JPH1048068A - 電磁超音波トランスデューサ - Google Patents

電磁超音波トランスデューサ

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JPH1048068A
JPH1048068A JP20438896A JP20438896A JPH1048068A JP H1048068 A JPH1048068 A JP H1048068A JP 20438896 A JP20438896 A JP 20438896A JP 20438896 A JP20438896 A JP 20438896A JP H1048068 A JPH1048068 A JP H1048068A
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JP
Japan
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coil
ultrasonic transducer
electromagnetic ultrasonic
tube
transverse wave
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JP20438896A
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Inventor
Takao Nishizawa
隆夫 西澤
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音弾性に基づく応力測定を実施したい測定点
で正確に偏波方向が90度異なる2つの横波を励起する
ことができる電磁超音波トランスデューサを提供するこ
と。 【解決手段】 被検査物表面に対して垂直な磁界成分を
発生させるように配置された磁石ユニット(11)と、
前記被検査物表面に平行で第1方向に沿って渦電流を前
記被検査物に生成する第1コイル(13)と、前記被検
査物表面に平行で前記第1方向と直交する第2方向に沿
って渦電流を前記被検査物に生成する第2コイル(1
5)と、前記第1コイルと前記第2コイルに選択的に高
周波電流を供給する給電手段とから構成されている電磁
超音波トランスデューサ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波による非破
壊検査に用いらる電磁超音波トランスデューサ、特に音
弾性に基づく応力測定に適した電磁超音波トランスデュ
ーサに関する。
【0002】
【従来の技術】音弾性に基づく応力測定とは、例えば日
本機械学会論文集(A編)49巻440 号(昭58-4)”音弾
性による応力解析”福岡秀和、から知られているよう
に、応力によって力学的に異方性となった弾性体が超音
波に対して複屈折性を示すこと、つまり主応力方向(通
常直交したX方向とY方向の2方向)に偏波した2つの
横波(以後この2つの横波を第1横波と第2横波と呼ぶ
ことがある)の速度差が主応力差に比例することを利用
して、鋼材等の弾性体に作用している応力を評価するこ
とである。
【0003】音弾性効果を利用する場合、高精度の音速
測定、ないしは被測定体の厚さが既知の場合その厚さ測
定が(音速は超音波の伝播距離をその伝播時間で割るこ
とで得られるが、伝播距離つまり管厚が一定であると仮
定すると音速は伝播時間の関数とみなされるので、音速
測定を伝播時間測定で置き換えても本発明の技術的思想
は何ら変わるものではない。この事実から、本明細書で
は、音速測定と伝播時間測定は同一に解釈されるべきで
ある)必須条件となるが、従来の圧電式超音波トランス
デューサを用いたパルス反射方式では、被検査物の表面
状態や超音波パルスが反射する反射面の状態が悪いと、
十分な精度が期待できない。このため、音弾性測定に使
用できる高精度測定を非接触で簡便に行える手法とし
て、例えば日本機械学会論文集(A編)60巻569 号(19
94-1)”電磁超音波共鳴法による金属薄板の音弾性応力
測定”荻博次、平尾雅彦、福岡秀和、では電磁超音波ト
ランスデューサと共鳴厚さ測定法の組み合わせが提案さ
れている。この手法では、横波を励起する電磁超音波ト
ランスデューサを用いて、測定すべき箇所で被検査物内
