JPH1046046A - 低塩液状染料調合物の製造方法 - Google Patents
低塩液状染料調合物の製造方法Info
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- JPH1046046A JPH1046046A JP9111767A JP11176797A JPH1046046A JP H1046046 A JPH1046046 A JP H1046046A JP 9111767 A JP9111767 A JP 9111767A JP 11176797 A JP11176797 A JP 11176797A JP H1046046 A JPH1046046 A JP H1046046A
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- C09B33/02—Disazo dyes
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- C09B33/056—Disazo dyes in which the coupling component is a dihydroxy or polyhydroxy compound the coupling component being a bis-(naphthol-urea)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低塩液状染料調合物の製造方法。
【解決手段】 a)芳香族アミンをジアゾ化し、
b)有機塩基を存在させないで無機塩基を存在させて、
a)に従って得たジアゾ成分をI酸尿素に二重カップリ
ングさせ、 c)加圧透過により、b)に従って得た反応混合物から
塩分を除去しそして適宜濃縮し、その結果として、1重
量%未満の無機塩含有量を達成する、ことで低塩の液状
染料調合物を得ることを特徴とする低塩液状染料調合物
製造方法。
a)に従って得たジアゾ成分をI酸尿素に二重カップリ
ングさせ、 c)加圧透過により、b)に従って得た反応混合物から
塩分を除去しそして適宜濃縮し、その結果として、1重
量%未満の無機塩含有量を達成する、ことで低塩の液状
染料調合物を得ることを特徴とする低塩液状染料調合物
製造方法。
Description
【0001】本発明は、I酸尿素(I−acid−ur
ea)を基とする染料の低塩(low−salt)液状
染料調合物を製造する方法、そしてこのようにして製造
した液状染料調合物をヒドロキシルおよび/またはアミ
ド基含有基質、特に紙の染色および印刷で用いることに
関する。
ea)を基とする染料の低塩(low−salt)液状
染料調合物を製造する方法、そしてこのようにして製造
した液状染料調合物をヒドロキシルおよび/またはアミ
ド基含有基質、特に紙の染色および印刷で用いることに
関する。
【0002】紙の染色でI酸尿素を基とする染料を用い
ることができることはドイツ特許出願公開第30 02
062号から既に公知である。しかしながら、液状染
料調合物の形態で使用されたのは、同時カップリング
(ジアゾ化カップリング)のルートで製造された染料か
或はアゾカップリングをジエタノールアミンの存在下で
実施することを基とした染料のみであった。しかしなが
ら、そのような方法で製造された染料は低い収率(実施
例2、理論値の83%;実施例3、理論値の93%)で
得られている。更に、それらが液状調合物の形態で示す
貯蔵安定性は低い(実施例3参照)。更に、そのように
して製造された染料は副生成物を実質的量で含有してい
て、その副生成物は調合物に残存して輝度に関する染料
品質を低下させる。I酸尿素を基としていて別のルート
で製造された染料は対照的に排他的に固体調合物の形態
で用いられている(実施例1参照)。
ることができることはドイツ特許出願公開第30 02
062号から既に公知である。しかしながら、液状染
料調合物の形態で使用されたのは、同時カップリング
(ジアゾ化カップリング)のルートで製造された染料か
或はアゾカップリングをジエタノールアミンの存在下で
実施することを基とした染料のみであった。しかしなが
ら、そのような方法で製造された染料は低い収率(実施
例2、理論値の83%;実施例3、理論値の93%)で
得られている。更に、それらが液状調合物の形態で示す
貯蔵安定性は低い(実施例3参照)。更に、そのように
して製造された染料は副生成物を実質的量で含有してい
て、その副生成物は調合物に残存して輝度に関する染料
品質を低下させる。I酸尿素を基としていて別のルート
で製造された染料は対照的に排他的に固体調合物の形態
で用いられている(実施例1参照)。
【0003】I酸尿素を基としていてドイツ特許出願公
開第21 03 756号から公知の染料も同様に紙の
染色で固体調合物の形態および液状調合物の形態の両方
で用いられている。このような染料調合物には塩(これ
は水中で解離し得る)が入っており、そしてその液状染
料調合物には追加的に酸アミド、好適には尿素が染料1
