JPH1049795A - 車種判別装置 - Google Patents

車種判別装置

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JPH1049795A
JPH1049795A JP19936796A JP19936796A JPH1049795A JP H1049795 A JPH1049795 A JP H1049795A JP 19936796 A JP19936796 A JP 19936796A JP 19936796 A JP19936796 A JP 19936796A JP H1049795 A JPH1049795 A JP H1049795A
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JP
Japan
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movable plate
vehicle type
motorcycle
passage
bicycle
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JP19936796A
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English (en)
Inventor
Kunio Okubo
国雄 大久保
Mitsutoshi Ochiai
光敏 落合
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二輪車の円滑な通行を妨げたり、タイヤを傷
めることなく、二輪車の車種を正確に判別することがで
きる車種判別装置を提供する。 【解決手段】 2本のガイドバー41,42を二輪車の
通路10上に平行に敷設することにより自転車用案内溝
を形成し、車輪の進入を検出する発光素子43および受
光素子44を各ガイドバーに取り付け、自転車用案内溝
の底部には重量センサ50を埋め込んだ。この重量セン
サは、通路に埋め込まれるトレイ部と、二輪車の加重を
受ける可動板と、可動板を上方に付勢しトレイ部から離
間させる弦巻ばねと、可動板と接触することにより車種
判別信号を出力するリミットスイッチを主要な構成要素
とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、有料駐輪場等に
おいて自転車、オートバイ等の二輪車の車種を判別する
のに使用される車種判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近来、特に郊外の駅の周辺等において
は、通勤や通学に利用する自転車あるいはオートバイの
放置駐輪が街の美観を損ねたり通行の邪魔となるといっ
た問題を招いている。そこで、自転車はオートバイ等の
二輪車を多数駐輪させる駐輪場を駅の周辺等に設け、放
置駐輪の問題を解決することが多く行われている。
【0003】現在、このような駐輪場の有料化が急速に
進められているが、かかる駐輪場の使用料は、自転車、
オートバイ等の車種によって異なった金額を利用者が負
担するのが通例である。
【0004】この使用料を徴収するための一方法とし
て、駐輪場に管理人を置き、この管理人に使用料の徴収
を行わせる方法も考えられる。しかしながら、この種の
駐輪場は、その性質上、利用時間帯を制限することが困
難であり、常に利用可能な状態としておくことが要求さ
れる。このため、管理人により使用料の徴収を行うとす
れば、管理人を駐輪場に常時配置しておく必要があり、
人件費が嵩むという問題が生じる。また、管理人が駐輪
場に出入りする二輪車の車種を逐一判定し、車種に応じ
た使用料を徴収するのは甚だ煩雑な作業である。
【0005】この問題を解決するためには、使用料の徴
収の管理を含めて、管理人によらず自動的に管理を行う
有料駐輪場が望まれ、そのためには利用者が搬入した二
輪車の車種を自動的に判別する車種判別装置を駐輪場の
出入口に設置し、車種に応じた適正な料金を利用者から
徴収する必要がある。
【0006】このような背景から以下列挙するような各
種の車種判別装置が提案され、実用化に至っている。 a.二輪車の重量を計測し、この重量から二輪車が自転
車であるかオートバイであるかを判別する装置 b.二輪車のタイヤ幅により車種の判別を行う装置 c.タイヤとリムを含めた高さを計測することにより車
種の判別を行う装置
【0007】図7〜図9は、上記a〜cのうち、タイヤ
幅により車種の判別を行う車種判別装置を使用した駐輪
場ゲートの構成を示すものであり、図7は同駐輪場ゲー
