を通知されてそれ(例えばメー ルボックスへのアクヤス)を作動させるために呼の試行をすることができる。 電気通信システムはセルラ無線システムであってよい。典型的なセルラ無線網 は複数の移動無線ユニットで構成され、どの基地局が最良の無線リンクを提供す ることができるかに従って、それぞれが複数の固定無線基地局の1つとの無線通 信に組み入れられるようになっている。基地局と移動ユニットとの間の無線リン クの確立は移動スイッチングセンター(MSC)の制御下にあり、基地局を介し てのユニットへの呼及びユニットからの呼のルートが作られる。呼の間に無線基 地局に関係する移動無線ユニットの移動があり、移動ユニットと第1の無線基地 局との間の無線接触が失われることとなると、移動スイッチングセンターは第2 の基地局との間で新しい無線リンクを確立して、呼を中断することなしに第1の リンクが外されるようにする。この過程はハンドオーバーとして知られている。 移動ユニットとの無線リンクの確立に寄与するために、セルラ無線システムは 一般に網上で動作することが認められている移動ユニットに関するデータを記憶 している。データ記憶として2つの形式が用いられており、ホーム・ロケーショ ン・レジスタ(HLR:自宅位置登録)と、ビジタ・ロケーション・レジスタ( VLR:訪問者位置登録)として知られている。各移動のスイッチングセンター (MSC)にはVLRがあって、現在そのMSCの制御下にある移動ユニットの 詳細を記憶する。これにはスイッチがオンであるが現実には業務に従事していな いいずれのユニットも、また現在スイッチがオフでありその最近の業務が該MS Cに よって制御されているものとが含まれる。詳細としては、移動ユニットが動作し ている対象となる現在の(あるいは最近の)基地局に関する情報が含まれ、この 情報は移動ユニットが到来する呼を確立するために直ちに配置されるようにし、 また業務を開始する条件となる移動ユニットの識別子の検証が迅速に行われるよ うにする。 HLRは移動ユニットに関する恒久的な詳細事項、例えばアクセス権限とか、 到来呼要求を翻訳するのに必要な何らかの番号翻訳などを記憶する。また、移動 ユニットが現在属しているVLRを識別する。 網と接触する際の移動ユニットの位置がVLR内に現在記憶されているものと 対応していないと識別されるときは、VLR内の情報は更新される。多くの網は 複数のMSCを有している。移動ユニットの新しい位置が以前に動作していたの とは違う他のMSCの制御下に置かれることになると、その移動ユニットの詳細 はそのVLR上では見あたらない。新しいMSCのVLRはHLRからその移動 ユニットを識別するのに必要とされるデータを再生する。HLRは次にその移動 ユニットが動作しているVLRのその記録を更新して、古いVLR内の記録を取 り消させる。この位置更新は呼の確立の間に、あるいは定期的な更新業務の際に 行うことができる。 セルラシステムでは、接続の確立や再確立に必要とされる過程は固定システム に対するものよりも複雑となる。というのは、移動ユニットの位置を決定しなけ ればならず、またユニットはページングをしなければならず、その識別子が無線 リンクの確立前に検証されなければならないからである。そこでこの発明の方法 による呼間のリンクの維持がセルラシステムでは特に利点をもたらす。さらに、 セルラシステムでは、ラインの確立に何らかの遅延があると第2の業務の不成功 を招く傾向が強く、これは移動ユニットがスイッチオフ状態とされているか仲裁 (調節)期間外に置かれてしまうことによる。 使用者にとってみれば、どこにいても同じ移動ユニットを使用できることが望 ましい。しかしながら、現在のセルラ通信網で全世界をカバー範囲とするものは ない。通常は個々の国家に対応した、制限された地理的領域についてのカバー範 囲を備えている。別のオペレータの網でカバーされた領域内で使用者が同じ移動 ユニットを用いることができるようにするために、“ローミング”(roaming: 広域移動)構成が多数のセルラ無線オペレータ間で確立されている。ローミング 構成は使用者を地域的なカバー範囲をもつどの網にも接続できるようにし、また 、立証、呼のルート決定、及び課金目的で使用者が彼(又は彼女)の“ホーム網 ”への加入者であることを認識できるようにする。ローミング機構はまた、同じ 領域をカバーしているオペレータ間で、例えば一番好ましい料金制度を使うとい う利点を使用者が選択するのにも使われる。 ローミングの原理では、各網のHLRはローミング機構に加入している他の網 のVLRと通信することができて、それによって移動ユニットが他の網のいずれ かと接続するときには正しく識別がされ、かつ“ホーム”網内にないときには到 来呼のルート決定のために位置決めがされ得るようにすることが求められる。 セルラ無線システム標準でGSM(グローバル・システム・フォア・モーバイ ル・コミュニケーション:移動通信用グローバルシステム)として知られている ものは、ローミングとその他多数の電気通信サービスを支持するように設計され ている。この種のサービスの1つが音声メッセージサービス(VMS)で、被呼 者が後に再生するように不成功に終わった呼の試行者がメッセージを残すことが できるものである。メッセージは被呼者のHLRと関係する音声メッセージセン ター(VMC)内に記憶される。