JPH10501338A - 位相変調誤差の削減 - Google Patents

位相変調誤差の削減

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JPH10501338A
JPH10501338A JP8501173A JP50117396A JPH10501338A JP H10501338 A JPH10501338 A JP H10501338A JP 8501173 A JP8501173 A JP 8501173A JP 50117396 A JP50117396 A JP 50117396A JP H10501338 A JPH10501338 A JP H10501338A
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オーガスト,リチャード・ジェイ
ダイアモンド,ケビン・ビイ
フェス,ジョン・アール
ラスコスキー,クラレンス・イー
ストランドジョード,リー・ケイ
スザフラニック,ボグダン
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ハネウエル・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 光ファイバ回転検出器において、コイル状光ファイバの一部が、基本周波数で光波間の変動する位相関係を生じさせるバイアス光位相変調器の一部であってその影響を受ける。しかし、変動する位相関係は変調器の一部である光ファイバの機械振動による少なくとも1つの高調波を有する。この高調波は、回転の誤った表示の原因となる。共振するファイバのQを低減することによってこのような高調波の振幅を減少させる。これは、光ファイバと変調器の一部とに減衰材料を塗布することによって行う。光検出器が互いに反対方向に伝播する波を検出し、変調器の機械的に共振する光ファイバによる誤差を含む検出された回転の標識を提供する信号成分選択装置に、対応する電気信号を送る。

Description

【発明の詳細な説明】 位相変調誤差の削減 発明の背景 本発明は、光ファイバ・システムの位相変調器に関し、具体的には、変化する 条件でその中を伝播する電磁波の前記位相変調に対応する構成に関する。 光ファイバ・ジャイロスコープは、前記ジャイロスコープを保持している物体 の回転を検出する魅力的な手段である。そのようなジャイロスコープは、きわめ て小型に製作することができ、かなりの機械衝撃、温度変化、およびその他の苛 酷な環境に耐えるように構築することができる。可動部がないため、ほとんど保 守が不要で、コスト上も経済的となる可能性を持っている。また、他の種類の光 学ジャイロスコープで問題となる場合がある低回転レートを検出することもでき る。 光ファイバ・ジャイロスコープは、それを巡る回転を検出するコアの軸を中心 としてコアに巻き付けられたコイル状の光ファイバを有する。光ファイバは、典 型的には長さが100〜200メートル程度で、閉じた光路の一部であり、その 中に電磁波すなわち光波が導入され、一対の波に分割されて、コイルを通って相 反する方向に伝播し、その両方が最終的に光検出器に入射する。コアの検出軸す なわちコイル状光ファイバを中心とする回転によって、この2つの波の一方につ いて、一方の回転方向に向かって有効光路長が増大し、他方の回転方向に向かっ て光路長が減少する。他方の方向の回転に対して反対の結果が生じる。2つの波 の間のこのような光路長の差によって、いずれかの回転方向について2つの波の 間に位相シフトすなわち周知のサニャック効果が生じる。このジャイロスコープ を干渉光ファイバ・ジャイロ(IFOG)と呼ぶ。コイル状光ファイバの使用が 望ましいのは、回転による位相差シフトの量、したがって出力信号は、互いに反 対方向に進む2つの電磁波が通過するコイルを通る光路の全長によって決まり、 したがって長い光ファイバで大きな位相差を得ることができ、長いにもかかわら ずコイル状になっている結果として光ファイバが占める体積が比較的小さいため である。 光検出器システムのフォトダイオードからの出力電流は、相反する方向に伝播 する電磁波がコイル状光ファイバを通過した後で入射するとそれに応答して、二 乗余弦関数に従う。すなわち、出力電流はこの2つの電磁波の位相差の余弦によ って決まる。余弦関数は偶関数であるため、このような出力関数は位相差シフト に関して、したがってコイルの軸を中心とする回転の方向に関しては何の標識も 示さない。さらに、ゼロ位相付近の余弦関数の変化率はきわめて小さく、したが ってそのような出力関数は低回転レートの場合にはきわめて感度が低い。 これらの不十分な特性のために、2つの相反する方向に伝播する電磁波の間の 位相差を通常は、コイル状光ファイバの一方の側の光路に光位相変調器、または バイアス変調器と呼ぶことがある変調器を配置することによって変調する。感度 の高い回転検出を実現するために、サニャック干渉計は一般に、干渉計ループ内 の相反する方向に伝播するビーム間の位相差の正弦変調によってバイアスされる 。その結果、2つの相反する方向に伝播する波の一方がコイルに入る途中に変調 器を通過し、他方の波はコイルを反対方向に伝播して変調器を通過してコイルか ら出る。 さらに、復調器システムの一部として機能する位相検出器を設けて、光検出器 出力電流を表す信号を受信する。位相変調器と位相検出器は両方とも、正弦信号 発生器によっていわゆる「固有」周波数で動作して、変調器によって生じた振幅 変調を低減またはなくすことができるが、同じ基本周波数の他の波形タイプを使 用することもできる。他の周波数を使用することもでき、しばしば周波数をより 制御しやすい値に下げることができる。 位相検出器の結果の信号出力は正弦関数に従う。すなわち、出力信号はフォト ダイオードに入射する2つの電磁波の間の位相差の正弦によって決まり、影響が 大きいが望ましくない他の位相シフトの発生がなければ主としてコイルの軸を中 心とする回転による位相シフトによって決まる。正弦関数は、ゼロ位相シフトで その最大変化率を有する奇関数であり、したがってゼロ位相シフトの両側で代数 制限を変化させる。したがって、位相検出器信号は、コイルの軸を中心としてど ちらの方向に回転が発生しているかを示す標識を提供することができ、信号値の 最大変化率をゼロ回転率に近い回転率の関数として提供することができる。