JPH1049614A - シンボル読み取り装置 - Google Patents

シンボル読み取り装置

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JPH1049614A
JPH1049614A JP8216051A JP21605196A JPH1049614A JP H1049614 A JPH1049614 A JP H1049614A JP 8216051 A JP8216051 A JP 8216051A JP 21605196 A JP21605196 A JP 21605196A JP H1049614 A JPH1049614 A JP H1049614A
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信博 谷
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哲也 阿部
Shuzo Seo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2次元データシンボルの読み取りを安定して
行う。 【解決手段】 筐体10のヘッド部10aの底面11に
はほぼ矩形の読み取り開口12が設けられており、読み
取り開口12の外側には第1のスイッチ13および第2
のスイッチ14が設けられている。読み取り開口12内
に位置づけられたシンボルの読み取りを行う際、第1の
スイッチ13および第2のスイッチ14の状態に応じて
シンボルの読み取りモード、照明光の明るさ等が設定さ
れ撮像処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば2次元バー
コードリーダ等のデータシンボルを読み取るシンボル読
み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、POS(Point of Sa
les)システム等に用いられるバーコードリーダに
は、読み取り開口部内に位置づけられた紙や容器に印刷
された文字、バーコード等の2次元データシンボルを含
む面に照明光を照射し撮像光学系で2次元データシンボ
ルを撮像素子に結像させるものが知られている。撮像素
子から出力された画像情報は2値化され、その2値化デ
ータを基に2次元データシンボルの位置を確認し、2次
元データシンボルの画像情報が抽出されてデコード等の
所定の処理を施された後、ホストコンピュータ等の外部
のハードウエアに転送される。
【0003】このような2次元データシンボルは白黒の
モザイクパターンが2次元的に配列されたものであり、
高精度で読み出すためには、シンボルを読み取り開口内
に完全に位置づけ、シンボル面に照明光を一定時間均一
に照射して読み出すことが望ましい。従って操作者は、
バーコードリーダを操作する際、筐体の位置決め、固定
等に注意を払わなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが実際にバーコ
ードリーダが用いられる際は、必ずしも読み取り開口を
シンボル面に接触したまま一定時間筐体を固定してシン
ボルの読み取り動作が行われるわけではなく、操作者の
手ぶれ等により筐体が揺れ、読み取り開口がシンボル面
に固定されない場合がある。そのような状況でのシンボ
ルの読み取りは失敗する可能性が高い。
【0005】本発明は、以上の問題を解決するものであ
り、2次元データシンボルの読み取りを安定して行える
ことを目的としている。
【0006】なお、本明細書では、「シンボル面」とは
シンボル読み取り装置の開口部に位置づけられるシンボ
ルを含む面をさし、「シンボルの読み取り」とは、読み
取り開口部に位置づけられた面の撮像処理からシンボル
の画像情報を抽出してデコードするまでの処理をさす。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシンボル読
み取り装置は、コード化シンボルが形成されたシンボル
面を筐体の一壁面に対向させ、シンボルを壁面に設けら
れた読み取り開口内に位置づけて読み取るシンボル読み
取り装置であって、壁面に位置づけられたシンボル面に
照明光を照射する光源と、シンボル面の光学情報を光電
変換して電荷蓄積する撮像素子と、壁面の読み取り開口
の周辺に設けられ、シンボル面と壁面との接触状態を感
知する複数の隔設された感知素子とを有し、各感知素子
の感知状態の組み合わせに応じて撮像素子の電荷蓄積時
間と照明光の光度と撮像素子からの画素毎の電荷読み出
しの少なくとも1つを制御する手段を備えたことを特徴
とする。
【0008】感知素子は、好ましくは読み取り開口の中
心に対して点対称の位置に設けられている。
