JPH1047986A - カーナビゲーション装置並びにシステム - Google Patents

カーナビゲーション装置並びにシステム

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JPH1047986A
JPH1047986A JP22048496A JP22048496A JPH1047986A JP H1047986 A JPH1047986 A JP H1047986A JP 22048496 A JP22048496 A JP 22048496A JP 22048496 A JP22048496 A JP 22048496A JP H1047986 A JPH1047986 A JP H1047986A
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JP
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route
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car navigation
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JP22048496A
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Inventor
Takuya Nishibayashi
卓也 西林
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目標位置に至るまでの経路情報を容易に設定
または修正できるようにすること。 【解決手段】 ナビゲーションシステムは、例えばパソ
コンなどにより構成された情報処理装置と、カーナビゲ
ーション装置とから構成される。情報処理装置には、経
路探索プログラムが格納されており、所定の操作により
希望経路に相当するコード若しくはコード列が出力され
る。カーナビゲーション装置は、情報処理装置から得ら
れたコード若しくはコード列を手動入力するための数値
入力装置と、この数値入力装置から入力されたコード若
しくはコード列をカーナビゲーション装置本体で取り扱
うことのできる経路情報にデコードするデコーダと、デ
コーダのデコード出力である経路情報に基づいて経路案
内を行うカーナビゲーション装置本体より構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、目的地に至るまで
の経路情報を容易に設定または修正できるようにしたカ
ーナビゲーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、人工衛星を利用した測位装置と
してGPS(Global Positioning System)型ナビゲー
ション装置が開発されており、現状のカーナビゲーショ
ン装置においては、このGPS型ナビゲーション装置を
用いるものが主流となっている。このGPS型ナビゲー
ション装置は、通常3つ以上のGPS衛星からの電波を
受信し、各GPS衛星と受信点との間の時刻オフセット
を含んだ疑似距離データおよび各GPS衛星の位置デー
タとにより、受信点の現在位置を算出するようにされて
いる。
【0003】そして、算出された現在位置が含まれる一
定範囲の地図データを、CD−ROMドライブ装置など
より読み出し、読み出された地図データと前記現在位置
の情報とから、地図上に車両の現在位置を示すロケーシ
ョンカーソルが描画されるように画像データを作成し、
この画像データを例えば運転席の近くに設置されたCR
Tまたは液晶表示装置などの表示手段に送って画像表示
を行うように構成されている。
【0004】この表示手段によって表示される画像によ
り、ユーザーである例えば自動車のドライバーは、自己
の現在位置を地図と関連させて把握することができる。
【0005】さらに、かかるカーナビゲーション装置に
おいては、現在位置および目標位置を設定することによ
り、1つの好ましい経路を座標データとして予め受入
れ、地図上にそれらの経路が表示されるような経路設定
手段を備えた装置も提供されており、これによりドライ
バーは地図上の経路を確認しながら目標位置に向かって
運転をすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
カーナビゲーション装置に対して備えられた前記経路設
定手段は、カーナビゲーション装置本体に設けられた入
力装置を用い、目標位置を例えばスクロールまたは地名
検索機能によって設定することにより、ナビゲーション
装置内に格納された経路探索プログラムにしたがって経
路が自動作成されるように構成されている。
【0007】この様に、従来のカーナビゲーション装置