すな わち、位相検出器はゼロに近い位相シフトについて最大感度を有し、その結果、 その出力信号は低回転レートに対してきわめて感度が高くなる。これが可能なの は、当然、他の原因すなわち誤差による位相シフトが十分に小さい場合のみであ る。さらに、このような状況におけるこの出力信号は、比較的低い回転レートで はきわめて線形に近い。位相検出器の出力信号に関するこのような特性は、光位 相変調を行わない光検出器の出力電流の特性に優る大幅な改善である。 従来の技術のこのようなシステムの例を第1図に示す。このシステムの光学部 には、システムが交換的であるようにするため、すなわち後述する非交換的位相 差シフトの特定の導入を除き、相反する方向に伝播する電磁波のそれぞれについ てほぼ同じ光路ができるようにするために、光路に沿っていくつかの機構がある 。コイル状の光ファイバは、それを巡る回転を検出する軸の周囲に巻き付けられ た単一モード形光ファイバを使用して、コアまたはスプールの回りにコイル10 を形成する。単一モード形ファイバの使用によって、電磁波または光波の経路を 固有に規定することができ、さらに、そのような誘導波の同位相波面も固有に規 定することができる。これは、交換性を維持するのに大きな助けとなる。 さらに、光ファイバはいわゆる偏波保持ファイバとすることができ、その場合 、ファイバ内にきわめて大きな複屈折が形成され、その結果、相反する方向に伝 播する波の間の位相差シフトの変動につながる可能性のある、磁界におけるファ ラデ効果による不可避の機械的応力によって引き起こされる偏波変動が、比較的 少なくなる。したがって、電磁波を伝播させるために、システム内の他の光学構 成要素に応じて高屈折率軸すなわちより低速の伝播軸かまたは低屈折率軸のいず れかを選定する。本発明のシステムでは、システム内で使用する光学構成要素を 考慮して低速軸を選定した。 コイル10を互いに反対方向に伝播する電磁波を、電磁波源すなわち第1図の 光源11から供給する。この光源は、典型的には830ナノメートル(nm)の 波長を有し、典型的にはスペクトルの近赤外線部の電磁波を供給する、典型的に はレーザ・ダイオードである。コイル10内の散乱位置におけるレイリーおよび フレネル散乱による電磁波間の位相シフト誤差を少なくするために、光源11は コヒーレンス長の短い放射光を有していなければならない。コイル10内での非 線形カー効果のために、相反する方向に伝播する2つの電磁波の異なる強度によ って、それらの電磁波の間に異なる位相シフトが生じる可能性がある。この状況 も、モード位相シフト相殺を生じさせる短いコヒーレンス長光源を光源11とし て使用することによって克服することができる。 第1図には、レーザ・ダイオード11と光ファイバ・コイル10の間に、コイ ル10を形成する光ファイバの両端部の延長部によって形成された光路構成が図 示されている。光路全体はいくつかの光結合構成要素でいくつかの光路部分に分 離されている。偏波保持光ファイバの一部は、レーザ・ダイオード11からの最 適発光点でレーザ・ダイオード11に接して配置され、その点から光ファイバは 第1の光方向性結合器12まで延びている。 光方向性結合器12はその中に光伝播媒体を有する。その媒体は、媒体の各端 部に2つずつある4個のポートの間に延びている。ポートは、第1図では結合器 12の各端部に図示されている。これらのポートの1つは、それに接して配置さ れたレーザ・ダイオード11から延びる光ファイバを有する。光方向性結合器1 2の検出端にある他方のポートには、それに接して配置されたもう1本の光ファ イバが図示されており、光検出システム14に電気的に接続されているフォトダ イオード13に延びている。 フォトダイオード13は、それに接して位置する光ファイバから入射する電磁 波すなわち光波を検出し、信号成分選択手段35に応じて光電流を供給する。こ の光電流は、前述のように、2つのほぼコヒーレントな光波が入射する場合は、 その一対のほぼコヒーレントな光波の間の位相差の余弦に応じた余弦関数に従っ て光電流出力を供給する。この光起電装置は、きわめて低いインピーダンスで動 作し、入射放射の一次関数である光電流を供給する。これはp−i−nフォトダ イオードとすることができる。 光方向性結合器12は、その他方の端部にあるポートに接して偏光子15まで 延びるもう1つの光ファイバを有する。結合器12の同じ側の他方のポートには 、無反射成端機構16があり、光ファイバのもう一つの部分に関与している。 光方向性結合器12は、そのいずれかのポートで電磁波すなわち光を受け取る と、結合器12の入射ポートを有する端の反対側の端部にある2つのポートのそ れぞれにその半分が現れるようにその光を伝達する。一方、そのような電磁波ま たは光は、結合器12の入射光ポートと同じ端部にあるポートには送られない。 偏光子15を使用するのは、単一空間モード・ファイバであっても、ファイバ を通過する電磁波に2つの偏光モードがあり得るからである。したがって、これ らの偏光モードの一方を、前述のように低速軸に沿って光ファイバを通過させる と同時に、他方を遮断する目的で偏光子15を設ける。しかし、偏光子15は遮 断しようとする偏光の一方の状態の光を完全には遮断しない。この場合も、これ によってそれを通過する2つの相反する方向に伝播する電磁波間にわずかな非交 換性が生じ、したがって、それらの間にわずかな非交換性位相シフト差が発生し 、その差は偏光子が配置されている環境の条件によって変化する可能性がある。 これに関しては、この場合も使用している光ファイバの高い複屈折が前述のよう にこの結果の位相差を少なくするのに役立つ。 偏光子15はその両端にポートを有し、その間に電磁波伝送媒体が配置されて いる。光方向性結合器12に接続された端部と反対側のその端部にあるポートに 接して、結合器12と同じ波伝播特性を有する他の光双方向性結合器17まで延 びるもう1つの光ファイバ部分が配置されている。 偏光子15に結合されている結合器17の同じ端部にあるポートが、もう1つ の光ファイバ部分を使用してやはり無反射成端機構18に接続されている。結合 子17の他端にあるポートを見てみると、一方のポートはコイル10の光ファイ バの一端から光路部分内の他の各光学構成要素に接続されている。結合子17の 他方のポートは、光ファイバ10の残りの端に直接結合されている。コイル10 と結合子17の間には、コイル10が直接接続されている側とは反対の側に、光 位相変調器19が設けてある。