【0009】本発明のシンボル読み取り装置は、例え
ば、撮像素子の基板に電圧を印加する位相を制御するこ
とにより撮像素子の電荷蓄積時間を制御する。
【0010】本発明のシンボル読み取り装置は、例えば
感知素子がいずれも接触を感知していない場合、撮像素
子に第1の蓄積時間の間電荷蓄積し、照明光を第1の光
度に設定し、撮像素子に蓄積された電荷をフィールドモ
ードで読み出す。
【0011】本発明のシンボル読み取り装置は、例えば
感知素子が少なくとも1つ接触を感知している場合、撮
像素子に第2の蓄積時間の間電荷蓄積し、照明光を第2
の光度に設定し、撮像素子に蓄積された電荷をフィール
ドモードで読み出すことを特徴とする。
【0012】本発明のシンボル読み取り装置は、例えば
感知素子が全て接触を感知している場合、撮像素子に第
2の蓄積時間の間電荷蓄積し、照明光を第2の光度に設
定し、撮像素子に蓄積された電荷をフレームモードで読
み出しで行う。
【0013】好ましくは、第1の蓄積時間は第2の蓄積
時間より短く、また第1の光度は第2の光度より明る
い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明に係る実施形態で
あるシンボル読み取り装置の斜視図である。筐体10は
ヘッド部10aと把持部10bから構成されている。底
面11は矩形の読み取り開口12が形成された、ヘッド
部10aの一壁面である。底面11には読み取り開口1
2の近傍に第1のスイッチ13および第2のスイッチ1
4が設けられている。第1のスイッチ13および第2の
スイッチ14は、読み取り開口12の中心に対して互い
に点対称に位置し、かつ読み取り開口12の角部を結ぶ
対角線上に位置するよう配設されている。第1のスイッ
チ13および第2のスイッチ14は自己復帰型のオンオ
フスイッチであり、押されて先端部と底面11が均一に
なった時、オンとなるスイッチである。また、その先端
部には例えばゴム製の滑り止め部材が設けられている。
把持部10bの側面には読み取り動作を開始するための
トリガー15が設けられている。また、把持部10bの
ヘッド部10aと反対側の端部には、読み取り結果をホ
ストコンピュータ等の不図示の外部装置へ送信するケー
ブル16が取り付けられている。
【0015】図2は、本実施形態に係るシンボル読み取
り装置のブロック図である。CPU(中央演算処理装
置)20はシンボル読み取り装置全体の制御を行う。第
1のスイッチ13は、インバータ13aを介して論理回
路であるNOR回路51、OR回路52、AND回路5
3に接続されており、第2のスイッチ14はインバータ
14aを介してNOR回路51、OR回路52、AND
回路53に接続されている。NOR回路51の出力信号
はCPU20のポートP1 に、OR回路52の出力信号
はポートP2 に、AND回路53の出力信号はポートP
3 に入力される。また、トリガー15はインバータ15
aに接続されており、インバータ15aの出力信号はC
PU20のポートPSWに入力される。
【0016】CPU20には、撮像回路30を構成する
各回路、すなわち電源回路31、CCD駆動回路32、
光源駆動回路33、信号処理回路34が接続されてい
る。電源回路31を制御する電源回路駆動信号はポート
EN/から出力され、この出力信号に従って電源回路3
1からCCD35および撮像回路30の他の回路に電源
が供給される。また、CCD駆動回路32および光源駆
動回路33に対する制御信号は、それぞれポートS1
2 から出力される。尚、電源回路駆動信号はロー
(L)の時電源回路31により各種回路への電源供給を
行わせるアクティブローの信号である。
【0017】光源駆動回路33から出力される制御信号
に従って光源36が駆動されシンボル面に照明光が照射
されシンボル面の反射光がCCD35に結像し、CCD
駆動回路32から出力される制御信号に従ってCCD3
5が駆動され、シンボル面の光学像が光電変換される。
CCD35から出力される光電変換されたシンボル面の
画像情報すなわち全画素データは、信号処理回路34で
2値化処理等を施されポートP4 に入力される。また、
CCD駆動回路32からはシンボル情報の抽出時に用い
られる同期信号(垂直、水平同期信号およびフィールド
インデックス信号FI)が出力されポートP5 に入力さ
れる。CPU20では、ポートP4 に入力された全画素
データをポートP5 に入力される同期信号に基づいてメ
モリ(図示せず)に格納する。
【0018】また、CPU20では、ポートP5 に入力
された同期信号(垂直、水平同期信号およびフィールド
インデックス信号FI)に基づいて、ポートP4 に入力
されたシンボル面の撮像情報からシンボルの情報が抽出