部当たり0.5から5重量部の量で入っている。
開第21 03 756号から公知の染料も同様に紙の
染色で固体調合物の形態および液状調合物の形態の両方
で用いられている。このような染料調合物には塩(これ
は水中で解離し得る)が入っており、そしてその液状染
料調合物には追加的に酸アミド、好適には尿素が染料1
部当たり0.5から5重量部の量で入っている。
【0004】I酸尿素がカップリング成分として用いら
れていてドイツ特許出願公開第2902 034号で知
られる染料の液状染料調合物は、常に固体染料調合物か
ら調製され、12以上のpHを示し、かつヒドロトロピ
ー剤(hydrotropic agents)を含有
する。
れていてドイツ特許出願公開第2902 034号で知
られる染料の液状染料調合物は、常に固体染料調合物か
ら調製され、12以上のpHを示し、かつヒドロトロピ
ー剤(hydrotropic agents)を含有
する。
【0005】そのような染料はまた米国特許第1 50
9 442号からも公知であるが、染色では、排他的に
塩含有固体状調合物の形態で用いられている。
9 442号からも公知であるが、染色では、排他的に
塩含有固体状調合物の形態で用いられている。
【0006】ここに、低塩で貯蔵安定性を示す液状の染
料調合物を製造する方法を見い出し、この方法は、 a)芳香族アミンをジアゾ化し、 b)有機塩基を存在させないで無機塩基を存在させて、
a)に従って得たジアゾ成分をI酸尿素に二重カップリ
ング(2−fold coupling)させ、 c)加圧透過(pressure permeatio
n)により、b)に従って得た反応混合物から塩分を除
去し(desalination)そして適宜濃縮し、
その結果として、該液状染料調合物を基準にして1重量
%未満の無機塩含有量を達成する、ことで該染料調合物
を得ることを特徴とする。
料調合物を製造する方法を見い出し、この方法は、 a)芳香族アミンをジアゾ化し、 b)有機塩基を存在させないで無機塩基を存在させて、
a)に従って得たジアゾ成分をI酸尿素に二重カップリ
ング(2−fold coupling)させ、 c)加圧透過(pressure permeatio
n)により、b)に従って得た反応混合物から塩分を除
去し(desalination)そして適宜濃縮し、
その結果として、該液状染料調合物を基準にして1重量
%未満の無機塩含有量を達成する、ことで該染料調合物
を得ることを特徴とする。
【0007】本発明に従う方法のジアゾ化で用いるに特
に好適な芳香族アミン類は、スルホ基またはカルボキシ
ル基を含む芳香族アミン類である。特に、これらは、ス
ルホ基を含むアミノベンゼン類またはアミノナフタレン
類であり、これらは任意に更に置換されていてもよい。
好適には、上記アミン類はSO3H基を1から4個、好
適には1から2個有する。挙げることができるさらなる
置換基の例は、C1−C4−アルキル、特にメチル、エチ
ルおよびn−プロピルなど、C1−C4−アルコキシ、例
えばメトキシ、エトキシまたはプロポキシなど、ハロゲ
ン、例えばClまたはフッ素など、任意に置換されてい
てもよいアゾベンゼンまたは置換もしくは未置換のアミ
ノ基などである。
に好適な芳香族アミン類は、スルホ基またはカルボキシ
ル基を含む芳香族アミン類である。特に、これらは、ス
ルホ基を含むアミノベンゼン類またはアミノナフタレン
類であり、これらは任意に更に置換されていてもよい。
好適には、上記アミン類はSO3H基を1から4個、好
適には1から2個有する。挙げることができるさらなる
置換基の例は、C1−C4−アルキル、特にメチル、エチ
ルおよびn−プロピルなど、C1−C4−アルコキシ、例
えばメトキシ、エトキシまたはプロポキシなど、ハロゲ
ン、例えばClまたはフッ素など、任意に置換されてい
てもよいアゾベンゼンまたは置換もしくは未置換のアミ
ノ基などである。
【0008】挙げることができる特に好適な芳香族アミ
ン類は下記の式(1)−(6)で表されるアミン類であ
る。
ン類は下記の式(1)−(6)で表されるアミン類であ
る。
【0009】
【化4】
【0010】このジアゾ化を一般に一般的方法で実施す
る[Houben−Weylの「無機化学方法」(Me
thoden der anorganischen
Chemie)、X/3巻、1965年、第4版、7−
112頁およびElba巻、パート2、1990年、第
4版、1060−1068頁を参照]。このジアゾ化を
好適には間接方法で実施する、即ちアリールアミン、好
適にはスルホン化もしくはカルボキシル化アリールアミ
ンまたはそれらのアルカリ金属塩と過剰量の酸から成る
初期混合物に0℃から40℃、好適には10から25℃
で亜硝酸塩の水溶液を加える。更に、直接方法によるジ
アゾ化も好適である、即ち好適には過剰量で用いる無機
酸水溶液の初期部分にアリールアミン、好適にはスルホ
ン化もしくはカルボキシル化アリールアミンまたはそれ
らのアルカリ金属塩と無機亜硝酸塩の水系混合物を0か
ら40℃、好適には10から25℃の温度で加える。