光位相変調器19は、その中に含まれた伝播媒体 の両端に2つのポートを有する。それらのポートは、第1図ではその両端に図示 されている。コイル10からの光ファイバは変調器19の1つのポートに接して 配置されている。結合器17から延びる光ファイバは、変調器19の他方のポー トに接して配置されている。 光変調器19は、電気信号を受信することができ、その電気信号でその中の1 つまたは複数の伝播媒体の屈折率を変化させることによって変調器19を通る電 磁波に位相差を生じさせ、それによって光路長を変化させる。このような電気信 号は、C1sin(ωgt)と等しくなるようにされた変調周波数fgの正弦電圧 出力信号を供給するバイアス変調信号発生器20から変調器19に供給される。 ここでωgは変調周波数fgに相当する角振動数である。他の適切な周期波形も代 わりに使用することができる。 これによって、発生源11によって放射された電磁波すなわち光波がたどる光 路に沿って形成された第1図の光学部分の説明は終わる。このような電磁波は、 その発生源から光ファイバ部を通って光方向性結合器12に結合される。発生源 11から結合器12に入射する前記電磁波の一部は、その反対側の端部にあるポ ートに結合された無反射成端機構16で失われるが、その電磁波の残りの部分は 偏光子15を通って光方向性結合器17に伝播される。 結合器17は、偏光子15から受け取ってそのポートに入射した電磁波がほぼ 半分に分割され、その一部がその両端にある2つのポートのそれぞれから出て行 くビーム・スプリット装置として機能する。結合器17の反対側の端にある1つ のポートから、電磁波が光ファイバ・コイル10と変調器19を通過して結合子 17に戻る。そこで、この戻り電磁波の一部が偏光子15の他方のポートに接続 された無反射機構18で失われるが、その電磁波の残りは結合子17の他方のポ ートを通って偏光子15に送られ、結合器12に送られて、そこでその一部がフ ォトダイオード13に伝播される。偏光子15からコイル10に通過した電磁波 の他方の部分は、結合器17のコイル10側の端部にある他方のポートを出て、 変調器19と光ファイバ・コイル10を通って結合器17に再入射し、その一部 は他方の部分と同じ光路をたどって最終的にフォトダイオード13に入射する。 前述のように、フォトダイオード13は、それに入射する2つの電磁波すなわ ち光波の強度に比例する出力光電流iPD13を供給し、したがって以下の式に 示すように、そのダイオードに入射する2つの波の間の位相差の余弦に従うと予 想される。 これは、電流がフォトダイオード13に入射する2つのほぼコヒーレントな波の 結果の光強度、すなわち2つの波の間に強め合う干渉または弱め合う干渉がどの 程度発生するかに応じてピーク値Ioからより小さい値まで変化する強度に依存 するためである。この波の干渉は、コイル10を形成するコイル状光ファイバの その軸を中心とする回転によって2つの波の間に位相差シフトψRが生じるため 、この波の干渉はその回転と共に変化する。さらに、変調器19によってこのフ ォトダイオード出力電流にもたらされる振幅値がφm可変位相シフトがもう1つ あり、それはcos(ωgt)として変化するものである。 光位相変調器19は、前述のような種類のものであり、前述のように余弦関数 に従う光検出システム14の出力信号を正弦関数に従う信号に変換する復調シス テムの一部として、位相検出器と共に使用される。そのような正弦関数に従うこ とによって、その出力信号で前述のように回転レートとコイル10を中心とする その回転の方向の両方に関する情報が提供される。 したがって、フォトダイオード13を含む光検出システム14からの出力信号 は、電圧に変換され、増幅器21を介して供給され、増幅器21で増幅されてフ ィルタ22にかけられ、位相検出手段23に送られる。光検出システム14と増 幅器21とフィルタ22と位相検出器23は、信号成分選択手段を構成する。位 相検出器23は位相復調システムの一部として機能する周知の装置である。この ような位相検出器は、フィルタリングされたフォトダイオード・システム出力信 号の基本振動の振幅、すなわち変調信号発生器20の基本周波数の振幅を抽出し 、フォトダイオード13に入射する電磁波の相対位相の標識を提供する。この情 報は、位相検出器23によって正弦関数に従う出力信号で供給される。すなわち 、この出力信号はフォトダイオード13に入射する2つの電磁波の間の位相差の 正弦に従う。 バイアス変調信号発生器20は、光路内の光を前述の周波数fgで変調する際 に、光検出システム14内の再統合された電磁波によって発生される高調波へ導 く。フィルタ22は、増幅器21による増幅後に光検出器14の出力信号の変調 周波数成分すなわち基本振動を通過させるバンドパス・フィルタである。 動作中、光路内のコイル10を通過する2つの相反する方向に伝播する電磁波 の、回転による位相差変化は、変調器19による位相差変化と比べて比較的ゆっ くりと変化する。回転による位相差、すなわちサニャック効果は、単に2つの電 磁波間の位相差をシフトさせるに過ぎない。フィルタ22の出力端に現れる光検 出システム14の出力信号の変調周波数成分の振幅スケーリング・ファクタは、 a)変調器19および発生器20によるこれらの波の位相変調の振幅値と、b) システムを介した様々なゲインを表す定数という因子によってのみさらに修正さ れる位相差の正弦によって設定されると予想される。この信号成分における発生 器20および変調器19によるこの正弦変調の周期的効果は、その振幅スケーリ ング・ファクタにのみ依存する復調システム(検波器)出力信号を残す、位相検 出器23を備えるシステムにおける復調によって除去されると予想される。 したがって、増幅器21の出力における電圧は典型には次のように現れる。 定数kは、システムを介して増幅器21の出力に送られるゲインを表す。記号θ は、発生器20によって供給される信号の位相に関する増幅器21の出力信号に おける追加の位相遅延を表す。この位相シフトの一部は、光検出システム14で 発生し、一部は発生器20によって供給される信号の位相と、変調器19内の媒 体の屈折率またはその長さあるいはその両方をそれに応じて変化させる変調器1 9の応答との間の変調器19両端間の位相シフトなど、他の発生源による。上記 の式で使用されているその他の記号は、前掲の最初の式で使用されていた記号と 同じ意味を持つ。 上記の式をベッセル級数展開で展開すると以下のようになる。 