JPH1045319A - ばね製造機用の線台 - Google Patents
ばね製造機用の線台Info
- Publication number
- JPH1045319A JPH1045319A JP22307896A JP22307896A JPH1045319A JP H1045319 A JPH1045319 A JP H1045319A JP 22307896 A JP22307896 A JP 22307896A JP 22307896 A JP22307896 A JP 22307896A JP H1045319 A JPH1045319 A JP H1045319A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire rod
- female screw
- wire
- placing body
- rod placing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ばね製造機用の線台の減速機付きモーター等
の破損を少なくする。 【解決手段】 線材載置体７が何らかの理由で急に減速
しても、原動ローラー２４と線材載置体７の水平円盤８
との間に滑りが発生して、原動ローラー２４、ひいては
それを回転させる減速機付きモーター１６に無理な力が
作用しない。
の破損を少なくする。 【解決手段】 線材載置体７が何らかの理由で急に減速
しても、原動ローラー２４と線材載置体７の水平円盤８
との間に滑りが発生して、原動ローラー２４、ひいては
それを回転させる減速機付きモーター１６に無理な力が
作用しない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はばね製造機用の線台
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の線台として以下の如きも
のは知られている。即ち、基台と、この基台に回転自在
に設けられた軸心を上下方向に向けた回転軸と、この回
転軸の上端に固定された線材載置体と、前記回転軸の下
端に出力軸が接続された減速機付きモーターとを有する
ものは知られている。１本の長い線材を環状に巻いてな
る線材束は線材載置体に載せられ、この線材束の端はば
ね製造機の少なくとも一対の線送りローラーによって挟
持させられる。この状態でばね製造機を作動すると、線
材は線送りローラーが回転することによってばね製造機
の線材加工空間に向かって送り出され、その送り出し量
に対応して線台のモーターが回転して、線材載置体に載
せられた線材束が巻き戻される。
のは知られている。即ち、基台と、この基台に回転自在
に設けられた軸心を上下方向に向けた回転軸と、この回
転軸の上端に固定された線材載置体と、前記回転軸の下
端に出力軸が接続された減速機付きモーターとを有する
ものは知られている。１本の長い線材を環状に巻いてな
る線材束は線材載置体に載せられ、この線材束の端はば
ね製造機の少なくとも一対の線送りローラーによって挟
持させられる。この状態でばね製造機を作動すると、線
材は線送りローラーが回転することによってばね製造機
の線材加工空間に向かって送り出され、その送り出し量
に対応して線台のモーターが回転して、線材載置体に載
せられた線材束が巻き戻される。
【０００３】
【従来技術の欠点】前記従来の線台には以下の如き欠点
があった。即ち、線材載置体が何らかの理由で急に減速
すると、減速機等に無理な力が作用して、減速機等を破
損するという欠点があった。
があった。即ち、線材載置体が何らかの理由で急に減速
すると、減速機等に無理な力が作用して、減速機等を破
損するという欠点があった。
【０００４】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項１の
発明は、基台と、この基台に水平回転自在に設けられた
線材載置体と、この線材載置体に当接して線材載置体を
回転させる原動ローラーとを有しているものである。
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項１の
発明は、基台と、この基台に水平回転自在に設けられた
線材載置体と、この線材載置体に当接して線材載置体を
回転させる原動ローラーとを有しているものである。
【０００５】
【発明の作用】請求項１の発明は以下の如き作用をなす
ものである。線材載置体が何らかの理由で急に減速して
も、原動ローラーと線材載置体との間に滑りが発生し
