JPH1045737A - プロピレンオキサイドの製造方法 - Google Patents

プロピレンオキサイドの製造方法

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JPH1045737A
JPH1045737A JP21008596A JP21008596A JPH1045737A JP H1045737 A JPH1045737 A JP H1045737A JP 21008596 A JP21008596 A JP 21008596A JP 21008596 A JP21008596 A JP 21008596A JP H1045737 A JPH1045737 A JP H1045737A
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JP
Japan
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ethylbenzene
propylene
propylene oxide
solution
liquid
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Pending
Application number
JP21008596A
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English (en)
Inventor
Masayuki Yoshii
政之 吉井
Noriaki Oku
憲章 奥
Masaru Ishino
勝 石野
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 エチルベンゼンハイドロパーオキサイドのエ
チルベンゼン溶液である原料液をプロピレンと反応させ
てプロピレンオキサイドを製造する方法。 【解決手段】 下記の工程A〜工程Eを含むことを特徴
とするプロピレンオキサイドの製造方法。 工程A:原料液として、エチルベンゼンハイドロパー
オキサイドの濃度が10〜25重量%のエチルベンゼン
溶液をアルカリ洗浄し、洗浄油を得る工程, 工程B:前記洗浄油を蒸留し、エチルベンゼンハイド
ロパーオキサイドの濃縮液を得る工程, 工程C:前記濃縮液とプロピレンとをTi含有固体触
媒の存在下にエポキシ化反応させて、プロピレンオキサ
イド、エチルベンゼン及び1−フェニルエタノール等を
含む生成液を得る工程, 工程D:前記生成液から未反応プロピレンを蒸留分離
する工程, 工程E:蒸留分離した後の生成液を蒸留に付し、主と
してプロピレンオキサイドからなる塔頂成分と、エチル
ベンゼン及び1−フェニルエタノールを含む塔底成分と
に分離する工程。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロピレンオキサ
イドの製造方法に関するものである。本発明により得ら
れるプロピレンオキサイドは、例えばポリウレタン製造
の原料などに使用される有用な工業薬品の一つである。
【0002】
【従来の技術】エチルベンゼンの液相自動酸化によって
得たエチルベンゼンハイドロパーオキサイドのエチルベ
ンゼン溶液を蒸留濃縮し、該濃縮液とプロピレンを混合
してモリブデン触媒の存在下に反応させて、プロピレン
オキサイドと1−フェニルエタノールを形成し、未反応
のプロピレン分離後にアルカリ洗浄し、その後水洗浄し
た後に、プロピレンオキサイド及び1−フェニルエタノ
ールを蒸留によって別々に回収する方法は公知である
(米国特許第3,351,635号公報参照。)。
【0003】これらの方法により、プロピレンオキサイ
ドを製造するにあたり、プロピレンオキサイド存在下で
アルカリ洗浄を行うため、プロピレンオキサイドが劣化
し、また該洗浄油中に含まれるナトリウム及び水により
プロピレンオキサイド分離塔内でプロピレンオキサイド
が劣化するという不都合な現象があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる現状に鑑み、本
発明が解決しようとする課題は、エチルベンゼンハイド
ロパーオキサイドをアルカリ洗浄することで、プロピレ
ンとエチルベンゼンハイドロパーオキサイドをチタン含
有固体触媒の存在下に反応させ、該反応液の未反応プロ
ピレンを回収した後、第三成分を添加することにより、
プロピレンオキサイドを分離する方法であって、エポキ
シ化反応での有機酸類による触媒失活及び反応による有
機酸及び水の生成、またアルカリ洗浄、プロピレン回収
塔及びプロピレンオキサイド分離塔におけるプロピレン
オキサイドの劣化という不都合な現象を軽減又は防止す
ることを可能とするプロピレンオキサイドの製造方法を
提供する点に存するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、エチル
