JPH1040700A - 組み込み型自己テスト機能付き半導体チップ - Google Patents

組み込み型自己テスト機能付き半導体チップ

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JPH1040700A
JPH1040700A JP9058851A JP5885197A JPH1040700A JP H1040700 A JPH1040700 A JP H1040700A JP 9058851 A JP9058851 A JP 9058851A JP 5885197 A JP5885197 A JP 5885197A JP H1040700 A JPH1040700 A JP H1040700A
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test
address
memories
logic blocks
signal
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JP9058851A
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English (en)
Inventor
D Adams Robert
ロバート・ディ・アダムス
Conner John
ジョン・コナー
S Cauch Garret
ガレット・エス・コーチ
Tarnuro Luigi Jr
ルイジ・ターヌロ、ジュニア
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来設計よりも少ない領域を要求する組み込
み型メモリ自己テスト機能を有するチップを提供する。 【解決手段】 本発明のチップは、複数の物理的に別個
のメモリと、テスト・ベクトルを生成し供給する親組み
込み型自己テスト・ブロック(ABIST)と、各々が
前記親組み込み型自己テスト・ブロック及び前記複数の
物理的に別個のメモリの1つに接続される複数の予め設
計済みの論理ブロックとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオンチップRAMに
関し、特に、オンチップRAMの組み込み型自己テスト
(BIST:built-in self-testing)を提供する改良
された装置に関する。
【0002】
【従来の技術】組み込み型メモリ、すなわちメモリによ
りサポートされる論理回路またはプロセッサと同一のチ
ップ上のメモリの有効なテスト方法は、BIST状態マ
シンを使用して、テスト対象のメモリにパターンを生成
し供給する。BIST状態マシンにより、組み込み型メ
モリはテスト回路をチップ上(オンチップ)にもたらす
ことにより、テスト可能になる。従来、単一チップ上の
複数のメモリをテストするために、2つのアプローチが
使用されてきた。最も一般的に使用されるアプローチ
は、テストされる各メモリに対してチップ上で反復され
る1つのBISTマシンを使用する。このアプローチは
多大なチップ領域を消費し、これは特に、多数の小さな
メモリがチップ上に含まれ、テストされる場合に当ては
まる。この場合、領域のオーバヘッドがより一層際立つ
ことになる。他の任意選択は、テストされる全てのメモ
リに、全てのデータ及び制御を供給する1つの状態マシ
ンを設計する。このアプローチは共通回路を共用するこ
とにより、最小領域を使用するが、その実現のために特
注の環境及びより多くの開発コストを要求する。最初の
方法は、設計から製造までに要求される迅速なターンア
ラウンド時間のために、ASIC設計において使用され
てきた。2番目の方法は、短い開発サイクル・タイムに
制限されずに、縮小領域を利用する特注設計に使用され
てきた。
【0003】第3の方法は、分散MBIST(メモリ組
み込み型自己テスト)として参照され、前記の2つの方
法の利点を組み合わせることにより、実質領域の節約を
達成するBIST設計を達成するものであり、短い設計
サイクルASIC環境に適している。この方法は、AS
ICチップ上でテストされる全てのメモリに、データ、
制御、及びアドレスなどの共通に使用される信号を供給
する親BISTマシンを使用する。この方法はASIC
ライブラリから、予め設計済みのメモリ特有のBIST
インタフェース・ブロックを使用する。各BISTイン
タフェース・ブロックは、それらのそれぞれのメモリに
局所的に(物理的に近接して)配置され、親BIST
(これはメモリに近接して配置されなくてもよい)か
ら、共通に分散される信号を用いて、メモリのテストに
必要なメモリ特有の信号を局所的に生成する。従って、
分散BIST方法は、1つの成長可能な親BIST状態
マシン、並びに特定のメモリ・ブロックと共に使用され
る様々なBISTインタフェース・ブロックを、ASI
Cライブラリ内に要求する。ASIC設計者はライブラ
リから、設計に要求されるメモリ、それらに関連付けら
れるBISTインタフェース・ブロック、及び1つの親
BIST状態マシン・ブロックを選択し、その設計のメ
モリ及びメモリ自己テスト部分を達成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
