JPH1042747A - 水草等の植物による水質の浄化方法 - Google Patents

水草等の植物による水質の浄化方法

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JPH1042747A
JPH1042747A JP8214386A JP21438696A JPH1042747A JP H1042747 A JPH1042747 A JP H1042747A JP 8214386 A JP8214386 A JP 8214386A JP 21438696 A JP21438696 A JP 21438696A JP H1042747 A JPH1042747 A JP H1042747A
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aquarium
plant
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初 尾崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水草等と同居できない魚を飼育する観賞魚用
水槽においても、水草等の植物の浄化作用を利用した水
槽内水質の悪化防止を図ることができる鑑賞魚用水槽の
浄化方法を提供する 【解決手段】 主に観賞魚を飼育する第一の水槽と、主
に水草等の植物を栽培する第二の水槽と、前記第一の水
槽の水を前記第二の水槽へ導くとともに前記第二の水槽
の水を前記第一の水槽へ導く循環手段とを備え、前記第
一の水槽にて派生するアンモニア、亜硝酸又は特に硝酸
塩を、水草等の植物の光合成作用を利用して前記第二の
水槽にて分解、浄化することを特徴とする観賞魚用水槽
の浄化方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中にて派生する
アンモニア、亜硝酸又は硝酸塩を、水草等の植物の光合
成作用を利用して分解、浄化する水草等の植物による水
質の浄化方法、特に水槽にて派生するアンモニア、亜硝
酸又は硝酸塩を分解、浄化する鑑賞魚用水槽の浄化方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】観賞魚用水槽での水質悪化の主原因は、
残り餌や魚の鰓、糞、又は尿から派生するアンモニア
で、その水槽内魚類への致死量はわずか0.1mg/l
と言われるほど猛毒とされている。ただしこのアンモニ
アは、良好な水槽環境内では主に硝化バクテリアによっ
て亜硝酸に分解され、さらに硝酸塩へと分解される。な
お、亜硝酸のその水槽内魚類への致死量は、0.3mg
/lと言われている。
【0003】ここで硝酸塩は、アンモニアや亜硝酸のよ
うに毒性は明らかでなく、魚類に対する影響は少ないと
見られている。しかし、この硝酸塩は硝化バクテリアに
よっては分解されず、しかもこの硝酸塩も放置すると魚
類に活性がなくなり、食欲不振や皮膚病等の障害が起こ
りはじめ、やがては死に至ることも少なくない。特に海
老や蟹等の無脊椎動物はこれに弱く、硝酸塩が50mg
/lを越えるあたりでその障害が起こりはじめることが
知られている。
【0004】以上の理由により従来は、この硝酸塩を処
理するために経験則的に1〜3ヶ月に一度の間隔で定期
的な換水を行っている。しかしこの換水は、労力負荷が
大きく、また換水による水質の急激な変化は、魚類に損
傷を与えることが多いために技術的にも困難であること
からも、魚飼育の困難な問題の一つとなっている。
【0005】これに対し、水草等の植物を植えた水槽で
は、その植物の光合成作用により、硝酸塩が植物に肥料
として吸収され、例えば水槽の底面積の50〜60%以
上に水草等の植物を植えた水槽では、硝酸塩の値が50
mg/lを越えることがなくなる。このような植物によ
る浄化作用を利用すれば、換水を行うことなく硝酸塩の
増大による水槽内水質の悪化を防止することが可能とな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】水草等と同居できる観
賞魚用水槽では、水草等の植物による浄化作用を利用し
て、水槽内水質の悪化を防止することが可能であるが、
水草等と同居できない観賞魚用水槽の場合には、このよ
うな植物による浄化作用を有効に利用することができな
い。すなわち、金魚、草魚又はメチニス等の魚種は、水
草等を食べてしまい、また鯉やドジョウ等の魚種は水草
等を抜いてしまう。さらにオスカー、ピラルク、大型ナ
マズ等の魚種は水草等をなぎ倒してしまう。
【0007】従って、このような水草等と同居できない
観賞魚用水槽の場合には、水草等の植物による浄化作用
