JPH1039964A - 携帯情報端末装置 - Google Patents

携帯情報端末装置

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JPH1039964A
JPH1039964A JP8207665A JP20766596A JPH1039964A JP H1039964 A JPH1039964 A JP H1039964A JP 8207665 A JP8207665 A JP 8207665A JP 20766596 A JP20766596 A JP 20766596A JP H1039964 A JPH1039964 A JP H1039964A
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JP
Japan
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pseudo
state
input
control unit
suspend
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JP8207665A
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English (en)
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Hiroshi Takaoka
博 高岡
Nobuo Saito
信夫 斎藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サスペンド状態から復帰の際制御部の操作性を
改善してデータ入力の際違和感を生じさせることなく電
力の消費を抑え、長時間運用可能にすること。 【解決手段】アプリケーションプログラムを実行するC
PU1を含み動作クロックで動作する制御部4と、該動
作クロックを生成する動作クロック生成回路5と、入力
データを入力する入力操作部9とを具備し、更に制御部
から擬似サスペンド状態に入ることを示す信号を受けて
動作クロック生成回路からの動作クロックを停止して制
御部のみをサスペンド状態とする擬似サスペンド状態に
する入力操作・状態変化検出手段8と、擬似サスペンド
状態において、入力データが入ったときに入力操作・状
態変化検出手段の制御により一時記憶する擬似サスペン
ド実現手段とを含み、一時記憶した入力データを制御部
のクロック復帰完了後に入力するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力消費を少なくし
て長時間の使用が可能な電力消費低減手段を有する携帯
情報端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の携帯情報端末装置として
は、着信待ちまたは入力操作待ち状態のときには、CP
Uまたはチップセットに内蔵するCPUクロック停止機
能によりCPUクロックを停止させる、いわゆる、ドー
ズ状態にして極力電力の消費を抑えるというものがあっ
た。また、更に、CPUとか制御部のクロックを停止す
ると共に、出力部電源等をオフにする、いわゆる、サス
ペンド状態にするというようなものがあった。そのよう
な携帯情報端末装置の一例としては、図2に示すような
ものがあった。図2は電力消費を低減する手段を有する
従来の携帯情報端末装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0003】まず、図2を参照して、電力消費低減手段
を有する従来の携帯情報端末装置の構成について説明す
る。図2において、1はアプリケーションプログラム1
3を実行してその制御により装置全体を制御するCP
U、2はパソコンチップ等のようなICチップからなり
制御部24がサスペンド状態に入るときに電源生成回路
6に対してサスペンド状態表示信号dを出力するチップ
セット、3は制御部24で使用するメモリー、6は携帯
情報端末装置の各部に各種電源電圧を供給する電源生成
回路、7は電池、9はタッチパネル(キーボード等の入
力手段でもよい)からなり情報及び制御データ等を入力
する入力部タッチパネルである。
【0004】また、10は液晶パネル等の表示手段から
なり情報及び制御データを表示する表示部、11は入力
部タッチパネル9及び表示部10からなる入出力部、2
4はCPU1の制御により携帯情報端末装置の動作を制
