JPH104528A - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JPH104528A
JPH104528A JP8156539A JP15653996A JPH104528A JP H104528 A JPH104528 A JP H104528A JP 8156539 A JP8156539 A JP 8156539A JP 15653996 A JP15653996 A JP 15653996A JP H104528 A JPH104528 A JP H104528A
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video signal
frequency
signal
television receiver
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JP8156539A
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Hidekazu Ashida
英一 芦田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パソコンの入力のできるテレビジョン受像機
に関するもので、周波数分解による信号処理により、入
力映像信号が文字画像であるか自然画像であるかを判断
して輝度を調節し、最適な輝度で表示可能なテレビジョ
ン受像機を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、アナログ信号からデジタル信
号へ変換するA/D1と、映像信号を周波数分解する周
波数分解手段2と、周波数分解手段2の結果に基づいて
映像信号が自然画像か文字画像かを判断する映像信号判
定手段4と、映像信号判定手段4の結果、輝度を調整す
る輝度調整手段3とを備え、映像信号が自然画像であれ
ば輝度を高く、文字画像であれば輝度を低く調整し、最
適な輝度で表示できるテレビジョン受像機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコンの画像を
表示を行うテレビジョン受像機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチがメディア化の流れの中で
パソコン対応のテレビジョン受像機が普及し始めてい
る。パソコン対応のテレビジョン受像機において、パソ
コンの表示をする際に、テレビジョン受像機側として、
パソコンの様々な機能を補助する受像機が求められてい
る。それらの機能として、まず第1に、文字主体の文字
画像と自然画主体の自然画像の表示を区別して、表示輝
度を調整する機能が挙げられる。第2に、映像信号が入
力されない場合に、自動的に電源をオフする機能が挙げ
られる。また第3に電源をオフする前に、スクリーンセ
ーブ機能を動作する機能が挙げられる。第4にこれらの
処理をデジタル信号として処理するために、アナログ信
号をディジタル信号に変換するに必要なドットクロック
の位相制御の機能が挙げられる。第1と第2の機能につ
いての従来のパソコン入力端子付きテレビジョン受像機
について説明する。
【0003】ここで第1の従来例として、図5は特開昭
60−137182号公報のコンピュータ機能内蔵テレ
ビジョンを示すものである。図5において、主な構成要
素を挙げる。2はブラウン管、4はメモリカートリッ
ジ、7はモード切換スイッチ、9はランスイッチ、21
はテレビジョン信号処理用回路、22はデジタル信号処
理回路、30はカラー切換兼マトリックス回路、37は
切換制御回路、、41は垂直水平回路、44は安定化電
源、46はトランジスタ、101は可変抵抗、105は
ダイオードである。
【0004】以上のように構成されたコンピュータ機能
内蔵テレビジョンについて、以下その動作について説明
する。まず、テレビ放送信号を受信するモードとパソコ
ンを使用するモードとを切り替えるスイッチ7をパソコ
ンモードに切り替えると、トランジスタ46がオンし、
+5Vの電源がデジタル信号処理回路に供給される。同
時に切換制御回路37の9〜11番ピンに切換信号が入
力され、切換スイッチ38〜40がすべてパソコン側に
