JP3600374B2 - 蒸留酒製造方法およびそれに用いる蒸留酒製造装置 - Google Patents

蒸留酒製造方法およびそれに用いる蒸留酒製造装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蒸留酒製造方法およびそれに用いる蒸留酒製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より連続式蒸留器を用いた蒸留酒(製品アルコール)の製造方法には、主に醪塔と棚段式の精留塔の2塔が用いられている。また、廃液量を減らすために温水塔(脱酒精塔)が使用されたり、不純物アルコール量を減らすために不純物処理塔が使用されたりしている。そして、上記精留塔の各棚段に対応する一側壁の部分に蒸留酒の抜取口を穿設し、この抜取口に取付けた抜取管から蒸留酒をサイドカットによりアルコール液として抜き取るようにしている。
【0003】
一方、蒸留酒の味はアルコールの中に含まれるごく少量の不純物によって決まることから、消費者の好む味の酒を造るために、上記不純物量を調節して酒質を調節することが行われている。上記不純物としては、醪に含まれる不純物が精留塔内での蒸留により製品アルコール中に入ってくるものが多く、主に沸騰温度の違いにより低沸点成分(メタノール等)と中沸点成分(フーゼルオイル等)の2成分に分かれる。上記の低沸点成分はアルコール濃度が高く、精留塔の上方に多く集まり、中沸点成分は精留塔の下方に多く集まる。このため、フーゼルオイルが少なくて低沸点成分が多く含まれる製品アルコールを取る時には、精留塔の上方の棚段からのサイドカットによる抜取りが好ましく、低沸点成分が少なくてフーゼルオイルが比較的に多く含まれる製品アルコールを取る時には、精留塔の下方の棚段(フーゼルオイル集積ゾーンより上方の棚段)からのサイドカットによる抜取りが好ましい。また、低沸点成分が多くてフーゼルオイルも比較的に多く含まれる製品アルコールを造る時には、棚段数の少ない精留塔を用い、低沸点成分が少なくてフーゼルオイルも少ない製品アルコールを造る時には、棚段数の多い精留塔を用いことが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、精留塔の棚数を増やす場合には、フーゼルオイルの抜取りを多くし、または低沸点不純物の抜取りを多くすると、割合にきれいな蒸留酒を造ることができる。一方、低沸点不純物・フーゼルオイルの多く入った蒸留酒を造る時には、精留塔の棚数は少なくてもよい。このため、精留塔を設計する場合には、初めに酒質を決めてから精留塔の棚段数を決めるようにしている。しかしながら、このものでは1つの酒質の蒸留酒しか造ることができないという問題がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、1つの精留塔を用いた場合にも酒質の調節を行うことのできる蒸留酒製造方法およびそれに用いる蒸留酒製造装置の提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、醗酵後の醪(もろみ)もしくは粗留アルコールを醪塔で加熱し、この加熱により蒸発,気化された留出ガスを醪塔から取り出し、これを、棚段式で、かつ上下方向に複数の還流液導入を有する精留塔の下部に導入し、この精留塔の上部に溜まる留出ガスを第1コンデンサに導入してこの第1コンデンサ内で凝縮,液化し、この第1コンデンサ内で液化されなかった留出ガスを第2コンデンサに導入してここで凝縮,液化し、上記第1コンデンサ内の凝縮液を還流本管に通し、上記精留塔の複数の還流液導入のうちの任意の還流液導入を選択してこの還流液導入に導入し、上記第2コンデンサ内の凝縮液を還流管を介して還流本管に導入し、この還流された凝縮液と留出ガスを気液接触させて蒸留酒等の製品アルコールを製造し、この製品アルコールを上記精留塔の側壁から上下方向に所定間隔をあけて延び、かつ上記各還流液導入管に対応する上記精留塔の側壁の部分およびこの部分より下側に配設された複数の製品アルコール取出のいずれかを選択して取り出すようにした蒸留酒製造方法を第1の要旨とし、醗酵後の醪(もろみ)もしくは粗留アルコールが収容される醪塔と、上記醪塔内に収容された醗酵後の醪もしくは粗留アルコールを加熱する加熱手段と、棚段式の精留塔