JPH1040374A - マーク読取装置 - Google Patents
マーク読取装置Info
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- JPH1040374A JPH1040374A JP8195934A JP19593496A JPH1040374A JP H1040374 A JPH1040374 A JP H1040374A JP 8195934 A JP8195934 A JP 8195934A JP 19593496 A JP19593496 A JP 19593496A JP H1040374 A JPH1040374 A JP H1040374A
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- image
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Abstract
読取り可能とし、濃いマークと淡いマークとを判別可能
とする。 【解決手段】 平均濃度・ピーク濃度算出部7は多値画
像メモリ2からマーク枠位置12で囲まれた範囲の多値
画像が読出されると、その多値画像から平均濃度及び最
も高い濃度を示すピーク濃度を夫々算出して出力する。
黒ドット数カウンタ8は二値画像メモリ4からマーク枠
位置12で囲まれた範囲の二値画像が読出されると、そ
の二値画像の黒ドット数をカウントして出力する。マー
ク判定部9は平均濃度及びピーク濃度と黒ドット数とに
対し、外部から指定された重み付けパラメータ14によ
って重み付け加算を行う。マーク判定部9は重み付け加
算の結果から平均値を算出し、その算出値を外部から指
定された判定用しきい値13と比較してマークの有無を
判定する。
Description
し、特に帳票に記入されたマークを光学的に取込んで読
取るマーク読取装置に関する。
は、図3に示すように、画像入力部1と、画像二値化部
3と、二値画像メモリ4と、二値画像読出し部6と、黒
ドット数カウンタ8と、マーク判定部9とから構成され
ている。
帳票から取込んだ画像を、外部(利用者)から指定され
た二値化しきい値11を基に二値化し、その二値画像を
二値画像メモリ4に蓄積する。二値画像読出し部6は二
値画像メモリ4に蓄積された二値画像のうち、外部から
指定されたマーク枠位置12で囲まれた範囲の二値画像
を読出し、読出した二値画像を黒ドット数カウンタ8に
出力する。
6が二値画像メモリ4から読出した二値画像の黒ドット
数をカウントし、そのカウント値をマーク判定部9に出
力する。マーク判定部9は黒ドット数カウンタ8がカウ
ントした黒ドット数を外部から指定された判定用しきい
値13と比較し、黒ドット数≧判定用しきい値13であ
れば、帳票上にマーク有りと判定する。
読取装置では、帳票から取込んだ画像を二値化した二値
画像内の指定された範囲の二値画像から黒ドット数をカ
ウントし、そのカウント値を指定された判定用しきい値
と比較しているので、正常に記入したマークと一度記入
してから消したマークの消し残りとの判別ができない場
合がある。
値画像及び図2(b)に示す消し残りマークの二値画像
を比べると、二値化しきい値を「5」とした時の正常マ
ーク及び消し残りマーク各々の黒ドット数はともに13
となるので、判定用しきい値を変更しても正常マークと
消し残りマークとを判別することができない。つまり、
従来のマーク読取装置では濃いマークと淡いマークとを
判別することができない。
消し、利用者が希望する濃度または面積のマークを読取
り可能とし、濃いマークと淡いマークとを判別すること
ができるマーク読取装置を提供することにある。
装置は、用紙上から多値画像を光学的に読取る画像入力
手段と、前記画像入力手段が読取った前記多値画像を外
部から指定されるしきい値を基に二値化する二値化手段
と、前記画像入力手段が読取った前記多値画像のうち外
部から指定された枠内の多値画像の平均濃度及び最も高
い濃度を示すピーク濃度を算出する算出手段と、前記二
値化手段が二値化した画像のうち外部から指定される枠
内の二値画像を基に黒ドット数を計数する計数手段と、
前記算出手段の算出結果及び前記計数手段の計数結果に
対して外部から指定される重み付けパラメータにより重
み付け加算を行う加算手段と、前記加算手段の前記重み
付け加算の結果から多値画像の濃度平均値を計算する計
算手段と、前記計算手段の計算結果と外部から指定され
た判定値とを比較して前記多値画像におけるマークの有
無を判定する判定手段とを備えている。
像からマークの濃度情報を取得するとともに、計数手段
により多値画像を二値化した二値画像の黒ドット数を計
数し、これらマークの濃度情報及び黒ドット数各々の重
み付け平均を算出する。
