JPH1042439A - 通信用ケーブルを保持するスリーブおよびその接続函 - Google Patents

通信用ケーブルを保持するスリーブおよびその接続函

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JPH1042439A
JPH1042439A JP8192209A JP19220996A JPH1042439A JP H1042439 A JPH1042439 A JP H1042439A JP 8192209 A JP8192209 A JP 8192209A JP 19220996 A JP19220996 A JP 19220996A JP H1042439 A JPH1042439 A JP H1042439A
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達也 石原
Hisaya Iwamoto
悠也 岩本
Kinya Oibe
金也 及部
Mitsuo Kama
光男 鎌
Tetsuya Hoshijima
徹也 星島
Toshiyuki Ishikawa
俊幸 石川
Yoshiyuki Yoshii
良行 吉井
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Nippon Tsushin Denzai KK
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Nippon Tsushin Denzai KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、主ケーブルより細く、非円形の分岐
ケーブルを増設する場合であっても、ケーブル導入部と
なる端面部材を分解することなく、増設される分岐ケー
ブルの接続や、取り外しなどの作業性を向上でき、防滴
状態に保持でき、かつシールできる構成を提供する。 【解決手段】本発明のスリーブは、通信用ケーブル9
a、9bを着脱可能に挿通する複数の案内孔20および
一端を案内孔20に連通し他端を開口21aし、案内孔
20の軸心方向延長上に位置する収容空間21をもつ基
部2と、収容空間21の開口21aに装着されるととも
に、複数の案内孔20に収容空間21を介してそれぞれ
対向する複数の孔30をもつ蓋部3と、収容空間21に
充填され弾性変形する弾性シール材4と、よりなること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信用ケーブルを
保持するスリーブおよびその接続函に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電柱の近くで支持ケーブルととも
に架空敷設された主ケーブル(メタルケーブル、光ファ
ィバーケーブルなどで複数本単位の通信ケーブル)と、
前記主ケーブルより配線される分岐ケーブルとは、その
接続部および接続部より所定の間隔を隔てた領域を接続
函(クロージャ)により囲まれ、かつ防滴状態に保護さ
れている。
【0003】前記従来の接続函は、軸心方向に沿って2
分割されあるいは軸心方向に沿っ開閉される筒状体であ
り、その両端の開口部には、開口部を閉じるとともに、
主ケーブルおよび分岐ケーブル(ドロップワイーヤ)の
外周部を防滴状態に保持するようにシールする、いわゆ
るケーブル導入部を形成する端面部材が配置されてい
る。
【0004】端面部材は、対称形状で2分割される2部
品で構成された半円筒状のものや、ヒンジ部を支軸とし
て軸方向に沿って開閉可能に構成された略楕円筒状のも
などが用いられ、支持ケーブルとともに主ケーブルおよ
び分岐ケーブルの外周面を防滴状態に保持するようにシ
ールするシール部(例えば、各種ゴム、エストラマーや
粘着テープ、自己融着テープなどよりなる)と、前記シ
ール部の外周側に配置される外筒部とよりなる。
【0005】ここで、従来の接続函によると、主ケーブ
ルに対し、分岐ケーブルを接続したりその逆に取り外す
などの作業を行う場合、その都度、端面部材を保持しそ