御する携帯情報端末装置の主要部である制御部、25は
CPU1の内部クロックとして、及びチップセット2で
使用する動作クロックとしてクロックを生成する動作ク
ロック生成回路、13は携帯情報端末装置全体を適応的
に制御するアプリケーションプログラムである。
【0005】次に、図2を参照して、電力消費低減手段
を有する従来の携帯情報端末装置の動作について説明す
る。携帯情報端末装置は電源がオンにされ、通信状態に
おいては、CPU1におけるアプリケーションプログラ
ム13の走行により制御部24が制御され、特にチップ
セット2はアプリケーションプログラム13を実行する
CPU1の制御の下に、動作クロック生成回路25で生
成された制御部クロックcにより通信に必要な動作、例
えば、入力データバスhを介して入力部タッチパネル9
からの入力データを入力し、着信データを受信し、表示
データバスeを介してそれら入出力データを表示部10
に表示する等の動作を制御する。
【0006】そこで、通信が終わり入力操作が終了して
終了ボタン或いは送信ボタン(図示せず)を押すか、ま
たはタイマー(図示せず)により一定時間経過後に、制
御部24はアプリケーションプログラム13からのサス
ペンド指示によりサスペンド状態に遷移するために必要
な遷移シーケンス、例えば、メモリー3に保存情報を記
憶する等の動作を実行する。遷移シーケンス終了後、チ
ップセット2からサスペンド状態表示信号dを動作クロ
ック生成回路25及び電源生成回路6に送り、動作クロ
ック生成回路25からの制御部クロックcを停止して制
御部24のクロックを停止し、電源生成回路6から制御
部24等に供給する制御部電源gを停止する。
【0007】そこで、再び入力部タッチパネル9を操作
して入力データを挿入すると、制御部24の復帰(リジ
ューム)機能(図示せず)が作用して、電源の供給及び
クロックの生成を復帰することにより入力操作を再開す
ることができる。尚、ここでサスペンドとは、電源及び
クロックをオフすることによりチップセット2及びメモ
リー3等を含む制御部24及び他の装置の動作を停止す
ることをいう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の携帯情報端末装置においては、動作クロック生成回
路からの制御部クロック及びCPUのクロックを停止
し、電源生成回路からの制御部電源を停止するようにし
たサスペンド状態において、入力部タッチパネルの操作
により再び入力データを入力すると、制御部はそのトリ
ガにより動作クロック生成回路からの制御部クロックc
によりチップセットの動作クロックを復帰するととも
に、電源生成回路から制御部電源gを発生して電源を復
帰させるように動作する。
【0009】しかし、この時点において、制御部はまだ
動作状態に入っていないため、制御部の復帰をトリガし
た入力データの入力を正しくアプリケーションプログラ
ムに通知することができない。そのため、違和感のある
操作性、例えば、データの不完全な入力とか表示の相違
等が発生するという問題があった。そのため、このよう
な状態になるのを避けたい場合、サスペンド機能を実行
して装置をサスペンド状態にすることができず、この観
点から電力の消費を抑えるということは困難であるとい
う問題があった。
【0010】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、制御部のサスペンド状態からの復帰
の際における操作性を改善することにより、制御部をサ
スペンド状態にしても操作の違和感を発生しないように
することにより、制御部をサスペンド状態にして電力の
消費を抑え、長時間運用可能な携帯情報端末装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による携帯情報端
末装置は、アプリケーションプログラムを実行するCP
Uを含み動作クロックにより動作する制御部と、該動作
クロックを生成する動作クロック生成回路と、入力デー
タの入力を操作する入力操作部とを具備する携帯情報端
末装置であって、前記制御部からサスペンド状態に入る
ことを示す信号を受けて前記動作クロック生成回路にお
ける動作クロックの発生を停止し動作クロックの停止に
より制御部のみをサスペンド状態にする擬似サスペンド
状態とするよう制御する疑似サスペンド状態制御手段
と、擬似サスペンド状態において、前記疑似サスペンド
状態制御手段の制御により入力操作部からの入力データ
を一時記憶する擬似サスペンド実現手段とを含み、前記