を行いにくく換水を行わなければならないという課題を
有している。なお、嫌気性バクテリアを用いた硝酸塩除
去の濾過装置が知られているが、かかる装置は大がかり
な割にその浄化作用はそれほど高くなく、未だ十分な実
用化には至っていないのが現状である。
【0008】そこで本発明は、こうした水草等と同居で
きない魚を飼育する観賞魚用水槽においても、水草等の
植物の浄化作用を利用した水槽内水質の悪化防止を図る
ことができる鑑賞魚用水槽の浄化方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の鑑賞魚用水槽の浄化方法は、主に観賞魚を飼
育する第一の水槽と、主に水草等の植物を栽培する第二
の水槽と、前記第一の水槽の水を前記第二の水槽へ導く
とともに前記第二の水槽の水を前記第一の水槽へ導く循
環手段とを備え、前記第一の水槽にて派生するアンモニ
ア、亜硝酸又は硝酸塩を、水草等の植物の光合成作用を
利用して前記第二の水槽にて分解、浄化することを特徴
とする。
【0010】また請求項2記載の水草等の植物による水
質の浄化方法は、請求項1に記載の鑑賞魚用水槽の浄化
方法において、植物として、プロリフェラやフェザープ
ランツ等の海草を用いたことを特徴とする。
【0011】また請求項3記載の本発明の水草等の植物
による水質の浄化方法は、主に水草等の植物を栽培する
水槽と、前記水槽の水を浄化対象へ導くとともに前記浄
化対象の水を前記水槽へ導く循環手段とを備え、前記浄
化対象にて派生するアンモニア、亜硝酸又は特に硝酸塩
を、水草等の植物の光合成作用を利用して前記水槽にて
分解、浄化することを特徴とする。
【0012】また請求項4記載の本発明の水草等の植物
による水質の浄化方法は、水面に浮遊体を浮かべ、前記
浮遊体にイネ科等の抽水性植物や水耕栽培の可能な観葉
植物等の植物を固定し、前記植物の根を水中に伸長させ
ることにより、水中にて派生する硝酸塩を、前記植物の
根を通じて分解、浄化することを特徴とする。
【0013】また請求項5記載の水草等の植物による水
質の浄化方法は、請求項3または請求項4に記載の水草
等の植物による水質の浄化方法において、植物として、
プロリフェラやフェザープランツ等の海草を用いたこと
を特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明による鑑賞魚用水槽の浄化
方法は、水槽にて派生するアンモニア、亜硝酸又は特に
硝酸塩を、水草等の植物の光合成作用を利用して分解、
浄化することを特徴とするものである。そして、水草等
の植物の生育を確保するために、主に観賞魚を飼育する
第一の水槽とは別個に、主に水草等の植物を栽培する第
二の水槽を備えることを特徴とする。なお、最も簡便な
方法としては、一つの水槽内を例えばパンチボード等で
仕切る方法がある。しかしこの方法では、観賞魚の飼育
スペースを水槽の半分か又はそれ以下(40%)にしな
いと、十分な植物の浄化作用を得ることができにくくな
るため、観賞魚用スペースが狭くなってしまうという弊
害を有する。従って、主に観賞魚を飼育する第一の水槽
と、この第一の水槽とは別個に主に水草等の植物を栽培
する第二の水槽とを設け、第一の水槽の水を第二の水槽
へ導くとともに第二の水槽の水を第一の水槽へ導く循環
手段を備えることが好ましい。なお浄化対象は、観賞魚
を飼育する水槽に限られるものではない。
【0015】なお、本発明は、第一の水槽内に水草等の
植物を植えることも、また第二の水槽で観賞魚を飼育す
ることも可能である。本発明による鑑賞魚用水槽の浄化
方法においては、第一の水槽は、単独では換水等の方法
により硝酸塩の処理を必要とする環境にあり、また第二
の水槽は、換水等の方法によらずに植物の光合成作用に
よって硝酸塩を十分に分解、浄化する環境にあればよ
い。
【0016】また水草等の植物の栽培は、水中で行う場
合の他、水面に浮遊体を浮かべ、前記浮遊体にイネ科等
の抽水性植物や水耕栽培の可能な観葉植物等の植物を固
定し、前記植物の根を水中に伸長させることにより行う
こともできる。
【0017】また本発明の水草等の植物による水質の浄
化方法は、淡水だけでなく海水においても適用すること
ができる。海水の水質の浄化方法は、植物としてプロリ
フェラやフェザープランツ等の海草を用いて行う。この
場合、観賞魚としてはチョウチョウウオやスズメダイ等
の海水魚を飼育することができる。
【0018】本発明の水草等の植物による水質の浄化方
法は、水草等の植物によって主に硝酸塩を分解、吸収す
るものである。また、水草等の植物の繁茂によって硝化
バクテリアの生息量が増加するために、アンモニアや亜
硝酸の分解も促進される。特に海水性無脊椎生物は、淡
水性無脊椎生物以上に硝酸塩の蓄積による被害を受けや
