JPH1047594A - 温調トラップ - Google Patents

温調トラップ

Info

Publication number
JPH1047594A
JPH1047594A JP22320296A JP22320296A JPH1047594A JP H1047594 A JPH1047594 A JP H1047594A JP 22320296 A JP22320296 A JP 22320296A JP 22320296 A JP22320296 A JP 22320296A JP H1047594 A JPH1047594 A JP H1047594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
valve
sleeve
compression spring
valve stem
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22320296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3761985B2 (ja
Inventor
Toshio Fujioka
敏雄 藤岡
Masakazu Maruoka
正和 丸岡
Takahiro Okazaki
考弘 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miyawaki Inc
Original Assignee
Miyawaki Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miyawaki Inc filed Critical Miyawaki Inc
Priority to JP22320296A priority Critical patent/JP3761985B2/ja
Publication of JPH1047594A publication Critical patent/JPH1047594A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3761985B2 publication Critical patent/JP3761985B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Temperature-Responsive Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボディ1の外部から排水温度を簡単に調整で
きる温調トラップを提供する。 【解決手段】 弁棒4と、その外周に嵌め込まれたスリ
ーブ5と、弁棒4に取付けられたばね受け部材6と、ス
リーブ5の外周に嵌め込まれ、スリーブ5の支持フラン
ジ51に一端部が支持され、熱膨張により弁棒4を閉弁
方向に移動させる感温駆動体7と、スリーブ5の外周に
嵌め込まれ、一端部が感温駆動体7の他端部に対向し、
他端部がばね受け部材6に対向する圧縮ばね8と、外部
操作によりスリーブ5を軸方向に移動させる調整部材9
とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気配管の下流側
に設けられ、復水が所定温度以下のときに開弁して、復
水を外部に排出するようにした温調トラップに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の温調トラップは、ボディ
の内部に、弁座部材と、この弁座部材の弁座面との間で
通路を開閉する弁体をもつ弁棒と、この弁棒に嵌め込ま
れる感温駆動体であるバイメタルコラムとを設けてい
る。そして、復水温度が所定温度以上のとき、バイメタ
ルコラムの熱膨張により弁棒を閉弁方向に移動させ、そ
の弁体で弁座面を閉止して所定温度以上の復水の外部排
出を阻止し、また、復水が所定温度以下になったとき、
バイメタルコラムの熱膨張力が衰退することにより、弁
棒を開弁方向に移動させて弁座面を開放し、所定温度以
下の復水を外部に排出する。
【0003】また、前記ボディの内部には、バイメタル
コラムの熱膨張時の変形量を制御可能な調整ねじを設
け、温調トラップを蒸気配管に取り付ける前に、前記調
整ねじを螺回操作して、バイメタルコラムの熱膨張によ
る閉弁温度を適宜設定(初期設定)することにより、排
水温度を任意に調整できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の温調ト
ラップでは、バイメタルコラムの調整ねじがボディ内に
組み込まれているので、初期設定後に、排水温度をボデ
ィ外部から調整することができなかった。
【0005】そこで、本発明の目的は、排水温度を随時
ボディ外部から容易に調整できるようにすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成を、実施態様を示す図1を参照して説明
する。本発明の温調トラップは、一端に弁体41を有す
る弁棒4と、一端に支持フランジ51を有し、前記弁棒
4の外周に嵌め込まれたスリーブ5と、前記弁棒4に取
付けられたばね受け部材6と、前記スリーブ5の外周に
嵌め込まれ、前記支持フランジ51に一端部が支持され
て、熱膨張により前記弁棒4の閉弁方向に駆動力を発生
する感温駆動体7と、前記スリーブ5の外周に嵌め込ま
れて、一端部が前記感温駆動体7の他端部に対向し、他
