JPH1041889A - 光分岐挿入装置、該装置を有するシステム及び光分岐挿入方法 - Google Patents

光分岐挿入装置、該装置を有するシステム及び光分岐挿入方法

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JPH1041889A
JPH1041889A JP8197562A JP19756296A JPH1041889A JP H1041889 A JPH1041889 A JP H1041889A JP 8197562 A JP8197562 A JP 8197562A JP 19756296 A JP19756296 A JP 19756296A JP H1041889 A JPH1041889 A JP H1041889A
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signal
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channel
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Haruo Fujiwara
春生 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は光分岐挿入装置、該装置を有するシ
ステム及び光分岐挿入方法に関し、監視信号の変調度が
低下しないようにすることを課題としている。 【解決手段】 WDM信号光をドロップチャネル光18
及び通過チャネル光20に分ける分波器16と、ドロッ
プチャネル光18を第1及び第2の分岐光30,32に
分岐するビームスプリッタ34と、第1の分岐光30に
重畳されている監視信号を検出する回路36と、検出さ
れた監視信号に基づきアッドチャネル光22を変調する
光変調器38と、変調されたアッドチャネル光22′及
び通過チャネル光20を加え合わせる合波器24とから
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光分岐挿入装置、該
装置を有するシステム及び光分岐挿入方法に関する。
【0002】複数のターミナル(局)間を光ファイバ伝
送路で結ぶネットワークが提案されている。この種のシ
ステムに波長分割多重(WDM)を適用することによ
り、柔軟性に富んだシステムの構築が可能になることが
示唆されている。
【0003】
【従来の技術】WDMが適用されるネットワークにおい
て、あるターミナルがドロップチャネルの信号光とアッ
ドチャネルの信号光との交換を行い得るようにするため
に、光分岐挿入装置が用いられる。従来提案されている
光分岐挿入装置は、WDM信号光をドロップチャネル光
及び通過チャネル光に分ける光デマルチプレクサと、ド
ロップチャネル光に代わるアッドチャネル光を通過チャ
ネル光に加え合わせてネットワークへ送出する光マルチ
プレクサとを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、長い伝送距
離を得るために、エルビウムドープファイバ増幅器(E
DFA)等の光増幅器を有する光中継器が実用化レベル
にある。光中継器の監視制御を行うために、主信号によ
り変調されている信号光に監視信号が重畳される。
【0005】WDMが適用されるネットワークでこの監
視制御の方法を実施する場合には、監視信号の重畳に起
因する主信号のペナルティを抑え且つ光中継器が監視信
号を検出するのに必要な変調度を確保するために、通常
は、全チャネルの信号光に監視信号が重畳されている。
【0006】しかしながら、従来の光分岐挿入装置で
は、ネットワークへ送出するアッドチャネル光には監視
信号が重畳されていないので、WDM信号光が光分岐挿
入装置を通過するときに監視信号による変調度が低下し
てしまう。この監視信号の変調度の低下は、光分岐挿入
装置の台数が増えるのに従って累積する。
【0007】よって、本発明の目的は、WDM信号光が
光分岐挿入装置を通過するときに監視信号の変調度が低
下しないようにすることを目的としている。本発明の他
の目的は以下の説明から明らかになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のある側面による
と、WDM信号光に関するネットワークに適合する光分
岐挿入装置が提供される。ネットワークには光デマルチ
プレクサが動作的に接続される。光デマルチプレクサ
は、WDM信号光をドロップチャネル光及び通過チャネ
ル光に分ける。
【0009】ドロップチャネル光は、ビームスプリッタ
によって第1及び第2の分岐光に分岐される。第1の分
岐光に重畳されている監視信号は、復調手段により検出
される。
