JPH104742A - トラクタモーアのバランスウエイト - Google Patents
トラクタモーアのバランスウエイトInfo
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- JPH104742A JPH104742A JP8164332A JP16433296A JPH104742A JP H104742 A JPH104742 A JP H104742A JP 8164332 A JP8164332 A JP 8164332A JP 16433296 A JP16433296 A JP 16433296A JP H104742 A JPH104742 A JP H104742A
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- JP
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- collector
- link
- mower deck
- mower
- vehicle body
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Abstract
(57)【要約】
【課題】トラクタモーアにおいて、車体1の前後バラン
スを図る。車体1の後部に装着のコレクタ3の転倒排出
を行い易くする。 【解決手段】車体1の前部にモーアデッキ2を装着し、
後部にこのモーアデッキ2で刈取られる芝草の搬入を受
けて収容するコレクタ3を装着するトラクタモーアにお
いて、該コレクタ3を、車体1後部のエンジンE上部か
ら後部に亘って覆うようにして、車体1後端のコレクタ
支軸4の回りに後傾斜回動させて収容芝草の排出を可能
とする排出口5と開閉蓋6とを有すると共に、このコレ
クタ3の後傾斜回動側に附勢のリヤウエイト7を有して
なるバランスウエイトの構成。
スを図る。車体1の後部に装着のコレクタ3の転倒排出
を行い易くする。 【解決手段】車体1の前部にモーアデッキ2を装着し、
後部にこのモーアデッキ2で刈取られる芝草の搬入を受
けて収容するコレクタ3を装着するトラクタモーアにお
いて、該コレクタ3を、車体1後部のエンジンE上部か
ら後部に亘って覆うようにして、車体1後端のコレクタ
支軸4の回りに後傾斜回動させて収容芝草の排出を可能
とする排出口5と開閉蓋6とを有すると共に、このコレ
クタ3の後傾斜回動側に附勢のリヤウエイト7を有して
なるバランスウエイトの構成。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トラクタモーア
のバランスウエイトに関するもので、主として車体の前
部にモーアデッキを装着するフロントモーアにおいて利
用しうる。
のバランスウエイトに関するもので、主として車体の前
部にモーアデッキを装着するフロントモーアにおいて利
用しうる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】四輪走行形態のトラク
タ車体の前部にモーアデッキを装着するフロントモーア
にあっては、操縦席を前部寄りに設置すると、車体重心
が前部寄りとなり、モーアデッキを上昇させてると後部
が浮上し易くなって、不安定となり易い。このため、車
体の後部には、エンジンを搭載し、かつこのエンジン上
部を覆うようにコレクタを配置するが、このコレクタは
空のときは重量不足である。
タ車体の前部にモーアデッキを装着するフロントモーア
にあっては、操縦席を前部寄りに設置すると、車体重心
が前部寄りとなり、モーアデッキを上昇させてると後部
が浮上し易くなって、不安定となり易い。このため、車
体の後部には、エンジンを搭載し、かつこのエンジン上
部を覆うようにコレクタを配置するが、このコレクタは
空のときは重量不足である。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、車体1の前
部にモーアデッキ2を装着し、後部にこのモーアデッキ
2で刈取られる芝草の搬入を受けて収容するコレクタ3
を装着するトラクタモーアにおいて、該コレクタ3を、
車体1後部のエンジンE上部から後部に亘って覆うよう
にして、車体1後端のコレクタ支軸4の回りに後傾斜回
動させて収容芝草の排出を可能とする排出口5と開閉蓋
6とを有すると共に、このコレクタ3の後傾斜回動側に
附勢のリヤウエイト7を有してなるバランスウエイトの