る[Houben−Weylの「無機化学方法」(Me
thoden der anorganischen
Chemie)、X/3巻、1965年、第4版、7−
112頁およびElba巻、パート2、1990年、第
4版、1060−1068頁を参照]。このジアゾ化を
好適には間接方法で実施する、即ちアリールアミン、好
適にはスルホン化もしくはカルボキシル化アリールアミ
ンまたはそれらのアルカリ金属塩と過剰量の酸から成る
初期混合物に0℃から40℃、好適には10から25℃
で亜硝酸塩の水溶液を加える。更に、直接方法によるジ
アゾ化も好適である、即ち好適には過剰量で用いる無機
酸水溶液の初期部分にアリールアミン、好適にはスルホ
ン化もしくはカルボキシル化アリールアミンまたはそれ
らのアルカリ金属塩と無機亜硝酸塩の水系混合物を0か
ら40℃、好適には10から25℃の温度で加える。
【0011】挙げることができる好適なジアゾ化剤はN
aNO2、LiNO2またはニトロシル硫酸である。Na
NO2が特に好適である。
aNO2、LiNO2またはニトロシル硫酸である。Na
NO2が特に好適である。
【0012】このジアゾ化後に得られる溶液または懸濁
液を、一般に、以下に記述する如きI酸尿素へのカップ
リングで用いる。このI酸尿素への二重カップリング
を、好適には、ジアゾ成分とカップリング成分の比が
2:1から2.5:1になる手順で実施する。
液を、一般に、以下に記述する如きI酸尿素へのカップ
リングで用いる。このI酸尿素への二重カップリング
を、好適には、ジアゾ成分とカップリング成分の比が
2:1から2.5:1になる手順で実施する。
【0013】I酸尿素は一般式
【0014】
【化5】
【0015】で表される。
【0016】このカップリングを、一般に、公知条件、
例えばドイツ特許出願公開第2103 756号、ドイ
ツ特許出願公開第2 103 757号および米国特許
第2 746 955号などから公知の条件下で実施す
る。
例えばドイツ特許出願公開第2103 756号、ドイ
ツ特許出願公開第2 103 757号および米国特許
第2 746 955号などから公知の条件下で実施す
る。
【0017】このカップリングを、好適には、無機塩基
の添加でカップリングのpHを一般に5−10、好適に
は6−8.5に維持しながらカップリング成分にジアゾ
成分を添加することで実施する。
の添加でカップリングのpHを一般に5−10、好適に
は6−8.5に維持しながらカップリング成分にジアゾ
成分を添加することで実施する。
【0018】使用可能な特に好適な塩基はアルカリ金属
の水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩または酢酸塩である。ア
ルカリ金属としてはナトリウムまたはリチウムが好適で
ある。
の水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩または酢酸塩である。ア
ルカリ金属としてはナトリウムまたはリチウムが好適で
ある。
【0019】好適には、このカップリングが終了した時
点で得られる反応混合物に、その後、15−55℃の温
度で加圧透過を受けさせる。ここでは特にカットオフレ
ベル(cut−off level)が1000−15
00ダルトンの限外濾過膜を用いる。好適な限外濾過膜
はポリスルホン類の限外濾過膜である。この加圧透過を
好適には10−50バール、特に20−40バールで実
施する。塩含有量が1%未満にまで低下するように加圧
透過を実施し、この塩含有量を好適には塩化物含有量と
して測定する。この加圧透過中、上記混合物はジアフィ
ルトレーション(diafiltration)を受
け、そして適宜、ジアフィルトレーションの前か後に可
能な濃縮を受ける。
点で得られる反応混合物に、その後、15−55℃の温
度で加圧透過を受けさせる。ここでは特にカットオフレ
ベル(cut−off level)が1000−15
00ダルトンの限外濾過膜を用いる。好適な限外濾過膜
はポリスルホン類の限外濾過膜である。この加圧透過を
好適には10−50バール、特に20−40バールで実
施する。塩含有量が1%未満にまで低下するように加圧
透過を実施し、この塩含有量を好適には塩化物含有量と
して測定する。この加圧透過中、上記混合物はジアフィ
ルトレーション(diafiltration)を受
け、そして適宜、ジアフィルトレーションの前か後に可
能な濃縮を受ける。
【0020】本発明に従って製造する液状染料調合物に
は、好適には、ヒドロトロピー剤を全く含有させない。
ヒドロトロピー剤は溶解性を改良する添加剤を意味する
として理解すべきである。ヒドロトロピー剤の例として
下記を挙げることができる:低分子量のアミド類、ラク
トン類、アルコール類、グリコール類またはポリオール
類、低分子量のエーテル類またはオキシアルキル化生成
物、並びにニトリル類もしくはエステル類。ヒドロトロ
ピー剤は特にメタノール、エタノール、プロパノール、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレ
ングリコール、チオジエチレングリコールおよびジプロ
ピレングリコール、並びにトリエチレングリコール、ブ
タンジオール;そしてβ−ヒドロキシプロピオニトリ
ル、ペンタメチレングリコール、エチレングリコールモ
ノエチルおよび−プロピルエーテル、エチレンジグリコ
ールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノ
ブチルエーテル、ブチルポリグリコール、ホルムアミ
ド、ジメチルホルムアミド、ピロリドン、N−メチルピ
ロリドン、グリコールアセテート、ブチロラクトン、尿
素およびε−カプロラクタムなどを意味するとして理解
する。これらに特に好適には水と該染料[アルカリ金属
(またはアンモニウム)塩の形態]のみを必須成分とし
て含有させる。この染料を好適にはアルカリ金属塩、特
にNa、LiまたはK塩として、特にNa塩として存在
させる。本染料調合物に追加的にまた添加剤、例えばジ
エタノールアミンなどを含有させることも可能である。
この液状染料調合物に好適には6から8のpHを持た
せ、必要ならばアルカリを用いて上記pHを確立する。
本発明に従う方法では、その得る液状染料調合物に該染
料を好適にはアルカリ金属塩の形態で5から20重量
%、好適には8から13重量%の量で含有させる。染料
濃度を高くした場合でも、貯蔵安定性を示す調合物を得
る目的でヒドロトロピー剤を用いる必要は全くない。本
発明に従う方法で得る染料調合物は特に高い純度と非常
に良好な貯蔵安定性を有することを特徴とする。
は、好適には、ヒドロトロピー剤を全く含有させない。
ヒドロトロピー剤は溶解性を改良する添加剤を意味する
として理解すべきである。ヒドロトロピー剤の例として
下記を挙げることができる:低分子量のアミド類、ラク
トン類、アルコール類、グリコール類またはポリオール
類、低分子量のエーテル類またはオキシアルキル化生成
物、並びにニトリル類もしくはエステル類。ヒドロトロ
ピー剤は特にメタノール、エタノール、プロパノール、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレ
ングリコール、チオジエチレングリコールおよびジプロ
ピレングリコール、並びにトリエチレングリコール、ブ
タンジオール;そしてβ−ヒドロキシプロピオニトリ
ル、ペンタメチレングリコール、エチレングリコールモ
ノエチルおよび−プロピルエーテル、エチレンジグリコ
ールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノ
ブチルエーテル、ブチルポリグリコール、ホルムアミ
ド、ジメチルホルムアミド、ピロリドン、N−メチルピ
ロリドン、グリコールアセテート、ブチロラクトン、尿
素およびε−カプロラクタムなどを意味するとして理解
する。これらに特に好適には水と該染料[アルカリ金属
(またはアンモニウム)塩の形態]のみを必須成分とし
て含有させる。この染料を好適にはアルカリ金属塩、特
にNa、LiまたはK塩として、特にNa塩として存在
させる。本染料調合物に追加的にまた添加剤、例えばジ
エタノールアミンなどを含有させることも可能である。
この液状染料調合物に好適には6から8のpHを持た
せ、必要ならばアルカリを用いて上記pHを確立する。
本発明に従う方法では、その得る液状染料調合物に該染
料を好適にはアルカリ金属塩の形態で5から20重量
%、好適には8から13重量%の量で含有させる。染料
濃度を高くした場合でも、貯蔵安定性を示す調合物を得
る目的でヒドロトロピー剤を用いる必要は全くない。本
発明に従う方法で得る染料調合物は特に高い純度と非常
に良好な貯蔵安定性を有することを特徴とする。
【0021】また、本発明に従う方法で得る式(II)
【0022】
【化6】
【0023】に相当(遊離酸の形態において)する染料
を含有していて無機塩含有量が1重量%未満でヒドロト
ロピー剤の含有量が10重量%未満、特に5重量%未満
(各場合とも調合物の全量を基準)である低塩の染料水
調合物も好適である。
を含有していて無機塩含有量が1重量%未満でヒドロト
ロピー剤の含有量が10重量%未満、特に5重量%未満
(各場合とも調合物の全量を基準)である低塩の染料水
調合物も好適である。
【0024】この式(II)で表される染料が入ってい
る染料水調合物に、好適には、ヒドロトロピー剤を全く
含めない。この式(II)で表される染料は、好適に
は、それのアルカリ金属塩の形態である。
る染料水調合物に、好適には、ヒドロトロピー剤を全く
含めない。この式(II)で表される染料は、好適に
は、それのアルカリ金属塩の形態である。
【0025】本発明は、更に、遊離酸の形態において式
(II)に相当する染料を含有していて各場合とも調合
物の全量を基準にして無機塩の含有量が1重量%未満で
ヒドロトロピー剤の含有量が10重量%未満、特に5重
量%未満である低塩染料水調合物にも関する。
(II)に相当する染料を含有していて各場合とも調合