【0010】ドロップチャネル光又は第2の分岐光に代
わるアッドチャネル光は、検出された監視信号に基づき
変調される。変調されたアッドチャネル光及び光デマル
チプレクサからの通過チャネル光は光マルチプレクサに
より加え合わされてネットワークへ送出される。
【0011】本発明の他の側面によると、WDM信号光
に関するネットワークと、WDM信号光においてドロッ
プチャネル光とアッドチャネル光との交換を行うターミ
ナルと、ネットワーク及びターミナルを動作的に接続す
るためのノードとを備えたシステムが提供される。ノー
ドとしては本発明の光分岐挿入装置が用いられる。
【0012】本発明の更に他の側面によると、ネットワ
ークにおける光分岐挿入方法であって、(a)波長分割
多重信号光をドロップチャネル光と通過チャネル光とに
分けるステップ、(b)上記ドロップチャネル光又は上
記波長分割多重信号光に重畳されている監視信号を検出
するステップ、(c)上記ドロップチャネル光に代わる
アッドチャネル光を上記検出された監視信号に基づき変
調するステップ、及び(d)該変調されたアッドチャネ
ル光を上記通過チャネル光に加え合わせて上記ネットワ
ークへ送出するステップを備えた方法が提供される。
【0013】本発明では、検出された監視信号に基づき
アッドチャネル光を変調するようにしているので、監視
信号の変調度が低下しない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の望ましい実施形態を
添付図面を参照して詳細に説明する。全図を通して実質
的に同一の部分には同一の符号が付されている。
【0015】図1を参照すると、本発明を適用可能なシ
ステムが示されている。A局2とE局4とを光ファイバ
伝送路6で結ぶことにより、波長分割多重信号光(WD
M信号光)に関するネットワークが構成されている。
【0016】WDM信号光においてドロップチャネル光
とアッドチャネル光との交換を行うために、B局8、C
局10及びD局12が設けられている。B局8、C局1
0及びD局12とネットワークとを動作的に接続するた
めに、それぞれノード(光分岐挿入装置又は分岐ユニッ
ト)14(#1,#2,#3)が用いられる。
【0017】図では、光ファイバ伝送路6は波長チャネ
ル毎に示されているが、片方向伝送に対しては光ファイ
バ伝送路6は1回線で足りる。双方向伝送の場合には光
ファイバ伝送路6は2回線用いられる。ここでは、A局
2は、互いに異なる波長λ1〜λ4 の4チャネルの信号
光を波長分割多重してなるWDM信号光を送出し、E局
4はWDM信号光を受けるものとする。
【0018】図示はしないが、A局2は、例えば、各チ
ャネルの信号光を発生する複数の光送信機と、該光送信
機にそれぞれ動作的に接続される複数の入力ポート及び
少なくとも1つの出力ポートを有する光マルチプレクサ
とを備えている。後述する監視信号をWDM信号光に重
畳する場合には、監視信号による変調を行うための手段
が光マルチプレクサの出力ポートに1つ或いは各入力ポ
ートに1つずつ接続される。
【0019】E局4は、例えば、WDM信号光を受ける
入力ポート及び複数の出力ポートを有する光デマルチプ
レクサと、該光デマルチプレクサの出力ポートにそれぞ
れ動作的に接続される複数の光受信機とを備えている。
【0020】B局8は波長λ1 の信号光をドロップチャ
ネル光として受けこれをアッドチャネル光と交換する。
C局10は波長λ2 の信号光をドロップチャネル光とし
て受けこれをアッドチャネル光と交換する。D局12は
波長λ3 の信号光をドロップチャネル光として受けこれ
をアッドチャネル光と交換する。
【0021】ノード間隔を長くするために、このネット
ワークには光増幅器を有する光中継器が適用可能であ
る。波長1.55μm帯のWDM信号光の増幅にはED
FAが適している。
【0022】光中継器は、A局2及びノード14(#
1)間、ノード14(#1)及びノード14(#2)
間、ノード14(#2)及びノード14(#3)間、ノ
ード14(#3)及びE局4間、ノード14(#1)及
びB局8間、ノード14(#2)及びC局10間、或い
はノード14(#3)及びD局12間に設けられる。
【0023】図2を参照すると、ノードとして使用可能
な従来の分岐ユニットが示されている。光ファイバ伝送
路6からのWDM信号光を受けるために、光デマルチプ
レクサ(分波器)16が設けられている。光デマルチプ
レクサ16は、WDM信号光をドロップチャネル光18
及び通過チャネル光20に分ける。
【0024】ここでは図1のB局8に対応する分岐ユニ
ットが示されており、ドロップチャネル光18は波長λ
1 の信号光であり、通過チャネル光20は波長λ2 ,λ
3 及びλ4 の信号光である。
【0025】ドロップチャネル光18に代わるアッドチ