て、原動ローラー、ひいてはそれを回転させる減速機付
きモーターに無理な力が作用しないので、減速機付きモ
ーター等の破損を少なく又は無くすことが出来る。
ものである。線材載置体が何らかの理由で急に減速して
も、原動ローラーと線材載置体との間に滑りが発生し
て、原動ローラー、ひいてはそれを回転させる減速機付
きモーターに無理な力が作用しないので、減速機付きモ
ーター等の破損を少なく又は無くすことが出来る。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。線台１の、上方が開放した中空
直方体状の基台３の中央部に軸心を上下方向に向けた軸
受体４が設けられ、この軸受体４に回転軸５が所要個の
ベアリング（図示略）を介して軸心を上下方向に向ける
ようにして回転自在に設けられ、この回転軸５に線材載
置体７が固定されている。このような構成によって、線
材載置体７は基台３に水平回転自在となされている。
を参照しつつ説明する。線台１の、上方が開放した中空
直方体状の基台３の中央部に軸心を上下方向に向けた軸
受体４が設けられ、この軸受体４に回転軸５が所要個の
ベアリング（図示略）を介して軸心を上下方向に向ける
ようにして回転自在に設けられ、この回転軸５に線材載
置体７が固定されている。このような構成によって、線
材載置体７は基台３に水平回転自在となされている。
【０００７】前記線材載置体７は、水平円盤８と、この
水平円盤８の上面に放射状に設けられた所要本のアーム
９と、これらアーム９の外側端に上向き突出状に設けら
れた線材束の脱落を防止する囲い片１０と、これら囲い
片１０の上端を繋ぐ水平な環体１１と、前記ア−ム９
に、それの長手方向に沿って位置変向自在に設けられ
た、線材束の内周縁の位置規制を行なう垂直な位置規制
棒１２とを有している。
水平円盤８の上面に放射状に設けられた所要本のアーム
９と、これらアーム９の外側端に上向き突出状に設けら
れた線材束の脱落を防止する囲い片１０と、これら囲い
片１０の上端を繋ぐ水平な環体１１と、前記ア−ム９
に、それの長手方向に沿って位置変向自在に設けられ
た、線材束の内周縁の位置規制を行なう垂直な位置規制
棒１２とを有している。
【０００８】図２〜図４に示すごとく、基台３内の底部
に減速機付きモーター１６が設けられ、このモ−タ−１
６の出力軸１７の自由端部は軸受１８によって回転自在
に支持され、この出力軸１７には一対の揺動ア−ム２０
が所定間隔をあけて上下揺動自在に嵌められている。ま
た、出力軸１７には原動歯車２１が嵌め止められ、この
原動歯車２１に噛み合う従動歯車２２が揺動ア−ム２０
に渡し止められた支持軸２３（出力軸１７と平行となさ
れている。）に回転自在に嵌められ、この従動歯車２２
に支持軸２３に回転自在に嵌められた原動ローラー２４
が固定されている。
に減速機付きモーター１６が設けられ、このモ−タ−１
６の出力軸１７の自由端部は軸受１８によって回転自在
に支持され、この出力軸１７には一対の揺動ア−ム２０
が所定間隔をあけて上下揺動自在に嵌められている。ま
た、出力軸１７には原動歯車２１が嵌め止められ、この
原動歯車２１に噛み合う従動歯車２２が揺動ア−ム２０
に渡し止められた支持軸２３（出力軸１７と平行となさ
れている。）に回転自在に嵌められ、この従動歯車２２
に支持軸２３に回転自在に嵌められた原動ローラー２４
が固定されている。
【０００９】前記原動ロ−ラ−２４は外周部に合成樹脂
製等の摩擦環２５を有している。そして、原動ロ−ラ−
２４は以下に詳述する押し付け装置２７によって水平円
盤８の下面に押し付けられるようになされている。前記
押し付け装置２７は、基台３の底部に水平な枢軸（出力
軸１７と平行となされている。）によって揺動自在に設
けられた連結具２８と、この連結具２８に水平回転自在
に設けられた雌ねじ筒２９と、この雌ねじ筒２９に螺合
し、且つ、揺動ア−ム２０の自由端に水平な枢軸（出力
軸１７と平行となされている。）によって揺動自在とな
された雄ねじ棒３０とを有している。このような構成に
よって、雌ねじ筒２９を回転させて、雌ねじ筒２９と雄
ねじ棒３０との螺合程度を調節することによって、原動
ロ−ラ−２４の、水平円盤８に当接する力を調節するこ
とが出来る。なお、原動ロ−ラ−２４をばねの力によっ
て水平円盤８に押し付けるようにしてもよい。
製等の摩擦環２５を有している。そして、原動ロ−ラ−
２４は以下に詳述する押し付け装置２７によって水平円
盤８の下面に押し付けられるようになされている。前記
