JPH1045614A - 血液凝固を阻害する食事療法食品及び医薬 - Google Patents

血液凝固を阻害する食事療法食品及び医薬

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JPH1045614A
JPH1045614A JP9104937A JP10493797A JPH1045614A JP H1045614 A JPH1045614 A JP H1045614A JP 9104937 A JP9104937 A JP 9104937A JP 10493797 A JP10493797 A JP 10493797A JP H1045614 A JPH1045614 A JP H1045614A
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oil
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corn
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JP9104937A
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Cees Dr Vermeer
セース・フエルメール
Guenter Dr Gnauck
グンター・グナウック
Rolf Dr Stute
ロルフ・シユトウーテ
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Unilever Bestfoods North America
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 血液凝固を阻害する食事療法食品及び医薬 【解決手段】 血液凝固阻害作用を有する食事療法食品
及び医薬の調製に穀物胚芽油、好ましくはコーン油を使
用する方法。血液凝固阻害作用を有する食事療法食品及
び経口投与用医薬。穀物胚芽油、好ましくはコーン油を
経口投与することを特徴とする、ヒト及び温血動物に於
て血液凝固を阻害する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は血液凝固阻害作用を
有する食事療法食品及び経口投与用医薬に関し、これは
ヒト及び温血動物の血液凝固阻害に有用である。更に本
発明はこの様な食事療法食品及び医薬を調製する方法及
び血液凝固阻害方法に関する。
【0002】
【従来の技術】血液凝固速度の上昇は、心臓発作及び心
臓血管系心臓疾患(CHD)の様な生命に危険のある合
併症を導きうる血栓症の発生に危険な因子として考えら
れる。したがって血液凝固阻害活性を有する食品はCH
Dの防止に有益であるはずである。
【0003】血液凝固の過程は、ビタミンK- 依存性酵
素を含む多くの因子が関与する複雑なメカニズムであ
る。ビタミンKは、一般にフエニルキノンとして知られ
ている化合物のクラスに属する。種々の食物中に見い出
される他のフエニルキノンとしては、ユビキノン、特に
ユビキノン- 9及びユビキノン- 10が挙げられる。ユ
ビキノン類とは、1〜10個のジヒドロイソプレン- 単
位を有するイソプレノイド側鎖を含有する脂溶性2,3
- ジメトキシ -5- メチル -1,4- ベンゾキノンのグ
ループを示す。イソプレン- 残基の数は通称ユビキノン
に結合する数で表わされる。ユビキノン類はビタミンと
してはみなされず、補酵素として作用する。
【0004】近年、ユビキノン(補酵素Q,UQ)は、
ミトコンドリアの及び細菌の呼吸で電子及びプロトンキ
ャリヤーとしてこれが関与すると共に、その還元型(ユ
ビノール)で酸化防止剤として作用すると広く認められ
ている。これは酸化防止剤として、脂質の不飽和脂肪酸
を過酸化から防ぎ、老化による退行性疾患、たとえば脳
機能不全、白内障、CHD及び癌によって引き起こされ
る損傷を最少のものにするのを助けることができる。こ
のことは、種々の臨床実験及び試験管内試験で明らかに
示されている、UQ10に関して特にいえる。この際、