端部が前記ばね受け部材6に対向する圧縮ばね8と、外
部からの操作により前記スリーブ5を軸方向に移動させ
る調整部材9とを備えている。
【0007】以上の温調トラップによれば、復水温度が
所定温度以上のとき、スリーブ5の外周に嵌め込まれた
感温駆動体7が熱膨張し、これに伴い圧縮ばね8が圧縮
されることにより、ばね受け部材6を介して弁棒4がス
リーブ5に沿って閉弁方向に移動し、この弁棒4の弁体
41が弁座部材の弁座面に圧接されて閉弁状態となり、
復水の外部排出を阻止する。復水が所定温度以下に低下
して、感温駆動体7の熱膨張力が低下し、これに伴い圧
縮ばね8が伸長することにより弁棒4に対する閉弁方向
への押圧力が低下する。これら感温駆動体7と圧縮ばね
8とで弁棒4を閉弁方向に移動させようとする力に対
し、弁棒4および弁体41に作用するボディ1内の復水
圧力により弁棒4が開弁方向に移動しようとする力が打
ち勝ったとき、この弁棒4が開弁方向に移動して弁座面
から離間して開弁状態となり、所定温度以下の復水を外
部に排出する。
【0008】また、調整部材9を調整してスリーブ5を
軸方向に移動させ、その一端側に設けるフランジ51と
圧縮ばね8との間に介装した感温駆動体7の熱膨張時の
変形量を調整して、この感温駆動体7の熱膨張による閉
弁温度を適宜設定することにより、排水温度が任意に調
整される。このとき、前記調整部材9は、温調トラップ
の外部側から操作するようにしているので、排水温度の
調整を容易に行える。また、前記弁棒4の初動温度、つ
まり開弁動作の開始温度は、感温駆動体7と圧縮ばね8
によって設定されるので、飽和温度線に沿ってこれとほ
ぼ平行となるように弁棒4の初動温度の調整を行える。
【0009】本発明の実施形態では、前記スリーブ5と
圧縮ばね8との間にストッパスリーブ10を設けてい
る。この構成によれば、感温駆動体7の熱膨張によって
圧縮ばね8が圧縮されるとき、感温駆動体7がストッパ
スリーブ10に当接して、圧縮ばね8の過度な圧縮を阻
止する。これにより、圧縮ばね8の破損を防止できて、
耐久性が高まる。
【0010】また、本発明の別の実施形態では、前記調
整部材9を、温調トラップのボディ1に設けたカバー2
に貫通状にねじ連結している。この構成によれば、カバ
ー2の外方から調整部材9を螺回操作することにより、
排水温度の調整を容易に行える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態を図
面に基づいて説明する。図1に示す温調トラップは、左
右両側に流入口1aと排出口1bをもつボディ1と、こ
のボディ1の上部の開口部に着脱可能にねじ連結される
カバー2とを備えている。前記ボディ1の内部には、そ
の底部にねじ結合された弁座部材3と、この弁座部材3
を上下方向に挿通し、その下端側に前記弁座部材3に形
成された弁座面31との間の通路を開閉する弁体41を
設けた弁棒4とが配置されている。
【0012】前記弁座部材3は、上部側に弁棒4が挿通
する挿通孔32を設け、その下部側にボディ1の内部と
前記排出口1bとを連通させる連通路33を形成してい
る。この連通路33は、図2に示すように、前記挿通孔
32よりも径大な上下方向に延びる第1孔33aと、こ
の第1孔33aの上部から径方向に延びる第2孔33b
と、前記第1孔33aの下部に放射状に接続されて排出
口1b側に常時開口する複数の第3孔33cとを有して
いる。前記第1孔33aの下部、つまり第3孔33cと
の接続部に、下部側が径大で上部側が径小となるテーパ
面からなる弁座面31が形成されている。
【0013】前記弁棒4の弁体41には、図3に示すよ
うに、弁座面31に圧接されるテーパ面41aが形成さ
れている。また、弁棒4の上部側には、径方向に貫通す
るピン孔42を設け、このピン孔42には図1の第1ピ
ン43を挿通させて、その挿通された第1ピン43の両
端部でワッシャ等からなる圧縮ばね8のばね受け部材6
を支持している。
【0014】また、前記弁棒4の外周には、この弁棒4
に対し軸方向に相対移動可能なスリーブ5を嵌め込む。
このスリーブ5は、図4に示すように、下端側に支持フ
ランジ51を一体形成し、上部側には、前記弁棒4に挿
通した第1ピン42を進入させ、弁棒4とスリーブ5の
相対移動を可能にする2本のスリット52を設けるとと
もに、各スリット52に対して直交する位置には、後述
する調整部材9とスリーブ5を連結するための第2ピン
53を挿通させるピン孔54を形成する。
【0015】図1に示すように、前記スリーブ5の外周
には、複数のバイメタルを重合したバイメタルコラムの
ような感温駆動体7を上下移動可能に嵌め込む。このバ
イメタルコラム7は、Cu等からなる高膨張部材71と
Ni等からなる低膨張部材72を重合させ、高膨張部材
71が外部側に、低膨張部材72が内部側に位置するよ
うに2枚一組として重ね合わせ、この2枚一組とされた
複数組を前記スリーブ5に嵌め込んで、バイメタルコラ
ム7の一端部(下端部)をスリーブ5の下端のフランジ
51で支持する。
【0016】また、前記スリーブ5の外周囲でばね受け
部材6と感温駆動体7の他端部(上端部)との間には、
コイルばからなる圧縮ばね8を介装する。
【0017】さらに、前記カバー2には、スリーブ5を
上下動させて、感温駆動体7の熱膨張時における変形量
を制御可能な調整部材9を取付ける。この調整部材9
は、図5に示すように、下方内部に盲孔部90をもつ軸
体91からなり、この軸体91の上部側に、前記カバー