増幅器21の出力におけるこの信号をフィルタ22の入力に適用する。 フィルタ22は前述のように、この最後の式から基本振動すなわち変調周波数 成分を主として通過させる。その結果、フィルタ22の出力信号は以下のように 書くことができる。 上記の式に現れる他の位相遅延項Ψ1は、フィルタ22を通過した結果として付 加される基本振動項における追加の位相シフトである。この追加位相シフトは、 ほぼ一定であると予想され、フィルタ22の既知の特性である。 フィルタ22からの信号は次に位相検出器23に送られ、バイアス変調発生器 20からの信号も同様に位相検出器23に送られて、後者はこの場合もC1si n(ωgt)と等しく、ωgは変調周波数fgに相当する角振動数である。θ+Ψ 1に等しい位相シフトをその出力信号に位相検出器23によって付加することが できるものとすると、そのような発生器20出力信号による検波器23の出力は 以下のようになる。 定数k’は、位相検出器23を介したシステム・ゲインを表す。 しかし、これらの期待結果は、第1図のシステムでは得られない可能性がある 。期待結果が得られない1つの理由は、バイアス変調信号発生器20が、前述の ように位相変調器19を介してfgで光路内の光を変調する際に、再統合された 電磁波によって光検出システム14で高調波を発生させるだけでなく、発生器2 0と変調器19の両方で発生する非線形性による変化する光路位相においていく らかの高調波も直接供給する。 すなわち、第1の可能性として、変調発生器20がその出力端で供給する出力 信号には周波数fgの基本信号だけでなく、その有意高調波も含まれている可能 性がある。そのような高調波のない信号が供給されたとしても、位相変調器19 における非線形成分特性とヒステリシスの結果、位相変調器19によって光路に 供給される変化する位相にそのような高調波が生じることがある。このような高 調波によって、光ファイバ・ジャイロスコープの出力信号にかなりのレート・バ イアス誤差が生じる可能性がある。したがって、変調システムによるそのような 誤差を削減または解消する干渉光ファイバ・ジャイロスコープが望ましい。 発明の概要 IFOGバイアス変調に存在する第二高調波位相変調によって、レート検出に おけるバイアスはかなりのバイアス誤差が生じる。第二高調波位相変調は、バイ アス変調周波数の横機械振動を受ける(サニャック・ループ内にある)光ファイ バの1区分によって発生する。(PZT位相変調器によって直接的または間接的 に駆動されている)振動するファイバ区分が比較的高いQ共振を受けると、第二 高調波変調のレベルは大きくなる。本発明は、減衰機構を導入してファイバの共 振のQを大幅に低減し、そのファイバ区分をPZT位相変調器またはIFOGパ ッケージ内のその他の構造体に適切に固定してファイバ区分の振動の性質を変化 させ、ファイバ区分をPZT位相変調器から機械的および音響的に分離して機械 励振のレベルを低減することによって、第二高調波位相変調を削減する。これま で、IFOGに関するこの問題に直接対処がなされたことはない。 要約すると、バイアス変調周波数で振動する(サニャック干渉ループ内の)光 ファイバは、第二高調波位相変調を発生させることがあり、その結果、速度検出 バイアス誤差が生じる。この付随するバイアス誤差は、振動するファイバに付加 的な減衰を導入することによって大幅に削減または有効に解消することができる 。これは、ファイバを減衰材料で被覆するかまたは減衰材料内に埋め込むか、あ るいは減衰特性を有する材料を使用してファイバを組み立てることによって行う ことができる。ファイバ区分が音響的に振動する場合は、それに付随するバイア ス誤差PZTとファイバ区分の間で音響エネルギーを反射または吸収あるいはそ の両方を行うことによって削減することができる。 図面の簡単な説明 第1図は、信号処理機構、光伝播経路、および装置機構と組み合わせた本発明 を示すシステム概略図である。 第2図は、関連技術の変調の誤差原因となる効果を示す図である。 第3a図および第3b図は、本発明の変調器を示す図である。 第4図は、振動減衰材料製の被覆材を有するファイバの断面を示す図である。 第5a図および第5b図は、巻線ファイバ上の変調器コアからの音響エネルギ ーの効果とその効果を最小限にする方法をそれぞれ示す図である。 好ましい実施形態の説明 典型的には、バイアス変調サブシステムの位相変調器19および変調発生器2 0によってコイル10との間で光路に加えられる時変位相における基本波のすぐ 次の高調波は、実効力のある誤差を引き起こすのに十分な大きさの振幅を有する 。考慮する必要があるのはこの第二高調波のみである。 位相変調器19は、圧電効果を示すセラミック材とすることができ、数回巻か れたループ結合器17からコイル10に導かれる光ファイバの部分を有する。こ のセラミック製本体は、典型的にはジルコン酸チタン酸鉛(PZT)などの材料 で形成された中空の円筒(リング)の端を切り取った部分であり、このリングを 相互接続して発生器20との相互接続部まで延びる電気リード線は、典型的には 端が切り取られた円筒形本体の外側と内側の曲面上に1つずつ配置されている。 電気的付勢状態で、このリングは等価回路要素によって少なくとも部分的にシミ ュレートすることができる電気的回路要素としての動作を行う。変調発生器20 からの基本信号によって、セラミック製リングは半径方向に膨張および収縮し、 それによってリングの外曲面の周縁を増大および縮小させ、したがって伸張およ びそのような伸張からの弛緩を示し、その周りに巻かれた光ファイバの長さが効 果的に長くなったり短くなったりする。この動作によって、そのファイバ内の光 路調が周期的に変化し、それによってそれを通過する電磁波の位相を変調させる 。 PZT変調器19(すなわちPZT 19)によるバイアス位相変調における 第二高調波位相変調の結果、指示回転バイアス誤差Ωbiasが生じる可能性があり 、それを次式で表すことができる。 上式で、λは光の真空波長、cは光の速度、LSagnacおよびDはサニャック干渉 計ループのファイバの長さおよび直径である。式1を導き出す際に、以下のバイ アス位相変調が、 次の2つの成分を有するものとみなした。すなわち、ωmで発生し、振幅Φωm を有する意図した位相変調変調と、2ωmで発生し、振幅Φ2ωmを有する望まし くない第二高調波成分である。数量Ψ*は2つの成分の間の位相角を表し、これ については後で詳述する。