移動ユニットの使用者がVMC内にメッセージ が在るという警報を与えられるようにするために、HLR内の使用者の記録にフ ラグが立てられて、使用者が次に網に接触をするときに移動ユニットに信号が送 られてメッセージの存在を使用者に警報する。短いメッセージのサービス(ショ ート・メッセージ・サービス:SMS)と話中加入者に対する呼の完了(コール ・コンプリーション・トウ・ビジィ・サブスクライバ:CCBS)ともまたGS Mによって提供される。 広域移動の合意(ローミング・アグリーメント)における別な網のオペレータ は別の強化されたサービスを提供することができ、これは両立可能な共通の呼確 立の場合でもあてはまる。 GSM標準では、これらのサービスを制御するために使用されるインジケータ は使用者のHLR内に記憶されている。これは、使用者がローミング条件の下で 現在別なオペレータの網と接続している場合には著しいシグナリングの不利益を もたらしうるのであって、その理由はサービスを作動させるために必要なシグナ リングがHLRを経由して移動しなければならず、HLRが別な国とかときには 別の大陸にある場合もあるからである。しかしながら、使用者が別のスイッチン グセンターによって制御されている領域に移動するときは、使用者がいつも同じ HLRと関係を持っているから、情報は失われることがないことは確実である。 新しいスイッチングセンターからサービスが得られないときは、使用者がもとの スイッチングセンター又はサービスを支持している別なスイッチングセンターに 戻るまで、あるいはインジケータが時間切れとなるまで、インジケータはHLR 内で設定されたままで維持される。 このやり方はシグナリングについては極めて非効率的であり、その理由は使用 者の現在のスイッチングセンターが使用者のHLRからデータを得るか更新しな ければならず、たとえサービスがローカルな(局地的な)呼との接続に使われて いる場合でもHLRが地球の反対側にあることもあり得るからである。これは、 オペレータのコストに著しい負担を加えることになる。 この問題を回避しうるのは、網端末と関係する1又は複数の機能の活動状態に 関するデータをそれぞれの端末が現在通信している第1のスイッチングセンター と関係するレジスタ内に記憶し、そこでは網端末との通信が第2のスイッチング センターに転送されるときに、そのデータが第2のスイッチングセンターと関係 するレジスタに伝送されるような仕組みにすることである。 このことは、現在のGSM過程からの乖離を意味する。GSMシステムでは、 移動スイッチングセンター(MSC)がある移動ユニットの制御を放棄するとき は、関係するレジスタ(VLR)内にあるその移動ユニットの記録が使用者のH LRから送られる‘キャンセル・ロケーション’信号によって消去されない。し かし、この発明では、情報は1つのスイッチングセンターと関係するレジスタか ら他のスイッチングセンターと関係するレジスタに転送される。HLRによって 新しいVLRへデータを戻すことによって位置信号。 ローミングにおいてデータ転送を使用することは、上述の別の業務インジケー タ以外にデータ応用ができ、この出願(WO95/01219)と同じ優先日を 主張している出願人の別の出願にも含まれている。 もし新しいスイッチングセンターがそのデータが関係しているサービスを支持 できないときは、問題が生ずることになる。この場合、新しいレジスタがそのデ ータを記憶できず、かつもとのレジスタからも消去されてしまっているから、デ ータが喪失されることになり得、使用者がもとのスイッチングセンター又はサー ビスを支持することができる何らかの別のスイッチングセンターに戻ったときに サービスが作動できない。そこで、使用者の音声メッセージセンター内にメッセ ージが記憶され続けるが、使用者には警報が与えられず、同様にCCBSサービ スが不成功となり得る。 そこで好ましい仕組みでは、網端末との通信はまず設定を記憶することができ る関係する表示用手段を持たない別のスイッチングセンターに転送され、その設 定がバッファレジスタ内に記憶され、また網端末との通信が第2のスイッチング センターへ転送されるときは、設定が該第2のスイッチングセンターと関係する 表示用手段に送られる。この状態では、第1及び第2のスイッチングセンターは 1つで同一のものとすることができることが理解されよう。 好ましい実施例では、リンクは所定遅延時間にわたって維持され、遅延時間は 別な業務の種類によって選択可能とされる。 好ましくは、メッセージ装置内に記憶されているテキスト又は音声メッセージ に応答して、あるいは第1の端末が業務を完了したことを示す信号が送られる第 2の端末によって最初の業務の試行が行われたことに応答して、表示用手段が設 定できるようにする。網端末に対する別な業務の試みはサービスが活性化されて いる(例えばメールボックス装置にメッセージが記憶されている)ことを示す使 用者への信号とする。その端末からのさらに別な業務をその使用者が開始するた めに、端末への別な業務の後に所定の遅延時間にわたってリンクが維持されるこ とは有利なことである。というのは、サービスの活性化を通知された使用者が、 それを動作する(例えばメールボックスにアクセスする)ために呼の試みをする ことができるからである。 この発明の好ましい実施例を添付の図面を参照して例として以下に記述する: 図1はこの発明が関与する電気通信システムの要素を示す。 