JPH1049172A - 楽音信号合成方法および装置 - Google Patents

楽音信号合成方法および装置

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JPH1049172A
JPH1049172A JP9106949A JP10694997A JPH1049172A JP H1049172 A JPH1049172 A JP H1049172A JP 9106949 A JP9106949 A JP 9106949A JP 10694997 A JP10694997 A JP 10694997A JP H1049172 A JPH1049172 A JP H1049172A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル方式に適した電子的楽音信号合成技
術に関し、デジタル信号処理により、アナログ信号処理
で実行できた処理と同等の処理、あるいはアナログでは
成し得なかった処理を行える楽音信号合成方法または装
置を提供する。 【解決手段】 第1の周波数の第1の位相信号に基づ
き、第1の波形信号を発生させる手段と、変調情報に基
づき、第2の周波数で移相領域内で変化する第2の位相
信号を発生させる領域と、前記第1の周波数と前記第2
の位相信号とに基づき、第2の波形信号を発生させる手
段と、前記第1の波形信号と前記第2の波形信号から変
調により楽音信号を合成する手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子的楽音信号合
成技術に関し、特に、デジタル方式に適した変調による
電子的楽音信号合成技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電子的楽音信号合成装置としてアナログ
式とデジタル式が知られている。アナログ式シンセサイ
ザは、主に電圧信号によりVCO(電圧制御発振器)、
VCF(電圧制御周波数)、VCA(電圧制御振幅)等
の機能を制御し、音高、フィルタ周波数、エンベロープ
等を形成して楽音信号を合成するものであった。
【0003】アナログ式シンセサイザの技術の1つに、
パルス幅変調(PWM)がある。一定周波数の矩形波の
デューティ比を変調することにより、変調により楽音信
号を形成する技術である。デューティ比を変化させるた
めには、鋸歯状波発振器と比較器を用いる。
【0004】図6は、アナログ式シンセサイザにおける
PWMの原理を示す。図6(A)は、比較器への2つの
入力信号を示し、図6(B)は出力信号を示す。両図に
おいて、横軸は時間、縦軸は電圧を表す。
【0005】図6(A)において、2つの信号Vstと
Vthが比較器に入力される。一方の入力信号Vst
は、鋸歯状波であり、たとえば−1から+1まで変化す
る。他方の信号Vthは、閾値を定める信号であり、−
1から+1の範囲の値をとる。閾値信号Vthも変化す
るが、その変化は信号Vstの変化と比べれば、極めて
ゆっくりしているため、図中では一定値で示す。
【0006】比較器は、信号Vth以上に信号Vstが
上昇した時には“1”を与え、VstがVth未満にな
った時には“0”を出力する。したがって、比較器の出
力は図6(B)に示すようになる。ここで、閾値信号V
thの値が変化すると、図6(B)に示す出力パルス信
号のパルス幅が変化することが判るであろう。このよう
にして、PWMが実行される。
【0007】なお、PWMは、変調周波数を復調するの
みでなく、パルス幅を変調した矩形波自身を楽音信号と
して扱うこともできる。矩形波を楽音信号として利用す
る場合、デューティ比の変化は音色の変化をもたらす。
たとえば、デューティ比50%の矩形波は、奇数倍音が
強い楽音であり、デューティ比を50%からずらすと、
偶数倍音が増加して音色が変化する。
【0008】クラリネット、オーボエ等のリード管楽器
は、リードの開閉が矩形波に類似する性質を有し、矩形
波信号で楽音信号を形成するのに適している。また、矩
形波を用いて種々の効果音(擬音)を形成することもで
きる。
【0009】近年、シンセサイザはアナログ式からデジ
タル式に移行し、デジタル信号の処理により、電子楽音
信号を合成するようになった。しかしながら、アナログ
式シンセサイザの技術が総てデジタル式シンセサイザに
移植された訳ではない。アナログ式シンセサイザで可能
であった楽音に対する要求も強い。PWMはその1つで
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、デジ