され、抽出されたシンボル情報を基にデコード等の処理
が施される。デコードに成功したシンボル情報はポート
6 から出力され、外部インタフェース38を介してホ
ストコンピュータに送信される。
【0019】図3は、本実施形態に用いられる従来公知
のCCDの構成を示す概略図である。図3において、各
画素に対応するフォトダイオード60と垂直転送CCD
61が交互に配置されている。すなわち、垂直方向Vに
延びたフォトダイオード60と垂直転送CCD61が水
平方向Hにおいて交互に配列されている。フォトダイオ
ード60に発生した電荷は垂直転送CCD61に移動さ
れ、垂直転送CCD61において水平転送CCD62に
転送され、水平転送CCD62に接続された端子から出
力される。
【0020】図4はフォトダイオード60と垂直転送C
CD61の構成を示す拡大図である。本実施形態の垂直
転送CCD61はV1 、V2 、V3 、V4 の4相の転送
電極で構成されている。垂直方向Vに並んだフォトダイ
オード60は交互にV1 、V3 の電極に接続されてい
る。すなわち、奇数番目のフォトダイオード(PD1
PD3 、PD5 ...)は電極V1 に接続され、偶数番
目のフォトダイオード(PD2 、PD4 、P
6 ...)は電極V3 に接続されている。各フォトダ
イオードに蓄積された電荷は、接続された電極に電圧が
印加されると垂直転送CCD61に移動する。尚、奇数
番目のフォトダイオードは読み出される画像の奇数フィ
ールドに対応し、偶数番目のフォトダイオードは偶数フ
ィールドに対応する。
【0021】図5は本実施形態の撮像素子の断面図であ
る。転送電極φVには電荷転送パルスが印加される。n
型シリコン基板70の上にp型シリコン基板71が積層
され、その上にn型のフォトダイオード60が配設され
ている。フォトダイオード60の近傍には垂直転送CC
D61が形成され、垂直転送CCD61はアルミニウム
から成る遮蔽部材62により遮光されている。フォトダ
イオード60の残留電荷は、n型シリコン基板70に数
十ボルトの電圧(Vsub)を印加することにより基板
側に移動し撮像素子から除去される。
【0022】次に、フォトダイオード60の電荷蓄積時
間の制御について説明する。n型シリコン基板70に基
板方向掃き出し電圧Vsubが印加されている間、フォ
トダイオード60の残留電荷が除去され、電圧Vsub
の印加を解除することによりフォトダイオード60の電
荷蓄積が開始される。そして、所定時間経過後、電極V
1 、V3 に電荷転送パルス信号電圧(TGパルス)が印
加され、それまでフォトダイオード60に蓄積された電
荷が垂直転送CCD61の電極に転送される。従って、
n型シリコン基板70に基板方向掃き出し電圧Vsub
を印加するタイミングを制御することにより、フォトダ
イオード60の電荷蓄積時間を任意に制御できる。
【0023】従って、筐体が揺れている可能性が高い場
合は電荷蓄積時間を短くするように設定し、筐体が固定
されているために揺れている可能性が低い場合は電荷蓄
積時間を長くするように設定し、筐体の状況に応じて電
荷蓄積時間を設定すれば、常に信頼性の高い撮像情報を
得ることができる。以下、このような制御下による電荷
蓄積時間を「電子シャッタースピード」と呼ぶ。
【0024】図6はフィールド読み出しの場合のタイミ
ングチャート、図7はフレーム読み出しの場合タイミン
グチャートである。タイミングチャート中、FIはCC
D駆動回路32が出力するフィールドインデックス信号
であり、ハイが奇数フィールド、ローが偶数フィールド
に対応する。図6において、A6で基板電圧が印加さ
れ、フォトダイオード60(図3参照)の残留電荷が除
去される。その後フォトダイオード60に電荷が蓄積さ
れはじめ、B6で垂直転送CCD61の電極V1 、V3
(図3参照)に同時に電圧が印加されると、フォトダイ
オード60に蓄積された奇数フィールドおよび偶数フィ
ールドの電荷が垂直転送CCD61に転送される。垂直
転送CCD61では水平転送CCD62から数えて奇数
番目のフォトダイオードとその隣の偶数番目のフォトダ
イオード(PD1 とPD2 、PD3 とP
4 .....)の電荷が加算され、水平転送CCD6
2に転送される。B6からD6の期間水平転送CCD6
2から電荷が出力され、1フィールドの画像情報として
読み出される。
【0025】次いで、C6で再び基板電圧が印加され、
フォトダイオード60の残留電荷が除去された後、D6
で垂直転送CCD61の電極V1 、V3 に同時に電圧が
印加され、フォトダイオード60に蓄積された奇数フィ
ールドおよび偶数フィールドの電荷が垂直転送CCD6
1に転送される。B6において垂直転送CCD61では