図2はCCBSサービスを支持するために図1のシステムがどのように機能す るかを示す図である。 図3はSMSサービスを支持するために図1のシステムがどのように機能する かを示す図である。 図4はVMSサービスを支持するために図1のシステムがどのように機能する かを示す図である。 図5は制御センター間でのデータの転送を例示する図である。 図1は簡単なセルラ無線システムで、2つの移動スイッチングセンターMSC a,MSCbで成り、それらが相互にまた公衆交換電話網(PSTN)と相互接 続されて、それにより端末Cのような固定使用者と接続されていることを示す。 移動スイッチングセンターMSCa,MSCbはそれぞれがそれぞれのビジター ・ロケーション・レジスタ(ビジタ位置レジスタ)VLRa,VLRbと関係を もっており、そこにはそれぞれの移動スイッチングセンターMSCa,MSCb に現在登録されている移動ユニットと関係するデータが記憶されている。移動ス イッチングセンターMSCbと関係して、メッセージを記憶するのに必要なシス テムもある:音声メッセージセンターVMCと短いメッセージサービスSMSで ある。同様な仕組み(図示せず)を他方の移動スイッチングセンターMSCaに 備えることができる。各移動スイッチングセンターMSCa,MSCbはそれぞ れの基地局システムBSSa,BSSbを制御する。移動ユニットAとBとは移 動スイッチングセンターMSCa,MSCbを介して互いに通信する。移動ユニ ットAとBとは網のあちこちに移動することができ、基地局BSCa,BSCb のいずれかで移動ユニットA,Bの現在位置に対して一番強い信号を送ることが できる方を介して通信を確立する。 図2,3及び4はそれぞれ3つの異なるサービスに対する業務管理の過程にあ る6の段階を示す。例示の目的で、使用者A,B,Cは同一の接続管理システム の制御下で同じ移動スイッチングセンターMSCと動作するものとして図示して ある。ビジタの位置レジスタVLRと関係して、各使用者に対してサービス状態 フラグ値インジケータがある;フラグFは使用者Bと関係し、フラグF’は使用 者Aと関係している(図3と4とには示さず)。使用者Cもフラグ値インジケー タを持つことができるが、これは図示の例では何の役割ももたないので、図には 示していない。図1に示すように、実際には使用者CはPSTNの方法によって MSCに接続された固定端末であってよい。移動スイッチングセンターMSCの 中心機能である接続管理システム(CM)は使用者A,B,C、短いメッセージ サービス装置SMS及び音声メッセージセンターVMCとの間でいろいろな接続 を作る。“接続管理システム”という用語は、この明細書では図1に示す網の実 体(複数のエンティティ)とそれらの間の通信プロトコルを指している。 図5は1つのビジタ位置レジスタVLR1から別なVLR2へのフラグ値の転 送を示す。移動使用者Bは第1の移動スイッチングセンターMSC1と関係して いる第1のビジタ位置レジスタVLR1に現在登録されていて、ここでは第2の 移動スイッチングセンターMSC2と接続をとっていることが示されている。移 動ユニットBはホーム位置レジスタHLRに恒久的な記録を有している。移動ス イッチングセンターMSC1,MSC2はホーム位置レジスタHLRと通信して 、それぞれの関係するビジタ位置レジスタVLR1,VLR2から移動ユニット を加入したり削除したりする。この実施例では、複雑な大規模通信システムを管 理する手助けとしてオープン・システム・インターコネクション(OSI)原理 にかなったプロトコル・レイヤの概念を利用しており、これについてはElectron ics Engineers Handbook(F F Mazda 編集 6版 1989年:Butterworths Press) の58.2節に記載されている。 プロトコルはシステムを定義づける各種エンティティ間の通信にとって必要で ある。プロトコルはOSI原理に従って階層化(レイヤ)とされ、各レイヤには 特定の機能が割り当てられ、例えばデータリンクレイヤ(層2)は誤り検出及び 補正を用いる伝送機能を提供している。 例えば、2つの端末A,Bといった2つの網エンティティ間での、あるいは、 例えば移動性(モビリティ)管理要素のようなサービス要素とある端末との間で の通信業務の際には、幾つかのプロトコル層が含まれている。各層は下位の層か らのサービスを利用して上の層へ強化されたサービスを提供する。 遠隔ノードで運用されている応用間の業務が終了するときは、そのノード間の 通信機能は通常は順序づけされたやり方で解放される。各通信層はそれぞれのプ ロトコル層から開始する。ひとたび全部のプロトコル層がクリアされると通信接 続は自動的に解放される。 移動環境では、OSI層3(網レイヤ)は」便宜上3つのサブレベルに副分割 され、最上位のサブレベルは接続管理(CM)、中間レベルはモビリティ管理( MM)、そして最下位レベルは無線資源(ラジオ・リソース:RR)となる。こ れらはそれぞれ端−端間接続の確立と維持、基地局間での移動ユニットの動きの 処理(ハンドオーバーと位置更新)、及び無線通信の維持を行う。 この発明は、接続管理(コネクション・マネージメント:CM)と関係してい るシグナリング接続の解放をモビリティ管理(MM)エンティティの制御の解放 と分離できるようにしている。