の外周側に装着されている筒状体を取り外した後、さら
に、支持ケーブルおよび主ケーブルを保持しその外周側
に装着されている端面部材を取り外す必要がある。ま
た、端面部材と新たに設置される分岐ケーブルとの間、
あるいは分岐ケーブルが取り外された後、端面部材に形
成される隙間などに、外部より雨水が伝わって流れ込ま
ないように防滴状態に保持するようにシール処理を施す
必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の接続函によ
ると、以下に示す不具合をもつ。すなわち、 (1)前記主ケーブルより分岐ケーブルを分岐配線する
場合およびこの逆に主ケーブルより分岐ケーブルを取り
外す場合には、その都度、筒状体の取り外し操作の他、
筒状体の両端に設置されている端面部材の分解操作(前
記2部品で構成されているものは2分割操作、あるいは
ヒンジ部を軸支として軸方向に沿って開閉可能に構成さ
れているものは開き操作)することおよびその後、前記
場合と逆の手順で組付け操作する必要があり、かつこれ
らの操作は煩雑であり、作業性が低く、作業コストを増
す。 (2)また、接続函は、所定の大きさの規格に定められ
ている。このため、筒状体の両端に配置されるケーブル
導入部としての端面部材で、支持ケーブル、主ケーブ
ル、分岐ケーブルを防滴状態にシール状態において、分
岐ケーブルを増設す場合、防滴状態にシールできる最大
本数は、ほぼ6本を限界とする。 (3)さらに、分岐ケーブルの断面形状は、非円形(外
径が3mm×5mmの楕円形)であり、円形(外径が1
0mm〜40mm)の主ケーブルと比べ細いため、例え
ば端面部材における主ケーブルのシール部を用いて防滴
状態に保持し、かつシールすることを困難とする。
【0007】すなわち、分岐ケーブルの断面形状が非円
形などであったり、外径(太さ)が異なったりするた
め、前記端面部材をケーブル導入部として主ケーブル用
の導入部をそのまま利用すると、予め決められた外径に
対応するシール内径をもつシール部では役立たなくな
り、その都度、前記シール部とは別のシール処理(防水
処理)を考慮する必要が発生する。また今まで分岐ケー
ブルをシールしていたシール孔より分岐ケーブルを取り
外した場合の孔埋め処理を必要とするなど、によって分
岐配線作業を素早くなし得ることができない。
【0008】本発明は、前記事情に鑑みなされたもの
で、従来不具合を解決できる通信用ケーブルを保持する
スリーブおよびその接続函を提供することを課題とす
る。すなわち、本発明は、電柱の近くで支持ケーブルと
ともに架空敷設された主ケーブルと、主ケーブルより配
線される分岐ケーブルとの接続部を防滴状態に保護する
接続函(クロージャ)の両端に配設される端面部材によ
って、支持ケーブル、主ケーブル、分岐ケーブルを防滴
状態に保持できるようにシールする構成において、主ケ
ーブルより細く、非円形の分岐ケーブルを増設する場合
であっても、ケーブル導入部となる端面部材を分解する
ことなく、増設される分岐ケーブルの接続や、取り外し
などの作業性を向上できるとともに、防滴状態に保持で
き、かつシールできる構成を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明である請求項1
のスリーブは、通信用ケーブルを着脱可能に挿通する複
数の案内孔および一端を該案内孔に連通し他端を開口
し、該案内孔の軸心方向延長上に位置する収容空間をも
つ基部と、該収容空間の開口に装着されるとともに、複
数の該案内孔に該空間を介してそれぞれ対向する複数の
孔をもつ蓋部と、該収容空間に充填され弾性変形する弾
性シール材と、よりなることを特徴とする。
【0010】請求項2のスリーブは、請求項1記載のス
リーブにおいて、前記弾性シール材は、アスカー硬度F
が50以上〜90以下のゲル状高分子である。第2発明
である請求項3の接続函は、通信用ケーブルを着脱可能
に挿通する複数の案内孔および一端を該案内孔に連通し
他端を開口し、該案内孔の軸心方向延長上に位置する収
