JPH1043191A - 熱成形チツプを有する縫合糸、ならびにその製造のための装置及び方法 - Google Patents

熱成形チツプを有する縫合糸、ならびにその製造のための装置及び方法

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JPH1043191A
JPH1043191A JP9135733A JP13573397A JPH1043191A JP H1043191 A JPH1043191 A JP H1043191A JP 9135733 A JP9135733 A JP 9135733A JP 13573397 A JP13573397 A JP 13573397A JP H1043191 A JPH1043191 A JP H1043191A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 針に容易に挿入することができる実質的に均
一な断面及び正確な切断末端を有するチップを持った縫
合糸、ならびにその製造のための装置及び方法の提供。 【解決手段】 第2の長さを有する本体部分に隣接する
第1の長さを有する第1熱成形チップ部分を含む縫合
糸。第1熱成形チップ部分は第1の長さに垂直な一般に
均一な断面を有するが、本体部分は変化する断面を有
し、それは第2の長さに沿った種々の断面寸法の分布に
対応する。第1熱成形チップ部分の一般に均一な断面
は、第2の長さに沿った種々の断面寸法の平均より小さ
い平均断面寸法を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は紐及び糸を加工するためのシス
テムを目的とする。さらに特定的に本発明は縫合糸を熱
成形し、切断するための自動化システムを目的とする。
【0002】
【発明の背景】縫合糸チップの成形及び切断のための種
々の自動化システムが当該技術分野において存在し、既
知である。1つのそのような機械の場合、少なくとも6
つの別々の縫合糸材料のストランドを同時に平行に進め
るための手段、ならびに6つのストランドのそれぞれの
各平行部分を現在の張力に保持するための6つの独立し
たテンショナーが設けられている。縫合糸材料のあらか
じめ決められた長さが進行手段により進められると、水
平ヒーターバー(6つの縫合糸ストランドに垂直に置か
れている)が電気的に制御されているソレノイドにより
作動され、ソレノイドは平面状のヒーターバーを動かし
てあらかじめ決められた滞留時間、縫合糸ストランドの
片側と接触させる。あらかじめ決められた滞留時間が経
過すると、ソレノイドはヒーターバーをその最初の位置
に引き込み、縫合糸材料の熱に露出された(又は熱−剛
化)部分が切断ステーションに進められる。切断ステー
ションで、縫合糸材料の熱−剛化部分がその真ん中で切
断され、それにより2つの剛化末端を有する縫合糸が製
造される。縫合糸チップの成形及び切断のための他の機
構がCoatesの米国特許第4,832,025、
4,806,737及び5,226,336号に示され
ている。Coatesの特許に記載されているシステム
は縫合糸チップの成形に対流又は非−接触加熱を用いて
いる。
【0003】縫合糸チップの成形及び切断のための既知
のシステムは、2つの主な欠点に苦しんでいる。第1
に、そのようなシステムは典型的に、実質的に均一な断
面に欠く縫合糸チップを与える。第2にそのようなシス
テムは典型的に、不正確に縫合糸チップを切断し、それ
により形が不規則で、又はゆがんでいるかも知れない切
断末端を残す。製造の観点から、不均一な断面及び/又
は不規則な、又はゆがんだ切断末端を有する縫合糸チッ
プは、他の事の中でもそのような縫合糸を針に挿入する
のが困難なので、望ましくない。
【0004】従って本発明の目的は、針に容易に挿入す
ることができる実質的に均一な断面及び正確に切断され
た末端を持ったチップを有する縫合糸を提供することで
ある。
【0005】本発明のさらなる目的は、実質的に均一な
断面を持ったチップを有する縫合糸の製造のための自動
化システム及び方法である。
【0006】本発明のさらに別の目的は、正確に切断さ
れた末端を有するチップを持った縫合糸の製造のための
自動化システム及び方法の提供である。
【0007】本発明のこれらの、及び他の目的、ならび
に利点は説明及び続く特許請求の範囲からさらに十分に
明らかになるか、あるいは本発明の実行により学ばれる
であろう。
【0008】
【発明の概略】本発明は、第2の長さを有する本体部分
に隣接する第1の長さを有する第1の熱成形チップ部分
を含む縫合糸を目的とする。第1の熱成形チップ部分は
第1の長さに垂直な一般に均一な断面を有するが、本体
部分は、第2の長さに沿った種々の断面寸法の分布に対
応する変化する断面を有する。第1の熱成形チップ部分
の一般に均一な断面は、第2の長さに沿った種々の断面
寸法の平均より小さい平均断面寸法を有する。
【0009】さらなる特徴に従うと、本発明は変化する
断面を有する未完成縫合糸材料のある長さから縫合糸チ
ップを熱成形するための装置を目的とする。熱成形縫合
糸チップはその長さに沿って一般に均一な断面を有し、
変化する断面は未完成縫合糸材料の長さに沿った種々の
断面寸法の分布に対応する。第1の加熱ダイは、未完成
縫合糸材料の長さの一部を受け取るための第1の溝をそ
こに有する第1面を有し、第2の加熱ダイは第2の溝を
そこに有する第2面を有する。第1及び第2の溝は共通
の軸に沿って延びている。第1の加熱ダイの第1面を第
2の加熱ダイの第2面に向かって動かすため、及び第1
及び第2の溝を未完成縫合糸材料の外面に対して接触さ
せるための少なくとも1つの機械的アクチュエーターが
設けられている。第1及び第2の溝は、第1加熱ダイの
第1面が第2加熱ダイの第2面に向かって置かれた時に
1つの加熱ダイ開口部を限定する。1つの加熱ダイ開口
部は共通の軸に垂直な一定の断面を有する。一定の断面
は分布により与えられる平均断面寸法より小さく、一般
に均一な断面に寸法が一致する。
【0010】さらに別の特徴に従うと、本発明は、変化
する断面を有する未完成縫合糸材料のある長さから縫合
糸チップを熱成形するための方法を目的とする。縫合糸
チップはその長さに沿って一般に均一な断面を有し、変
化する断面は未完成縫合糸材料の長さに沿った種々の断
面寸法の分布に対応する。未完成縫合糸材料のその長さ
が第1加熱ダイの第1面の第1の溝と第2加熱ダイの第
2面の第2の溝の間の位置に置かれ、第1及び第2の溝
は未完成縫合糸材料のその長さに平行な共通の軸に沿っ
て延びている。位置付け段階の後に、第1加熱ダイの第
1面を第2加熱ダイの第2面に向かって動かし、第1及
び第2の溝を未完成縫合糸材料の外面に対して、あらか
じめ決められた時間、接触させることにより縫合糸チッ
プが成形される。第1及び第2の溝は、第1加熱ダイの
第1面が第2加熱ダイの第2面に向かっている時、共通
の軸に垂直な一定の断面を有する1つの加熱ダイ開口部
を限定する。一定の断面は、分布により与えられる平均
断面寸法より小さく、一般に均一な断面に寸法が一致し
ている。
【0011】
【実施例】本発明の上記の、及び他の利点、ならびに目
的が得られる方法が実現できるように、上記に簡単に説
明されている本発明のさらに特定の説明を、添付の図面
に例示されているその特定の実施態様に言及することに
より表す。これらの図面は本発明の典型的実施態様のみ
を描いており、従ってその範囲の制限と考えられるべき
ではないことを理解し、本発明及び現在理解されている
その最良の様式を添付の図面の使用を介してさらに特定
的に、及び詳細に記載し、説明する。
【0012】全体システム操作 ここで図1に言及すると、本発明の好ましい実施態様に
従って縫合糸を熱成形し、切断するための機械10を示
す略図が示されている。連続長の未完成縫合糸材料11
0が、未完成縫合糸材料110がその上に巻かれた供給
スプール100から機械10に供給される。供給スプー
ル100からの未完成縫合糸材料110は最初に、未完
成縫合糸材料に張力を生むために引っ張りアセンブリ2
00を通って、次いで結節検出システム300を通過す
る未完成縫合糸材料110に結節が存在するか否かを検
出するための結節検出システム300を通って進められ
る。結節検出システム300を通過した後、未完成縫合
糸材料は加熱及び切断組み合わせステーション400に
進められ、そこで(i)未完成縫合糸材料110のあら
かじめ決められた長さが熱成形されてある長さの縫合糸
チップ材料とされ、(ii)熱成形された縫合糸チップ
