JPH1043322A - 防火面格子 - Google Patents

防火面格子

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Publication number
JPH1043322A
JPH1043322A JP8224579A JP22457996A JPH1043322A JP H1043322 A JPH1043322 A JP H1043322A JP 8224579 A JP8224579 A JP 8224579A JP 22457996 A JP22457996 A JP 22457996A JP H1043322 A JPH1043322 A JP H1043322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
closing plate
fire
window
grill
Prior art date
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Pending
Application number
JP8224579A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Arai
通郎 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyu Construction Co Ltd
Original Assignee
Tokyu Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyu Construction Co Ltd filed Critical Tokyu Construction Co Ltd
Priority to JP8224579A priority Critical patent/JPH1043322A/ja
Publication of JPH1043322A publication Critical patent/JPH1043322A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付スペースが少なく曲面窓にも対応させる
ことができる防火面格子を提供する。 【解決手段】 鉄筋コンクリート造建物の外壁1の窓開
口部Kにはサッシ枠2が取り付けられている。サッシ枠
2の外部側には面格子用上枠5と面格子用下枠6が取り
付けられている。7は開閉板であって、その上端部は軸
8を介して面格子用上枠5に回動自在に取り付けられて
いると共に、その下端部は軸9を介して面格子用下枠6
に回動自在に取り付けられている。開閉板7は窓開口部
Kに横方向に所定間隔を保って開閉自在に取り付けられ
ているので、各開閉板7の向きが外壁面に対して直交す
る方向に配向されている状態では、面格子として機能
し、各開閉板7の向きが外壁面に対してほぼ平行方向に
配向した閉じた状態では、窓開口部Kを閉じて防火機能
を発揮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日常的には防犯用
の面格子として機能せしめ、火災時には防火戸として機
能せしめることが可能な防火面格子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の面格子としては、面格子そのもの
に防火機能はなく、該面格子の外側あるいは内側に、開
戸タイプ、ギロチンタイプあるいはシャッタータイプ等
の防火戸を取り付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の面格子と防火戸との組み合わせは、次のような解決
すべき課題を有している。 1)面格子と防火戸との2重構造となっているので、特
に防火戸の取付スペースが余分に必要となる。 2)平坦面となった開口部にしか対応できない。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、取付スペー
スが少なく曲面窓にも対応させることができる防火面格
子を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の防火面格子は、
建物の窓の外側に多数枚の開閉板を適宜間隔で回動自在
に並設して、通常時には防犯用の面格子として機能せし
め、火災時には閉じて防火戸として機能せしめることを
特徴とする。上記開閉板の先端部の少なくとも片側に切
欠き部を形成して、各開閉板を閉じた時に、該切欠き部
を隣接する開閉板の基端部に掛合せしめるように構成し
たことも特徴とする。また、上記複数枚の開閉板を連結
杆により連結して、同時に回動するように構成する。さ
らに、上記開閉板を駆動用スプリングにより閉じる方向
に付勢せしめる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照しながら説明する。図1において、1は鉄筋
コンクリート造建物の外壁であって、その窓開口部Kに
は、サッシ枠2が取り付けられている。3は引違いガラ
ス窓である。なお、本発明における建物は、鉄筋鉄骨コ
ンクリート造、鉄骨造、木造等、いずれの建物であって
もよい。また、開口部窓も引違いガラス窓3に限定する
ものではなく、窓構造であればいずれでもよい。4は額
縁である。
【0007】上記サッシ枠2の外部側には、面格子用上
枠5と面格子用下枠6が取り付けられている。該面格子
用下枠6は、雨水の浸入を防止するために皿板状に外部
側に傾斜している。
【0008】7は開閉板であって、その上端部は軸8を
介して上記面格子用上枠5に回動自在に取り付けられて
いると共に、その下端部は軸9を介して上記面格子用下
枠6に回動自在に取り付けられている。上記開閉板7は
防火機能を発揮し得る材料あるいは不燃処理を施した材
料であればいずれでもよい。
【0009】上記開閉板7は窓開口部Kに横方向に所定
間隔を保って開閉自在に取り付けられているので、図2
に実線状態で示すように、上記各開閉板7の向きが外壁
面に対して直交する方向に配向されている状態では、面
格子として機能し、図2に仮想線状態で示すように、各
開閉板7の向きが外壁面に対してほぼ平行方向に配向し
た閉じた状態では、窓開口部Kを閉じて防火機能を発揮
する。
【0010】上記開閉板7の先端部(上記軸8、9を取
り付けた端部を基端部として、その反対側の端部)には
切欠き部7aが形成されていて、各開閉板7を図2に仮
想線で示すように閉じた時、該切欠き部7aを隣の開閉
板7の基端部に嵌合せしめ、その結果、隙間が極力小さ
くなって密閉状態に近くなり、防火機能が向上する。本
実施例では、上記切欠き部7aが開閉板7の先端部の両
側に形成されているが、片側だけでもよい。また、上記
軸8、9は開閉板7の上下端面の中間位置に設けてもよ
い。
【0011】各開閉板7の軸8は、その上端部が直角に
折れ曲がって折曲部8aとなっている。図3から明らか
なように、各軸8の折曲部8aは、連結杆10に回動自
在に枢着されており、すべての開閉板7が同時に揃って
回動するようになっている。なお、上記軸9にも折曲部
(図示せず)を設けて、連結杆(図示せず)により連結
させてもよい。該連結杆10は軸8または軸9のいずれ
か一方に設けてもよい。
【0012】11は駆動用スプリングであって、上記開
閉板7を常に閉じる方向に付勢しており、通常はこの付
勢力は拘束されていて、火災緊急時にこの拘束を解除す
ることにより瞬時に閉じることができるようになってい
る。この拘束解除は、適宜火災検知装置に連動させて自
動解除させるのが好ましいが、手動で解除するようにし
てもよい。また、上記駆動用スプリング11を省略し
て、火災時に手動で閉じるようにしてもよい。図1にお
いて、12はメンテナンス用カバーであって、上記回動
機構を維持管理する際に取り外すようになっている。
【0013】図4は、出窓Mに本発明の防火面格子を取
り付けた別の実施例を示すものであり、図5は、曲面窓
Nに本発明の防火格子を取り付けた更に別の実施例を示
すものである。上記実施例では、開閉板7を縦方向に並
列に設けて開閉させるように構成されているが、横向き
に並列させてもよい。この場合、上記軸8、9は水平方
向に配向される。
【0014】
【発明の効果】1)開閉板を回動させるだけで、閉じた
り開いたりさせることができて、面格子と防火戸の両機
能を持たせることができ、取り付けスペースが少なくて
済む。 2)開閉板を窓曲面に沿って配列させることが可能なの
で、曲面窓にも対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防火面格子の一実施例を示す切欠き斜
視図である。
【図2】図1の防火面格子の上面図である。
【図3】開閉板の作動の説明図である。
【図4】出窓への応用例を示す図である。
【図5】曲面窓への応用例をしめす図である。
【符号の説明】
1 外壁 2 サッシ枠 3 引違いガラス窓 4 額縁 5 面格子用上枠 6 面格子用下枠 7 開閉板 7a 切欠き部 8 軸 8a 折曲部 9 軸 10 連結杆 11 駆動用スプリング 12 メンテナンス用カバー K 窓開口部 M 出窓 N 曲面窓