特別な医薬品が入手できる。Bracoo等による欧州特許第
424679号明細書には、脂肪あるいは脂肪を含有す
る食品、化粧料又は医薬品を補酵素Q、特に補酵素Q10
の添加によって酸化から守ることが開示されている。
【0005】最近、フエニルキノンの合成誘導体はビタ
ミンK- 依存性酵素γ- グルタミルカルボキシラーゼ及
び僅かにビタミンK- エポキサイド還元酵素を阻害する
ことが見い出された。本発明は、ユビキノン類が試験管
内でビタミン -K- 依存性酵素にも作用するという知見
に基づいている。ユビキノン類がビタミン -K- 依存性
カルボキシラーゼも、そのK- エポキサイド還元酵素
も、ラット及び牛肝臓系中で阻害することが分った。す
なわち50%阻害率がマイクロモルの範囲の濃度で得ら
れる。したがってユビキノン類(たとえば脂質過酸化、
心臓機能、血圧及び動脈硬化へのその有益な作用の他
に)は、ビタミンKに対する有用な拮抗剤であり、血液
凝固で重要な役割を果たすビタミンK- 依存性反応を生
体内で妨げると結論づけられる。
【0006】しかしながら、生体内試験から経口投与す
る場合ユビキノン類がこの様な作用を有しないことが明
らかである。静脈内投与(約6mg/kg体重)の場
合、ユビキノン類は血液凝固パラメーターを阻害する作
用を有する。しかし驚くべきことに、本発明者は、ユビ
キノン類を含有する穀粒胚芽油、特にコーン(メイズ)
胚芽油が、コーン油として45%エネルギーを含有する
治療食品の形で実験動物(ラット)に与えた場合に、顕
著な抗凝固作用を有することを見い出した。 動物のデ
ータからヒト(成人:標準人間約60kg)のデータを
推定した場合、有効薬用量は、約40mgユビキノン9
又は100gコーン油に相当する。ユビキノンで富化さ
れた油の場合、コーン油の有効薬用量は、実質上約10
〜10mlに減少させることができる。
【0007】胚芽油の抗凝固作用は、ユビキノン類の含
有量又はコーン油中の他の成分──これは相乗的に作用
する──によるかどうかは確実ではない。実際には穀粒
胚芽油、特にコーン油は、経口投与で血液凝固を著しく
阻害する作用を有し、一方では大豆- 、ヤシ- 又はひま
わり油の様な他の油はこの作用を示さないか又はたとえ
あったとしてもほんの僅かである。
【0008】この作用は胚芽油の溶解作用又はこの油中
の他の成分の相乗作用による。
【0009】
【発明を解決しようとする課題】したがって本発明は、
血液凝固阻害作用を有する食事療法食品及び医薬の調製
に穀粒胚芽油、好ましくはコーン油を使用する方法、血
液凝固阻害作用を有する食事療法食及び経口用医薬並び
に穀物胚芽油、好ましくはコーン油を経口投与すること
によって、ヒト及び温血動物の血液凝固を阻害する方法
に関する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、血液凝固阻害
作用を有する食事療法食品及び医薬の調製に穀粒胚芽
油、好ましくはコーン(メイズ)胚芽油を使用する方法
に関する。コレステロール代謝及び血圧調節での不飽和
脂肪酸の有益な作用に加えて、本発明によれば、コーン
油が驚くべきことに、経口投与に際して血栓症及びこれ
に関連する疾病から防ぐための著しく有益な作用を有す
る。
【0011】生体内実験は、コーン胚芽油の摂取が、 a)血漿プロトロンビンの減少、及び b)肝性プロトンビン前駆体分子の対応する増加を導く
ことを示す。別のデータは動脈性血栓症傾向に関する
“生体内実験モデル”で明らかである。このモデルは一
般に“大動脈ループモデル”として知られている。
【0012】大動脈ループモデルは、ラットに於ける動
脈閉塞血栓症での栄養素の作用を測定する実験機構であ
る(Hornstra等、1975 Atherosclerosis 22,4
99−516)。ラットに特定の処置を行い、一定の期
間の後、腹部大動脈を精液動脈の下3mmの所で横に切
断し、ループ形のポリエチレンカニューレを挿入する。
ループが腹部からはみ出し、外周囲に突き出す様に傷を
つなげる。
【0013】大動脈- ループが血管壁と永久的に接触す