構成とする。
部にモーアデッキ2を装着し、後部にこのモーアデッキ
2で刈取られる芝草の搬入を受けて収容するコレクタ3
を装着するトラクタモーアにおいて、該コレクタ3を、
車体1後部のエンジンE上部から後部に亘って覆うよう
にして、車体1後端のコレクタ支軸4の回りに後傾斜回
動させて収容芝草の排出を可能とする排出口5と開閉蓋
6とを有すると共に、このコレクタ3の後傾斜回動側に
附勢のリヤウエイト7を有してなるバランスウエイトの
構成とする。
【0004】
【発明の効果】トラクタ車体1の前部にモーアデッキ2
を昇降可能に装着して、後部にコレクタ3を装着する。
モーアデッキ2で刈取られる芝草はシュータ等で後部の
コレクタ3内へ搬入される。このような刈取作業時にモ
ーアデッキ2が上昇されても、車体1の後部はコレクタ
3及びリヤウエイト7が取付けられているために、車体
1が前下りに傾斜されることが少く車体全体の前後バラ
ンスを維持できる。
を昇降可能に装着して、後部にコレクタ3を装着する。
モーアデッキ2で刈取られる芝草はシュータ等で後部の
コレクタ3内へ搬入される。このような刈取作業時にモ
ーアデッキ2が上昇されても、車体1の後部はコレクタ
3及びリヤウエイト7が取付けられているために、車体
1が前下りに傾斜されることが少く車体全体の前後バラ
ンスを維持できる。
【0005】又、このコレクタ3が芝草収容で一杯にな
ると、後端部の開閉蓋6を開けてコレクタ支軸4の回り
に後傾斜に回動させる。このときこのコレクタ3には後
傾斜回動に附勢されるリヤウエイト7が装着されている
ため、コレクタ3の回動を行い易くし、収容芝草の円滑
な排出を行わせることができる。このようにコレクタ3
に設けられるリヤウエイト7は、車体1に対してモーア
デッキ2を装着したトラクタモーア全体として前後バラ
ンスを支持すると共に、コレクタ3の排出回動を行い易
くすることができ、構成を簡単化することができる。
ると、後端部の開閉蓋6を開けてコレクタ支軸4の回り
に後傾斜に回動させる。このときこのコレクタ3には後
傾斜回動に附勢されるリヤウエイト7が装着されている
ため、コレクタ3の回動を行い易くし、収容芝草の円滑
な排出を行わせることができる。このようにコレクタ3
に設けられるリヤウエイト7は、車体1に対してモーア
デッキ2を装着したトラクタモーア全体として前後バラ
ンスを支持すると共に、コレクタ3の排出回動を行い易
くすることができ、構成を簡単化することができる。
【0006】
【実施例】トラクタ車体1は、ステアリングハンドル8
で操向自在の後車輪9と、前車輪10を有して、四輪走
行駆動できる構成とし、後部にエンジンEを搭載し、前
部に操縦席11を配置している。モーアデッキ2は、上
下方向のブレード軸12の回りに回転駆動されるブレー
ドを左右方向に複数基配置して、刈取られる芝草を一側
方、又は中央後側の排出口へ集送し、この排出口からシ
ュータで後方へ搬送してコレクタ3へ収容させる。
で操向自在の後車輪9と、前車輪10を有して、四輪走
行駆動できる構成とし、後部にエンジンEを搭載し、前
部に操縦席11を配置している。モーアデッキ2は、上
下方向のブレード軸12の回りに回転駆動されるブレー
ドを左右方向に複数基配置して、刈取られる芝草を一側
方、又は中央後側の排出口へ集送し、この排出口からシ
ュータで後方へ搬送してコレクタ3へ収容させる。
【0007】前記モーアデッキ2は、リフトアームで吊
下げられて、刈取位置Aへ下降されたり、非刈取位置B
へ上昇される。又、前記ブレード軸12には車体1側か
らPTO軸13で連動される。14はモーアデッキ後端
の上下調節可能なゲージホイル、15は前端の接地輪で
ある。前記コレクタ3は、車体1後端の支持ブラケット
16上にコレクタ支軸4で底部を支持され、エンジンE
の上側から後部上面を覆う形態で、この後端面を排出口
5とし、この排出口5の上端部にヒンジ17を有して下
端部を前後に回動させて開閉する開閉蓋6を設ける。1
8はハンドルで、コレクタ3の前部で左右両側部に設け
られ、このハンドル18を作業者が持ち上げることによ
って、コレクタ3を上下回動することができる。
下げられて、刈取位置Aへ下降されたり、非刈取位置B
へ上昇される。又、前記ブレード軸12には車体1側か
らPTO軸13で連動される。14はモーアデッキ後端
の上下調節可能なゲージホイル、15は前端の接地輪で
ある。前記コレクタ3は、車体1後端の支持ブラケット
