JPH104947A - 蒸留酒製造方法およびそれに用いる蒸留酒製造装置 - Google Patents

蒸留酒製造方法およびそれに用いる蒸留酒製造装置

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JPH104947A
JPH104947A JP15711596A JP15711596A JPH104947A JP H104947 A JPH104947 A JP H104947A JP 15711596 A JP15711596 A JP 15711596A JP 15711596 A JP15711596 A JP 15711596A JP H104947 A JPH104947 A JP H104947A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】酒質を調節することのできる蒸留酒製造方法を
提供する。 【解決手段】醗酵後の醪(もろみ)を醪塔1で加熱し、
この加熱により蒸発,気化された留出ガスを醪塔1から
取り出し、これを、棚段式で、かつ上下方向に複数の還
流液導入管31を有する精留塔3の下部に導入し、この
精留塔3の上部に溜まる留出ガスの一部をコンデンサ
4,5に導入してこのコンデンサ4,5内で凝縮,液化
し、このコンデンサ4,5内の凝縮液を、上記複数の還
流液導入管31のうちの任意の還流液導入管31を選択
してこの還流液導入管31に導入し、この還流された凝
縮液と留出ガスを気液接触させて製品アルコールを製造
し、この製品アルコールを上記精留塔3の側壁から延び
る複数の製品アルコール取出管33のいずれかを選択し
て取り出すようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸留酒製造方法お
よびそれに用いる蒸留酒製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より連続式蒸留器を用いた蒸留酒
(製品アルコール)の製造方法には、主に醪塔と棚段式
の精留塔の2塔が用いられている。また、廃液量を減ら
すために温水塔(脱酒精塔)が使用されたり、不純物ア
ルコール量を減らすために不純物処理塔が使用されたり
している。そして、上記精留塔の各棚段に対応する一側
壁の部分に蒸留酒の抜取口を穿設し、この抜取口に取付
けた抜取管から蒸留酒をサイドカットによりアルコール
液として抜き取るようにしている。
【0003】一方、蒸留酒の味はアルコールの中に含ま
れるごく少量の不純物によって決まることから、消費者
の好む味の酒を造るために、上記不純物量を調節して酒
質を調節することが行われている。上記不純物として
は、醪に含まれる不純物が精留塔内での蒸留により製品
アルコール中に入ってくるものが多く、主に沸騰温度の
違いにより低沸点成分(メタノール等)と中沸点成分
(フーゼルオイル等)の2成分に分かれる。上記の低沸
点成分はアルコール濃度が高く、精留塔の上方に多く集
まり、中沸点成分は精留塔の下方に多く集まる。このた
め、フーゼルオイルが少なくて低沸点成分が多く含まれ
る製品アルコールを取る時には、精留塔の上方の棚段か
らのサイドカットによる抜取りが好ましく、低沸点成分
が少なくてフーゼルオイルが比較的に多く含まれる製品
アルコールを取る時には、精留塔の下方の棚段(フーゼ
ルオイル集積ゾーンより上方の棚段)からのサイドカッ
トによる抜取りが好ましい。また、低沸点成分が多くて
フーゼルオイルも比較的に多く含まれる製品アルコール
を造る時には、棚段数の少ない精留塔を用い、低沸点成
分が少なくてフーゼルオイルも少ない製品アルコールを
造る時には、棚段数の多い精留塔を用いことが行われて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、精留塔の棚数
を増やす場合には、フーゼルオイルの抜取りを多くし、
または低沸点不純物の抜取りを多くすると、割合にきれ
いな蒸留酒を造ることができる。一方、低沸点不純物・
フーゼルオイルの多く入った蒸留酒を造る時には、精留
塔の棚数は少なくてもよい。このため、精留塔を設計す
る場合には、初めに酒質を決めてから精留塔の棚段数を
決めるようにしている。しかしながら、このものでは1
つの酒質の蒸留酒しか造ることができないという問題が
ある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、1つの精留塔を用いた場合にも酒質の調節を行
うことのできる蒸留酒製造方法およびそれに用いる蒸留