る部位で、内皮の損傷及び流れの妨害が、外科手術後約
5日で閉塞状態に達する血栓の生成及び生長を生じる。
全体が閉塞したこの瞬間は、半透明のループ中の血液の
色が変化することによって知らされる。ループの挿入と
完全な閉塞の間の時間は、閉塞時間(OT)と呼ばれ、
動物に於ける動脈性血栓症傾向の測定法として使用され
る。OTが短かければ短いほど、動脈性血栓症傾向は高
い。飽和及び不飽和脂肪酸の血栓症傾向への作用を明ら
かにするために、このモデルは広い使用されている。一
般に硬化ヤシ油はこの実験で陽性のコントロールとして
採用される。
【0014】特に通常の体内摂取で本発明による穀粒胚
芽油を使用することは、血栓塞栓及び心臓血管疾患を防
ぐのを助ける。現在、クマリンタイプの抗凝固剤がこの
目的にしばしば使用されている:血栓症及び心筋梗塞を
防ぐための通常薬用量による治療及び末梢動脈疾患を防
ぐための低薬用量による治療。コーン油は天然の抗凝固
剤であり、その作用は低薬用量のクマリン治療に匹敵す
る。主な相違は、ビタミンKの再循環でのコーン油の作
用がクマリンのその作用とは異なり可逆的であることに
ある。したがってクマリン抗凝固剤を投与された患者
は、しばしば管理されねばならず(出血の危険)、コー
ン胚芽油を含有する製品は自由に使用することができ
る。
【0015】本発明による食事療法食品及び医薬は、こ
の穀物胚芽油、好ましくはコーン(メイズ)胚芽油及び
適当なベース食品又は適するキャリヤーを夫々含有す
る。
【0016】
〔例1〕
食事療法用油の血漿プロトンビン濃度への作用(ラット
飼育試験) ウィスターラットを、表1に示した油の1つを45エネ
ルギー%で含有する治療食の任意の量で12週間飼育す
る。ラットの各グループは20匹から成る。血液サンプ
ルを、ラットの尾静脈の静脈穿刺によって試験の最後に
採取する。血液凝固マーカーとしてプロトロンビン濃度
を、市販のトロンボプラスチン製剤(登録商標:Thromb
orel S) 及び凝固因子II- 欠乏血漿(両方とも Behri
ngnerke社、マーブルグ、ドイツからのもの)を用いて
凝固メーター(KC- 4、Amelung 、ドイツ) によって
測定する。プロトロンビン濃度を、貯留された正常ラッ
ト血漿から得られた基準曲線を用いて算出する。プロト
ロンビンは血液凝固の過程で重要な因子である。抗血栓
症性質は直ちに血漿プロトロンビンの減少と関係する。
【0017】その血液凝固時間の著しい延長を生じるラ
ットによるコーン油の消費は、“ビタミンK- 依存性”
凝固因子プロトロンビンの減少によって引き起こされ
る。この様な延長は、他の油、たとえばヤシ- 、大豆-
及びひまわり油には見い出されない。優れた抗血栓症作
用は表1中に明らかに示される。表1に示された各ナン
バーは20個のプロトロンビン測定値±SDの平均を示
す。 表1:食事療法用油の血漿プロトンビン濃度への作用 油のタイプ プロトロンビン濃度 (コントロールグループに対する%) 大豆油 84±9 ヤシ油 83±9 ひまわり油 87±10 コーン胚芽油 51±8 〔例2〕 試験管内でユビキノン/プラストキノンのビタミンK依
存性酵素への作用 フィロキノン(ビタミンK1)、ユビキノン及びプラスト
キノンの様なフエニルキノン類は、グルタマートをγ-
カルボキシル- グルタマート(Gla)に変換する間、
補酵素として作用する。後者のグルタマートは血液凝固
因子の生成で必須の段階である。ビタミンKの活性形は
キノール(KH2)であり、この酸化はGla生成に必要な
エネルギーを提供する。この反応でKH2 はビタミンK
エポキサイド(KO)へ変換される。このエポキサイド
はKO- 還元酵素と呼ばれる酵素の作用によって2つの
段階に再循環される。
【0018】試験管内系で、γ- グルタミルカルボキシ
ラーゼかKO- 還元酵素のどちらかを試験に使用する。
塩で洗滌されたミクロソームを正常牛の肝臓から及び正
常の及びビタミンK- 欠乏のルイス系統ラットから調製
する。阻害曲線を、コフアクタービタミンKをそのキノ
ール形か、そのキノン形か又はそのエポキサイド形で使