は、運行前の車中で目標位置を入力し、経路設定を行う
ことを前提として設計されている。
【0008】そして、従来のカーナビゲーション装置に
おいては、経路探索プログラムによってある程度一義的
に経路が設定されるものであり、このために目標位置付
近における交通規制などの情報も無視された経路設定が
成される場合がある。
【0009】また、目標位置近辺に在住している者から
交通規制などの情報を例えば電話などで取得できたとし
ても、設定された経路を容易に修正することは難しい。
【0010】本発明は、前記した従来のカーナビゲーシ
ョン装置における技術的課題を解決するために成された
ものであり、希望経路に相当するデータをコード若しく
はコード列により扱うようにし、希望経路を手動操作に
より容易に入力することができるカーナビゲーション装
置を提供することを目的とするものである。
【0011】また例えばパーソナルコンピュータ(以下
パソコンと称する)等の情報処理装置を用い、パソコン
に対して目標位置を入力することで、経路情報に相当す
るデータをコード若しくはコード列として取得できるよ
うにし、情報処理装置によって得られた経路情報に相当
するコード若しくはコード列をカーナビゲーション装置
に対して手動操作により入力することができるカーナビ
ゲーションシステムを提供することを目的とするもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に成された第1の解決手段としてのカーナビゲーション
装置は、請求項1に記載のごとく、与えられた現在位置
と目標位置とに基づいてその間の経路を自動探索して経
路情報を生成し、該経路情報に基づいて経路案内を行う
機能を備えたカーナビゲーション装置であって、希望経
路に相当するコード若しくはコード列を手動操作にて入
力するための入力手段と、前記手動入力されたコード若
しくはコード列を復号して経路情報を生成するデコード
手段と、を備え、前記コード若しくはコード列として手
動入力された経路情報に基づいて経路案内を行い得るよ
うに構成したことを特徴とするものである。
【0013】また、第2の解決手段としてのカーナビゲ
ーションシステムは、請求項2に記載のごとく、現在位
置を入力するための現在位置入力手段と、目標位置を入
力するための目標位置入力手段と、前記入力された現在
位置と目標位置とに基づいてその間の経路を自動探索す
る経路探索手段と、前記探索された経路を所定のコード
若しくはコード列に変換するエンコード手段と、前記コ
ード若しくはコード列を表示出力若しくは印字出力する
出力手段と、を備えた情報処理装置と、希望経路に相当
するコード若しくはコード列を手動操作にて入力するた
めの入力手段と、前記手動入力されたコード若しくはコ
ード列を復号して経路情報を生成するデコード手段と、
を備え、前記コード若しくはコード列として手動入力さ
れた経路情報に基づいて経路案内を行うカーナビゲーシ
ョン装置と、からなることを特徴とするものである。
【0014】また、第3の解決手段としてのカーナビゲ
ーション装置若しくはシステムは、請求項3に記載のご
とく、コード若しくはコード列は、数値により表現され
ていることを特徴とするものである。
【0015】前記した第1の解決手段であるカーナビゲ
ーション装置においては、希望経路に相当するコード若
しくはコード列を、カーナビゲーション装置に具備され
た入力装置を用いて手動操作にて入力することにより、
容易に経路情報をカーナビゲーション装置に対して設定
させることができる。
【0016】また第2の解決手段であるカーナビゲーシ
ョンシステムにおいては、希望経路に相当するコード若
しくはコード列を、例えばパソコンなどを用いた経路探
索手段により出力し、出力されたコード若しくはコード
列を、カーナビゲーション装置に具備された入力装置を
用いて手動操作にて入力することにより、容易に経路情
報をカーナビゲーション装置に対して設定させることが
できる。
【0017】また第3の解決手段であるカーナビゲーシ
ョン装置若しくはシステムにおいては、コード若しくは
コード列として数値を用いるように構成されているの
で、その入力操作および経路の修正に関する取扱いを容
易にすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、図1乃至
図7に示す実施の形態に基づいて説明する。まず、図1
はその全体構成を示したものである。カーナビゲーショ
ンシステム100は、例えばパソコンなどにより構成さ
れた情報処理装置110と、カーナビゲーション装置1
20より構成されている。
【0019】パソコンなどにより構成された前記情報処
理装置110には、後述するように経路探索手段が格納
されており、所定の操作によりこの経路探索手段によっ
て経路に関するコード若しくはコード列が出力されるよ