とくに、CMの解放がMM及び下位層の接続の解 放から分離されている。MMとそれに対応している下位層との解放は、制御要素 又は以下で接続維持インジケータ(メインテイン・コネクション・インジケータ :MCI)フラグと呼ぶフラグによって管理される。CM層での業務が終了した 後、例えば電話この終わりには、下位の層は自動的には解放されない。MCIフ ラグの状態は移動局(MS)に向けてのシグナリング接続が保持されるべきか直 ちに解放されるべきかを判断するために使用される。MCIフラグの状態に依存 して、網内でいろいろな動作がとられる。このフラグは接続維持保護(コネクシ ョン・メインテインド・プロテクション:CMP)タイマと呼ばれる管理タイマ の制御下にある。 別の業務で使用するためのMM接続を維持するこの技術は、ある種のサービス の質を改善し、またこれらのサービスを支持する際の網の効率を改善するために 使用することができる。 ビジタ位置レジスタVLRに記憶された接続維持インジケータ(MCI)フラ グFは、移動ユニットとの既存のシグナリング接続を用いている現在の業務の終 わりにその接続を維持すべきかどうかの判断の基礎として使用される。 こういったプロトコルに従った図1のシステムの動作について図2,3及び4 を参照して以下に記述する。 フラグF,F’によって表されるMCI変数は異なる状態をそれぞれが表す幾 つかの別々な値をとることができる。値の1つ(ゼロ)は接続を保持する必要が なく、直ちに解放することができることを示すのに用いられる。他の値はある接 続を他の使用者が使用するために保持する必要があることを示す。接続を管理し て、使われていないときには所定時間後に必ず解放する(タイムアウト、時間切 れ)することは有効である。このタイムアウトは可能性のある異常事象に対する 保護となる。異なる応用に対して異なるタイムアウト値を備えることが有効であ ろう。 MCI状態(フラグF,F’)は2つの可能な値をとる符号とすることができ る;一方は接続が直ちに解放されるべきことを示し;他方は接続が別の業務のた めに保持されるべきことを示す。接続が保持されなければならない各MCI状態 に対しては、接続維持保護(コネクション・メインテインド・プロテクション: CMP)タイマをそれに関係づけることができる。融通性を供えるために、この 例ではゼロを含む4つの異なるタイマ値を各MCI状態に対して指定することが できるようにしている。時間は関係するサービスに依ることになる。 表1はMCI状態及び関連のCMPタイマでオクテット(8個から成るもの) を用いたものに対する可能な符号化システムを表示したものである。 この表で、“X”は状態が“0”又は“1“であることを示し、後者の場合は 第2のエンティティがフラグを立てられていることを示す。例えば、位置3と4 との両方で状態“1”(フラグ3と4との両方が活性化)であれば、呼制御エン ティティと補助サービスエンティティとの両方で接続が保持されていることを表 す。この場合にはタイムアウト値は最大のもので、フラグを立てたエンテイテイ の1つに対応している。 タイマが費消され尽くす前に接続が利用されない場合はその接続は解放される 。 呼もしくは定期的な位置更新のような業務の終了時に、移動ユニットBと移動 スイッチングセンターMSCとの間のシグナリング接続は直ちに解放されない。 MCIフラグの状態が調べられ、MCIフラグの状態に依存して、網内で異なる 動作が行われる。全てのMCIフラグの状態がゼロであり、既存の接続を使用す るために待っている新しい業務がないことを示していれば、クリア・コマンド・ メッセージ(クリア指令メッセージ)が基地局システムに向けて送られ、そこで 次に移動局Bへの無線接続が解放される。基地局システムBSSからの応答が受 領される後に、基地局システムBSSに向けての接続が通常の仕方で解放される 。MCIフラグFの状態がその接続を使用することができる別の業務があること を示すときは、移動局Bに向けられた既存のシグナリング接続は解放されない。 この接続は別の業務による使用のために維持される。接続維持保護(CMP)が 始動して、維持された接続を利用する新しい業務が開始するまで接続の維持を管 理する。維持されたシグナリング接続を利用することなく新しい業務が打ち切ら れるときは、シグナリング接続はCMPタイマの費消後に解放される。以下の例 では、MCI状態のフラグの1つだけがある時間に所定の使用者用に作動する。 図2は話中加入者に対する呼の完了(CCBS)サービスのための過程を示す 。最初に(段階a))使用者Bは使用者Cと通信をしている。段階b)で、使用 者Aは破線で示したように使用者Bと通信しようとする。使用者Bは話中である から、接続管理システムCMは使用者AにCCBS機能を提供して、フラグF’ を 設定し、呼制御機能のために使用者Aに対する接続を維持して、使用者Aがその 接続を使ってCCBS機能の提供に応答できるようにすべきことを示すようにす る。上述のように、フラグ値はサービスの性質に依る。この場合は、フラグ‘3 ’が設定され、呼制御機能を示す。呼のフラグは所定のタイムアウト時間後に費 消するように設定される。フラグF’が有効な間に、使用者AがCCBS機能を 使用するようにとの招きに応答すると、接続管理システムCMは使用者Bを監視 するように構成されて、フラグFが設定される(段階C)。