JPH1045173A - 機器の梱包構造 - Google Patents

機器の梱包構造

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JPH1045173A
JPH1045173A JP8203670A JP20367096A JPH1045173A JP H1045173 A JPH1045173 A JP H1045173A JP 8203670 A JP8203670 A JP 8203670A JP 20367096 A JP20367096 A JP 20367096A JP H1045173 A JPH1045173 A JP H1045173A
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JP
Japan
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screw shaft
recess
block body
leg
packaging structure
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JP8203670A
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Daiji Wakahara
大二 若原
Hajime Kobayashi
一 小林
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Rinnai Corp
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Rinnai Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外方から脱落可能にねじ込まれたネジ軸を含
む部品を備えた機器の梱包構造において、ネジ軸の損傷
及び脱落を防止すること。 【解決手段】 前記ネジ軸の前記外方への所定範囲以上
の移動を阻止する阻止手段を備え、前記阻止手段による
前記ネジ軸に生じうる最大反力は、前記ネジ軸に損傷を
与える最小の力より小さいこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、機器の梱包構
造、特に、外方から脱落可能にねじ込まれたネジ軸を含
む部品を備えた機器の梱包構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は、暖房機(1) の従来の梱
包構造の説明図である。これらの図に示す暖房器(1) に
は、複数の脚体(3)(3)が備えられている。これら脚体
(3)(3)の各々は、暖房器(1) に対して下方からねじ込ま
れたネジ軸(31)を備えている。
【0003】そして、この暖房器(1) を梱包する従来の
構造は、図5に示すように、暖房機(1) の上端部を被覆
する緩衝ブロック(9b)と、暖房器(1) の下端部を被覆す
る緩衝ブロック(9a)とを備えた構成となっている。一方
の緩衝ブロック(9a)には、上記の脚体(3)(3)を丁度嵌入
する深さの複数の凹部(91)(91)が形成されている。
【0004】ところが、この梱包状態にて、落下等によ
り暖房器(1) から緩衝ブロック(9a)に衝撃力が作用する
と、緩衝ブロック(9a)から脚体(3) に作用する反力が過
大となり、ネジ軸(31)が損傷し易いという問題があっ
た。一方、この不都合を解消する為に、図6に示すよう
に、各凹部(91)の深さ(B)を、脚体(3) の軸方向の長さ
(A) より大きく設定することにより、脚体(3) と凹部(9
1)の底面との間に隙間を形成したものがある。
【0005】このものでは、脚体(3) と凹部(91)の底面
との間に前記隙間が形成されているから、上記衝撃力が
作用しても、前記底面から脚体(3) に反力が作用しな
い。これにより、ネジ軸(31)の損傷が防止されている。
そして、ネジ軸(31)は、輸送途中の振動等により緩み易
いが、上記の深さ(B)が上記の長さ(A) より大きいこと
から、暖房機(1) の底壁からのネジ軸(31)の突出長が大
きくなっても、前記隙間が確実に確保される。従って、
前記したネジ軸(31)の損傷防止が確実である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、深さ(B) が
長さ(A) より大きいことから、前記振動等によって、脚
体(3) が暖房器(1) から脱落し易いという問題があっ