16上にコレクタ支軸4で底部を支持され、エンジンE
の上側から後部上面を覆う形態で、この後端面を排出口
5とし、この排出口5の上端部にヒンジ17を有して下
端部を前後に回動させて開閉する開閉蓋6を設ける。1
8はハンドルで、コレクタ3の前部で左右両側部に設け
られ、このハンドル18を作業者が持ち上げることによ
って、コレクタ3を上下回動することができる。
【0008】前記リヤウエイト7は、このコレクタ3の
底部下側で、前記支持ブラケット16に対するコレクタ
支軸4よりも後側部に取付けられて、収容された芝草を
含むコレクタ3の重量において、前後重心の平衡を図る
ように設定し、ハンドル18の上げ操作力の軽快化を図
る。なお、コレクタ3の芝草収容位置Cでは、車体1に
対して係止具を係止させて、コレクタ3の後傾斜回動を
防止できるように構成するとよい。又、排出口5を開閉
する開閉蓋6の閉鎖位置も係止具で係止できる構成とす
るとよい。
底部下側で、前記支持ブラケット16に対するコレクタ
支軸4よりも後側部に取付けられて、収容された芝草を
含むコレクタ3の重量において、前後重心の平衡を図る
ように設定し、ハンドル18の上げ操作力の軽快化を図
る。なお、コレクタ3の芝草収容位置Cでは、車体1に
対して係止具を係止させて、コレクタ3の後傾斜回動を
防止できるように構成するとよい。又、排出口5を開閉
する開閉蓋6の閉鎖位置も係止具で係止できる構成とす
るとよい。
【0009】前記車体1の後端部にエンジンEを搭載す
るエンジンブラケット19を設け、このエンジンブラケ
ット19の前端部左右両側に設けられる支軸ブラケット
16上に、リヤウエイト7を着脱自在に取付ける取付ブ
ラケット20のアーム21のコレクタ支軸4を回動自在
に支持させる。前記コレクタ3の後端下部の左右両側板
部22が、該コレクタ支軸4の回りに回動自在に嵌合支
持されて、このコレクタ支軸4から適宜半径位置の取付
ブラケット20部の外側に重合されて、これら側板部2
2と取付ブラケット20との重合部に亘ってセットボル
ト23を挿通させることによって、リヤウエイト7をコ
レクタ3と一体的回動できる構成とし、セットボルト2
3の抜外しによって、コレクタ3とリヤウエイト7とを
各別に回動しうる構成としている。
るエンジンブラケット19を設け、このエンジンブラケ
ット19の前端部左右両側に設けられる支軸ブラケット
16上に、リヤウエイト7を着脱自在に取付ける取付ブ
ラケット20のアーム21のコレクタ支軸4を回動自在
に支持させる。前記コレクタ3の後端下部の左右両側板
部22が、該コレクタ支軸4の回りに回動自在に嵌合支
持されて、このコレクタ支軸4から適宜半径位置の取付
ブラケット20部の外側に重合されて、これら側板部2
2と取付ブラケット20との重合部に亘ってセットボル
ト23を挿通させることによって、リヤウエイト7をコ
レクタ3と一体的回動できる構成とし、セットボルト2
3の抜外しによって、コレクタ3とリヤウエイト7とを
各別に回動しうる構成としている。
【0010】芝草刈取作業時は、モーアデッキ2を刈取
位置Aに下降して、コレクタ3を収容位置Cに位置し、
開閉蓋6を閉鎖する。モーアデッキ2で刈取られる芝草
は、シュータで後方のコレクタ3内へ搬入される。この
コレクタ3に一杯に収容されると、刈取を停止して芝草
排出位置へ移動し、開閉蓋6を開いて、収容位置Cのコ
レクタ3をコレクタ支軸4の回りに後方へ回動して排出
位置Dとし、排出口5を下側に向ける。これによって開
閉蓋6が開いて収容の芝草が後方へ排出される。排出さ
れた芝草が山状Gになると車体1を若干前進させながら
排出を行わせる。
位置Aに下降して、コレクタ3を収容位置Cに位置し、
開閉蓋6を閉鎖する。モーアデッキ2で刈取られる芝草
は、シュータで後方のコレクタ3内へ搬入される。この
コレクタ3に一杯に収容されると、刈取を停止して芝草
排出位置へ移動し、開閉蓋6を開いて、収容位置Cのコ
レクタ3をコレクタ支軸4の回りに後方へ回動して排出
位置Dとし、排出口5を下側に向ける。これによって開
閉蓋6が開いて収容の芝草が後方へ排出される。排出さ
れた芝草が山状Gになると車体1を若干前進させながら
排出を行わせる。
【0011】前部のモーアデッキ2を非刈取位置B側に
上昇させて、ゲージホイル14や接地輪15等を浮上さ
せると、車体1の後車輪9側が浮上しようとしても、前
記リヤウエイト7がコレクタ3等と共に車体1の後部に
取付けられているために、車体1の前後方向の重量平衡