物の全量を基準にして無機塩の含有量が1重量%未満で
ヒドロトロピー剤の含有量が10重量%未満、特に5重
量%未満である低塩染料水調合物にも関する。
【0026】本発明は、更に、遊離酸の形態において式
(I)
(I)
【0027】
【化7】
【0028】[式中、Aは、式
【0029】
【化8】
【0030】で表される基を表す]に相当する染料を少
なくとも1種含有していて無機塩の含有量が調合物の全
量を基準にして1重量%未満である低塩染料水調合物に
も関する。
なくとも1種含有していて無機塩の含有量が調合物の全
量を基準にして1重量%未満である低塩染料水調合物に
も関する。
【0031】本発明に従う特に好適な染料水調合物に
は、Aが式
は、Aが式
【0032】
【化9】
【0033】で表される基を表す式(I)の染料を含有
させる。
させる。
【0034】この式(I)で表される染料が少なくとも
1種入っている本発明に従う液状染料調合物に、好適に
は、ヒドロトロピー剤を全く含めない。これも同様に本
発明に従う方法で製造可能である。この染料を好適には
それのアルカリ金属塩の形態で存在させる。
1種入っている本発明に従う液状染料調合物に、好適に
は、ヒドロトロピー剤を全く含めない。これも同様に本
発明に従う方法で製造可能である。この染料を好適には
それのアルカリ金属塩の形態で存在させる。
【0035】本発明に従って製造する調合物に関して行
った記述を、更に、式(I)で表される染料を含有させ
た本発明に従う染料調合物にも適用する。
った記述を、更に、式(I)で表される染料を含有させ
た本発明に従う染料調合物にも適用する。
【0036】本発明は、更に、本発明に従う方法で製造
した液状染料調合物を用いるか或は式(I)で表される
染料を含有させた本発明に従う液状染料調合物を用いて
ヒドロキシルおよび/またはアミド基を含む基質の染色
または印刷を行う方法にも関する。このヒドロキシルお
よび/またはアミド基を含む基質は特に紙、綿およびビ
スコースに加えて革を意味すると理解すべきである。
した液状染料調合物を用いるか或は式(I)で表される
染料を含有させた本発明に従う液状染料調合物を用いて
ヒドロキシルおよび/またはアミド基を含む基質の染色
または印刷を行う方法にも関する。このヒドロキシルお
よび/またはアミド基を含む基質は特に紙、綿およびビ
スコースに加えて革を意味すると理解すべきである。
【0037】この液状染料調合物は、紙および織物産
業、特にパルプにおける直接染料で通常の方法、並びに
いろいろな源の漂白もしくは未漂白セルロース、例えば
軟材もしくは硬材亜硫酸塩および/または硫酸塩セルロ
ースなどから出発したサイズ処理(sized)もしく
は未サイズ処理グレードの紙の表面染色で通常の方法全
部で使用可能である。これらはまた長浴(long l
iquor)を用いたエキゾースト方法(exhaus
t process)によるか或は連続方法における
綿、ビスコースおよびリネンの糸および反物の染色でも
使用可能である。
業、特にパルプにおける直接染料で通常の方法、並びに
いろいろな源の漂白もしくは未漂白セルロース、例えば
軟材もしくは硬材亜硫酸塩および/または硫酸塩セルロ
ースなどから出発したサイズ処理(sized)もしく
は未サイズ処理グレードの紙の表面染色で通常の方法全
部で使用可能である。これらはまた長浴(long l
iquor)を用いたエキゾースト方法(exhaus
t process)によるか或は連続方法における
綿、ビスコースおよびリネンの糸および反物の染色でも
使用可能である。
【0038】
【実施例】実施例1 式(II)
【0039】
【化10】
【0040】で表される染料の製造方法。
【0041】1.4 lの軟水に2−スルホ−4−
[(1−スルホフェニル)アゾ]アニリン(ジ−イエロ
ー酸)を0.91モル入れた後、塩酸を1.2モル加え
た。10−20℃で約30分かけて亜硝酸ナトリウム溶
液(300g/l)を210ml加えた。次に、このよ
うにして得たジアゾ化ジ−イエロー酸の懸濁液を過剰量
の亜硝酸塩存在下20℃で1時間撹拌した。次に、アミ
ドスルホン酸を約0.05モル添加することにより、過
剰量の亜硝酸塩を分解させた。
[(1−スルホフェニル)アゾ]アニリン(ジ−イエロ
ー酸)を0.91モル入れた後、塩酸を1.2モル加え
た。10−20℃で約30分かけて亜硝酸ナトリウム溶
液(300g/l)を210ml加えた。次に、このよ
うにして得たジアゾ化ジ−イエロー酸の懸濁液を過剰量
の亜硝酸塩存在下20℃で1時間撹拌した。次に、アミ
ドスルホン酸を約0.05モル添加することにより、過
剰量の亜硝酸塩を分解させた。
【0042】この懸濁液に、500mlの軟水に0.4
3モルのN,N’−ビス[1−ヒドロキシ−3−スルホ
−6−ナフチル]尿素(I酸尿素)を入れた懸濁液を加
えた。この混合物全体を、0.10モルの燐酸水素二ナ
トリウムと330gのナフタレンスルホン酸/ホルムア
ルデヒド縮合物と800mlの軟水から成る初期混合物
に30℃で1時間かけて加えたが、この間、pHを7.