このときフラグ値は‘ 4’であり、補助的サービスが要求されていることを示す。受領告知(アクノレ ジメント)が使用者Aに送られ、サービスが活性化していることを示し、かつフ ラグF’をクリアする。 使用者BとCとの間の呼が続く(段階d)。それが終わったとき(段階e)、 フラグFの状態により、フラグ値Fとそれが関係するタイマとによって決まる短 時間にわたって、移動スイッチング局から使用者Bへの接続が開いた状態が保た れる。これにより接続管理システムCMは使用者Bが使える状態であることを使 用者Aに知らせることができ、移動スイッチングセンターMSCと使用者Bとの 間で、チャンネルの割当てを含む全く新しい接続の設定を必要とせずにコールバ ックを行うことができるようにする(段階f)。次にフラグFがゼロにリセット される。 移動局(使用者B)が網との無線接続をとっていない間、CCBSサービスと MCIフラグ値とに関係する情報はVLR内に記憶されたまま保たれる。使用者 Bが次に網と接続をとるときは、呼に関する業務の場合も、位置更新のように呼 と独立した業務の場合も、VLR内に記憶された情報が用いられて、網内の別な 業務、例えば他の業務で使用するための接続の保持などが実行される。図5を参 照して以下に記述するように、使用者Bが別のVLRと関係しているMSCに次 に接続をとるときは、情報をこの別のVLRに転送することができる。 図3は短いメッセージサービス用の過程を示す。このようなサービスは使用者 が必要とされている何らかの動作、例えば使用者が接続外であった間(例えば使 用者が基地局の圏外にいたとか、使用者端末がオフに切り替えられていたとき) に、受領した音声メッセージセンターからのメッセージの再生のような動作があ ることを使用者に対して示すのに使われる。短いメッセージ機能はメッセージを いつでも使用者Bに対して送ることができるが、使用者Bはメッセージが送られ るときに無線接続内にいないかも知れない(段階a))。SMS機能はメッセー ジが使用者Bに送られたものではないことを警告され、後に送るためにメッセー ジをサービスセンターに保存する。段階b)ではフラグが立てられてメッセージ がSMS機能内に記憶されていることを示す。段階c)では使用者Bは網と通信 をして、例えば登録の更新をしたり呼の試行をしたりする。MCIフラグは、メ ッセージを使用者Bに送ることができるようにここで確立されたリンクを維持す べきことを示す(段階d))。段階e)では、メッセージは使用者Bに送られて フラグ値Fがゼロにリセットされる。メッセージが送信されたときは、使用者B への接続は、別の業務に使用されていなければ直ちに外される(段階f)。代わ って、使用者Bがそのメッセージに対して働きかける、例えば音声メッセージセ ンターへのアクセスなどができるようにさらにある時間にわたり接続を維持する ことができる。 図4は音声メッセージセンター自体が応答を開始する別な過程を示す。この例 では、使用者Bは最初は他の呼に係わっているので求めに応じることができない 。最初に(段階a))、使用者Bは使用者Cと通信をしている。段階b)では使 用者Aは破線で示したように使用者Bとの通信を試みる。使用者Bが話中である から、接続管理システムCMは呼をAから音声メッセージセンターVMCへ転送 する。フラグFが値“6”に設定される。このフラグはメッセージが音声メッセ ージセンターVMC内に保存されていることを示す。段階e)で、使用者BとC との間の呼が終了する。しかし、フラグFの状態に応答して、移動スイッチング 局から使用者Bへのシグナリング接続はフラグ値Fで決められる短時間の間開い たままとなる。これで接続管理システムCMは音声メッセージ接続をすることが でき(段階f))、移動スイッチングセンターMSCと使用者Bとの間でチャン ネル割当てを含む全く新しい接続を設定する必要はない。 注意しておきたいことは、現在のセルラシステムでは、異なるスイッチングセ ンターによって制御されている2つの基地局間で移動ユニットが業務中にハンド オーバーされるときは、呼が他のスイッチングセンターを経由した経路をとって いても、業務の制御はもとの基地局を制御しているスイッチングセンターに残る 。最終的に接続が解放されたときは、位置更新が実行されて、制御は他のスイッ チングセンターへ移されることになる。これにより、異なるスイッチングセンタ ーが僅かに違った方法で動作している場合の呼の間に生じうる問題を回避するこ とができる。それ故に、記述している実施例では、もしMCIフラグが設定され て業務の終わりで接続の維持が求められている場合には、この接続を使用する後 続の業務もまた第1のスイッチングセンターによって制御されることになる。ス イッチングセンターは同じ又は別のオペレータに所属することができるが、実用 上はコスト配分と課金との管理上の困難さのために、現在のところは呼の途中で 別の網へローミング(移動)することは予め防止されている。 出願人が一緒に出願している前記の発明によるフラグ値の転送のためのシステ ムについて図5を参照して記述していく。 使用者Bは最初はビジタ位置レジスタVLR1に登録されている。使用者Bは 次に、発呼もしくは登録更新など何らかの別な業務のための信号Sを送信して移 動スイッチングセンターMSC2と接続をとる(例えば、使用者が最初にユニッ トをオンに切り替えたとき)。