材料が切断され、それにより未完成縫合糸材料110か
ら形成される本体部分及び切断末端で終わっている熱成
形チップ部分を有する完成縫合糸120を与える。
【0013】下記にさらに十分に説明する通り、供給ス
プール100からの未完成縫合糸材料110は、移動ク
ランプ500により機械10を通って進められ、移動ク
ランプは加熱及び切断組み合わせステーション400の
片方の側の出発又はホーム位置510と、加熱及び切断
組み合わせステーション400の他の側の末端位置51
2の間で移動クランプ500を駆動するための線状アク
チュエーター550に連結されている。移動クランプ5
00は図20に示されるつかみ(又は閉鎖)状態及び図
21に示される非−つかみ(又は開放)状態を有する。
コントローラー800から受け取る指示に従って、移動
クランプ500は機械10を通る未完成縫合糸材料11
0を選択的につかんだり引っ張ったりし、完成縫合糸1
20の製造を容易にする。機械を通って未完成縫合糸材
料を進める他に、移動クランプ500は最初に未完成縫
合糸材料110を加熱及び切断組み合わせステーション
400内に置き、並べるように働く。
【0014】機械10の運転の間、移動クランプ500
は最初にホーム位置510において未完成縫合糸材料1
10をつかむか、又は覆う。次に移動クランプ500が
そのつかみ又は閉鎖状態のままである間に、線状アクチ
ュエーター550は移動クランプ500をそのホーム位
置510からその末端位置512に駆動する。線状アク
チュエーター550が移動クランプ500をそのホーム
位置510からその位置512に駆動する時に、移動ク
ランプ500は未完成縫合糸材料110のある長さを、
加熱及び切断組み合わせステーション400を通り、末
端位置512と加熱及び切断組み合わせステーション4
00の間に置かれた固定クランプ600を通って引っ張
る。移動クランプ500と同様に固定クランプ600
は、図22に示されるつかみ(又は閉鎖)状態及び図2
3に示される非−つかみ(又は開放)状態を有する。線
状アクチュエーター550が移動クランプ500をホー
ム位置510から末端位置512に駆動する時、固定ク
ランプ600はその開放状態にある。移動クランプがそ
の末端位置512に達した後、固定クランプ600は固
定クランプ600内に置かれた未完成縫合糸材料110
をつかむか、又は覆う。機械10の長さに沿った固定ク
ランプ600の位置は、種々の長さの縫合糸を製造する
のを容易にするために調節することができる。
【0015】図2に示される通り、加熱及び切断組み合
わせステーション400は1対の向き合った加熱ダイ4
02及び404、ならびに1対の向き合った切断ダイ4
50及び452を含む。向き合った加熱ダイ402、4
04は開放及び閉鎖状態の両方を有する。同様に、向き
合った切断ダイ450,452は開放及び閉鎖状態を有
する。上記の通り、線状アクチュエーター550が移動
クランプ500をホーム位置510から末端位置512
に駆動する時、加熱及び切断組み合わせステーション4
00の向き合った加熱ダイ402、404及び向き合っ
た切断ダイ450、452の両方はそれらの開放位置に
ある。移動クランプがその末端位置512に達し、固定
クランプ600が固定クランプ600内に置かれた未完
成縫合糸材料110をつかむか、又は覆った後、加熱ダ
イ402、404はその開放状態からその閉鎖状態に動
き、あらかじめ決められた長さの縫合糸チップ材料を熱
成形する。加熱ダイ402、404の操作は図2〜10
と関連付けて下記にさらに詳細に記載する。加熱ダイ4
02、404がその開放状態からその閉鎖状態に動いた
後、移動クランプ500はつかんでいた未完成縫合糸材
料110を解放し、移動クランプがその開放又は非−つ
かみ状態にある間に線状アクチュエーター550は移動
クランプ500をその末端位置512からそのホーム位
置510に駆動し、そこで移動クランプは未完成縫合糸
材料110の次の片を覆う。
【0016】向き合った加熱ダイ402、404があら
かじめ決められた時間、その閉鎖状態にあった後、加熱
ダイ402、404はその閉鎖状態からその開放状態に
動き、それにより向き合った加熱ダイ402、404の
間に置かれたあらかじめ決められた長さの縫合糸チップ
材料を露出する。次に縫合糸チップ材料が開放加熱ダイ
402、404の間に置かれたままの間に、向き合った
切断ダイ450、452がその開放状態からその閉鎖状
態に動き、あらかじめ決められた長さの縫合糸チップ材
料を、好ましくは加熱ダイ402、404により成形さ
れた縫合糸チップ材料の長さの中間部分に隣接する点で
「はさむ」か、又はしっかりつかむ。切断ダイ450、
452がその閉鎖位置にある間に、切断ブレード480
が切断ダイ450、452に隣接する点で縫合糸チップ
材料の断面を横切って動き、それにより切断末端を有す
る熱成形縫合糸チップ材料を与える。
【0017】その後、切断ダイ450、452はその閉
鎖位置からその開放位置に動き、固定クランプ600は
つかんでいた縫合糸材料を解放する。固定クランプが開
き、その前につかんでいた縫合糸材料を解放すると、熱
成形され、切断されたチップを有する完成縫合糸120
が、固定クランプ600に取り付けられたアーム上に重
力により落ちる。切断ダイ450、452がその閉鎖位
置からその開放位置に動かされる時点の前に、移動クラ
ンプ500はホーム位置510において縫合糸材料をつ
かむか、又は覆い、次いで好ましくは上記のプロセスを
繰り返してさらに別の完成縫合糸120を製造する。引
っ張りアセンブリ200が機械10内に置かれる縫合糸
材料110に張力を及ぼしているので、切断ダイ45
0、452がその閉鎖位置からその開放位置に動かされ
る時点の前に移動クランプ500がホーム位置510に
おいて縫合糸材料をつかむか、又は覆い、切断ダイ45
0、452が開いた時に引っ張りアセンブリ200がブ
レード480により切断された縫合糸材料の後端を、ホ
ーム位置510を過ぎて逆方向に引っ張らないようにす
るのが重要である。
【0018】完成縫合糸120の製造のために機械10
で用いられる未完成縫合糸材料110は、ポリエステル
編組縫合糸材料などのいずれの熱可塑性プラスチック編
組縫合糸材料、あるいはポリアミド又はポリオレフィン
縫合糸材料から成ることもできる。下記においてさらに
十分に記載される本発明の好ましい実施態様の場合、機
械10で用いられる未完成縫合糸材料110は、ポリエ
チレンテレフタレートから形成される編組縫合糸材料、
例えばEthicon,Inc.によりEthibon
R ExcelRの商標で販売されているものである。
好ましい実施態様の場合、Siemensにより製造さ
れるSimatic model TI435コントロ
ーラーがコントローラー800となるために用いられ
る。オペレーターインターフェースはコントローラー8
00に組み合わされるのが好ましい。
【0019】加熱ダイの操作 上記の通り、移動クランプ500がその末端位置512
に達し、固定クランプ600が固定クランプ600内に
置かれた未完成縫合糸材料110をつかむか、又は覆っ
た後、加熱及び切断組み合わせステーション400の加
熱ダイ402、404が働いてステーション400内に
置かれた未完成縫合糸材料110からあらかじめ決めら
れた長さの縫合糸チップ材料を熱成形する。加熱ダイ4
02、404の操作の間、未完成縫合糸材料110はス
テーション400の片側に置かれた固定クランプ600
により、及びステーション400の反対側に置かれた滑
車514により、ステーション400内で一直線とさ
れ、固定された位置で吊られる。さらに加熱ダイ40
2、404の操作の間、ステーション400内に吊られ
た未完成縫合糸材料110は、引っ張りシステム200
によりあらかじめ設定された張力で保持される。
【0020】図2〜4は加熱及び切断組み合わせステー
ション400の3つの図を示す。それぞれの図は縫合糸
チップ形成サイクルの間の特定の時点における加熱ダイ
402、404の位置を示している。ここで特に図2に
言及すると、ステーション400の等角図が示されてお
り、この場合加熱ダイ402、404は両方ともその引
っ込んだ位置、又は開放位置にある。図2は、移動クラ
ンプ500がその末端位置512に達し、固定クランプ
600が固定クランプ600内に置かれた未完成縫合糸
材料110をつかむか、又は覆った時の加熱ダイ40
2、404の位置を示している。移動クランプ500が
その末端位置512に達し、固定クランプ600が固定
クランプ600内に置かれた未完成縫合糸材料110を