を伝播する横波の偏波方向が第1の主応力方向に一致す
るように位置合わせし、その状態で音速測定を行い、次
は電磁超音波トランスデューサを90度回転して被検査
物内を伝播する横波の偏波方向を90度変えて音速測定
を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、偏波
方向が90度異なる2つの横波での音速測定のために測
定点において電磁超音波トランスデューサ自体を90度
回転させる必要があるが、十分な作業スペースが確保で
きないプラント等の検査現場において電磁超音波トラン
スデューサを正確な測定点で90度回転することは困難
である。偏波方向が90度異なる2つの横波の励起ポイ
ントが異なると応力測定の精度が低下することになる。
本発明の目的は、音弾性に基づく応力測定を実施したい
測定点で正確に偏波方向が90度異なる2つの横波を励
起することができる電磁超音波トランスデューサを提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】同じ測定点において偏波
方向が90度異なる2つの横波を励起するという上記目
的を達成するため、本発明による電磁超音波トランスデ
ューサでは、被検査物表面に対して垂直な磁界成分を発
生させるように配置された磁石ユニットと、前記被検査
物表面に平行で第1方向に沿って渦電流を前記被検査物
に生成する第1コイルと、前記被検査物表面に平行で前
記第1方向と直交する第2方向に沿って渦電流を前記被
検査物に生成する第2コイルと、前記第1コイルと前記
第2コイルに選択的に高周波電流を供給する給電手段
と、を備えている。
【0006】この構成によれば、第1コイルを励起する
ことにより一方の方向に偏波した第1横波を被検査物表
面に対して垂直な方向に伝播させることができ、第2コ
イルを励起することにより90度ずれて偏波した第2横
波を被検査物表面に対して垂直な方向に伝播させること
ができる。しかも、第1コイルと第2コイルの選択的な
励起は、電磁超音波トランスデューサを被検査物表面に
押し当てたまま可能であるため、偏波方向が90度異な
る2つの横波を励起する際に測定点がずれることはな
い。これにより、同じ測定点で偏波方向が90度異なる
横波、つまり2つの主応力方向に一致する偏波方向をも
つ第1横波と第2横波による音速測定が可能となり、精
度の高い音弾性に基づく応力測定が簡単に実現する。
【0007】本発明による、上述した第1コイルと第2
コイルの好適な実施の形態として、第1コイルと第2コ
イルを楕円状に巻かれたコイルシートとして形成し、こ
の第1コイルと第2コイルを互いに90度変位させて重
ね合わせることが提案される。楕円状コイルの直線状部
分が有効コイル部として働くので、90度変位させて重
ね合わせられた2つのコイルシートがそれぞれ2つの主
応力方向に一致する第1横波と第2横波を励起するコイ
ルとなる。コイルシートとして形成しているので、その
厚みは薄く、電磁超音波トランスデューサの被検査物表
面に対する接触面に簡単に装着することができる。
【0008】被検査物表面に対して垂直な磁界成分を発
生させるための、簡単な磁石ユニットの配置構成は、一
方の磁極面を被検査物表面に対向するように少なくとも
1つの磁石を配置し、その磁石の磁極面に前述した2つ
の互いに90度変位させて重ね合わせられたコイルシー
トを装着することである。このような簡単な構造にもか
かわらず、第1コイルと第2コイルに選択的に高周波電
流を供給することにより被検査物内に偏波方向が90度
異なる2つの横波を励起することができる。
【0009】さらに本発明の好適な実施形態として、2
つの互いに90度変位させて重ね合わせられたコイルシ
ートと磁石の磁極面を被検査物表面の湾曲に合わせて湾
曲に形成されているものがある。このような構造を採用
すると、被検査物表面が湾曲していても、電磁超音波ト
ランスデューサの接触面、詳しくは磁極面やコイルと被
検査物表面との距離が接触面全体にわたって密接状態で
一定となり、安定的に電磁超音波を発生し、戻ってきた
超音波を受信することができる。
【0010】第1コイルと第2コイルに選択的に高周波
電流を供給するには、手動又は自動で操作されるスイッ
チングディバイスが必要であるが、このスイッチングデ
ィバイスは、電磁超音波トランスデューサに内蔵しても