うに成されている。
【0020】また前記カーナビゲーション装置120
は、情報処理装置110によって得られた経路に関する
コード若しくはコード列を入力するための入力手段とし
ての数値入力装置120a、この数値入力装置120a
に接続され、コード若しくはコード列を所定のデータに
デコードするデコード手段としてのデコーダ120b
と、デコーダ120bのデコード出力を受けるカーナビ
ゲーション装置本体120cより構成されている。
【0021】図2はカーナビゲーション装置120の構
成をブロック図によって示したものである。
【0022】このカーナビゲーション装置120には、
GPS衛星からの電波を受信してGPS測位データを出
力するGPSレシーバ1が備えられている。また、必要
に応じて車両の進行方向の方位データを出力する地磁気
センサ2、および車両のドライブシャフトの回転数を検
出し、積分することにより走行距離データを出力する走
行距離センサ3などが併用され、これらの併用によりG
PS測位データの信頼性を補足するように構成されてい
る。
【0023】そしてカーナビゲーション装置120は、
前記GPSレシーバ1、地磁気センサ2、走行距離セン
サ3からの測位データに基づいてナビゲーション装置全
体の制御を行うシステムコントローラ4と、後述する経
路に関するコード若しくはコード列またはその他のデー
タを入力するための入力手段としてのキーボード5(図
1において数値入力装置120aに相当する。)と、シ
ステムコントローラ4の制御下でCD−ROM(Compac
t Disk Read Only Memory)ディスク6から地図データ
を読み出し、これを出力するCD−ROMドライブ装置
7と、システムコントローラ4の制御下で各種表示デー
タを表示する表示ユニット8と、システムコントローラ
4の制御下で各種音声データを復調して出力する音声再
生ユニット9より構成されている。
【0024】前記システムコントローラ4は、GPSレ
シーバ1、地磁気センサ2、走行距離センサ3とのイン
ターフェース動作を行うインターフェース部4aと、シ
ステムコントローラ4全体を制御するCPU(中央演算
ユニット)4bと、システムコントローラ4を制御する
ための制御プログラムなどが格納されたROM4cと、
図示しない不揮発性メモリーを含み、各種データの書き
込みおよび読み出しを可能にするRAM4dとを備えて
おり、入力手段としてのキーボード5、CD−ROMド
ライブ装置7、表示ユニット8、音声再生ユニット9
は、バスライン11を介して接続されている。
【0025】前記表示ユニット8は、バスライン11を
介して送られるCPU4bからの制御データによって画
像データを生成するグラフィックコントローラ8aと、
即時表示可能な画像データを一時的に記憶するVRAM
(VIDEO RAM)などのバッファーメモリ8bと、グラ
フィックコントローラ8aから出力される画像データに
基づいてCRTまたは液晶表示装置などのディスプレイ
8cを表示制御する表示制御部8dとを備えている。
【0026】また、前記音声再生ユニット9は、CD−
ROMドライブ7若しくはRAM4dからバスライン1
1を介して送られる音声デジタルデータをアナログ変換
するD/Aコンバータ9aと、D/Aコンバータ9aか
ら出力される音声アナログ信号を増幅する増幅器9b
と、増幅された音声アナログ信号を音声に変換するスピ
ーカ9cより構成されている。
【0027】そして、前記CPU4bはROM4cに格
納されたデコードプログラムにより、キーボード5によ
り手動入力される希望経路に相当するコード若しくはコ
ード列を、カーナビゲーション装置本体120cが扱う
ことのできるデータにデコードするデコード手段(デコ
ーダ120b)を構成している。
【0028】以上の構成において、前記GPSレシーバ
1、地磁気センサ2、走行距離センサ3から得られる測
位データは、インターフェース4aおよびバスライン1
1を介してCPU4bに送られる。
【0029】CPU4bは、測位データより緯度および
経度データを演算して車両の現在位置を求める。そして
CPU4bによって求められた車両の位置情報は、バス
ライン11を介してCD−ROMドライブ装置7に印加
され、CD−ROMドライブ装置7を制御して、車両の
現在位置に対応する地点を含む地図データの読み出し指
令を与える。
【0030】CD−ROMドライブ装置7は、CPU4
bからの読み出し指令を受けてCD−ROMディスク6
をアクセスし、指令された地点を含む地図データを読み
出す。この地図データは、表示ユニット8におけるバッ
ファメモリ8bにいったん格納され、グラフィックコン
トローラ8aによって処理されて画像データが生成され
る。
【0031】このグラフィックコントローラ8aによっ
て生成された画像データに基づいて表示制御部8dはデ