を図り、ステアリングハンドル8による後車輪9の操向
性を的確に行わせる。又、このリヤウエイト7は、前記
のようにコレクタ3を後方へ転倒させるときも回動力を
補助して排出転倒を容易化できる。
上昇させて、ゲージホイル14や接地輪15等を浮上さ
せると、車体1の後車輪9側が浮上しようとしても、前
記リヤウエイト7がコレクタ3等と共に車体1の後部に
取付けられているために、車体1の前後方向の重量平衡
を図り、ステアリングハンドル8による後車輪9の操向
性を的確に行わせる。又、このリヤウエイト7は、前記
のようにコレクタ3を後方へ転倒させるときも回動力を
補助して排出転倒を容易化できる。
【0012】図3において、上例と異なる点は、前記モ
ーアデッキ2の車体1に対する取付構成を、リフトシリ
ンダ24の油圧伸縮によって上下動されるメインリフト
リンク25と、このメインリフトリンク25の前端部に
ピン26で上下回動自在に枢着されるサブリンク27と
によって、このサブリンク27に取付けられるモーアデ
ッキ2を刈取位置Aと起立姿勢位置Fとに切替可能にし
て装着するものである。モーアデッキ2は、前部上のブ
ラケット28を該メインリフトリンク25とサブリンク
27との前部にピン26で枢着し、後部上のブラケット
29に連結した伸縮ロッド30の上端部をサブリンク2
7の回動メタル31に挿通して、このサブリンク27と
モーアデッキ2との間隔を調節可能に設けている。この
サブリンク27の後端部はメインリフトリンク25の横
側に重合させて、両者重合部にピン32を挿通して一体
化させることができる。33は該回動メタル31と伸縮
ロッド30とのピン穴に挿込んで伸縮位置を固定できる
ロックピンである。
ーアデッキ2の車体1に対する取付構成を、リフトシリ
ンダ24の油圧伸縮によって上下動されるメインリフト
リンク25と、このメインリフトリンク25の前端部に
ピン26で上下回動自在に枢着されるサブリンク27と
によって、このサブリンク27に取付けられるモーアデ
ッキ2を刈取位置Aと起立姿勢位置Fとに切替可能にし
て装着するものである。モーアデッキ2は、前部上のブ
ラケット28を該メインリフトリンク25とサブリンク
27との前部にピン26で枢着し、後部上のブラケット
29に連結した伸縮ロッド30の上端部をサブリンク2
7の回動メタル31に挿通して、このサブリンク27と
モーアデッキ2との間隔を調節可能に設けている。この
サブリンク27の後端部はメインリフトリンク25の横
側に重合させて、両者重合部にピン32を挿通して一体
化させることができる。33は該回動メタル31と伸縮
ロッド30とのピン穴に挿込んで伸縮位置を固定できる
ロックピンである。
【0013】34はリフトアームで、メインリフトリン
ク25の基部に一体で、リフトシリンダ24に連結させ
ている。35は車体1に対するメインリフトリンク25
の上下回動中心であるリフト軸である。36はハンドル
ポスト、37はクラッチペタルである。ゲージホイル1
4はモーアデッキ2の前側に、接地輪15は後側に各々
配置される。38はモーアデッキ2上の入力ギヤケース
で、車体1側のPTO軸13からの動力を受けて、モー
アデッキ2下の各ブレード軸を伝動する伝動ギヤを内装
する。
ク25の基部に一体で、リフトシリンダ24に連結させ
ている。35は車体1に対するメインリフトリンク25
の上下回動中心であるリフト軸である。36はハンドル
ポスト、37はクラッチペタルである。ゲージホイル1
4はモーアデッキ2の前側に、接地輪15は後側に各々
配置される。38はモーアデッキ2上の入力ギヤケース
で、車体1側のPTO軸13からの動力を受けて、モー
アデッキ2下の各ブレード軸を伝動する伝動ギヤを内装
する。
【0014】前記モーアデッキ2の刈取位置A、乃至前
記非刈取位置Bへの昇降のためには、伸縮ロッド30で
一定高さ位置に設定されたサブリンク27を、下降位置
のメインリフトリンク25の横側に重合させて、これら
両リンク25,27間に亘ってピン32を挿通すること
によって、リフトシリンダ24の伸縮で一体的に昇降で
きる。
記非刈取位置Bへの昇降のためには、伸縮ロッド30で
一定高さ位置に設定されたサブリンク27を、下降位置
のメインリフトリンク25の横側に重合させて、これら
両リンク25,27間に亘ってピン32を挿通すること
によって、リフトシリンダ24の伸縮で一体的に昇降で
きる。
【0015】モーアデッキ2をブレード取替等のために