設計よりも少ない領域を要求する組み込み型メモリ自己
テスト機能を提供することである。
【0005】本発明の別の目的は、従来設計に比較し
て、少ない開発期間及びコストにより実現可能な組み込
み型メモリ自己テスト機能を有するチップを提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】決定性パターンを供給す
ることにより、RAMを完全にテストするための組み込
み型自己テスト(BIST)状態マシンが、互いにイン
タフェースする多数の論理ブロックから構成される。B
IST状態マシンは、要求クロックを生成し、それを状
態マシン論理に供給するクロック発生器を有するように
要求される。他の論理ブロックには、テストされている
メモリのアドレスを順番付けるアドレス・カウンタ、及
びアドレス空間の増分時に、設計されたカウンタの最大
アドレスに達した時を、またアドレス空間の減分時に、
最小アドレスに達した時を判断するアドレス比較器が含
まれる。パターン発生器は、適用されるテスト・パター
ンを選択するために使用される。パターン発生器はサブ
サイクル制御装置と連係し、1アドレス位置につき、各
パターンに対する読出し/書込み操作のシーケンス及び
番号を定義する。モード/更新制御装置は、データ・パ
ターンが反転される時、及びアドレス・カウンタがアド
レス空間を増分または減分するように要求される時を追
跡するために、使用される。最後に、データ発生器及び
位相制御装置もまた、状態マシン設計において要求され
る。データ発生器は、パターン、サブサイクル及びモー
ド/更新制御信号にもとづき、RAMのテストに適用さ
れるデータを計算する。位相制御装置は、テストされて
いるRAMに対して、適切な書込み及び読出し制御を生
成する役割をする。
【0007】ハードウェア実施例では、本開示のチップ
は多数の物理的に別個のメモリを含み、これらは親BI
STから、それらのメモリをテストするためのテスト情
報を受信する。親BISTから同様にテスト情報を受信
する多数の論理ブロックが、各々1つ以上のメモリに関
連付けられ、それらの対応するメモリに特に好適なテス
ト・パターンを生成する。論理ブロックは各々、それら
の対応するメモリ・ブロックの近くに、親BISTから
比較的離れて配置される。
【0008】BIST設計に要求される上述の論理要素
に加えて、テストされるRAMが冗長性を有し、失敗メ
モリ位置がヒューズ溶断としてチップ上に記憶される場
合には、失敗アドレス・レジスタが更に要求され得る。
【0009】1つの集中型の特注の状態マシンを使用す
る場合(方法2)、設計者は個別に適合化されるアプロ
ーチを用いて、メモリの特定の機能をテストすることが
できる。例えば、RAM内の特定の機能をテストするた
めには、アドレス空間をチェッカボード・パターンによ
り増分するときのみ、その機能を実行するだけでよい。
全ての制御及び信号を1領域内に有するので、論理回路
はこれらの機能をかなり容易に実行するように設計され
得る。しかしながら、チップ上で使用される潜在的に異
なるRAMにより、状態マシンが各チップに対して再設
計される必要があり得る。
【0010】固有の機能に対して、1つの状態マシンを
使用するアプローチは、上述のように、単一状態マシン
設計が一層の開発労力を強要することを実証する。特注
設計において開発を増大させる他の主な要因は、設計の
進行に伴い、メモリ機能が変更され、従ってBISTも
変更されなければならないということである。
【0011】分散BISTアプローチは、1つの成長可
能な親状態マシンの設計を可能にする。この状態マシン
は、RAMテストを要求するあらゆる設計に対して使用
される。親状態マシンと一緒に、ライブラリ内の各メモ
リが論理ブロックを有し、これがその特定のRAMのテ
ストのために、状態マシンにより供給される共通の入力
を受信する。これにより設計者は、任意のタイプのメモ
リ組み合わせを有するチップをライブラリから、最小の
開発労力により設計することができる。設計者がメモり
A、B及びCを選択する場合、メモリA、B及びCのた
めの自己テスト論理ブロックもまた選択される。
【0012】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の親BIST状態
マシンにより要求される全ての機能を含む。この図に含
まれるブロックは、関連米国特許親出願番号第3984
68号"BISTTester for Multiple Memories"(1995
年3月3日出願)に示される設計に対する改良である。
【0013】アドレス・カウンタ301は、チップ上の
最大のRAMをアドレス指定するのに十分なアドレス信
号を生成するように、拡張可能である。アドレス・カウ
ンタ301は、クロック発生器303からクロック36
1を、またモード/更新制御装置305から、更新(up
dt)信号を受信する。クロック発生器303は要求クロ
ック361を、図示の全ての論理ブロックに送信する
(白抜きの矢印で示される)。モード/更新制御装置3
05は、カウンタ301に次のアドレスに進む時、カウ