酒製造装置の提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、醗酵後の醪もしくは粗留アルコールを醪
塔で加熱し、この加熱により蒸発,気化された留出ガス
を醪塔から取り出し、これを、棚段式で、かつ上下方向
に複数の還流液導入路を有する精留塔の下部に導入し、
この精留塔の上部に溜まる留出ガスを凝縮器に導入して
この凝縮器内で凝縮,液化し、この凝縮器内の凝縮液
を、上記精留塔の複数の還流液導入路のうちの任意の還
流液導入路を選択してこの還流液導入路に導入し、この
還流された凝縮液と留出ガスを気液接触させて蒸留酒等
の製品アルコールを製造し、この製品アルコールを上記
精留塔の側壁に上下方向に穿設された複数の製品アルコ
ール取出口のいずれかを選択して取り出すようにした蒸
留酒製造方法を第1の要旨とし、醗酵後の醪もしくは粗
留アルコールが収容される醪塔と、上記醪塔内に収容さ
れた醗酵後の醪もしくは粗留アルコールを加熱する加熱
手段と、一側壁に上下方向に所定間隔をあけて複数の還
流液導入口が穿設され他側壁に上下方向に所定間隔をあ
けて複数の製品アルコール取出口が穿設された棚段式の
精留塔と、上記加熱手段により蒸発,気化された上記醪
塔内の留出ガスを精留塔の下部に導入する導入路と、上
記精留塔の上部に溜まる留出ガスを導入して凝縮,液化
する凝縮器と、上記凝縮器の凝縮液を上記各還流液導入
口に還流する複数の開閉弁付き還流路と、上記精留塔内
の製品アルコールを上記各製品アルコール取出口から取
り出す開閉弁付き製品アルコール取出路を備えた蒸留酒
製造装置を第2の要旨とする。
【0007】すなわち、本発明の蒸留酒製造方法は、棚
段式の精留塔として、上下方向に複数の還流液導入路を
有する精留塔を用いている。そして、醗酵後の醪もしく
は粗留アルコールを醪塔で加熱し、この加熱により蒸
発,気化された留出ガスを醪塔から取り出し、これを上
記精留塔の下部に導入し、この精留塔の上部に溜まる留
出ガスを凝縮器に導入してこの凝縮器内で凝縮,液化
し、この凝縮器内の凝縮液を、上記精留塔の複数の還流
液導入路のうちの任意の還流液導入路を選択してこの還
流液導入路に導入し、生成された製品アルコールを精留
塔の側壁に上下方向に穿設された複数の製品アルコール
取出口のいずれかを選択して取り出すようにしている。
このように、本発明の方法では、複数ある(凝縮器内の
凝縮液を精留塔に還流する)還流液導入路のうちいずれ
かを選択し、かつ、複数ある(精留塔内の製品アルコー
ルを取り出す)製品アルコール製品アルコール取出口の
うちいずれかを選択しているため、酒質の異なった製品
アルコールを造り,抜き取ることができる。すなわち、
上記凝縮器内の凝縮液を上記還流液導入路のうち最上段
の還流液導入路に還流することにより、精留塔の棚段の
全てを利用し、割合にきれいな蒸留酒を造ることができ
る。また、上記凝縮器内の凝縮液を上記複数の還流液導
入路のうち最上段より数段下の還流液導入路を選択して
還流することにより、凝縮液が還流された棚段より上で
は全棚段ともに同じような成分となり、精留効果がな
い。このため、棚段数の少ない精留塔と同じように使用
できて、低沸点不純物・フーゼルオイルの多く入った蒸
留酒を造ることができる。また、本発明の蒸留酒製造装
置によれば、本発明の方法を容易に実現することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて説明する。
【0009】図1は本発明の一実施の形態を示してい
る。図において、1は醪塔であり、この塔頂に、醪タン
ク(図示せず)内に収容された醗酵後の醪が第1供給管
11および開閉弁12a付き第2供給管12を介して供
給される。2は低沸点分離塔であり、第1供給管11内
の醪の一部が開閉弁13a付き分岐管13を介して供給
され、ここで低沸点成分が分離されたのち、連結管14
を介して上記醪塔1の塔頂に送られる。この醪塔1に
は、その下部に、100℃以上の蒸気を導入する加熱用
配管15が取付けられている。図において、16は醪塔
1の下部から延びる廃液管であり、17は抽出蒸留塔よ
りの戻り管であり、18は低沸点分離塔のベーパー管で
あり、19は抽出蒸留塔へのベーパー管であり、20は
還流管であり、19a,20aは開閉弁であり、21は
凝縮器であり、22は冷却器であり、23は冷却器22
から延びる不純物排出管である。
【0010】3は棚段式の精留塔であり、その下部に
は、上記醪塔1の天井壁から延びる導入管24が連結さ
れており、上記醪塔1で生成された留出ガス(エタノー
ルを含む蒸気)が上記導入管24を介して導入される。
この精留塔3には、その内部に、上下に多段(この実施
の形態では40段以上)の棚段(図示せず)が配設され