タル信号処理により、アナログ信号処理で実行できた処
理と同等の処理、あるいはアナログでは成し得なかった
処理を行える楽音信号合成方法または装置を提供するこ
とである。
【0011】本発明の他の目的は、デジタル信号処理に
よりパルス幅変調(PWM)を行うことのできる楽音信
号合成方法または装置を提供することである。
【0012】本発明のさらに他の目的は、デジタル信号
処理に適した新規な変調による楽音信号合成技術を提供
することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、第1の周波数の第1の位相信号に基づき、第1の波
形信号を発生させる工程と、変調情報に基づき、第2の
周波数で移相領域内で変化する第2の位相信号を発生さ
せる工程と、前記第1の周波数と前記第2の位相信号と
に基づき、第2の波形信号を発生させる工程と、前記第
1の波形信号と前記第2の波形信号から変調により楽音
信号を合成する工程とを含む楽音信号合成方法が提供さ
れる。
【0014】本発明の他の観点によれば、第1の周波数
の第1の位相信号に基づき、第1の波形信号を発生させ
る手段と、変調情報に基づき、第2の周波数で移相領域
内で変化する第2の位相信号を発生させる領域と、前記
第1の周波数と前記第2の位相信号とに基づき、第2の
波形信号を発生させる手段と、前記第1の波形信号と前
記第2の波形信号から変調により楽音信号を合成する手
段とを有する楽音信号合成装置が提供される。
【0015】第1の波形信号と第2の波形信号との位相
差を制御し、これらの波形信号に基づき、変調により楽
音信号を合成することにより、新たな楽音信号を得るこ
とができる。
【0016】第1の波形信号と第2の波形信号とが位相
のみが異なり、周波数、振幅が等しい鋸歯状波である場
合、それらの差をとることにより、矩形波が発生する。
位相差を変調すれば、矩形波のデューティ比が変更され
る。
【0017】従来の鋸歯状波と閾値との組み合わせによ
るPWMと比べ、変調の移相領域が2πの領域に制限さ
れない。また、移相領域を2πの範囲内に制限するよう
にすれば、従来のアナログ式PWMと同等の効果、ある
いはそれを越える効果を得ることもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。
【0019】図1は、楽音信号合成装置の基本構成を示
す。図1(A)は、楽音信号合成装置のブロック図を示
し、図1(B)は、信号波形が鋸歯状波である場合の回
路主要部の波形を示す。
【0020】図1(A)において、位相発生器1は、周
波数f1で2πの範囲内の位相を繰り返し発生する。た
とえば、−πから+πまでリニアに増加し、+πから−
πに瞬時に移行する周期的位相θ(t)を発生する。
【0021】位相発生器1の出力ノードN1の信号波形
を図1(B)第1段に示す。横軸は時間tを示し、縦軸
は位相θを示す。
【0022】位相信号θ(t)は、波形発生器2aに供
給されると共に、移相器4bに供給される。移相器4b
は、変調器3からの移相信号φ(t)を受け、位相θ
(t)をφ(t)だけずらした信号θ+φを波形発生器
2bに供給する。なお、波形発生器2aに供給される位
相信号も、移相器4bと同様の機能を有する移相器4a
を介して供給してもよい。但し、移相角度φは異なるも
のとする。
【0023】移相器4bの出力ノードN2の波形を、図
1(B)第2段に示す。移相角度φ(t)をπとした場
合を示す。πの移相により、時間軸上で半周期ずれた波
形が発生する。
【0024】波形発生器2a、2bは、それぞれ入力し
た位相に基づき立ち下がる形状の鋸歯状波を発生する。
入力する位相がπずれているため、発生する鋸歯状波は
半周期ずれた状態となる。
【0025】波形発生器2a、2bの出力ノードN3、
N4の信号波形を図1(B)第3段、第4段に示す。
【0026】ここで、変調器3が発生する移相角度φ
(t)が時間と共に変化すると、波形発生器2bの入力
位相が時間と共に変化し、波形発生器2bの出力波形は
時間軸上で前後するように変化する。
【0027】合波器6は、波形発生器2a、2bの出力
波形を受け、その差を出力信号として供給する。合波器
6の出力ノードN5の信号波形を図1(B)最下段に示
す。信号波形N5は、信号波形N3から信号波形N4を
引いた差分を示している。信号波形N3、N4が−1か
ら+1に瞬時に変化する時に、信号波形N5は−1から
+1へ、または+1から−1へ変化し、矩形波を形成す
る。