よいし、電磁超音波測定装置側に組み込んでもよい。ス
イッチングディバイスを電磁超音波トランスデューサに
内蔵する場合は、電磁超音波測定装置自体は従来の装置
をそのまま使用することができるという利点がある。ス
イッチングディバイスを電磁超音波測定装置に組み込む
場合、電磁超音波トランスデューサには、第1コイルの
ための給電ソケットと第2コイルのための給電ソケット
を設けるだけでスイッチングディバイスを内蔵する必要
がないので電磁超音波トランスデューサの構造は簡単と
なる。また自動測定システムの場合、スイッチングディ
バイスの制御だけでなく電磁超音波トランスデューサの
動きや電磁超音波測定装置の制御も含めて全て中央制御
装置で行なわれるため、スイッチングディバイスを電磁
超音波測定装置に組み込んだ方が便利である。本発明に
よる電磁超音波トランスデューサのその他の特徴及び利
点は以下図面を用いた実施の形態の説明により明らかに
なるだろう。
【0011】
【発明の実施の形態】被検査物に対する接触面10aを
上に向けた状態の本発明による電磁超音波トランスデュ
ーサ10が図1に示されている。接触面10aは磁石1
1のN磁極面を凹面状に加工することにより形成されて
おり、管の表面にぴったりと適合する形状となってい
る。もちろん、管以外の平坦な面をもつ被検査物のため
の電磁超音波トランスデューサ10の場合その接触面1
0aは平坦なままでよい。接触面10aには、第1コイ
ル13を埋設している樹脂製の第1コイルシート12と
第2コイル15を埋設している樹脂製の第2コイルシー
ト14が互いに90度変位させて重ね合わせた状態で接
着されている。第1・第2コイル13、15は直線状部
分を有する楕円状に巻かれており、第1コイル13と第
2コイル15の直線状部分が直交している。磁石11の
S極面には軟鋼製のキャップ16が接着されており、キ
ャップ16の中央部には、ここでは図示されていない非
磁性体の取手が取り付けられている。第1コイル13の
両端には磁石11とキャップ16を通り抜けている給電
手段としてのリード線17が接続されており、リード線
17はキャップ16の側面に取り付けられている第1ソ
ケット18に接続している。第2コイル15の両端にも
リード線17が接続されており、このリード線17はキ
ャップ16の側面に取り付けられている第2ソケット1
9に接続している。この第1・第2ソケット18、19
を通じて、この電磁超音波トランスデューサ10は後で
詳しく説明する測定装置20につながれることにより、
超音波を励起し、受信した信号を処理する電磁超音波式
応力測定システムが構築される。
【0012】次に、電磁超音波トランスデューサ10に
よる第1横波とこの第1横波と90度異なる偏波方向を
もつ第2横波の励起の原理を図2の模式図を用いて説明
する。図2は、電磁超音波トランスデューサ10を被検
査物である管1に接触させた状態での第2コイルシート
14の長手方向に沿った断面図であり、断面で表された
第1コイル13の異なる断面模様は、電気工学分野でよ
く用いられる電流の流れの識別のためのものである。磁
石11はN極を下にS極を上にして配置されているた
め、管外面から管内面へ通過する磁界11aが生じる。
第1コイル13に高周波電流を供給すると、渦電流13
aが管表面近くに流れ、管軸方向にローレンツ力が発生
することで、管軸方向に振動するとともに管径方向に伝
播する第1横波が励起する。管内面で反射して戻ってき
た第1横波の検出には、逆のプロセスを経て第1コイル
13に生じる誘起電圧が利用される。この受信信号を処
理することにより、第1横波による音速ないしは管の厚
さが算定される。次に電磁超音波トランスデューサ10
は管1に接触させたままで、第1コイル13への高周波
電流の供給を中断し、第2コイル15に高周波電流を供
給すると、ここでは図示されていないが、先ほどの渦電
流13aとは直交する方向で渦電流が管表面近くに流
れ、管周方向にローレンツ力が発生することで、管周方
向に振動するとともに管径方向に伝播する第2横波が励
起する。この第2横波による受信信号を処理することに
より、第2横波による音速ないしは管の厚さが算定され
る。
【0013】図3には電磁超音波式応力測定システム全
体のブロック図が示されている。測定装置20の中核を
を構成する端末マイコン21は、電磁超音波トランスデ