ており、これら棚段の上段(この実施の形態では、最上
段およびその下側の7段)に対応する上記精留塔の一側
壁の部分に、8個の還流液導入口(図示せず)が穿設さ
れている。また、上記精留塔3の他側壁には、上方の1
0段の棚段(この実施の形態では、最上段から2段目の
棚段およびその下側の9段の棚段)に対応する部分に、
サイドカット用の製品アルコール取出口(図示せず)が
穿設されているとともに、下方の4段の棚段(この実施
の形態では、最下段の棚段およびその上側の3段の棚
段)に対応する部分にフーゼル油取出口(図示せず)が
穿設されている。そして、上記各還流液導入口からそれ
ぞれ8本の開閉弁31a付き還流分岐管31が延び、こ
れら各還流分岐管31が第1コンデンサ4から延びる還
流本管32に連結している。また、上記各製品アルコー
ル取出口からそれぞれ10本のサイドカット用の開閉弁
33a付き製品アルコール取出管33が延び、これら各
製品アルコール取出管33が第1合流管35に連結して
いる。また、上記各フーゼル油取出口からそれぞれ4本
の開閉弁34a付きフーゼル油取出管34が延び、これ
ら各フーゼル油取出管34が第2合流管36に連結して
いる。これら還流分岐管31,製品アルコール取出管3
3,フーゼル油取出管34は、実際には図面に示した本
数よりも多く設けられている。
【0011】4は第1コンデンサであり、上記精留塔3
の天井壁から延びる導出管25を介して精留塔3の頂部
に連通しており、上記精留塔3の頂部に溜まる留出ガス
が上記導出管25を介して導入され、ここで凝縮,液化
される。5は第2コンデンサ(冷却器)であり、接続管
26を介して上記第1コンデンサ4に連結しており、上
記第1コンデンサ4で液化されなかった留出ガスが上記
接続管26を介して導入され、ここで凝縮,液化され
る。また、この第2コンデンサ5から還流管27が延び
て還流本管32に連結している。そして、上記第1コン
デンサ4で凝縮,液化された凝縮液は還流本管32およ
び還流分岐管31を介して精留塔3に還流され、第2コ
ンデンサ5で凝縮,液化された凝縮液は還流管27,還
流本管32および還流分岐管31を介して精留塔3に還
流される。図において、28は第2コンデンサ5から延
びる不純物排出管である。6は廃液量を減らすために用
いられる温水塔(脱酒精塔)であり、40はアルコール
ベーパー管であり、41,42はアルコールを含む液の
通路管である。
【0012】上記構成において、酒質の異なる蒸留酒を
つぎのようにして製造することができる。すなわち、ま
ず、醪タンク内の醪を第1および第2の供給管11,1
2を介して醪塔1内に供給する。このとき、開閉弁12
a,13aの操作により上記醪を低沸点分離塔2に導入
し、ここで低沸点成分を分離してから醪塔1内に供給す
ることもできる。この醪塔1には、その塔底に加熱用配
管15を介して加熱用水蒸気を吹き込んでおり、この水
蒸気により、醪を醪塔1の塔頂から塔底に落下させる間
に蒸留し、留出ガス(エタノール等を含む蒸気)を生成
する。ついで、醪塔1内で生成した留出ガスを導入管2
4を介して精留塔3の下部に導入する。この精留塔3で
は、所定の1つの還流分岐管31の開閉弁31aを開弁
しているとともに、他の還流分岐管31の開閉弁31a
を閉弁している。また、所定の1つの製品アルコール取
出管33の開閉弁33aを開弁しているとともに、他の
製品アルコール取出管33の開閉弁31aを閉弁してい
る。そして、この精留塔3に導入した留出ガスを各棚段
を通しながら上昇させ、精留塔3の上部から導出管25
を介して第1コンデンサ4に導入する。つぎに、この導
入した留出ガスを第1コンデンサ4で凝縮,液化し、こ
の凝縮,液化した凝縮液を還流本管32および上記開弁
した還流分岐管31を通して精留塔3に還流する。ま
た、第2コンデンサ5に第1コンデンサ4内の留出ガス
を接続管26を介して導入し、この第2コンデンサ5で
凝縮,液化し、この凝縮,液化した凝縮液を還流管2
7,還流本管32および上記開弁した還流分岐管31を
通して精留塔3に還流する。この精留塔3では、上記還
流された凝縮液が内部の各棚段を下降する間に各棚段を
上昇する留出ガスと気液接触して濃縮,蒸留される。そ
して、精留塔3で生成した製品アルコールを上記開弁し
た製品アルコール取出管33を介して第1合流管35か
ら取り出す。このようにして取り出した製品アルコール
を利き酒し、所望の製品アルコールが造られていないと
きは、開弁する還流分岐管31の開閉弁31aおよび製
品アルコール取出管33の開閉弁33aを変更し、再度
製品アルコールを造り,取り出す。このような作業を繰