起立姿勢位置Fに起立させたいときは、前記ピン32を
外して、サブリンク27をメインリフトリンク25と独
立回動しうる状態とする。これによりリフトシリンダ2
4によってメインリフトリンク25を上昇させると、前
端のピン26によってサブリンク27の前端部も一体的
に上昇される。モーアデッキ2は後端の接地輪15を接
地させた状態で前部が起立されて、起立姿勢位置Fとな
り、底面のブレード部を前側に露出させる。このように
ピン32の抜き差しによって起立姿勢位置Fへの切替を
簡単に行うことができる。
起立姿勢位置Fに起立させたいときは、前記ピン32を
外して、サブリンク27をメインリフトリンク25と独
立回動しうる状態とする。これによりリフトシリンダ2
4によってメインリフトリンク25を上昇させると、前
端のピン26によってサブリンク27の前端部も一体的
に上昇される。モーアデッキ2は後端の接地輪15を接
地させた状態で前部が起立されて、起立姿勢位置Fとな
り、底面のブレード部を前側に露出させる。このように
ピン32の抜き差しによって起立姿勢位置Fへの切替を
簡単に行うことができる。
【0016】図4〜図7において、上例と異なる点は、
フロントモーアのモーアデッキ2を、メインリフトリン
ク25と伸縮調節可能のサブリフトリンク39との平行
リンク機構によって、リフトシリンダ24の伸縮により
昇降可能に設けると共に、該サブリフトリンク39のハ
ンドル40のよる伸縮を行って、前部のゲージホイル1
4を上下調節して、刈高さ調節を行う構成としている。
又、モーアデッキ2を起立姿勢位置Fにするときは、こ
の平行リンク機構のサブリフトリンク39の前端部のリ
ンクヒンジ41を外すことによって、メインリフトリン
ク25をリフトシリンダ24により上昇させることによ
り、モーアデッキ2の前部を上昇させて起立姿勢とする
ことができる。
フロントモーアのモーアデッキ2を、メインリフトリン
ク25と伸縮調節可能のサブリフトリンク39との平行
リンク機構によって、リフトシリンダ24の伸縮により
昇降可能に設けると共に、該サブリフトリンク39のハ
ンドル40のよる伸縮を行って、前部のゲージホイル1
4を上下調節して、刈高さ調節を行う構成としている。
又、モーアデッキ2を起立姿勢位置Fにするときは、こ
の平行リンク機構のサブリフトリンク39の前端部のリ
ンクヒンジ41を外すことによって、メインリフトリン
ク25をリフトシリンダ24により上昇させることによ
り、モーアデッキ2の前部を上昇させて起立姿勢とする
ことができる。
【0017】前記メインリフトリンク25に平行状のサ
ブリフトリンク39は、基部を車体1に枢着42し、前
端部を上下方向の前記ピン26回りに搖動自在に枢支し
たリンクアーム43の下部にリンクヒンジ41で枢着す
る。このリンクヒンジ41の着脱構成は、リンクアーム
43の下端部にリンクヒンジ41を嵌合するヒンジ受4
4を形成し、このヒンジ受44のピン26側にピン穴4
5を形成し、リンクヒンジ41の回りに回動自在の取付
アーム46を設け、この取付アーム46のピン47を該
ピン穴45に嵌合することによって、リンクヒンジ41
の取付を固定できる。48はこのピン47の抜止めを行
うヘアピンである。
ブリフトリンク39は、基部を車体1に枢着42し、前
端部を上下方向の前記ピン26回りに搖動自在に枢支し
たリンクアーム43の下部にリンクヒンジ41で枢着す
る。このリンクヒンジ41の着脱構成は、リンクアーム
43の下端部にリンクヒンジ41を嵌合するヒンジ受4
4を形成し、このヒンジ受44のピン26側にピン穴4
5を形成し、リンクヒンジ41の回りに回動自在の取付
アーム46を設け、この取付アーム46のピン47を該
ピン穴45に嵌合することによって、リンクヒンジ41
の取付を固定できる。48はこのピン47の抜止めを行
うヘアピンである。
【0018】前記サブリフトリンク39の前端部は、リ
ンクヒンジ41に対して回動自在に挿通し、前端にハン
ドル40を取付け、このハンドル40を回動することに
よってサブリフトリンク39をねじ部嵌合で伸縮調節で
きる構成としている。又、このサブリフトリンク39の
伸縮によってリンクアーム43を前記ピン26回りに回
動することができ、ゲージホイル14を上下調節して、
モーアデッキ2による刈取高さを調節できる。
ンクヒンジ41に対して回動自在に挿通し、前端にハン
ドル40を取付け、このハンドル40を回動することに
よってサブリフトリンク39をねじ部嵌合で伸縮調節で