容空間をもつ基部と、該収容空間の開口に装着されると
ともに、複数の該案内孔に該空間を介してそれぞれ対向
する複数の孔をもつ蓋部と、該収容空間に充填され弾性
変形する弾性シール材と、よりなる通信用ケーブルを保
持するスリーブを収容するとともに保護する接続函であ
って、該接続函の軸心方向に沿って2分割されあるいは
軸心方向に沿っ開閉し、内部に該通信用ケーブルの接続
部分を収容する筒状中間部と、該筒状中間部の両端に位
置し、該通信用ケーブルが挿通する開口部よりなり、該
開口部はその開口を閉じ該スリーブを配置する筒状端部
をもち、該スリーブの外周部は防滴状態を保持するよう
にシールされていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】スリーブの基部および蓋の材質と
しては、ABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジュエン
・スチレン樹脂)、塩化ビニール、ポリプロピレン、ポ
リアセタール、ポリカーボネート、PPS(ポリフェニ
レンスルフィド)など各種エンジニアリングプラスチッ
クを用いることができる。なお、スリーブの基部と蓋の
材質とは、同じものとしたり、異なるものとしてもよ
い。
【0012】スリーブの基部の複数の案内孔および蓋の
複数の孔は、その内径を、少なくとも使用される分岐ケ
ーブルの最も太い外径のものを挿通できるものに設定さ
れる。スリーブの基部の複数の案内孔および蓋の複数の
孔は、主ケーブルの外形と分岐ケーブルの外形差により
2個〜12個ほどとすることができる。なお、4個〜8
個での使用が多い。
【0013】スリーブの基部の外形は、円柱状のもの、
円柱状に類似したものなどを用いることができる。スリ
ーブの基部の外径値は、主ケーブルのシール方法がその
まま適用される範囲に設定される。この理由は、例えば
スリーブの基部の外径値が主ケーブルの外径値より小さ
い場合などのように、スリーブの基部の外周の防水シー
ルをテーピングなどして外径値を増すなどの特殊な方法
を用いることを、回避できかつ主ケーブルと同様の手段
でシールできるからである。
【0014】基部の収容空間の開口に蓋を装着する手段
としては、接着剤(材)を用いた接着や、熱溶着や、い
ずれか一方に形成した雌ねじとおよびいずれか他方に形
成した雄ねじとによる螺合や、圧入などを用いることが
できる。基部の収容空間の大きさは、前記基部の複数の
案内孔および蓋の複数の孔に対向する領域より広いもの
である。
【0015】弾性シール材は、収容空間に充填される。
弾性シール材は、例えば、スチレン・エチレン・ブタジ
エン・スチレンの重合体、あるいはシリコンやウレタン
のゲル材などのアスカー硬度Fが50以上〜90以下の
ゲル状高分子を用いることができる。ゲル状高分子のア
スカー硬度Fを50以上〜90以下とした理由は、JI
SC 0920「電気機械器具および配線材料の防水試
験通則」規定の等級3、防雨型を達成することを目的と
する。
【0016】また、アスカー硬度Fが90を超過するも
のであると、スリーブの案内孔を介してゲル状高分子に
通信用ケーブルを挿入するとき、作業者による押圧力の
みで速やかに挿入できず、予め、治工具を用いてゲル状
高分子を貫通するなどの工程を必要とする。アスカー硬
度Fが50未満であると、満足するシール機能が得られ
ないからである。
【0017】弾性シール材は、スリーブの収容空間に充
填する場合、一種類の材質のものを均一に充填したり、
スリーブ軸心線に沿って、弾性シール材よりなる層、空
間層、弾性シール材よりなる層の順に充填したり、アス
カー硬度Fが50以上〜90以下で前記硬度の異なる複
数のゲル材をスリーブの軸心線に沿って所定の厚みで多
層に充填したり、前記複数のゲル材をスリーブ軸心線に
沿って空間層を介して多層に充填したりする構成とする
ことができる。
【0018】スリーブは、接続函(クロージャー)の筒
状中間部の両端の開口部に配置される端面部材に保持さ
れた状態で用いられる。そして前記端面部材を分解操作
することなく端面部材の外部の分岐ケーブルを、スリー