このような呼が関係していない業務はシグナリン グ接続の使用を必要とするだけで、呼に関する業務に必要とされるようなトラヒ ックを帯びたリンク全部を必要としない。呼の“位置更新"は呼が進行していな い時間にいつでも行われうるもので、例えば、使用者が移動ユニットをオンに切 り替えたり、発呼を試みたり、あるいはユニットがオンに切り替えられたが使用 してはいない(“スタンバイ・モード”)ときに定期的に行われる自動更新過程 の結果として行われる。もし移動ユニットが呼の進行中に別のスイッチングセン ターの制御領域に移動すると、上述のように接続が結果的に解放されたときに位 置更新が行われる。 ビジタ位置レジスタVLR1とVLR2の両方とも使用者Bが新しい移動スイ ッチングセンターMSC2のサービス領域に移動したことを反映するために更新 されなければならない。信号Sは移動スイッチングセンターMSC2で検出され 、次に、GSMの移動応用パート(MAP)プロトコルを用いてMSC2から位 置更新信号LUがホーム位置レジスタHLRへ送信される。ホーム位置レジスタ H LRはキャンセル・ロケーション・メッセージCLを古い移動スイッチングセン ターMSC1に送る。これまでは過程は標準のGSM位置更新プロトコルに従っ ている。しかし、標準のプロトコルと違って、キャンセル・ロケーション信号が 前段の移動スイッチングセンターMSC1で検出されるときは、使用者Bのため の呼コンテキスト情報Fが新しいビジタ位置レジスタVLR2に転送される。転 送は使用者Bのホーム位置レジスタHLRを介して行われる。新しいビジタ位置 レジスタVLR2は第1のビジタ位置レジスタVHR1と同じ方法でフラグ情報 Fを含む呼コンテキスト情報を処理する。こうして、使用者Bは新しい移動スイ ッチングセンターMSC2で同じ利益を享受する。 新しい移動スイッチングセンターMSC2が1又は複数のサービスを支持でき ない場合には、このようなサービスに対するデータ(F1)はホーム位置レジス タ(HLR)内のバッファレジスタ内に使用者が次に第1のスイッチングセンタ ーMSC1に接続をとるかあるいは他の移動スイッチングセンターでそのサービ スを支持できるものと接続をとるまで記憶される。同様に、このようなデータF 2が前の転送の結果としてすでにバッファレジスタ内に保存されており、また、 新しい移動スイッチングセンターMSC2がデータF2と関係しているサービス を支持することができるときは(現在の移動スイッチングセンターMSC1はそ れができない)、データF2はバッファレジスタから新しいスイッチングセンタ ーMSC2に送られて、そのビジタ位置レジスタVLR2内に記憶される。 上述の実施例はセルラ無線システムに関係して記述されている。しかし、同様 な原理が他の電気通信システムに応用される。 請求の範囲 1. 複数の網端末を選択的に相互接続するための電気通信スイッチングシステ ムであって、該スイッチングシステムは個々の網端末と通信リンクを確立して端 末に対してもしくは端末から業務が確立できるようにされ、また該業務の完了時 に通信リンクを解放するようにされており; 該スイッチングシステムは各端末用の表示用手段(F)を含み、該表示用手段 はそれぞれの端末(B)による動作、もしくはそれぞれの端末(B)と関係する 動作に応答して設定可能とされており; 該スイッチングシステムは該表示手段(F)の設定に応答して通信リンクの全 部又は一部の解放を阻止し; 同じ通信リンクもしくはその一部を用いてそれぞれの端末(B)に対してもし くは同端末から別の業務を行うことができるようにしたことを特徴とする電気通 信スイッチングシステム。 2. 所定の遅延時間後に前記通信リンクを解放させるためのタイマ手段を備え たことを特徴とする請求項1に記載の電気通信スイッチングシステム。 3. 設定可能な前記表示用手段(F)が行われるべき別の業務の種類を示し、 前記タイマ手段の遅延時間が示された業務の種類に従って選択可能とされている ことを特徴とする請求項2に記載の電気通信スイッチングシステム。 4. 別の業務の完了後、別な所定の遅延時間にわたって通信リンクを維持する ための手段を備え、端末から別な業務が開始できるようにしたことを特徴とする 請求項2又は3に記載の電気通信スイッチングシステム。 5. 第1の端末(B)への接続が確立できないときは該第1の端末へのメッセ ージを記憶するためのメッセージ機能(VMC)と関連を持ち、メッセージ機能 内にメッセージが記憶されることに応答して表示手段(F)が設定されるように したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電気通信スイッチ ングシステム。 6. メッセージ機能(VMC)が音声メッセージを記憶するための手段を備え ることを特徴とする請求項5に記載の電気通信スイッチングシステム。 7. メッセージ機能(VMC)がテキストメッセージを記憶するための手段を 備える請求項5又は6に記載の電気通信スイッチングシステム。 8. 第1の網端末(B)が業務を完了したという信号を第2の網端末(A)に 送るための設定可能なシグナリング手段と、該第1の網端末(B)に対する該第 2の端末(A)による業務の試行に応答して設定可能とされたシグナリング及び 表示用手段(F,F’)とを備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか 1項に記載の電気通信スイッチングシステム。 