た。特に、この暖房器(1) の取付施工に際して、梱包を
外した状態で、暖房器(1)だけを取付場所まで持ち込む
場合がある。この場合、暖房器(1) の取付の作業開始時
まで脚体(3) の前記脱落に気付かず、又、脚体(3) が既
に梱包材と共に廃棄されていて、前記取付けができない
ものとなり易かった。
【0007】請求項1の発明は、ネジ軸の損傷及び脱落
を防止した機器の梱包構造を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の課題解
決手段は、『外方から脱落可能にねじ込まれたネジ軸を
含む部品を備えた機器の梱包構造であって、前記ネジ軸
の前記外方への所定範囲以上の移動を阻止する阻止手段
を備え、前記阻止手段による前記ネジ軸に生じうる最大
反力は、前記ネジ軸に損傷を与える最小の力より小さ
い』ことを特徴とする。
【0009】このものでは、前記阻止手段によって、前
記ネジ軸の前記外方への所定範囲以上の移動が阻止され
る。ここで、『前記部品』は、具体的には、請求項2の
発明のように、『前記ネジ軸に対して前記外方側から接
続されるブロック体を含む』ものでもよい。この請求項
2の発明に於いて、請求項3の発明のように、『前記機
器を接触状態にて被覆する緩衝材と、前記緩衝材に於け
る前記機器側の第1の面から凹み且つ前記ブロック体を
収容する第1の凹部と、前記緩衝材に於ける前記機器と
は反対側の第2の面から凹んだ第2の凹部と、を更に具
備し、前記阻止手段は、前記第1の凹部と前記第2の凹
部との間に形成される壁部を含み、前記機器から前記壁
部までの距離は、前記ネジ軸と前記ブロック体の軸方向
の長さの和よりも小さい』ものでは、前記機器から前記
壁部までの距離が前記ネジ軸と前記ブロック体の軸方向
の長さの和よりも小さいから、前記ネジ軸の全体が前記
機器から突出しない状態にて上記移動が前記壁部により
阻止される。又、前記機器から前記緩衝材に衝撃力が加
わった場合、前記壁部が前記ブロック体により突き破ら
れることによって、前記壁部による前記ネジ軸に生じう
る最大反力が前記ネジ軸に損傷を与える最小の力より小
さいものとなっている。
【0010】又、請求項4の発明のように、『前記機器
を接触状態にて被覆する緩衝材と、前記緩衝材を貫通す
るように形成され且つ前記ブロック体を前記外方に移動
できるように収容する孔部と、を更に具備し、前記阻止
手段は、前記ブロック体に対して前記外方側から接触で
きるように前記孔部の周壁の途中に対して突出状態に一
体化された片部を含み、前記機器から前記接触の位置ま
での距離は、前記ネジ軸と前記ブロック体の軸方向の長
さの和よりも小さい』ものでは、前記機器から前記接触
の位置までの距離が前記ネジ軸と前記ブロック体の軸方
向の長さの和よりも小さいから、前記ネジ軸の全体が前
記機器から突出しない状態にて上記移動が前記片部によ
り阻止される。又、上記衝撃力が加わった場合、前記片
部が前記ブロック体により折られることによって、前記
片部による前記ネジ軸に生じうる最大反力は、前記ネジ
軸に損傷を与える最小の力より小さいものとなる。
【0011】請求項5の発明のように、『前記ブロック
体は、前記ネジ軸に対して略同軸の円錐台形状に形成さ
れ且つ前記機器を支持する脚部を含む』ものでもよい。
請求項6の発明のように、『前記緩衝材は、発泡スチロ
ール製である』ものでもよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、上記阻止手段によって、上記機器の外方への上記ネ
ジ軸の所定範囲以上の移動が阻止されるから、前記所定
範囲を前記ネジ軸が前記機器から脱落しない範囲に設定
することにより、前記脱落が防止される。
【0013】又、前記阻止手段による前記ネジ軸に生じ
うる最大反力が前記ネジ軸に損傷を与える最小の力より
小さいことから、前記ネジ軸の損傷が防止される。請求
項5の発明では、上記脚部に接続された前記ネジ軸の前
記損傷及び前記脱落が防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図面に基づいて説明する。図1は、本願発明の実施の形
態に於ける暖房機(1) の梱包構造の説明図であり、図2
は、図1の梱包構造の第1緩衝ブロック(2a)及び第2緩
衝ブロック(2b)の平面図であり、図3は、図2の第1緩
衝ブロック(2a)の要部拡大の断面図である。
【0015】これらの図に示すように、前記梱包構造
は、直方体状の暖房機(1) を、発泡スチロール製の大略
直方体状の第1〜第4緩衝ブロック(2a)(2b)(2c)(2d)を