ィスプレイ8cを表示制御し、ディスプレイ8cに対し
て地図を描画させる。この時、CPU4bからは車両の
現在位置を示すロケーションカーソルを地図上に描画さ
せるように指令出力が発生され、グラフィックコントロ
ーラ8aはバッファメモリ8bに格納した地図データに
対してロケーションカーソルが重畳されるようにデータ
処理を行う。
【0032】そして、前記GPSレシーバ1を含む測位
手段からの情報は、所定時間単位で出力され、CPU4
bは車両の進行と共に、緯度および経度データを演算し
て更新する。したがってこれに応じて地図上の車両位置
を示すロケーションカーソルが移動し、ドライバーは、
自己の現在位置を地図に関連させて把握することができ
る。
【0033】図3は、例えばパソコンなどにより構成さ
れた情報処理装置110の例を示したものである。この
情報処理装置110には、情報処理装置全体の制御を実
行するマイクロプロセッサより成るCPU(中央演算装
置)21と、CPU21を制御するシステムコントロー
ルプログラムおよび経路探索手段としての経路設定プロ
グラムなどの各種プログラムが格納されたROM22
と、各種データが一時的に書き込まれ、また読み出し可
能とするRAM23と、入力手段としてのキーボード2
4と、ディスプレイインタフェース25と、プリンタイ
ンタフェース26とが備えられ、これらはバスライン2
8を介して相互に接続されている。
【0034】そして、前記ディスプレイインタフェース
25には、ディスプレイとしてのCRT29が接続さ
れ、このCRT29によって入力情報、処理状況などが
表示されると共に、また処理結果としての経路を示すコ
ード若しくはコード列データ等が表示されるように構成
されている。またプリンタインタフェース26にはプリ
ンタ30が接続され、このプリンタ30によりCRT2
9によって表示されるのと同様の情報がプリント出力で
きるように構成されている。
【0035】以上のように構成された情報処理装置11
0における前記キーボード24およびROM22に格納
された制御プログラムは、現在位置を入力するための現
在位置入力手段および目標位置を入力するための目標位
置入力手段を構成する。
【0036】キーボード24により現在位置に関するデ
ータおよび目標位置に関するデータをそれぞれキー入力
すると、CPU21はROM22に格納された経路探索
手段としての経路設定プログラムを用いて最適な経路を
探索し、探索された経路データは、ROM22に格納さ
れたエンコード手段としての変換プログラムによって所
定のコード若しくはコード列を示すデータにエンコード
される。
【0037】この様にして得られた経路を示すデータ
は、ディスプレイインタフェース25に送出され、CR
T29において所定のコード若しくはコード列として表
示される。また同様に経路を示すデータは、プリンタイ
ンタフェース26に送出され、プリンタ30より所定の
コード若しくはコード列としてプリントアウトされる。
【0038】次に、パソコンなどにより構成される前記
情報処理装置110において成される経路探索作用並び
に探索された経路を所定のコード若しくはコード列に変
換するエンコードの手法について説明する。
【0039】一般に経路探索プログラムは、現在位置と
目標位置を入力することにより、現在位置から目的位置
までの種々の経路の位置情報を用いて現在位置から目標
位置への方位が最も近い経路を選択し、経由地点データ
としてRAM23に書き込むように作用する。
【0040】そしてRAM23より経由地点データを読
み出しながら、現在位置から目標位置までの進行経路を
抽出するように成されている。
【0041】前記経由地点データは、図4に示すように
現在位置P1から目標位置Pnまでの経路における右折
または左折などを行う地点P2〜Pn−1(経由地点と
称する)の位置データ(緯度・経度データ)、および当
該位置における左右折データを図5のように定義してい
る。
【0042】ここで、前記左右折データは、図6に示す
ように経由地点を直進する場合には“0”、右折する場
合は“1”、左折する場合には“2”などに定義され、
その種類はほぼ一桁のコードで表わすことができる。
【0043】そして、図5に示すようにそれぞれの経由
地点(P1〜Pn)ごとに経由地点番号データ(1〜
n)と共に、緯度・経度データ(XXXXYYYY)、左右折デー
タ(0〜9)をそれぞれ持っており、経由地点ごとにこ
れがブロック化されている。
【0044】したがってこの場合、経由地点番号が1の
ブロックデータD1は現在位置(出発地)データであ
り、経由地点番号が最後の番号nのブロックデータDn
は目標位置データとなる。
【0045】よって、1ブロックごとに経路情報をコー
ド列として扱うことが可能であり、この様なコード列
が、図3に示すCRT29によって表示されるか、また
はプリンタ30によりプリントアウトされる。