9. ある網端末(B)が別な時間に別なスイッチングセンターを経て通信リン クを確立できるように、1又は複数の網端末と通信リンクを確立するための複数 のスイッチングセンターを備え、少なくとも第1及び第2のスイッチングセンタ ーは前記表示用手段(F)の設定を記憶するためのレジスタ手段(VLR1,V LR2)を有しており、また、網端末(B)との通信が第1のスイッチングセン ターから第2のスイッチングセンターへ転送されるとき、第1のスイッチングセ ンターのレジスタ手段(VLR1)から第2のスイッチングセンターのレジスタ 手段(VLR2)へ該設定を転送するための手段とを備えたことを特徴とする請 求項1乃至8のいずれか1項に記載の電気通信スイッチングシステム。 10. ある網端末(B)との通信が前記第1のスイッチングセンターのレジス タ(VLR1)からの設定を記憶することができるレジスタを備えていない別の スイッチングセンターへ最初に転送される場合に該設定を記憶するためのバッフ ァレジスタ(HLR)と、該網端末(B)との通信が前記第2のスイッチングセ ンターへ転送されるときは該バッファレジスタ(HLR)内に記憶されている設 定を該第2のスイッチングセンターのレジスタ(VLR2)へ転送するための手 段とを有することを特徴とする請求項9に記載の電気通信スイッチングシステム 。 11. セルラ無線システムで使用するように構成されたことを特徴とする請求 項1乃至10のいずれか1項に記載の電気通信システム。 12. 個々の網端末と通信リンクを確立したり解放したりすることにより複数 の網端末を選択的に相互接続して該端末間で業務を行うことができるようにする ための電気通信システムを動作する方法であって; ある端末(B)による業務、もしくはその端末(B)と関係する業務の間にス イッチング動作が行われ、現在の業務が完了したときに同じ端末によるかそれが 関係ずる別な業務を試行すべきことを示すときは、この動作に応答して表示用手 段(F)が設定され; 業務の終わりには、その業務により使われた通信リンクの全部又は一部の解放 が該表示用手段(F)の設定に応答して制御され、解放が阻止されて同一の通信 リンク又はその一部を用いて別な業務を行うことができるようにしたことを特徴 とする方法。 13. 前記リンクは所定遅延時間にわたり維持されることを特徴とする請求項 12に記載の方法。 14. 行われるべき別な業務の種類に従って前記遅延時間が選択されることを 特徴とする請求項13に記載の方法。 15. 端末(B)への別な業務の後の別な所定遅延時間にわたってリンクが維 持されて、該端末からさらに別の業務を開始することができるようにしたことを 特徴とする請求項13又は14に記載の方法。 16. 第1の網端末(B)へのメッセージがメッセージ機能(VMC)内に記 憶されているときは通信リンクが維持されることを特徴とする請求項12乃至1 5のいずれか1項に記載の方法。 17. ある第2の端末(A)からの業務の試行に応答してリンクが維持される ことを特徴とする請求項12乃至16のいずれか1項に記載の方法。 18. 第1の業務が終わるとき第2の端末(A)に信号が送られるようにした ことを特徴とする請求項17に記載の方法。 19. 網端末は異なる時間に異なるスイッチングセンターと通信を確立するこ とができ、表示用手段(F)はそれぞれのスイッチングセンターと関係していて 、網端末(B)との通信が第1のスイッチングセンターから第2のスイッチング センターへ転送されるときは、第1のスイッチングセンターと関係している表示 用手段(F)の設定が第2のスイッチングセンターと関係している表示用手段( F)に転送されるようにしたことを特徴とする請求項12乃至18のいずれか1 項に記載の方法。 20. ある網端末(B)との通信が設定を記憶することができる関連の表示用 手 段を持たない別のスイッチングセンターへ最初に転送される場合には、その設定 がバッファレジスタ(HLR)内に記憶され、該網端末(B)との通信が第2の スイッチングセンターと関係している表示用手段(F)へ伝送されるようになっ ている請求項19に記載の方法。 21. 前記電気通信システムがセルラ無線システムである請求項12乃至20 のいずれか1項に記載の方法。 22. 添付図面を参照して記述したような電気通信システム。 23. 添付図面を参照して記述したような方法。 【図1】 【図5】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 複数の網端末を選択的に相互接続するための電気通信システムであって、 個々の網端末と通信リンクを確立して端末に対してもしくは端末から業務が確立 するための手段と、その端末からのもしくはその端末への該業務の完了時に通信 リンクを解放するするための手段と、その端末を含む別の業務を行うべきかどう かを表示するために設定可能な表示用手段と、表示用手段の設定に応答して通信 リンクの全部又は一部の解放を阻止するための手段とを備えたことを特徴とする 電気通信システム。 2. 所定の遅延時間後に前記通信リンクを解放させるためのタイマ手段を備え たことを特徴とする請求項1に記載の電気通信システム。 