り返し、所望の製品アルコールを造ることが行われる。
【0013】上記のように、この実施の形態では、コン
デンサ4,5内の凝縮液を精留塔3に還流する還流液導
入管31および精留塔3内の製品アルコールを取り出す
製品アルコール取出管33を任意に選択ことにより、酒
質の異なった各種の製品アルコールを造ることができ、
酒質の調節が可能となる。
【0014】なお、上記実施の形態では、精留塔3の一
側壁に8本の還流分岐管31を取付けているが、これに
限定するものではなく、複数本であれば何本でもよく、
通常は、精留塔3の棚数より少し少ない本数が取付けら
れる。また、精留塔3の他側壁には製品アルコール取出
管33が10本取付けられているが、通常は、精留塔3
の棚数より少し少ない本数が取付けられる。また、上記
実施の形態では、醪塔1に醪を導入しているが、これに
限定するものではなく、粗留アルコールを導入してもよ
い。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明の方法によれば、
複数ある還流液導入路のうちいずれかを選択し、かつ、
複数ある製品アルコール製品アルコール取出口のうちい
ずれかを選択することにより、酒質の異なった製品アル
コールを造り,抜き取ることができ、酒質の調節が可能
となる。すなわち、上記凝縮器内の凝縮液を上記還流液
導入路のうち最上段の還流液導入路に還流することによ
り、精留塔の棚段の全てを利用し、割合にきれいな蒸留
酒を造ることができる。また、上記凝縮器内の凝縮液を
上記複数の還流液導入路のうち最上段より数段下の還流
液導入路を選択して還流することにより、凝縮液が還流
された棚段より上では全棚段ともに同じような成分とな
り、精留効果がない。このため、棚段数の少ない精留塔
と同じように使用できて、低沸点不純物・フーゼルオイ
ルの多く入った蒸留酒を造ることができる。また、本発
明の装置によれば、本発明の方法を容易に実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 醪塔 3 精留塔 4,5 コンデンサ 31 還流液導入管 33 製品アルコール取出管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 醗酵後の醪(もろみ)もしくは粗留アル
    コールを醪塔で加熱し、この加熱により蒸発,気化され
    た留出ガスを醪塔から取り出し、これを、棚段式で、か
    つ上下方向に複数の還流液導入路を有する精留塔の下部
    に導入し、この精留塔の上部に溜まる留出ガスを凝縮器
    に導入してこの凝縮器内で凝縮,液化し、この凝縮器内
    の凝縮液を、上記精留塔の複数の還流液導入路のうちの
    任意の還流液導入路を選択してこの還流液導入路に導入
    し、この還流された凝縮液と留出ガスを気液接触させて
    蒸留酒等の製品アルコールを製造し、この製品アルコー
    ルを上記精留塔の側壁に上下方向に穿設された複数の製
    品アルコール取出口のいずれかを選択して取り出すよう
    にしたことを特徴とする蒸留酒製造方法。
  2. 【請求項2】 醗酵後の醪(もろみ)もしくは粗留アル
    コールが収容される醪塔と、上記醪塔内に収容された醗
    酵後の醪もしくは粗留アルコールを加熱する加熱手段
    と、一側壁に上下方向に所定間隔をあけて複数の還流液
    導入口が穿設され他側壁に上下方向に所定間隔をあけて
    複数の製品アルコール取出口が穿設された棚段式の精留
    塔と、上記加熱手段により蒸発,気化された上記醪塔内
    の留出ガスを精留塔の下部に導入する導入路と、上記精
    留塔の上部に溜まる留出ガスを導入して凝縮,液化する
    凝縮器と、上記凝縮器の凝縮液を上記各還流液導入口に
    還流する複数の開閉弁付き還流路と、上記精留塔内の製
    品アルコールを上記各製品アルコール取出口から取り出
    す開閉弁付き製品アルコール取出路を備えたことを特徴
    とする蒸留酒製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010539892A (ja) * 2007-09-24 2010-12-24 クロネス アクティェンゲゼルシャフト ビール醸造におけるフレーバー回収方法及び装置
CN116656453A (zh) * 2023-06-08 2023-08-29 杭州浅谷酿酒科技有限公司 一种连续生产威士忌和白兰地原酒的蒸馏装置及方法

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