加算した奇数番目のフォトダイオードとと偶数番目のフ
ォトダイオードの組み合わせを替えて電荷が加算され
(PD2 とPD3 、PD4 とPD5 .....)、水平
転送CCD62に転送される。同様にD6からE6の期
間水平転送CCD62から電荷が出力され、1フィール
ドの画像情報として読み出される。
【0026】図7において、A7で基板電圧が印加さ
れ、フォトダイオード60の残留電荷がクリアされる。
その後フォトダイオード60に電荷が蓄積されはじめ、
B7で垂直転送CCD61の電極V1 にTGパルス信号
が印加されると、フォトダイオード60に蓄積された奇
数フィールドの電荷が垂直転送CCD61に転送され水
平転送CCD62に転送される。同時にFIは奇数フィ
ールドを示すハイ信号に切り替わる。B7からD7の期
間水平転送CCD62から電荷が出力され、奇数フィー
ルドの画像情報として読み出される。その間、C7で再
び基板電圧が印加され、フォトダイオード60の残留電
荷が除去される。D7で垂直転送CCD61の電極V3
にTGパルス信号が印加されると、フォトダイオード6
0に蓄積された偶数フィールドの電荷が垂直転送CCD
61に転送され水平転送CCD62に転送される。同時
にFIは偶数フィールドを示すロー信号に切り替わる。
D7からF7の期間水平転送CCD62から電荷が出力
され、偶数フィールドの画像情報として読み出される。
【0027】従って、V1 、V3 の電圧印加の位相を制
御することにより読み出しモードの切り替えすなわちフ
ィールドモード、フレームモードの切り替えが行われ
る。
【0028】フィールドモードで読み出す場合は、偶数
フィールドの画素情報と奇数フィールドの画素情報を加
算して処理するため、フレームモードによる読み出しに
比べると画像情報量が半分に減少する反面、撮像時間
(電荷蓄積時間から全画素データ分の読み出しが完了す
るまでに要する時間)がフレームモードの約半分ですむ
ため筐体が揺れている可能性の高い場合には有効な読み
取りモードである。
【0029】一方、フレームモードで画像情報を読み出
す場合は、画像情報量が多くデコードの精度が向上する
反面、電荷蓄積時間および読み出しに要する時間がフィ
ールドモードの2倍の時間を必要とする。従って、フレ
ームモードで読み出す場合、読み取り開口をシンボル面
により長時間位置づける必要があり、操作者の手振れ等
による外乱に弱い。
【0030】次に図8の真理値表1を用いて、第1のス
イッチ13、第2のスイッチ14の状態に応じたCPU
20における撮像回路30の制御処理について説明す
る。真理値表1において、各スイッチおよびポート
1 、P2 、P3 の値は「0」がロー電圧を示すロー信
号であり、「1」がハイ電圧を示すハイ信号である。ポ
ートS1 の値により電子シャッタースピード(電荷蓄積
時間)が決定され、「1」が高速(短時間)、「0」が
低速(長時間)を示す。ポートS2 の値は「1」が光源
に高電圧を与え高照度にし、「0」が低電圧を与え低照
度にすることを示し、ポートS3 の値は「1」がフィー
ルドモードにより読み出され、「0」がフレームモード
により読み出されるようCCD35が駆動されることを
示す。
【0031】真理値表1の第1行目は、第1のスイッチ
13、第2のスイッチ14が共にオフ状態の各ポートの
値を示している。第1のスイッチ13、第2のスイッチ
14がオフの場合、ハイ電圧がインバータ13a、14
aに入力され、インバータ13a、14aからロー信号
が出力されてNOR回路51、OR回路52、AND回
路53に入力される。従ってNOR回路51から出力さ
れてポートP1 に入力される信号はハイ、OR回路52
から出力されポートP2 に入力される信号はロー、AN
D回路53から出力されてポートP3 に入力される信号
はローとなる。
【0032】真理値表1の第2行目は、第1のスイッチ
13がオン、第2のスイッチ14がオフの状態の各ポー
トの値を示している。第1のインバータ13aからハイ
信号が出力されて各論理回路に入力され、第2のインバ
ータ14aからロー信号が出力されて各論理回路に入力
される。従って、NOR回路51からポートP1 に入力
される信号はロー、OR回路52から出力されポートP
2 に入力される信号はハイ、AND回路53から出力さ
れてポートP3 に入力される信号はローとなる。
【0033】真理値表1の第3行目は、第1のスイッチ
13がオフ、第2のスイッチ14がオンの状態の各ポー
トの値を示している。第1のインバータ13aからはロ
ー信号が出力されて各論理回路に入力され、第2のイン
バータ14aからはハイ信号が出力されて各論理回路に
入力される。従って、NOR回路51からポートP1
入力される信号はロー、OR回路52から出力されポー