ブの複数の案内孔および収容空間の弾性シール材に挿通
させることによって、分岐ケーブルの外周部を防滴状態
に保持でき、かつシールした状態で接続函の筒状中間部
で囲まれる領域にまで挿通できる。またその逆に、接続
函の筒状中間部で囲まれる領域に位置する分岐ケーブル
を、端面部材の外部に引き抜きでき、かつ引き抜き部分
をスリーブの収容空間の弾性シール材によって、防滴状
態に保持でき、かつシールできる。
【0019】接続函は、クロージャと称され、軸方向に
沿って2分割あるいは開閉できる筒状体によって形成さ
れ、主ケーブルと分岐ケーブルとの接続部の周囲を囲む
断面略楕円形の収容空間を形成する大きな筒状中間部
と、筒状中間部の両端側に形成されるととに、筒状中間
部の断面略楕円形とほぼ相似し、かつ筒状中間部より小
さな断面形の開口部とよりなる。
【0020】前記開口部には、その開口を閉じるととも
に前記スリーブを防滴状態に保持し、かつシールする端
面部材が配置される。端面部材は、軸方向に沿って2分
割あるいは開閉できるリング状のもので、予め、架空敷
設された支持ケーブルおよび主ケーブル(メタルケーブ
ル、光ファィバーケーブルなどで複数本単位の通信ケー
ブル)の外周面を防滴状態に保持するシールするシール
孔をもつシール部材と、シール部材の外周側に設けら
れ、かつシール部材を強固に保持する所定の厚さの外周
部材とよりなる。
【0021】
【実施例】
(実施例1)本第1発明、通信用ケーブルを保持するス
リーブ(以下、スリーブと称す)の実施例1を図1〜図
9に基づいて説明する。実施例1のスリーブ1は、図1
に示す縦断形状および図4に示す外観形状のように略円
柱状のものである。このスリーブ1は、互いに平行な複
数の案内孔20および一端を案内孔20に連通し他端を
開口21aし案内孔20の軸心方向延長上に位置する収
容空間21をもつ基部2と、収容空間21の開口21a
に装着される蓋部3と、基部2の収容空間21に充填さ
れ弾性変形する弾性シール材4(図中、黒点領域で示さ
れる)と、よりなる。
【0022】基部2は、ABS樹脂(アクリロニトリル
・ブタジュエン・スチレン樹脂)製で全長Lが120m
mのものであり、外径D1が24mm、長さL1が90
mmの径小軸部2aと、径小軸部2aに連設され外径D
2が30mm、長さL2が30mmの径大軸部2bとよ
りなる。案内孔20の内径d1は5mmである。前記案
内孔20は、図1の左側面および右側面より見た図2お
よび図3に示すように、円周方向、等間隔に配列された
6個よりなる。
【0023】蓋部3は、ABS樹脂(アクリロニトリル
・ブタジュエン・スチレン樹脂)製の厚さが約3mmの
ほぼ円板形で、かつ基部2の収容空間21の開口21a
に嵌挿できる形状をもつとともに、前記基部2の複数の
案内孔20に収容空間21を介してそれぞれ対向する複
数の孔30をもつ。孔30の内径d2は5mmである。
【0024】この蓋部3は、弾性シール材4が収容空間
21に充填された後、開口21aに嵌挿されるととも
に、前記複数の孔30を基部2の複数の案内孔20に一
致する位置で基部2に熱溶着される。弾性シール材4に
は、アスカー硬度Fがほぼ70のゲル状高分子としてス
チレン・エチレン・ブタジエン・スチレンの重合体が用
いられる。
【0025】前記のように構成されたスリーブ1は、図
5に示される接続函6Aの筒状中間部6の両端に形成さ
れた開口部6a、6bに防滴状態に配置保持される端面
部材5a、5bに保持される。なお、端面部材5a、5
bは、図4に示されるように、背面側に形成されたヒン
ジ部50を中心(支軸)として軸心方向P1と垂直な垂
直方向に揺動し、軸心方向P1に沿って開閉する背開き
方式のもので、左右対称形で対向配設されたー対のシー
ル部材51、51と、シール部材51、51の外周部を
強固に覆うとともに前記ヒンジ部50を介して連接され
た樹脂製の外壁部52、52とをもつ。
【0026】シール部材51、51は、その内周側に、
支持ケーブル8、主ケーブル7および前記2個のスリー
ブ1などを、それぞれ防滴状態に保持し、かつシールす