切り換わり、ランスイッチ9の指令によりプログラムが
実行される。トランジスタ46のコレクタの電圧は、パ
ソコン時には約+6Vとなるため、可変抵抗101を操
作しなくてもダイオード105を介して輝度が下げられ
る。
【0005】このように、パソコンとテレビの入力切替
えスイッチに従って、輝度を制御することにより、パソ
コンを表示する場合には表示装置の輝度を低く、テレビ
を表示する場合には表示装置の輝度を高く設定する。こ
れにより、パソコンからの入力を表示する際には、ワー
プロなどの比較的高周波数の文字画像を表示することを
想定して輝度よりもフォーカスを重視するために輝度を
下げ、テレビからの入力を表示する際には、比較的低周
波数の自然画像を表示することを想定してフォーカスよ
りも輝度を重視するために輝度を下げる設定を行ってい
る。
【0006】また、第2の従来例として、電源パワーオ
フ機能を持つテレビジョン受像機を図6を用いて以下に
述べる。映像信号から水平同期信号を分離し、その周波
数を検出し、規格値より所定の値以上推移した場合に電
源を制御する手段を設けることにより、自動的に電源を
遮断する。図6において、入力端子61から入力された
映像信号から、同期信号分離回路62で水平同期信号を
分離する。制御回路63で水平同期信号の周波数を検出
し、周波数が規定値定値15.734KHzより極端に(例えば
10%以上)推移した場合に、ノイズ画面すなわち映像
入力が入力されていないと判断し、これが一定時間続い
た場合に、電源制御回路64を制御して電源をオフにす
る。なお、同期信号分離回路62において、同じ原理で
同期信号分離回路で垂直同期信号59.94Hzを分離
し、制御回路63でこの周波数が規定値10%以上推移
していないか検出し、電源回路64を制御してもよい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような第1の従来
例の構成では、パソコン入力としてフォト(PHOTO
−CD)やビデオCDの自然画像が入力された場合に
は、パソコンの表示用の低輝度の設定のため十分に画像
の表示が行えないという問題がある。
【0008】また、第2の従来例の構成では、パソコン
入力などの同期信号の周波数の異なる映像信号が入力さ
れた場合に、信号が入力されているのにも関わらず入力
されていないと判断されて電源をオフしてしまう可能性
がある。
【0009】また、従来例にはないが、その他の問題と
して、パソコンの表示は、ユーザーが処理を行わないと
全く変化のない静止画の状態が長く続き、ディスプレイ
の蛍光面に焼き付けが起きる。この現象を防止するた
め、パソコンにはスクリーンセーブ機能が付加されてい
て、パソコンを使わなければ自動的に表示手段の輝度を
落とし、ディスプレイを保護する機能がついている。し
かし、パソコン側で、スクリーンセーブ機能を設定して
いなかった場合には、スクリーンセーバは動作せず、焼
き付けの問題が発生する。
【0010】また、パソコンの外部端子付きテレビジョ
ン受像機でデジタル処理を行う場合、パソコンの映像出
力端子には、パソコン側のドットクロックの出力端子が
ないため、手動でクロックの位相を調整する必要があっ
た。また、ドットクロックとA/D変換手段のクロック
の位相が違っていると画質の低下を招くという問題点を
有していた。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は映像信号を周波数分解によって自然画像で
あるか文字画像であるかを判断し、表示する輝度を調整
するテレビジョン受像機に関するものである。パソコン
入力として自然画像が入力された場合にも、輝度を高く
設定することによって、表示装置の性能を十分活用した
表示を行う。
【0012】また、映像信号が無信号の場合には自動的
に電源オフし、映像信号に変化がない場合には、自動的
にスクリーンセーブ機能が動作しディスプレイを保護す
る。さらに、パソコン側からドットクロックを出力しな
くとも、テレビジョン側で自動的にクロックの位相を調
整し、表示することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、周波数分解手段によって映像信号の種別を判断し、
輝度調整装置によって映像表示装置の輝度を調整するこ