つかむか、又は覆った後、マスターシリンダー406
(コントローラー800により制御)が加熱ダイ404
をその引っ込んだ位置からその張り出された位置に駆動
する。図3は、マスターシリンダー406が加熱ダイ4
04をその張り出された位置に動かした後の加熱ダイ4
02、404の位置を示す。加熱ダイ404がその張り
出された位置に動かされると、ステーション400内に
吊られた縫合糸材料110の断面の一部が加熱ダイ40
4の溝又はチャンネル405(図6に示されている)中
に受け取られる。この段階の間に未完成縫合糸材料11
0を溝405中に容易に導くために、1対のV−形ガイ
ド404a、404bが加熱ダイ404の末端に付けら
れている。本発明の好ましい実施態様の場合、未完成縫
合糸材料110の断面の少なくとも一部が実際に溝40
5中に受け取られることを保証するために、マスターシ
リンダー406は加熱ダイ404の溝405がステーシ
ョン400内に吊られている未完成縫合糸材料110の
中心線を少し越す(通過する)ようにする。
【0021】マスターシリンダー406が加熱ダイ40
4をその張り出された位置に動かした後、スレーブシリ
ンダー408(コントローラー800により制御)が加
熱ダイ402をその引っ込んだ位置からその張り出され
た位置に駆動する。図4は、スレーブシリンダー408
が加熱ダイ402をその張り出された位置に動かした後
の加熱ダイ402、404の位置を示す。加熱ダイ40
2がその張り出された位置に動かされると、その前には
溝405中に受け取られていなかった縫合糸材料110
の断面の部分が加熱ダイ402内の溝又はチャンネル4
03(図5に示されている)中に受け取られる。スレー
ブシリンダー408が加熱ダイ402をその張り出され
た位置に駆動した後、加熱ダイ404の面405aは加
熱ダイ402の面403aに隣接し、接する。本発明の
好ましい実施態様の場合、加熱ダイ402をその張り出
された位置に駆動するためにスレーブシリンダー408
が用いる力は、加熱ダイ404をその張り出された位置
に駆動するためにマスターシリンダー406が用いる力
より小さい。スレーブシリンダー406が小さい力を用
いることは、図4に示されるように加熱ダイ402が加
熱ダイ404と接触させられる時に、加熱ダイ404の
位置が乱されないことを保証する。図4に示されるよう
に面403a及び405aが一緒にされ、加熱ダイ40
2、404が未完成縫合糸材料110を「覆った」後、
加熱ダイ402、404はあらかじめ決められた滞留時
間、その閉鎖された、又は張り出された位置に残る。そ
の後シリンダー406及び408は、それらをその最初
の引っ込んだ位置に戻すことにより加熱ダイ402、4
04を開き、それにより向き合った開放加熱ダイ40
2、404の間に吊られたあらかじめ決められた長さの
熱成形縫合糸チップ材料を露出する。
【0022】本発明の好ましい実施態様の場合、溝40
3及び405の断面はそれぞれ半円(half cir
cle or semi−circle)を示し、面4
03a及び405aが図4に示されるように互いに接触
させられると、溝403及び405は一緒になって円筒
状開口部の軸に垂直な円形断面(下記において「加熱ダ
イ断面」)を有する1つの円筒状開口部を形成する。溝
403及び405により形成される円筒状開口部の軸
は、「x」軸(図2〜4に示されている)に沿った縫合
糸材料110の長さと平行に並んでいる。本発明の好ま
しい実施態様の場合、加熱ダイ断面の直径は常に、供給
スプール100から与えられる未完成縫合糸材料110
の平均断面寸法より小さい。加熱ダイ断面の直径を未完
成縫合糸材料110の平均断面寸法より小さくすること
により、本発明は、縫合糸チップ形成プロセスの間に溝
403及び405の両方が縫合糸材料110に接触し、
圧力を加えることを保証する。引っ張りアセンブリ20
0により未完成縫合糸材料110に保持される張力は、
縫合糸チップ形成プロセスの間に加熱ダイ断面が縫合糸
材料を過剰にはさむ、又は締め付けるのを防ぐように働
く。
【0023】ここで図7に言及すると、ステーション4
00の加熱ダイ402、404により接触されていない
代表的長さの未完成縫合糸材料110の断面図が示され
ている。未完成縫合糸材料110は(図7に示されてい
る通り)、本発明に従って製造される縫合糸のチップ形
成されていない本体部分の形成に用いられる。未完成縫
合糸材料110は複数の糸112から形成され、そのそ
れぞれは数本のスラトンド又はフィラメント114から
形成されている。未完成縫合糸材料110は編組されて
いるので、その断面は均一な円形ではない。反対に未完
成縫合糸材料110の断面の直径は、測定される直径の
位置に依存して変化する。かくして図7に示される縫合
糸材料110の、すべて断面の面心116を通過する3
つの代表的直径の測定値117、118、119は、そ
れぞれ異なる長さを有する。図8は、図7に描かれてい
る未完成縫合糸材料に存在する変化する断面直径、特に
未完成サイズ0 EthibondR ExcelR
合糸材料に存在する変化する断面直径の統計的分布を示
すグラフを示している。図8に示される通り、与えられ
た長さの未完成縫合糸材料110の場合、平均断面直径
(Davg)、Davgより1標準偏差下である断面直径長を
示す第1標準偏差断面直径(Dsd1)及びDavgより2標
準偏差下である断面直径長を示す第2標準偏差断面直径
(Dsd2)がある。
【0024】本発明の第1の好ましい実施態様の場合、
溝403及び405により形成される加熱ダイ断面の直
径は未完成縫合糸材料110に関するDavg値より小さ
い一定値であり;本発明の第2の好ましい実施態様の場
合、溝403及び405により形成される加熱ダイ断面
の直径は未完成縫合糸材料110に関するDsd1値に大
体等しい一定値であり;本発明のさらに別の好ましい実
施態様の場合、溝403及び405により形成される加
熱ダイ断面の直径は未完成縫合糸材料110に関するD
sd2値に大体等しい一定値である。
【0025】ここで図9に言及すると、図2〜4と関連
付けて上記で記載された通りにステーション400の加
熱ダイ402、404により熱成形された代表的長さの
縫合糸チップの断面122が示されている。図9に示さ
れる代表的断面122は、最初にステーション400に
供給される未完成縫合糸材料110に関するDsd2値に
大体等しい一定の直径を有する加熱ダイ断面を用いて熱
成形された(又は仕上げられた)。加熱ダイ断面の直径
が未完成縫合糸材料110に関するDavg値より小さい
という事実の結果、未完成縫合糸材料110は熱チップ
形成プロセスの間に加熱ダイ402、404により接触
される。熱チップ形成プロセスの間の加熱ダイ402、
404の未完成縫合糸材料110との接触は、縫合糸材
料110がこのプロセスの間に張力下にあるという事実
と一緒になって、加熱ダイ402、404により接触さ
れている縫合糸材料110を圧縮させ、それにより断面
122の周の回りに位置するフィラメント(フィラメン
ト124のような)の「丸みつけ」を生ずる。その周の
回りのフィラメントのこの丸みつけの結果、断面122
は一般に直径が均一となる。図7に示される未完成縫合
糸材料110の変化する断面の直径と対照的に、断面1
22の直径は一般に、測定される直径の位置にかかわら
ず一定である。かくして図9に示される断面122の、
すべて断面の面心129を通過する3つの代表的直径測
定値126、127、128は、それぞれ大体同じ長さ
を有する。表I、II及びIIIは、未完成Ethib
ondR ExcelR縫合糸材料から形成される本体部
分及び本発明に従ってダイ402、404(未完成縫合
糸材料のDsd2値に大体等しい一定の断面直径を有す
る)により成形されたチップ部分を有するサイズ0、2
/0及び3/0縫合糸の断面直径を示す。これらの表が
示す通り、本発明はチップ部分に隣接する未完成縫合糸
本体部分(110b)より直径が小さくもあり、より均
一でもある(すなわち直径の標準偏差がより小さい)断
面を有するチップ部分(110a)を持つ縫合糸を与え
る。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】図10は、図9に描かれ、上記の表Iによ
り例示されている熱成形縫合糸チップに存在する一般に
均一な断面直径の統計的分布を示すグラフを示してい
る。図10に示される通り、本発明の加熱ダイにより作
られる縫合糸チップは一般に均一な断面直径を有し、そ
れは加熱ダイ断面を中心とし(この場合Dsd2)、ステ