と、この精留塔の一側壁から上下方向に所定間隔をあけて延びる複数の開閉弁付き還流液導入管と、上記精留塔の他側壁から上下方向に所定間隔をあけて延び上記精留塔内の製品アルコールを取り出す複数の開閉弁付き製品アルコール取出管と、上記加熱手段により蒸発,気化された上記醪塔内の留出ガスを精留塔の下部に導入する導入と、上記精留塔の上部に溜まる留出ガスを導入して凝縮,液化する第1コンデンサと、この第1コンデンサの凝縮液を上記各還流液導入に還流する還本管とを備え、上記第1コンデンサ内で液化されなかった留出ガスを第2コンデンサに導入して凝縮,液化し、この第2コンデンサの凝縮液を還流管を介して還流本管に導入し、上記各還流液導入管に対応する上記精留塔の他側壁の部分およびこの部分より下側の他側壁の部分に上記各製品アルコール取出管を配設した蒸留酒製造装置を第2の要旨とする。
【0007】
すなわち、本発明の蒸留酒製造方法は、棚段式の精留塔として、上下方向に複数の還流液導入を有する精留塔を用いている。そして、醗酵後の醪もしくは粗留アルコールを醪塔で加熱し、この加熱により蒸発,気化された留出ガスを醪塔から取り出し、これを上記精留塔の下部に導入し、この精留塔の上部に溜まる留出ガスを第1コンデンサに導入してこの第1コンデンサ内で凝縮,液化し、この第1コンデンサ内で液化されなかった留出ガスを第2コンデンサに導入してここで凝縮,液化し、上記第1コンデンサ内の凝縮液を還流本管に通し、上記精留塔の複数の還流液導入のうちの任意の還流液導入を選択してこの還流液導入に導入し、上記第2コンデンサ内の凝縮液を還流管を介して還流本管に導入し、生成された製品アルコールを精留塔の側壁から上下方向に所定間隔をあけて延び、かつ上記各還流液導入管に対応する上記精留塔の側壁の部分およびこの部分より下側に配設された複数の製品アルコール取出のいずれかを選択して取り出すようにしている。このように、本発明の方法では、複数ある(両コンデンサ内の凝縮液を精留塔に還流する)還流液導入のうちいずれかを選択し、かつ、複数ある(精留塔内の製品アルコールを取り出す)製品アルコール取出のうちいずれかを選択しているため、酒質の異なった製品アルコールを造り,抜き取ることができる。すなわち、上記両コンデンサ内の凝縮液を上記還流液導入のうち最上段の還流液導入に還流することにより、精留塔の棚段の全てを利用し、割合にきれいな蒸留酒を造ることができる。また、上記両コンデンサ内の凝縮液を上記複数の還流液導入のうち最上段より数段下の還流液導入を選択して還流することにより、凝縮液が還流された棚段より上では全棚段ともに同じような成分となり、精留効果がない。このため、棚段数の少ない精留塔と同じように使用できて、低沸点不純物・フーゼルオイルの多く入った蒸留酒を造ることができる。また、本発明の蒸留酒製造装置によれば、本発明の方法を容易に実現することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
【0009】
図1は本発明の一実施の形態を示している。図において、1は醪塔であり、この塔頂に、醪タンク(図示せず)内に収容された醗酵後の醪が第1供給管11および開閉弁12a付き第2供給管12を介して供給される。2は低沸点分離塔であり、第1供給管11内の醪の一部が開閉弁13a付き分岐管13を介して供給され、ここで低沸点成分が分離されたのち、連結管14を介して上記醪塔1の塔頂に送られる。この醪塔1には、その下部に、100℃以上の蒸気を導入する加熱用配管15が取付けられている。図において、16は醪塔1の下部から延びる廃液管であり、17は抽出蒸留塔よりの戻り管であり、18は低沸点分離塔のベーパー管であり、19は抽出蒸留塔へのベーパー管であり、20は還流管であり、19a,20aは開閉弁であり、21は凝縮器であり、22は冷却器であり、23は冷却器22から延びる不純物排出管である。
【0010】