トP2 に入力される信号はハイ、AND回路53から出
力されてポートP3 に入力される信号はローとなる。
【0034】真理値表1の第4行目は、第1のスイッチ
13、第2のスイッチ14が共にオン状態の各ポートの
値を示している。第1のスイッチ13、第2のスイッチ
14がオンの場合、ロー電圧がインバータ13a、14
aに入力され、インバータ13a、14aからハイ信号
が出力されてNOR回路51、OR回路52、AND回
路53に入力される。従ってNOR回路51から出力さ
れてポートP1 に入力される信号はロー、OR回路52
から出力されポートP2 に入力される信号はハイ、AN
D回路53から出力されてポートP3 に入力される信号
はハイとなる。
【0035】ポートS1 の出力値はポートP1 の入力値
により決定される。スイッチ13およびスイッチ14が
共にオフの場合ポートS1 の出力値は「1」、すなわち
電子シャッターのスピードが高速にセットされ、スイッ
チ13およびスイッチ14のうち少なくとも1つがオン
の場合ポートS1 の出力値は「0」、すなわち電子シャ
ッターのスピードが低速にセットされる。
【0036】ポートS2 の出力値も同様にポートP1
入力値により決定され、スイッチ13およびスイッチ1
4が共にオフの場合ポートS2 の出力値は「1」、すな
わち光源に高電圧が与えられ高照度となり、スイッチ1
3およびスイッチ14のうち少なくとも1つがオンの場
合ポートS2 の出力値は「0」、すなわち光源に低電圧
が与えられ低照度となる。
【0037】ポートS3 の出力値はポートP3 の入力値
により決定される。スイッチ13およびスイッチ14が
共にオンの場合ポートS3 の出力値は「0」、すなわち
フレームモードによりシンボル面の画像情報が読み出さ
れ、スイッチ13およびスイッチ14が共にオフか若し
くは一方のみオンの場合ポートS3 の出力値は「1」、
すなわちシンボル面の画像情報がフィールドモードによ
り読み出される。
【0038】図9はシンボル面の撮像処理からシンボル
データ送信までの処理フローである。尚、フロー中の
「高速シャッタモード」「低速シャッターモード」とは
シンボル面を撮像する際の撮像モードを意味し、「高速
シャッタモード」は電荷蓄積時間を例えば1/1000
秒にすると共に光源に与える電流を例えば20mA(ミ
リアンペア)にして照明光を明るくするモードであり、
「低速シャッターモード」とは電荷蓄積時間を例えば1
/200秒にすると共に光源に与える電流を例えば4m
Aにして照明光を暗くするモードである。
【0039】処理フローの開始時、シンボル読み取り装
置本体の電源はオンされており、CPU20は稼働状態
にある。ステップ100では、ポートPEN/の初期化処
理が行われ出力値が「1」にセットされる。すなわち、
ステップ100では撮像回路30の電源はオフされる。
【0040】ステップ101ではトリガースイッチ15
が押されているか否か(オンしているか否か)を判断
し、押されている(オンしている)場合はステップ10
2へ進み、押されていない(オンしていない)場合は新
たな処理は行われない。すなわち、トリガースイッチ1
5が押されてシンボル読み取りの処理が開始される。ス
テップ102でポートPEN/に0がセットされ撮像回路
30の電源がオンとなりステップ103へ進む。
【0041】ステップ103においてポートP1 の値が
確認され、「1」すなわち第1のスイッチ13および第
2のスイッチ14のいずれもオフの場合はステップ10
4へ進み、高速シャッターモードにセットされる。一方
ポートP1 の値が「0」、すなわち少なくとも一方がオ
ンの場合はステップ105に進む。
【0042】ステップ104で高速シャッタモードにセ
ットされた後、ステップ106へ進み、ステップ106
において読み出しモードがフィールドモードにセットさ
れ、シンボル面の撮像が行われ、撮像により読み出され
たシンボル面の画像情報に2値化処理や所定の画像処理
が施された後メモリに格納され、ステップ110へ進
む。
【0043】その後ステップ110でメモリに格納され
たシンボル面の画像情報を読み出し、その画像情報から
データシンボルに対応する画素データのみの抽出、すな
わちシンボルの抽出処理が行われる。次いでステップ1
11において、ステップ110で抽出された画素データ
に対してデコード処理が施され、ステップ112でホス
トへ送信される。
【0044】一方、ステップ105ではポートP2 の値
が確認され、「1」すなわち第1のスイッチ13および
第2のスイッチ14のうち少なくとも一方がオンの場合
はステップ106に進み、低速シャッターモードにセッ
トされる。一方、ポートP2の値が「0」の場合はステ
ップ103へ戻る。