3. 設定可能な前記表示用手段が行われるべき別の業務の種類を示し、前記タ イマ手段の遅延時間が示された業務の種類に従って選択可能とされていることを 特徴とする請求項2に記載の電気通信システム。 4. 別の業務の完了後、別な所定の遅延時間にわたって通信リンクを維持する ための手段を備え、端末から別な業務が開始できるようにしたことを特徴とする 請求項2又は3に記載の電気通信システム。 5. 第1の端末への接続が確立できないときは該第1の端末へのメッセージを 記憶するためのメッセージ機能と関連を持ち、メッセージ機能内にメッセージが 記憶されることに応答して表示用手段が設定されるようにしたことを特徴とする 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電気通信システム。 6. メッセージ機能が音声メッセージを記憶するための手段を備えることを特 徴とする請求項5に記載の電気通信システム。 7. メッセージ機能がテキストメッセージを記憶するための手段を備える請求 項5又は6に記載の電気通信システム。 8. 第1の網端末が業務を完了したという信号を第2の網端末に送るための設 定可能なシグナリング手段と、該第1の網端末に対する該第2の端末による業務 の試行に応答して設定可能とされたシグナリング及び表示用手段とを備えたこと を特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電気通信システム。 9. ある網端末が別な時間に別なスイッチングセンターを経て通信リンクを確 立できるように、1又は複数の網端末と通信リンクを確立するための複数のスイ ッチングセンターを備え、少なくとも第1及び第2のスイッチングセンターは端 末と関係する1又は複数の機能の活性状態に関する網端末と関係するデータを記 憶するためのレジスタ手段を有し、網端末との通信が第1のスイッチングセンタ ーから第2のスイッチングセンターへ転送されるとき、第1のスイッチングセン ターのレジスタ手段から第2のスイッチングセンターのレジスタ手段へそのデー タを転送するための手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1 項に記載の電気通信システム。 10. ある網端末との通信が前記第1のスイッチングセンターのレジスタから のデータを記憶することができるレジスタを備えていない別のスイッチングセン ターへ最初に転送される場合に該データを記憶するためのバッファレジスタと、 該網端末との通信が前記第2のスイッチングセンターへ転送されるときは該バッ ファレジスタ内に記憶されているデータを該第2のスイッチングセンターのレジ スタへ転送するための手段とを有することを特徴とする請求項9に記載の電気通 信システム。 11. 前記電気通信システムがセルラ無線システムであることを特徴とする請 求項1乃至10のいずれか1項に記載の電気通信システム。 12. 業務の終わりに網端末との通信リンクを解放するための手段を制御する 電気通信システムを動作する方法であって、該端末が別の業務を行うべきときは 通信リンクの全部又は一部の解放が阻止されることを特徴とする方法。 13. 前記リンクは所定遅延時間にわたり維持されることを特徴とする請求項 12に記載の方法。 14. 行われるべき別な業務の種類に従って前記遅延時間が選択されることを 特徴とする請求項13に記載の方法。 15. 端末への別な業務の後の別な所定遅延時間にわたってリンクが維持され て、該端末からさらに別の業務を開始することができるようにしたことを特徴と する請求項13又は14に記載の方法。 16. 第1の網端末へのメッセージがメッセージ機能内に記憶されているとき は通信リンクが維持されることを特徴とする請求項12乃至15のいずれか1項 に記載の方法。 17. 第2の端末からの業務の試行に応答して表示用手段が設定されることを 特徴とする請求項12乃至16のいずれか1項に記載の方法。 18. 第1の業務が終わるとき第2の端末に信号が送られるようにしたことを 特徴とする請求項17に記載の方法。 19. 網端末は異なる時間に異なるスイッチングセンターと通信を確立するこ とができ、それぞれの端末が現在通信している第1のスイッチングセンターと関 係するレジスタ内に網端末と関係する1又は複数の機能の活性状態に関するデー タを記憶し、網端末との通信が第2のスイッチングセンターへ転送されるとき、 そのデータが第2のスイッチングセンターと関係するレジスタに送られることを 特徴とする請求項12乃至18のいずれか1項に記載の方法。 20. ある網端末との通信がデータを記憶することができる関連のレジスタを 持たない別のスイッチングセンターへ最初に転送される場合には、そのデータが バッファレジスタ内に記憶され、該網端末との通信が前記第2のスイッチングセ ンターと関係しているレジスタへ伝送されるようになっていることを特徴とする 請求項19に記載の方法。 21. 前記電気通信システムがセルラ無線システムであることを特徴とする請 求項12乃至20のいずれか1項に記載の方法。 22. 添付図面を参照して記述したような電気通信システム。 23. 添付図面を参照して記述したような方法。
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