るための2つの対向する半円孔より形成されるシール孔
510、511、512、513をヒンジ部50に近い
位置より順に形成する。外壁部52、52には、その下
端側に垂下させた板状のフランジ部520、520が形
成されている。このフランジ部520、520は、前記
シール孔510、511、512、513を閉じ状態に
固定、保持するために、図略のロック部材により挟持さ
れる部分である。
【0027】そして、端面部材5a、5bにより、その
シール部材51、51のシール孔510、511に、予
め架空敷設された支持ケーブル8および主ケーブル7
が、シール孔512、513にスリーブ1、1がそれぞ
れ防滴状態に保持され、かつシールされる(図8参
照)。そして必要に応じて、図5に示すように、接続函
6Aの筒状中間部6によって囲まれ外部と遮断され保護
される領域6dで、主ケーブル8に接続、分岐する場合
には、この作業に先立ち、図5に示される接続函6Aの
みが取り外され、かつ端面部材5a、5bに保持されて
いるスリーブ1、1(図8参照)に対し、目的とする外
径の個別配線用の分岐ケーブル9a、9bが、外部から
矢印S1方向にスリーブ1の基部2の案内孔20に挿通
される(図6参照)。この分岐ケーブル9a、9bはそ
れぞれ外径D3(長径)、D4(短径)が4×3mmの
略楕円のものである。なお、分岐ケーブル9aは外径D
3(長径)4mm側を縦に用いた場合を示し、分岐ケー
ブル9bは外径D4(短径)3mm側を縦に用いた場合
を示す。
【0028】そして分岐ケーブル9a、9bは、その先
端を基部2の案内孔20を案内として蓋3の孔30に向
かって移動するとともに、その途中で収容空間21に充
填された弾性シール材4中に突入する。このため、弾性
シール材4は、その周囲を収容空間21の周壁22およ
び蓋3に保持されつつ、分岐ケーブル9a、9bにより
押圧されて圧縮される方向に弾性変形される。
【0029】この弾性シール材4の弾性変形に伴う弾性
反力によって、それぞれ外径が異なる分岐ケーブル9
a、9bの外周面が弾性的に覆われ、かつ防滴状態に保
持され、かつシールされる。このようにして分岐ケーブ
ル9a、9bは、図9で示されるように、端面部材5
a、5bを分解せず、スリーブ1、1の基部2の案内孔
20を案内として差し込まれ、その先端を弾性シール材
4を介して蓋3の孔30に到達した後、図7で示される
位置より、さらにスリーブ1より所定の長さ引き出さ
れ、主ケーブル7に接続する作業が行われる。
【0030】また、前記主ケーブル7に接続、分岐され
る作業とは逆に、分岐ケーブル9a、9bは主ケーブル
7との接続を解除する作業を行う場合には、主ケーブル
7との接続を解除された分岐ケーブル9a、9bを蓋3
の孔30、弾性シール材4、基部2の案内孔20の順に
矢印S2方向に引き抜くのみの簡単で素早い操作でその
作業を終了できる。
【0031】なお、分岐ケーブル9a、9bを弾性シー
ル材4から引き抜くに伴って、弾性シール材4はいまま
で、分岐ケーブル9a、9bが存在していた位置を自身
の弾性で塞ぐため、蓋3の孔30と基部2の案内孔20
との連通は絶たれて閉じられ、防滴状態に保持され、か
つシールされる。前記実施例1では、2種類の外径値に
設定された分岐ケーブル9a、9bを用いて、スリーブ
1の基部2の案内孔20および蓋3の孔30に差し込み
および引き抜く場合を示したが、これに限定されるもの
ではなく、予め設定された前記案内孔20の内径d1お
よび孔30の内径d2を最大とし、差し込みおよび引き
抜くことができる外径値の分岐ケーブルに適用できる。 (1)従って、実施例1のスリーブ1によれば、接続函
6Aの開口部6a、6bに配置される端面部材5a、5
bに、予め、支持ケーブル8および主ケーブル7ととも
に組付け連結させおくのみであり、かつ端面部材5a、
5bを分解することなく、基部2の案内孔20、収容空
間21内の弾性シール材4、蓋3の孔30の順に分岐ケ
ーブル9a、9bを直線的に挿通させるのみ、あるいは
この逆に蓋3の孔30、収容空間21内の弾性シール材
