JPH104962A - モノクローナル抗体及びその産生細胞 - Google Patents

モノクローナル抗体及びその産生細胞

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JPH104962A
JPH104962A JP16451496A JP16451496A JPH104962A JP H104962 A JPH104962 A JP H104962A JP 16451496 A JP16451496 A JP 16451496A JP 16451496 A JP16451496 A JP 16451496A JP H104962 A JPH104962 A JP H104962A
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JP
Japan
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peptide
cell
monoclonal antibody
phosphorylated
mek
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JP16451496A
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English (en)
Inventor
Takeo Yano
竹男 矢野
Masao Shibata
昌夫 柴田
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IGAKU SEIBUTSUGAKU KENKYUSHO K
Medical and Biological Laboratories Co Ltd
Original Assignee
IGAKU SEIBUTSUGAKU KENKYUSHO K
Medical and Biological Laboratories Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 raf−1キナーゼのリン酸化酵素活性を測
定する際に必要な試薬として有用なモノクローナル抗
体、及びその抗体を産生する産生細胞を提供すること。 【解決手段】 リン酸化MEK−1ペプチド(Gly Gln
Leu Ile Asp Ser* MetAla Asn Ser* Phe Val Gly Thr A
rg Cys(*はリン酸化部位))と特異的に結合するモノ
クローナル抗体は、例えば、融合細胞クローン1E9
(受託番号:FERM P−15593)又は融合細胞
クローン2F11(受託番号:FERMP−1559
4)により産生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リン酸化MEK−
1ペプチドと特異的に結合するモノクローナル抗体、及
びその産生細胞に関する。
【0002】
【従来の技術】多細胞生物であれ、単細胞生物であれ、
すべての細胞は外部からの必要な情報を取り込み応答す
る。多細胞生物ではそれぞれの細胞が適切な情報を取り
込み適切な応答を行うがゆえに、発生という過程を通じ
て極めて複雑な個体が作られ、その恒常性が維持されて
いる。細胞外からの情報は、他の細胞が分泌する液性の
因子や細胞同士の接触を介してやり取りされるが、これ
らの情報は細胞が持つ受容体で感知され、そのシグナル
は細胞の中で複雑な経路を伝わり遺伝子の発現を伴って
種々の応答を引き起こす。増殖や分化の開始は最も著し
い細胞応答である。このように細胞外の情報が細胞膜を
通って細胞内へ伝達され、さらに細胞核に伝えられる過
程を細胞内情報伝達と呼び、その過程には多くの蛋白質
のリン酸化カスケードが関与していることが知られてい
る。
【0003】細胞内蛋白質のリン酸化は、蛋白質リン酸
化酵素(プロテインキナーゼ)によって行われ、このよ
うなプロテインキナーゼとしては、プロテインキナーゼ
C(PKC)、サイクリックAMP依存性プロテインキ
ナーゼ(PKA)、PI3キナーゼ、cdc2キナー
ゼ、raf−1キナーゼ等が知られているが、これらプ
ロテインキナーゼは細胞内の情報伝達を介して細胞の増
殖と分化の調節に関わっており、プロテインキナーゼ及
び細胞情報伝達に関与する分子の発現異常は癌や糖尿病
等の疾患として表現される。従ってこれらプロテインキ
ナーゼや細胞内情報伝達に関与する分子の機能異常の検
出は細胞増殖や細胞分化、ひいては癌などの疾患の解明
に不可欠である。プロテインキナーゼの機能異常の検出
の手段としては、プロテインキナーゼの酵素活性の測定
が行われるが、測定方法としては放射免疫測定法(RI
A)や酵素免疫測定法(ELISA)が知られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、raf