トを上方から見下ろした平面図、図8は図7のIa−I
a’線視断面図、図9は図7のIb−Ib’線視断面図
である。
【0008】これらの図において、10は通路であり、
利用者および二輪車が並んで通過できるだけの幅を有し
ている。この通路10の左右には手すり11Lおよび1
1Rが各々設けられている。ここで、手すり11Lおよ
び11Rは、通路10に起立した状態で固定されたロッ
ド12a、12b、12cおよび12dにより各々支持
されている。各ロッド12a〜12dには、イメージセ
ンサ13a〜13dが各々取り付けられており、これら
のイメージセンサによりこの駐輪ゲートを通過する二輪
車が検知される。
【0009】通路10の右半分は車輌用通路となってお
り、この通路を通過する二輪車1の種別を判別する車種
判別装置20が設けられている。この車種判別装置20
の構成は次の通りである。
【0010】まず、ガイドバー21Lおよび21Rは、
オートバイのタイヤが容易に通過できる間隙を空けて離
間した状態で車輌用通路上に敷設されている。これらの
ガイドバー21Lおよび21Rには、発光部22Lおよ
び受光部22Rが取り付けられている。これらの発光部
22Lおよび受光部22Rは、オートバイのタイヤの通
過を検知するための光電式センサを構成するものであ
る。
【0011】また、通路10におけるガイドバー21L
および21Rの間の部分には、自転車のタイヤが通過で
きる幅の溝23が形成されている。また、この溝23を
挟む左右の壁面には、発光部24Lおよび受光部24R
が取り付けられている。これらの発光部24Lおよび受
光部24Rは、自転車のタイヤの通過を検知するための
光電式センサを構成している。
【0012】次にこの車種判別装置の動作について説明
する。駐輪場の利用者は二輪車と共に通路10に沿って
進むが、その際に利用者は車輪がガイドバー21Lおよ
び21Rの間を通過するように二輪車を誘導する。
【0013】ここで、二輪車として自転車が通過する場
合とオートバイが通過する場合の両方が有り得るが、図
10に例示するように、オートバイのタイヤ2は、その
幅が広いため、溝23内ではなく、通路10の路面上を
通過する。従って、発光部24Lおよび受光部24Rか
らなる光電式センサによるタイヤ2の検知は行われず、
発光部22Lおよび受光部22Rからなる光電式センサ
によりタイヤ2の通過が検知される。
【0014】一方、図11に例示するように、自転車の
タイヤ3は、その幅が狭いため、ガイドバー21Lおよ
び21Rの間の路面に形成された溝23内を通過する。
従って、発光部24Lおよび受光部24Rからなる光電
式センサにより、タイヤ3の通過が検知される。
【0015】このように二輪車が自転車であるかオート
バイであるかにより、異なった光電式センサによってタ
イヤの検知が行われるため、この検知結果に基づき車種
を判別することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、有料駐輪場
に搬入される自転車の中には、マウンテンバイクと呼ば
れるタイヤ幅の広い自転車もあるが、使用料の徴収に当
たっては、このようなマウンテンバイクも自転車として
取り扱う必要がある。一方、原動機付自転車が有料駐輪
場に搬入される場合もある。この原動機付自転車は、タ
イヤ幅は狭いが、使用料の徴収に当たってはオートバイ
として取り扱う必要がある。
【0017】従って、前掲図7〜図9に示す車種判別装
置を使用するに当たっては、マウンテンバイクについて
は自転車、原動機付自転車についてはオートバイと判定
されるように、溝23の幅を決定する必要がある。ここ
で、マウンテンバイクと原動機付自転車は、タイヤ幅が
接近しているため、両者をタイヤ幅により精度よく区別
するためには、溝23の幅をマウンテンバイクのタイヤ
の幅に極めて接近させる必要がある。しかし、このよう
に溝23の幅を狭くすると、タイヤの側面が溝23の両
側の壁面と接触することよりタイヤを傷めるおそれがあ
る。特にマウンテンバイクのタイヤは、表面の凹凸が大
きいため、溝23内を通過し難いという難点がある。一
方、溝23の幅を広くすると、自転車の車輪は通過し易
くなるが、原動機付自転車の車輪の通過も可能になるた
め好ましくない。
【0018】この発明は、以上説明した事情に鑑みてな
されたものであり、二輪車の円滑な通行を妨げたり、タ
イヤを傷めることなく、車種の判別をすることができる
車種判別装置を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
二輪車の通路に埋め込まれて固定されるトレイ部と、前