用してフエニルキノン(UQ- 9,UQ- 10及びPQ
- 9)の広い濃度範囲で作成する。この様な阻害曲線の
例は図1中に示される。この曲線から50%阻害(I-
50)に必要な阻害濃度が牛及びラットからの種々のカ
ルボキシル化酵素系に関して算出される(図1中の点
線)。インキュベーションを標準状態で行い、阻害剤を
トリトンX- 114中に溶解後添加する。図中のすべて
のポイントは、二重実験の平均で表わされる。I- 50
値は、点線によって示される様に算出される。
【0019】すべての阻害剤に対して得られたデータを
表2中にまとめて示し、すべてのI- 50値が30〜1
50μMに及ぶことが明らかに示される。 表2: フエニルキノン類のγ- グルタミルカルボキシラーゼ活性への作用 ウシ系中のI- 50(μm) ラット系中のI- 50(μM) コフアクター KH2 K KO KH2 K KO 阻害剤 UQ- 10 110±17 76±5 91±15 36±7 n.d. n.d. UQ- 9 105±14 86±12 72±8 25±6 n.d. n.d. PQ- 9 85±11 59±4 41±7 39±10 n.d. n.d. すべてのデータは、S.E.M.を用いる三重実験の平
均として表わされる。“n.d.”は酵素の不安定性の
ために測定されなかったことを示す。
【0020】試験されたすべての天然のフエニル- ベン
ゾキノンは、γ- グルタミルカルボキシラーゼ及びKO
- 還元酵素の双方に対して阻害活性を示す。2つの酵素
は、同等の程度で阻害される。これは抗凝固活性に関し
てユビキノン/プラストキノンの有効性を明らかに示
す。 〔例3〕 例3はコーン油の高い抗血栓症活性を証明する。 大動脈ループモデル:雄性ウィスターラットを生後5週
目で実験に加え、硬化ヤシ油か、ひまわり種子油か又は
コーン油のどれかの45%エネルギーを含有する治療食
の任意の量で飼育する。ラット42匹から成る3つのグ
ループを比較する。大動脈ループを移植し、治療食を閉
塞が起るまで続ける。ループが固形の血栓によって閉塞
されるのに必要な時間(閉塞時間)を、血栓症傾向に対
する尺度として採用する。閉塞時間が長ければ長いほ
ど、血栓症傾向は低い。閉塞時間の正確な記録には動物
の一定の昼夜の検査が必要である。
【0021】2つの実験A及びBを行う。素性の知られ
ていないコーン油(Dutch市場から)を使用する。実験B
で、由来及び加工条件が知られ、比較的高いコビキノン
含有量によって特徴づけられるコーン油(表3参照)を
使用する。ラット中で3つの異なる油の動脈性血栓症傾
向への作用を図2aに示す。ヤシ油、ひまわり種子油及
びコーン油グループに対する実験Aで平均閉塞時間は、
夫々91,123及び144時間である(図2a)。硬
化ヤシ油とひまわり種子油の間の閉塞時間で実質的(3
5%)増加がある。これは前記例の観察と一致する。コ
ーン油グループの平均閉塞時間は、まだ更に延長される
ことも明らかである(ヤシ油に対して58%、これはひ
まわり油を用いた場合のほぼ2倍である。) 実験Bに於て、ユビキノンのより高い濃度を有するコー
ン油を用いる場合、コーン油に有利になるこれらの相違
ははるかに顕著である(図2b)。この結果は、例2中
に示した様にビタミンK依存性酵素へのユビキノンに由
来する作用と全く一致する。 表3: 大動脈ループ実験A及びBで使用される異なるコーン油のユビキノン及びトコフ エロール含有量(ppm) コーン油実験A コーン油実験B ユビキノンQ9 264 306 ユビキノンQ10 7 8 α- トコフエロール 115 159 α- トコトリエノール 5 7 γ- トコフエロール 892 953 γ- トコトリエノール 31 31 〔例4〕 ヒトに於いて、Mazola(登録商標)コーン油摂取量の抗
血栓症パラメーターへの作用 抗血栓症の血液パラメーターへの有益な作用は、ヒト予
備試験でも得られる。14日間、被試験者4人に1日に
つき Mazola コーン油80mlを与える。次の血液パラ
メーターをその日及び14日目に測定する:プロトンビ
ン、凝固因子VII、トリグリセリド及びビタミンK。