【0046】そして、ユーザはCRT29による表示、
またはプリント出力を確認して図2における入力手段と
してのキーボード5(図1における数値入力装置120
a)によって、そのコード列を入力することによりカー
ナビゲーション装置120に対して希望経路を設定させ
ることができる。
【0047】ここで図7は、数値入力装置120aによ
って入力されたコード列をカーナビゲーション装置本体
120cに対して伝達する際に成されるデコーダ120
bにおけるデータ処理の様子を示したものである。
【0048】なお、このデコーダ120bは前記したと
おり、CPU4bとROM4cに格納されたデコードプ
ログラムにより実現されているものである。
【0049】すなわちデコーダ120bは、まずステッ
プ301においてコード列としての数値データを読み込
む。そしてステップ302において、数値データから目
標位置データが取り出される。この目標位置データは、
図5における経由地点PnのデータDnに相当する。
【0050】この目標位置データは、目標位置情報とし
てカーナビゲーション装置本体120cが受けとること
ができるデータにデコードされてカーナビゲーション装
置本体120cに供給され、装置本体120cにおいて
は、例えば目標位置を示すポイントマークをディスプレ
イ8cに対して表示させるように利用される。
【0051】続いてステップ303において、残りのデ
ータに経路情報が有るか否かが検証され、経路情報が有
る場合においては、経路情報データが取り出される。
【0052】この経路情報データは、図5における経由
地点P2のデータD2などにに相当する。この経路情報
データは、カーナビゲーション装置本体120cが受け
とることができるデータにデコードされてカーナビゲー
ション装置本体120cに供給され、ディスプレイ8c
に対して経路案内を表示させるように利用される。
【0053】一方、ステップ303において経路情報は
無しと判定されると、デコーダ120bにおけるデータ
処理は終了する。
【0054】なお、経路に相当するコード若しくはコー
ド列を作成する別の手法として、次のような形態を採用
することもできる。
【0055】すなわち、前記した経由地点(P1〜P
n)を結ぶそれぞれのルートをコード化し、ルートのコ
ードを直列に並べることにより、経路情報をコード若し
くはコード列として扱うことができる。
【0056】具体例を挙げると、例えば小田原→新宿間
をコード化しようとする場合、まず小田原→東名大井松
田IC間をルート“101”、東名大井松田IC→東名
東京IC間をルート“201”、東名東京IC→首都高
速渋谷線間をルート“301”、首都高速渋谷線→首都
高速新宿線間をルート“302”のようにそれぞれ3桁
のルートコードで定義しておく。
【0057】そして、前記したルートコードを順に直列
に並べることで、コード列として扱うことができる。こ
こで前記した小田原→新宿間の経路に相当するコード列
は、“101201301302”となる。
【0058】この様なコード列は、前述したとおりデコ
ーダ120bによってデコードされ、カーナビゲーショ
ン装置本体120cにおいて受け取ることができるデー
タに変換され、カーナビゲーション装置本体120cに
供給される。
【0059】以上のように経路をコードまたはコード列
として扱うようにされているので、例えば目的地に在住
する者から、電話またはファクシミリなどの手段で経路
情報を受け、数値入力装置120aにおいて、これを入
力することで、容易にカーナビゲーション装置に対して
経路情報を入力することができる。
【0060】また、この経路情報は前記したように比較
的単純化されているので、経路を修正することも容易に
なし得る。
【0061】なお、以上のようにしてカーナビゲーショ
ン装置に対して経路情報を入力し、これらの経路情報を
それぞれユニークなコードで定義しておくことで、この
経路情報を再び呼び出して利用することが可能であり、
また学習を繰り返すことで、カーナビゲーション本体の
操作性の向上を図ることができる。
【0062】
【発明の効果】以上の説明で明らかなとおり、請求項1
に記載のカーナビゲーション装置によると、希望経路に
相当するデータをコード若しくはコード列により扱うよ
うにし、希望経路を手動操作により入力することができ
るように構成されているので、容易に経路情報をカーナ
ビゲーション装置に対して設定させることができる。
【0063】したがって、これらの経路情報を例えば観
光案内のパンフレットや、ドライブマップなどの活字メ
ディアに掲載して提供することにより、情報の有効利
用、並びに流通産業の発展に寄与することができる。
【0064】また請求項2に記載のカーナビゲーション
システムによると、パソコンなどの情報処理装置を用
い、現在位置および目標位置に関するデータを入力する