【0028】なお、移相角度φ(t)の時間変化によ
り、波形発生器2bの出力信号波形(位相)が変化する
と、合波器6の出力信号である矩形波のデューティ比が
変化する。
【0029】このように、一対の波形発生器に入力する
位相の一方を変調することにより、デューティ比が変調
されたパルス信号を供給することができる。波形発生器
出力波形が鋸歯状波である場合、矩形波のデューティ比
が変調される。
【0030】しかしながら、波形発生器の出力波形は鋸
歯状波に限らない。たとえば、矩形波、三角波、正弦波
等の波形であってもよい。これらの場合にも、移相角度
に応じた出力波形の変化が得られる。
【0031】なお、位相発生器1の出力信号を直接波形
発生器2aに供給した場合には、波形発生器2aの出力
波形は位相発生器1の出力位相のみによって決定される
が、位相発生器1の出力位相を移相器4aを介して波形
発生器2aに供給した場合には、移相器4aに供給され
る移相信号によって位相発生器1の出力位相が変調され
た(移相された)位相が波形発生器2aに供給される。
【0032】図1(A)に示す回路は、位相によって出
力信号の波形を制御している。従来のアナログ式シンセ
サイザの場合には、比較器に供給する鋸歯状波と閾値信
号との電圧(振幅)の大小関係により矩形波を発生して
いた。したがって、閾値は鋸歯状波の変化領域を越える
ことはできず、変調信号の移相領域は2πの範囲に制限
されていた。図1(A)に示す回路によれば、変調器3
の発生する移相信号の変化領域は2πの領域に制限され
ない。2πの領域を越える範囲内で移相領域を設定する
ことにより、新たな性質の楽音信号を生成することが可
能となる。移相領域が2πを越える場合、本構成による
合成波形(合成器出力)はゆったりとした、コーラス感
のある、厚い音色を与えることができる。
【0033】位相変調は基本的に周波数変調と等価であ
り、位相を微分したものがピッチとなる。例えば、三角
波で位相を変調するとすれば、ピッチ変化は矩形波状と
なり、一定幅の上下動を繰り返すことになる。つまり、
ピッチのずれ量が周波数一定なので、その深さ(セント
量)は被変調波オシレータの発振周波数に反比例する。
【0034】従って、高い周波数において位相変調で十
分なピッチずれを実現するためには、位相変調の範囲を
大きく取るか、変調周波数を高くする必要がある。しか
し、変調周波数を高くすると、聴感上、ビブラートのよ
うになってしまい、もっとゆったりとしたコーラス的な
効果は得られない。従って、位相変調の範囲を多く(2
π以上)取りたい。
【0035】ところが、位相変調の範囲はアナログでは
2πを越えることはできない。一方、本実施例のような
ディジタル方式による構成では容易に2π(あるいは±
π)を越える位相変調が可能であり、上記効果が容易に
得られる。
【0036】図2は、図1の回路を具体化した回路構成
の例を示す。位相発生器1は、周波数f1に対応する周
波数ナンバを入力し、−1から+1の範囲をモジュロと
する加算器MA1、遅延回路D1により周波数f1の立
ち上がり形状を有する鋸歯状波を発生する。この位相発
生器1の出力波形は、πを単位とする位相信号であり、
図1(B)の信号波形N1に相当するものである。この
位相信号は、波形発生器2aに直接供給されると共に、
移相器4bを介して波形発生器2bに供給される。
【0037】波形発生器2a、2bは、フィードバック
ループを備えた正弦波発生器である。両波形発生器の構
成は同等であるので、波形発生器2aを例にとって説明
する。入力信号は、モジュロ加算器MA2に供給され、
モジュロ加算器MA2の出力信号はサインテーブルOS
C1に供給される。サインテーブルOSC1は、入力位
相xに基づき、出力信号y=sinπ・x(−1≦x<
1)を出力する。サインテーブルOSC1の出力信号
は、そのまま出力されると共に、加算器A1、乗算器M
1、加算器A2、遅延回路D2、乗算器M2を介してモ
ジュロ加算器MA2にフィードバックされる。さらに、
遅延回路D2の出力信号は、加算器A1、A2にもフィ
ードバックされる。
【0038】このようなフィードバックループを備えた
正弦波発生器は、たとえば特公昭61−20875号公
報の実施例の欄に詳述されている。このようなフィード
バック回路の出力波形は、フィードバック量が浅い場合
には正弦波的な形状であるが、フィードバック量が増大
すると、立ち下がり形状の鋸歯状波となる。フィードバ
ック量が大きい場合、立ち上がり型鋸歯状波形状の位相
信号を入力した波形発生器からは、位相がπずれた立ち