4、基部2の案内孔20の順に分岐ケーブル9a、9b
を抜き去るのみの、いずれも極めて簡単な操作で分岐ケ
ーブル9a、9bの断面形状および外径が異なることに
係わらず、防滴状態に保持され、かつシールできるとと
もに、基部2の案内孔20に案内されて円滑に素早く操
作でき、作業性を向上できる。
【0032】このため、従来の端面部材を分解したり、
再組付けたりする作業を必要とせず、かつこの従来の場
合と比べ、作業コストを大幅に低減させることができ
る。 (2)また、本実施例1の場合では、分岐ケーブル9
a、9bを防滴状態に保持でき、かつシールできる本数
は、ふたつのスリーブ1、1にそれぞれ6本、合計12
本であり、従来の最大本数6本の2倍と、飛躍して増設
が可能となった。
【0033】なお、前記分岐ケーブル9a、9bの保持
可能本数は、スリーブ1の基部2の径小軸部2aの外径
D1を主ケーブル7の外径と同じものに設定し、かつ端
面部材5a、5bに主ケーブル7を保持するシール孔5
11を複数形成し、このシール孔511をスリーブ1の
保持に転用することによって、さらに増設できる。 (3)前記スリーブ1の基部2は、径小軸部2aと、径
小軸部2aに連設された径大軸部2bとよりなり、かつ
径小軸部2aが端面部材5a、5bのシール孔512、
513に保持されるため、径大軸部2bが端面部材5
a、5bに係合する軸方向のストッパーとしても機能
し、かつ抜け止め効果が得られる。
【0034】(実施例2)本第2発明、接続函(クロー
ジャ)の実施例2を図10に基づくとともに、前記実施
例1の図5、図8、図9を援用して説明する。実施例2
の接続函(クロージャ)6Aは、図10に示す全体形状
のいわゆる背開き方式で対称形状の半筒状体が背面で一
体的に連接され、開閉中心となるヒンジ部61を形成す
る筒状体であって、軸方向Pと垂直な垂直線Yで背面側
を中心(支軸)として閉方向(矢印Z1参照)および開
方向(矢印Z2参照)に揺動し、かつ軸方向Pに沿って
開閉できる構成である。
【0035】この接続函6Aは、断面略楕円形の収容空
間を形成する大きな筒状中間部6と、筒状中間部6の両
端側に形成されるとともに、筒状中間部6の断面略楕円
形とほぼ相似し、かつ筒状中間部6より小さな断面形の
開口部6a、6bとよりなる。筒状中間部6は、図5に
示されるように、主ケーブル7と分岐ケーブル9a、9
bとの接続部6cの周囲を保護する空間領域を形成す
る。
【0036】開口部6a、6bは、図5に示されるよう
に、実施例1の端面部材5a、5bを保持する。なお、
筒状中間部6および開口部6a、6bには、前記背面側
のヒンジ部61よりほぼ垂直線上で、底部より垂下する
垂直板状のフランジ部62、62(図9参照)が互いに
対向する位置に形成されている。
【0037】このフランジ部62、62には、接続函6
Aがヒンジ部61を中心として開らき操作する必要時以
外において、閉じ状態に保持するため、フランジ部6
2、62を挟持する図略のロック部材が装着されてい
る。前記のように構成された接続函(クロージャ)6A
は、その使用に際し、筒状中間部6および開口部6a、
6bのフランジ部62、62を閉じ状態に挟持し、固定
する図略のロック部材を操作し、かつ前記閉じ状態を解
除される。
【0038】次いで、筒状中間部6および開口部6a、
6bはヒンジ部61を中心として開方向(矢印Z2参
照)に揺動され、かつ開かれてそれらの内部を開口され
る。この状態の開口部6a、6bには、予め主ケーブル
7、支持ケーブル8と、実施例1のスリーブ1、1をそ
れぞれシール孔510、511、512、513に防滴
状態に保持し、シールする端面部材5a、5b(図8参
照)や、あるいは分岐ケーブル9a、9bを挿通した状
態の端面部材5a、5b(図9参照)などを配置した状
態で前記場合とは逆に、ヒンジ部61を中心として閉じ
方向(矢印Z1参照)に揺動して端面部材5a、5bを
保持した状態とし、図略のロック部材により、筒状中間
部6および開口部6a、6bのフランジ部62、62を
閉じ状態に挟持する。
【0039】これによって、接続函6Aは、図5に示さ