きる構成としている。又、このサブリフトリンク39の
伸縮によってリンクアーム43を前記ピン26回りに回
動することができ、ゲージホイル14を上下調節して、
モーアデッキ2による刈取高さを調節できる。
【0019】ゲージホイル14は、モーアデッキ2の後
端上部に突出のブラケット49に対して、上下一対の平
行リンク50により上下動自在にして装着し、この上側
の平行リンク50の後端部と前記リンクアーム43の上
端部との間をターンバックルで伸縮調整可能のリンクロ
ッド51で連結して、サブリフトリンク39の伸縮に伴
うリンクアーム43の搖動によって、ゲージホイル14
を上下高さ調節できる。サブリフトリンク39を短縮で
はゲージホイル14を下げて刈高さを高くし、サブリフ
トリンク39の伸長ではゲージホイル14を上げて刈高
さを低くするようになる。
端上部に突出のブラケット49に対して、上下一対の平
行リンク50により上下動自在にして装着し、この上側
の平行リンク50の後端部と前記リンクアーム43の上
端部との間をターンバックルで伸縮調整可能のリンクロ
ッド51で連結して、サブリフトリンク39の伸縮に伴
うリンクアーム43の搖動によって、ゲージホイル14
を上下高さ調節できる。サブリフトリンク39を短縮で
はゲージホイル14を下げて刈高さを高くし、サブリフ
トリンク39の伸長ではゲージホイル14を上げて刈高
さを低くするようになる。
【0020】又、前記モーアデッキ2上には、ブラケッ
ト28の上端ピン26部とモーアデッキ2後部との間に
亘って補強フレーム52を設けて、モーアデッキ2を補
強する構成としている。53はモーアデッキ2の前端部
に設けられる接地ロールである。リフトシリンダ24の
伸縮によってメインリフトリンク25とサブリフトリン
ク39との上下回動で、ゲージホイル14を連結したリ
ンクアーム43との連結関係によって、このリンクアー
ム43のピン26と平行リンク50とによって吊下げら
れたモーアデッキ2がほぼ平行状態を維持して刈取位置
Aに下降し、又非刈取位置Bに上昇する。
ト28の上端ピン26部とモーアデッキ2後部との間に
亘って補強フレーム52を設けて、モーアデッキ2を補
強する構成としている。53はモーアデッキ2の前端部
に設けられる接地ロールである。リフトシリンダ24の
伸縮によってメインリフトリンク25とサブリフトリン
ク39との上下回動で、ゲージホイル14を連結したリ
ンクアーム43との連結関係によって、このリンクアー
ム43のピン26と平行リンク50とによって吊下げら
れたモーアデッキ2がほぼ平行状態を維持して刈取位置
Aに下降し、又非刈取位置Bに上昇する。
【0021】モーアデッキ2を起立させるために起立姿
勢位置Fにするには、前記リンクアーム43に対するサ
ブリフトリンク3のリンクヒンジ41部を、図7の
(A)から(B)のように取付アーム46及びピン47
部で取外す。これによってサブリフトリンク39による
規制が解除されるために、メインリフトリンク25を上
昇することにより、モーアデッキ2の前部を上昇する
と、後端部の接地輪15が接地された状態で前部へ移動
されて、起立される。
勢位置Fにするには、前記リンクアーム43に対するサ
ブリフトリンク3のリンクヒンジ41部を、図7の
(A)から(B)のように取付アーム46及びピン47
部で取外す。これによってサブリフトリンク39による
規制が解除されるために、メインリフトリンク25を上
昇することにより、モーアデッキ2の前部を上昇する
と、後端部の接地輪15が接地された状態で前部へ移動
されて、起立される。
【図1】トラクタモーアの側面図。
【図2】そのリヤウエイト部の斜視図。
【図3】一部別実施例を示すリフトリンク部の側面図
と、その一部の斜視図。
と、その一部の斜視図。
【図4】一部別実施例を示すリフトリンク部の側面図。
【図5】その平面図。
【図6】その一部の斜視図。
【図7】その作用を示す側面図。
1 車体 2 モーアデッキ 3 コレクタ 4 コレクタ支軸 5 排出口 6 開閉蓋 7 リヤウエイト E エンジン
Claims (1)
- 【請求項1】 車体1の前部にモーアデッキ2を装着
し、後部にこのモーアデッキ2で刈取られる芝草の搬入
を受けて収容するコレクタ3を装着するトラクタモーア
において、該コレクタ3を、車体1後部のエンジンE上
部から後部に亘って覆うようにして、車体1後端のコレ
クタ支軸4の回りに後傾斜回動させて収容芝草の排出を