ーション400に供給され、得られる縫合糸の非チップ
形成本体部分を形成する未完成縫合糸材料110に対応
するDavg値より小さい。
【0030】本発明で用いられる加熱ダイ断面は、機械
10に供給されている未完成縫合糸材料110のDavg
値に依存して変化するので、加熱ダイ402、404は
除去可能なネジ414によりそれぞれヒーターマニホー
ルド410、412に固定されており、そのためにオペ
レーターは、用いられている縫合糸材料110の寸法に
依存してステーション400で用いられる加熱ダイ40
2、404を変えることができる。除去可能な加熱ダイ
402、404の加熱のための熱電対415がマニホー
ルド410、412のそれぞれに置かれ、コントローラ
ー800に連結されている。かくして比較的大きな直径
の縫合糸材料110の場合、オペレーターは、比較的小
さい直径の縫合糸材料にチップを熱成形するために用い
られるダイより大きな加熱ダイ断面を形成する加熱ダイ
402、404を用いるであろう。Ethicon,I
nc.によりEthibondR ExcelRの商標で
販売されているものようなポリエチレンテレフタレート
から形成されている種々の寸法の未完成編組縫合糸材料
にチップを熱成形するために用いるのに好ましい加熱ダ
イ断面直径が下記の表IVに示されている。熱チップ形
成プロセスの間に加熱ダイ402、404が保持される
べき好ましい温度、熱チップ形成プロセスの間に縫合糸
が保持されるべき好ましい張力、ならびに熱チップ形成
プロセスの間に加熱ダイ402、404が未完成縫合糸
材料110を覆ったままでいるべき好ましい滞留時間も
下記の表IVに示されている。
【0031】
【表4】
【0032】本発明の好ましい実施態様の場合、加熱ダ
イ402、404はスチールから作られ、加熱ダイ40
2、404が開かれる時に溝403、405からの縫合
糸材料の解放を容易にするために、General M
agnaplateにより製造されているTeflon
R又はNedoxRなどの非−粘着物質でコーティングさ
れている。上記の好ましい実施態様において溝403、
405により形成される加熱ダイ断面は形が円形である
が、他の幾何学的形を限定する加熱ダイ断面も本発明と
関連して用いることができることは、当該技術分野にお
ける熟練者に理解されるであろう。
【0033】切断ダイの操作 シリンダー406及び408が、それをその最初の引っ
込んだ位置に戻すことにより加熱ダイ402、404を
開き、それにより向き合った開放加熱ダイ402、40
4の間に吊られたあらかじめ決められた長さの熱成形縫
合糸チップ材料を露出した後、加熱及び切断組み合わせ
ステーション400の切断ダイ450、452が働いて
縫合糸チップ材料の熱成形された長さを切断する。本発
明が「ダブル−アームド(double−arme
d)」縫合糸(すなわち各縫合糸の両端に針を有する縫
合糸)のための完成縫合糸材料を作るために用いられる
場合、縫合糸チップ材料の熱成形された長さはその中点
で切断されるのが好ましく;そうでない場合、縫合糸チ
ップ材料の熱成形された長さはその末端の1つの近くで
切断されるのが好ましい。切断ダイ450、452の初
期操作の間、ステーション400に吊られた縫合糸材料
は、上記の熱チップ形成プロセスの間にそれが占めてい
た位置と同じ位置に留まっている。かくして縫合糸材料
は軸「x」に沿って置かれ、一直線とされたままであ
る。さらに切断ダイ450、452の初期操作の間、ス
テーション400内に吊られた縫合糸材料は、上記の熱
チップ形成プロセスの間に用いられた張力と同じ現在の
張力に保持されている。
【0034】図11〜13は、加熱及び切断組み合わせ
ステーション400のさらに別の3つの図を示す。それ
ぞれの図は、縫合糸切断サイクルの間の特定の時点にお
ける切断ダイ450、452及び切断ブレード480の
位置を示す。上記の熱チップ成形サイクルの間、切断ダ
イ450、452の両方はその開放位置又は引っ込んだ
位置に留まっている。熱チップ形成サイクルの最後にお
ける加熱ダイ402、404の開放に続き、マスターシ
リンダー460(コントローラー800により制御)は
切断ダイ450をその引っ込んだ位置からその張り出さ
れた位置に駆動する。図10は、マスターシリンダー4
60が切断ダイ450をその張り出された位置に動かし
た後の切断ダイ450、452の位置を示す。切断ダイ
450がその張り出した位置に動かされると、ステーシ
ョン400内に吊られた熱チップ形成された縫合糸材料
110aの断面は、切断ダイ450内の溝又はチャンネ
ル451(図15〜16に示されている)中に受け取ら
れる。この段階の間に熱チップ形成された縫合糸材料1
10aを溝451中に容易に導くために1対のV−形ガ
イド(示されていない)を切断ダイ450の末端に付け
ることができる。本発明の好ましい実施態様の場合、熱
チップ形成された縫合糸材料110aの断面部分の全体
が実際に溝451中に受け取られる(図17に示される
通り)ことを保証するために、マスターシリンダー46
0は切断ダイ450の溝451が、ステーション400
内に吊られた熱チップ形成された縫合糸材料110aの
位置を少し越えるようにする。
【0035】マスターシリンダー460が切断ダイ45
0をその張り出された位置に動かした後、スレーブシリ
ンダー462(やはりコントローラー800により制
御)が切断ダイ452をその引っ込んだ位置からその張
り出された位置に駆動する。図12は、スレーブシリン
ダー462が切断ダイ452をその張り出された位置に
動かした後の切断ダイ450、452の位置を示す。ス
レーブシリンダー462が切断ダイ452をその張り出
された位置に駆動した後、切断ダイ450の面451a
は切断ダイ452の面452aに隣接し、接する。切断
ダイ452は正方形のノッチ(又はボス)453を含
み、それは面451a及び453aが一緒になると溝4
51中に受け取られる。本発明の好ましい実施態様の場
合、切断ダイ452をその張り出された位置に駆動する
ためにスレーブシリンダー462が用いる力は、切断ダ
イ450をその張り出された位置に駆動するためにマス
ターシリンダー460が用いる力より小さい。スレーブ
シリンダー462が小さい力を用いることは、切断ダイ
452が図12に示されるように切断ダイ450と接触
させられる時に、切断ダイ450の位置が乱されないこ
とを保証する。図17に示される通り、面451a及び
453aが一緒にされ、切断ダイ450、452が熱チ
ップ形成された縫合糸材料110aを覆った後、ブレー
ド480がスレーブシリンダー462により、熱チップ
形成された縫合糸材料110aを横切って軸「x」に垂
直な方向に動かされ、それにより熱チップ形成された縫
合糸材料110aを切断ダイ450、452に隣接する
点で剪断し、未完成縫合糸材料110から形成される本
体部分及び切断末端で終わっている熱成形チップ部分を
有する完成縫合糸120を作る。図13は切断ブレード
480が熱チップ形成された縫合糸材料110aを切り
取る時の切断ダイ450、452の位置を示し、図14
はプロセスの間、切断ブレード480が切断ダイ45
0、452に近接して保持されていることを示す。熱チ
ップ形成された縫合糸材料110aの切り取りに続き、
シリンダー460及び462は、切断ダイ450、45
2をその最初の引っ込んだ位置に戻すことによりそれら
を開く。上記の通り、切断ダイ450、452が開かれ
た時に引っ張りアセンブリ200がブレード480によ
り切断された縫合糸材料の後端110bをホーム位置5
10を過ぎて逆方向に引っ張るのを防ぐために、切断サ
イクルの最後における切断ダイ450、452の開放の
前に移動クランプ500はホーム位置510において縫
合糸材料110をつかむか、又は覆う。
【0036】本発明の好ましい実施態様の場合、溝45
1及びノッチ453の断面は、面451a及び453a
が図17に示される通り互いに接触させられる時に溝4
51及びノッチ453が一緒になって、「x」軸に沿っ
て並び、「x」軸に垂直な断面(下記において「切断ダ
イ断面」)を有する1つの切断ダイ開口部を形成するよ
うなものである。かくして溝450及びノッチ452に
より形成される切断ダイ開口部の軸は、熱チップ形成さ
れた縫合糸材料110aの「x」軸に沿った長さと平行
にならぶ。本発明好ましい実施態様の場合、切断ダイ断
面の直径「d」(図17に示されている)は常にチップ
形成された縫合糸材料110aの熱成形に用いられる加
熱ダイ断面の直径より小さい。切断ダイ断面の直径を加