式1では以下の定義も使用した。 これは、式2の意図した位相変調成分による互いに反対方向に伝播するビームの 間の位相変調差である。 IFOG内のPZT19伸張機構によって行われる位相変調から第二高調波を 除去するために多くの努力を払った。IFOGで特殊なファイバを使用して、P ZT19駆動電圧における第二高調波が事実上なくなったことが保証された。電 圧から位相変調への変換がきわめて線形に行われるように保証する努力も払った 。しかし、これらのIFOGは依然として、残余第二高調波位相変調に伴うバイ アス誤差を示す。 これまで、残余第二高調波位相変調はPZT19駆動電圧とPZT19ファイ バを通過する光位相との間の何らかの非線形プロセスによってのみ発生し得ると 考えられていた。最近、本発明人等は残余第二高調波が単純な線形メカニズム、 すなわち直線の光ファイバ区分の強制高調波横振動によって発生する可能性があ ることを発見した。直線光ファイバの一端を固定しておき、他端が周期的横振動 駆動力を受けるようにしておいた場合、振動するファイバによって光が駆動力の 周波数の2倍の周波数で位相変調する。 IFOGサニャック・ループ内には、強制高調波振動子のような動作をする可 能性のあるファイバの多くの区分がある。よい例は、PZT位相変調器19の光 ファイバ・リード線24である。ファイバ・リード線24が第二高調波位相変調 をどのようにして発生させることができるかは、PZT19ファイバ・リード線 24を第2図に図示するように単純化したものを考えてみればわかる。第2図は 振動するPZTファイバ・リード線を示す図である。PZT外面は、振幅ΔRお よびバイアス変調周波数ωmの単振動で横方向に偏移する。この横運動によって PZTリード線がバイアス変調周波数で振動する。しかし、リード線を伝播する 光の位相はリード線のアーク長(経路長)に依存するため、バイアス変調周波数 の2倍の周波数で変調される。高Q共振付近では、振動の振幅A(ωm1T)は、 ΔRよりもはるかに大きく、ωmに依存する。さらに、A(ωm1T)は温度Tに 依存し、したがってそれに対応するバイアス誤差はTに依存する。 巻線ファイバ24が25でPZT(x=0)から出ると、リード線24は距離 26すなわちL(典型的には数ミリメートル以上)の間、どのような固い面との 接触もなくなる。リード線24の他端27(x=L)で、リード線24は熱ハウ ジング28またはサービス・ループ・バンドル28と物理的に接触し、したがっ てその地点およびそれから先は固く固定されたままであるとみなされている。さ らに、ファイバ・リード24は、振動していないときは真直ぐであると想定する 。PZT位相変調器19がωmで電気的に駆動されると、x=0におけるファイ バ・リード線24の端部25は、それと同じ周波数ωmで横方向に振動する。 このタイプのシステムの場合、ファイバ24に沿った地点x32での横移動y (x,t)すなわち移動34は次式で表すことができる。 上式で、Aはファイバ24の最大横振幅29であり、nはLすなわち長さ26内 で発生する半機械波長33の数を表す。第2図で、n=2である。振幅y(x, t)の性質は時間の関数である。光路長(または位相遅延)は時間の関数である 。光位相遅延を求めるために、y(x,t)のアーク長を以下のように計算する 。 解析の結果、Aすなわち振幅29はLすなわち長さ26よりもはるかに小さいと いう推定が得られ、したがって以下のようになる。 ることができ、2次までの項のみを保持することができる。この被積分関数はほ ぼ次のようになる。 そうすると近似アーク長は次のように求められる。 経路長△lは、元の長さLからの偏移である。 経路長の変化による光位相変調ΔφΔlは以下のようになる。 振幅Aと位相角Ψは両方とも駆動周波数ωmと、温度Tに依存するその他の材料 パラメータとに依存する。これらの依存関係を際立たせるため、AおよびΨを以 下のようにωmおよびTの関数として書き直す。 式7に三角恒等式を適用し、それを式8、9、および10と組み合わせることに よって、経路長変調ΔφΔlを示す以下の式を求める。 この式は光路長の2つの項を示している。本発明では、ファイバ24の振動区分 による第二高調波位相変調である第2項に焦点を合わせる。この項の振幅は、式 1の第2の振幅φ2ωmである。 式1の位相角Ψ*は次のようにΨ(ωm,T)に関連づけることができる。 上式で、Ψ’はφωmで発生する意図した位相変調とPZT駆動電圧との間の位 相角を表す。式13および14を式1に代入すると、以下のようにジャイロ・バ イアスを求めることができる。 この式は、第二高調波バイアス誤差Ωbiasが振幅A(ωm,T)の二乗に依存す ることを示している。したがって、振動するファイバ24の振幅をわずかに少な くすることによってバイアス誤差の大幅な削減を達成することができる。振動振 幅を削減する手段は、振動するファイバ24とPZT位相変調器19の間の機械 的結合によって異なる。最も重要なのは、ファイバがPZT19と物理的に接触 する場合である。 振動するPZT19リード24の場合、横振動の振幅A(ωm,T)は10° /hrのバイアス誤差を発生するにはPZTの半径ΔRの変化の振幅30の少な くとも40倍でなければならないと見積もられる。これは、ファイバ24の共振 の性質係数(Q値)が比較的高くなければならないことを示唆している。目立っ たバイアス誤差を発生するには振動ファイバのQ値が比較的高くなければならな いため、ファイバ24共振のQ値を小さくすることによって、バイアス誤差を事 実上なくすことができる。 減衰は共振のQ値を小さくする1つの方法である。周波数ωfで強制的に振動 させられ、質量の速度に依存する強さを有する抵抗力によって減衰させられる単 純な質量ばねシステムを考えて見ればよく理解でき、このシステムの運動の式は 以下の通りである。 上式で、bは減衰係数であり、mは質量、kはばね定数、Foは駆動力の振幅、 zは平衡状態からの質量の偏移である。固有周波数ωnを以下のように定義し、 共振のQ値を以下のように定義すると、 システムの強制共振周波数で得られる最大振幅Amaxは、駆動周波数がゼロに近 づいたときに得られる準静的振幅Aquasi-staticの約Q倍である。 式18および式19は、システムの減衰(b係数)を増大させることによって振 動の振幅Amaxを減少させることができることを示している。