可能とする排出口5と開閉蓋6とを有すると共に、この
コレクタ3の後傾斜回動側に附勢のリヤウエイト7を有
してなるバランスウエイト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8164332A JPH104742A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | トラクタモーアのバランスウエイト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8164332A JPH104742A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | トラクタモーアのバランスウエイト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH104742A true JPH104742A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15791167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8164332A Pending JPH104742A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | トラクタモーアのバランスウエイト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH104742A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4714733A (en) * | 1987-02-13 | 1987-12-22 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Rubber composition |
EP0898870A1 (de) * | 1997-08-26 | 1999-03-03 | Al-Ko Kober Ag | Rasentraktor |
CN1044436C (zh) * | 1994-01-26 | 1999-08-04 | 日本烟业产业株式会社 | 非燃烧型香味制品 |
US7194850B2 (en) | 2004-09-01 | 2007-03-27 | Kubota Corporation | Riding lawn mower |
US7546031B2 (en) | 2004-09-09 | 2009-06-09 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Lamp bracket to illumination optics assembly interface |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP8164332A patent/JPH104742A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4714733A (en) * | 1987-02-13 | 1987-12-22 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Rubber composition |
CN1044436C (zh) * | 1994-01-26 | 1999-08-04 | 日本烟业产业株式会社 | 非燃烧型香味制品 |
EP0898870A1 (de) * | 1997-08-26 | 1999-03-03 | Al-Ko Kober Ag | Rasentraktor |
US7194850B2 (en) | 2004-09-01 | 2007-03-27 | Kubota Corporation | Riding lawn mower |
US7546031B2 (en) | 2004-09-09 | 2009-06-09 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Lamp bracket to illumination optics assembly interface |
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