熱ダイ断面の直径より小さくすることにより、本発明
は、縫合糸切断プロセスの間に溝451及びノッチ45
3が接触するのみでなく、切断ダイ450、452の間
に置かれる熱チップ形成された縫合糸材料110aをし
っかり保持もする、又ははさみもすることを保証する。
熱チップ形成された縫合糸材料110aをブレード48
0が縫合糸材料110aを切り取る位置に直接隣接する
点でしっかり保持する、又ははさむことにより、本発明
の切断機構は非常に正確な切断末端を有する縫合糸を与
え、それは他の事の中でも、後の針の中への切断末端の
挿入を容易にする。
【0037】別の好ましい切断ダイ機構 図11〜17と関連づけて上記で説明した切断ダイシス
テムは、一端のみに取り付けられた針を有するシングル
−アームド縫合糸(single−armedsutu
res)を作るのに有利である。しかしいくつかの術法
の場合、それぞれの末端に取り付けられた針を有するダ
ブル−アームド縫合糸が必要である。ダブル−アームド
縫合糸を作るのに用いることができる縫合糸材料を製造
するために、縫合糸材料の両端を正確な切断から形成
し、縫合糸のそれぞれの末端を針に挿入できるようにす
るのが重要である。両端に正確な切断を有する完成縫合
糸120を二次加工するために、図11〜17に示され
る切断ダイシステムの代わりに図18〜19に示される
別の切断ダイシステム900を用いることができる。
【0038】システム900の場合、マスターシリンダ
ー460が1対の切断ダイ902、904をその引っ込
んだ位置と張り出された位置の間で同時に駆動し、スレ
ーブシリンダー462が1対の切断ダイ906、908
をその引っ込んだ位置と張り出された位置の間で同時に
駆動し、スレーブシリンダーが2つの切断ブレード91
0、912を熱チップ形成された縫合糸材料110aの
2つの別の断面を横切って同時に動かすことを除いて、
システム900はすぐ上の部で説明した切断システムと
実質的に同じに働く。かくして切断ダイ902、904
はそれぞれ実質的に切断ダイ450と同一であり、切断
ダイ906、908はそれぞれ実質的に切断ダイ452
と同一である。システム900の操作の間、マスターシ
リンダー460が最初に切断ダイ902、904をその
引っ込んだ位置からその張り出された位置に同時に駆動
する。切断ダイ902、904がその張り出された位置
に動かされると、ステーション400内に吊られた熱チ
ップ形成された縫合糸材料110aの別々の断面がそれ
ぞれの切断ダイ902、904内の溝451中に受け取
られる。次ぎにスレーブシリンダー462が切断ダイ9
06、908をその引っ込んだ位置から張り出された位
置に同時に駆動する。スレーブシリンダー462が切断
ダイ906、908をその張り出された位置に駆動した
後、切断ダイ902、904の面451aは切断ダイ9
02、904の面453aに隣接し、接する。両方の組
の面451a及び453aが一緒にされ、切断ダイ90
2、904、906及び908が熱チップ形成された縫
合糸材料110aのそれぞれの断面を「覆った」後、ブ
レード910、912がスレーブシリンダー462によ
り、熱チップ形成された縫合糸材料110aの2つの断
面を横切って軸「x」に垂直な方向で同時に動かされ、
それにより熱チップ形成された縫合糸材料110aを切
断ダイ906、908に隣接する2つの点で剪断し、2
つの正確に切断された縫合糸末端を生み出す。縫合糸材
料110aの切り取りに続き、シリンダー460及び4
62は切断ダイ902、904、906及び908を、
それらをその最初の引っ込んだ位置に戻すことにより開
く。
【0039】光学センサー制御システム 移動クランプ500、固定クランプ600、加熱ダイ4
02、404及び切断ダイ450、452の状態/位置
(なすわち開放又は閉鎖)、ならびにマスターシリンダ
ー406、460、スレーブシリンダー408、46
2、線状アクチュエーター550、切断ブレード480
及び引っ張りアセンブリ200の動き及び位置はコント
ローラー800により監視され、制御される。図20
は、コントローラー800に連結され、加熱及び切断組
み合わせステーション400の操作の間に加熱ダイ40
2、404及び切断ダイ450、452の位置を監視
し、確実にするいくつかの光学センサーの位置を示す。
さらに特定的に、光学センサー801及び802は加熱
ダイ404がその張り出された位置にあるか、又は引っ
込んだ位置にあるかを監視する/確実にするために設け
られ;光学センサー803及び804は加熱ダイ402
がその張り出された位置にあるか、又は引っ込んだ位置
にあるかを監視する/確実にするために設けられ;光学
センサー805は切断ダイ450がその張り出された位
置にあるか、又は引っ込んだ位置にあるかを監視する/
確実にするために設けられ;光学センサー806は切断
ダイ452がその張り出された位置にあるか、又は引っ
込んだ位置にあるかを監視する/確実にするために設け
られている。本発明の好ましい実施態様の場合、コント
ローラー800は切断ダイ450、452がその引っ込
んだ位置にあることをセンサー805、806が示さな
ければ、マスターシリンダー406が加熱ダイ404を
その張り出された位置に駆動することを許さず;コント
ローラー800は切断ダイ450、452がその引っ込
んだ位置にあることをセンサー805、806が示し、
加熱ダイ404がその張り出された位置にあることをセ
ンサー801、802が示さなければ、スレーブシリン
ダー408が加熱ダイ402をその張り出された位置に
駆動することを許さず;コントローラー800は加熱ダ
イ402、404がその引っ込んだ位置にあることをセ
ンサー801、802、803及び804が示さなけれ
ばシリンダー460が切断ダイ450をその張り出され
た位置に駆動することを許さず;コントローラー800
は加熱ダイ402及び404がその引っ込んだ位置にあ
り、切断ダイ450がその張り出された位置にあること
をセンサー801、802、803、804及び805
が示さなければシリンダー462が切断ダイ452をそ
の張り出された位置に駆動することを許さない。
【0040】図21及び22は、コントローラー800
に連結され、移動クランプ500の状態(開放又は閉
鎖)を監視し、確実にする光学センサー807の位置を
示す。図23及び24は、コントローラー800に連結
され、固定クランプ600の状態(開放又は閉鎖)を監
視し、確実にする光学センサー808の位置を示す。
【0041】縫合糸引っ張りシステム ここで図25に言及すると、本発明の好ましい実施態様
に従って縫合糸材料110のある長さに張力を与えるた
めのシステム200の等角図が示されている。システム
200はある幅、ある重量及びスプールの幅に垂直な円
周204を有する引っ張りスプール202を含む。引っ
張りスプール202は縫合糸材料110を受け取るため
に、その周204に溝206を有する。引っ張りシステ
ム200は、トラック208の長さに沿って平行に延び
ている1対のスロット208a、208bから形成され
るトラック208も含む。トラック208及びスロット
208a、208bは純粋に垂直な軸に沿って置かれる
のが好ましいが、別の実施態様では(示されていない)
トラック208及びスロット208a、208bは水平
及び垂直成分の両方を含む軸に沿って並べられることが
できる。スロット208a、208bはシステム200
の操作の間、トラック208の長さに沿って引っ張りス
プール202を受け取り、導くために働く。トラック2
08の長さは引っ張りスプール202の幅に垂直に並べ
られるのが好ましい。
【0042】システム200の操作の間、引っ張りスプ
ール202は縫合糸材料110によりスロット208
a、208b内に垂直に吊られる。引っ張りスプール2
02が縫合糸材料110によりスロット208a、20
8b内に垂直に吊られている間、引っ張りスプール20
2の重量は、スプール202の重量の2分の1に等しい
対応する張力を縫合糸材料110に及ぼす。システム2
00の操作の間に縫合糸材料110に及ぼされる張力を
変化させるために、スプール202の中心から延びるス
プールアームに追加の重量210を加えることができ、
又はそこから除去することができる。
【0043】上記の移動クランプ500がそのつかみ状
態にあり、そのホーム位置510からその末端位置51
2に動く時、トラック208に吊られた縫合糸材料11
0は機械10のステーション400及び固定クランプ6
00を介して前方に引かれる。縫合糸材料が移動クラン