押し付け装置２７は、基台３の底部に水平な枢軸（出力
軸１７と平行となされている。）によって揺動自在に設
けられた連結具２８と、この連結具２８に水平回転自在
に設けられた雌ねじ筒２９と、この雌ねじ筒２９に螺合
し、且つ、揺動ア−ム２０の自由端に水平な枢軸（出力
軸１７と平行となされている。）によって揺動自在とな
された雄ねじ棒３０とを有している。このような構成に
よって、雌ねじ筒２９を回転させて、雌ねじ筒２９と雄
ねじ棒３０との螺合程度を調節することによって、原動
ロ−ラ−２４の、水平円盤８に当接する力を調節するこ
とが出来る。なお、原動ロ−ラ−２４をばねの力によっ
て水平円盤８に押し付けるようにしてもよい。
【００１０】前記のごとき構成によって、線材載置体７
が何らかの理由で急に減速したとしても、原動ローラー
２４と水平円盤８との間に滑りが発生して、原動ローラ
ー２４、ひいてはそれを回転させる減速機付きモーター
１６や原動歯車２１、従動歯車２２に無理な力が作用し
ない。
が何らかの理由で急に減速したとしても、原動ローラー
２４と水平円盤８との間に滑りが発生して、原動ローラ
ー２４、ひいてはそれを回転させる減速機付きモーター
１６や原動歯車２１、従動歯車２２に無理な力が作用し
ない。
【００１１】基台３に水平張出状に設けられた張出アー
ム３２には、水平な枢軸によって自由端が線材載置体７
に対して近接・離隔するように、揺動レバー３３が揺動
自在に設けられており、この揺動レバ−３３の自由端に
線材通過孔を有する線挿通具３４が設けられている。前
記揺動レバ−３３は、線挿通具３４が線材載置体７より
離れる方向にばね（図示略）によって付勢されている。
公知のごとく、線材載置体７から引き出された線材は、
線挿通具３４を通ってばね製造機（図示略）の線送りロ
ーラーに挟持される。
ム３２には、水平な枢軸によって自由端が線材載置体７
に対して近接・離隔するように、揺動レバー３３が揺動
自在に設けられており、この揺動レバ−３３の自由端に
線材通過孔を有する線挿通具３４が設けられている。前
記揺動レバ−３３は、線挿通具３４が線材載置体７より
離れる方向にばね（図示略）によって付勢されている。
公知のごとく、線材載置体７から引き出された線材は、
線挿通具３４を通ってばね製造機（図示略）の線送りロ
ーラーに挟持される。
【００１２】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 （１）水平円盤８の外周縁部に垂下状の環状壁を設け、
この環状壁に軸心を上下に向けるようにした原動ロ−ラ
−２４を押し付けるようにしてもよい。 （２）揺動ア−ム２０に原動ロ−ラ−２４を設けること
なく、原動ロ−ラ−２４を基台３に水平円盤８に対して
近接・離隔自在に設けてもよい。
この環状壁に軸心を上下に向けるようにした原動ロ−ラ
−２４を押し付けるようにしてもよい。 （２）揺動ア−ム２０に原動ロ−ラ−２４を設けること
なく、原動ロ−ラ−２４を基台３に水平円盤８に対して
近接・離隔自在に設けてもよい。
【００１３】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏するものである。 請求項１の発明によれば、線材載置体が何らかの理由
で急に減速しても、原動ローラーと線材載置体との間に
滑りが発生して、原動ローラー、ひいてはそれを回転さ
せる減速機付きモーターに無理な力が作用しないので、
減速機付きモーター等の破損を少なく又は無くすことが
出来る。 請求項１の発明によれば、原動ローラーを線材載置体
の外周部に当接させることによって、線材載置体の回転
中心軸をモーターによって直接に回転させる場合に比較
して、原動ローラー用のモーターの馬力を小さいものと
することが出来る。 請求項２の発明によれば、原動ローラーが線材載置体
に当接する力を簡単に調節することが出来る。
の如き効果を奏するものである。 請求項１の発明によれば、線材載置体が何らかの理由
で急に減速しても、原動ローラーと線材載置体との間に
滑りが発生して、原動ローラー、ひいてはそれを回転さ
せる減速機付きモーターに無理な力が作用しないので、
減速機付きモーター等の破損を少なく又は無くすことが
出来る。 請求項１の発明によれば、原動ローラーを線材載置体
の外周部に当接させることによって、線材載置体の回転
中心軸をモーターによって直接に回転させる場合に比較
して、原動ローラー用のモーターの馬力を小さいものと
することが出来る。 請求項２の発明によれば、原動ローラーが線材載置体