ことで、経路情報に相当するデータをコード若しくはコ
ード列として取得することができる。そして、これをカ
ーナビゲーション装置に対して手動操作により入力する
ことで、容易に経路情報をカーナビゲーション装置に対
して設定させることができる。
【0065】よって、ナビゲーション装置本体以外のパ
ソコンなどの外部装置によって経路設定を行うことがで
きるので、予め自宅内で経路設定のデータを取得し、ま
た修正を加えることも可能であり、カーナビゲーション
装置の一層の有効利用を図ることができる。
【0066】さらに請求項3に記載の装置若しくはシス
テムによると、コード若しくはコード列として数値で表
現されるように構成されているので、その入力操作およ
び経路の修正に関する取扱いを容易にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるカーナビゲーションシステムの
全体構成を示したブロック図である。
【図2】図1におけるカーナビゲーション装置部分の例
を示したブロック図である。
【図3】図1における情報処理装置部分の例を示したブ
ロック図である。
【図4】出発地点から目的地点までの経路を示した模式
図である。
【図5】図4に示す経路の経由地点をデータ化する一例
を示した構成図である。
【図6】進行方向に対する左右折データの定義を説明す
る模式図である。
【図7】図1におけるデコーダの作用を説明するフロー
図である。
【符号の説明】
1 GPSレシーバ 2 地磁気センサ 3 走行距離センサ 4 システムコントローラ 4a インターフェース部 4b CPU(中央演算装置) 4c ROM 4d RAM 5 キーボード(入力手段) 6 CD−ROMディスク 7 CD−ROMドライブ装置 8 表示ユニット 8a グラフィックコントローラ 8b バッファーメモリ(VRAM) 8c ディスプレイ 8d 表示制御部 9 音声再生ユニット 9a D/Aコンバータ 9b 増幅器 9c スピーカ 11 バスライン 21 CPU(中央演算装置) 22 R0M 23 RAM 24 キーボード(入力手段) 25 ディスプレイインタフェース 26 プリンタインタフェース 28 バスライン 29 ディスプレイ(表示出力手段) 30 プリンタ(印字出力手段) 100 カーナビゲーションシステム 110 パーソナルコンピュータ(情報処理装置) 120 カーナビゲーション装置 120a 数値入力装置(入力手段) 120b デコーダ(デコード手段) 120c カーナビゲーション装置本体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられた現在位置と目標位置とに基づ
    いてその間の経路を自動探索して経路情報を生成し、該
    経路情報に基づいて経路案内を行う機能を備えたカーナ
    ビゲーション装置であって、 希望経路に相当するコード若しくはコード列を手動操作
    にて入力するための入力手段と、 前記手動入力されたコード若しくはコード列を復号して
    経路情報を生成するデコード手段と、を備え、 前記コード若しくはコード列として手動入力された経路
    情報に基づいて経路案内を行い得るように構成したこと
    を特徴とするカーナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 現在位置を入力するための現在位置入力
    手段と、目標位置を入力するための目標位置入力手段
    と、前記入力された現在位置と目標位置とに基づいてそ
    の間の経路を自動探索する経路探索手段と、前記探索さ
    れた経路を所定のコード若しくはコード列に変換するエ
    ンコード手段と、前記コード若しくはコード列を表示出
    力若しくは印字出力する出力手段と、を備えた情報処理
    装置と、 希望経路に相当するコード若しくはコード列を手動操作
    にて入力するための入力手段と、前記手動入力されたコ
    ード若しくはコード列を復号して経路情報を生成するデ
    コード手段と、を備え、前記コード若しくはコード列と
    して手動入力された経路情報に基づいて経路案内を行う
    カーナビゲーション装置と、 からなることを特徴とするカーナビゲーションシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記コード若しくはコード列は数値によ
    り表現されていることを特徴とする請求項1若しくは請
    求項2に記載の装置若しくはシステム。
JP22048496A 1996-08-03 1996-08-03 カーナビゲーション装置並びにシステム Pending JPH1047986A (ja)

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