下がり型鋸歯状波の出力波形が発生する。
【0039】すなわち、波形発生器2aの入力位相と出
力信号の関係は、図1(B)に示す波形信号N1とN3
の関係である。
【0040】なお、波形発生器2bも波形発生器2aと
同等の(モジュロ加算器MA3、サインテーブルOSC
2、加算器A5、A6、乗算器M7、M8、遅延回路D
3を有する)構成を有し、同等の機能を有する。
【0041】変調器3は、PWM用周波数ナンバ(周波
数f2に対応)が入力されるモジュロ加算器MA6、モ
ジュロ加算器MA6にフィードバックをかける遅延回路
D3、モジュロ加算器MA3の出力を受け、負値を正値
に変換する絶対値回路ABS、絶対値回路ABSの出力
を正のピーク値と負のピーク値とが等しくなるようにシ
フトさせる加算器A3を含む。
【0042】モジュロ加算器MA3は、入力されるPW
M周波数ナンバを順次加算し、モジュロに達した時に初
期値に戻す。たとえば、モジュロ加算器MA3の出力は
−1から+1に変化する鋸歯状波となる。絶対値回路A
BSは、負値を正値に変換し、0から+1の間で変化す
る三角波形を発生する。加算器A3には、−0.5が入
力され、絶対値回路ABSの出力を−0.5シフトし、
−0.5から+0.5の間で変化する出力波形を発生す
る。
【0043】図3の第1段および第2段に、モジュロ加
算器MA6の出力P1および加算器A3の出力P2の例
を示す。
【0044】本実施例においては、変調移相領域を変化
させるため、加算器A3の出力に乗算器M4でPWM深
さ信号PDを乗算し、加算器A4を介して加算器(シフ
タ)M6に入力し、定数Kを乗算する。たとえば、PW
M深さ係数PDとして1/16を乗算し、定数Kとして
32を乗算する。乗算器M4へ入力される−0.5から
+0.5の範囲で変化する三角波は、1/16倍された
後、32倍され、−1から+1の間で変化する三角波に
変換される。
【0045】PWM深さ係数PDとして1を乗算する時
は、乗算器M6の出力は−16から+16の範囲で変化
する三角波形となる。乗算器M6は、変調範囲を変更す
る機能を有するため、シフタと呼ぶ。
【0046】なお、加算器A4には、乗算器M5の出力
も入力される。乗算器M5には、たとえば位相変調の中
心位相を定める信号PHASECが入力される。なお、
信号PHASECは所定の値としてもよいし、音色毎に
設定するパラメータとしてもよい。また、信号PHAS
ECを時間的に変化する信号として、さらに複雑な位相
変調がかかるようにしてもよい。この信号は、たとえば
−1、0、1の三値の1つをとる。乗算器M5は、シフ
タM6が32倍することに合わせ、入力を1/32倍す
る。乗算器M5への入力が−1、1であることは、シフ
タM6の出力において、位相が−π、+π変化すること
を意味する。
【0047】シフタM6の出力は、リミッタLTを介し
てモジュロ加算器MA4に供給される。リミッタLT
は、シフタM6から供給される入力信号をそのまま通過
させるか、一定の絶対値でリミットするかの機能を有す
る。たとえば、リミット信号Lが1の場合、リミッタL
Tの出力は−1から+1の領域内に制限される。
【0048】乗算器M4に供給されるPWM深さ係数P
Dが1の場合、リミッタLTに入力される三角波は、−
16から+16の範囲内で変化する。リミッタLTがリ
ミット機能を発揮する時は、この三角波の+1以上、−
1以下の部分を制限し、−1から+1の領域内で変化す
る信号波形に変換する。
【0049】図3第3段目には、リミッタLTが機能し
た場合のリミッタの出力波形の例を示す。
【0050】図4(A)は、リミッタLTの入力と出力
の関係を概略的に示す。入力の絶対値がある値を越える
と、リミッタ機能が作用し、出力はその時の値で飽和す
る。
【0051】図4(B)は、シフタM6およびリミッタ
LTの回路構成例を示す。入力するmビットの信号が上
位6ビットと下位n−1ビットに分割され、上位6ビッ
トはオール0かオール1かを判断される。オール0かオ
ール1が成立する時は、飽和値として供給されるリミッ
ト定数LがマルチプレクサMUXの飽和入力端子Sに入
力される。この際、上位6ビット中の最上位ビットが符
号ビットとしてマルチプレクサMUXの端子1に供給さ
れ、飽和値の符号を制御する。リミット(飽和)値は±
Lとなる。
【0052】上位6ビットが総て1でもなく、0でもな
い場合には、上位6ビット中の最下位ビットが下位(n
−1)ビットと共にマルチプレクサMUXの端子0に供
給され、最上位の符号ビットと共に出力を構成する。こ
のようにして、図2の構成におけるシフタM6およびリ