とを特徴とするテレビジョン受像機としたものであり、
映像信号が自然画像の場合でも文字画像の場合でもそれ
ぞれの入力に最適な輝度に調整して表示するという作用
を有する。
【0014】請求項2に記載の発明は、アナログの映像
信号をデジタル信号に変換するためのA/D変換手段
と、映像信号を周波数分解する周波数分解手段と、映像
信号が低周波数の信号で構成される自然画像であるか高
周波数の信号を含む文字画像であるかを判断するための
映像信号判定手段と、映像信号判定手段によって判定さ
れた結果によって自然画像であれば明るさを重視し輝度
を上げ、文字画像であればフォーカスを重視するため輝
度を抑える輝度調整手段と、デジタル信号をアナログ信
号に変換するD/A変換手段と、D/A変換手段によっ
てアナログ信号に変換された映像信号を表示する表示手
段によって構成されたテレビジョン受像機としたもので
あり、映像信号が自然画像の場合には明るさを重視し輝
度を上げ、文字画像であればフォーカスを重視し輝度を
抑えることによって、映像信号が自然画像の場合でも文
字画像の場合でもそれぞれの入力に最適な輝度に調整し
て表示するという作用を有する。
【0015】請求項3に記載の発明は、周波数分解手段
によって映像信号の入力の有無を判断し、電源制御装置
によって映像表示装置の輝度を調整することを特徴とす
るテレビジョン受像機としたものであり、周波数分解手
段によって映像信号の有無を判断し、無信号の場合が長
く続いた場合には電源を自動的にオフにするという作用
を有する。
【0016】請求項4に記載の発明は、アナログの映像
信号をデジタル信号に変換するためのA/D変換手段
と、映像信号を周波数分解する周波数分解手段と、周波
数分解手段によって映像信号が有無を判断する映像信号
判定手段と、映像信号が無信号である時間を計測するタ
イマと、タイマによって映像信号が無信号と判断した場
合には電源をオフにする電源制御手段と、デジタル信号
をアナログ信号に変換するD/A変換手段と、D/A変
換手段によってアナログ信号に変換された映像信号を表
示する表示手段から構成されたテレビジョン受像機とし
たものであり、周波数分解手段によって映像信号の有無
を判断し、無信号の場合が長く続いた場合には電源を自
動的にオフにするという作用を有する。
【0017】周波数分解手段によって映像信号の種別を
判断し、電源制御装置によって映像表示装置の輝度を調
整することを特徴とするテレビジョン受像機。
【0018】請求項5に記載の発明は、アナログの映像
信号をデジタル信号に変換するためのA/D変換手段
と、映像信号を周波数分解する周波数分解手段と、周波
数分解手段の結果を各フィールドごとに記憶しておくメ
モリと、周波数分解手段の結果と前フィールドの周波数
分解の結果のメモリの内容を比較して映像信号が変化し
ているかどうかを調べる映像信号判定手段と、映像信号
が同じ映像信号である時間を計測するタイマと、映像信
号判定手段とタイマによってある一定時間映像信号が同
じ信号が続くと判断された場合には自動的に表示手段の
表示輝度を下げるスクリーンセーブ手段と、デジタル信
号をアナログ信号に変換するD/A変換手段と、D/A
変換手段によってアナログ信号に変換された映像信号を
表示する表示手段から構成されたテレビジョン受像機と
したものであり、、映像信号が同じ信号が長く続いた場
合にはスクリーンセーブ動手段によって自動的に表示手
段の輝度を落とし表示手段の保護を行うという作用を有
する。
【0019】請求項6に記載の発明は、周波数分解手段
によって映像信号の種別を判断し、クロック位相調整装
置によって、映像信号をデジタル信号に変換する際のA
/D変換手段のドットクロックの位相を調整することを
特徴とするテレビジョン受像機としたものであり、映像
信号源からドットクロックが入力されていなくとも、内
部で発生させたクロックを映像信号の一番周波数の高く
なる位相に合わせることによりドットクロックとA/D
変換手段のクロックの位相を自動的に合わせるという作
用を有する。
【0020】請求項7に記載の発明は、アナログの映像
信号をデジタル信号に変換するためのA/D変換手段
と、映像信号を周波数分解する周波数分解手段と、その
周波数分解した結果を記憶するメモリと、周波数分解手
段によって分解された映像信号が周波数の一番高い周波