用いて梱包するものである。 *暖房機(1) * 暖房機(1) には、その下面から突出する第1前脚(3a)、
第2前脚(3b)及び一対の後脚(図示せず)が備えられて
いる。
【0016】第1前脚(3a)は、暖房機(1) の底壁(10)の
ネジ孔(101) に対して下方からねじ込まれた略鉛直姿勢
のネジ軸(31)と、このネジ軸(31)に対して下側から接続
されたブロック状の脚部(32)とからなり、脚部(32)は、
下方に向って直径縮小する円錐台形状に形成されてい
る。又、ネジ軸(31)は、前記のようにねじ込まれている
だけで、この暖房機(1) には、ネジ軸(31)の抜止め防止
の為の手段は、設けられていない。
【0017】又、第2前脚(3b)は、前記の第1前脚(3a)
と同様、ネジ軸(33)と脚部(34)とから構成されている。
更に、上記一対の後脚の各々は、底壁(10)に固定された
円錐台形状のブロック体となっている。従って、この暖
房機(1) では、第1前脚(3a)及び第2前脚(3b)を回して
底壁(10)からの突出長を調節することによって、この暖
房機(1) の前後方向の傾斜度合いが微調節できるものと
なっている。
【0018】*第1緩衝ブロック(2a)* 第1緩衝ブロック(2a)は、暖房機(1) の下側の一方のコ
ーナー部を前後方向に亙って被覆するものである。この
為、第1緩衝ブロック(2a)の上面には、前記コーナー部
を丁度嵌め込む第1凹部(20a) が形成されている。そし
て、第1凹部(20a) に於ける上記の底壁(10)と接する第
1面(201) には、下方に凹み且つ第1前脚(3a)の脚部(3
2)を収容する第1凹部(21)と、下方に凹み且つ上記後脚
の一方を収容する第3凹部(23)が形成されている。
【0019】第1凹部(21)は、脚部(32)より一回り大き
い円錐台形状に形成され、第1面(201) からの深さ(B)
(例えば、30mm)は、第1前脚(3a)の軸線方向の長
さ(A) (例えば、40mm)よりも小さく設定されてい
る。又、この第1凹部(21)の下端の直径は、脚部(32)の
最大径よりも僅かに大きく設定されている。そして、第
1緩衝ブロック(2a)に於ける前記の第1面(201) とは反
対側の第2面(202) には、上方に凹んだ第5凹部(25)が
形成されている。この第5凹部(25)は、上方に向って直
径縮小する円錐台形状に形成され、この第5凹部(25)
は、上記の第1凹部(21)に対して同軸状となるように配
置されている。又、この第5凹部(25)の上端の直径は、
第1凹部(21)の下端の直径と略同一の大きさに設定され
ている。これにより、第1凹部(21)と第5凹部(25)との
間には、略一定肉厚(例えば、10mm)の略水平な第
1壁部(27)が形成されている。
【0020】この第1壁部(27)は、その上下方向に於け
る破壊強度がネジ軸(31)の上下方向に於ける曲がり等の
損傷を生じない強度よりも小さくなるように、その肉厚
や材質等が設定されている。第3凹部(23)は、上記後脚
より一回り大きい円錐台形状に形成され、上記後脚の下
端と第3凹部(23)との間には、所定の隙間が形成されて
いる。
【0021】*第2緩衝ブロック(2b)* 第2緩衝ブロック(2b)は、暖房機(1) の下側の第1緩衝
ブロック(2a)とは反対側のコーナー部を前後方向に亙っ
て被覆するものであり、上記の第1緩衝ブロック(2a)に
対して対称形状に形成されている。この第2緩衝ブロッ
ク(2b)の上面には、前記コーナー部を丁度嵌め込む第2
凹部(20b) が形成されている。
【0022】そして、第2凹部(20b) に於ける底壁(10)
と接する第3面(203) には、下方に凹み且つ第2前脚(3
b)の脚部(34)を収容する第2凹部(22)と、下方に凹み且
つ上記後脚の他方を収容する第4凹部(24)が形成されて
いる。第2凹部(22)は、上記の第1凹部(21)と同様の構
成であり、第2前脚(3b)に対する寸法関係も同様に設定
されている。又、第2緩衝ブロック(2b)に於ける第3面
(203) とは反対側の第4面(204) には、上記の第5凹部
(25)と同様の構成の第6凹部(26)が形成され、この第6
凹部(26)と前記の第2凹部(22)との間には、上記の第1
壁部(27)と同様の第2壁部(28)が形成されている。
【0023】第4凹部(24)は、上記の第3凹部(23)と同
様の構成となっている。 *第3・第4緩衝ブロック(2c)(2d)* 第3・第4緩衝ブロック(2c)(2d)は、暖房機(1) の上側
の一対のコーナー部を前後方向に亙って被覆するもので