ントを再開する時、及びアドレス・カウントを増分また
は減分する時を告げる信号358を提供する。アドレス
・カウンタ301はアドレスを信号パス357を通じ
て、アドレス比較ブロック302及びデータ発生器ブロ
ック306に、また信号パス351を通じて、テストさ
れるメモリに送信する。
【0014】アドレス比較器302はリアルタイム・カ
ウントを、予めプログラムされた最大または最小アドレ
スと比較する。アドレス・カウンタ301が増分または
減分している場合、これはモード/更新制御装置305
に、アドレス・カウントが最大または最小アドレスに達
した時点をそれぞれ知らせる。データ発生器306は特
定のアドレス・ビットを用いて、その出力を変更する。
その例は、ワード・ライン・ストライプ・パターン内の
最下位ワード・アドレス・ビットである。最下位ワード
・アドレス・ビットの使用は、ワード・ライン・ストラ
イプ・パターンが、メモリ内の1つ置きの行に対して入
力データを反転し、1と0のストライプ・パターンを生
成することを可能にする。
【0015】パターン制御ブロック304内の論理回路
は、メモリをモード/更新制御入力358の関数として
テストするために、所定順序のパターンを順番に配列す
る。パターン選択信号362は、親BISTを退去する
ように破線で示される。総称RAMをテストするとき、
パターン選択信号362は、メモリにおける局所的な自
己テスト論理回路に送信されるようには、要求されな
い。しかしながら、デュアル・ポートRAMなどの、特
定のメモリ内の特定の機能をテストするときには、特定
のパターンが特殊機能のテストのために使用され得り、
従って、パターン選択信号362が、テストされるメモ
リの局所的な自己テスト論理回路に送信されるように要
求され得る。親BISTを退去する破線で示されるポー
ト362、363は、特殊なRAMをテストする場合に
使用され得る、幾つかのより一般的な信号に対するプレ
ース・ホルダを表す。
【0016】位相制御論理回路308内に存在する唯一
の論理回路は、大域書込み許可信号(GBWE)35
2、大域ロード結果(BGLR)信号354、及び待機
反転信号353を生成するために使用される。本発明で
は、前記関連親出願と比較して、論理回路を低減し、全
てのメモリに共通の基本機能を残している。GBWE信
号352は、状態マシン内で生成される共通の書込み信
号である。GBWE信号352は、サブサイクル制御装
置307に従い書込み機能が発生するときだけ、活動化
する。GBLR信号354は、親BIST状態マシン内
で生成される共通の圧縮許可信号である。GBLR信号
は、サブサイクル制御装置307に従い読出し操作が発
生するときだけ活動化し、従って、メモリ出力が圧縮さ
れて、メモリに局所的に生成される期待データと比較さ
れることを可能にする。待機反転信号353は、特定の
信号を生成するために、状態マシンを1サイクルの間停
止するために生成される信号である。待機状態の間、有
効操作は発生せず、従って、待機反転信号353はテス
トされているRAMの各々に送信され、ローカル信号の
生成をゲートする。待機状態は、カウンタ301が最大
または最小アドレスに達するときに発生する。これはカ
ウンタ論理回路301に、次のカウンタ・シーケンスを
初期化するための余分なサイクルを提供する。
【0017】サブサイクル制御装置307は、パターン
制御装置304及びモード/更新制御装置305から、
それぞれ信号359及び358を要求する。サブサイク
ル制御装置は信号を信号パス360を通じて、位相制御
装置308、データ発生器306、及びモード/更新制
御装置305に供給し、状態マシンはその信号により、
各アドレス位置において、各パターンに対して実行され
なければならない読出し/書込みコマンドのシーケンス
及び番号を決定する。例えば、固有アドレス・パターン
の第2の部分で必要なサブサイクルは、R0−W1−R
1−W1である。モード/更新制御装置305が反転パ
ターンを要求する場合、固有アドレス・パターンのサブ
サイクルは、R1−W0−R0−W0アルゴリズムに従
う。このパターンに対して、4つのサブサイクルが存在
し、データ・タイプに応じて、読出しと書込みとが交互
する。サブサイクル制御装置は位相制御装置308に、
それがテスト中のメモリに読み書きすべき時点を評価す
るために適切な情報を供給し、データ発生器306は、
テスト中のメモリに適用するデータを見分けるのに必要
な情報を受信する。信号パス360上のサブサイクル制
御信号は、アドレス比較論理回路302からのAC信号
356と一緒に、モード/更新制御装置305に供給さ
れ、次のモードに切り替わる時点を知らせる。
【0018】データ発生器306は、親状態マシン内の
ほとんど全ての論理ブロックから、信号を受信する。適
切なデータを生成するために、データ発生器306はア
ドレス357、パターン情報359、更新制御358、
及び適用されているサブサイクル360の知識を要求す
る。サブサイクル制御装置の記述内で使用される固有ア
ドレス・パターンと同一の例を使用する場合、データ発
生器は固有アドレス・パターンとして0111を、出力
ポートD0及びD1の両方に適用しなければならない。