疑似サスペンド状態制御手段は前記アプリケーションプ
ログラムの指示があったときに制御部の制御により前記
動作クロック生成回路のクロック発生を停止して擬似サ
スペンド状態にし、該擬似サスペンド状態において前記
入力操作部からの入力データがあったときにそれを前記
擬似サスペンド実現手段に一時記憶すると共に、前記動
作クロック生成回路のクロック発生を再開して制御部の
動作を復帰し、該制御部の完全復帰を受けて前記擬似サ
スペンド実現手段に一時記憶した入力データを制御部に
送出するようにしたものである。
【0012】尚、入力操作部は、本実施の形態では、入
力部タッチパネル9を使用したが、他の如何なる電気的
/機械的入力手段でもよい。また、擬似サスペンド実現
手段は、例えば、フリップ・フロップ、マルチバイブレ
ータ等からなるバッファ等のような入力データを一時記
憶可能なものであれば如何なる一時記憶手段でもよく、
疑似サスペンド状態制御手段に対し外付けまたは内蔵の
どちらでもよい。更に、疑似サスペンド状態制御手段は
一時記憶手段に対する読出/書込制御、入力操作部に対
する入出力制御及び他の制御信号及びデータの入出力制
御等の制御を実行し、それらはハードウェアで実現して
もソフトウェアで実現してもよい。
【0013】本発明によれば、擬似サスペンド状態にお
いて、制御部の動作クロックを停止して電力の消費を抑
え、入力操作部からデータの入力があった場合、入力デ
ータを一時記憶し制御部の動作クロックが完全復帰して
から制御部に送出するようにしたことにより、不完全な
動作状態におけるデータの入力から生ずるような違和感
が出ないように入力データを操作することができるた
め、安心して擬似サスペンド状態にすることができ、電
力の消費を抑えて長時間運用可能な携帯情報端末装置が
得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、アプリケーションプログラムを実行して装置を制御
するCPUを含み動作クロックにより動作して装置の動
作を制御する制御部と、該動作クロックを生成する動作
クロック生成回路と、入力データの入力を操作する入力
操作部と、電池が接続され各種電圧を分配する電源生成
回路とを具備する携帯情報端末装置であって、前記制御
部からサスペンド状態に入ることを示すサスペンド状態
表示信号を受けて前記動作クロック生成回路における動
作クロックの発生を停止するよう制御する擬似サスペン
ド状態制御手段を含み、前記動作クロックの発生停止に
より制御部のみをサスペンド状態にするようにしたもの
であり、違和感がでるのを抑えて、データの入力操作性
を考慮しつつ電力の消費を抑えて長時間運用可能な携帯
情報端末装置が得られるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項2に記載の発明は、前記制
御部のみがサスペンド状態にある擬似サスペンド状態に
おいて、前記擬似サスペンド状態制御手段の制御により
前記入力操作部からの入力データを一時記憶する擬似サ
スペンド実現手段を含み、前記擬似サスペンド状態制御
手段は通常状態においては前記入力操作部からの入力デ
ータを制御部に送り、擬似サスペンド状態においては前
記入力操作部からの入力データを前記擬似サスペンド実
現手段に一時記憶し制御部が擬似サスペンド状態から完
全に復帰したときに該一時記憶した入力データを前記制
御部に送出するようにしたものであり、擬似サスペンド
状態にしても、不完全な動作状態におけるデータの入力
から生ずるような違和感が出ないように入力データを操
作することができ、電力の消費を抑えて長時間運用可能
な携帯情報端末装置が得られるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項3に記載の発明は、前記擬
似サスペンド状態制御手段が入力操作/状態変化検出手
段からなり、前記擬似サスペンド実現手段が一時記憶手
段からなり、前記入力操作/状態変化検出手段は前記ア
プリケーションプログラムの指示があったときに制御部
の制御により前記動作クロック生成回路のクロック発生
を停止して擬似サスペンド状態にし、該擬似サスペンド
状態において前記入力操作部からの入力データがあった
ときにそれを前記一時記憶手段に一時記憶すると共に、
前記動作クロック生成回路のクロック発生を再開して制
御部の動作を復帰し、該制御部の完全復帰を受けて前記
一時記憶手段に一時記憶した入力データを制御部に送出
するようにしたものであり、不完全な動作状態における