ャネル光22は波長λ1 ′を有している。λ1 ′は波長
λ1 に等しいことに限定されないが、以下の説明ではλ
1 ′=λ1 であるものとする。
【0026】アッドチャネル光22及び通過チャネル光
20は光マルチプレクサ(合波器)24により加え合わ
されてネットワーク6へ送出される。図3はWDM信号
光のスペクトルの例を示す図である。縦軸はスペクトル
密度、横軸は波長を表している。図1のシステムでは、
波長λ1 〜λ4 にそれぞれスペクトルピークが出現す
る。
【0027】A局2の各光送信機における光源として使
用されるレーザダイオードが有限なスペクトル線幅を有
していること及び各チャネルの信号光が主信号により変
調されていることにより、各スペクトルは波長軸上でわ
ずかに広がりを見せている。前述した光中継器或いは各
局の監視制御を行うためにWDM信号光に監視信号(S
V信号)が重畳されている場合には、各スペクトルの高
さは同期して矢印Aで示される範囲でSV信号に従って
変化する。
【0028】図4に示されるように、あるチャネル、例
えばλ1 の信号光には主信号26よりも十分低速なSV
信号28が重畳されている。主信号の周波数(ビットレ
ート)は例えば数GHzであり、この場合SV信号の周
波数は例えば10MHzである。
【0029】SV信号のオン/オフの組み合わせ(例え
ば10ビット)により1つのコマンドをバースト信号と
して送ることができる。オン/オフの速度が100ビッ
ト/秒である場合には、1つのコマンドを100ミリ秒
で送ることができる。
【0030】図5を参照して、従来の分岐ユニット(図
2参照)による問題点を具体的に説明する。それぞれB
局8、C局10及びD局12のためのノード14′(#
1,#2,#3)として図2の分岐ユニットが用いられ
ている。
【0031】今、A局2及びノード14′(#1)間に
おけるSV信号による変調度がa(%)であり、各チャ
ネルの信号光のパワーが等しいとした場合、B局8にお
いて波長λ1 の信号光に関してSV信号が消失すること
により、ノード14′(#1)及びノード14′(#
2)間におけるSV信号による変調度は0.75a
(%)になる。尚、SV信号による変調度は、図4にお
いて主信号26の振幅に対するSV信号28の振幅の比
の百分率で定義することができる。
【0032】同じようにしてノード14′(#2)及び
ノード14′(#3)間におけるSV信号による変調度
は0.5a(%)になり、ノード14′(#3)及びE
局4間におけるSV信号による変調度は0.25a
(%)になる。
【0033】このような変調度の低下が生じると、SV
信号を良好に復調することができない光中継器或いは局
が生じる。図6を参照すると、本発明が適用される分岐
ユニットの第1実施形態が示されている。光デマルチプ
レクサ16からのドロップチャネル光18を分岐光30
及び32に分岐するために、ビームスプリッタ34が設
けられている。ビームスプリッタ34としては光結合器
を採用可能である。
【0034】分岐光30はSV信号復調回路36へ供給
され、ここでSV信号が検出される。SV信号は光デマ
ルチプレクサ16の上流側で検出してもよい。分岐光3
2はドロップチャネル光として図1のB局8へ供給さ
れ、ドロップチャネル光はアッドチャネル光と交換され
る。
【0035】この分岐ユニットはアッドチャネル光を受
ける光変調器38を有している。光変調器38は、復調
回路36で検出されたSV信号を受ける駆動回路40に
より駆動される。
【0036】光変調器38におけるSV信号による変調
度はこの実施形態では固定値に設定されている。この固
定値はあらかじめ定められているドロップチャネル光の
SV信号による変調度に等しい。
【0037】前述したようにSV信号の周波数は10M
Hz程度の低周波数であるから、このようにして新たに
アッドチャネル光に重畳されたSV信号が通過チャネル
光20におけるSV信号に対して位相遅れする恐れはな
い。
【0038】光変調器38からの変調されたアッドチャ
ネル光22′及び光デマルチプレクサ16からの通過チ
ャネル光20は光マルチプレクサ24により加え合わさ
れてネットワーク6へ送出される。
【0039】このように本実施形態ではWDM信号光が
分岐ユニットを通過するときにSV信号の変調度が低下
することが防止される。図7は図6の分岐ユニットに適
した電界吸収型光変調器の構成を示す図である。この光
変調器は、半導体チップの一部として提供される吸収層
42と、吸収層42に電界を与えるための電極44及び
46とを有している。
【0040】電極44は接地されており、電極46には
例えばマイナスの電圧が印加される。活性層42の第1
端42Aへアッドチャネル光22を供給し、印加電圧を
変化させると、印加電圧に応じてアッドチャネル光が吸