データ発生器306は、メモリに書込まれる、またはメ
モリから読出される正しいデータ・タイプを供給する。
モード/更新制御装置305が反転状態を選択する場
合、供給されるデータは1000である。データ発生器
306は、前記関連親出願のデータ発生器が要求するよ
りも、はるかに小規模な論理回路を要求する。このデー
タ発生器は、前記関連親出願の期待されるデータ生成機
構を含まない。これはまた、デュアル・ポート・データ
及び期待データ信号などの、任意の特殊な機能を含まな
い。
【0019】モード/更新制御装置305は、カウンタ
301が増分または減分する時、並びに、各パターンに
対してデータを反転させる、または反転させない時を決
定する。AD信号364(図4に示される)は、アドレ
ス・カウンタ301がアドレス空間を増分するときロウ
であり、カウンタがアドレス空間を減分するときハイで
ある。モード/更新制御装置305はまたTC信号36
3を生成し、これはBISTがパターンに対して、真デ
ータまたは反転データのいずれを適用するかを定義す
る。モード/更新制御装置が発行するシーケンスの例は
次のようである。パターン、例えば固有アドレスの通常
シーケンスは、最初にアドレス空間を増分し(増分信号
AD=0)、0を各メモリ位置に書込む(W0)(デー
タ反転信号TC=0)。シーケンスの第2のステップ
は、アドレス空間を増分し、R0−W1−R1−W1を
各アドレス位置に対して実行する。シーケンスの第3の
ステップは、アドレス空間を増分し、アルゴリズム(R
1−W0−R0−W0)を実行する。これらの3つのス
テップは次に、データ反転を指示するTC信号363
(TC=1)と一緒に繰り返される。このシーケンスは
アドレス空間を増分する間、W1−R1−W0−R0−
W0、及びR0−W1−R1−W1である。最後に、A
D信号364が変化し(AD=1)、アドレス空間が減
分され、前記と同一の6つのステップが適用される。
【0020】TC信号は、親BISTから到来する破線
として示され、特定のメモリの局所的な論理ブロック内
で、特殊な機能を定義するために使用され得る。TCが
使用され得る例は、後述するように、デュアル・ポート
・メモリをテストするときである。
【0021】図4を参照すると、総称メモリに局所的に
配置されて、任意のサイズのメモリの書込み及び読出し
を制御する論理回路が示される。この論理回路は、テス
トされるメモリの局所的な書込み及び読出しを制御する
ために、特定のメモリの小さなアドレス空間を考慮する
規定を有する。図4に示される論理回路はまた、結果を
ロードするために必要な信号(LR)、または比較チェ
ック(図示されない圧縮回路)のためのメモリ出力を生
成する。図4に示されるように、2つの異なるLR信号
が生成され得る。一方のタイプは、書込みスルー機能を
有するメモリに対するものであり、他方は書込みスルー
を有さないメモリに対するものである。書込みスルー・
メモリは、それが書込まれる同一サイクルの間に、書込
まれるデータを読出すことのできるメモリとして定義さ
れる。非書込みスルー・メモリは、それが書込まれてい
ないときにのみ、読出し可能である。単純なORゲート
12は、読出しの間にのみ生成されるLR信号と、書込
みの間にのみ生成されるWE信号とを論理和し、RAM
が書込まれるとき(書込みスルー)及びRAMが読出さ
れるときに、圧縮分析(比較)が実行されることを保証
する。
【0022】図4の論理回路は、BISTアドレス・カ
ウンタ301がテスト中の最大のメモリの全アドレス空
間を横断するとき、小メモリ内のアドレス位置が2度以
上実行されることを防止するアルゴリズムを実行する。
この例を表1を参照して、説明することにする。最大メ
モリが16アドレス位置を有し、問題の小メモリが8ア
ドレス位置を有すると仮定する。アドレス・カウンタが
アドレス空間を増分するとき、小メモリはアドレス0乃
至7の間だけ実行される。カウンタがアドレス8乃至1
5の間を増分するとき、メモリは書込み許可(WE)を
0にセットすることにより書込みを禁止され、メモリ出
力の比較(圧縮)が、ロード結果(LR)を0にセット
することにより、禁止される。これは表1において、ア
ドレス8乃至15に対する"オフ"指定により示される。
しかしながら、アドレス空間を減分するときには、小メ
モリはカウンタがアドレス15からアドレス8へ向けて
カウントしているときに、テストされる。これは論理回
路がカウンタの最下位アドレス・ビットだけを観察する
からである。小メモリは、カウンタが最初に問題の小メ
モリに関連付けられるアドレス・カウンタの最下位ビッ
トを順番付けるとき、テストされる。従って、カウンタ
は15から8へ向けてカウントしているが、小メモリは
アドレス7からアドレス0へ向けてアドレス指定されて
いる。小メモリが特定のパターンに対して、最初にその
アドレス空間を通じてアドレス指定されると、メモリ
は、増分時または減分時、それぞれカウントが最小また
は最大アドレスから再開するまで、再度アドレス指定さ
れることはない。
【0023】
【表1】
【0024】図4では、テストされるメモリの最大アド
レスに達する時点を観察するために、ANDゲート1が