−1キナーゼのリン酸化酵素活性を測定する際に必要な
試薬などは未だ開発されていなかった。かかるraf−
1キナーゼはプロテインキナーゼの一種であり、そのリ
ン酸化酵素活性を測定することは癌などの疾患を早期に
発見するのに有用である。
【0005】本発明者らは、raf−1キナーゼのリン
酸化酵素活性を測定する際に必要な試薬として有用なモ
ノクローナル抗体を提供し、またその抗体を産生する産
生細胞を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1であるモノクローナル抗体は、リン酸
化MEK−1ペプチド(配列番号1で表されるMEK−
1ペプチドのアミノ酸番号6及び10のセリンがリン酸
化されたもの)と特異的に結合する。
【0007】本発明の第2である産生細胞は、リン酸化
MEK−1ペプチドと特異的に結合するモノクローナル
抗体を産生する。かかる産生細胞としては、リン酸化M
EK−1ペプチドを免疫感作させた哺乳動物から取得さ
れる抗体産生細胞と哺乳動物骨髄腫系細胞との融合によ
り得られるものが好ましい。具体的には、融合細胞クロ
ーン1E9(受託番号:FERM P−15593)又
は融合細胞クローン2F11(受託番号:FERM P
−15594)であることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のモノクローナル抗体の作
製及びこの抗体を産生する細胞の作製について以下に説
明する。 A.抗原 抗原としてはリン酸化MEK−1ペプチド(配列番号1
で表されるMEK−1ペプチドのアミノ酸番号6及び1
0のセリンがリン酸化されたもの)を合成し、免疫原と
して使用する。当該ペプチドは比較的低分子であり、こ
のものをそのまま免疫しても抗体ができにくいため、通
常、KLH(スカシガイヘモシアニン)やアルブミンの
ようなキャリアー蛋白質と結合させることにより免疫原
として使用する。
【0009】B.上記抗原による免疫 免疫動物としては哺乳動物であるマウスのほかラット、
ハムスターなども用いることができる。通常マウスが最
も汎用され、BALB/cマウス、その他の系(str
ain)のマウスを用いることができる。この際、免疫
計画及び抗原の濃度は十分な量の抗原刺激を受けたリン
パ球が形成されるよう選ばれるべきである。例えばマウ
ス1匹に25μgの抗原を2週間間隔で腹腔に3回免疫
後、さらに25μgを静脈に投与する。最終免疫の数日
後に融合のための脾臓細胞を取り出す。
【0010】C.細胞融合 上記のごとく免疫した哺乳動物の個体から脾臓を無菌的
に取り出し、そこから単細胞懸濁液を調製する。この脾
臓細胞(抗体産生細胞)を適当な骨髄腫細胞と適当な融
合促進剤の使用により細胞融合させる。骨髄腫細胞とし
ては免疫動物と同種の哺乳動物に由来するものが望まし
いが、ラット、ハムスター等の脾臓細胞とマウスの骨髄
腫細胞を融合させることもできる。脾臓細胞と骨髄腫細
胞の好ましい比率は約20:1〜約2:1の範囲であ
る。約108 個の脾細胞について0.5〜1.5mlの
融合媒体の使用が適当である。好ましい融合促進剤とし
ては、例えば平均分子量1000〜4000のポリエチ
レングリコールを有利に使用できるが、この分野で知ら
れている他の融合促進剤(例えばセンダイウイルス(別
名HVJ))を用いることもできる。また、これら融合
促進剤を用いた方法以外に電気ショックを用いる方法に
より細胞融合を行ってもよい。
【0011】D.目的とするモノクローナル抗体を産生
する融合細胞の選択 別の容器(例えばマイクロタイタープレート)で未融合
の脾細胞、未融合の骨髄腫細胞及び融合した融合細胞の
混合物を未融合の骨髄腫細胞を支持しない選択培地で希
釈し、未融合の細胞を死滅させるのに十分な時間(約1
時間)培養する。培地は薬物抵抗性(例えば8−アザグ
アニン抵抗性)で未融合の骨髄腫細胞を支持しないもの
(例えばHAT培地(ヒポキサンチン、アミノプテリ
ン、チミジンを含む培地))が使用される。この選択培
地中では未融合の骨髄腫細胞は死滅する。また、未融合
の脾細胞は非腫瘍性細胞なので、ある一定期間(例えば
1週間)後に死滅する。これに対して融合した細胞は、
骨髄腫の親細胞の腫瘍性と親脾細胞の性質を合わせ持つ
ため、選択培地中で生存できる。
【0012】かくして、融合細胞が検出された後、前記
のリン酸化MEK−1ペプチドに対する抗体について酵
素免疫測定法(Enzyme Linked Immunosorbent Assay)に
よりスクリーニングを行い、リン酸化MEK−1ペプチ
ドと特異的に結合するモノクローナル抗体を産生する融
合細胞だけを選択する。このような融合細胞として、例
えば融合細胞クローン1E9(受託番号:FERM P
−15593)又は融合細胞クローン2F11(受託番
号:FERM P−15594)が挙げられる。