ミッタLTが実現される。なお、シフタとリミッタの構
成はこの例に限らない。
【0053】変調器3は、モジュロ加算器MA4に移相
信号を供給する。モジュロ加算器MA4は、位相発生器
1から供給される位相信号を、変調器3から供給される
移相角度シフトさせ、次のモジュロ加算器MA5に出力
信号を供給する。モジュロ加算器MA5には、−1が加
算される。−1の加算は、位相において−πの加算に相
当し、入力する信号を逆相に変化させる。
【0054】モジュロ加算器MA4とMA5が移相器4
bを構成する。移相器4bの出力は、波形発生器2bに
供給される。波形発生器2bは、波形発生器2aと同等
の機能を有し、入力する位相に基づく鋸歯状波を出力す
る。なお、変調移相が“0”の場合、モジュロ加算器M
A5に加算された−1により、波形発生2aと波形発生
器2bの発生する鋸歯状波は逆相の信号となる。
【0055】これらの信号は、それぞれ乗算器M3、M
9を介し、加算器A7に供給される。乗算器M3、M9
および加算器A7が、合波器6を構成する。逆相の鋸歯
状波が加算器A7で加算されることにより、図1(B)
波形N5で示すようなデューティ比が制御された矩形波
が発生する。
【0056】なお、変調器3の乗算器M4から加算器A
5に供給される移相角度が“0”の場合、乗算器M5の
出力が“0”とすると、モジュロ加算器MA4は入力信
号をそのまま通過させ、モジュロ加算器MA5で位相信
号は逆相にされる。この場合、デューティ比は50%で
ある。
【0057】変調器3の乗算器M5に入力される信号が
−1の場合、モジュロ加算器MA4に−1が入力され、
さらにモジュロ加算器MA5で逆相にされるため、元の
位相に戻りデューティ比は“0”となる。乗算器M5の
入力が+1をわずかに下回る数の場合、モジュロ加算器
MA4に+1をわずかに下回る数が供給され、モジュロ
加算器MA5で逆相にされる結果、移相がわずかに異な
る2つの鋸歯状波が発生し、デューティ比はほぼ100
%となる。
【0058】図5は、図1の回路構成を実現する他の構
成を示す。本構成において、図2の回路構成と異なる点
を主に説明する。位相発生器1と波形発生器2aの間
に、移相器4aが挿入されている。移相器4aは、モジ
ュロ加算器MA8によって構成され、スイッチSWを介
して変調器3と接続されている。変調器3の乗算器M4
には1か1/8が供給され、シフタM6は入力を16倍
して出力する。乗算器M5の定数も1/16となる。
【0059】この構成によれば、PWM深さPDが
“1”の時、リミッタLTに入力される移相角度は−8
πから+8πの間で変化し、それぞれモジュロ加算器M
A4およびMA8に供給される。モジュロ加算器MA4
では減算を行い、モジュロ加算器MA8では加算を行
う。したがって、2つの信号経路における位相差は−1
6πから+16πの領域内で変化する。
【0060】なお、スイッチSWを開くことにより、モ
ジュロ加算器MA8の機能を停止させることもできる。
【0061】図5におけるその他の構成については、図
2に示す構成と同様である。図7は、上述の実施例によ
る楽音信号合成装置を含む電子楽器のハードウェア構成
を示すブロック図である。
【0062】CPU20は、バス24を介して、ROM
18、RAM19、自動演奏装置21の他、MIDIイ
ンターフェース11、検出回路12、表示装置14、楽
音信号合成装置15、ハードディスクドライブ(HD
D)22、フロッピディスクドライブ(FDD)23、
CD−ROM(コンパクトディスク−リード・オンリィ
・メモリ)ドライブ41、通信インターフェース43に
接続される。
【0063】RAM19は、レジスタやバッファ等、C
PU20のワーキングエリアを有する。ROM18は、
コンピュータプログラムや種々のパラメータを記憶す
る。CPU20は、ROM18に記憶されるコンピュー
タプログラムに応じて、各種処理を行う。
【0064】CPU20は、検出回路12を介して鍵盤
13上の演奏操作の信号を受ける他、自動演奏装置2
1、ハードディスクドライブ22、フロッピディスクド
ライブ23、CD−ROMドライブ41、MIDIイン
ターフェース11または通信インターフェース43から
演奏データを受けることができる。
【0065】フロッピディスクドライブ23は、抜き差
し可能なフロッピディスクに対してデータの読み出しお
よび書き込みを行うことができる。演奏データが記憶さ
れたフロッピディスクを、フロッピディスクドライブ2
3に差し込むと、CPU20は、フロッピディスクに記