使用される。増分時、信号AD364がロウであり、従
ってインバータ3がハイ入力を供給し、ANDゲート1
をイネーブルする。AD364はANDゲート2にも供
給され、最小アドレスに対する比較を禁止する。AD3
64がハイの時、カウンタはアドレス空間を減分してお
り、ANDゲート2をイネーブルし、最小アドレスのチ
ェックを可能にする代わりに、ANDゲート1をディセ
ーブルする。ANDゲート1及びANDゲート2の出力
は、ORゲート4により論理和され、その出力が待機反
転信号353と論理積される。待機反転信号は、状態マ
シン内の位相制御装置ブロック内(図3)で生成される
信号であり、カウンタが最大アドレスまたは最小アドレ
スに達するときに生成される。待機反転信号353の目
的は、状態マシンにカウンタ301を再始動するための
追加のサイクルを提供することである。待機サイクルの
間、待機反転信号はロウであり、有効操作が発生しない
ために、全てのローカル論理回路をディセーブルする。
【0025】テストの開始時に、ラッチ7が走査連鎖を
通じて0により初期化される。ラッチ7は次に0をAN
Dゲート8を通じて伝播し、マルチプレクサ6を通じ
て、パスAを選択する。ラッチ7からの0は、ANDゲ
ート10及び11のアレイ選択入力上に1を伝播するこ
とにより、LR及びWE制御を可能にする。増分時、テ
スト中の最大RAMの最大アドレスに達する以前に、テ
スト中の小RAMの最大アドレスに達する。小RAMの
最大アドレスに達するとき、ANDゲート1がハイ("
1")をORゲート4を通じて伝播する。ORゲート4
の出力は、次にANDゲート5の一方の入力にハイを提
供する。この時、待機反転信号がハイと仮定すると、1
がマルチプレクサ6のポートAを通じて伝播され、ラッ
チ7にロードされる。ポートAを通じてロードされる1
は、小メモリの最大アドレスに達したことを示し、カウ
ンタがそのカウント・アルゴリズムを再開するまで、メ
モリに対して読出しまたは書込みを実行しないように伝
える。次のサイクルでは、ラッチ7に記憶されたハイ
が、ANDゲート8に送信される。カウンタがその最大
アドレスに達していないので、待機反転信号はハイに維
持され、ANDゲート8は、マルチプレクサ6へのmu
x選択信号パス上にハイを出力する。mux選択信号パ
ス上のハイは、マルチプレクサを通じて、パスBを選択
する。パスBはラッチ7の以前の内容を自身にループし
て戻し、それによりメモリの書込み及び読出しが禁止さ
れる。この状態は、カウンタが最大アドレスに達するま
で、維持される。
【0026】カウンタが最大アドレスに達するとき、待
機反転信号はロウに遷移し、ANDゲート8の出力がポ
ートAを選択する。同時に、待機反転信号はANDゲー
ト5の出力を強制的にロウにし、ラッチ7に0をロード
する。ラッチ7からの0は、ANDゲート8の入力に伝
播し、マルチプレクサ6の選択をポートAにロックす
る。ハイがポートAを通じてラッチ7に伝播されるとき
のみ、ポートBが再度選択され、従って、小メモリの書
込み及び読出しを禁止する。
【0027】1をポートAを通じて伝播する条件は、テ
スト中の小メモリで、カウンタ301が増分時に最大ア
ドレスに達するとき、またはカウンタ301がアドレス
・カウントを通じて減分時に、最小アドレスに達すると
きである。最小アドレスは、テスト中のメモリをアドレ
ス指定するために使用される最下位アドレス・ビットの
値により、指示される。例えば、減分時、問題の最下位
アドレス・ビットが全て1の状態は、最も高いアドレス
を提供する。表1の例では、テスト中のメモリの最大ア
ドレスは7であり、カウンタは0から15をカウントす
る。従って、アドレス空間を減分するとき、カウンタは
アドレス15(2進数の1111で、これはX111と
同じ(ここでXはdon't care))で開始する。カウンタ
が14(2進数1110で、X110と同じ)に達する
とき、小メモリは次のアドレス、すなわちアドレス6に
進む。カウンタがアドレス8(2進数の1000)に達
するとき、テスト中のメモリ内のアドレス000がアク
セスされる。次にカウンタがアドレス7から0(2進数
の0111から0000)に進むとき、小メモリはアク
セスされない。従って、アドレス・カウンタが大きい場
合、小メモリは最初の8カウンタ・サイクルにおいてテ
ストされ、その後次にカウンタがリセットされるまで、
再度アクセスされない。最初の8カウンタ・サイクル
は、アドレス空間を増分時、アドレス0乃至7、及び2
n−1乃至2n−Zを指す。ここでnはカウンタのビット
数であり、Zは小メモリ内のアドレス位置の数であり、
すなわちn=4及びZ=8の場合、2n−1=15及び
n−Z=8である。
【0028】ANDゲート10はアレイ選択401、大
域書込み許可(GBWE)352、及び待機反転353
から入力を受信する。ANDゲート11はアレイ選択4
01、GBLR354及び待機反転353から入力を受
信する。待機反転信号がロウに遷移すると、WE及びL
Rがディセーブルされる。なぜなら、待機状態の間は有
効操作が発生しないからである。テスト中の小メモリが
アドレス指定されているとき、アレイ選択信号401は