ューサ10を動作させるため、ドライバー22を介して
動作信号を可変周波数型高周波発信器(RF発信器)2
3に送り、高周波発信器23で生成された所定の周波数
の高周波電流が増幅器24を通ってスイッチングディバ
イス25に入り、第1コイル13又は第2コイル14に
供給される。スイッチングディバイス25の切り換え
は、プログラム的に(電子制御式に)又は手動スイッチ
によって行うことができる。第1横波で動作する場合
は、高周波電流が第1コイル13に供給され、管体中に
第1横波を励起する。所定の伝播経路を経て戻ってきた
第1横波は第1コイル13によって検出され、この検出
信号は増幅器26、バンドパスフィルタ(B. P. F)
27、さらにA/D変換器28を経て端末マイコン21
に送られる。第2横波で動作する場合は、高周波電流が
第2コイル15に供給され、管体中に第2横波を励起す
る。所定の伝播経路を経て戻ってきた第2横波は第2コ
イル15によって検出され、この検出信号は増幅器2
6、バンドパスフィルタ(B. P. F)27、さらにA
/D変換器28を経て端末マイコン21に送られる。
【0014】この電磁超音波トランスデューサ10は、
自動的に被検査物の表面を走査するためにスキャニング
マシンに装着されているが、このスキャニングマシンの
制御も端末マイコン21を通じて行われる。端末マイコ
ン21には、基本的にはプログラムによって種々の機能
が作り出されるが、例えば、検出された信号を超音波共
鳴法用いて処理することにより管の曲げ応力を評価する
応力評価手段21aが備えられている。端末マイコン2
1は、光ファイバー40などの通信ケーブルや無線によ
り相互コミュニケーション可能にホストマイコン30と
連結されている。このホストマイコン30は、端末マイ
コン21から送られてきたデータの処理及び管理を行
う。この目的のため、ホストマイコン30には、測定デ
ータ等の表示のためのモニター31、検査データ等の管
理・格納のための外部記憶装置32、検査データ等のハ
ードコピーのためのプリンター33、及び管内検査装置
の操作等のためのキーボード34が接続されている。実
際の測定にあたっては、電磁超音波トランスデューサ1
0を装着したスキャニングマシンは、被検査物としての
管を管軸方向にも管周方向にもスキャン可能であるの
で、任意の測定断面における応力の分布を評価すること
が可能である。
【0015】音弾性に基づく応力測定は、前述した文献
に詳しく述べられているので、以下に、管に働く曲げ応
力の音弾性に基づく測定の原理を簡単に説明する。図4
に示すように、曲げ応力が発生している管1から微小部
分1aを取り出して考察する。図中、σ1 は管軸方向の
応力、σ2 は管周方向の応力を示す。ここで、主応力方
向に偏った2つのせん断波の速度差が主応力差に比例す
るという音弾性理論に基づいて、複屈折量:Bを以下の
ように定義する; B:=(V1 −V2 )/{(V1 +V2 )×1/2} =B0 +CA (σ1 −σ2 ) 但し、B0 及びCA は材料によって決まる定数、 V1 は管軸方向に振動する第1横波の被測定管内での音
速 V2 は管周方向に振動する第2横波の被測定管内での音
速 {(V1 +V2 )×1/2}の項は、第1横波と第2横
波の音速差のデータを正規化するためのものである。
【0016】なお、被測定管として、地中に埋設された
ガス管等を対象とすると、発生する応力は道路の不等沈
下等による曲げ応力が支配的であり、その場合はσ2 =
0とみなすことができる。その場合、複屈折量:Bは以
下のようになる; B:=(V1 −V2 )/{(V1 +V2 )×1/2} =B0 +CA ×σ1 このことから、管の周方向1周(0<=θ:中心角<=
2π)にわたって、第1横波と第2横波の音速を測定す
ることで、管の所定断面における曲げ応力の分布状況を
評価することができる。
【0017】前述したように、管径方向に伝播する超音
波の音速の測定は、超音波の伝播時間測定で置き換える
ことができる。そのような仮定のもとに、音速測定を伝
播時間測定として扱っても差し支えない。なお、伝播時
間測定において、電磁超音波では反射法より、共鳴法の
方が大きな検出感度が得られるので効果的である。この
共鳴法では、第1コイル13又は第2コイル15に流す
高周波電流の周波数を掃引しつつ、この誘起電圧が最大