データの入力から生ずるような違和感が出ないように入
力データを操作することができ、電力の消費を抑えて長
時間運用可能な携帯情報端末装置が得られるという作用
を有する。
【0017】以下、添付図面、図1に基づき、本発明の
一実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の一実施
の形態における電力消費低減手段を有する携帯情報端末
装置の構成を示すブロック図である。まず、図1を参照
して、本発明の一実施の形態における携帯情報端末装置
の構成について説明する。
【0018】図1において、1はアプリケーションプロ
グラム13を実行してその制御により装置全体を制御す
るCPU、2はパソコンチップ等のようなICチップか
らなり、装置の動作を制御し、制御部4がサスペンド状
態に入るときに疑似サスペンド状態制御手段8に対して
サスペンド状態表示信号dを出力するチップセット、3
はサスペンド状態に入るときに、必要な情報を一時記憶
する等制御部4で使用するメモリーである。
【0019】また、4はアプリケーションプログラム1
3を実行して携帯情報端末装置の動作を制御する主要部
であって、アプリケーションプログラム13からのサス
ペンド指示に基づき疑似サスペンド状態制御手段8にサ
スペンド状態表示信号dを出力する等疑似サスペンドを
制御する制御部、5は疑似サスペンド状態制御手段8か
らのクロック制御信号fの制御の下にチップセット2で
使用する動作クロック及びCPU1の内部クロックを生
成するための制御部クロックcを発生する動作クロック
生成回路である。尚、サスペンド状態表示信号dは“ロ
ー”でサスペンド状態を指示し、“ハイ”でサスペンド
状態の解除を指示する。
【0020】また、8はチップセット2からサスペンド
状態表示信号dを受けて動作クロック生成回路5に対し
クロック制御信号fを送出して制御部クロックcを停止
することにより制御部4を擬似サスペンド状態とし、ま
た擬似サスペンド状態において入力部タッチパネル9の
操作から出力した入力データkを擬似サスペンド実現手
段12に一時記憶させると共に、動作クロック生成回路
5に対しクロック制御信号fを送出して制御部クロック
cを再出力させることにより制御部4を復帰し、制御部
4の動作クロックを復帰した後、擬似サスペンド実現手
段12に一時記憶していた入力データをシステムバスj
を介して制御部4に送り、通信を再開するよう制御する
疑似サスペンド状態制御手段である。
【0021】また、6は制御部電源gを制御部4に、表
示部電源iを表示部10に、入力部電源nを入力部タッ
チパネル9に、擬似サスペンド制御電源mを擬似サスペ
ンド実現手段12及び擬似サスペンド状態制御手段8に
供給する等携帯情報端末装置の各部に各種電源電圧を供
給する電源生成回路、7は電池、9はタッチパネル(キ
ーボード等他の如何なる入力手段でもよい)からなり情
報及び制御データ等を入力する入力部タッチパネル、1
0は液晶パネル(他の如何なる表示手段でもよい)等か
らなり情報及び制御データを表示する表示部である。
【0022】また、11は入力部タッチパネル9及び表
示部10からなる入出力部、12は入力部タッチパネル
9を操作して入力を再開したとき、疑似サスペンド状態
制御手段8の制御の下に、その入力データkを一時記憶
して、制御部4が安定動作状態となったときに、一時記
憶データを順次制御部4に送出するようにした擬似サス
ペンド実現手段、13は携帯情報端末装置全体を適応的
に制御するアプリケーションプログラムである。尚、本
実施の形態において、制御部4、動作クロック生成回路
5、擬似サスペンド状態制御手段8、擬似サスペンド実
現手段12及びアプリケーションプログラム13により
電力消費低減手段を構成する。
【0023】次に、図1を参照して、本発明の一実施の
形態における携帯情報端末装置の動作について説明す
る。携帯情報端末装置は電源がオンにされ、通信状態に
おいては、CPU1におけるアプリケーションプログラ
ム13の走行により制御部4が制御され、特にチップセ
ット2はアプリケーションプログラム13を実行するC
PU1の制御の下に、動作クロック生成回路5で生成さ
れた制御部クロックcに基づく動作クロックにより通信
に必要な動作、例えば、入力部タッチパネル9からの入
力データkを入力し、表示データバスeを介してそれら
入出力データを表示部10に表示する等の動作を制御す
る。
【0024】そこで、通信が終わり入力操作が終了して
終了ボタン或いは送信ボタン(図示せず)を押すか、ま