記二輪車の加重を受ける可動板と、前記可動板と前記ト
レイ部との間に設けられ、該可動板を上方に付勢するこ
とにより前記トレイ部から離間させる弾性支持部材と、
前記トレイ部に設けられ、前記可動板と接触することに
より車種判別信号を出力するリミットスイッチとにより
構成された重量センサと、前記可動板を挟むように前記
通路の路面上に敷設された2本のガイドバーと、前記2
本のガイドバーの間隙へ車輪が進入することにより車輪
検出信号を出力する光電式センサとを具備し、前記車種
判別信号および車輪検出信号に基づいて車種の判別を行
うことを特徴とする車種判別装置を要旨とする。
【0020】かかる発明によれば、例えば自転車ならば
2本のガイドバーの間、オートバイならばこれらのガイ
ドバーの外側、という具合に二輪車の車種に応じた進路
の選択がなされ、この選択された進路に従って利用者に
よる二輪車の誘導が行われる。そして、二輪車の車輪が
2本のガイドバーの間を通過する場合には光電センサか
ら車輪検出信号が出力される。また、通過する二輪車の
重量が所定重量よりも大きいときには、その加重によっ
て可動板がリミットスイッチに当接し、車種判別信号が
出力される。そして、車輪検出信号および車種判別信号
の有無に基づいて、通過する二輪車の車種の判別が行わ
れる。二輪車の円滑な通行を妨げないようにするために
は、2本のガイドバーの間隙の幅を、例えばマウンテン
バイクのような幅の広いタイヤでも通過し得るように広
くしておく必要があるが、このように幅を広くすると、
原動機付自転車のようにタイヤ幅の比較的狭い二輪車も
2本のガイドバーの間隙を通過し得ることとなる。しか
しながら、本発明においては、上記のように2本のガイ
ドバーの間隙を通過する二輪車の重量を検知し、この重
量検知結果(車種判別信号の有無)をも車種判別の際に
考慮されるため、二輪車の円滑な通行を妨げることな
く、車種の判別を正確に行うことができる。また、本発
明による車種判別装置は、構造が簡単であり、機械的に
強固な重量センサを使用しているため、メンテナンスが
耐久性に優れているという利点がある。
【0021】請求項2に係る発明は、前記重量センサの
可動板および該可動板の周囲の前記通路の路面を可撓性
の保護カバーによって覆ったことを特徴とする請求項1
に記載の車種判別装置を要旨とする。
【0022】かかる発明によれば、重量センサの可動板
とその周囲の路面が可撓性の保護カバーの上を通過する
ので、二輪車の車輪は円滑に可動板の上を横断すること
となる。また、重量センサは保護カバーによって雨水等
から保護される。
【0023】請求項3に係る発明は、前記弾性支持部材
による前記可動板への付勢力を調整する手段を具備する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の車種判別装
置を要旨とする。
【0024】また、請求項4に係る発明は、前記リミッ
トスイッチと前記可動板との距離を調整する手段を具備
することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1の請求
項に記載の車種判別装置を要旨とする。
【0025】これらの発明によれば、車種判別装置のメ
ンテナンスを容易に行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し本発明の実施
の形態について説明する。図1〜図3は、この発明の一
実施形態である車種判別装置40を使用した駐輪場ゲー
トの構成を示すものであり、図1は同駐輪場ゲートを上
方から見下ろした平面図、図2は図1のIIa−IIa’線
視断面図、図3は図1のIIb−IIb’線視断面図であ
る。なお、これらの図において上述した図7〜図9に対
応した部分には同一の符号を付し、その説明を省略す
る。
【0027】本実施形態に係る車種判別装置40におい
ては、2本のガイドバー41および42により自転車用
案内溝のみが構成されている。ガイドバー41および4
2には、発光素子43および受光素子44が取り付けら
れており、これらによりタイヤの通過を検知する光電式
センサが構成されている。
【0028】ガイドバー41および42は、その間をマ
ウンテンバイクのタイヤが容易に通過し得るように、例
えば70〜80mmだけ離間した状態で平行に敷設され
ている。自転車と共に駐輪ゲートを通過する利用者は、
ガイドバー41および42間を通過するようにその自転
車の車輪を誘導する。これにより発光素子43および受
光素子44からなる光電式センサによって自転車の車輪
の進入を表す車輪検出信号が出力され、自転車に対応し