アクティブ・ハイである。アレイ選択信号401はGB
WE及びGBLR信号と共に、メモリの書込み及び圧縮
回路へのデータのロードをそれぞれ可能にする。
【0029】2ポートRAMのテスト:RAMが基本的
な読出し及び書込み制御以上の機能を有する場合、ロー
カル論理ブロック内に、RAMをテストする追加の論理
回路が配置されることが要求される。こうした状況の例
が、図2のメモリ2に関連して、ブロック形式で示され
る。メモリ2はデュアル・ポートRAMとして示され
る。デュアル・ポートRAMは、RAMを操作するため
に、2セットのデータI/O、2セットのアドレス、及
び2セットの制御を有するRAMである。通常操作で
は、2セットのアドレスは互いに独立である。様々な指
定により、同一サイクル内で、2つのポートからの同一
セルの読出しまたは書込みが可能になる。指定に依存し
て、第2のポートに対して生成されるアドレスは、第1
のポートに対して生成されるアドレスと同一のアドレス
・ビットであり得り、アドレス・ビットの1つがローカ
ル論理回路内で反転される。従って、状態マシンは1つ
のアドレスを送出するだけであり、ローカル論理は両方
のポートに対してアドレスを生成する。アドレス・ビッ
トの1つが反転されると、2つのポートは同一アドレス
をアクセスすることができないが、これがメモリの正規
の任意選択であれば、これがテストされなければならな
い。ローカル論理回路は特定のパターンの間に、両方の
ポートに対して、同一のアドレスを許可するように設計
される。これはパターン信号を状態マシンからローカル
論理ブロックに送信することにより、または状態マシン
内のモード/更新制御装置からの信号TCを用いること
により、各パターンの反転状態に対して実行される。
【0030】他に考慮されなければならない事柄に、ロ
ーカル論理回路内で生成される2つの入力データのセッ
トがある。データ及び期待データが交差アドレスに対し
て変更されなければならず、潜在的に良好なテスト有効
範囲を獲得するために、追加の変更パターンが局所的に
生成されなければならない。データ・パターンは2つの
ポートの一方だけ、または両方に対して変更され得る。
デュアル・ポートに対してテスト・データを変更するた
めに使用されてきた信号には、固有アドレス・パターン
信号、ワード・ライン・ストライプ信号、及びTC(テ
スト・データ反転信号)が含まれる。
【0031】例えば、固有アドレス・パターンは行進タ
イプのパターンである。上述のように、固有アドレス・
パターンは最初にRAMを全て0に初期化し、次にセル
に対してR0−W1−R1−W1シーケンスを供給す
る。このパターンを使用して2ポートRAMをテストす
る場合、アドレスの1つが大域アドレスと同一であるか
も知れず、そのアドレスに関連付けられるポートが、正
に上述のアルゴリズムを実行し得る。第2のポートは、
2ポートRAMに対して局所的に生成される第2のアド
レスにより決定される位置を指し示し、全読出し(all
reads)を実行し得る。従って、ポート2の位置選択
が、まだポート1により選択されていない位置の場合、
R0−R0−R0−R0が発生し、ポート2が以前にポ
ート1によりアドレス指定された固有アドレス・パター
ン内の位置を選択する場合、ポート2はR1−R1−R
1−R1を実行する。固有アドレス・アルゴリズムが次
にスワップされて、ポート2に適用され、ポート1が全
読出しを実行する。このポート切り替えを呼び出すため
に、親BIST状態マシンにより供給される信号に、T
C及びADが含まれる。TC363及びAD364は、
それぞれデータが反転されるとき、またはカウンタがア
ドレスを減分し始めるとき、ポートのスワップを可能に
する。これらの2つの信号は、論理回路内において、大
域アドレスを変更し、ポート2に対するアドレスを生成
するためにも使用され得る。ポート2に対するアドレス
を生成するために使用され得る幾つかの例には、(1)
ポート1を増分時に、ポート2のアドレスを減分する全
てのアドレスを反転する(その逆も可)、及び(2)ポ
ート1からの1つ以上のアドレス・ビットを反転するな
どがある。
【0032】ワード・ライン・ストライプ・パターン
は、同時に両方のポートを通じて反対のデータを書込む
ために使用され、それによりポート間のデータの競合を
テストし、各ポートが他のポートに関係無しに、正しい
データを供給していることを確認する。このテストを達
成するためのパターン例は、次のようである。最初にこ
のパターンに対して背景データが書込まれ、2つのポー
トによりアドレス指定される最初の2つのセルが、第1
サイクルの間に1、0に書込まれる。次のサイクルで
は、ポートが最初の2つのセルに0、1を再度書込む。
アドレスを順番に処理し終わるとき、データ・シーケン
スは01010101である。
【0033】別の実施例:図5では、単一チップ上に組
み込まれる1対のメモリ(メモリ2)が論理ブロックの
1つに接続され、論理ブロック2により生成される同一
のテスト信号を受信する。代わりに、単一のメモリ・ブ
ロック(図5のメモリN)が、複数の異なる論理ブロッ
ク(論理ブロックN及びN+1)に接続され、これらの