プ500により機械を介して前方に引かれると、引っ張
りスプール202はトラック208内で上方に引っ張ら
れる。しかしトラック208内のスプール202の垂直
位置にかかわらず、システム200により縫合糸材料1
10に及ぼされる張力は一定であり、スプール202の
重量の2分の1に等しいであろう。コントローラー80
0に連結された光学センサー212が、移動クランプ5
00の引っ張り作用がスプール202を、トラック20
8内でセンサー212の高さを越えて上方に引っ張らせ
たか否かを決定するために設けられている。引っ張りス
プール202がセンサー212の位置を越えて上方に引
っ張られたことを光学センサー212が検出すると、コ
ントローラー800は、供給スプール100に連結され
たモーター(示されていない)に、未完成縫合糸材料1
10を供給スプール100から巻き出させる。もっと多
くの未完成縫合糸材料110が供給スプール100から
巻き出されると、引っ張りスプール202はトラック2
08内を下方に動く。好ましい実施態様の場合、コント
ローラー800は、引っ張りスプール202が光学セン
サー212のレベルより下に落ちるまで未完成縫合糸材
料110を供給スプール100から巻き出し続ける。
【0044】縫合糸材料110における破断又は縫合糸
材料における張力の喪失が機械10内であったか否かを
決定するために、トラック208の底に光学センサー2
14が設けられている。正常な操作の間、引っ張りスプ
ール202は光学センサー212のレベルより下に落ち
るべきではないので、引っ張りスプール202がセンサ
ー214のレベルに落ちたことをセンサー214が決定
すると、機械10内における縫合糸材料110における
破断又は縫合糸張力の喪失がセンサーにより信号で知ら
されるであろう。
【0045】引っ張りシステム200を縫合糸材料に張
力を与えることと関連付けて説明してきたが、いずれの
種類の紐又は糸に張力を与えるためにも引っ張りシステ
ム200を用いることができることが当該技術分野にお
ける熟練者に理解されるであろう。
【0046】結節検出システム ここで図26及び27に言及すると、本発明の好ましい
実施態様に従い、システム300を通過する縫合糸材料
100における結節を検出するための光学検出システム
300の2つの等角図が示されている。結節検出器シス
テム300は、縫合糸材料110が光学的光源(opt
ical light source)302及び光学
的光検出器(optical light detec
tor)306の間に置かれた時に光304の平面を光
学的光検出器306に向けるための光学的光源302を
含む(図28に示されている)。光学的光源302は、
その末端が光学的平面304に沿って並んでいる複数の
光学繊維302aから形成されているのが好ましい。検
出器306からの出力信号を処理し、光源302と光検
出器306の間に置かれた縫合糸材料110に結節が存
在するか否かを決定するために、コントローラー800
が光学的光検出器306の出力に連結されている。さら
に特定的には、縫合糸材料110が光学的光検出器30
6に投げる影308の大きさをあらかじめ決められた閾
値に対して比較することにより、コントローラー800
は、光源302と光検出器306の間に置かれた縫合糸
材料110に結節が存在するか否かを決定する。好まし
い実施態様の場合、この比較に用いられるあらかじめ決
められた閾値は、結節していない縫合糸材料110の断
面が光学的光検出器306に投げる影308aの大きさ
に対応する。さらに別の好ましい実施態様の場合、縫合
糸材料110が光検出器306に投げる影の大きさが結
節していない縫合糸材料110の断面が光学的光検出器
306に投げる影308aの大きさの少なくとも30%
越える場合のみに、コントローラー800は、システム
300を通過する縫合糸材料110に結節が存在すると
決定する。
【0047】結節検出システム300を縫合糸材料にお
ける結節の検出と関連させて説明してきたが、いずれの
種類の紐又は糸における結節の検出にも結節検出システ
ム300を用いることができることが当該技術分野にお
ける熟練者に理解されるであろう。
【0048】延長された長さの縫合糸モード 上記のプロセスでは、線状アクチュエーター550の長
さより短い長さを有する完成縫合糸120の製造に機械
10が用いられたが、機械10を下記に説明する延長さ
れた長さの縫合糸モードで用い、線状アクチュエーター
550より長い完成縫合糸を製造することができる。図
1及び図29〜31に示す通り、延長された長さの縫合
糸の製造の間、縫合糸材料を保持するために、機械10
に取り付けられた縫合糸保持アーム700が設けられて
いる。縫合糸材料保持アーム700は、側面702、7
03を境界とする円筒状中心部分から形成される末端部
分704を含む。コントローラー800に連結されたア
クチュエーター705は末端部分704をその引っ込ん
だ位置(図29〜30に示されている)とその張り出さ
れた位置(図31に示されている)の間で駆動する。機
械10がその延長された長さの縫合糸モードで働く場
合、アクチュエーター705は末端部分704をその張
り出された位置に保持し;他の場合、アクチュエーター
705は末端部分704をその引っ込んだ位置に保持す
る。
【0049】延長された長さの縫合糸モードにおける機
械10の操作の間、移動クランプ500が最初にホーム
位置510において未完成縫合糸材料110をつかむ
か、又は覆う。次に移動クランプ500がそのつかみ又
は閉鎖状態のままである間に、線状アクチュエーター5
50が移動クランプ500をそのホーム位置510から
末端位置512に駆動する。線状アクチュエーター55
0が移動クランプ500をそのホーム位置510からそ
の位置512に駆動する時、移動クランプ500はある
長さの未完成縫合糸材料110を、加熱及び切断組み合
わせステーション400を介して、及び固定クランプ6
00を介して引っ張る。移動クランプがその末端位置5
12に達した後、固定クランプ600が固定クランプ6
00内に置かれた未完成縫合糸材料110をつかむか、
又は覆う。次いで移動クランプ500はつかんでいた未
完成縫合糸材料110を解放し、その前には移動クラン
プ500につかまれていた縫合糸材料110を末端部分
704上に落とし、保持させる。次ぎに移動クランプが
その開放又は非−つかみ状態にある間に、線状アクチュ
エーター550が移動クランプ500をその末端位置5
12からそのホーム位置510に駆動し、そこで移動ク
ランプ500は再び未完成縫合糸材料110をホーム位
置510においてつかむか、又は覆う。移動クランプ5
00が2回目に未完成縫合糸材料110をホーム位置で
つかんだ後、固定クランプ600が開く。その後、移動
クランプ500がそのつかみ又は閉鎖状態のままで、固
定クランプ600がその開放状態のままである間に、線
状アクチュエーター550は再び移動クランプ500を
そのホーム位置510から末端位置512に駆動する。
移動クランプ500がその末端位置512に2回目に達
した後、固定クランプ600は再び固定クランプ600
内に置かれた未完成縫合糸材料110をつかむか、又は
覆う。
【0050】未完成縫合糸材料110が上節で記載され
た通りに移動クランプ500により「2回引かれた」
後、加熱及び切断組み合わせステーションの加熱ダイ4
02、404及び切断ダイ450、452が上記の通り
に働き、ステーション内に置かれたある長さの縫合糸チ
ップ材料を熱成形し、切断する。切断ダイ450、45
2が縫合糸チップの切断に続いてその閉鎖位置からその
開放位置に動いた後、固定クランプ600はそれにつか
まれていた縫合糸材料を解放する。固定クランプが開
き、その前にはつかまれていた縫合糸材料を解放する
と、熱成形され、切断されたチップを有する完成縫合糸
120が、固定クランプ600に取り付けられたアーム
上に重力により落ちる。加熱及び切断組み合わせステー
ション400が縫合糸チップを熱成形し、切断する前
に、移動クランプ500が縫合糸材料110を連続して
2回引くので、延長された長さの縫合糸モードにより製
造される得られる完成縫合糸120は、線状アクチュエ
ーター550の長さより大きい長さを有することができ
る。
【0051】さらに、本発明を好ましい実施態様に言及
して説明してきたが、本明細書に添付されるいくつかの
特許請求の範囲に挙げられている本発明から逸脱するこ
となく、本明細書に示されている構造及びプロセス段階
に当該技術分野において既知の種々の修正を行うことが
できることが理解されるべきである。