3は棚段式の精留塔であり、その下部には、上記醪塔1の天井壁から延びる導入管24が連結されており、上記醪塔1で生成された留出ガス(エタノールを含む蒸気)が上記導入管24を介して導入される。この精留塔3には、その内部に、上下に多段(この実施の形態では40段以上)の棚段(図示せず)が配設されており、これら棚段の上段(この実施の形態では、最上段およびその下側の7段)に対応する上記精留塔の一側壁の部分に、8個の還流液導入口(図示せず)が穿設されている。また、上記精留塔3の他側壁には、上方の10段の棚段(この実施の形態では、最上段から2段目の棚段およびその下側の9段の棚段)に対応する部分に、サイドカット用の製品アルコール取出口(図示せず)が穿設されているとともに、下方の4段の棚段(この実施の形態では、最下段の棚段およびその上側の3段の棚段)に対応する部分にフーゼル油取出口(図示せず)が穿設されている。そして、上記各還流液導入口からそれぞれ8本の開閉弁31a付き還流分岐管31が延び、これら各還流分岐管31が第1コンデンサ4から延びる還流本管32に連結している。また、上記各製品アルコール取出口からそれぞれ10本のサイドカット用の開閉弁33a付き製品アルコール取出管33が延び、これら各製品アルコール取出管33が第1合流管35に連結している。また、上記各フーゼル油取出口からそれぞれ4本の開閉弁34a付きフーゼル油取出管34が延び、これら各フーゼル油取出管34が第2合流管36に連結している。これら還流分岐管31,製品アルコール取出管33,フーゼル油取出管34は、実際には図面に示した本数よりも多く設けられている。
【0011】
4は第1コンデンサであり、上記精留塔3の天井壁から延びる導出管25を介して精留塔3の頂部に連通しており、上記精留塔3の頂部に溜まる留出ガスが上記導出管25を介して導入され、ここで凝縮,液化される。5は第2コンデンサ(冷却器)であり、接続管26を介して上記第1コンデンサ4に連結しており、上記第1コンデンサ4で液化されなかった留出ガスが上記接続管26を介して導入され、ここで凝縮,液化される。また、この第2コンデンサ5から還流管27が延びて還流本管32に連結している。そして、上記第1コンデンサ4で凝縮,液化された凝縮液は還流本管32および還流分岐管31を介して精留塔3に還流され、第2コンデンサ5で凝縮,液化された凝縮液は還流管27,還流本管32および還流分岐管31を介して精留塔3に還流される。図において、28は第2コンデンサ5から延びる不純物排出管である。6は廃液量を減らすために用いられる温水塔(脱酒精塔)であり、40はアルコールベーパー管であり、41,42はアルコールを含む液の通路管である。
【0012】
上記構成において、酒質の異なる蒸留酒をつぎのようにして製造することができる。すなわち、まず、醪タンク内の醪を第1および第2の供給管11,12を介して醪塔1内に供給する。このとき、開閉弁12a,13aの操作により上記醪を低沸点分離塔2に導入し、ここで低沸点成分を分離してから醪塔1内に供給することもできる。この醪塔1には、その塔底に加熱用配管15を介して加熱用水蒸気を吹き込んでおり、この水蒸気により、醪を醪塔1の塔頂から塔底に落下させる間に蒸留し、留出ガス(エタノール等を含む蒸気)を生成する。ついで、醪塔1内で生成した留出ガスを導入管24を介して精留塔3の下部に導入する。この精留塔3では、所定の1つの還流分岐管31の開閉弁31aを開弁しているとともに、他の還流分岐管31の開閉弁31aを閉弁している。また、所定の1つの製品アルコール取出管33の開閉弁33aを開弁しているとともに、他の製品アルコール取出管33の開閉弁31aを閉弁している。そして、この精留塔3に導入した留出ガスを各棚段を通しながら上昇させ、精留塔3の上部から導出管25を介して第1コンデンサ4に導入する。つぎに、この導入した留出ガスを第1コンデンサ4で凝縮,液化し、この凝縮,液化した凝縮液を還流本管32および上記開弁した還流分岐管31を通して精留塔3に還流する。また、第2コンデンサ5に第1コンデンサ4内の留出ガスを接続管26を介して導入し、この第2コンデンサ5で凝縮,液化し、この凝縮,液化した凝縮液を還流管27,還流本管32および上記開弁した還流分岐管31を通して精留塔3に還流する。この精留塔3では、上記還流された凝縮液が内部の各棚段を下降する間に各棚段を上昇する留出ガスと気液接触して濃縮,蒸留される。そして、精留塔3で生成した製品アルコールを上記開弁した製品アルコール取出管33を介して第1合流管35から取り出す。このようにして取り出した製品アルコールを利き酒し、所望の製品アルコールが造られていないときは、開弁する還流分岐管31の開閉弁31aおよび製品アルコール取出管33の開閉弁33aを変更し、再度製品アルコールを造り,取り出す。このような作業を繰り返し、所望の製品アルコールを造ることが行われる。