5に維持するように約800mlの炭酸ナトリウム溶液
(200g/l)を添加した。
3モルのN,N’−ビス[1−ヒドロキシ−3−スルホ
−6−ナフチル]尿素(I酸尿素)を入れた懸濁液を加
えた。この混合物全体を、0.10モルの燐酸水素二ナ
トリウムと330gのナフタレンスルホン酸/ホルムア
ルデヒド縮合物と800mlの軟水から成る初期混合物
に30℃で1時間かけて加えたが、この間、pHを7.
5に維持するように約800mlの炭酸ナトリウム溶液
(200g/l)を添加した。
【0043】この1番目のジアゾ化と同様にして0.0
9モルのジ−イエロー酸をジアゾ化し(体積=約700
ml)、次にこれを上記カップリング混合物に30℃で
添加したが、この間、pHを8.5に維持するように約
200mlの水酸化ナトリウム溶液(400g/l)を
添加した。収率:I酸尿素を基準にして理論値の84
%。
9モルのジ−イエロー酸をジアゾ化し(体積=約700
ml)、次にこれを上記カップリング混合物に30℃で
添加したが、この間、pHを8.5に維持するように約
200mlの水酸化ナトリウム溶液(400g/l)を
添加した。収率:I酸尿素を基準にして理論値の84
%。
【0044】加圧透過では、このようにして得た染料を
最初ポリスルホン膜(MWCO 1,000−1,50
0)で全体積が約4.5 lになるまで40バール下2
5℃で濃縮した後、これに約7 lの脱イオン水を用い
たジアフィルトレーションを受けさせた。pHが8.5
で貯蔵安定性を示す染料溶液(Cl-=0.08%)を
4,510g得た。この染料溶液を紙のパルプ染色で用
いて、鮮やかな染色物を得た。
最初ポリスルホン膜(MWCO 1,000−1,50
0)で全体積が約4.5 lになるまで40バール下2
5℃で濃縮した後、これに約7 lの脱イオン水を用い
たジアフィルトレーションを受けさせた。pHが8.5
で貯蔵安定性を示す染料溶液(Cl-=0.08%)を
4,510g得た。この染料溶液を紙のパルプ染色で用
いて、鮮やかな染色物を得た。
【0045】実施例2 式(I)
【0046】
【化11】
【0047】で表される染料の製造方法。
【0048】1.4モルの水酸化ナトリウムを用いて
1.4 lの軟水に1.0モルの4−アミノ−5−メト
キシ−2−メチルベンゼンスルホン酸(クレシジン酸
(cresidinic acid))を溶解させた。
この溶液に亜硝酸ナトリウム溶液(300g/l)を2
40ml加えた。この混合物全体を、280mlの軟水
と2.5モルの塩酸と6ミリモルの亜硝酸ナトリウム溶
液から成る初期混合物に30分かけて加えた。次に、こ
のようにして得たジアゾ化クレシジン酸の懸濁液を過剰
量の亜硝酸塩存在下室温で1時間撹拌した。次に、アミ
ドスルホン酸を約0.05モル添加することにより、過
剰量の亜硝酸塩を分解させた。
1.4 lの軟水に1.0モルの4−アミノ−5−メト
キシ−2−メチルベンゼンスルホン酸(クレシジン酸
(cresidinic acid))を溶解させた。
この溶液に亜硝酸ナトリウム溶液(300g/l)を2
40ml加えた。この混合物全体を、280mlの軟水
と2.5モルの塩酸と6ミリモルの亜硝酸ナトリウム溶
液から成る初期混合物に30分かけて加えた。次に、こ
のようにして得たジアゾ化クレシジン酸の懸濁液を過剰
量の亜硝酸塩存在下室温で1時間撹拌した。次に、アミ
ドスルホン酸を約0.05モル添加することにより、過
剰量の亜硝酸塩を分解させた。
【0049】カップリングでは、この懸濁液に、1.1
lの軟水に0.5モルのN,N’−ビス[1−ヒドロ
キシ−3−スルホ−6−ナフチル]尿素(I酸尿素)を
入れた懸濁液を室温で加えたが、この間、pHを6.0
に維持するように全体で約350mlの炭酸ナトリウム
溶液(200g/l)を添加した。収率:I酸尿素を基
準にして理論値の97%。
lの軟水に0.5モルのN,N’−ビス[1−ヒドロ
キシ−3−スルホ−6−ナフチル]尿素(I酸尿素)を
入れた懸濁液を室温で加えたが、この間、pHを6.0
に維持するように全体で約350mlの炭酸ナトリウム
溶液(200g/l)を添加した。収率:I酸尿素を基
準にして理論値の97%。
【0050】加圧透過では、分子量カットオフレベル
(MWCOレベル)が1000−1500ダルトンのポ
リスルホン膜を用い、上記のようにして得た染料溶液に
約8lの脱イオン水を用いたジアフィルトレーションを
30バール下50℃で受けさせた後、全体積が約4 l
になるまで濃縮した。pHが7.0で貯蔵安定性を示す
染料溶液(Cl-=0.2%)を4,100g得た。こ
の染料溶液を紙のパルプ染色で用いて、鮮やかな染色物
を得た。
(MWCOレベル)が1000−1500ダルトンのポ
リスルホン膜を用い、上記のようにして得た染料溶液に
約8lの脱イオン水を用いたジアフィルトレーションを
30バール下50℃で受けさせた後、全体積が約4 l
になるまで濃縮した。pHが7.0で貯蔵安定性を示す
染料溶液(Cl-=0.2%)を4,100g得た。こ
の染料溶液を紙のパルプ染色で用いて、鮮やかな染色物
を得た。
【0051】本発明の特徴および態様は以下のとおりで
ある。
ある。
【0052】1. 低塩液状染料調合物を製造する方法
であって、 a)芳香族アミンをジアゾ化し、 b)有機塩基を存在させないで無機塩基を存在させて、
a)に従って得たジアゾ成分をI酸尿素に二重カップリ
ングさせ、 c)加圧透過により、b)に従って得た反応混合物から
塩分を除去しそして適宜濃縮し、その結果として、該液
状染料調合物を基準にして1重量%未満の無機塩含有量
を達成する、ことで低塩液状染料調合物を得ることを特
徴とする方法。
であって、 a)芳香族アミンをジアゾ化し、 b)有機塩基を存在させないで無機塩基を存在させて、
a)に従って得たジアゾ成分をI酸尿素に二重カップリ
ングさせ、 c)加圧透過により、b)に従って得た反応混合物から
塩分を除去しそして適宜濃縮し、その結果として、該液
状染料調合物を基準にして1重量%未満の無機塩含有量
を達成する、ことで低塩液状染料調合物を得ることを特
徴とする方法。
【0053】2. 第1項記載の低塩液状染料調合物を
製造する方法であって、該ジアゾ化で下記の式
製造する方法であって、該ジアゾ化で下記の式
【0054】
【化12】
【0055】で表される化合物を該芳香族アミンとして
用いることを特徴とする方法。