濃度として判定用しきい値と比較してマークの有無を判
定することによって、利用者が希望する濃度または面積
のマークを重み付けパラメータを変更することで読取り
可能とすることができ、濃いマーク(正常なマーク)と
淡いマーク(消し残りマーク等)との判別が可能とな
る。
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例の構
成を示すブロック図である。図において、本発明の一実
施例によるマーク読取装置は画像入力部1と、多値画像
メモリ2と、画像二値化部3と、二値画像メモリ4と、
多値画像読出し部5と、二値画像読出し部6と、平均濃
度・ピーク濃度算出部7と、黒ドット数カウンタ8と、
マーク判定部9とから構成されている。
ージを取込み、その帳票イメージを多値画像メモリ2及
び画像二値化部3に出力する。多値画像メモリ2は画像
入力部1が取込んだ帳票イメージを多値画像のまま蓄積
する。
帳票イメージを、外部(利用者)から指定された二値化
しきい値11を基に二値化し、その二値画像を二値画像
メモリ4に出力する。二値画像メモリ4は画像二値化部
3が二値化した二値画像を蓄積する。
蓄積した多値画像のうち、外部から指定されたマーク枠
位置12で囲まれた範囲の多値画像を読出し、読出した
多値画像を平均濃度・ピーク濃度算出部7に送出する。
平均濃度・ピーク濃度算出部7は多値画像読出し部5が
多値画像メモリ2から読出した多値画像から平均濃度及
び最も高い濃度を示すピーク濃度を夫々算出し、それら
平均濃度及びピーク濃度をマーク判定部9に出力する。
蓄積された二値画像のうち、外部から指定されたマーク
枠位置12で囲まれた範囲の二値画像を読出し、読出し
た二値画像を黒ドット数カウンタ8に送出する。黒ドッ
ト数カウンタ8は二値画像読出し部6が二値画像メモリ
4から読出した二値画像の黒ドット数をカウントし、そ
のカウント値をマーク判定部9に出力する。
出部7が算出した平均濃度及びピーク濃度と、黒ドット
数カウンタ8がカウントした黒ドット数とに対して、外
部から指定された重み付けパラメータ14によって重み
付け加算を行う。マーク判定部9は重み付け加算の結果
から平均値を算出し、その算出値を外部から指定された
判定用しきい値13と比較してマークの有無を判定す
る。
りの具体例を示す図である。図2(a)は正常なマーク
の例を示し、図2(b)は消し残りマークの例を示し、
図2(c)は細いマークの例を示している。これら図1
及び図2を用いて本発明の一実施例によるマークの有無
の判定動作について説明する。
ーク濃度算出部7は多値画像の濃度平均値aを次式によ
って求める。図2(a)に示す多値画像から濃度平均値
aを求めると、 a={Σ(濃度値×ドット数)}÷マーク枠で囲まれたドット数 ={(1×9)+(2×12)+(3×2)+(4×4) +(5×1)+(6×1)+(7×1)+(8×4) +(9×3)+(10×3)}÷40 =162÷40 =4.05 となる。また、図2(a)に示す多値画像では濃度「1
0」が最も高い濃度なので、平均濃度・ピーク濃度算出
部7はピーク濃度値bを「10」とする。
二値画像から“1”で表される黒ドット数をカウント
し、「13」を得る。尚、図2(a)に示す二値画像は
外部から指定される二値化しきい値が「5」の場合の画
像を示している。
を次式によって正規化する(1〜10の値にする)。す
なわち、黒ドット数正規化cは、 c=(黒ドット数÷÷マーク枠で囲まれたドット数)×10 =(13÷40)×10 =3.25 となる。
出部7が算出した平均濃度及びピーク濃度と、黒ドット
数カウンタ8がカウントした黒ドット数とに対して、外
部から指定される重み付けパラメータ14を基に重み付
け加算を行う。
重み付け濃度値dを算出する。ここで、外部から指定さ
れる平均濃度値aに対する重み付けパラメータWaを
「1」とし、ピーク濃度値bに対する重み付けパラメー
タWbを「2」とし、黒ドット数正規化cに対する重み
付けパラメータWcを「1」とすると、重み付け濃度値
dは、 d=(Wa×a+Wb×b+Wc×c)÷(Wa+Wb+Wc) =(1×4.05+2×10+1×3.25)÷(1+2+1) =27.3÷4 =6.825 となる。
ピーク濃度算出部7は多値画像の濃度平均値a′を次式
によって求める。図2(a)に示す多値画像から濃度平
均値aを求めると、 a′={Σ(濃度値×ドット数)}÷マーク枠で囲まれたドット数 ={(1×3)+(2×7)+(3×9)+(4×8)+(5×5) +(6×5)+(7×1)+(8×2)}÷40 =154÷40 =3.85 となる。また、図2(b)に示す多値画像では濃度
「8」が最も高い濃度なので、平均濃度・ピーク濃度算
出部7はピーク濃度値b′を「8」とする。
二値画像から“1”で表される黒ドット数をカウント