れるように、主ケーブル7と分岐ケーブル9a、9bと
の接続部6cを筒状中間部6で防滴状態に保護でき、ス
リーブ1、1を保持する端面部材5a、5bを開口部6
a、6bで防滴状態に保持でき、かつシールできる。従
って、実施例2の接続函6Aによると、電柱(図示せ
ず)の近くで支持ケーブル8とともに架空敷設された主
ケーブル7と、主ケーブル7より配線される分岐ケーブ
ル9a、9bとの接続部6cを防滴状態に保護する接続
函6Aの両端に配設される端面部材5a、5bによっ
て、支持ケーブル8、主ケーブル7、分岐ケーブル9
a、9bを防滴状態に保持し、かつシールする構成にお
いて、分岐ケーブル9a、9bの前記接続部6c領域で
の接続や、取り外しなどの作業は、端面部材5a、5b
を分解することなく、筒状中間部6および開口部6a、
6bを取り外すとともに、スリーブ1、1を通じて前記
接続部6c領域にまで差し込んだり、逆に引き抜くのみ
の素早い操作で防滴状態に保持でき、かつシールでき、
作業性を向上できる。
【0040】なお、前記実施例1、2で用いた前記各値
および前記材質などは、前記場合に限定されるものでは
なく、目的に応じて種々変更できる。
【0041】
【発明の効果】
(1)第1発明である請求項1のスリーブによれば、そ
の基部の外側より分岐ケーブルを基部の複数の案内孔を
案内として、収容空間の弾性シール材、蓋の孔の順に直
線的に挿通する差し込み操作するのみで、接続函の筒状
体の両端の開口部に配置された端面部材を分解操作する
ことなく、前記筒状体で囲まれる領域に素早く配設で
き、前記弾性シール材によって防滴状態に保持でき、か
つシールできる。
【0042】また、分岐ケーブルを基部の案内孔を案内
として、収容空間の弾性シール材、蓋の孔より引き抜く
操作のみで、接続函の筒状体の両端の開口部に配置され
た端面部材を分解操作することなく、前記筒状体で囲ま
れる領域より基部の外側に素早く引き抜くことができ、
かつ前記弾性シール材によって防滴状態に保持でき、か
つシールできる。
【0043】従って、請求項1のスリーブは、接続函の
筒状体の両端の開口部に配置される端面部材を分解する
ことなく、基部の案内孔、収容空間内の弾性シール材、
蓋の孔の順に分岐ケーブルを直線的に挿通させるのみ、
あるいはこの逆に蓋の孔、収容空間内の弾性シール材、
基部の案内孔の順に分岐ケーブルを抜き去るのみの、極
めて簡単でかつ素早い操作ですみ。作業コストを大幅に
低減させることができる。
【0044】すなわち、従来の端面部材を分解すること
によって、シール材を介して分岐ケーブルをシール可能
に配置し、再び端面部材を閉じる作業を行わずにすむ。
また、スリーブは、複数の案内孔をもつため、案内孔の
数に相当する本数の分岐ケーブルを増設でき、かつその
断面形状および外径が異なることに係わらず、防滴状態
に保持でき、かつシールできる。 (2)第2発明である請求項3の接続函によれば、電柱
の近くで支持ケーブルとともに架空敷設された主ケーブ
ルと、主ケーブルより配線される分岐ケーブルとの接続
部を防滴状態に保護する接続函両端の開口部に配設され
る端面部材によって、支持ケーブル、主ケーブル、分岐
ケーブルを防滴状態に保持し、かつシールする構成にお
いて、端面部材に防滴状態に保持され 、かつシールシ
ールされたスリーブを通じて前記接続部にまで差し込ん
だり、逆に引き抜くことができる。
【0045】このため、分岐ケーブルの接続や、取り外
しなどの作業を端面部材を分解することなく、素早く行
うことができ、作業性を向上でき、かつ防滴状態に保持
でき、かつシールできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本第1発明のスリーブにおける実施例1を示
し、かつスリーブをその軸方向に沿って縦断して示す断
面図。
【図2】実施例1のスリーブにおける基部の左側面。
【図3】実施例1のスリーブにおける基部の右側面。
【図4】実施例1のスリーブを端面部材に装着する状態
を示す斜視図。
【図5】実施例1のスリーブを端面部材に装着した後、