【0052】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0053】1.第2の長さを有する本体部分に隣接す
る第1の長さを有する第1の熱成形チップ部分を含み、
該第1熱成形チップ部分は該第1の長さに垂直な略均一
な断面を有し、該本体部分は該第2の長さに垂直な変化
し得る断面を有し、該変化し得る断面は該第2の長さに
沿って種々の断面寸法の分布を与え;該第1の熱成形チ
ップ部分の該略均一な断面が、該第2の長さに沿った種
々の断面寸法の該分布の平均断面寸法より小さい平均断
面寸法を有する縫合糸。
【0054】2.該第1熱成形チップ部分の該一般に均
一な断面が該分布の該平均断面寸法より少なくとも1標
準偏差低い断面平均寸法を有する上記1項の縫合糸。
【0055】3.該第1熱成形チップ部分の該一般に均
一な断面が該分布の該平均断面寸法より少なくとも2標
準偏差低い断面平均寸法を有する上記2項の縫合糸。
【0056】4.該分布の該種々の断面寸法のそれぞれ
が該第2の長さに沿った位置で該本体部分の幅を与える
上記3項の縫合糸。
【0057】5.該一般に均一な断面が円形であり、該
分布の該種々の断面寸法のそれぞれが該第2の長さに沿
った位置で該本体部分の直径を与える上記4項の縫合
糸。
【0058】6.該第1の熱成形チップ部分が第1の切
断末端を有する上記1項の縫合糸。
【0059】7.該第1の熱成形チップ部分の該第1の
切断末端に取り付けられた第1の針をさらに含む上記6
項の縫合糸。
【0060】8.その長さを通じて該一般に均一な断面
を有する第2の熱成形チップ部分をさらに含み、該第2
の熱成形チップ部分が該本体部分に隣接しており、該第
1の熱成形チップ部分と反対の該本体部分の末端にある
上記7項の縫合糸。
【0061】9.該第2の熱成形チップ部分が第2の切
断末端を有する上記8項の縫合糸。
【0062】10.該第2の熱成形チップ部分の該第2
の切断末端に取り付けられた第2の針をさらに含む上記
9項の縫合糸。
【0063】11.(A)未完成縫合糸材料のある長さ
の一部を受け取るための第1の溝をそこに有する第1面
を有する第1加熱ダイ; (B)該第1の溝と共通の軸に沿って延びる第2の溝を
そこに有する第2面を有する第2加熱ダイ; (C)該第1加熱ダイの該第1面を該第2加熱ダイの該
第2面に向かって動かし、ここで該第1加熱ダイの該第
1面が該第2加熱ダイの該第2面に向かって置かれた時
に該第1及び第2の溝は1つの加熱ダイ開口部を限定
し、該第1及び第2の溝を該未完成縫合糸材料の該長さ
の外面に対して接触させるための少なくとも1つの機械
的アクチュエーターを具備し; (D)該1つの加熱ダイ開口部が、該共通の軸に垂直
な、該分布により与えられる平均断面寸法より小さく、
寸法において一般に均一な断面に一致している一定の断
面を有する該未完成縫合糸材料の該長さに沿って種々の
断面寸法の分布を与える変化し得る断面を有する該未完
成縫合糸材料の該長さから、該略均一な断面に垂直な縫
合糸チップのある長さに沿って略均一な断面を有する縫
合糸チップを熱成形するための装置。
【0064】12.該1つの加熱ダイ開口部の該一定の
断面が該分布の該平均断面寸法より少なくとも1標準偏
差低い寸法を有する上記11項の装置。
【0065】13.該1つの加熱ダイ開口部の該一定の
断面が該分布の該平均断面寸法より少なくとも2標準偏
差低い寸法を有する上記12項の装置。
【0066】14.該種々の断面寸法のそれぞれが該未
完成縫合糸材料の該長さに沿った部分で該未完成縫合糸
材料の幅を与える上記11項の装置。
【0067】15.該一定の断面が円形であり、該種々
の寸法のそれぞれが該未完成縫合糸材料の該長さに沿っ
た位置で該未完成縫合糸材料の直径を与える上記14項
の装置。
【0068】16.さらに: (E)該未完成縫合糸材料の該長さを該第1及び第2面
の間の位置に、及び該共通の軸に沿って置き、一直線と
するための手段を含む上記11項の装置。
【0069】17.さらに: (F)該第1及び第2加熱ダイが該未完成縫合糸材料の
該長さを最初に覆ってからあらかじめ決められた時間の
後に、該第1及び第2加熱ダイを開くように該少なくと
も1つの機械的アクチュエーターに信号で知らせるため
の、該少なくとも1つの機械的アクチュエーターに連結
されたコントローラーを含む上記16項の装置。
【0070】18.該少なくとも1つの機械的アクチュ
エーターが、該第1加熱ダイをその開放位置からその閉
鎖位置に第1の力で動かすための、該第1加熱ダイに連
結されたマスターシリンダー、ならびに該第2加熱ダイ
をその開放位置からその閉鎖位置に、該第1の力より小
さい第2の力で動かすための、該第2加熱ダイに連結さ
れたスレーブシリンダーから形成されている上記17項
の装置。
【0071】19.該第1加熱ダイが、該マスターシリ
ンダーが該第1加熱ダイをその開放位置からその閉鎖位
置に動かす時に、該未完成縫合糸材料の該長さを該第1
の溝中に向けるためにそこに取り付けられた少なくとも
1つのV−形ガイドを有する上記18項の装置。
【0072】20.該マスターシリンダーが該第1加熱
ダイをその開放位置からその閉鎖位置に動かす時に、該
マスターシリンダーが該第1の溝に該未完成縫合糸材料
の該位置を越えさせる上記19項の装置。
【0073】21.(A)未完成縫合糸材料のある長さ
を第1加熱ダイの第1面の第1の溝と第2加熱ダイの第
2面の第2の溝の間の位置に置き、該第1及び第2の溝
は該未完成縫合糸材料の該長さに平行な共通の軸に沿っ
て延びており; (B)該位置づけ段階の後に、該第1加熱ダイの該第1
面を該第2加熱ダイの該第2面に向かって動かし、該第
1及び第2の溝を該未完成縫合糸材料の該長さの外面に
対して、縫合糸チップを熱成形するのに十分なあらかじ
め決められた時間接触させ、該第1及び第2の溝は該第
1加熱ダイの該第1面が該第2加熱ダイの該第2面に向
かっている時に1つの加熱ダイ開口部を限定する段階を
含み、ここで該1つの加熱ダイ開口部が該共通の軸に垂
直な一定の断面を有し、該一定の断面は該分布により与
えられる平均断面寸法より小さく、寸法において該一般
に均一な断面に一致している該未完成縫合糸材料のある
長さに沿って種々の断面寸法の分布を与える変化し得る
断面を有する未完成縫合糸材料の該長さから、該略均一
な断面に垂直な縫合糸チップのある長さに沿って略均一
な断面を有する縫合糸チップを熱成形するための方法。
【0074】22.該1つの加熱ダイ開口部の該一定の
断面が該分布の該平均断面寸法より少なくとも1標準偏
差低い寸法を有する上記21項の方法。
【0075】23.該1つの加熱ダイ開口部の該一定の
断面が該分布の該平均断面寸法より少なくとも2標準偏
差低い寸法を有する上記21項の方法。
【0076】24.該種々の寸法のそれぞれが該未完成
縫合糸材料の該長さに沿った位置で該未完成縫合糸材料
の幅を与える上記21項の方法。
【0077】25.該一定の断面が円形であり、該種々
の寸法のそれぞれが該未完成縫合糸材料の該長さに沿っ
た位置で該未完成縫合糸材料の直径を与える上記24項
の方法。
【0078】26.段階(A)が該位置で該共通の軸に
沿って該未完成縫合糸材料の該長さを一直線とすること
をさらに含む上記21項の方法。
【0079】27.該移動段階がさらに: (i)マスターシリンダーを用いて該第1加熱ダイをそ
の開放位置からその閉鎖位置に第1の力で動かし; (ii)スレーブシリンダーを用いて該第2加熱ダイを
その開放位置からその閉鎖位置に、該第1の力より小さ
い第2の力で動かすことを含む上記26項の方法。
【0080】28.該第1加熱ダイをその開放位置から
その閉鎖位置に動かす該段階がさらに、該マスターシリ
ンダーが該第1加熱ダイをその開放位置からその閉鎖位
置に動かす時に、該第1切断ダイに付けられた少なくと
も1つのV−形ガイドを用いて該未完成縫合糸材料の該
長さを該第1の溝中に向けることを含む上記27項の方
法。
【0081】29.該マスターシリンダーが該第1加熱
ダイをその開放位置からその閉鎖位置に動かす時に、該
マスターシリンダーが該第1の溝に、該未完成縫合糸材
料の該位置を越えさせる上記28項の方法。
【0082】30.さらに: (C)該成形段階の後、該第1及び第2加熱ダイを開く
段階を含む上記29項の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施態様に従う、縫合糸を熱
成形し、切断するための機械を示す略図である。
【図2】本発明の好ましい実施態様に従う、1対の向き