ある。この為、第3緩衝ブロック(2c)の上面には、前記
コーナー部の一方を丁度嵌め込む第3凹部(20c) が形成
され、第4緩衝ブロック(2d)の上面には、前記コーナー
部の他方を丁度嵌め込む第4凹部(20d)が形成されてい
る。
【0024】*その他の構成* 以上の暖房機(1) と第1〜第4緩衝ブロック(2a)(2b)(2
c)(2d)とは、これらに巻き付けた梱包用テープ(図示せ
ず)によって、バラバラにならないように固定されてい
る。尚、暖房機(1) と第1〜第4緩衝ブロック(2a)(2b)
(2c)(2d)の全体を段ボール紙製の外箱に収容するもので
もよい。
【0025】[上記梱包構造の使用について]上記した
梱包状態にて輸送する際、その振動によって、第1前脚
(3a)のネジ軸(31)が回動して下方に移動し易い。このと
き、上記した第1凹部(21)の深さ(B)が第1前脚(3a)の
軸線方向の長さ(A) よりも小さく設定されているから、
第1前脚(3a)は、所定範囲移動した時点で、その脚部(3
2)が第1壁部(27)に当接する。従って、第1壁部(27)に
よって、前記所定範囲以上の第1前脚(3a)の移動が阻止
され、これにより、第1前脚(3a)が暖房機(1) の底壁(1
0)から脱落する不都合が防止されている。
【0026】又、前記輸送の途中にて、落下等により暖
房機(1) から第1緩衝ブロック(2a)に所定以上の衝撃力
が作用した場合、脚部(32)が第1壁部(27)を突き破るも
のとなる。このとき、上下方向に於いて、第1壁部(27)
の強度がネジ軸(31)の強度よりも小さく設定されている
から、第1壁部(27)によりネジ軸(31)に作用する最大反
力がネジ軸(31)に損傷を与える最小の力より小さいもの
となる。これにより、ネジ軸(31)が前記反力により損傷
する不都合が防止されている。
【0027】更に、上記の第2緩衝ブロック(2b)の(28)
によって、第2前脚(3b)の脱落及びそのネジ軸(33)の損
傷が防止されている。このものでは、上記の暖房機(1)
が既述請求項1、3、4、5に記載の「機器」であり、
上記のネジ軸(31)が既述請求項1に記載の「ネジ軸」で
あり、上記の脚部(32)が既述請求項2〜5に記載の「ブ
ロック体」であり、上記の第1前脚(3a)及び第2前脚(3
b)が既述請求項1、2に記載の「部品」である。
【0028】又、上記の第1緩衝ブロック(2a)及び第2
緩衝ブロック(2b)が既述請求項3、4、6に記載の「緩
衝材」であり、上記の第1面(201) が既述請求項3に記
載の「第1の面」であり、上記の第2面(202) が既述請
求項3に記載の「第2の面」であり、上記の第1凹部(2
1)及び第2凹部(22)が既述請求項3に記載の「第1の凹
部」であり、上記の第5凹部(25)及び第6凹部(26)が既
述請求項3に記載の「第2の凹部」であり、上記の第1
壁部(27)及び第2壁部(28)が既述請求項3に記載の「壁
部」、既述請求項1に記載の「阻止手段」である。 [他の実施の形態] .図4は、他の実施の形態の第1緩衝ブロック(2a)の
要部拡大の断面図である。
【0029】上記の実施の形態に於ける第1緩衝ブロッ
ク(2a)を図4に示す構造に変更してもよい。図4に示す
第1緩衝ブロック(2a)には、第1面(201) から第2面(2
02) にまで略鉛直方向に貫通する孔部(200) が形成され
ている。この孔部(200) に於ける上下方向の中程には、
この孔部(200) の周壁に対して一体化され且つ孔部(20
0) の断面の中心に向って突出する略水平姿勢な複数の
片部(29)(29)が形成されている。この孔部(200) に於け
る片部(29)(29)より上方の部分に脚部(32)が収容されて
いる。更に、第1面(201) から片部(29)(29)までの距離
は、第1前脚(3a)の軸線方向の長さより小さく設定され
ている。又、これら片部(29)(29)の強度は、上記の第1
壁部(27)と同様に設定されている。
【0030】このものでは、片部(29)(29)によって、第
1前脚(3a)の所定範囲以上の移動が阻止され、これによ
り、第1前脚(3a)が暖房機(1) の底壁(10)から脱落する
不都合が防止されている。又、落下等により所定以上の
衝撃力が作用した場合、片部(29)(29)が脚部(32)により
折られることから、片部(29)(29)によりネジ軸(31)に作
用する最大反力がネジ軸(31)に損傷を与える最小の力よ
り小さいものとなる。従って、ネジ軸(31)が前記反力に
より損傷する不都合が防止されている。
【0031】このものでは、上記の孔部(200) が既述請