【0013】F.目的とするモノクローナル抗体の取得 目的とするモノクローナル抗体を産生する融合細胞を適
当な方法(例えば限界希釈法)でクローン化した後、抗
体は2つの異なった方法で産生することができる。その
第1の方法によれば、融合細胞を一定期間、適当な培地
で培養することにより、その培養上清からその融合細胞
の産生するモノクローナル抗体を得ることができる。第
2の方法によれば、融合細胞は同質遺伝子、または半同
質遺伝子を持つ免疫動物の腹腔に注射することができ
る。一定時間後の宿主動物の血液中および腹水中より、
その融合細胞の産生するモノクローナル抗体を得ること
ができる。
【0014】
【実施例】以下に、本発明の好適な実施例を説明する。
尚、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定さ
れるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種
々の形態を採り得ることはいうまでもない。
【0015】[実施例1] 免疫原の作製 リン酸化MEK−1ペプチド(配列番号1で表されるM
EK−1ペプチドのアミノ酸番号6及び10のセリンが
リン酸化されたもの)はミリポア社製9050全自動合
成装置を用いて、同装置の使用説明書に従いFmoc法
を用いた固相法により作製した(合成法の詳細は秀潤社
刊、細胞工学別冊「抗ペプチド抗体実験プロトコール」
参照)。C末端にはキャリアー蛋白と結合させるための
システイン残基を導入した。合成したリン酸化MEK−
1ペプチドは開裂しトリフルオロ酢酸で保護基を除いた
後、以下の条件で逆相高速液体クロマトグラフィーを行
い精製した。
【0016】使用カラム:μBondasphere 5-μm C18
100A(3.9×150mm) 溶出条件:0.1%トリニトロ酢酸(アセトニトリル6
〜60%直線グラジェント)
【0017】リン酸化MEK−1ペプチドはMBS法に
よりスカシガイヘモシアニン(KLH)と結合させ免疫
原とした。即ち、4mgのKLHを0.25mlの10
mMリン酸バッファー(pH7.2)に溶解し、この溶
液に20μlのジメチルフォルムアミド(DMF)に溶
解した0.7mgの3−マレイミドベンゾイックアシド
−N−ヒドロキシサクシニミドエステル(MBS)を加
え、室温で30分間反応させた。反応後、セファデック
スG25を充填したカラム(1.5×10cm)を用い
てゲルろ過を行い、KLH−MB複合体と遊離のKLH
を分離し、KLH−MB複合体を集めた。そして、リン
酸化MEK−1ペプチド5mgを1mlの0.1Mホウ
酸バッファー(pH9.0)に溶解し、この液とKLH
−MB複合体溶液を混合し、pHを7.0〜7.5に調
製して室温で3時間放置して反応させた。反応後、PB
S(生理的リン酸緩衝液)に十分透析した後、PBSで
0.5mg/mlの濃度に調製し、100μlずつ分注
して−20℃に凍結して保存した。
【0018】[実施例2] マウスの免疫 上記で作製した免疫原(リン酸化MEK−1ペプチド−
KLH)100μlと完全フロインドアジュバント10
0μlとをよく混合して懸濁液を作製し、この懸濁液を
BDF1マウスの腹腔内に1匹当り抗原として25μg
ずつ投与した。2週間後に再度同量の抗原を投与し、そ
の3日後に脾臓を取り出し、以下に示すように細胞融合
を行った。
【0019】[実施例3] 細胞融合及び目的とするモ
ノクローナル抗体を産生する融合細胞の選択と取得 摘出したマウスの脾臓細胞と、同系マウスの骨髄腫細胞
(SP2/0−Ag14)とを約10:1の割合で混合
し、50%ポリエチレングリコール4000を融合促進
剤として細胞融合を行った。融合後の細胞は1×106
cells/mlの細胞濃度となるように10%ウシ血
清を含むHAT培地に懸濁し、96ウエルのマイクロタ
イタープレート(ヌンク社製マキシソープ、以下同じ)
に1ウエルあたり100μlずつ分注した。
【0020】融合細胞はCO2 インキュベータ(5%C
2 、37℃)中で培養し、HAT培地で培地交換を行
い増殖させて、脾臓細胞と骨髄腫細胞からなる融合細胞
のスクリーニングを行った。ついでHT培地中で馴化
し、さらに10%FCS(ウシ胎児血清)−RPMI1
640培地で馴化した。
【0021】融合細胞培養上清中の抗体は、リン酸化M
EK−1ペプチドを感作したマイクロタイタープレート
を用いてELISA法により検出した。陽性となったウ
エルに対しては、限界希釈法によるクローニングを2回
繰り返し、リン酸化MEK−1ペプチドに対する反応性
を有するクローン2種類を選出し、融合細胞クローン1
E9(受託番号:FERM P−15593)、及び融
合細胞クローン2F11(受託番号:FERM P−1
5594)と名付けた。得られた各クローンの細胞はそ
れぞれ10%のDMSOを含む90%ウシ血清中に懸濁
させ、液体窒素中に保存した。