ベンゼンの液相自動酸化により得た、エチルベンゼンハ
イドロパーオキサイドのエチルベンゼン溶液をアルカリ
洗浄し、Ti含有触媒下プロピレンを反応させ、該反応
液より未反応プロピレンを回収した後、アルコール類、
エーテル類、ケトン類、ニトリル類、炭化水素類に代表
される有機化合物の一種を第三成分として添加すること
によりプロピレンオキサイドを分離することで、収率よ
く得られることを見いだした。つまり、エポキシ化の原
料であるエチルベンゼンハイドロパーオキサイドをアル
カリ洗浄することで有機酸類を除去でき、触媒失活現象
が抑制又は防止され、Ti含有固体触媒を用いることで
材質腐食の原因である有機酸類、プロピレンオキサイド
収率ロスの原因である水の生成を軽減、またプロピレン
オキサイド存在下ではアルカリ洗浄を行わないため、プ
ロピレンオキサイドの劣化が防止され、更にはプロピレ
ン回収塔及びプロピレンオキサイド分離塔内にナトリウ
ム及び水が過剰フィードされないため、劣化が抑制又は
防止されることを見い出した。
【0006】すなわち、本発明は、エチルベンゼンの液
相自動酸化によって得たエチルベンゼンハイドロパーオ
キサイドのエチルベンゼン溶液である原料液をプロピレ
ンと反応させてプロピレンオキサイドを製造する方法に
おいて、下記の工程A〜工程Eを含むことを特徴とする
プロピレンオキサイドの製造方法に係るものである。 工程A:原料液として、エチルベンゼンハイドロパーオ
キサイドの濃度が10〜25重量%のエチルベンゼン溶
液をアルカリ洗浄し、洗浄油を得る工程 工程B:前記洗浄油を蒸留し、エチルベンゼンハイドロ
パーオキサイドの濃縮液を得る工程 工程C:前記濃縮液とプロピレンとをTi含有固体触媒
の存在下にエポキシ化反応させて、プロピレンオキサイ
ド、エチルベンゼン及び1−フェニルエタノール等を含
む生成液を得る工程 工程D:前記生成液から未反応プロピレンを蒸留分離す
る工程 工程E:工程Dで得た未反応プロピレンを蒸留分離した
後の生成液を蒸留に付し、主としてプロピレンオキサイ
ドからなる塔頂成分と、エチルベンゼン及び1−フェニ
ルエタノールを含む塔底成分とに分離する工程であっ
て、炭素数2〜4のアルコール類、炭素数2〜8のエー
テル類、炭素数3〜9のケトン類、炭素数2〜3のニト
リル類、炭素数6〜7の炭化水素から選ばれる少なくと
も一種の化合物を、プロピレンオキサイド100重量部
に対し、0.1〜100重量部添加して蒸留する工程
【0007】
【発明の実施の形態】エチルベンゼン(以下、「EB」
と記す。)の液相自動酸化は通常50〜150℃で、分
子状酸素により行われる。エチルベンゼンハイドロパー
オキサイド(以下、「EBHP」と記す。)への選択率
を高く維持するためEBの転化率は低く抑えられる。こ
のため酸化反応液中のEBHP濃度は5〜15重量%と
なる。ところが、該酸化反応液中に相当量の有機酸が存
在し、これは濃縮工程で除かれず次のエポキシ化反応で
のTi含有触媒の失活原因とともに、プロピレンオキサ
イド(以下、「PO」と記す。)の二次的水和反応を促
進し、プロピレングリコール(以下、「PG」と記
す。)の副生を増やすため、アルカリ洗浄を行い有機酸
類を除いておくのが有効である。
【0008】本発明の工程Aは、原料液として、エチル
ベンゼンハイドロパーオキサイドの濃度が10〜25重
量%のエチルベンゼン溶液をアルカリ洗浄し、洗浄油を
得る工程である。
【0009】アルカリ洗浄に用いるアルカリ源として
は、NaOH、KOH、Na2 CO3、K2 CO3 、N
aHCO3 、KHCO3 などのアルカリ金属水酸化物や
アルカリ金属炭酸塩が好ましく用いられる。アルカリ水
溶液の濃度は通常0.01〜30重量%であり、好まし
くは0.05〜10重量%である。原料油をフレッシュ
アルカリ水溶液の容量比(o/w)は通常1000/1
〜1/1であり、好ましくは100/1〜1/1であ
る。洗浄及び静置温度は通常0〜100℃であり、好ま
しくは30〜80℃である。油水の混合時間と静置時間
は限定的でなく必要十分な混合及び分液に要する静置が
行えれば良いが、好ましくは1〜100分程度である。
アルカリ洗浄で得た油層はナトリウムを含んでいるため
水洗浄することが好ましい。この場合、水洗浄の条件
(o/w、温度、時間)は前述した洗浄と同じでよい。
【0010】本発明の工程Bは、工程Aで得た洗浄油を
蒸留し、エチルベンゼンハイドロパーオキサイドの濃縮
液を得る工程である。
【0011】工程Aで得た洗浄油はそのままで、又は蒸
留による濃縮を経て、エポキシ化反応のEBHP原料油
とする。なお、含有する水はエポキシ化反応において、
POの二次的水和反応を促進させるので、EB濃縮で除
去するのが好ましい。
【0012】本発明の工程Cは、工程Bで得た濃縮液と
プロピレンとをTi含有固体触媒の存在下にエポキシ化