憶されている演奏データを読み出すことができる。
【0066】ハードディスクドライブ22は、大容量記
憶装置であり、多数の演奏データを記憶することができ
る。CPU20は、フロッピディスクドライブ23から
ハードディスクドライブ22に演奏データをコピーする
ことができる。CPU20は、ハードディスクドライブ
22から演奏データを読み出すこともできる。
【0067】MIDIインターフェース11は、外部に
対してMIDIデータを入出力することができる。例え
ば、演奏データを入出力することができる。
【0068】検出回路12には、キーボードやマウス装
置等の入力装置13が接続される。CPU20は、検出
回路12を介して、入力装置13のスイッチ状態等を検
出する。操作者は、入力装置13を操作することによ
り、各種の指定を行うことができる。例えば、再生を行
いたい演奏データを指定することができる。また、入力
装置13は、再生を指示するための再生スイッチを有す
る。
【0069】表示回路14は、種々の情報を表示する。
ハードディスクドライブ22等に記憶されている演奏デ
ータを表示することもできる。
【0070】CPU20と楽音信号合成装置15は、上
述のPWM方式に従った楽音信号合成を行うことができ
る。CPU20と楽音信号合成装置15は、PWM方式
の楽音信号合成の他、さらに波形メモリ方式、FM方
式、物理モデル方式、高調波合成方式、フォルマント合
成方式のいずれかによる楽音信号合成を行えるものでも
よい。楽音信号合成装置15は、専用回路、デジタル信
号処理装置(DSP)、またはCPU20の機能の一部
とソフトウェアないしこれらの組合わせで構成すること
ができる。たとえば、楽音波形合成処理、さらには自動
演奏処理やMIDI信号等演奏信号の送受信までをCP
Uとソフトウェアで(特別なハードウェアや周辺機器を
用いることなく)行うようにしてもよい。
【0071】D/A変換器16は、楽音信号合成装置1
5からデジタル楽音信号を受け、デジタル信号からアナ
ログ信号に変換する。
【0072】サウンドシステム17は、アンプとスピー
カを有し、D/A変換器16からアナログの楽音信号を
受ける。楽音信号は、アンプにより増幅され、スピーカ
から発音される。
【0073】HDD(ハードディスクドライブ)22
は、コンピュータプログラムや自動演奏データ、コード
進行データ等の各種データを記憶しておく記憶装置であ
る。ROM18にコンピュータプログラムが記憶されて
いない場合、このHDD22内のハードディスクにコン
ピュータプログラムを記憶させておき、それをRAM1
9に読み込むことにより、ROM18にコンピュータプ
ログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU20
にさせることができる。このようにすると、コンピュー
タプログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行え
る。
【0074】CD−ROM(コンパクトディスク−リー
ド・オンリィ・メモリ)ドライブ41は、CD−ROM
42に記憶されているコンピュータプログラムや各種デ
ータを読み出す装置である。読み出したコンピュータプ
ログラムや各種データは、HDD22内のハードディス
クにストアされる。コンピュータプログラムの新規イン
ストールやバージョンアップ等が容易に行える。なお、
このCD−ROMドライブ41以外にも、外部記憶装置
として、フロッピィディスクドライブ23、光磁気ディ
スク(MO)装置等、様々な形態のメディアを利用する
ための装置を設けるようにしてもよい。
【0075】通信インターフェース43はLAN(ロー
カルエリアネットワーク)やインターネット、電話回線
等の通信ネットワーク44に接続されており、該通信ネ
ットワーク44を介して、サーバコンピュータ45と接
続される。HDD22内に上記コンピュータプログラム
や各種データが記憶されていない場合、サーバコンピュ
ータ45からプログラムやデータがダウンロードされ
る。クライアントとなる本装置は、通信インターフェー
ス43及び通信ネットワーク44を介してサーバコンピ
ュータ45へとコンピュータプログラムやデータのダウ
ンロードを要求するコマンドを送信する。サーバコンピ
ュータ45は、このコマンドを受け、要求されたコンピ
ュータプログラムやデータを、通信ネットワーク44を
介して装置へと配信し、本装置が通信インターフェース
43を介して、これらプログラムやデータを受信してH
DD22に蓄積することにより、ダウンロードが完了す
る。