収されて、変調(強度変調又は振幅変調)されたアッド
チャネル光22′が活性層42の第2端42Bから出力
される。
【0041】図8を参照すると、図7の光変調器の静特
性の例が示されている。縦軸は一定の光入力に対する出
力光パワー、横軸は印加電圧の絶対値を示している。印
加電圧の絶対値が増大するのに従って出力光パワーが減
少している。
【0042】従って、適当なバイアス電圧を設定してそ
のバイアス電圧にSV信号を重畳することによって、ア
ッドチャネル光をSV信号で変調することができる。図
9は本発明が適用される分岐ユニットの第2実施形態を
示すブロック図である。この分岐ユニットは、図6の第
1実施形態と対比して、変調度検出回路48及び変調度
制御回路50を付加的に有している点で特徴付けられ
る。
【0043】変調度検出回路48は、復調回路36に接
続されて、分岐光30のSV信号による第1の変調度を
検出する。変調度制御回路50は、光変調器38におけ
るアッドチャネル光22のSV信号による第2の変調度
が第1の変調度に実質的に等しくなるように駆動回路4
0を制御する。
【0044】この実施形態によると、WDM信号光のS
V信号による変調度が変更された場合に、分岐ユニット
の上流側及び下流側で同じ変調度を得ることができる。
図10は本発明が適用される分岐ユニットの第3実施形
態を示すブロック図である。この分岐ユニットは、図6
の第1実施形態と対比して、立ち上がり検出回路52及
び単安定マルチバイブレータ54を更に有している点で
特徴付けられる。
【0045】SV信号は前述したように予め定められた
継続時間を有するバースト信号として与えられる。立ち
上がり検出回路52は復調回路36におけるSV信号の
検出の開始時点を検知する。
【0046】単安定マルチバイブレータ54は、SV信
号の検出の開始時点から所定時間が経過するまでの期間
だけ光変調器38においてアッドチャネル光22の変調
が行われるように駆動回路40を制御する。ここで、所
定時間はバースト信号の継続時間よりもわずかに長い時
間に設定される。例えばバースト信号の継続時間が前述
したように100ミリ秒である場合には、所定時間は1
10ミリ秒に設定される。
【0047】このように、バースト信号の検出の開始時
点からバースト信号の継続時間が経過するまでの期間を
少なくとも除き、光変調器38の動作を制限するように
しているのは、雑音等による誤動作に基づきアッドチャ
ネル光22が不所望に変調されることを防止するためで
ある。
【0048】以上説明した実施形態では、アッドチャネ
ル光を変調するために光変調器38を用いているが、可
変利得を有する光増幅器によってアッドチャネル光を変
調してもよい。可変利得を有する光増幅器は、一般的に
は、光増幅媒体とこれをポンピングする手段とを備えて
いる。例えば、EDFAはエルビウムドープファイバと
これにポンプ光を供給するためのポンプ光源とを備えて
おり、監視信号によりポンプ光のパワーを変化させるこ
とにより利得が変化し、これによりアッドチャネル光が
変調される。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
WDM信号光が分岐ユニットを通過するときにSV信号
の変調度が低下しないようになるという効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なシステムを示す図である。
【図2】分岐ユニット(従来技術)のブロック図であ
る。
【図3】WDM信号光のスペクトルの例を示す図であ
る。
【図4】SV信号の説明図である。
【図5】図2の分岐ユニット(従来技術)による問題点
を示す図である。
【図6】分岐ユニットの第1実施形態を示すブロック図
である。
【図7】電界吸収型光変調器の構成を示す図である。
【図8】図7の光変調器の静特性の例を示す図である。
【図9】分岐ユニットの第2実施形態を示すブロック図
である。
【図10】分岐ユニットの第3実施形態を示すブロック
図である。
【符号の説明】
6 光ファイバ伝送路 16 光デマルチプレクサ(分波器) 18 ドロップチャネル光 20 通過チャネル光 22 アッドチャネル光 24 光マルチプレクサ(合波器) 34 ビームスプリッタ 38 光変調器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長分割多重信号光に関するネットワー
    クに適合する光分岐挿入装置であって、 上記ネットワークに動作的に接続され上記波長分割多重
    信号光をドロップチャネル光及び通過チャネル光に分け
    る光デマルチプレクサと、 上記ドロップチャネル光を受け該ドロップチャネル光を
    第1及び第2の分岐光に分岐するビームスプリッタと、 上記第1の分岐光を受け該第1の分岐光に重畳されてい