別々の論理ブロックにより生成される別々のBISTパ
ターンを使用してもよい。これらの論理ブロックは、メ
モリの用途に則したその機能特性を確認するために設計
される。
【0034】上述の構造及びプロセスは、ここで述べら
れた本発明の範囲から逸脱すること無しに、変更が可能
である。従って、上述の及び図示の全ての事柄は、本発
明の1実施例に過ぎず、本発明を制限するものではな
い。当業者には、本発明の範囲及び趣旨から逸脱するこ
と無しに、他の実施例及び変更が明らかとなろう。
【0035】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0036】(1)複数の物理的に別個のメモリと、テ
スト・ベクトルを生成し供給する親組み込み型自己テス
ト・ブロックと、各々が前記親組み込み型自己テスト・
ブロック及び前記複数の物理的に別個のメモリの1つに
接続される、複数の予め設計済みの論理ブロックと、を
含み、前記論理ブロックの各々が、前記テスト・ベクト
ルに応答して、前記複数の物理的に別個のメモリの1つ
を特定的にテストするテスト信号を生成する手段を含
む、チップ。 (2)前記テスト信号が、前記複数の論理ブロックの他
のブロックにより生成されるテスト信号と異なる、前記
(1)記載のチップ。 (3)前記テスト・ベクトルが大域読出し/書込み制御
を含む、前記(1)記載のチップ。 (4)前記テスト・ベクトルがテスト・パターン及びパ
ターン制御を含む、前記(3)記載のチップ。 (5)前記テスト・ベクトルがメモリ・アドレス、アド
レス方向信号、及び待機信号を含む、前記(4)記載の
チップ。 (6)複数の物理的に別個のメモリと、テスト・ベクト
ルを生成し供給する親組み込み型自己テスト・ブロック
と、各々が前記親組み込み型自己テスト・ブロック及び
前記複数の物理的に別個のメモリの少なくとも1つに接
続される、複数の予め設計済みの論理ブロックと、を含
むチップであって、前記複数の予め設計済みの論理ブロ
ックの各々が、前記テスト・ベクトルに応答して、前記
複数の物理的に別個のメモリの少なくとも1つを特定的
にテストするテスト信号を生成する手段を含み、前記複
数の予め設計済みの論理ブロックの少なくとも1つが、
前記複数の物理的に別個のメモリの少なくとも2つに接
続され、前記テスト・ベクトルに応答して、前記複数の
物理的に別個のメモリの少なくとも2つを同時にテスト
する、チップ。 (7)前記複数の物理的に別個のメモリの少なくとも2
つを同時にテストするテスト信号が、前記複数の論理ブ
ロックの任意の他のブロックにより生成されるテスト信
号と異なる、前記(6)記載のチップ。 (8)複数の組み込み型論理回路を含むチップであっ
て、前記組み込み型論理回路が、複数の物理的に別個の
メモリと、テスト・ベクトルを生成し供給する親組み込
み型自己テスト・ブロックと、各々が前記親組み込み型
自己テスト・ブロック及び前記複数の物理的に別個のメ
モリの少なくとも1つに接続される、複数の予め設計済
みの論理ブロックであって、前記論理ブロックの少なく
とも2つが、前記複数の物理的に別個のメモリの同一の
1つに接続され、前記複数の予め設計済みの論理ブロッ
クの各々が、前記テスト・ベクトルに応答して、前記複
数の物理的に別個のメモリの少なくとも1つを特定的に
テストするテスト信号を生成する手段を含む、前記論理
ブロックと、前記複数の物理的に別個のメモリの同一の
1つに接続される、前記論理ブロックの少なくとも2つ
の内の1つにより生成されるテスト信号であって、前記
テスト信号が、前記少なくとも2つの内の他の論理ブロ
ックにより生成されるテスト信号と異なり、前記同一の
1つのメモリが異なる機能に対してテストされる、前記
テスト信号と、を含む、チップ。
【図面の簡単な説明】
【図1】ASICチップ上の複数のメモリをテストする
最近のアプローチの典型例を示す図である。
【図2】各々がそのメモリ特有のデータ及び制御を生成
するローカル論理回路を有する全てのメモリに、直接共
通信号を送信する親BIST状態マシンのブロック図で
ある。
【図3】親状態マシンの幾つかの内部機能のブロック図
である。
【図4】図2の論理回路1により定義される総称RAM
のローカル論理回路例を示す図である。
【図5】分散MBISTアプローチの別の実施例を示す
図である。
【符号の説明】
301 アドレス・カウンタ 302 アドレス比較器 303 クロック発生器 304 パターン制御装置 305 モード/更新制御装置 306 データ発生器 307 サブサイクル制御装置 308 位相制御装置 351 信号パス 352 大域書込み許可(GBWE)信号 353 待機反転信号 354 大域ロード結果(GBLR)信号 356 AC信号 357 アドレス 358 モード更新制御入力信号 359 パターン情報信号 360 サブサイクル 361 クロック 362 パターン選択信号 363 TC信号 364 AD信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・コナー アメリカ合衆国05401、バーモント州バー リントン、ロリ・レーン 64 (72)発明者 ガレット・エス・コーチ アメリカ合衆国05464、バーモント州カン ブリッジ、バートレット・ヒル・ロード (番地なし) (72)発明者 ルイジ・ターヌロ、ジュニア アメリカ合衆国05446、バーモント州コル チェスター、グレイ・バーチ・ドライブ 19ビィ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の物理的に別個のメモリと、 テスト・ベクトルを生成し供給する親組み込み型自己テ