【0022】初期値の著しい減少は、前記例で観察され
た抗血栓症作用と関係する。(表4)。 表4: Mazolaコーン油80mlを毎日摂取した後、選択された血液パラメーターの変化 その日 14日目 プロトロンビン* (%) 114 104 凝固因子VII* (%) 105 101 トリグリセリド(mmol/l) 0.88 0.68 ビタミン(ng/ml) 0.71 0.53 *データは、貯留された正常血漿標準レベルの百分率として表わされる。
【0023】本発明を十分に説明したが、多くの変更及
び修正が上述の様に本発明の趣旨又は範囲から離れるこ
となく実施できることは、当業者にとって明らかであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】UQ- 9(●)及びUQ- 10(○)に関する
阻害曲線を表す図である。インキュベーションを標準状
態で行ない、阻害剤をトリトンX- 114中に 溶解後
添加する。すべてのポイントは、二重実験の平均で表さ
れる。I−50値は、点線によって示される様に算出さ
れる。
【図2】ラットに於ける、3つの異なる油の動脈性血栓
症傾向への作用を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グンター・グナウック ドイツ連邦共和国、74248 エルホッフエ ン、ダムストラーセ、24 (72)発明者 ロルフ・シユトウーテ ドイツ連邦共和国、71686 レムゼック (ネッカーレムス)、イン・デン・ガンザ ッケルン、6

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血液凝固阻害作用を有する食事療法食品
    及び医薬を調製するために、穀粒胚芽油、好ましくはコ
    ーン(メイズ)胚芽油を使用する方法。
  2. 【請求項2】 適するキャリヤー中に穀粒胚芽油、好ま
    しくはコーン(メイズ)胚芽油を含有する血液凝固阻害
    作用を有する、食事療法食品及び経口投与用医薬。
  3. 【請求項3】 ユビキノン9/10が富化されている胚
    芽油を使用する、請求項2記載の食事療法食品及び医
    薬。
  4. 【請求項4】 分画に応じてCO2-抽出することによっ
    てユビキノン9/10が富化されている胚芽油を使用す
    る、請求項3記載の食事療法食品及び医薬。
  5. 【請求項5】 ユビキノン9/10の自然の又は濃厚な
    濃度を有する、穀粒胚芽油、好ましくはコーン(メイ
    ズ)胚芽油を経口投与することを特徴とする、ヒト及び
    温血動物の血液凝固を阻害する方法。
JP9104937A 1996-04-23 1997-04-22 血液凝固を阻害する食事療法食品及び医薬 Withdrawn JPH1045614A (ja)

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CZ (1) CZ119697A3 (ja)
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NO (1) NO971854L (ja)
SK (1) SK49797A3 (ja)
ZA (1) ZA973408B (ja)

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NO971854D0 (no) 1997-04-22
SK49797A3 (en) 1997-12-10
CN1172591A (zh) 1998-02-11
HU9700794D0 (en) 1997-06-30
NO971854L (no) 1997-10-24
CZ119697A3 (en) 1997-11-12
ZA973408B (en) 1997-11-14
HUP9700794A2 (en) 1997-12-29
HUP9700794A3 (en) 1999-03-29

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