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の窓の外側に多数枚の開閉板を適宜間
    隔で回動自在に並設して、通常時には防犯用の面格子と
    して機能せしめ、火災時には閉じて防火戸として機能せ
    しめることを特徴とする防火面格子。
  2. 【請求項2】上記開閉板の先端部の少なくとも片側に切
    欠き部を形成して、各開閉板を閉じた時に、該切欠き部
    を隣接する開閉板の基端部に掛合せしめるように構成し
    たことを特徴とする請求項1に記載の防火面格子。
  3. 【請求項3】上記複数枚の開閉板を連結杆により連結し
    て、同時に回動するように構成したことを特徴とする請
    求項1または2に記載の防火面格子。
  4. 【請求項4】上記開閉板を駆動用スプリングにより閉じ
    る方向に付勢せしめることを特徴とする請求項1、2ま
    たは3に記載の防火面格子。
JP8224579A 1996-08-08 1996-08-08 防火面格子 Pending JPH1043322A (ja)

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JP8224579A JPH1043322A (ja) 1996-08-08 1996-08-08 防火面格子

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JP8224579A JPH1043322A (ja) 1996-08-08 1996-08-08 防火面格子

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JPH1043322A true JPH1043322A (ja) 1998-02-17

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ID=16815954

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JP8224579A Pending JPH1043322A (ja) 1996-08-08 1996-08-08 防火面格子

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103883242A (zh) * 2014-02-19 2014-06-25 沈阳理工大学 一种节能高效防火卷帘门

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103883242A (zh) * 2014-02-19 2014-06-25 沈阳理工大学 一种节能高效防火卷帘门
CN103883242B (zh) * 2014-02-19 2015-09-30 沈阳理工大学 一种节能高效防火卷帘门

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