2の中央部に設けたねじ孔21(図1)に螺合するねじ
部92を、上端面にはカバー2の外方からドライバ等を
差し込んで軸体91を螺回操作するための操作溝93を
設けるとともに、軸体91の下部側には、その盲孔部9
0を貫通して径方向に延びる複数の貫通孔94を形成す
る。そして、前記盲孔部90にスリーブ5の上部側を挿
入して、このスリーブ5のピン孔54に挿通する第2ピ
ン53を貫通孔94に圧入させることにより、この第2
ピン53を介して軸体91とスリーブ5とを連結する。
【0018】また、図1に示すスリーブ5と圧縮ばね8
との中間部位で、前記ばね受け部材6と感温駆動体7の
上端部との間には、この感温駆動体7の熱膨張に伴い圧
縮ばね8が感温駆動体7とばね受け部材6との間で圧縮
されるとき、感温駆動体7の上端部に当接して圧縮ばね
8の過度な圧縮を阻止するストッパスリーブ10を介装
する。なお、95は、調整部材9とカバー2との間に設
けたシール部材である。
【0019】次に、以上の構成とした温調トラップの作
用について説明する。流入口1aからボディ1内に流入
した復水の温度が所定温度以上のときには、図1のよう
に、感温駆動体7の各熱膨張要素(各バイメタル組)が
熱膨張して上下方向に湾曲状に変形することにより、圧
縮ばね8が感温駆動体7とばね受け部材6との間で圧縮
されて、ばね受け部材6を上方側へと押動し、これに伴
い第1ピン43がスリーブ5の各スリット52に沿って
上動しながら、弁棒4がスリーブ5に対し上方の閉弁方
向へと移動し、この弁棒4の先端の弁体41が弁座部材
3の弁座面31に圧接して閉弁し、復水の排出口1bか
らの排出を阻止する。
【0020】以上の状態からボディ1内の復水が所定温
度以下に低下したときには、感温駆動体7の熱膨張力が
低下し、これに伴い圧縮ばね8が伸長することにより弁
棒4に対する閉弁方向への押圧力が低下する。そして、
これら感温駆動体7と圧縮ばね8で弁棒4を閉弁方向に
移動させようとする力に対し、弁棒4の頂面および弁体
41のテーパ状の接触面に作用するボディ1内の復水圧
力や自重などで弁棒4を下方の開弁方向に移動させよう
とする力が打ち勝ったとき、この弁棒4が開弁方向に移
動して弁座面31から離間することにより開弁し、所定
温度以下の復水を連通路33を経て排出口1bから外部
に排出する。
【0021】図1の実施形態では、弁座部材3の弁座面
31を排出口1b側に形成し、この弁座面31を開閉す
る弁体41も排出口1b側に配置したいわゆる外接型と
しているので、前記感温駆動体7が作動不良により十分
な熱膨張力を発揮しないようなとき、弁体41がボディ
1内の復水圧力等により開弁状態に保持されるので、蒸
気や復水を外部に排出できる。従って、上流側に復水を
滞留させて蒸気機器類に悪影響を与える恐れがない。
【0022】また、流出口1bから排出する復水の排水
温度を変更するときには、カバー2に取付けられた調整
部材9の軸体91の上端面に設ける操作溝93に外方か
らドライバ等を差し込んで、軸体91を螺回操作する。
すると、第2ピン53を介してスリーブ5が弁棒4に沿
って上下方向に移動し、これに伴い支持フランジ51と
圧縮ばね8の間の寸法、つまり、感温駆動体7の収納ス
ペースの軸方向長さが調整される。このような調整によ
り、弁体41に作用するボディ1内の復水圧力などで弁
棒4を開弁方向に移動させようとする力に対し、感温駆
動体7および圧縮ばね8で弁棒4を閉弁方向に移動させ
ようとする力が調整されて、弁棒4を開弁方向に移動さ
せるときの初動温度が設定される。従って、この初動温
度つまり排水温度の設定をボディ外部からの操作で容易
に行うことができる。
【0023】しかも、ボディ1内に滞留したゴミ等を外
部に排出するためブローオフを行うようなとき、カバー
2の外方から軸体91を操作して開弁させることによ
り、ゴミ等の外部排出を簡単に行うこともできる。さら
に、弁座面31と弁体41の接触面は共にテーパ面で形
成されているから、弁体41が弁座面31の中心に自動
的に保持されて、弁体41による開閉動作が安定化され
る。
【0024】また、前記弁体41の初動温度を感温駆動
体7および圧縮ばね8で設定することにより、飽和温度
線に沿ってこれとほぼ平行となるような排水温度線が得
られる。これについて次に説明する。
【0025】図6は、縦軸に温度(℃)を、横軸に絶対
圧力(Kg・f/cm2)をとった飽和温度線Aと、調
整部材9で設定される開弁の初動温度に対応した排水温
度線B〜Fを示している。これら排水温度線B〜Fは、
図7に示すように、感温駆動体7が収縮した状態におい
て感温駆動体7の上端と圧縮ばね8の下端までのストロ
ークをS1とし、また、感温駆動体7の上端とストッパ
スリーブ10の下端までのストロークをS2として、各
ストロークS1,S2を調整部材9によるスリーブ5の
上下動で変化させることにより実験的に得られたもので
ある。ここで、S1,S2は、線B→C→D→E→Fの
順に小さく設定した。また、同図には、圧縮ばね8を使
用せずに、感温駆動体7だけで弁棒の初動温度を設定し
たときの排水温度線Gを参考として示している。
【0026】図6から明らかなように、飽和温度線A
は、絶対圧力1〜5Kg・f/cm2の範囲で、圧力上
昇に対して比較的急勾配な上昇を示し、絶対圧力5〜1
1Kg・f/cm2の範囲では緩やかな上昇となる。一
方、圧縮ばね無しの排水温度線Gの場合は、圧力上昇に
伴い温度が右上がり勾配で直線状に上昇し、このため、