数が多くなるように位相に合わせる映像判定手段と、映
像信号判定手段によって判定された結果に基づいてA/
D変換手段のクロックを調整するクロック位相調整手段
とA/D変換手段を動作させるクロック発生手段と、デ
ジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換手段
と、D/A変換手段によってアナログ信号に変換された
映像信号を表示する表示手段と、から構成されたテレビ
ジョン受像機としたものであり、映像信号源からドット
クロックが入力されていなくとも、内部で発生させたク
ロックを映像信号の一番周波数の高くなる位相に合わせ
ることによりドットクロックとA/D変換手段のクロッ
クの位相を自動的に合わせるという作用を有する。
【0021】(実施の形態1)図1において、1はA/
D変換手段であり、2は周波数分解手段、3は輝度調整
手段、4は映像判定手段、6はD/A変換手段、7は表
示手段である。
【0022】以上のように構成されたこの実施例のテレ
ビジョン受像機について、図1を用いてその動作を説明
する。まず、映像信号が入力されるとA/D変換手段1
によってアナログ信号からデジタル信号へ変換される。
デジタルの映像信号は周波数分解手段2によって周波数
ごとに分解され、周波数ごとの頻度が統計的に集計され
る。その周波数の分布を基に、映像信号判定手段4によ
って映像信号が低周波数の集まりである自然画像である
か、あるいは高周波数の集まりである文字画像であるか
を判断する。
【0023】映像信号判定手段4による処理を詳しく説
明すると、図7のようにフーリエ変換によって、0Hz
から4.2MHzまでの周波数変換を行う。周波数分解
したパワースペクトル結果を100KHzごとのヒスト
グラムにまとめ平均と標準偏差を出す。平均あるいは標
準偏差がある基準値よりも小さい場合には映像信号は低
周波数とみなす。平均あるいは標準偏差がある基準値が
大きい場合には映像信号は高周波数とみなす。その結
果、映像信号が自然画像である場合には、輝度を高く、
映像信号が文字画像の場合には輝度を低く、輝度調整手
段3によって調節する。そのデジタルの映像信号をD/
A変換手段6によってアナログ信号に変換し表示手段7
によって表示する。
【0024】以上のようにこの実施例によれば、映像信
号がパソコンからの入力又はビデオ信号であるに関わら
ず、映像の内容が自然画像であるか文字画像であるかに
よって輝度を調節することにより、自然画像を表示する
場合には明るくきれいに、文字画像を表示する場合に
は、フォーカスのあったくっきりした画面が表示できる
ようになる。
【0025】なお、第1の実施例において、途中で文字
画像と自然画像が入れ替わった場合でも対応出来ること
は、言うまでもない。また、文字画像と自然画像が混在
した画像でもその比率によって判断することができるの
も、言うまでもない。
【0026】(実施の形態2)図2において、11はA
/D変換手段であり、12は周波数分解手段、14は映
像判定手段、15は電源制御手段、16はタイマ、17
はD/A変換手段、18は表示手段である。
【0027】以上のように構成されたこの実施例のテレ
ビジョン受像機について、図2を用いてその動作を説明
する。
【0028】まず、映像信号はA/D変換手段11によ
ってアナログ信号からデジタル信号へ変換される。
【0029】デジタルの映像信号は、周波数分解手段1
2によって各周波数に分解される。その周波数の分布を
基に、映像信号判定手段14によって映像信号が無信号
によるホワイトノイズであるか、あるいは何らかの映像
信号が入力されているかを判断する。その結果、映像信
号がホワイトノイズであると判断した場合にはタイマ1
6を動作させホワイトノイズである期間を測定する。あ
る一定時間以上ホワイトノイズが続いた場合には、電源
制御手段15によって電源をオフする。一方、デジタル
の映像信号はD/A変換手段17によってアナログ信号
に変換され表示手段18に表示される。
【0030】以上のようにこの実施例によれば、映像信
号が無信号になった場合に自動的にオフすることが可能
となる。また、この手法によると映像信号のレベルに関
わらず、映像信号の判定が正確にできるのが特徴であ
る。
【0031】(実施の形態3)図3において、21はA