    る監視信号を検出する復調手段と、 上記第2の分岐光に代わるアッドチャネル光を受け該ア
    ッドチャネル光を上記検出された監視信号に基づき変調
    する変調手段と、 該変調されたアッドチャネル光を上記通過チャネル光に
    加え合わせて上記ネットワークへ送出する光マルチプレ
    クサとを備えた装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置であって、 上記波長分割信号光の各チャネルは上記監視信号よりも
    十分高速な主信号により変調されている装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装置であって、 上記変調手段は電界吸収型の光変調器を含み、 該光変調器は印加電圧に応じて上記アッドチャネル光を
    吸収することにより該アッドチャネル光を強度変調する
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置であって、 上記復調手段に動作的に接続され上記第1の分岐光の上
    記監視信号による第1の変調度を検出する手段と、 上記変調手段における上記アッドチャネル光の上記検出
    された監視信号による第2の変調度が上記第1の変調度
    に実質的に等しくなるように上記変調手段を制御する手
    段とを更に備えた装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の装置であって、 上記監視信号はあらかじめ定められた継続時間を有する
    バースト信号であり、 上記復調手段における上記監視信号の検出の開始時点を
    検知する手段と、 少なくとも上記開始時点から上記継続時間が経過するま
    での期間を除き、上記変調手段の動作を制限する手段と
    を更に備えた装置。
  6. 【請求項6】 波長分割多重信号光に関するネットワー
    クと、 上記波長分割多重信号光においてドロップチャネル光と
    アッドチャネル光との交換を行うターミナルと、 上記ネットワーク及び上記ターミナルを動作的に接続す
    るためのノードとを備え、 該ノードは、 上記ネットワークに動作的に接続され上記波長分割多重
    信号光を上記ドロップチャネル光及び通過チャネル光に
    分ける光デマルチプレクサと、 上記ドロップチャネル光を受け該ドロップチャネル光を
    第1及び第2の分岐光に分岐するビームスプリッタと、 上記第1の分岐光を受け該第1の分岐光に重畳されてい
    る監視信号を検出する復調手段と、 上記アッドチャネル光を受け該アッドチャネル光を上記
    検出された監視信号に基づき変調する変調手段と、 該変調されたアッドチャネル光を上記通過チャネル光に
    加え合わせて上記ネットワークへ送出する光マルチプレ
    クサとを備えているシステム。
  7. 【請求項7】 ネットワークにおける光分岐挿入方法で
    あって、 (a)波長分割多重信号光をドロップチャネル光と通過
    チャネル光とに分けるステップ、 (b)上記波長分割多重信号光に重畳されている監視信
    号を検出するステップ、 (c)上記ドロップチャネル光に代わるアッドチャネル
    光を上記検出された監視信号に基づき変調するステッ
    プ、及び (d)該変調されたアッドチャネル光を上記通過チャネ
    ル光に加え合わせて上記ネットワークへ送出するステッ
    プを備えた方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の装置であって、 上記変調手段は可変利得を有する光増幅器を含む装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の装置であって、 上記光増幅器はエルビウムドープファイバと該エルビウ
    ムドープファイバにポンプ光を供給する手段とを備え、
    上記監視信号により上記ポンプ光のパワーが変化させら
    れ、これにより上記光増幅器の利得が変化する装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7254333B2 (en) 2001-03-26 2007-08-07 Fujitsu Limited Low-cost WDM terminal device accommodating plurality of client signal
WO2012029169A1 (ja) * 2010-09-03 2012-03-08 三菱電機株式会社 光通信システム

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