た使用料が徴収されることとなる。
【0029】一方、オートバイと共に駐輪場ゲートを通
過する利用者は、ガイドバー41および42間ではな
く、これらの左側の利用者用通路寄りの部分を通過する
ようにオートバイの車輪を誘導する。この場合、イメー
ジセンサ13a〜13dにより二輪車の通過が検知され
るにも拘わらず、発光素子43および受光素子44から
なる光電式センサによって車輪の通過の検知が行われな
いため、通過した車輌はオートバイであると判定され、
オートバイに対応した使用料が徴収されることとなる。
【0030】ところで、ガイドバー41および42の間
隙は十分な幅を有しているため、タイヤ幅の狭い原動機
付自転車の車輪も通過可能である。このため、何等策を
講じないとすると、そのような原動機付自転車をガイド
バー41および42間を通過させ、自転車の料金で駐輪
を行う不正行為が行われるおそれがある。このような不
正行為を阻止し、車種に応じた適正な料金を利用者から
徴収すべく、本実施形態では重量センサ50を設けてい
る。
【0031】この重量センサ50は、通路10の路面の
うちガイドバー41および42により挟まれた部分の下
方に埋め込まれている。ガイドバー41および42間を
二輪車の車輪が通過する際にはその二輪車の荷重がこの
重量センサ50に加わるようになっている。重量センサ
50は、所定重量以上の加重が与えられることにより1
ビットの車種判別信号を出力するセンサであり、本実施
形態ではガイドバー41および42間を自転車(マウン
テンバイクを含む)が通過する際には車種判別信号は出
力されず、原動機付自転車以上の重量の二輪車が通過す
る場合には車種判別信号が出力されるようになってい
る。
【0032】図4〜図6は重量センサ50の詳細な構成
を示すものであり、図4は同重量センサ50の取り付け
られた車種判別装置を上方から見下ろした平面図、図5
は図7のIIIa−IIIa’線視断面図、図6は図7のIII
b−IIIb’線視断面図である。なお、図4では、図面
が煩雑になるのを防止するため、重量センサ50のうち
可動板53(後述)のみを破線によって示した。
【0033】これらの図において、トレイ部51はこの
重量センサ50全体を支える基盤としての役割を担った
部材である。通路10の路面には、このトレイ部51を
収容するための矩形状の穴101が形成されている。こ
こで、穴101は、その上方に段部102を有してい
る。また、トレイ部51の4つの側面の最上部には、段
部52が四方に張り出すように形成されている。トレイ
部51は、この段部52を段部102に載せた状態で穴
101内に収容されており、上方からの加重を受けても
下方に脱落しないように段部102により支持されてい
る。
【0034】可動板53は、上方を通過する二輪車から
の加重を受けるための金属製の板である。この可動板5
3の下面には雄ねじ54,54が垂直に取り付けられて
おり、これらの雄ねじの端部は、トレイ部51の底部5
1aに空けられた穴を貫通し、この底部の裏側において
ナット55,55が螺着されている。
【0035】また、可動板53をトレイ部51から離間
させた状態で弾性支持するため、弦巻ばね56,56が
用いられており、上記雄ねじ54,54はこれらの弦巻
ばね56,56を貫通し、トレイ部51の底部51aに
至っている。従って、可動部53は、上方から加重を受
けると、これらの弦巻ばね56,56からの反発力を受
けつつその加重に応じた深さだけ沈むこととなる。
【0036】可動板53のトレイ部51の底部51aか
らの高さは、ナット55,55を廻すことにより調整す
ることができる。従って、この高さ調整により、弦巻バ
ネ56,56によって可動部53に付与する圧力を調整
することができる。
【0037】また、トレイ部51の底部51aにはガイ
ド棒61,61が起立しており、可動板53にはこれら
のガイド棒61,61の各先端を受け入れるガイド用シ
リンダ62,62が設けられている。これらは加重を受
けた可動板53が真っ直ぐ下方に下降するように可動板
53の進行をガイドする役割を果すものである。
【0038】また、トレイ部51の底部51aには、金
属製のリミットスイッチ65,65が各々設けられてい
る。これらのリミットスイッチ65,65は、各々の先
端を可動板53に向けた状態でトレイ部51の底部51
aに起立しており、底部51aの裏側に設けられた電極
66,66に電気的に接続されている。可動板53が下
降し、リミットスイッチ65,65に当接すると、これ
らの電極66,66間はON状態となり、上述した車種
判別信号が得られる。また、本実施形態において、リミ
ットスイッチ65,65はそれ自体が雄ねじにより構成