反応させて、プロピレンオキサイド、エチルベンゼン及
び1−フェニルエタノール等を含む生成液を得る工程で
ある。
【0013】上記の工程により得られた該洗浄液又は濃
縮液をTi含有固体触媒、例えばTi化合物を各種担体
に担持したもの、共沈法やゾルゲル法で他の酸化物を複
合したもの、あるいはTiを含むゼオライト系酸化物な
どで、好ましくは固体シリカ及び/又は無機珪酸塩と化
学的に結合したTiを含有する、いわゆるTi−シリカ
触媒の存在下、プロピレンと反応させる。エポキシ化反
応に供するプロピレンとEBHPのモル比は通常1:1
〜50:1であり、好ましくは1:1〜20:1であ
る。未反応プロピレンは回収してエポキシ化反応に再使
用すればよい。反応温度は通常0〜200℃であり、好
ましくは30〜150℃であり、また反応圧力は通常1
〜100atmであり、好ましくは10〜50atmで
ある。こうして得られた反応液中には、アセトフェノン
(以下、「ACP」と記す。)、フェノール(以下、
「PNL」と記す。)、有機酸、PG及び水等の副生物
の生成が少ない。
【0014】本発明の工程Dは、前記生成液から未反応
プロピレンを蒸留分離する工程である。
【0015】また、本発明の工程Eは、工程Dで得た未
反応プロピレンを蒸留分離した後の生成液を蒸留に付
し、主としてプロピレンオキサイドからなる塔頂成分
と、エチルベンゼン及び1−フェニルエタノールを含む
塔底成分とに分離する工程であって、炭素数2〜4のア
ルコール類、炭素数2〜8のエーテル類、炭素数3〜9
のケトン類、炭素数2〜3のニトリル類、炭素数6〜7
の炭化水素から選ばれる少なくとも一種の化合物を、プ
ロピレンオキサイド100重量部に対し、0.1〜10
0重量部添加して蒸留する工程である。
【0016】PO、EB及び1−フェニルエタノール
(以下、「MBA」と記す。)を含有する混合溶液から
POを分離回収する方法において、炭素数2〜4のアル
コール類、炭素数2〜8のエーテル類、炭素数3〜9の
ケトン類、炭素数2〜3のニトリル類、炭素数6〜7の
炭化水素から選ばれる一種の化合物、好ましくは炭素数
2〜4のアルコール類を第三成分として含有するPOに
対し、0.1〜100重量%の共存下に蒸留することに
より、POの劣化ロスを最少に抑えることができる。な
お、第三成分の添加は蒸留塔内において水の濃縮による
分離水相の形成による油・水層の分液を防止させること
に効果的である。すなわち、水相中で促進されるPOの
水和反応によるPOの劣化ロスの削減及び材質腐食を回
避する有効な手段であり、特にはエポキシ化反応におい
てTi含有固体触媒を用いた場合は水及び有機酸の副生
が少ないので、添加する第三成分の量を削減することが
でき、コスト面で好ましい。なお、第三成分を添加しな
いで蒸留を行った場合は、塔内で油・水分液が生じ含有
する有機酸によりPOの水和反応が促進されてしまう。
またPOを蒸留した塔底液中の副生物であるフェノール
類は、このまま、又は脱水反応後に除去するのが好まし
い。洗浄方法は通常の洗浄操作で容易に除去できる。
【0017】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。以下
の略号を使用する。 PO:プロピレンオキサイド EB:エチルベンゼン MBA:1−フェニルエタノール ACP:アセトフェノン EBHP:エチルベンゼンハイドロパーオキサイド NPA:n−プロピルアルコール PG:プロピレングリコール
【0018】実施例1 EBの液相自動酸化で得たEBHP溶液(3000g)
と水酸化ナトリウム水溶液(0.43重量%、1000
g)を5Lの攪拌機、冷却器、温度計のついた硝子フラ
スコに仕込み、400rpmで攪拌した。攪拌機を停止
し、60℃で15分間静置した後水層を除いた。残った
油層に水を1000g加え、上記同様の攪拌、静置操作
を繰り返して、洗浄油(2980g)を得た(工程
A)。原料EBHP溶液の主成分はEBHP(15重量
%)、EB(80重量%)であり、中和滴定で求めた酸
量は、1.2×10-2meq/gであった。また洗浄油
の主成分は、EBHP(15重量%)、EB(80重量
%)であり、酸量は7.5×10-5meq/gであっ
た。この洗浄油(1850g)を減圧単蒸留(50mm
Hg、65℃、5時間)により、濃縮して濃縮油(70
0g)を得た(工程B)。
【0019】上記濃縮油とプロピレンをプロピレン/E
BHP比12.8、LHSV5.9h-1、反応温度71
℃、圧力40KG条件下、0.7重量%Ti/SiO2
を充填して固定床流通反応させると、EBHP転化率9
9%、PO選択率92%であった。また反応液中のPG
濃度は0.001重量%であり、水濃度は0.05重量
%であった(工程C)。更に反応混合物から未反応プロ
ピレンの大部分を蒸留分離して(工程D)得た、POを
含むエポキシ化反応液(プロピレン0.8重量%、PO