振動ファイバ・リ ード線の場合、Aquasi-staticはPZT19の半径ΔRの変化の振幅30になり 、Amaxはファイバ24の横振動の振幅29になる。この場合、減衰によって振 動の振幅29も大幅に減少することが予測される。 1つの技法は、振動システムの機械エネルギーを放散させる材料31でファイ バ24区分を囲うかまたはその材料31の中に埋め込むことである。第3a図お よび第3b図にこの技法の1つの実施態様を示す。PZT位相変調器19のファ イバ巻線およびリード線24を減衰材料31で被覆する。したがって、ファイバ 巻線またはリード線24の自由に振動していた区分がかなり減衰されることにな る。材料31は、PZT変調の第二高調波の振幅を縮小または減衰させるエネル ギー吸収材料である。材料31はアクリレート材料またはシリコーン材料である 。減衰材料31は、DOW CORNING Q3−6575シリコーン誘電ゲ ルまたはその他の同様の材料とすることができる。 位相変調器19の表面36に巻き付けられたファイバ24に減衰材料31を塗 布する。材料31の塗布は、塗料刷毛または同様の道具を使用して材料31を、 コア36上に巻き付けられたファイバ24の外部に面した表面に塗布することに よって行うことができる。さらに、材料31はリングまたは表面36で両方のフ ァイバ24リード線の変調器19から出る部分に最低約1インチの長さに塗布す る。DOW CORNING Q3−6575を使用する場合は、材料31が固 まり始めるまで約5分間、何度も刷毛塗りすることが必要であると考えられる。 このタイプの材料31では、被覆材31を約1時間室温で自然乾燥させる。次に 、被覆された変調器19を容器に入れ、85度の乾燥器に3時間入れて材料31 の最終硬化を達成する。 ファイバ24を減衰させる他の方法は、ファイバ24構造体の中に振動減衰材 料31を組み込むことである。この手法では、コア40を有する第4図のファイ バ24のガラス・クラッディング38を材料31の保護層で被覆することができ る。したがって、ファイバ24は固有減衰特性を示す。材料31は、良好な保護 を提供し、しかも減衰特性も有するように選定する。 ファイバ24の区分が(PZT面36上のファイバ巻線のような)固い面と接 触する場合は、表面36との固い接合を有するファイバ24によってファイバ2 4区間の振動が制約される。したがって、PZT19上のファイバ巻線をゲルま たは接着剤によってPZT面36に十分に接合することが重要である。 しかし、ファイバ24の区分は、PZT周波数で振動するPZT19と物理的 に接触する必要はない。第5a図に示すように、PZT19によって伝達され、 変調器19またはIFOGパッケージ内の空気などの気体媒体42を通って伝播 する音響エネルギー44によって、サービス・ループ内のファイバ24のどの区 分も振動する可能性がある。第5図では、例示のために寸法は多少不均衡になっ ている。ファイバ24区分の望ましくない振動振幅29は、ファイバ区分に到達 する音響エネルギーの量を最小限にすることによって小さくすることができる。 気体媒体を通って伝播する音響エネルギー44の量を減らすために、PZTコア 36とファイバ・ループ24の間に音響反射機構または吸音機構あるいはその両 方を配置することができる。この技法は、第5b図に図示するように、PZTコ ア36の上方に音響反射/吸収機構として機能するアルミニウム・キャップ46 を配置することによって実現される。キャップ46は、鋼またはプラスチックな どの他の1つまたは複数の材料で製作することもできる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年6月4日 【補正内容】 補正明細書 住友電気工業株式会社による1993年3月11日付の日本国特許抄録第01 7巻第118号(P−1500)には、圧電振動子の外縁にわたって圧電振動子 を巻き付ける場合に光ファイバと圧電変調器との間の間隙にシリコーン接着材を 塗布することによって、光ファイバを固定し、位相変調機能が低下するのを防ぐ 方法が記載されている。また、その接着材は巻き始めの点と巻き終わりの点とに 塗布し、リード線には塗布しない。 住友電気工業株式会社による1994年4月13日付の欧州特許第05921 14A3号は、巻き始めと巻き終わりの点を接着材で固定した、所定の半径に巻 かれた複屈折ファイバを有するファイバ偏光子に関している。この技術は、変調 器および本出願に記載され、請求されている本発明によって解決される変調器の 問題の解決策には関していない。その装置は、小型ボビンに巻き付けられたファ イバの曲げ変形を維持するために接着材を使用して、対象偏光子の特定の複屈折 と消光比を維持する。 ハネウェル社による1993年7月22日付の国際特許WO93/14379 号は、ジャイロスコープ出力信号の誤差を引き起こす第二高調波ひずみの原因と なる位相変調器の問題を開示している。位相変調器の構造材料における非線形挙 動のためと、位相変調器内の機械結合などの材料および構造構成要素におけるヒ ステリシスのために、対応する時変第二高調波光路位相変化成分を生じさせる機 械的非線形性が発生する。この参照資料に記載されている解決策は、位相変調器 のPZTセラミック製リングを、リングの底部および上部にあるフォーム層と、 リング内部および変調器の取付具から上部フォーム層の上部まで延びる取付コア の周囲の同心フォーム挿入物とによって固定する。構造的に堅固な板を上部フォ ーム層上に配置し、取付コアに固定する。この板はフォーム層を介してPZTリ ングに荷重を加え、位相変調中の第二高調波運動成分の発生を減少させる。また 、薄くて固い外被を有する光ファイバをPZTセラミック製リングの外曲面の中 心部分に巻き付けて、特定の第二高調波運動成分の発生の原因となる可能性のあ るヒステリシスと滑りを減らす。この装置は変調器ファイバ・リード線の誤差発 生 源を有効に減少させない。 発明の概要 IFOGバイアス変調に存在する第二高調波位相変調によって、レート検出に おけるバイアスはかなりのバイアス誤差が生じる。第二高調波位相変調は、バイ アス変調周波数の横機械振動を受ける(サニャック・ループ内にある)光ファイ バの1区分によって発生する。(PZT位相変調器によって直接的または間接的 に駆動されている)振動するファイバ区分が比較的高いQ共振を受けると、第二 高調波変調のレベルは大きくなる。