【0076】なお、本実施例は、本実施例に対応するコ
ンピュータプログラムや各種データをインストールした
市販のパーソナルコンピュータ等によって、実施させる
ようにしてもよい。その場合には、本実施例に対応する
コンピュータプログラムや各種データを、CD−ROM
やフロッピディスク等の、パーソナルコンピュータが読
み込むことができる記憶媒体に記憶させた状態で、ユー
ザーに提供してもよい。そのパーソナルコンピュータ等
が、LAN、インターネット、電話回線等の通信ネット
ワークに接続されている場合には、通信ネットワークを
介して、コンピュータプログラムや各種データ等をパー
ソナルコンピュータ等に提供してもよい。
【0077】なお、鋸歯状波を発生する波形発生器とし
ては、上述のフィードバックループを備えた正弦波発生
器以外の構成を用いてもよい。たとえば、鋸歯状波の波
形を記憶する波形メモリを用いることもできる。論理演
算で波形を演算してもよい。また、波形発生器2a、2
bが、各々鋸歯状波以外の波形を発生するものとしても
よい。種々の波形を選択的に指定したり、時間的に変化
する波形を発生するようにすれば、さらに音色の幅やバ
リエーションを増加させることが可能である。
【0078】PWMの深さPDが2つの値のうち一方を
とる場合を説明したが、この深さをキースケールさせて
もよい。キースケールが0の場合は、従来のアナログ式
シンセサイザのPWMと等価になり、深さを音高周波数
に比例させれば、いわゆるコーラス効果と等価になる。
また、これらの中間の状態も実現可能である。たとえ
ば、いくつかの音高毎にPWMの深さを与えることもで
きる。
【0079】また、PWM用の位相信号として三角波を
用いる場合を説明したが、他の波形やエンベロープ発生
器等を用いてもよい。また、リミッタのリミットする値
を任意の値に変更することも可能である。
【0080】実施例において説明した処理をソフトウェ
アによって記述し、DSPまたはMPUなどのプロセッ
サによって実行させることもできる。
【0081】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。たとえば、
種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者
に自明であろう。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デジタル方式に適し、新規な楽音信号合成を行うことの
できる楽音信号合成方法または装置が提供される。
【0083】鋸歯状波を用いた場合、従来のPWMと同
等の楽音信号合成を行うことができる。さらに、従来の
PWMにおける移相範囲が2πの領域内であったのに比
較し、移相領域に制限を設ける必要がなくなる。また、
2πを越える移相領域と2π以内の移相領域を選択する
ことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例による楽音信号合成装置の構
成を示すブロック図および波形ダイヤグラムである。
【図2】 図1の回路構成を実現する構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】 図2の回路における変調用波形の例を示す波
形ダイヤグラムである。
【図4】 図2の構成におけるシフタとリミッタの機能
を説明するためのグラフおよびその構成例を示す回路図
である。
【図5】 図1の回路構成を実現する他の構成例を示す
ブロック図である。
【図6】 従来技術におけるパルス幅変調を説明するた
めの波形ダイヤグラムである。
【図7】 本発明の実施例による楽音合成装置を含む電
子楽器のハードウェア構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 位相発生器 2 波形発生器 3 変調器 4 移相器 6 合波器 A 加算器 MA モジュロ加算器 M 乗算器 ABS 絶対値回路 D 遅延回路 LT リミッタ OSC 発振器

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の周波数の第1の位相信号に基づ
    き、第1の波形信号を発生させる工程と、 変調情報に基づき、第2の周波数で移相領域内で変化す
    る第2の位相信号を発生させる工程と、 前記第1の周波数と前記第2の位相信号とに基づき、第
    2の波形信号を発生させる工程と、 前記第1の波形信号と前記第2の波形信号から変調によ