用いることを特徴とする方法。
【0056】3. 塩含有量が調合物の全量を基準にし
て1重量%未満である低塩染料水調合物であって、遊離
酸の形態において式(I)
て1重量%未満である低塩染料水調合物であって、遊離
酸の形態において式(I)
【0057】
【化13】
【0058】[式中、Aは、式
【0059】
【化14】
【0060】で表される基を表す]に相当する染料を含
有する調合物。
有する調合物。
【0061】4. 各場合とも調合物の全量を基準にし
て無機塩の含有量が1重量%未満でヒドロトロピー剤の
含有量が10重量%未満である低塩染料水調合物であっ
て、遊離酸の形態において式(II)
て無機塩の含有量が1重量%未満でヒドロトロピー剤の
含有量が10重量%未満である低塩染料水調合物であっ
て、遊離酸の形態において式(II)
【0062】
【化15】
【0063】に相当する染料を含有する調合物。
【0064】5. ヒドロキシルおよび/またはアミド
基を含む基質の染色および印刷方法であって、第1項に
従って製造した液状染料調合物または第3もしくは4項
に従う液状染料調合物を用いる方法。
基を含む基質の染色および印刷方法であって、第1項に
従って製造した液状染料調合物または第3もしくは4項
に従う液状染料調合物を用いる方法。
【0065】6. 紙を染色または印刷するための第5
項記載の方法。
項記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06P 3/28 D06P 3/28 3/68 3/68 D21H 21/30 D21H 3/80 (72)発明者 ボルフガング・フランク ドイツ50937ケルン・ベレンラターシユト ラーセ154 (72)発明者 シヨーン・マーフリー アメリカ合衆国サウスカロライナ州29485 サマービル・クロムウエルコート100
Claims (4)
- 【請求項1】 低塩液状染料調合物を製造する方法であ
って、 a)芳香族アミンをジアゾ化し、 b)有機塩基を存在させないで無機塩基を存在させて、
a)に従って得たジアゾ成分をI酸尿素に二重カップリ
ングさせ、 c)加圧透過により、b)に従って得た反応混合物から
塩分を除去しそして適宜濃縮し、その結果として、該液
状染料調合物を基準にして1重量%未満の無機塩含有量
を達成する、ことで低塩液状染料調合物を得ることを特
徴とする方法。 - 【請求項2】 塩含有量が調合物の全量を基準にして1
重量%未満である低塩染料水調合物であって、遊離酸の
形態において式(I) 【化1】 [式中、Aは、式 【化2】 で表される基を表す]に相当する染料を含有する調合
物。 - 【請求項3】 各場合とも調合物の全量を基準にして無
機塩の含有量が1重量%未満でヒドロトロピー剤の含有
量が10重量%未満である低塩染料水調合物であって、
遊離酸の形態において式(II) 【化3】 に相当する染料を含有する調合物。 - 【請求項4】 ヒドロキシルおよび/またはアミド基を
含む基質の染色および印刷方法であって、請求項1に従
って製造した液状染料調合物または請求項2もしくは3
に従う液状染料調合物を用いる方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19615260A DE19615260A1 (de) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | Verfahren zur Herstellung salzarmer, flüssiger Farbstoffpräparationen |
DE19615260.7 | 1996-04-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1046046A true JPH1046046A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=7791597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9111767A Pending JPH1046046A (ja) | 1996-04-18 | 1997-04-15 | 低塩液状染料調合物の製造方法 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US6120561A (ja) |
EP (1) | EP0802240B1 (ja) |
JP (1) | JPH1046046A (ja) |
CA (1) | CA2202718A1 (ja) |
DE (2) | DE19615260A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003534436A (ja) * | 2000-05-26 | 2003-11-18 | チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド | アニオン性有機化合物の溶液の調製方法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6613104B2 (en) | 1998-09-22 | 2003-09-02 | Bayer Aktiengesellschaft | Process for preparing dyes and/or brightener formulations |
DE59912857D1 (de) * | 1998-09-22 | 2006-01-05 | Lanxess Deutschland Gmbh | Verfahren zur Herstellung von Farbstoffen und/oder Aufhellerzubereitungen |
US6719906B1 (en) | 1999-10-29 | 2004-04-13 | Ciba Specialty Chemicals Corporation | Process for the preparation of solutions of anionic organic compounds |
MY139010A (en) * | 2005-01-21 | 2009-08-28 | Ciba Holding Inc | 6-azo-5, 5'-dihydroxy -7,7'-disulfo-2-2'-dinaphthylamine derivatives |