に当接する力を簡単に調節することが出来る。
【図１】本発明の実施の形態を示す簡略側面図である。
【図２】図１のＡ部分の拡大断面図である。
【図３】図２のＩＩＩ−ＩＩＩ線断面図である。
【図４】図２のＩＶ−ＩＶ線断面図である。
１ 線台 ３ 基台 ７ 線材載置体 ８ 水平円盤 ２４ 原動ロ−ラ−
Claims (2)
- 【請求項１】 基台と、この基台に水平回転自在に設け
られた線材載置体と、この線材載置体に当接して線材載
置体を回転させる原動ローラーとを有しているばね製造
機用の線台。 - 【請求項２】 前記原動ローラーが、基台に揺動自在に
設けられた揺動レバーに回転自在に設けられて、線材載
置体に対して近接・離隔自在となるようになされている
請求項１記載のばね製造機用の線台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22307896A JPH1045319A (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | ばね製造機用の線台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22307896A JPH1045319A (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | ばね製造機用の線台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1045319A true JPH1045319A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16792502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22307896A Pending JPH1045319A (ja) | 1996-08-06 | 1996-08-06 | ばね製造機用の線台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1045319A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012115538A1 (ru) | 2011-02-21 | 2012-08-30 | Общество С Ограниченной Ответственностью "Научно-Исследовательская Компания "Медбиофарм" | Клатратный комплекс циклодекстрина или арабиногалактана с 9-фенил-симм-октагидроселеноксантеном |
| CN104037645A (zh) * | 2014-06-19 | 2014-09-10 | 国网四川省电力公司成都市新都供电分公司 | 地下电缆线拉出系统 |
| CN106516864A (zh) * | 2016-12-16 | 2017-03-22 | 芜湖航达网业有限公司 | 一种污水过滤网用可调供料装置 |
-
1996
- 1996-08-06 JP JP22307896A patent/JPH1045319A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012115538A1 (ru) | 2011-02-21 | 2012-08-30 | Общество С Ограниченной Ответственностью "Научно-Исследовательская Компания "Медбиофарм" | Клатратный комплекс циклодекстрина или арабиногалактана с 9-фенил-симм-октагидроселеноксантеном |
| CN104037645A (zh) * | 2014-06-19 | 2014-09-10 | 国网四川省电力公司成都市新都供电分公司 | 地下电缆线拉出系统 |
| CN106516864A (zh) * | 2016-12-16 | 2017-03-22 | 芜湖航达网业有限公司 | 一种污水过滤网用可调供料装置 |
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