【0013】
上記のように、この実施の形態では、コンデンサ4,5内の凝縮液を精留塔3に還流する還流液導入管31および精留塔3内の製品アルコールを取り出す製品アルコール取出管33を任意に選択ことにより、酒質の異なった各種の製品アルコールを造ることができ、酒質の調節が可能となる。
【0014】
なお、上記実施の形態では、精留塔3の一側壁に8本の還流分岐管31を取付けているが、これに限定するものではなく、複数本であれば何本でもよく、通常は、精留塔3の棚数より少し少ない本数が取付けられる。また、精留塔3の他側壁には製品アルコール取出管33が10本取付けられているが、通常は、精留塔3の棚数より少し少ない本数が取付けられる。また、上記実施の形態では、醪塔1に醪を導入しているが、これに限定するものではなく、粗留アルコールを導入してもよい。
【0015】
【発明の効果】
以上のように、本発明の方法によれば、複数ある還流液導入のうちいずれかを選択し、かつ、複数ある製品アルコール取出のうちいずれかを選択することにより、酒質の異なった製品アルコールを造り,抜き取ることができ、酒質の調節が可能となる。すなわち、上記両コンデンサ内の凝縮液を上記還流液導入のうち最上段の還流液導入に還流することにより、精留塔の棚段の全てを利用し、割合にきれいな蒸留酒を造ることができる。また、上記両コンデンサ内の凝縮液を上記複数の還流液導入のうち最上段より数段下の還流液導入を選択して還流することにより、凝縮液が還流された棚段より上では全棚段ともに同じような成分となり、精留効果がない。このため、棚段数の少ない精留塔と同じように使用できて、低沸点不純物・フーゼルオイルの多く入った蒸留酒を造ることができる。また、本発明の装置によれば、本発明の方法を容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 醪塔
3 精留塔
4,5 コンデンサ
31 還流液導入管
33 製品アルコール取出管

Claims (2)

  1. 醗酵後の醪(もろみ)もしくは粗留アルコールを醪塔で加熱し、この加熱により蒸発,気化された留出ガスを醪塔から取り出し、これを、棚段式で、かつ上下方向に複数の還流液導入を有する精留塔の下部に導入し、この精留塔の上部に溜まる留出ガスを第1コンデンサに導入してこの第1コンデンサ内で凝縮,液化し、この第1コンデンサ内で液化されなかった留出ガスを第2コンデンサに導入してここで凝縮,液化し、上記第1コンデンサ内の凝縮液を還流本管に通し、上記精留塔の複数の還流液導入のうちの任意の還流液導入を選択してこの還流液導入に導入し、上記第2コンデンサ内の凝縮液を還流管を介して還流本管に導入し、この還流された凝縮液と留出ガスを気液接触させて蒸留酒等の製品アルコールを製造し、この製品アルコールを上記精留塔の側壁から上下方向に所定間隔をあけて延び、かつ上記各還流液導入管に対応する上記精留塔の側壁の部分およびこの部分より下側に配設された複数の製品アルコール取出のいずれかを選択して取り出すようにしたことを特徴とする蒸留酒製造方法。
  2. 醗酵後の醪(もろみ)もしくは粗留アルコールが収容される醪塔と、上記醪塔内に収容された醗酵後の醪もしくは粗留アルコールを加熱する加熱手段と、棚段式の精留塔と、この精留塔の一側壁から上下方向に所定間隔をあけて延びる複数の開閉弁付き還流液導入管と、上記精留塔の他側壁から上下方向に所定間隔をあけて延び上記精留塔内の製品アルコールを取り出す複数の開閉弁付き製品アルコール取出管と、上記加熱手段により蒸発,気化された上記醪塔内の留出ガスを精留塔の下部に導入する導入と、上記精留塔の上部に溜まる留出ガスを導入して凝縮,液化する第1コンデンサと、この第1コンデンサの凝縮液を上記各還流液導入に還流する還本管とを備え、上記第1コンデンサ内で液化されなかった留出ガスを第2コンデンサに導入して凝縮,液化し、この第2コンデンサの凝縮液を還流管を介して還流本管に導入し、上記各還流液導入管に対応する上記精留塔の他側壁の部分およびこの部分より下側の他側壁の部分に上記各製品アルコール取出管を配設したことを特徴とする蒸留酒製造装置。
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