されており、トレイ部51の底部に形成された雌ねじに
螺合させることにより取り付けられている。従って、こ
のリミットスイッチ65,65自体を廻すことにより、
リミットスイッチ65,65の高さを調整することがで
き、この高さ調整により可動板53のストロークを調整
することができる。
【0039】カバー70は、この重量センサ50を保護
するためのカバーであり、可動板53およびその周囲の
通路10の路面を覆っている。水洗いが可能であり、か
つ、可撓性のあるゴム板などにより構成されている。二
輪車の荷重は、このカバー70を介して重量センサ50
の可動板53に与えられる。
【0040】以上が重量センサ50の構成であるが、こ
の重量センサ50を使用するに当たっては、通常の自転
車(マウンテンバイクを含む)相当の加重によっては可
動板53がリミットスイッチ65,65に当接せず、原
動機付自転車相当の加重によって可動板53がリミット
スイッチ65,65に当接し、車種判別信号が得られる
ように、上述した弦巻バネ56,56から可動部53へ
の付勢力および可動部53のストロークを調整してお
く。
【0041】このような調整を行っておくことにより、
自転車がガイドバー間を通過するときには車種判別信号
は得られないが、原動機付自転車がガイドバー間を通過
するときには車種判別信号が得られるため、この車種判
別信号に基づいてオートバイ相当の使用料を徴収するこ
とができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、二輪車の円滑な通行を妨げたり、タイヤを傷めるこ
となく、二輪車の車種を正確に判別することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態である車種判別装置を
使用した駐輪場ゲートの構成を示す平面図である。
【図2】 図1のIIa−IIa’線視断面図である。
【図3】 図1のIIb−IIb’線視断面図である。
【図4】 上記実施形態において使用する重量センサの
構成を示す平面図である。
【図5】 図4のIIIa−IIIa’線視断面図である。
【図6】 図4のIIIb−IIIb’線視断面図である。
【図7】 従来の車種判別装置を使用した駐輪場ゲート
の構成を示す平面図である。
【図8】 図7のIa−Ia’線視断面図である。
【図9】 図7のIb−Ib’線視断面図である。
【図10】 従来の車種判別装置の動作を説明する図で
ある。
【図11】 従来の車種判別装置の動作を説明する図で
ある。
【符号の説明】
40 車種判別装置 41,42 ガイドバー 43,44 光電式センサを構成する発光素子お
よび受光素子 50 重量センサ 51 トレイ部 53 可動板 56 弦巻ばね 65 リミットスイッチ 70 保護カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二輪車の通路に埋め込まれて固定される
    トレイ部と、 前記二輪車の加重を受ける可動板と、 前記可動板と前記トレイ部との間に設けられ、該可動板
    を上方に付勢することにより前記トレイ部から離間させ
    る弾性支持部材と、 前記トレイ部に設けられ、前記可動板と接触することに
    より車種判別信号を出力するリミットスイッチとにより
    構成された重量センサと、 前記可動板を挟むように前記通路の路面上に敷設された
    2本のガイドバーと、 前記2本のガイドバーの間隙へ車輪が進入することによ
    り車輪検出信号を出力する光電式センサとを具備し、前
    記車種判別信号および車輪検出信号に基づいて車種の判
    別を行うことを特徴とする車種判別装置。
  2. 【請求項2】 前記重量センサの可動板および該可動板
    の周囲の前記通路の路面を可撓性の保護カバーによって
    覆ったことを特徴とする請求項1に記載の車種判別装
    置。
  3. 【請求項3】 前記弾性支持部材による前記可動板への
    付勢力を調整する手段を具備することを特徴とする請求
    項1または2に記載の車種判別装置。
  4. 【請求項4】 前記リミットスイッチと前記可動板との
    距離を調整する手段を具備することを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1の請求項に記載の車種判別装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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