圧力変動により飽和温度線Aと排水温度線Gの間の温度
差が大きく変化する。
【0027】これに対し、各排水温度線B〜Fの場合、
絶対圧力が1〜5Kg・f/cm2の低圧状態では温度
が低く、感温駆動体7と圧縮ばね8の両者の駆動力を合
計した大きな開弁駆動力が働くから、開弁しにくい状態
となるので、各排水温度線B〜Fが圧力上昇に対して比
較的急勾配な上昇を示し、飽和温度線Aにおける絶対圧
力1〜5Kg・f/cm2の範囲とほぼ平行になる。ま
た、絶対圧力5〜11Kg・f/cm2の高圧状態では
温度が高くなり、感温駆動体7が大きく熱膨張して圧縮
ばね8を圧縮し切って、ばね力を発揮しない状態、つま
り圧縮ばね無しと同じ状態になり、感温駆動体7だけで
弁棒4の初動温度が設定されるので、各排水温度線B〜
Fが圧力上昇に対して緩やかに上昇し、飽和温度線Aに
おける絶対圧力5〜11Kg・f/cm2の範囲とほぼ
平行になる。従って、圧力の大小にかかわらず、飽和温
度に対し一定温度だけ低い復水を外部へ排出したい要請
がある場合に、これを満たすことができる。
【0028】図8に示す第2実施形態では、弁座部材3
における連通路33の下部側にフラットな弁座面31を
設け、この弁座面31に着座する弁体41の上面側をフ
ラット面41bとしている。この構成によれば、弁棒4
が下動して弁体41で弁座面31を開放したとき、弁棒
4の少ない移動量で通路が急拡大するから、多量の復水
を一挙に外部に排出することができる。このとき、弁座
面31をフラットとし、また、この弁座面31に着座す
る弁体41の上面側にフラット面41bを形成している
にも拘らず、連通路33からの復水は、弁体41の周囲
を回り込みながら、放射状に複数設けられた第3孔33
cを通って排出されるので、弁体41を弁座面31の中
心に保持でき、弁体41による開閉動作が安定化され
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、弁棒4
が開弁方向に移動するときの初動温度を設定する調整部
材が、温調トラップの外部から操作可能とされているの
で、排水温度の調整を容易に行うことができる。また、
弁棒の初動温度は、感温駆動体と圧縮ばねによって設定
するので、飽和温度線に沿ってこれとほぼ平行となるよ
うに弁棒4の初動温度を調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である温調トラップの縦断
側面図である。
【図2】弁座部材の側断面図である。
【図3】弁棒の一部切欠いた正面図である。
【図4】スリーブの縦断側面図である。
【図5】調整部材の縦断側面図である。
【図6】飽和温度線と排水温度線を示すグラフである。
【図7】同グラフを作成するときの説明図である。
【図8】弁座部材と弁体の別の実施形態を示す側断面図
である。
【符号の説明】
1…ボディ、2…カバー、4…弁棒、41…弁体、5…
スリーブ、51…支持フランジ、6…ばね受け部材、7
…感温駆動体、8…圧縮ばね、9…調整部材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に弁体41を有する弁棒4と、 一端に支持フランジ51を有し、前記弁棒4の外周に嵌
    め込まれたスリーブ5と、 前記弁棒4に取付けられたばね受け部材6と、 前記スリーブ5の外周に嵌め込まれ、前記支持フランジ
    51に一端部が支持されて、熱膨張により前記弁棒4の
    閉弁方向に駆動力を発生する感温駆動体7と、 前記スリーブ5の外周に嵌め込まれて、一端部が前記感
    温駆動体7の他端部に対向し、他端部が前記ばね受け部
    材6に対向する圧縮ばね8と、 外部からの操作により前記スリーブ5を軸方向に移動さ
    せる調整部材9とを備えた温調トラップ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記スリーブ5と圧
    縮ばね8との間に、熱膨張した前記感温駆動体7により
    圧縮ばね8が圧縮されたとき、感温駆動体7の他端部に
    当接して圧縮ばね8の過度な圧縮を阻止するストッパス
    リーブ10が装着されている温調トラップ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記調整部
    材9は、温調トラップのボディ1に着脱自由に設けたカ
    バー2を貫通して、このカバー2にねじ連結されている
    温調トラップ。
JP22320296A 1996-08-05 1996-08-05 温調トラップ Expired - Lifetime JP3761985B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22320296A JP3761985B2 (ja) 1996-08-05 1996-08-05 温調トラップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22320296A JP3761985B2 (ja) 1996-08-05 1996-08-05 温調トラップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1047594A true JPH1047594A (ja) 1998-02-20
JP3761985B2 JP3761985B2 (ja) 2006-03-29