さらに接続函を装着した使用状態を示す概略図。
【図6】実施例1のスリーブを端面部材に装着した後、
外部よりスリーブに分岐ケーブルを挿通する状態および
撤去する状態をその軸方向に沿って縦断して示す断面
図。
【図7】実施例1のスリーブを端面部材に装着した後、
外部よりスリーブに分岐ケーブルを挿通する状態および
撤去する状態をその軸方向に沿って縦断して示す断面
図。
【図8】図4におけるスリーブを支持ケーブルおよび主
ケーブルとともに、、端面部材に防滴状態にシールし、
保持した状態を示す斜視図。
【図9】図8におけるスリーブに分岐ケーブルを挿通し
た状態を示す斜視図。
【図10】実施例2の接続函の概略の外観を斜視して示
す斜視図。
【符号の説明】
1…スリーブ 2…基部 2a…径小軸部
2b…径大軸部 20…案内孔 21…収容空間 3…蓋 30…孔 4…弾性シール
材 5a、5b…端面部材 6A…接続函 6…筒状中間部 6a、
6b…開口部 7…主ケーブル 8…支持ケーブル 9a、9
b…分岐ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 及部 金也 愛知県小牧市大字北外山入鹿新田1300番地 日本通信電材株式会社内 (72)発明者 鎌 光男 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 星島 徹也 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 石川 俊幸 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 吉井 良行 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信用ケーブルを着脱可能に挿通する複数
    の案内孔および一端を該案内孔に連通し他端を開口し、
    該案内孔の軸心方向延長上に位置する収容空間をもつ基
    部と、該収容空間の開口に装着されるとともに、複数の
    該案内孔に該空間を介してそれぞれ対向する複数の孔を
    もつ蓋部と、該収容空間に充填され弾性変形する弾性シ
    ール材と、よりなることを特徴とする通信用ケーブルを
    保持するスリーブ。
  2. 【請求項2】前記弾性シール材は、アスカー硬度Fが5
    0以上〜90以下のゲル状高分子である前記請求項1記
    載の通信用ケーブルを保持するスリーブ。
  3. 【請求項3】通信用ケーブルを着脱可能に挿通する複数
    の案内孔および一端を該案内孔に連通し他端を開口し、
    該案内孔の軸心方向延長上に位置する収容空間をもつ基
    部と、該収容空間の開口に装着されるとともに、複数の
    該案内孔に該空間を介してそれぞれ対向する複数の孔を
    もつ蓋部と、該収容空間に充填され弾性変形する弾性シ
    ール材と、よりなる通信用ケーブルを保持するスリーブ
    を収容するとともに保護する接続函であって、 該接続函の軸心方向に沿って2分割されあるいは軸心方
    向に沿っ開閉し、内部に該通信用ケーブルの接続部分を
    収容する筒状中間部と、該筒状中間部の両端に位置し、
    該通信用ケーブルが挿通する開口部よりなり、該開口部
    はその開口を閉じ該スリーブを配置する筒状端部をも
    ち、該スリーブの外周部は防滴状態を保持するようにシ
    ールされていることを特徴とする接続函。
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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007141853A1 (ja) * 2006-06-07 2007-12-13 Furukawa Electric Industrial Cable Co., Ltd. フィードスルーおよびブッシング
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