求項1に記載の「孔部」であり、上記の片部(29)(29)が
既述請求項4に記載の「片部」、既述請求項1に記載の
「阻止手段」である。尚、第2緩衝ブロック(2b)にも図
4の第1緩衝ブロック(2a)と同様の構成を採用できる。
【0032】又、片部(29)(29)は、略水平姿勢に形成さ
れないものでもよく、第1面(201)に於ける孔部(200)
の周縁部が底壁(10)に接しないものでもよい。この場
合、底壁(10)から片部(29)(29)に於ける脚部(32)との接
触の位置までの距離が、第1前脚(3a)の軸線方向の長さ
よりも小さくなるように設定される。 .既述の「緩衝材」は、発泡スチロール製に限定され
ない。例えば、段ボール紙により形成されるものでもよ
い。
【0033】.既述の「部品」を第1前脚(3a)及び第
2前脚(3b)としたが、暖房機(1) に脱落可能にねじ込ま
れるネジ軸を含むものであるかぎり、他のものにも実施
できる。又、前記ネジ軸のみからなるものでも上記と同
様の作用・効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に於ける暖房機(1) の梱
包構造の説明図
【図2】図1の梱包構造の第1緩衝ブロック(2a)及び第
2緩衝ブロック(2b)の平面図
【図3】図2の第1緩衝ブロック(2a)の要部拡大の断面
【図4】他の実施の形態の第1緩衝ブロック(2a)の要部
拡大の断面図
【図5】暖房機(1) の従来の梱包構造の説明図
【図6】同上
【符号の説明】
(1) ・・・暖房機 (31)・・・ネジ軸 (32)・・・脚部 (3a)・・・第1前脚 (3b)・・・第2前脚 (2a)・・・第1緩衝ブロック (2b)・・・第2緩衝ブロック (27)・・・第1壁部 (28)・・・第2壁部 (21)・・・第1凹部 (22)・・・第2凹部 (25)・・・第5凹部 (26)・・・第6凹部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外方から脱落可能にねじ込まれたネジ軸
    を含む部品を備えた機器の梱包構造であって、 前記ネジ軸の前記外方への所定範囲以上の移動を阻止す
    る阻止手段を備え、 前記阻止手段による前記ネジ軸に生じうる最大反力は、
    前記ネジ軸に損傷を与える最小の力より小さい機器の梱
    包構造。
  2. 【請求項2】 前記部品は、前記ネジ軸に対して前記外
    方側から接続されるブロック体を含む請求項1に記載の
    機器の梱包構造。
  3. 【請求項3】 前記機器を接触状態にて被覆する緩衝材
    と、前記緩衝材に於ける前記機器側の第1の面から凹み
    且つ前記ブロック体を収容する第1の凹部と、前記緩衝
    材に於ける前記機器とは反対側の第2の面から凹んだ第
    2の凹部と、を更に具備し、 前記阻止手段は、前記第1の凹部と前記第2の凹部との
    間に形成される壁部を含み、 前記機器から前記壁部までの距離は、前記ネジ軸と前記
    ブロック体の軸方向の長さの和よりも小さい請求項2に
    記載の機器の梱包構造。
  4. 【請求項4】 前記機器を接触状態にて被覆する緩衝材
    と、前記緩衝材を貫通するように形成され且つ前記ブロ
    ック体を前記外方に移動できるように収容する孔部と、
    を更に具備し、 前記阻止手段は、前記ブロック体に対して前記外方側か
    ら接触できるように前記孔部の周壁の途中に対して突出
    状態に一体化された片部を含み、 前記機器から前記接触の位置までの距離は、前記ネジ軸
    と前記ブロック体の軸方向の長さの和よりも小さい請求
    項2に記載の機器の梱包構造。
  5. 【請求項5】 前記ブロック体は、前記ネジ軸に対して
    略同軸の円錐台形状に形成され且つ前記機器を支持する
    脚部を含む請求項2〜4の何れかに記載の機器の梱包構
    造。
  6. 【請求項6】 前記緩衝材は、発泡スチロール製である
    請求項1〜5の何れかに記載の機器の梱包構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110422445A (zh) * 2019-08-16 2019-11-08 珠海格力电器股份有限公司 一种折叠式踢脚线电暖器包装结构
JP2021138376A (ja) * 2020-03-02 2021-09-16 株式会社日立物流 梱包方法、梱包体、及び緩衝材

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