/D変換手段であり、22は周波数分解手段、23はメ
モリ、25は映像判定手段、26はスクリーンセーブ手
段、27はタイマ、28はD/A変換手段、29は表示
手段である。
【0032】以上のように構成されたこの実施例のテレ
ビジョン受像機について、図2を用いてその動作を説明
する。まず、映像信号はA/D変換手段21によってア
ナログ信号からデジタル信号へ変換される。デジタルの
映像信号は、周波数分解手段22によって周波数毎に分
解される。その結果は、1フィールドごとにメモリ23
に蓄えられる。周波数分解手段22とメモリ23の結果
により映像信号判定手段25は映像が変化しているかど
うかを判断する。
【0033】変化していない場合には、タイマ27の動
作を開始し、映像信号が同じである時間を測定する。そ
してある一定時間より長い時間映像に変化がない場合に
はスクリーンセーブ手段26によって表示手段29の表
示輝度が最小となるように表示手段29をコントロール
する。デジタルの映像信号はD/A変換手段28によっ
てアナログ信号に変換され表示手段29に表示される。
以上のようにこの実施例によれば、ある一定時間以上映
像信号に変化がない場合には自動的にスクリーンセーブ
機能を動作することが可能となる。
【0034】(実施の形態4)図4において、31はA
/D変換手段であり、32は周波数分解手段、33は映
像判定手段、34はクロック位相調整手段、35はクロ
ック発生手段、36はD/A変換手段、37は表示手段
である。
【0035】以上のように構成されたこの実施例のテレ
ビジョン受像機について、図4を用いてその動作を説明
する。
【0036】まず、映像信号は、A/D変換手段31に
よってアナログ信号からデジタル信号へ変換されるデジ
タル信号に変換された映像信号は、周波数分解手段32
によって周波数成分に分解される。映像信号判定手段3
4によって、周波数分解手段32の結果を、すでにメモ
リ33に蓄えられているパワースペクトルの内容と比較
し、周波数分解手段32の結果の方が高周波数成分の多
い場合には、メモリ33の内容を書き換え、周波数分解
手段32によるパワースペクトルの結果とその位相情報
を記録する。このことによって、A/D変換手段31の
位相は、デジタル化された映像信号のパワースペクトル
が、常に最大になるよう調節される。一方、クロック位
相調整手段35は、クロック発生手段36によって発生
するクロックの位相を制御する。
【0037】A/D変換手段31に供給するクロック発
生手段35は、クロックの位相をある一定間隔で進め
る。位相が360度を越えた場合には、0度から同様の
処理を行う。映像信号が入力されている間、常にクロッ
ク発生手段36は、位相を一定間隔で進め、常に最適な
位相をサーチする。また、デジタル信号に変換された映
像信号はD/A変換手段37によってアナログ信号に変
換され表示手段38に表示する。
【0038】以上のようにこの実施例によれば、映像入
力からドットクロックが入力されない接続形態の場合に
も、周波数変換による映像信号の画質の判断機能によっ
て、A/D変換手段31のクロックの位相を映像信号の
クロックの位相に合わせることにより、A/D変換手段
31の際の画質劣化を極力抑えたデジタル信号処理が実
現可能である。また、映像入力信号の位相が変化した場
合にも、以上の実施例では、常に映像信号の画質判断機
能が動作しているので、リアルタイムによる位相の調整
が可能となる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デジタル信号処理方式を用いたパソコン入力可能なテレ
ビジョン受像機において、映像信号を周波数分解して映
像信号を判断することによって、輝度の調整機能、自動
電源オフ機能、自動スクリーンセーブ機能、自動クロッ
ク調整機能を実現することが可能であり、その実用的効
果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるテレビジョン受
像機の説明図
【図2】本発明の第2の実施例におけるテレビジョン受
像機の説明図
【図3】本発明の第3の実施例におけるテレビジョン受
像機の説明図
【図4】本発明の第4の実施例におけるテレビジョン受
像機の説明図
【図5】第1の従来技術の実施例におけるテレビジョン