し、「13」を得る。尚、図2(b)に示す二値画像も
外部から指定される二値化しきい値が「5」の場合の画
像を示している。
を次式によって正規化する。すなわち、黒ドット数正規
化c′は、 c′=(黒ドット数÷÷マーク枠で囲まれたドット数)×10 =(13÷40)×10 =3.25 となる。
出部7が算出した平均濃度及びピーク濃度と、黒ドット
数カウンタ8がカウントした黒ドット数とに対して、外
部から指定される重み付けパラメータ14を基に重み付
け加算を行う。
重み付け濃度値d′を算出する。尚、外部から指定され
る重み付けパラメータは上記の正常なマークの場合と同
様であり、平均濃度値a′に対する重み付けパラメータ
Waを「1」とし、ピーク濃度値b′に対する重み付け
パラメータWbを「2」とし、黒ドット数正規化c′に
対する重み付けパラメータWcを「1」とすると、重み
付け濃度値d′は、 d′=(Wa×a′+Wb×b′+Wc×c′)÷(Wa+Wb+Wc) =(1×3.85+2×8+1×3.25)÷(1+2+1) =23.1÷4 =5.775 となる。
値14を「6.00」とすると、正常なマークの重み付
け濃度値d=6.825>6.00となるので、マーク
判定部9はマーク有りと判定する。
度値d′=5.775<6.00となるので、マーク判
定部9はマーク無しと判定する。
で一本線を引くだけでマーク有りとしたい場合、濃度平
均・ピーク濃度算出部7は多値画像の濃度平均値aを次
式によって求める。図2(c)に示す多値画像から濃度
平均値a″を求めると、 a″={Σ(濃度値×ドット数)}÷マーク枠で囲まれたドット数 ={(1×13)+(2×13)+(3×6)+(4×3) +(9×5)}÷40 =114÷40 =2.85 となる。また、図2(c)に示す多値画像では濃度
「9」が最も高い濃度なので、平均濃度・ピーク濃度算
出部7はピーク濃度値b″を「9」とする。
二値画像から“1”で表される黒ドット数をカウント
し、「5」を得る。尚、図2(c)に示す二値画像は外
部から指定される二値化しきい値が「5」の場合の画像
を示している。
を次式によって正規化する(1〜10の値にする)。す
なわち、黒ドット数正規化c″は、 c″=(黒ドット数÷÷マーク枠で囲まれたドット数)×10 =(5÷40)×10 =1.25 となる。
出部7が算出した平均濃度及びピーク濃度と、黒ドット
数カウンタ8がカウントした黒ドット数とに対して、外
部から指定される重み付けパラメータ14を基に重み付
け加算を行う。
重み付け濃度値d″を算出する。尚、外部から指定され
る重み付けパラメータは上記の正常なマークの場合と同
様であり、平均濃度値a″に対する重み付けパラメータ
Waを「1」とし、ピーク濃度値b″に対する重み付け
パラメータWbを「2」とし、黒ドット数正規化c″に
対する重み付けパラメータWcを「1」とすると、重み
付け濃度値d″は、 d″=(Wa×a″+Wb×b″+Wc×c″)÷(Wa+Wb+Wc) =(1×2.85+2×9+1×1.25)÷(1+2+1) =22.1÷4 =5.525 となる。
ままでは判定用しきい値「6.00」よりも小なので、
マーク無しとなってしまう。ここで、細いマークの場合
にはマーク枠内で黒ドットの割合が多くなることが期待
できないため、細いマークを読取るために黒ドット数正
規化c″に対する重み付けパラメータWcを「0」とす
る。この黒ドット数正規化c″に対する重み付けパラメ
ータWcを用いて重み付け濃度値d″を再度計算する
と、 d″=(Wa×a″+Wb×b″+Wc×c″)÷(Wa+Wb+Wc) =(1×2.85+2×9+0×1.25)÷(1+2+0) =20.85÷3 =6.95 となる。
値14を「6.00」とすると、細いマークの重み付け
濃度値d″=6.95>6.00となるので、マーク判
定部9はマーク有りと判定する。
7により多値画像からマークの濃度情報(平均濃度値及
びピーク濃度)を取得するとともに、黒ドット数カウン
タ8により多値画像を二値化した二値画像の黒ドット数
を計数し、これらマークの濃度情報及び黒ドット数各々
の重み付け平均をマーク判定部9で算出して判定用しき
い値と比較することでマークの有無を判定することによ
って、利用者が希望する濃度または面積のマークを重み
付けパラメータを変更することで読取り可能とすること
ができ、濃いマーク(正常なマーク)と淡いマーク(消
し残りマーク等)との判別が可能となる。
紙上から光学的に読取った多値画像のうち外部から指定
された枠内の多値画像の平均濃度及び最も高い濃度を示
すピーク濃度を算出するとともに、多値画像を外部から
指定されるしきい値を基に二値化した画像のうち外部か
ら指定される枠内の二値画像を基に黒ドット数を計数
し、これら算出結果及び計数結果に対して外部から指定