    スト・ブロックと、 各々が前記親組み込み型自己テスト・ブロック及び前記
    複数の物理的に別個のメモリの1つに接続される、複数
    の予め設計済みの論理ブロックと、 を含み、 前記論理ブロックの各々が、前記テスト・ベクトルに応
    答して、前記複数の物理的に別個のメモリの1つを特定
    的にテストするテスト信号を生成する手段を含む、チッ
    プ。
  2. 【請求項2】前記テスト信号が、前記複数の論理ブロッ
    クの他のブロックにより生成されるテスト信号と異な
    る、請求項1記載のチップ。
  3. 【請求項3】前記テスト・ベクトルが大域読出し/書込
    み制御を含む、請求項1記載のチップ。
  4. 【請求項4】前記テスト・ベクトルがテスト・パターン
    及びパターン制御を含む、請求項3記載のチップ。
  5. 【請求項5】前記テスト・ベクトルがメモリ・アドレ
    ス、アドレス方向信号、及び待機信号を含む、請求項4
    記載のチップ。
  6. 【請求項6】複数の物理的に別個のメモリと、 テスト・ベクトルを生成し供給する親組み込み型自己テ
    スト・ブロックと、 各々が前記親組み込み型自己テスト・ブロック及び前記
    複数の物理的に別個のメモリの少なくとも1つに接続さ
    れる、複数の予め設計済みの論理ブロックと、 を含むチップであって、 前記複数の予め設計済みの論理ブロックの各々が、前記
    テスト・ベクトルに応答して、前記複数の物理的に別個
    のメモリの少なくとも1つを特定的にテストするテスト
    信号を生成する手段を含み、 前記複数の予め設計済みの論理ブロックの少なくとも1
    つが、前記複数の物理的に別個のメモリの少なくとも2
    つに接続され、前記テスト・ベクトルに応答して、前記
    複数の物理的に別個のメモリの少なくとも2つを同時に
    テストする、チップ。
  7. 【請求項7】前記複数の物理的に別個のメモリの少なく
    とも2つを同時にテストするテスト信号が、前記複数の
    論理ブロックの任意の他のブロックにより生成されるテ
    スト信号と異なる、請求項6記載のチップ。
  8. 【請求項8】複数の組み込み型論理回路を含むチップで
    あって、前記組み込み型論理回路が、 複数の物理的に別個のメモリと、 テスト・ベクトルを生成し供給する親組み込み型自己テ
    スト・ブロックと、 各々が前記親組み込み型自己テスト・ブロック及び前記
    複数の物理的に別個のメモリの少なくとも1つに接続さ
    れる、複数の予め設計済みの論理ブロックであって、前
    記論理ブロックの少なくとも2つが、前記複数の物理的
    に別個のメモリの同一の1つに接続され、前記複数の予
    め設計済みの論理ブロックの各々が、前記テスト・ベク
    トルに応答して、前記複数の物理的に別個のメモリの少
    なくとも1つを特定的にテストするテスト信号を生成す
    る手段を含む、前記論理ブロックと、 前記複数の物理的に別個のメモリの同一の1つに接続さ
    れる、前記論理ブロックの少なくとも2つの内の1つに
    より生成されるテスト信号であって、前記テスト信号
    が、前記少なくとも2つの内の他の論理ブロックにより
    生成されるテスト信号と異なり、前記同一の1つのメモ
    リが異なる機能に対してテストされる、前記テスト信号
    と、 を含む、チップ。
JP9058851A 1996-03-19 1997-03-13 組み込み型自己テスト機能付き半導体チップ Pending JPH1040700A (ja)

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US61945296A 1996-03-19 1996-03-19
US08/619452 1996-03-19

Publications (1)

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JPH1040700A true JPH1040700A (ja) 1998-02-13

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ID=24481995

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9058851A Pending JPH1040700A (ja) 1996-03-19 1997-03-13 組み込み型自己テスト機能付き半導体チップ

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