受像機の説明図
【図6】第2の従来技術の実施例におけるテレビジョン
受像機の説明図
【図7】本発明の第1の実施例における周波数分解手段
の説明図
【符号の説明】 1、11、21、31 A/D変換手段 2、12、22、32 3 輝度調整手段 4、14、25、34 映像信号判定手段 6、17、28、37 D/A変換手段 7、18、29、38 表示手段 15 電源制御手段 23、33 メモリ 16、27 タイマ 26 スクリーンセーブ手段 35 クロック位相調整手段 36 クロック発生手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数分解手段によって映像信号の表示
    画像の種別を判断し、その判断結果から輝度調整手段に
    よって出力する映像信号の輝度を調整することを特徴と
    するテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 アナログの映像信号をデジタル信号に変
    換するためのA/D変換手段と、映像信号を周波数分解
    する周波数分解手段と、映像信号が低周波数の信号で構
    成されている高周波数の信号であるかを判断するための
    映像信号判定手段と、前記映像信号判定手段によって判
    定された結果によって前記A/D変換手段からの信号の
    輝度を制御する輝度調整手段と、前記輝度調整手段の出
    力をアナログ信号に変換するD/A変換手段と、前記D
    /A変換手段によってアナログ信号に変換された映像信
    号を表示する表示手段とを設けることを特徴とするテレ
    ビジョン受像機。
  3. 【請求項3】 周波数分解手段と時間計測手段によって
    映像信号の入力の有無を判断し、その判断結果から電源
    制御手段によって映像表示手段の電源をオフすることを
    特徴とするテレビジョン受像機。
  4. 【請求項4】 アナログの映像信号をデジタル信号に変
    換するためのA/D変換手段と、映像信号を周波数分解
    する周波数分解手段と、前記周波数分解手段によって映
    像信号の有無を判断する映像信号判定手段と、前記映像
    信号判定手段からの信号で映像信号が無信号である時間
    を計測するタイマーと、前記タイマーによって映像信号
    が無信号と判断した場合には電源をオフにする電源制御
    手段とを備えることを特徴とするテレビジョン受像機。
  5. 【請求項5】 アナログの映像信号をデジタル信号に変
    換するためのA/D変換手段と、映像信号を周波数分解
    する周波数分解手段と、前記周波数分解手段の結果を各
    フィールドごとに記憶しておくメモリと、前記周波数分
    解手段の結果と前フィールドの周波数分解の結果のメモ
    リの内容を比較して映像信号が変化しているかどうかを
    調べる映像信号判定手段と、映像信号が同じ映像信号で
    ある時間を計測するタイマーと、前記映像信号判定手段
    と前記タイマーによってある一定時間映像信号が同じ信
    号が続くと判断された場合には自動的に表示手段の表示
    輝度を下げるスクリーンセーブ手段とを備えることを特
    徴とするテレビジョン受像機。
  6. 【請求項6】 周波数分解手段によって映像信号の種別
    を判断し、その判断結果からクロック位相調整手段によ
    って、映像信号をデジタル信号に変換する際のA/D変
    換手段のドットクロックの位相を調整することを特徴と
    するテレビジョン受像機。
  7. 【請求項7】 アナログの映像信号をデジタル信号に変
    換するためのA/D変換手段と、映像信号を周波数分解
    する周波数分解手段と、その周波数分解した結果を記憶
    するメモリと、前記周波数分解手段によって分解された
    映像信号が周波数の一番高い周波数が多くなるように位
    相に合わせる映像判定手段と、映像信号判定手段によっ
    て判定された結果に基づいて前記A/D変換手段のクロ
    ックを調整するクロック位相調整手段とを備えることを
    特徴とするテレビジョン受像機。
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