【0045】ステップ107で低速シャッターモードに
セットされ、次いでステップ108でポートP3 の値が
確認される。ポートP3 の値が「1」の場合、すなわち
第1のスイッチ13および第2のスイッチ14が共にオ
ンの状態であれば読み出しモードがフレームモードにセ
ットされ、撮像が行われ、撮像により読み出されたシン
ボル面の画像情報に2値化処理や所定の画像処理が施さ
れた後メモリに格納され、ステップ110に進む。ステ
ップ110以降の処理は上述の通りである。一方、ポー
トP3 の値が「0」の場合、すなわち第1のスイッチ1
3および第2のスイッチ14のいずれか一方がオンの状
態であればステップ106に進む。ステップ106以降
の処理は上述の通りである。
【0046】尚、ステップ111においてデコード処理
が成功した場合は、シンボル読み取り成功としてステッ
プ112でシンボルの情報が外部のホストコンピュータ
へ送信される。デコード処理に失敗した場合は、ホスト
コンピュータへの送信は行われない。尚、シンボル読み
取りの結果は、デコードの結果はブザーあるいは筐体に
設けられた表示ランプ(図示せず)等により操作者に知
らされる。
【0047】以上のように本実施形態によれば、読み取
り開口周辺に設けたスイッチの状態によりシンボル面と
読み取り開口の接触状態を判断し、筐体が揺れている可
能性が高い場合はシンボル面の撮像時間が短くてすむフ
ィールドモードによる撮像が行われ、筐体が揺れている
可能性が低い場合はシンボル面の画像情報量が多くその
結果デコードの精度が高くなるフレームモードによる撮
像が行われる。すなわち、読み取り開口周辺に設けたス
イッチの状態に応じて読み取りモードを切り替え、その
結果各読み取りモードの特性を生かした撮像が行われ
る。
【0048】従って、常にシンボル面が最も安定して撮
像されるよう撮像モードが設定されるため、撮像された
シンボル面からシンボル情報を抽出してデコードする際
失敗する可能性が低減され、シンボル読み取り成功の確
率が高くなる。
【0049】本実施形態では、第1のスイッチ13およ
び第2のスイッチ14は長方形の読み取り開口12の対
角線上に位置し、かつ押されて先端部が底面11と均一
になった場合にオンとなるスイッチである。従って、両
スイッチを共にオンの状態に保持することにより読み取
り開口12はシンボル面に密着し固定されるので、筐体
の振れている可能性は極めて低いと判断することができ
る。
【0050】また、第1のスイッチ13および第2のス
イッチ14に、先端部が底面11と均一にならなくても
押されるだけでオンとなるスイッチを用いて、読み取り
開口12の対角線上に設けてもよい。両スイッチが共に
オンの状態を維持したままバーコードリーダを操作する
ことにより、仮に手振れが生じてもバーコードリーダは
対角線を軸にした方向に振れることになるので、第1の
スイッチ13および第2のスイッチ14が配設されてい
る角部以外の角部がシンボル面と当接するためバーコー
ドリーダの傾斜は極めて低く抑えられ、同様に筐体の振
れは小さいと判断することができる。
【0051】尚、本実施形態では底面11の設けるスイ
ッチ数の増加に伴いCPU20におけるデコード等の各
処理が繁雑となり迅速なデータ処理ができなくなるとい
ったことを回避するためスイッチの数は2つ(第1のス
イッチ13、第2のスイッチ14)にとどめられてお
り、上述したスイッチを読み取り開口の対角線上に配置
することによる効果を最も少ないスイッチ数で実現して
いる。
【0052】さらに、電子シャッタースピードを低速に
する、すなわち電荷蓄積時間を長くする場合は照明光を
暗くしているので消費電流を節約することができ経済的
である。
【0053】尚、本実施形態では高速シャッタモードに
おいては電荷蓄積時間を1/1000秒に設定し光源に
与える電流を20mAに設定し、低速シャッターモード
においては電荷蓄積時間を1/200秒に設定し光源に
与える電流を4mAに設定しているがこれに限るもので
はなく、シンボル面と読み取り開口の接触状態に応じて
安定してシンボル面を撮像できる値であればよい。
【0054】また、本実施形態では、スイッチが2箇所
に設けられているがこれに限るものではなく、読み取り
開口の中心に対して点対称の位置に複数箇所設けられて
いればよい。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば筐体の固
定状態に応じて2次元シンボルの読み取りを安定して行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシンボル読み取り装置
の斜視図である。
【図2】本実施形態のシンボル読み取り装置のブロック