たはタイマー(図示せず)により通信終了から一定時間
経過後に、制御部4はアプリケーションプログラム13
からのサスペンド指示によりサスペンド状態に遷移する
ために必要な遷移シーケンス、例えば、メモリー3に保
存情報を記憶する等の動作を実行する。遷移シーケンス
終了後、チップセット2は疑似サスペンド状態制御手段
8に対し、システム・バスjを通して、以後発生する
“ロー”のサスペンド状態表示信号dは疑似サスペンド
の要求であることを通知し、その後に“ロー”のサスペ
ンド状態表示信号dを送出する。
【0025】疑似サスペンド状態制御手段8は“ロー”
のサスペンド状態表示信号dを受けて動作クロック生成
回路5に対しクロック制御信号fを送出して制御部4に
対する制御部クロックcを停止することにより制御部4
の動作クロックを停止してそれをサスペンド状態にす
る。この動作クロックの停止により電力の消費は約1/
5に低下する。また、疑似サスペンド状態制御手段8は
擬似サスペンド実現手段12の動作を実行可能にし、入
力部タッチパネル9からの入力データkを一時記憶また
は保存することができる動作状態に維持する。
【0026】このように、本実施の形態においては、制
御部4の動作クロックのみを停止する。すなわち、本実
施の形態において、疑似サスペンド状態とは、制御部4
の動作クロックのみを停止し、疑似サスペンド状態制御
手段8及び擬似サスペンド実現手段12を動作状態に維
持するサスペンド状態をいう。
【0027】このような擬似サスペンド状態において、
再び入力部タッチパネル9を操作して入力データkを挿
入すると、入力部タッチパネル9からの入力データkは
疑似サスペンド状態制御手段8を通して擬似サスペンド
実現手段12に一時記憶される。疑似サスペンド状態制
御手段8はその入力操作による状態の変化を検出して、
動作クロック生成回路5に対してクロック制御信号fを
送出し、制御部4に対する制御部クロックcの送出を再
開させる。
【0028】チップセット2は制御部クロックcに基づ
く動作クロックにより動作を再開し、制御部4が完全に
復帰(リジューム)状態になると、“ハイ”のサスペン
ド状態表示信号dによりそれを疑似サスペンド状態制御
手段8に通知して、擬似サスペンド実現手段12に一時
記憶されていた入力データkを順次読み出しシステムバ
スjを介して制御部4に送出させる。制御部4は必要に
応じ、そのデータを表示データバスeを介して表示部1
0に表示させる。このように、入力データkを一時記憶
して、制御部4が安定な動作状態に戻ったときに順次読
み出すようにしたことにより、従来の携帯情報端末装置
におけるような違和感は生じない。
【0029】以上説明した本発明の一実施の形態におけ
る携帯情報端末装置の電力消費低減手段は該装置を擬似
サスペンド状態にすることによって電力消費を低減する
ようにしたものであり、上記ではそれのみを説明した
が、本実施の形態における疑似サスペンド手段は従来の
サスペンド機能を維持したままそれに付加して、選択的
に動作させるようにすることもできる。
【0030】
【発明の効果】本発明による携帯情報端末装置は、以上
説明したように構成し、特に、疑似サスペンド状態制御
手段を設け、アプリケーションプログラムの指示により
入力操作待ち状態になったときに、疑似サスペンド状態
制御手段の制御により制御部のみをサスペンド状態に
し、疑似サスペンド状態制御手段を入力待ち状態にする
ようにしたことにより、データの入力操作性を考慮しつ
つ電力の消費を抑えて長時間運用可能な携帯情報端末装
置を提供することができる。
【0031】更に、本発明による携帯情報端末装置は、
以上説明したように構成し、特に、擬似サスペンド実現
手段を設け、擬似サスペンド状態に入るときに疑似サス
ペンド状態制御手段を介して動作可能状態にされ、入力
操作待ち状態において、入力部タッチパネルからの入力
データがあるとそれを順次記憶して制御部の復帰を待
ち、制御部が完全に復帰するまで一時記憶するととも
に、制御部の動作クロックの再開によりその動作が完全
に復帰したことを疑似サスペンド状態制御手段が確認し
たときに、擬似サスペンド実現手段に記憶されていた入
力データを制御部に順次送出するようにしたことによ
り、不完全な動作状態におけるデータの入力から生ずる
ような違和感が現れないように入力データを操作するこ
とができ、電力の消費を抑えて長時間運用可能な携帯情
報端末装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における電力消費低減手