される重み付けパラメータにより重み付け加算を行い、
その重み付け加算の結果から多値画像の濃度平均値を計
算して外部から指定された判定値と比較することで多値
画像におけるマークの有無を判定することによって、利
用者が希望する濃度または面積のマークを読取り可能と
し、濃いマークと淡いマークとを判別することができる
という効果がある。
る。
に対するマーク読取りの具体例を示す図、(b)は本発
明の一実施例による消し残りマークに対するマーク読取
りの具体例を示す図、(c)は本発明の一実施例による
細いマークに対するマーク読取りの具体例を示す図であ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 用紙上から多値画像を光学的に読取る画
像入力手段と、前記画像入力手段が読取った前記多値画
像を外部から指定されるしきい値を基に二値化する二値
化手段と、前記画像入力手段が読取った前記多値画像の
うち外部から指定された枠内の多値画像の平均濃度及び
最も高い濃度を示すピーク濃度を算出する算出手段と、
前記二値化手段が二値化した画像のうち外部から指定さ
れる枠内の二値画像を基に黒ドット数を計数する計数手
段と、前記算出手段の算出結果及び前記計数手段の計数
結果に対して外部から指定される重み付けパラメータに
より重み付け加算を行う加算手段と、前記加算手段の前
記重み付け加算の結果から多値画像の濃度平均値を計算
する計算手段と、前記計算手段の計算結果と外部から指
定された判定値とを比較して前記多値画像におけるマー
クの有無を判定する判定手段とを有することを特徴とす
るマーク読取装置。 - 【請求項2】 前記画像入力手段が読取った前記多値画
像を保持する多値画像メモリと、前記二値化手段が二値
化した画像を保持する二値画像メモリとを含むことを特
徴とする請求項1記載のマーク読取装置。 - 【請求項3】 前記重み付けパラメータは、前記平均濃
度の重み付け加算を行うためのパラメータと前記ピーク
濃度の重み付け加算を行うためのパラメータと前記黒ド
ット数の重み付け加算を行うためのパラメータとからな
ることを特徴とする請求項1または請求項2記載のマー
ク読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19593496A JP3645661B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | マーク読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19593496A JP3645661B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | マーク読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1040374A true JPH1040374A (ja) | 1998-02-13 |
JP3645661B2 JP3645661B2 (ja) | 2005-05-11 |
Family
ID=16349411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19593496A Expired - Fee Related JP3645661B2 (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | マーク読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3645661B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7994093B2 (en) | 2002-10-18 | 2011-08-09 | Syngenta Crop Protection, Inc. | Heterocyclocarboxamide derivatives |
-
1996
- 1996-07-25 JP JP19593496A patent/JP3645661B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7994093B2 (en) | 2002-10-18 | 2011-08-09 | Syngenta Crop Protection, Inc. | Heterocyclocarboxamide derivatives |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3645661B2 (ja) | 2005-05-11 |
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