合った加熱ダイから形成される縫合糸チップ形成ステー
ションの等角図であり、加熱ダイは両方ともその引っ込
んだ位置にある。
【図3】図2の縫合糸チップ形成ステーションの等角図
であり、ここではステーションの加熱ダイの1つがその
引っ込んだ位置にあり、ステーションの他の加熱ダイが
その張り出された位置にある。
【図4】図2の縫合糸チップ形成ステーションのさらに
別の等角図であり、ここではステーションの加熱ダイの
両方がその張り出された、又は閉鎖された位置にある。
【図5】図2〜4に示されている向き合った加熱ダイの
等角図を示す。
【図6】図2〜4に示されている向き合った加熱ダイの
等角図を示す。
【図7】図2〜4に示されている加熱ステーションの加
熱ダイにより接触されていない代表的長さの縫合糸材料
の断面図である。
【図8】図7に描かれている未完成縫合糸材料に存在す
る変化する断面直径の統計的分布を示すグラフである。
【図9】本発明の好ましい実施態様に従う、図2〜4に
示されている加熱ステーションの加熱ダイにより熱成形
された代表的長さの縫合糸チップの断面図である。
【図10】図9に描かれた熱成形縫合糸チップに存在す
る一般に均一な断面直径の統計的分布、ならびにこれら
の一般に均一なチップ直径と、本発明の好ましい実施態
様に従って製造される縫合糸の本体部分に存在する変化
する断面直径の間の統計的関係を示すグラフである。
【図11】本発明の好ましい実施態様に従う1対の向き
合った切断ダイから形成される縫合糸切断ステーション
の等角図であり、ここでは切断ダイの1つがその引っ込
んだ位置にあり、他の切断ダイがその張り出された位置
にある。
【図12】本発明の好ましい実施態様に従う図11の縫
合糸切断ステーションの等角図であり、ここではステー
ションの切断ダイの両方がその張り出された、又は閉鎖
位置にある。
【図13】本発明の好ましい実施態様に従う図12の縫
合糸切断ステーションの等角図であり、切断ブレードが
切断ステーションに置かれた熱成形縫合糸材料の断面を
通って動く時のステーションにおける切断ダイの位置を
示している。
【図14】図11〜13の縫合糸切断ステーションの部
品を示す断面図である。
【図15】図12〜13に示されている向き合った切断
ダイの拡大等角図である。
【図16】図15に示されている向き合った切断ダイの
拡大正面図である。
【図17】本発明の好ましい実施態様に従う、図15〜
16の向き合った切断ダイの正面図である。
【図18】本発明の別の好ましい実施態様に従う、2つ
の異なる位置である長さの熱成形縫合糸材料を同時に切
断するための縫合糸切断ステーションの断面図である。
【図19】図18に示された縫合糸切断ステーションの
側面図である。
【図20】本発明の好ましい実施態様に従う、図2〜4
及び11〜13に示された加熱及び切断組み合わせステ
ーションにおける加熱及び切断ダイの動きを化監視する
ために用いられる光学センサーの位置を示す。
【図21】本発明の好ましい実施態様に従う、縫合糸材
料をつかみ、進めるためのその閉鎖状態で示されている
移動クランプの断面図である。
【図22】本発明の好ましい実施態様に従う、その開放
状態にある図21の移動クランプを示す断面図である。
【図23】本発明の好ましい実施態様に従う、縫合糸材
料をつかむためのその閉鎖状態で示されている固定クラ
ンプの断面図である。
【図24】本発明の好ましい実施態様に従う、その開放
状態にある図23の固定クランプを示す断面図である。
【図25】本発明の好ましい実施態様に従う、縫合糸材
料のある長さに張力を与えるためのシステムの等角図で
ある。
【図26】本発明の好ましい実施態様に従う、システム
を通過する縫合糸材料における結節を検出するための光
学検出システムの等角図である。
【図27】本発明の好ましい実施態様に従う、図26の
結節検出システムの光学的光源と光学検出器の間に置か
れた結節を示すさらに別の等角図である。
【図28】本発明の好ましい実施態様に従う、図26の
結節検出システムの光学的光源と光学検出器の間に置か
れた結節を示す図27の断面図である。
【図29】本発明の好ましい実施態様に従う、図1の機
械の長さを越える長さを有する縫合糸を製造するために
用いられる縫合糸材料保持アームの等角図である。
【図30】その引っ込んだ位置にある図29の縫合糸材
料保持アームを示す断面図である。
【図31】その張り出された位置にある図29の縫合糸
材料保持アームを示す断面図である。
【符号の説明】
10 切断するための機械 110 未完成縫合糸材料 200 引っ張りアセンブリ 300 結節検出システム 400 加熱及び切断組み合わせステーション 500 移動クランプ 800 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヨン・ジエイ・プライス アメリカ合衆国ジヨージア州30504ゲイン ズビル・メイプルフオージレイン3667 (72)発明者 ケネス・ジエイ・スミス アメリカ合衆国バージニア州22602ウイン チエスター・フエアフイールドドライブ 210 (72)発明者 ハル・ビー・ウツドロウ アメリカ合衆国ニユージヤージイ州08540 プリンストン・リデイングスパークウエイ 9

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第2の長さを有する本体部分に隣接する
    第1の長さを有する第1の熱成形チップ部分を含み、該
    第1熱成形チップ部分は該第1の長さに垂直な略均一な
    断面を有し、該本体部分は該第2の長さに垂直な変化し
    得る断面を有し、該変化し得る断面は該第2の長さに沿
    って種々の断面寸法の分布を与え;該第1の熱成形チッ
    プ部分の該略均一な断面が、該第2の長さに沿った種々
    の断面寸法の該分布の平均断面寸法より小さい平均断面
    寸法を有する縫合糸。
  2. 【請求項2】 (A)未完成縫合糸材料のある長さの一
    部を受け取るための第1の溝をそこに有する第1面を有
    する第1加熱ダイ; (B)該第1の溝と共通の軸に沿って延びる第2の溝を
    そこに有する第2面を有する第2加熱ダイ; (C)該第1加熱ダイの該第1面を該第2加熱ダイの該
    第2面に向かって動かし、ここで該第1加熱ダイの該第
    1面が該第2加熱ダイの該第2面に向かって置かれた時
    に該第1及び第2の溝は1つの加熱ダイ開口部を限定
    し、該第1及び第2の溝を該未完成縫合糸材料の該長さ
    の外面に対して接触させるための少なくとも1つの機械
    的アクチュエーターを具備し; (D)該1つの加熱ダイ開口部が、該共通の軸に垂直
    な、該分布により与えられる平均断面寸法より小さく、
    寸法において一般に均一な断面に一致している一定の断
    面を有する該未完成縫合糸材料の該長さに沿って種々の
    断面寸法の分布を与える変化し得る断面を有する該未完
    成縫合糸材料の該長さから、該略均一な断面に垂直な縫
    合糸チップのある長さに沿って略均一な断面を有する縫
    合糸チップを熱成形するための装置。
  3. 【請求項3】 (A)未完成縫合糸材料のある長さを第
    1加熱ダイの第1面の第1の溝と第2加熱ダイの第2面
    の第2の溝の間の位置に置き、該第1及び第2の溝は該
    未完成縫合糸材料の該長さに平行な共通の軸に沿って延
    びており; (B)該位置づけ段階の後に、該第1加熱ダイの該第1
    面を該第2加熱ダイの該第2面に向かって動かし、該第
    1及び第2の溝を該未完成縫合糸材料の該長さの外面に
    対して、縫合糸チップを熱成形するのに十分なあらかじ
    め決められた時間接触させ、該第1及び第2の溝は該第
    1加熱ダイの該第1面が該第2加熱ダイの該第2面に向
    かっている時に1つの加熱ダイ開口部を限定する段階を
    含み、ここで該1つの加熱ダイ開口部が該共通の軸に垂
    直な一定の断面を有し、該一定の断面は該分布により与
    えられる平均断面寸法より小さく、寸法において該一般
    に均一な断面に一致している該未完成縫合糸材料のある
    長さに沿って種々の断面寸法の分布を与える変化し得る
    断面を有する未完成縫合糸材料の該長さから、該略均一
    な断面に垂直な縫合糸チップのある長さに沿って略均一
    な断面を有する縫合糸チップを熱成形するための方法。
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