図である。
【図3】本実施形態のシンボル読み取り装置に用いられ
るCCDの模式図である。
【図4】CCDのフォトダイオードと垂直転送CCDの
構成を示す拡大図である。
【図5】CCDの層構造を示す断面図である。
【図6】フィールドモードによる画像情報の読み出しの
タイミングチャートである。
【図7】フレームモードによる画像情報の読み出しのタ
イミングチャートである。
【図8】シンボル読み取り装置に内蔵されたCPUにお
ける演算処理の真理値表である。
【図9】本実施形態におけるシンボル読み出しの処理フ
ローである。
【符号の説明】
10 筐体 12 読み取り開口部 13 第1のスイッチ 14 第2のスイッチ 15 トリガー 20 CPU 30 撮像回路 60 フォトダイオード 61 垂直転送CCD 62 水平転送CCD

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コード化シンボルが形成されたシンボル
    面を筐体の一壁面に対向させ、前記シンボルを前記壁面
    に設けられた読み取り開口内に位置づけて読み取るシン
    ボル読み取り装置であって、前記読み取り開口内に位置
    づけられたシンボル面に照明光を照射する光源と、シン
    ボル面の光学情報を光電変換して電荷蓄積する撮像素子
    と、前記壁面の前記読み取り開口の周辺に設けられ、前
    記シンボル面と前記壁面との接触状態を感知する複数の
    隔設された感知素子とを有し、各感知素子の感知状態の
    組み合わせに応じて前記撮像素子の電荷蓄積時間と前記
    照明光の光度と前記撮像素子からの画素毎の電荷読み出
    しの少なくとも1つを制御する撮像制御手段を備えたこ
    とを特徴とするシンボル読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記感知素子が、前記読み取り開口の中
    心に対して点対称の位置に設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載のシンボル読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像素子の基板に電圧を印加する位
    相を制御することにより前記撮像素子の電荷蓄積時間を
    制御することを特徴とする請求項1に記載のシンボル読
    み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記感知素子がいずれも接触を感知して
    いない場合、前記撮像制御手段が、前記撮像素子に第1
    の蓄積時間の間電荷蓄積し、前記照明光を第1の光度に
    設定し、前記撮像素子に蓄積された電荷をフィールドモ
    ードで読み出すことを特徴とする請求項1に記載のシン
    ボル読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記感知素子が少なくとも1つ接触を感
    知している場合、前記撮像制御手段が、前記撮像素子に
    第2の蓄積時間の間電荷蓄積し、前記照明光を第2の光
    度に設定し、前記撮像素子に蓄積された電荷をフィール
    ドモードで読み出すことを特徴とする請求項1に記載の
    シンボル読み取り装置。
  6. 【請求項6】 前記感知素子が全て接触を感知している
    場合、前記撮像制御手段が、前記撮像素子に第2の蓄積
    時間の間電荷蓄積し、前記照明光を第2の光度に設定
    し、前記撮像素子に蓄積された電荷をフレームモードで
    読み出しで行うことを特徴とする請求項1に記載のシン
    ボル読み取り装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の蓄積時間が前記第2の蓄積時
    間より短いことを特徴とする請求項4、請求項5、およ
    び請求項6に記載のシンボル読み取り装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の光度が前記第2の光度より明
    るいことを特徴とする請求項4、請求項5、および請求
    項6に記載のシンボル読み取り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003016382A (ja) * 2001-04-24 2003-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学的情報読み取り装置

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