となる周波数を検出する。管厚が既知の場合、厚み共鳴
する共鳴周波数を測定すれば、伝播時間を正確に把握す
ることができる。振動方向における応力の発生により、
伝播時間が変化するならば、共鳴周波数も変化するの
で、このことを利用して応力の分布を評価することが可
能である。
【0018】次に本発明による電磁超音波トランスデュ
ーサの種々の構造を列挙する; 1.図5aと図5bに示された電磁超音波トランスデュ
ーサ100は、N極を下にS極を上に向けた断面三角形
の第1磁石111aとS極を下にN極を上に向けた断面
三角形の第2磁石111bとを三角形の斜面同志を向か
い合わせるように配置することで磁石ユニットを構成し
ており、図5bより明らかなように、左右ののコイル部
分が共同して横波を励起し、かつ受信するので、先に実
施の形態のものに比べ受信感度が大きいという利点があ
る。この第1磁石111aと第2磁石111bは第1コ
イル13と第2コイル15の両者に共通に用いられる。
【0019】2.図6aと図6bに示された電磁超音波
トランスデューサ200は、N極を下にS極を上に向け
た断面四角形の第1磁石211aとS極を下にN極を上
に向けた断面四角形の第2磁石211bとが一対となっ
て第1コイル13のための磁石ユニットを構成してお
り、各コイルはコイルの直線状部分のちょうど上にねら
いをつけて配置される。第2コイル15のための磁石ユ
ニットも同様に1対の磁石が用意されている。この構成
では、各磁石は各コイルの直線状部分のちょうど上に配
置することできるため、効率的に磁場を利用することが
できる。
【0020】3.前述した実施の形態では、スイッチン
グディバイス25は測定装置20に備えられていたが、
これに変えてスイッチングディバイス25を電磁超音波
トランスデューサ10に組み込んでよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電磁超音波トランスデューサの斜
視図
【図2】図1による電磁超音波トランスデューサの作用
を示す模式図
【図3】電磁超音波式応力測定システム全体のブロック
【図4】管の微少部分に生じた主方向応力と横波の伝播
方向を示す説明図
【図5】本発明による電磁超音波トランスデューサの別
形態を示す模式図
【図6】本発明による電磁超音波トランスデューサのさ
らに別な形態を示す模式図
【符号の説明】
11 磁石ユニット 13 第1コイル 15 第2コイル 17,25 給電手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏波方向が90度異なる2つの横波を励
    起する電磁超音波トランスデューサであって、 被検査物表面に対して垂直な磁界成分を発生させるよう
    に配置された磁石ユニットと、 前記被検査物表面に平行で第1方向に沿って渦電流を前
    記被検査物に生成する第1コイルと、 前記被検査物表面に平行で前記第1方向と直交する第2
    方向に沿って渦電流を前記被検査物に生成する第2コイ
    ルと、 前記第1コイルと前記第2コイルに選択的に高周波電流
    を供給する給電手段と、を備えている電磁超音波トラン
    スデューサ。
  2. 【請求項2】 前記第1コイルと前記第2コイルは楕円
    状に巻かれたコイルシートとして形成され、互いに90
    度変位させて重ね合わせている請求項1に記載の電磁超
    音波トランスデューサ。
  3. 【請求項3】 前記磁石ユニットは一方の磁極面を前記
    被検査物表面に対向するように配置された少なくとも1
    つの磁石から構成され、前記2つのコイルシートは前記
    磁石の磁極面に装着されている請求項2に記載の電磁超
    音波トランスデューサ。
  4. 【請求項4】 前記2つのコイルシートと前記磁石の磁
    極面は前記被検査物表面の湾曲に合わせて湾曲に形成さ
    れている請求項3に記載の電磁超音波トランスデュー
    サ。
  5. 【請求項5】 前記給電手段には、手動又は自動で操作
    されるスイッチングディバイスが備えられている請求項
    1〜4のいずれか1つに記載の電磁超音波トランスデュ
    ーサ。
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