Family

ID=16794399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22320296A Expired - Lifetime JP3761985B2 (ja) 1996-08-05 1996-08-05 温調トラップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3761985B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10332081A (ja) * 1997-04-04 1998-12-15 Miyawaki Inc 熱応動式蒸気トラップ
JP2002372167A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Tlv Co Ltd 温度応動弁
CN108397685A (zh) * 2018-05-09 2018-08-14 盐城市大昌石化设备有限公司 一种可调式恒温疏水阀

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10332081A (ja) * 1997-04-04 1998-12-15 Miyawaki Inc 熱応動式蒸気トラップ
JP2002372167A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Tlv Co Ltd 温度応動弁
CN108397685A (zh) * 2018-05-09 2018-08-14 盐城市大昌石化设备有限公司 一种可调式恒温疏水阀

Also Published As

Publication number Publication date
JP3761985B2 (ja) 2006-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU684734B2 (en) Temperature responsive, pilot operated line valve with shapememory alloy actuator
US20080073441A1 (en) Expansion valve
JP2008138812A (ja) 差圧弁
JP6143500B2 (ja) 温度式膨張弁
JPH1047594A (ja) 温調トラップ
US5397053A (en) Temperature responsive, pilot operated line valve with shape memory alloy actuator
JP3946830B2 (ja) 熱応動式蒸気トラップ
JPH0150800B2 (ja)
HU183289B (en) Steam trap
US4295605A (en) Steam traps
JPH06100316B2 (ja) スチ−ムトラツプ
US6616058B1 (en) Valve
JP2709533B2 (ja) スチ―ムトラップ
JPH117325A (ja) 減圧弁
JP2008111473A (ja) 感温弁
JPH0716159Y2 (ja) 温度に感応するバイメタルを用いた弁
KR100532719B1 (ko) 난방용 온수 온도조절밸브
GB2076494A (en) Snap-acting control for fluid- flow valve
JPH0520944Y2 (ja)
JP4054400B2 (ja) トラップ装置
JPH0469320B2 (ja)
EP0727061B1 (en) Temperature responsive, pilot operated line valve with shape memory alloy actuator
JPH0325516Y2 (ja)
JPH0536151Y2 (ja)
CA1122500A (en) Steam traps

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110120

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120120

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140120

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term