CN102936422A (zh) * | 2012-08-03 | 2013-02-20 | 上海色如丹染料化工有限公司 | 非光气法合成红色直接染料的生产方法 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1509442A (en) * | 1922-07-13 | 1924-09-23 | Nat Aniline & Chem Co Inc | Azo dyes |
US2746955A (en) * | 1952-06-03 | 1956-05-22 | Gen Aniline & Film Corp | Manufacture of azo dyestuffs |
US4149851A (en) * | 1967-07-13 | 1979-04-17 | Fidelity Union Trust Company, Executive Trustee Under Sandoz Trust | Concentrated aqueous dye compositions containing a low molecular weight amide |
US3600376A (en) * | 1968-10-03 | 1971-08-17 | Du Pont | Method of preparing j-acid urea disazo dyestuffs |
BE762069A (fr) * | 1970-02-10 | 1971-07-01 | Sandoz Sa | Colorant disazoique |
BE762070A (fr) * | 1970-03-10 | 1971-07-01 | Sandoz Sa | Colorants disazoiques |
FR2124359B1 (ja) * | 1971-02-02 | 1977-04-01 | Ciba Geigy Ag | |
DE2902034A1 (de) * | 1979-01-19 | 1980-07-31 | Cassella Ag | Waessrige farbstoffzubereitung, ihre herstellung und ihre verwendung |
DE3002062A1 (de) * | 1980-01-21 | 1981-07-23 | Cassella Ag, 6000 Frankfurt | Wasserloesliche disazofarbstoffe, ihre herstellung und verwendung |
DE3171902D1 (en) * | 1980-06-04 | 1985-09-26 | Ciba Geigy Ag | Process for spray dyeing of leather |
EP0059782B1 (de) * | 1981-03-06 | 1986-05-21 | Ciba-Geigy Ag | Verfahren zur Herstellung konzentrierter wässriger Farbstoffpräparate von anionischen Papier- oder Wollfarbstoffen |
JPS6015462A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-26 | Canon Inc | 染料の精製方法 |
JP2506327B2 (ja) * | 1985-09-17 | 1996-06-12 | 三菱化学株式会社 | スルホン酸リチウム基又はスルホン酸アンモニウム基を有する染料水溶液の製造方法 |
ES2020344B3 (es) * | 1987-04-16 | 1991-08-01 | Ciba-Geigy Ag | Procedimiento para la obtencion de preparaciones colorantes acuosas concentradas. |
-
1996
- 1996-04-18 DE DE19615260A patent/DE19615260A1/de not_active Withdrawn
-
1997
- 1997-04-07 DE DE59708097T patent/DE59708097D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-04-07 EP EP97105718A patent/EP0802240B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-04-15 JP JP9111767A patent/JPH1046046A/ja active Pending
- 1997-04-15 CA CA2202718A patent/CA2202718A1/en not_active Abandoned
- 1997-04-17 US US08/842,781 patent/US6120561A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003534436A (ja) * | 2000-05-26 | 2003-11-18 | チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド | アニオン性有機化合物の溶液の調製方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2202718A1 (en) | 1997-10-18 |
EP0802240A3 (de) | 1998-12-09 |
EP0802240A2 (de) | 1997-10-22 |
EP0802240B1 (de) | 2002-09-04 |
DE59708097D1 (de) | 2002-10-10 |
MX9702584A (es) | 1997-10-31 |
US6120561A (en) | 2000-09-19 |
DE19615260A1 (de) | 1997-10-23 |
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