10.7重量%、EB51.8重量%、ACP4.2重
量%、MBA28.1重量%、ギ酸0.01重量%、水
0.05重量%)に、NPAを0.05重量%添加した
原料を蒸留した(工程E)。塔頂圧力、大気圧、塔底温
度150℃において、大部分のプロピレンとPOを塔頂
から回収し、EB、MBA、ACPは塔底から回収し
た。本蒸留中蒸留塔内での分離水相の形成はなく、PO
の劣化損失は原料中のPOに対し0.01%以下であっ
た。
【0020】比較例1〜3 表1に示す条件としたこと以外、実施例1と同様に行っ
た。結果を表1に示した。
【0021】
【表1】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例1 比較例1 比較例2 比較例3 条件 工程A あり なし なし あり 工程B あり あり あり あり 工程C Ti触媒 Mo触媒 Ti触媒 Ti触媒 工程D あり あり あり あり 工程E(第三成分添加) あり なし なし なし 結果 工程C EBHP転化率 % 99 99 99 99 PO選択率 % 92 90 90 92 PG濃度 wt% 0.001 0.22 0.06 0.001 水濃度 wt% 0.05 0.20 0.20 0.05 工程D 分離水相 なし あり あり あり PO劣化損失 % ≦0.01 ≧ 1.0 ≧ 1.0 3.0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0022】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、エ
チルベンゼンハイドロパーオキサイドをアルカリ洗浄す
ることで、プロピレンとエチルベンゼンハイドロパーオ
キサイドをチタン含有固体触媒の存在下に反応させ、該
反応液の未反応プロピレンを回収した後、第三成分を添
加することにより、プロピレンオキサイドを分離する方
法であって、エポキシ化反応での有機酸類による触媒失
活及び反応による有機酸及び水の生成、またアルカリ洗
浄、プロピレン回収塔及びプロピレンオキサイド分離塔
におけるプロピレンオキサイドの劣化という不都合な現
象を軽減又は防止することを可能とするプロピレンオキ
サイドの製造方法を提供することができた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチルベンゼンの液相自動酸化によって
    得たエチルベンゼンハイドロパーオキサイドのエチルベ
    ンゼン溶液である原料液をプロピレンと反応させてプロ
    ピレンオキサイドを製造する方法において、下記の工程
    A〜工程Eを含むことを特徴とするプロピレンオキサイ
    ドの製造方法。 工程A:原料液として、エチルベンゼンハイドロパーオ
    キサイドの濃度が10〜25重量%のエチルベンゼン溶
    液をアルカリ洗浄し、洗浄油を得る工程 工程B:前記洗浄油を蒸留し、エチルベンゼンハイドロ
    パーオキサイドの濃縮液を得る工程 工程C:前記濃縮液とプロピレンとをTi含有固体触媒
    の存在下にエポキシ化反応させて、プロピレンオキサイ
    ド、エチルベンゼン及び1−フェニルエタノール等を含
    む生成液を得る工程 工程D:前記生成液から未反応プロピレンを蒸留分離す
    る工程 工程E:工程Dで得た未反応プロピレンを蒸留分離した
    後の生成液を蒸留に付し、主としてプロピレンオキサイ
    ドからなる塔頂成分と、エチルベンゼン及び1−フェニ
    ルエタノールを含む塔底成分とに分離する工程であっ
    て、炭素数2〜4のアルコール類、炭素数2〜8のエー
    テル類、炭素数3〜9のケトン類、炭素数2〜3のニト
    リル類、炭素数6〜7の炭化水素から選ばれる少なくと
    も一種の化合物を、プロピレンオキサイド100重量部
    に対し、0.1〜100重量部添加して蒸留する工程
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007015553A1 (en) * 2005-08-02 2007-02-08 Sumitomo Chemical Company, Limited Process for producing propylene oxide
JP2007063256A (ja) * 2005-08-02 2007-03-15 Sumitomo Chemical Co Ltd プロピレンオキサイドの製造方法
WO2011118823A1 (en) * 2010-03-26 2011-09-29 Sumitomo Chemical Company, Limited Method of producing propylene oxide

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