すいため、本発明の水質の浄化方法は、海草を用いた海
水水槽での珊瑚、イソギンチャク、海老等の無脊椎生物
にとっては、さらに有効である。
【0019】
【実施例】まず、本発明の観賞魚用水槽の浄化方法の一
実施例を図1に示す装置概念図に基づいて説明する。本
実施例による装置は、主に観賞魚を飼育する第一の水槽
1と、主に水草等の植物を栽培する第二の水槽2と、第
一の水槽1の水を第二の水槽2へ導くとともに第二の水
槽2の水を第一の水槽1へ導く循環手段3とを備えてい
る。
【0020】第一の水槽1は、従来の水槽と同様な用途
に用いる水槽であり、魚類だけでなく海老や蟹等の無脊
椎動物や貝類を飼育するものであってもよい。またこの
第一の水槽1は、図示はしないが、砂や岩石、珊瑚や貝
殻、又は木片や水草等を適宜配置したり、あるいは水槽
内水の循環装置やヒータ等の温度調節器具等を適宜装着
して使用される。
【0021】第二の水槽2は、水草等の植物の光合成作
用を利用して、アンモニア、亜硝酸又は硝酸塩を分解、
浄化する水槽である。従ってこの第二の水槽2内には、
多数の水草等の植物2Aが植えられており、またこの水
草等の植物の生育に必要な光を照射する照明装置2B、
二酸化炭素を供給する二酸化炭素供給装置2C等を適宜
装着している。またこの第二の水槽2内には、必要に応
じて肥料2Dを与えることが好ましい。
【0022】循環手段3は、例えば第一の水槽1の水を
第二の水槽2へ導く第一の循環路3Aと、第二の水槽2
の水を第一の水槽1へ導く第二の循環路3Bとから構成
する。ここで第一の循環路3Aは、第一の水槽1からオ
ーバーフロー方式等で水槽内水を排出し、この水を第二
の水槽2内の上方より第二の水槽2内に供給するもので
ある。また第二の循環路3Bは、第二の水槽2の水槽内
下部からポンプ装置3Cにより水槽内水を第一の水槽1
の水槽内下部に供給するものである。なお循環水の各供
給口は、その浄化する目的や対象に添って最も効率的に
循環を行えるように設置すればよく、必ずしも上記実施
例のように水槽の上部、又は下部に限定されるものでは
ない。
【0023】次に上記装置における浄化作用について説
明する。第一の水槽1において、残り餌や魚の鰓、糞、
又は尿から派生するアンモニアは、第一の水槽1内の水
槽環境がよければ主に硝化バクテリアによって亜硝酸に
分解され、さらに硝酸塩へと分解される。ただし、第一
の水槽1内の水槽環境があまり良好でなければこの分解
も十分には起こらない。このような第一の水槽1内で派
生したアンモニア、亜硝酸又は硝酸塩は、第一の循環路
3Aによって第二の水槽2内に導かれる。そして第二の
水槽2内で、水草等の植物の光合成作用を利用して、ア
ンモニア、亜硝酸又は特に硝酸塩を分解、浄化する。そ
して、第二の水槽2内の浄化された水は、第二の循環路
3Bによって第一の水槽1内に導かれる。なお、第二の
循環路3Bによって供給される水は、アンモニア、亜硝
酸又は硝酸塩を分解していない場合も当然あるが、この
循環を繰り返すことによって主に第二の水槽2内で浄化
される。なお、第二水槽2に設けている光を照射する照
明装置2Bや二酸化炭素を供給する二酸化炭素供給装置
2Cは、第二の水槽2を設置する環境や育成する水草等
の植物の種類によっては、必要ない場合もある。また本
実施例は、第一の水槽を観賞魚用水槽として説明した
が、湖水等を浄化対象とすることも可能である。
【0024】次に本発明の観賞魚用水槽の浄化方法の他
の実施例を図2に示す装置概念図に基づいて説明する。
なお、上記実施例において説明した装置又は器具と同一
の機能、作用を奏するものには、同一番号を付して説明
を省略する。本実施例は、第二の水槽20において、水
耕栽培を行うことにより、アンモニア、亜硝酸又は特に
硝酸塩を分解、浄化する水槽である。従って第二の水槽
20には、発泡スチロール等の浮遊体20Aを水面に浮
かべてあり、この浮遊体20Aに多数の小孔を設け、こ
の浮遊体20Aの小孔に、イネ科等の抽水性植物や水耕
栽培の可能な各種観葉植物等の植物20Bを固定し、そ
の根20Cが水中に伸長するように設けている。なお、
植物20としては、水草等の植物を利用することも可能
であり気中葉体を浮遊体20Aに固定することもでき
る。
【0025】本実施例による浄化作用も基本的には上記
実施例と同様である。本実施例では、硝酸塩の分解、浄
化を、植物の根を通じて行わせるものである。特に本実
施例のように、水耕栽培を利用すれば、水中における水
草等の植物の飼育に較べてその育成が容易でかつ、成長
速度が早いために、低コストで浄化作用を有効に活用す
ることが可能である。
【0026】なお本実施例のように、水面に浮遊体を浮
かべ、前記浮遊体にイネ科等の抽水性植物や水耕栽培の