段を有する携帯情報端末装置の構成を示すブロック図
【図2】従来の電力消費低減手段を有する携帯情報端末
装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 CPU 2 チップセット 3 メモリー 4 制御部 5 動作クロック生成回路 6 電源生成回路 7 電池 8 擬似サスペンド状態制御手段 9 入力部タッチパネル 11 入出力部 12 擬似サスペンド実現手段 13 アプリケーションプログラム 24 制御部 25 動作クロック生成回路 a システムバス b システムバス c 制御部クロック d サスペンド状態表示信号 e 表示データバス f クロック制御信号 g 制御部電源 h 入力データバス i 表示部電源 j システムバス k 入力データ m 擬似サスペンド制御電源 n 入力部電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アプリケーションプログラムを実行して装
    置を制御するCPUを含み動作クロックにより動作して
    装置の動作を制御する制御部と、該動作クロックを生成
    する動作クロック生成回路と、入力データの入力を操作
    する入力操作部と、電池が接続され各種電圧を分配する
    電源生成回路とを具備する携帯情報端末装置であって、
    前記制御部から擬似サスペンド状態に入ることを示すサ
    スペンド状態表示信号を受けて前記動作クロック生成回
    路における動作クロックの発生を停止するよう制御する
    擬似サスペンド状態制御手段を含み、前記動作クロック
    の発生停止により制御部のみをサスペンド状態にするこ
    とを特徴とする携帯情報端末装置。
  2. 【請求項2】前記制御部のみがサスペンド状態にある擬
    似サスペンド状態において、前記擬似サスペンド状態制
    御手段の制御により前記入力操作部からの入力データを
    一時記憶する擬似サスペンド実現手段を含み、前記擬似
    サスペンド状態制御手段は通常状態においては前記入力
    操作部からの入力データを制御部に送り、擬似サスペン
    ド状態においては前記入力操作部からの入力データを前
    記擬似サスペンド実現手段に一時記憶し制御部が擬似サ
    スペンド状態から完全に復帰したときに該一時記憶した
    入力データを前記制御部に送出するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の携帯情報端末装置。
  3. 【請求項3】前記擬似サスペンド状態制御手段は入力操
    作/状態変化検出手段からなり、前記擬似サスペンド実
    現手段は一時記憶手段からなり、前記入力操作/状態変
    化検出手段は前記アプリケーションプログラムの指示が
    あったときに制御部の制御により前記動作クロック生成
    回路のクロック発生を停止して擬似サスペンド状態に
    し、該擬似サスペンド状態において前記入力操作部から
    の入力データがあったときにそれを前記一時記憶手段に
    一時記憶すると共に、前記動作クロック生成回路のクロ
    ック発生を再開して制御部の動作を復帰し、該制御部の
    完全復帰を受けて前記一時記憶手段に一時記憶した入力
    データを制御部に送出するようにしたことを特徴とする
    請求項2記載の携帯情報端末装置。
JP8207665A 1996-07-19 1996-07-19 携帯情報端末装置 Pending JPH1039964A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008158688A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Toshiba Tec Corp 商品登録処理装置

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JPH04211819A (ja) * 1990-03-23 1992-08-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理装置
JPH04245518A (ja) * 1991-01-31 1992-09-02 Nec Home Electron Ltd 情報処理装置

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