    り楽音信号を合成する工程とを含む楽音信号合成方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の波形信号と前記第2の波形信
    号とは実質的に同一波形であり、前記第2の位相信号は
    前記第1の位相信号と同等の信号を移相させた信号であ
    る請求項1記載の楽音信号合成方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の波形信号と前記第2の波形信
    号とが実質的に同一周波数、同一振幅の鋸歯状波信号で
    ある請求項2記載の楽音信号合成方法。
  4. 【請求項4】 さらに、入力信号に基づき、前記移相領
    域を決定する工程を含む請求項1〜3のいずれかに記載
    の楽音信号合成方法。
  5. 【請求項5】 さらに、選択操作に応じて前記移相領域
    を2πの範囲内に制限する工程を含む請求項1〜4のい
    ずれかに記載の楽音信号合成方法。
  6. 【請求項6】 第1の周波数の第1の位相信号に基づ
    き、第1の波形信号を発生させる手段と、 変調情報に基づき、第2の周波数で移相領域内で変化す
    る第2の位相信号を発生させる領域と、 前記第1の周波数と前記第2の位相信号とに基づき、第
    2の波形信号を発生させる手段と、 前記第1の波形信号と前記第2の波形信号から変調によ
    り楽音信号を合成する手段とを有する楽音信号合成
    置。
  7. 【請求項7】 前記第1の波形信号と前記第2の波形信
    号とは実質的に同一波形であり、前記第2の位相信号は
    前記第1の位相信号と同等の信号を移相させた信号であ
    る請求項6記載の楽音信号合成装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の波形信号と前記第2の波形信
    号とが実質的に同一周波数、同一振幅の鋸歯状波信号で
    ある請求項7記載の楽音信号合成装置。
  9. 【請求項9】 さらに、入力信号に基づき、前記移相領
    域を決定する手段を含む請求項6〜8のいずれかに記載
    の楽音信号合成装置。
  10. 【請求項10】 さらに、選択操作に応じて前記移相領
    域を2πの範囲内に制限する手段を含む請求項6〜9の
    いずれかに記載の楽音信号合成装置。
  11. 【請求項11】 第1の周波数の第1の位相信号に基づ
    き、第1の波形信号を発生させる手順と、 変調情報に基づき、第2の周波数で移相領域内で変化す
    る第2の位相信号を発生させる手順と、 前記第1の周波数と前記第2の位相信号とに基づき、第
    2の波形信号を発生させる手順と、 前記第1の波形信号と前記第2の波形信号から変調によ
    り楽音信号を合成する手順とを含むプログラムを記憶し
    た記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記第1の波形信号と前記第2の波形
    信号とは実質的に同一波形であり、前記第2の位相信号
    は前記第1の位相信号と同等の信号を移相させた信号で
    ある請求項11記載の記録媒体。
  13. 【請求項13】 前記第1の波形信号と前記第2の波形
    信号とが実質的に同一周波数、同一振幅の鋸歯状波信号
    である請求項12記載の記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記プログラムが、さらに、入力信号
    に基づき、前記移相領域を決定する手順を含む請求項1
    1〜13のいずれかに記載の記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記プログラムが、さらに、選択操作
    に応じて前記移相領域を2πの範囲内に制限する手順を
    含む請求項11〜14のいずれかに記載の記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007304177A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Casio Comput Co Ltd 効果付加装置および効果付加処理プログラム
JP2016142962A (ja) * 2015-02-04 2016-08-08 ヤマハ株式会社 プログラム及び波形生成装置

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