可能な観葉植物等の植物を固定し、前記植物の根を水中
に伸長させることにより行う水草等の植物による水質の
浄化方法は、湖水、池沼、河川、又は各種水処理施設の
浄化装置としても応用可能なものである。この場合にお
いては、湖水等に直接浮遊体を浮かべて浄化対象を浄化
する場合の他、湖水等とは別に浄化用の水槽を設けて行
うことも可能である。さらにここで育成する植物を、例
えばスパテイフィラム等の観葉植物や、イネ科の植物等
を選択して育成すれば、その植物自体を生産物として商
品化できるなどの効果も期待できる。
【0027】次に本発明の観賞魚用水槽の浄化方法の他
の実施例を図3に示す装置概念図に基づいて説明する。
本実施例は、最も簡便な観賞魚用水槽の浄化方法であ
る、すなわち、一つの水槽100内を例えばパンチボー
ド等の隔壁130で第一の水槽空間110と第二の水槽
空間120とに仕切るものである。第一の水槽空間11
0は、従来の水槽と同様な用途に用いる水槽空間であ
り、第二の水槽空間120は、水草等の植物の光合成作
用を利用して、アンモニア、亜硝酸又は特に硝酸塩を分
解、浄化する水槽空間である。隔壁130は循環手段に
相当するものである。
【0028】なお、十分な水草等の植物の浄化作用を得
るためには、第二の水槽空間120は、水槽100の半
分か又はそれ以上(60%)にすることが好ましい。た
だし、飼育する観賞用魚の種類又は数によっては、狭い
空間であっても十分な水草等の植物の浄化作用を得るこ
とも可能である。また、第二の水槽空間120は、水草
等の植物を利用する場合の他、上記実施例のように水耕
栽培を利用することも可能である。本実施例において
は、浄化用の空間を十分に確保しにくいことと、他の実
施例のごとき循環手段を有さないことから、十分な浄化
作用を得にくいという問題はあるが、本発明の浄化作用
の効果を簡便的に利用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、水草等の植物と同居できない魚を飼育する観賞
魚用水槽においても、水草等の植物の浄化作用を利用し
た水槽内水質の悪化防止を図ることができ、換水等を行
う必要がないか、又は最小限にとどめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の観賞魚用水槽の浄化方法の一実施例を
説明するための装置概念図
【図2】本発明の観賞魚用水槽の浄化方法の他の実施例
を説明するための装置概念図
【図3】本発明の観賞魚用水槽の簡便な浄化方法による
実施例を説明するための装置概念図
【符号の説明】
1 第一の水槽 2 第二の水槽 3 循環手段 20 第二の水槽 100 水槽 110 第一の水槽空間 120 第二の水槽空間 130 隔壁(循環手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主に観賞魚を飼育する第一の水槽と、主
    に水草等の植物を栽培する第二の水槽と、前記第一の水
    槽の水を前記第二の水槽へ導くとともに前記第二の水槽
    の水を前記第一の水槽へ導く循環手段とを備え、前記第
    一の水槽にて派生するアンモニア、亜硝酸又は特に硝酸
    塩を、水草等の植物の光合成作用を利用して前記第二の
    水槽にて分解、浄化することを特徴とする観賞魚用水槽
    の浄化方法。
  2. 【請求項2】 前記植物として、プロリフェラやフェザ
    ープランツ等の海草を用いたことを特徴とする請求項1
    に記載の観賞魚用水槽の浄化方法。
  3. 【請求項3】 主に水草等の植物を栽培する水槽と、前
    記水槽の水を浄化対象へ導くとともに前記浄化対象の水
    を前記水槽へ導く循環手段とを備え、前記浄化対象にて
    派生するアンモニア、亜硝酸又は特に硝酸塩を、水草等
    の植物の光合成作用を利用して前記水槽にて分解、浄化
    することを特徴とする水草等の植物による水質の浄化方
    法。
  4. 【請求項4】 水面に浮遊体を浮かべ、前記浮遊体にイ
    ネ科等の抽水性植物や水耕栽培の可能な観葉植物等の植
    物を固定し、前記植物の根を水中に伸長させることによ
    り、水中にて派生する硝酸塩を、前記植物の根を通じて
    分解、浄化することを特徴とする水草等の植物による水
    質の浄化方法。
  5. 【請求項5】 前記植物として、プロリフェラやフェザ
    ープランツ等の海草を用いたことを特徴とする請求項3
    または請求項4に記載の水草等の植物による水質の浄化
    方法。
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