【0022】[実施例4] モノクローナル抗体の採取 各クローンの産生するモノクローナル抗体は、各クロー
ンの融合細胞をヌードマウスの腹腔内で増殖させ、その
腹水中からプロテイン−Aセファロース4Bカラムを用
いてそれぞれを精製した。
【0023】[実施例5] 抗体の特異性の確認 実施例4で得た抗体につき、ELISA法によってリン
酸化MEK−1ペプチドに対する反応性を確認した。即
ち、リン酸化MEK−1ペプチドを結合したマイクロタ
イタープレート及び非リン酸化MEK−1ペプチド(配
列番号1で表されるMEK−1ペプチド)を結合したマ
イクロタイタープレートのそれぞれに、実施例4で得た
抗リン酸化MEK−1ペプチド抗体を加えて反応させた
後、プレートを洗浄し、ペルオキシダーゼ標識抗マウス
IgG((株)医学生物学研究所製)を反応させ、再度
洗浄し、過酸化水素とオルトフェニレンジアミンの溶液
を基質として反応させ、基質の吸光度を測定した。
【0024】その測定結果を図1及び図2に示す。図1
はリン酸化MEK−1ペプチドを結合したマイクロタイ
タープレートと反応させた場合の吸光度を表すグラフで
あり、図2は非リン酸化MEK−1ペプチドを結合した
マイクロタイタープレートと反応させた場合の吸光度を
表すグラフである。尚、図中、「精製IgG」はモノク
ローナル抗体を表し、「1E9」はクローン1E9から
産生されるモノクローナル抗体を表し、「2F11」は
クローン2F11から産生されるモノクローナル抗体を
表す。
【0025】この図1及び図2から明かなように、リン
酸化MEK−1ペプチドを結合したマイクロタイタープ
レートでは、クローン1E9の産生した抗体、クローン
2F11の産生した抗体のいずれも、抗体濃度の上昇に
伴って吸光度が上昇し、一方、非リン酸化MEK−1ペ
プチドを結合したマイクロタイタープレートでは、いず
れの抗体も、抗体濃度の上昇にかかわらずほとんど吸光
度が上昇しなかった。このことから、クローン1E9及
びクローン2F11から産生される抗体は、どちらもリ
ン酸化MEK−1ペプチドと特異的に反応することが確
認された。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、プロテインキナーゼの
一種であるraf−1キナーゼのリン酸化酵素活性を測
定するための試薬として有用なモノクローナル抗体が得
られ、しかもかかるモノクローナル抗体が産生細胞によ
り大量に生産できるという効果が得られる。このraf
−1キナーゼのリン酸化酵素活性を測定することが可能
になれば、細胞内における情報伝達のメカニズム解明の
ための手段が提供されると同時に、情報伝達機構の異常
として捉えられる疾患(癌や一部の糖尿病等)の原因解
明の手段が提供される。
【0027】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:16 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Gly Gln Leu Ile Asp Ser Met Ala Asn Ser Phe Val Gly Thr Arg Cys 1 5 10 15
【図面の簡単な説明】
【図1】 リン酸化MEK−1ペプチドを結合したマイ
クロタイタープレートと反応させた場合の吸光度を表す
グラフである。
【図2】 非リン酸化MEK−1ペプチドを結合したマ
イクロタイタープレートと反応させた場合の吸光度を表
すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:91)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リン酸化MEK−1ペプチド(配列番号
    1で表されるMEK−1ペプチドのアミノ酸番号6及び
    10のセリンがリン酸化されたもの)と特異的に結合す
    るモノクローナル抗体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモノクローナル抗体を産
    生する産生細胞。
  3. 【請求項3】 リン酸化MEK−1ペプチドを免疫感作
    させた哺乳動物から取得される抗体産生細胞と哺乳動物
    骨髄腫系細胞との融合により得られる請求項2記載の産
    生細胞。
  4. 【請求項4】 融合細胞クローン1E9(受託番号:F
    ERM P−15593)又は融合細胞クローン2F1
    1(受託番号:FERM P−15594)である請求
    項2記載の産生細胞。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4記載の産生細胞に
    より産生される請求項1記載のモノクローナル抗体。
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