本発明は、減衰機構を導入してファイバの共 振のQを大幅に低減し、そのファイバ区分をPZT位相変調器またはIFOGパ ッケージ内のその他の構造体に適切に固定してファイバ区分の振動の性質を変化 させ、ファイバ区分をPZT位相変調器から機械的および音響的に分離して機械 励振のレベルを低減することによって、第二高調波位相変調を削減する。これま で、IFOGに関するこの問題に直接対処がなされたことはない。 要約すると、バイアス変調周波数で振動する(サニャック干渉ループ内の)光 ファイバは、第二高調波位相変調を発生させることがあり、その結果、速度検出 バイアス誤差が生じる。この付随するバイアス誤差は、振動するファイバに付加 的な減衰を導入することによって大幅に削減または有効に解消することができる 。これは、ファイバを減衰材料で被覆するかまたは減衰材料内に埋め込むか、あ るいは減衰特性を有する材料を使用してファイバを組み立てることによって行う ことができる。ファイバ区分が音響的に振動する場合は、それに付随するバイア ス誤差PZTとファイバ区分の間で音響エネルギーを反射または吸収あるいはそ の両方を行うことによって削減することができる。 補正請求の範囲 1. 前記コイル状光ファイバの軸を中心とする回転を検出することができる回 転検出器であって、その検出が、コイル状光ファイバの軸を中心とする回転レー トを示す位相関係で光検出器に入射する、前記コイル状光ファイバ内を互いに反 対方向に伝播する電磁波に基づいている検出器において、 電磁波が互いに反対方向に伝播する前記コイル状光ファイバ内の光路に配置さ れたバイアス光位相変調手段であって、バイアス位相変調器状に巻き付けられた 前記コイル状光ファイバの第1の部分を有し、前記バイアス光位相変調手段の入 力に供給された電気信号に応答して電磁波間に変動する位相差を与えるようにそ の第1の部分を電磁波が通るときにその電磁波に位相変調を加え、その対応する 電気信号が選択された基本周波数でほぼ周期的である場合には、前記変動する位 相差が第1の振幅の基本および第1の周波数とその基本周波数の少なくとも2倍 の第2の周波数と第2の振幅とを有し、さらに、前記バイアス光位相変調手段へ の光ファイバリード線となる前記コイル上ファイバの第2の部分を有するバイア ス光位相変調手段と、 前記バイアス光位相変調手段の入力端子に接続された出力端子を有し、前記バ イアス光位相変調手段の入力に対応する電気信号を供給する位相変調発生器と、 前記光検出器に接続された検出入力端子を有し、前記光検出器から、前記コイ ル状光ファイバ内の互いに反対方向に伝播して前記光検出器に入射する電磁波間 の変動する位相差を含む位相関係を表す信号を受信し、位相関係に基づいて出力 端子で回転レート表示信号を供給し、変動する位相差が第1の振幅で基本および 第1の周波数を有し、第2の振幅で第2の周波数を有する信号成分選択手段とを 備え、 前記バイアス光位相変調器への光ファイバ・リードの機械振動によって第2の 周波数の第2の振幅が生じ、 前記バイアス光位相変調手段および各光ファイバ・リードの少なくとも1.2 8cm(0.5インチ)が、前記コイル状光ファイバの第1の部分の機械振動を 減衰させる材料で被覆されて第2の周波数の第2の振幅を減少させることを特徴 とする回転検出器。 2.前記材料がシリコーンまたはアクリレートタイプの材料であることをさらに 特徴とする請求項1に記載の回転検出器。 3.2本の光ファイバ・リード線を有するバイアス光位相変調手段上の光ファイ バを振動減衰させる方法であって、 バイアス位相変調手段を固定するステップを含み、かつ シリコーンまたはアクリレートタイプの材料を2本の光ファイバ・リード線に 各リードに沿って光ファイバがバイアス位相変調器に巻き付けられている箇所か ら離して少なくとも1.28cm(0.5インチ)塗布するステップを特徴とす る方法。 4.塗布されたシリコーンまたはアクリレートタイプの材料が固化し始めるまで 前記材料を何度も刷毛塗りまたは平滑化または均一化するステップと、 前記材料が固化するまで光ファイバ上の前記材料を乾燥させるステップとをさ らに特徴とする請求項3に記載の方法。 5.バイアス位相変調手段に巻き付けられたファイバの外部に面する面にシリコ ーンまたはアクリレートタイプの材料を塗布するステップをさらに特徴とする請 求項3に記載の方法。 6.支持構造体と、 支持構造体に装着されたPZTコアと、 光ファイバの前記コイルと前記PZTコアとの間の前記PZTコアが前記コイ ルの中心に配置されている、支持構造体に装着された光ファイバの前記コイルと を備える減衰されたバイアス光位相変調器であって、 前記PZTコアから光ファイバの前記コイルに発散し、前記コイルおよび対応 するリード線を振動させる音響エネルギーを減少させるために、前記PZTコア の周囲に配置された音響反射機構/吸収機構とを特徴とするバイアス光位相変調 器。 7.前記音響反射機構/吸収機構が、前記PZTコアの上方に配置され、前記P ZTコアと光ファイバの前記コイルとの間に配置されたキャップの形態の遮蔽物 であることをさらに特徴とする請求項6に記載の変調器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フェス,ジョン・アール アメリカ合衆国 85023 アリゾナ州・フ ィーニクス・ノース 6ティエイチ プレ イス・15811 (72)発明者 ラスコスキー,クラレンス・イー アメリカ合衆国 85254 アリゾナ州・ス コッツデール・ノース 65ティエイチ プ レイス・16213 (72)発明者 ストランドジョード,リー・ケイ アメリカ合衆国 85310 アリゾナ州・グ レンデール・ウエスト クリーダンス ブ ーレバード・4026 (72)発明者 スザフラニック,ボグダン アメリカ合衆国 85220 アリゾナ州・ケ ーブ クリーク・ノース 46ティエイチ プレイス・30639

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.検出が、コイル状光ファイバの軸を中心とする回転レートを示す位相関係で 光検出器に入射する前記コイル状光ファイバ内を互いに反対方向に伝播する電磁 波に基づく、前記コイル状光ファイバの軸を中心とする回転を検出することがで きる回転検出器であって、 電磁波がその中を互いに反対方向に伝播し、バイアス位相変調器状に巻き付け られた前記コイル状光ファイバの第1の部分を有し、対応する電気信号が選択さ れた基本周波数でほぼ周期的である場合には、変動する位相差が第1の振幅の基 本および第1の周波数を有し、基本周波数の2倍の第2の周波数と第2の振幅と を有する、前記バイアス光位相変調手段の入力に供給された電気信号に応答して 電磁波間に変動する位相差を実現するように前記コイル状光ファイバの第1の部 分を通過する電磁波を位相変調する、前記コイル状光ファイバ内の光路に配置さ れた前記バイアス光位相変調手段と、 前記バイアス光位相変調手段の入力端子に接続された出力端子を有し、前記バ イアス光位相変調手段の入力に対応する電気信号を供給する位相変調発生器と、 前記光検出器に接続された検出入力端子を有し、前記光検出器から、前記コイ ル状光ファイバ内の互いに反対方向に伝播して前記光検出器に入射する電磁波間 の変動する位相差を含む位相関係を表す信号を受信し、位相関係に基づいて出力 端子で回転レート表示信号を供給し、変動する位相差が第1の振幅で基本および 第1の周波数を有し第2の振幅で第2の周波数を有する、信号成分選択手段とを 備え、 前記バイアス光位相変調器に巻き付けられた前記コイル状光ファイバの第1の 部分の機械振動によって第2の周波数のかなりの量の第2の振幅が生じ、 前記バイアス光位相変調手段および前記コイル状光ファイバの第1の部分が、 前記コイル状光ファイバの第1の部分の機械振動を減衰させる材料で被覆されて 前記かなりの量の第2の振幅を減少させることを特徴とする、回転検出器。 2.前記材料がシリコーンまたはアクリレートタイプの材料であることを特徴と する請求項1に記載の回転検出器。 3.2本の光ファイバ・リード線を有するバイアス光位相変調手段上の光ファイ バを振動減衰させる方法であって、 バイアス位相変調手段を固定するステップと、 シリコーンまたはアクリレートタイプの材料をバイアス位相変調手段に巻き付 けられたファイバの外部に面する表面に塗布するステップと、 シリコーンまたはアクリレートタイプの材料を2本の光ファイバ・リード線に 各リードに沿って光ファイバがバイアス位相変調器に巻き付けられている箇所か ら少なくとも0.5インチ(1.28cm)塗布するステップと、 塗布されたシリコーンまたはアクリレートタイプの材料を前記材料が固化し始 めるまで何度も刷毛塗りまたは平滑化または均一化するステップと、 光ファイバ上の前記材料を前記材料が硬化するまで乾燥するステップとを含む 方法。 4.光ファイバの機械振動を減少させるために振動減衰された光ファイバを有す るバイアス光位相変調器を製作する方法であって、 バイアス光位相変調器を構築するのに十分な量の光ファイバを入手するステッ プと、 音響エネルギーおよび機械振動を減衰させる減衰材料を入手するステップと、 減衰材料を光ファイバの外表面およびその周囲に塗布するステップと、 減衰材料を材料が固化するまで硬化させ、それによって減衰された光ファイバ を実現するステップと、 バイアス光位相変調で使用するために製作されたPZTコアを入手するステッ プと、 減衰された光ファイバをPZTコアに巻き付けるステップとを含む方法。 5.支持構造体と、 支持構造体に装着されたPZTコアと、 前記PZTコアがコイルの中心に配置された、支持構造体に装着された光ファ イバの前記コイルと、 前記PZTから光ファイバの前記コイルまで発散する音響エネルギーを減少さ せるように前記PZTコアの周りに配置された音響反射機構/吸収機構とを備え る振動減衰されたバイアス光位相変調器。 6.前記音響反射機構/吸収機構が前記PZTコアと光ファイバの前記コイルと の間に遮蔽配置されていることを特徴とする請求項5に記載の変調器。 7.電磁波の発生源と、 第1の光ファイバがコイル状に巻かれている、第1および第2の端部を有する 前記第1の光ファイバと、 位相関係が前記第1の光ファイバのコイルの軸を中心とする回転を示し、電磁 波が前記光ファイバ内を互いに反対方向に伝播することができ前記光ファイバ内 を互いに反対方向に伝播した電磁波間の位相関係を検出する前記電磁波検出器に 入射することができるように、前記発生源と前記第1の光ファイバの第1および 第2の端部と前記電磁波検出器とに接続された結合器と、 前記第1の光ファイバに接続された電磁波位相変調器とを有する回転を検出す る検出器であって、 前記変調器は、 PZTコアと、 前記第1の光ファイバ内を互いに反対方向に伝播する電磁波が第2の光ファイ バ内も互いに反対方向に伝播するように前記第1の光ファイバに接続された第1 および第2の端部を有する前記コアに巻き付けられた前記第2の光ファイバと、 位相関係の変化が第1の振幅の基本周波数を有し、第2の振幅の第2の周波数 を有する、基本周波数で前記第2の光ファイバの長さを増大および減少させ、前 記第1および第2の光ファイバ内を互いに反対方向に伝播する電磁波間の位相関 係を変化させるように前記PZTコアに接続されたバイアス変調発生器と、 第2の周波数で変化する位相関係の第2の振幅を減少させる減衰手段とを備え る検出器。 8.前記減衰手段が、 前記コアに巻き付けられた前記第2の光ファイバの少なくともある程度の露出 面上に被覆された減衰材料と、 前記第2の光ファイバの第1および第2の端部上に被覆された減衰材料とを備 えることを特徴とする請求項7に記載の検出器。 9.前記減衰材料がシリコーンまたはアクリレートタイプの材料であることを特 徴とする請求項8に記載の検出器。 10.前記減衰手段が、前記PZTコアに巻き付けられる前の第2の光ファイバ のほぼ全表面上に減衰材料を備えることを特徴とする請求項7に記載の検出器。 11.前記減衰材料がシリコーンまたはアクリレートタイプの材料であることを 特徴とする請求項10に記載の検出器。 12.前記減衰材料が音響反射機構/吸収機構であることを特徴とする請求項7 に記載の検出器。 13.前記音響反射機構/吸収機構が前記PZTコアと光ファイバの前記コイル との間に遮蔽配置されていることを特徴とする請求項12に記載の検出器。 14.2本の光ファイバリード線を有するバイアス変調手段上の光ファイバを振 動減衰する方法であって、 バイアス位相変調手段を固定するステップと、 バイアス位相変調手段に巻き付けられた光ファイバの外部に面する表面にシリ コーンまたはアクリレートタイプの材料を塗布するステップと、 各リードに沿って光ファイバがバイアス位相変調器に巻き付けられている箇所 から少なくとも0.5インチ(1.28cm)塗布するステップとを含む方法。
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